2019年2月24日日曜日

'19 カープ・キャンプリポート(19)~2/23、練習試合日本ハム戦・3番争い・安部復帰。


◇広島vs.日本ハム、練習試合スタメン 両チームの6番は長野と清宮 2/23(土) 11:28配信 ベースボールキング


◆先発投手はジョンソンと有原

 23日にコザしんきんスタジアムで13時開始予定の練習試合、広島-日本ハム戦のスタメンが発表された。

 広島は捕手登録の坂倉を「3番・左翼」で起用。長野は「6番・指名打者」に入った。日本ハムは清宮を「6番・左翼」で起用。二塁に谷内、遊撃に中島という布陣を組んだ。先発投手は広島・ジョンソン、日本ハム・有原。両チームのスタメンは以下の通り。
 
【広島】
1番(遊)田中広
2番(二)菊池涼
3番(左)坂倉
4番(右)鈴木
5番(一)西川
6番(指)長野
7番(三)メヒア
8番(中)野間
9番(捕)会沢
先発投手:ジョンソン

【日本ハム】
1番(中)西川
2番(右)大田
3番(指)王柏融
4番(三)近藤
5番(一)横尾
6番(左)清宮
7番(二)谷内
8番(捕)石川亮
9番(遊)中島
先発投手:有原


(F)1回表、カープの先発は、ジョンソン。
先頭①西川 レフト前ヒット
②大田 セカンドゴロ
③王柏融 セカンド内野安打
④近藤 セカンドゴロゲッツー、この回無失点。


(C)1回裏、日本ハムの先発は、有原。
先頭①田中 ファーストゴロエラー
②菊池 見逃し三振
③坂倉 ショートゴロ
④鈴木 レフトフライ、この回無得点。


(F)2回表
⑤横尾 セカンドゴロ
⑥清宮 見逃し三振
⑦谷内 三振、この回三者凡退、無失点。


(C)2回裏
⑤西川 セカンドゴロ
⑥長野 セカンドゴロ
⑦メヒア サードゴロ、この回三者凡退、無得点。


(F)3回表
先頭⑧石川亮 センターへツーベース
⑨中島卓 送りバント
①西川 三振
②大田 ファーストゴロ、この回無失点。


(C)3回裏
⑧野間 セカンドライナー
⑨會澤 セカンドゴロ
①田中 三振、この回三者凡退、無得点。


(F)4回表、投手ヘルウェグ(C)。ショート小園。
③王柏融 セカンドゴロ
④近藤 レフト前ヒット
⑤横尾 ピッチャーライナー
⑥清宮 四球
⑦谷内 ショートゴロ、小園ダイビングキャッチ、この回無失点。


(C)4回裏、投手バーベイト(F)。
先頭②菊池 ショートゴロエラー、代走曽根。
③坂倉の時、曽根盗塁
③坂倉 ライト前ヒット
④鈴木 センター前先制タイムリーヒット カープ先制、C1-0F。
⑤西川 レフトへ犠牲フライ C2-0F。
⑥長野 センターフライ
⑦メヒア レフトスタンドへ2ランホームラン C4-0F。
⑧野間 三振、この回4点。


(F)5回表、投手中崎(C)、④鈴木に代わりセンター下水流、センター野間がライト。
⑧石川亮 セカンドゴロ
⑨中島卓 レフト前ヒット
①西川 サードファウルフライ
②大田の時、中島卓盗塁
②大田の時、中崎ワイルドピッチ
②大田 ライトフライ、この回無失点。


(C)5回裏、ライト松本。
⑨會澤 三振
①小園 ショートゴロエラー
②曽根の時、小園盗塁失敗
②曽根 三振、この回無得点。


(F)6回表、投手ローレンス(C)。
先頭③王柏融 ライトへスリーベース
④近藤 レフトフライ
⑤横尾 レフトスタンドへ2ランホームラン、C4-2F。
⑥清宮 ライトへツーベース
⑦谷内 ファーストゴロ
⑧石川亮 ライト前タイムリーヒット、C4-3F。⑨中島卓に代打石井。
⑨石井 セカンドゴロ、この回3失点。


(C)6回裏、サード淺間、⑨中島卓の代打石井そのままショート。
③坂倉 ライトフライ
④下水流 レフトフライエラー
⑤西川 ライトへタイムリーツーベース C5-3F。⑥長野に代打バティスタ。
⑥バティスタ 四球
⑦メヒア サードゴロゲッツー、この回1点。


(F)7回表、④下水流に代わりライト正隨、ライト野間がセンター、⑦メヒアに代わりセカンド庄司、セカンド曽根がサード。①西川に代打杉谷。
先頭①杉谷 四球
②松本 センター前ヒット、③王柏融に代打鶴岡。
③鶴岡 ピッチャーゴロ
④淺間 セカンドゴロタイムリーエラー、C5-4F。
⑤横尾 レフト前同点タイムリーヒット、日本ハム同点、C5-5F。
⑥清宮 レフトへ勝ち越し犠牲フライ、日本ハム勝ち越し、C5-6F。
⑦谷内 ライトフライ、この回3失点。


(C)7回裏、投手ハンコック(F)。キャッチャー郡、①西川の代打杉谷そのままライト。
⑧野間 三振、⑨会沢に代打石原。
⑨石原 見逃し三振
①小園 三振、この回三者凡退、無得点。


(F)8回表
⑧郡 サードゴロ
⑨石井 レフトへスリーベース
①杉谷 ファーストゴロ、3塁ランナーホームイン、C5-7F。
②松本 センター前ヒット
③鶴岡 サードゴロ、この回1失点。


(C)8回裏、投手宮台(F)。セカンド平沼。
②曽根 ファーストゴロ
③坂倉 セカンドゴロ
④正随 レフト前ヒット
⑤西川 サードファウルフライ、この回無得点。


(F)9回表、投手一岡(C)。
先頭④淺間 ファースト内野安打
⑤横尾 レフト前ヒット
⑥清宮 レフト前タイムリーヒット、C5-8F。
⑦平沼 ショートゴロゲッツー
⑧郡 レフトへタイムリースリーベース、C5-9F。
⑨石井 ショートフライ、この回2失点。


(C)9回裏、投手玉井(F)。
⑥バティスタ 三振
⑦庄司 キャッチャーゴロ、⑧野間に代打堂林。
⑧堂林 センター前ヒット、⑨石原に代打松山。
⑨松山 サードファウルフライ、この回無得点、ゲームセット。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
F 0 0 0 0 0 3 3 1 2 9
C 0 0 0 4 0 1 0 0 0 5
【C】ジョンソン、ヘルウェグ、中崎、ローレンス、一岡
【F】有原、バーベイト、ハンコック、宮台、玉井
ホームラン メヒア②、横尾②

【広島】
      打 安 点 打率
① 6 田中  2 0 0 .000
  6 小園  2 0 0 .000
② 4 菊池  2 0 0 .400
走45曽根  2 0 0 .429
③ 7 坂倉  4 1 0 .400
④ 9 鈴木  2 1 1 .400
  8 下水流 1 0 0 .000
  9 正随  1 1 0 .600
⑤ 3 西川  3 1 2 .143
⑥ D 長野  2 0 0 .167
打 D バティスタ
      1 0 0 .000
⑦ 5 メヒア 3 1 2 .500
  4 庄司  1 0 0 .000
⑧898野間
      3 0 0 .375
打 堂林  1 1 0 .250
⑨ 2 会沢  3 0 0 .000
打 松山  1 0 0 .000
      34 6 5

    回 安 三 四 自 防御
ジョンソン
    3 3 3 0 0 0.00
ヘルウェグ
    1 1 0 1 0 0.00
中崎  1 1 0 0 0 0.00
ローレンス
    3 8 0 1 5 15.00
一岡  1 4 0 0 2 18.00

※打率・防御率は練習試合通算。


◇広島、新打線が機能 3番に抜てきの坂倉がつなぎ、4番鈴木が先制打 2/23(土) 14:28配信 デイリースポーツ

 「練習試合、広島-日本ハム」(23日、コザしんきんスタジアム)

 広島の新打線が機能。4点を先制した。

 0-0の四回に2番手バーベイトを攻略。先頭・菊池涼が安打で出塁すると、代走・曽根が二盗。今季初の3番に入った坂倉が右前打で好機を広げ、4番鈴木が中前先制打を放った。

 さらに5番西川が左犠飛を打ち上げると、2死から鈴木が二盗を決め、7番メヒアが中堅左へ弾丸ライナーで2ランを突き刺した。


☆坂倉くんがつなぎ、誠也くんが返した形もいいんですが、西川くん、メヒアと畳み掛けたのが、4点につながりました。


◇広島坂倉「ポスト丸」名乗り3番左翼で攻守に存在感 2/23(土) 21:02配信 日刊スポーツ

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

 「ポスト丸」に名乗り! 広島坂倉将吾捕手(20)が23日、日本ハムとの練習試合で鈴木の先制打につながる右前打を放った。新打線で3番は空席状態。首脳陣が若き左打者たちで競わせる意向を示す中、サバイバル初戦で結果を残した。開幕まで続く3番争いに、坂倉がまずはアピールだ。

  ◇  ◇  ◇

 初の大役で、坂倉はやるべきことを遂行した。4回無死二塁、ネクストサークルには主砲鈴木。「引っ張れる球を待っていた」との狙い、内角球を思い切り引っ張った。打球は一、二塁間を破り、一、三塁とチャンス拡大。4番の先制打につなげた。

 「与えられたところでアピールするしかない。自分の中ではいい感じで打席に入れているし、強く振れている。とにかくアピールするしかない」

 必死だった。一昨年に高卒新人野手で1軍出場も、飛躍が期待された昨年はケガもあり、つまずいた。オフにソフトバンク内川に弟子入りするなど持ち前の打力に磨きをかけた。そして今キャンプでは、東出コーチから西川、野間、安部とともに3番候補に挙げられる。

 バットだけではない。本職ではない左翼の守備では4回、近藤の左翼線への打球に一直線で追い付き、強肩生かした二塁送球で打者走者を一塁に止めた。9回は左中間へのライナーをはじいたが、広瀬外野守備走塁コーチは「捕れる打球だけど、秋までの坂倉だったら届いていないかもしれない。まだ求められるものはあるけど、ある程度(外野手として)形になってきた」と目を細めた。

 東出打撃コーチは今後も坂倉を3番でのテストを示唆している。チャンス拡大にも、坂倉は表情を引き締める。「試合に出たい。今はそれしかないので、アピールできたらいい。ただ、捕手としても出たい」。捕手としてのプライドをのぞかせながらも、バットで3番争いに名を刻んだ。【前原淳】


☆結局ヒットは1本でしたが、いやいや、今後に期待を抱かせる一打でした。


◇広島「3番争い」スタート!坂倉も候補 東出コーチ「打つ雰囲気がある」 2/23(土) 8:32配信 スポニチアネックス

 大金をつかむのは誰だ――。沖縄で2次キャンプ中の広島は、23日の日本ハムとの練習試合(コザしんきん)から3番争いをスタートさせる。東出打撃コーチが22日、「明日から試す。緒方監督にも了解を得ている」と明言した。

 2年連続MVPで不動の3番だった丸が巨人へFA移籍したことで空いたポスト。同コーチは後任の候補について「伸びしろや育って欲しいという願望を含めて期待の持てる選手。理想は左投手を苦にしない左打者」と話し、野間、安部、西川に坂倉を挙げた。

 野間と安部、西川には相応の実績がある。野間は昨季打率・286、安部も一昨年に同・310をマーク。ともに規定打席をクリアした。西川は規定に未到達ながら昨季は出場107試合で同・309。出場機会を増やそうと、外野の定位置争いにも参戦中だ。

 その点、坂倉は実績に乏しいが、同コーチは「誠也と坂倉が打席に立つと、打つ雰囲気がある。以前は直球に遅れたけど、解消された。変化球に強いし、左腕も苦にしない」と強調。捕手だけでなく挑戦中の野手としても期待感を示した。

 緒方監督が「3番も見てみたい」と話す田中広も候補に加わりそう。リーグ4連覇を目指す今季のカギを握る3番争いの行方。東出コーチは「誰が大金をつかむのか。誰も名乗りを上げなければ、開幕後も試し続けることになる」と話した。(江尾 卓也)


☆今日は5番に座った西川くんも、犠牲フライにタイムリーツーベースと、結果を残しました。また、安部もインフルから復帰。


◇広島安部、練習に復帰「問題ないです」インフルエンザ発症から回復 2/23(土) 11:58配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(23日、沖縄)

 安部友裕内野手が練習に復帰した。18日にインフルエンザA型と診断され、チーム宿舎で静養していた。

 室内練習場でマシン打撃などで汗を流した安部は「思ったよりできたので問題ないです」と回復をアピールし、残りのキャンプへ向けて、「とにかくアピールしたい。それだけです」と力を込めた。


☆存在感としては、安部と坂倉くん。実績、技術から行くと、安部か、西川くんか。西川くんには、勝負強さもあります。


☆いやいやでもやっぱりK.O的には、坂倉くんなんですよね~。


☆誠也くんは、盗塁もマーク。


◇広島鈴木誠也「動けていた」初盗塁で全快アピール 2/23(土) 20:34配信 日刊スポーツ

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

 広島の鈴木誠也外野手が日本ハムとの練習試合で盗塁を決めた。先制打を放った直後の4回無死一、三塁。続く西川の初球に二盗を成功させた。

 昨年11月に右足首のボルトを抜く抜釘手術を受けた影響で1次キャンプから一部別メニューを続けてきたが、対外試合3試合目で“今年初盗塁”。「自分でもびっくりするくらい動けていたので」と全快に近いことをアピールした。


☆今年の誠也くんは心身ともに充実してるんじゃないでしょうか。


☆で、メヒアも好調を維持。


◇広島メヒア弾「いいアピールに」安部、堂林と三塁争い 2/23(土) 20:58配信 日刊スポーツ

<練習試合:広島-日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

 「7番三塁」で先発出場の広島メヒア内野手が左中間に豪快弾をたたき込み、三塁争いに参戦だ。

 三塁守備に不安を残し、昨季1軍での守備は一塁のみだった。久しぶりの三塁での先発で、対外試合2本目の本塁打。三塁最有力の安部はインフルエンザから復帰したばかりで、堂林は実戦で結果を残せていない。

 「いいアピールになった。三塁で勝負したい」。ライバルが出遅れる中、好印象を残した。


☆堂林くんも今日は代打でヒットを打ちましたけどね。


☆メヒアはこれで、練習試合は10打数5安打、打率.500、2本塁打、3打点。バティスタが微妙な中、結果を出し続けています。バティスタも巻き返して、高いレベルで競争してほしいですね。


☆小園くんは、守備でまた魅せました。


◇広島・小園がまた美技披露も、打撃は… 2/23(土) 22:06配信 サンケイスポーツ

 広島のD1位・小園海斗内野手(報徳学園高)が21日の阪神戦(宜野座)に続き、23日も美技を披露した。日本ハムとの練習試合で田中広に代わって遊撃に入ると、0-0の四回2死一、二塁で中前へ抜けそうな打球に飛びつき、二塁封殺。課題の打撃では五回に遊失、七回は空振り三振の2打数無安打に終わり「(守備については)良かったですが、この流れを次はバッティングに持っていけるようにしたい」と話した。


☆小園くんのバッティングに関しては後程触れるとして、今日は正随くんがまたもヒット、これで練習試合は5打数3安打、打率.600。


☆一方で、ライバルの下水流が、ちょっと心配なケガ。


◇【広島】下水流が左太もも裏痛め負傷交代「ハムストリング筋筋膜炎」 2/23(土) 18:21配信 スポーツ報知

 広島・下水流昂外野手(30)が23日の練習試合、日本ハム戦(コザしんきん)で左太もも裏を痛め、負傷交代した。6回1死から敵失で出塁し、二塁へ。続く西川の二塁打で一気にホームに生還した際に痛めた模様だ。

 沖縄市内の病院に向かい、「左ハムストリング筋筋膜炎」と診断された。24日以降は患部の様子を見て判断する。


☆様子を見て、ということは、そんなに大きなケガではないようです。


筋膜炎

 過度な運動などにより、足底やふくらはぎ、腰などの筋肉を包む膜が疲労することで起こる疾患。アスリートに多く見られ、炎症による筋肉のこわばりや痛みを伴う。安静にすることで自然治癒する場合が多いが、悪化すると筋断裂や筋膜断裂などを発症することもある。(コトバンク)


☆いやいや、この時期はとにかく、ケガにだけはほんとに気をつけてほしいところ。状態がいいだけに、しっかり治して、また結果を残してほしいですね。


☆投手陣では、先発ジョンソンが3回を無失点。


◇広島 ジョンソン上々3回無失点 最速141キロ 2/23(土) 13:54配信 スポニチアネックス

 ◇練習試合 広島―日本ハム(2019年2月23日 コザしんきん)

 先発した広島のクリス・ジョンソン投手(34)は、3回を被安打3で無失点。今春、初の対外試合登板で上々の結果を残した。

 初回、単打2本で1死一、二塁のピンチを背負うも、フルカウントから4番・近藤を二併殺。3回には、先頭の石川に中越え二塁打を許しながら後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。

 シーズン中は150キロ台に乗ることもある直球も、この日の最速は141キロ。ここから、一気に調整のペースを上げていく。


☆本人も、自画自賛。


◇【広島】ジョンソンが3回無失点「いい内容だった」 2/23(土) 15:27配信 スポーツ報知

◆練習試合 広島―日本ハム(23日・コザしんきんスタジアム)

 広島のクリス・ジョンソン投手(34)が先発マウンドに上がり、3回無失点の好投を見せた。「非常に良かった。ゴロの打球も多かったし、いい内容だったと思う」と手応えを口にした。

 球場の球速表示のMAXは141キロにとどまったものの、コーナーを突く制球力は健在。3回1死三塁のピンチも西川を空振り三振、大田を一ゴロに仕留めた。

 昨季は24試合に登板して11勝5敗、防御率3・55の成績を残し、来日4年で3度目の2ケタ勝利を挙げた。今季が3年契約の3年目だが、すでに球団はキャンプイン前に来季の契約を結ぶほど、高い評価を得ている。

 「この登板を一つのステップにして、これから肩のスタミナをつけ、イニングを増やしていきたい」と意気込んでいた。


☆まあこの人も、コンディションさえ気をつけてくれれば、今年もやってくれるでしょう。


☆一方対照的だったのが、ローレンス。


◇【広島】ローレンスが3回7失点の大乱調も前向き「春季キャンプの一つの段階ととらえている」 2/23(土) 18:19配信 スポーツ報知

◆練習試合 広島―日本ハム(23日・コザしんきんスタジアム)

 広島の新助っ人、ケーシー・ローレンス投手(31)=マリナーズ=が6回から4番手でマウンドに上がり、3回を8安打7失点と大炎上した。

 6回に先頭・王に右中間三塁打を浴びると、1死から横尾に2ランを被弾。7、8回も失点を重ね「あまりキレがなかった。ただ春季キャンプの一つの段階ととらえているし、修正したい」と巻き返しを誓った。

 本人は前向きだが、16日の紅白戦(コザ)でも2回3安打1失点と打ち込まれる場面が目立った。先発ローテとして期待されているが、オープン戦で状態を上げるしかない。


☆7失点もアレなんですが、3イニング連続で失点したということは、修正が利かなかった、ということ。まだ調整途中だとは思うんですけどね。


☆レグナルトが結果を出しているだけに、頑張らなきゃいけませんね。


☆中崎くんは、1回を無失点。


◇広島・中崎、対外試合初登板で1回無失点「最初にしてはしっかり投げられた」 2/23(土) 20:04配信 デイリースポーツ

 「練習試合、広島5-9日本ハム」(23日、コザしんきんスタジアム)

 広島・中崎翔太投手が対外試合に初登板した。1回1安打無失点の結果に「ゼロに抑えられたのは良かった。最初にしてはしっかり投げられたと思う」と納得顔を浮かべた。

 完全マスターを目指すフォークも3球投げ、「バッターの反応を見てもまだまだ。精度を上げていきたい」と守護神は力を込めた。


☆血行障害のことがありますから、春先は無理をしないようにしなきゃいけませんが、開幕までには仕上げなきゃいけませんね。緒方監督も「抑えは中崎」と言ってましたが、K.Oもそう思います。


☆さて、日本ハム戦、ということで。


◇カープ長野、巨人時代の元同僚大田と再会 2/23(土) 13:08配信 デイリースポーツ

 「練習試合、広島-日本ハム」(23日、コザしんきんスタジアム)

 広島・長野久義外野手が巨人時代のチームメートである日本ハム・大田泰示外野手と再会した。

 2人は10年から16年まで一緒にプレー。長野の走塁練習中に大田が駆け寄った。


☆大田もすっかりレギュラーに定着、惜しくも規定には届きませんでしたが、14本塁打、59打点。ま、言わば「ポスト長野」だったんですよね。今年29歳、まだまだこの人も伸びると思いますよ。




☆さて、キャンプの話題、まずは、薮田くん。


◇広島・薮田、2軍へ強制送還 佐々岡コーチ「今のボールでは厳しい」 2/23(土) 9:00配信 デイリースポーツ

 広島・薮田和樹投手(26)が2軍の日南キャンプへ強制送還されることが22日、明らかになった。21日に行われた阪神との練習試合(宜野座)では、1回2安打2四球1失点。制球に苦しみ、直球も本来のキレを欠いていた。佐々岡投手コーチは「宮崎へ帰します。今のボールでは厳しい。調子、結果というところでもう一回やってもらわないと」と説明。キャンプ打ち上げが近づく中、非情の通告となった。

 厳しい現実を突きつけられた。開幕ローテ入りを目指し、1軍キャンプに帯同。最高勝率に輝いた17年のスタイルを取り戻そうと、懸命に汗を流していた。しかし、佐々岡コーチは「対バッターになると、腕が振れない。本来の姿まで、焦らず、じっくりやってほしいということ」と渋い表情で話した。

 対外試合初登板から一夜明け、薮田は早速ブルペンへ。佐々岡コーチの助言を受けて、セットポジションの修正に取り組んだ。球数は130球。激しい雨音が響く中、右腕を振り続け、一定の手応えをつかんだが…。

 今後は23日の午前中まで1軍キャンプ地・コザで体を動かし、日南へ向かう。ローテの軸と期待された昨季はまさかの2勝。完全復活を期していた右腕に、再び試練が訪れた。


☆試合になると腕が振れない、という見方は、共通しているようです。


◇北別府さん 復活期す後輩・薮田にエール「必ずや17年度の時のような投球ができる」 2/23(土) 22:21配信 スポニチアネックス

 広島ひと筋で通算213勝をマークしたプロ野球解説者の北別府学さん(61)が23日、自身のブログを更新。21日に行われた阪神との練習試合で押し出し四球を与えるなど乱れた広島・薮田和樹投手(26)にエールを送った。

 2014年ドラフト2位で入団した薮田は、プロ3年目の17年に自己最多の15勝を挙げてセ・リーグ最高勝率投手のタイトルも獲得し、チームのリーグ連覇に大きく貢献。だが、昨季は2勝にとどまり、今季は再起を懸けてキャンプに臨んでいた。

 この日、「薮田が二軍落ち」と残念な事実を報告した北別府さんは、キャンプ中の薮田を「誰よりも良い仕上がりになりつつある」と評価していたことを明かしながら「四球が絡みランナー出ると腕の振りが小さくなり失点に繋がる」と悪循環に陥りがちな現況を指摘。

 「キャンプであれほど頑張ってきた薮田投手。練習試合で自信をなくすような投手ではない事を肝に銘じ下で調整のつもりで頑張って欲しい」と2軍で調整に入る薮田にエールを送り「必ずや17年度の時のような投球ができる筈!!」と言葉に力を込めた。


☆これはどうやらやはり、メンタルの問題のようですね。


◇広島・薮田、2軍に降格「下でしっかりできることをするだけ」 2/23(土) 12:52配信 サンケイスポーツ

 広島・薮田和樹投手(26)が23日、沖縄市で行われている1軍キャンプを離れて2軍のキャンプ地、宮崎・日南市の天福球場に移動することが決定した。

 この日は沖縄市のコザしんきんスタジアムの室内での投手の全体練習に参加した薮田は本来の球威を取り戻すために、本日中に宮崎に移動することを認めた上で「やることは変わらない。下でしっかりできることをするだけです」と意欲を口にした。

 薮田は2017年に15勝を挙げて勝率第1位のタイトルに輝いたが、昨季は2勝1敗、防御率5・74。復活を誓って臨んだ今季だったが、21日の阪神との練習試合(宜野座)で押し出し四球で失点するなど1回2安打2四球1失点でアピールに失敗。2軍でフォームの見直して本来の150キロを超えるストレートを取り戻す。


☆あるいは肩など体のどこかに問題があるのかも知れませんが、何でしょねぇ、現状を受け入れることからまずは始めてみてはどうでしょうか。一昨年15勝して、昨年制球難に陥って、その状態を受け入れられず、四球に過敏に反応してしまうんじゃないでしょうか。


☆四球はオーケー、その前にまず、ストレートを取り戻すこと。時間がかかってもいいから、薮田くんらしさを取り戻してほしいですね。


☆で、先発争いなんですが。


◇広島「先発10人構想」は前途多難 畝投手コーチからも疑問の声 2/23(土) 12:01配信 日刊ゲンダイDIGITAL

 4度目の正直に向けて本腰を入れている。

 リーグ3連覇を果たすも、いずれも日本一を逃してきた広島。昨季も投手力の脆弱さが見え隠れし、535与四球はリーグワーストだった。

 投手のアラを打力でカバーしてきたが、昨オフには丸が巨人へFA移籍。リーグトップだった出塁率(.468)、四球(130)のほか、打率.306、39本塁打、97打点をマークした中心選手を失い、得点力ダウンが懸念される。

 緒方監督は「先発10人構想」を掲げ、投手陣再建に躍起で、今季一軍に昇格した佐々岡投手コーチも「一岡と中崎以外は先発の可能性がある」と公言。大瀬良、野村、ジョンソンの3本柱に岡田、九里が続き、残りの1枚を薮田、床田、新外国人のローレンスで争わせる構えだ。緒方監督はこれでも飽き足らず、昨季、中継ぎとして53試合に登板したアドゥワ誠(20)まで先発候補に入れているのだ。しかし、畝投手コーチは厳しい現実を突きつける。

「(アドゥワは)高校時代は先発でも去年はずっと中継ぎやったけえ、相当な努力が必要。秋の時点で本人に言い渡して肩もつくってきとるけど、今のままじゃあ球種が少ないので苦しい。カーブとチェンジアップしかないから。スライダー系の速い曲がり球があれば何とかなるかもしれんけど(130キロ台の縦スラは習得済み)。中継ぎから先発への転向で一番しんどいのは、休みながら投げるという部分。中継ぎからすれば“(イニング)またぎ”と一緒。中継ぎの状態のまま先発でやろうというのは甘い考えやと思う」

 アドゥワ本人にその覚悟があるかということだ。さる21日に阪神との練習試合で先発した九里、岡田、薮田の先発候補が四球で軒並み自滅した。開幕まであと1カ月。緒方監督の壮大な構想は計画倒れに終わるのか。


☆いやいや、ゲンダイさんらしい記事ですな(笑)。佐々岡コーチと畝コーチの確執か!? 的なことを煽ろうという意図満々の記事ですが(笑)、佐々岡コーチの意図としては、横一線、というところから先発ローテを決めることで、先発になった人も中継ぎに回った人も、納得してそれぞれの役割を果たせるのでは、ということだと思います。みんなやはり、本当は先発がやりたいんですから。その上で、新たに先発候補が出てくれば、これはしめたもの。また「先発10人構想」も同じニュアンスで、単に競争を促してるんだと思いますよ。「アドゥワまで」なんて言ってますが、そもそもアドゥワくんは中継ぎ専門でも何でもない。中継ぎで結果を出し続けたから最後まで1軍の中継ぎで使われた、というだけのこと。


☆まずは、先発を6枚揃えること。開幕直前までは競争で、生き残った6人がローテに回る。さらに残ったピッチャーで、1軍の中継ぎを争う。それでいいと思います。もちろん、例えば薮田くんにも、まだまだチャンスはある。


☆ま、何せね、今年は丸の抜けた打線より、投手陣ですよ、投手陣。


☆この人は、ローテ云々ではなく、狙うは開幕投手。


◇【広島】大瀬良がオープン戦開幕投手「いいパフォーマンスを出せるように」 2/23(土) 18:11配信 スポーツ報知

 広島・大瀬良大地投手(27)がチームのオープン戦初戦となる24日のDeNA戦(宜野湾)に向け、静かに闘志を燃やした。23日は沖縄・コザでキャッチボール、ランニング、バント練習などで汗を流した。「セットを大きく変えたりしている部分がある。ここまで順調に来ているし、良いものを出せるように見極めながらやっていきたい」と意気込んだ。

 シーズンでも開幕投手の最有力候補。今季初となる実戦でいいスタートを切りたいところだ。「宜野湾は行くのも初めて。シーズン中も地方球場で投げることはあるし、いいパフォーマンスを出せるようにやっていけたらいい」と力を込めた。


☆競争の上、みんなが納得した形で開幕投手は決めてほしいですね。


☆さて、その投手陣を見守ってきた、安仁屋臨時コーチ。


◇安仁屋臨時コーチ 74歳守護神のカツ/カープ観測 2/23(土) 19:52配信 日刊スポーツ

<カープ観測>

 日刊スポーツはキャンプ期間中「カープ観測」と題し、広島のさまざまなデータを計測し、その強さを探っていきます。

   ◇   ◇   ◇

 メイン球場の右翼につくられたアップ前の円陣。「カープ日本一~、ファイト~!」と活を入れたのは、球団OBの安仁屋宗八臨時投手コーチ(74)だった。5日に宮崎・日南キャンプに合流し、投手陣を指導。最終日のこの日もブルペンで九里の投球を打席に入りながら見守った。「投手陣は去年より仕上がりが早い。若い選手が出てきてほしいと思ったが、床田もいい形になってきた。矢崎にもがんばってもらわないと」と手応えを口にした。

 安仁屋臨時コーチが同職に就くのは4年連続。過去3年はリーグ優勝しており、沖縄の守り神シーサーもびっくりの守護神ぶりだ。今年もリーグ優勝は間違いなし!


☆安仁屋さん、矢崎くん推し。


◇広島・安仁屋臨時投手コーチが矢崎を絶賛「今年はやりそう」岡田も評価 2/23(土) 19:57配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(23日、沖縄)

 安仁屋臨時投手コーチが一足早くキャンプを打ち上げた。4年連続4度目の大仕事を終えて、「今年が一番順調に来ているんじゃないかな」とスマイル。キャンプで目立った選手には岡田と矢崎の名前を挙げ「矢崎は良かった。今年はやりそうな気がする」と大きな期待をかけた。

 安仁屋氏が同職を務めた過去3年はすべてリーグ優勝している。


☆岡田くんは、緒方監督も「期待してる」と言ってましたね。まあポテンシャルはありますから。後は結果にどう結びつけるか。


☆で、矢崎くんも、腐ってもドラ1、ですからね(いや別に腐ってませんけど(笑))。今年は中継ぎで、淡々と投げてほしいなぁ。


☆もう1つ、投手陣の話題は、平岡くん。


◇広島・平岡敬人 伸びある低めのストレート/2年目の覚醒 2/23(土) 16:03配信 週刊ベースボールONLINE

 昨季はルーキーの一軍出場はゼロだった広島だが、今春のキャンプでは、昨年ドラフト2位の山口翔とともに一軍スタートを勝ち取り、途中から遠藤淳志も加わって激しいサバイバル戦を繰り広げた。

 3人とも紅白戦スタートの11日にはさっそく登板し、火花を散らしたが、3人の中でただ一人、2イニングの機会を与えられたのが平岡だ。カウントを悪くした後、甘くなったボールを鈴木誠也に左越えに運ばれ、一軍レベルのスキのなさを勉強させられる場面もあったが、それを除けば、低めのストレートには伸びがあり、いいピッチングを見せた。そのボールでメヒアから三振を奪う場面も。

 これからはストレートの威力を維持しつつ、制球ミスをどれだけ少なくしていけるかが課題か。惜しくも一軍の第2次沖縄キャンプのメンバーには選ばれなかったが、一軍が遠いものではないことは確かだ。

 山口、遠藤の両投手も、バランスよく投げられたときのストレートには見るべきものがあり、山口は第2次キャンプでも一軍入り。3人の中からだれがシーズンで一軍に抜け出してくるか、楽しみなところだ。


☆矢崎くんには淡々と投げてほしいんですが、この平岡くんは逆に、淡々としすぎなんですよね。もっとバッターを攻めることを考えて、バッターと勝負すれば、いいピッチャーになると思います。必ず出てくるピッチャーだと思いますよ。




☆お次は野手の話、まずは、長野。


◇広島・長野、内海との“元巨人対決”へ静かな闘志 3・2西武戦はDHで先発へ 2/23(土) 8:16配信 スポニチアネックス

 広島・長野久義外野手(34)が22日、3月2日の西武とのオープン戦(佐賀)で先発する巨人時代の同僚・内海哲也投手(36)との対戦を心待ちにした。沖縄2次キャンプ中の実戦守備は見送られる見込み。地元凱旋となる一戦は、DHでの出場が有力だ。

 昨季まで巨人の看板選手だった2人の対決が、早くも佐賀で実現しそうだ。3月2日のオープン戦。西武の先発は炭谷のFA移籍に伴う人的補償で巨人から加入した内海に決まった。同じく巨人からの人的補償で広島に移籍した長野は元同僚の先発決定を伝え聞くと、「出られれば頑張ります」と一言に決意を込めた。

 長野は佐賀出身とあって、開催地となる地元ファンの関心も高まる一戦。高ヘッドコーチは「体が順調なら連れて行くでしょう」と凱旋出場を示唆した。

 2人の絆は今も変わらない。日南1次キャンプが休日だった8日には距離が近い西武の南郷キャンプをサプライズ訪問。ブルペンで内海の熱のこもった103球の投球練習を見届け、「打てそうだなと思いました」と冗談で笑って、健闘を誓い合った。

 昨年12月には長野の広島移籍よりも前に内海の移籍が決定。「寂しいの一言です。交流戦、日本シリーズでやる機会があれば、こてんぱんに打ちたい」と長野らしい表現で対戦を待ち望んでいた。その気持ちは、巨人を離れても変わらないに違いない。オープン戦といえども、長野にとっては特別な試合となりそうだ。

 18日の韓国・KIAとの練習試合、雨天中止となった19日のロッテ戦はいずれも「3番・DH」だった。実戦守備は肩の仕上がりを待ってからの予定で、外野の守備練習でも本格的な送球は見合わせたままだ。

 広瀬外野守備走塁コーチは「慌てさせないように、こちら側が抑えている。まだまだこれから」と説明し、春季キャンプ中の実戦守備の解禁は見送られる公算が大きい。西武戦に出場する場合はDHでの先発出場が有力で、内海との対戦が実現する可能性は高い。(河合 洋介)


☆開幕に間に合えばいい、という感じなんでしょうね。


◇広島・長野、故郷に“凱旋” 高ヘッド「出さないと駄目よね」 2/23(土) 7:00配信 サンケイスポーツ

 広島春季キャンプ(22日、沖縄・コザ)長野が3月2日の西武とのオープン戦出場に意欲を示した。「出たら頑張ります」。出身地・佐賀での試合に加え、巨人時代の同僚、内海との対戦が予想され、盛り上がること間違いなし。高ヘッドコーチも「地元でやからね。(内海が投げるのなら)出さないと駄目だよね。体調が良ければ出ると思います」と後押しを約束した。


☆元々春先は苦手な人ですから、あまり期待はしていませんが、ま、盛り上げて下さい(笑)。


☆お次は小園くん、バッティングに関して。


◇広島・ドラ1小園の長所は非凡なミート力 デイリースポーツ評論家・池山氏が徹底分析 2/23(土) 9:00配信 デイリースポーツ

(写真)
小園の打撃フォーム連続写真

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園=の評価が、日を追うごとに高まっている。このスーパールーキーを、デイリースポーツ評論家・池山隆寛氏が徹底分析。ヤクルトで現役通算304本塁打、指導者としてもヤクルト、楽天で多くの打者を育てた同氏が、小園の長所、短所を鋭く指摘した。

  ◇    ◇

 楽しみな新人が入ってきましたね。評価の高さも届いてきています。

 早速、写真を見ながら解説しますが、いきなり弱点から入ります。写真(1)~(3)のあたり、動画でなければ分かりづらいのですが、小園はグリップの上げ下げ、つまり手を使ってタイミングを取ろうとしています。

 例えば阪神・福留もこの傾向がありますが、彼は別格。バッティングで一番大切なのはタイミングであり、通常であれば、手を使う方法は、特に速球が来た際に合いづらくなります。どうしても遅れ気味となるので、間に合わせようとして動作全体が小さくなるんです。

 理想はマリナーズ・イチローのように上半身はゆったり構え、足でタイミングを取ること。

 その結果、写真(4)で上半身がトップにまだ到達しておらず、(5)になって到達、ここから振りに入っていきます。足が下りようとしているのに、まだ手の位置がトップにない状態です。

 そうなると、150キロの速球には間に合わない、したがってバッティングを小さくせざるを得ない、始動が必要以上に早まる、などのリスクが出てくるんです。

 ただし、今、タイミングをいじることはしない方がいいですね。今は強打者となったヤクルト・山田哲も入団から2年くらいはプロのボールにまるで手が出なかった。プロの壁に当たってから、それを乗り越える作業に入っても遅くないと思います。

 何しろ、非凡なものを持っている。“ツボ”は内角低めかな。リストの柔らかさを生かして、右方向に強い打球を打てる。写真(6)、(7)でほとんど頭が動いていないところも素晴らしい。これはミート力の高さを感じさせます。

 写真の捕手の動きを見ると、逆球が小園の得意な内角に来たようですが、その“ツボ”に来たときにも力むことなく、柔らかくバットを出せています=写真(8)。もともと引っ張れるバッター。じっくり経験を重ねて、速球への対処を身につけることができれば相当な強打者に育つんじゃないでしょうか。


☆一方、篠塚さんは、こんな見方。


◇広島小園は攻守に下半身主導の意識必要/篠塚和典 2/23(土) 21:21配信 日刊スポーツ

 日刊スポーツ評論家の篠塚和典氏(61)が23日、広島ドラフト1位小園海斗内野手(18=報徳学園)の動きをチェックした。阪神との練習試合、試合前の練習を視察。焦らずに体をつくることを提言した。

   ◇   ◇   ◇

 小園の打撃を見て思ったのは、打ち始めの形がいいということ。バッティングは、投手に向かっていく時にどういう形になっているかが大事。中日根尾もそうだがバットを振り出すまで余分な動きがなく、自然な形でトップができて、投手に向かっていけている。

 ただ現時点では、攻守両面で下半身がうまく使えていない部分がある。今日は素晴らしいダイビングキャッチもあったが、スローイングでは上半身に頼った投げ方をしている。守備でも捕ったらまず下半身でいくという意識を持って欲しい。守りは右から左、逆に打撃では左から右に体重移動しながらスイングする。方向は逆だが、下が移動して上がついてくるという理論は同じ。守りで下を意識すれば打撃にも良い影響を与えるはずだ。

 フリー打撃の打球音も「ボコッ」という鈍い音で、鋭い「カンッ」という音が出ない。これはスイングがまだ弱いから。今日の試合で広島の3番に入った坂倉は小園と同じ高卒で、3年目の選手。スイングのキレ、スピードがあり、巨人から移籍した長野が絶賛していたのもうなずけるバッティングだった。小園も焦らず体をつくれば、数年後にはああいう振りができる。

 とはいえプロ入り後初めてのキャンプ、実戦の中で楽しそうにやれているのはたいしたもの。広島はそんなに焦って新人を使うほど台所事情は苦しくないはず。3年くらいビシッと鍛えれば素晴らしい選手になる。(日刊スポーツ評論家)


☆坂倉くんはK.Oも何回か言ってますが、その素質はもちろん、プロに入ってから、ほんとによく伸びたんだと思います。


☆下半身、という点では共通してますが、池山さんはタイミングの取り方、篠塚さんは、振りの強さ、という指摘。また、バットを振るまでを篠塚さんはムダな動きがないと評価する一方、池山さんは手の動きに問題ありと指摘。う~ん。ま、バッティングに正解なし、ということですな(笑)。その人の体の動き、感覚に合ったものを探すことが大事なんだと思います。




☆さておしまいは、激励、2つ。


◇【広島】福山市政財界が激励 カープ柄のご当地ナンバーもPR「ぜひ福山に移住して頂けたら」 2/22(金) 17:03配信 スポーツ報知

 広島・福山市政財界の関係者が22日、カープの沖縄キャンプを訪問し、激励品の差し入れを行った。緒方監督に目録を渡した枝広直幹福山市長(63)は「チームも年々強くなっているし、今年は人数を増やして激励に来ました。力強いカープを見せてもらって、4連覇を目指して頂きたい」と3連覇中の王者にさらなる期待を寄せた。

 枝広市長は贈呈式の中で、大人気となっているカープ柄のご当地ナンバープレートを紹介。現在、交付されている41地域の中で、NO1の7000枚が発行されたという。熊本県のくまモンのデザインをしのぐ枚数が出ている。「昨年10月から始めたのですが、このナンバーをつけて、みんなでカープを応援しようという雰囲気になっている」と説明した。

 福山ナンバーをつけるには、福山市、尾道市、三原市などの近隣に在住することが条件。1万円前後の交付手数料、寄付金を支払えば、手に入れることが可能となる。現在は広島だけでなく、全国のカープファンからナンバープレートの交付を要望する声が出ているという。枝広市長は「そういった方はぜひ福山に移住していただけたらありがたいですね」と冗談交じりに、活性化を願っていた。


☆まあ最近は、カープにまつわるいろんなものが出ている訳ですが、ナンバープレートですか。ま、応援の機運が盛り上がるなら、いっか(笑)。


☆もう1つは、差し入れ。


◇広島会沢 米30キロ、ひろしま牛20キロなどに満面の笑顔 2/23(土) 12:10配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(23日、沖縄)

 会沢翼捕手が「JAグループ広島」の贈呈式に出席した。

 カープ応援米30キロ、ネーブル・りんご、ひろしま牛20キロを贈られ、「たくさんいただいたので、しっかり食べて頑張っていきたい」と、満面の笑顔で受け取った。


☆いやいや、ありがたいことで。若手なんかは特に栄養のあるものをしっかり食べて、体を作ってほしいところ。大事ですからね、食べることと、寝ること。K.O、食べるのも寝るのも、大好きですわ(笑)。


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source : K.Oのカープ・ブログ。