2019年2月26日火曜日

'19 カープ・キャンプリポート(20)~2/25、練習試合楽天戦・小園1軍延長・ケガの教訓。


◇楽天・福井が古巣相手に先発、広島3番は坂倉 練習試合のスタメン 2/25(月) 11:52配信 ベースボールキング


◆広島は左翼・坂倉、中堅・西川の布陣

 25日にコザしんきんスタジアムで13時開始予定の練習試合、広島-楽天戦のスタメンが発表された。

 楽天の先発投手は、昨年11月にトレードで広島から移籍した福井。古巣を相手にどんな投球を披露するか楽しみだ。広島の先発投手は開幕ローテ入りを目指す野村。「3番・左翼」にはこの日も捕手登録の坂倉が入り、「7番・中堅」で西川が起用された。両チームのスタメンは以下の通り。

【広島】
1番(遊)田中広
2番(二)菊池涼
3番(左)坂倉
4番(右)鈴木
5番(一)松山
6番(指)メヒア
7番(中)西川
8番(三)堂林
9番(捕)石原
先発投手:野村

【楽天】
1番(中)田中
2番(左)辰己
3番(右)オコエ
4番(二)浅村
5番(指)ブラッシュ
6番(三)ウィーラー
7番(一)内田
8番(捕)太田
9番(遊)山崎
先発投手:福井


(E)1回表、カープの先発は、野村。
①田中 三振
②辰己 セカンドゴロエラー
③オコエ サードゴロゲッツー、この回無失点。


(C)1回裏、楽天の先発は、福井。
①田中 三振
②菊池 初球をレフト前ヒット
③坂倉 四球
④鈴木 サードゴロ、サードホースアウト、サードウィーラー1塁悪送球で1塁はセーフ
⑤松山 初球をセンターフライ、この回無得点。


(E)2回表
④浅村 初球をショートゴロ
⑤ブラッシュ 三振
⑥ウィーラー サードゴロエラー
⑦内田 ショートゴロ、この回無失点。


(C)2回裏
⑥メヒア サードゴロ
⑦西川 ライト線へツーベース
⑧堂林 三振
⑨石原 レフトフライ、この回無得点。


(E)3回表
⑧太田 サードゴロ
⑨山崎 三振
①田中 ショート内野安打
②辰己の時、田中盗塁、キャッチャー石原悪送球、田中は3塁へ。
②辰己 三振、この回無失点。


(C)3回裏
①田中 サードファウルフライ
②西川 ショートゴロ
③坂倉 レフトフェンス直撃のツーベース
④鈴木 セカンドゴロ、この回無得点。


(E)4回表、投手レグナルト(C)。ショート小園、セカンド曽根、ライト正随。
③オコエ ショートライナー
④浅村 三振
⑤ブラッシュ 四球
⑥ウィーラー 初球をサードライナー、この回無失点。


(C)4回裏、投手辛島(E)。
⑤松山 セカンドゴロ
⑥メヒア ライトフライ
⑦西川 三振、この回三者凡退、無得点。


(E)5回表、投手島内(C)。
⑦内田 サードゴロ
⑧太田 見逃し三振
⑨山崎 初球をファーストゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)5回裏
⑧堂林 サードゴロ
⑨石原 レフトフライ
①小園 センターフライ、この回三者凡退、無得点。


(E)6回表、投手アドゥワ(C)。キャッチャー船越。
①田中 レフトフライ
②辰己 センターフライ
③オコエ レフト前ヒット
④渡辺の時、オコエ盗塁
④渡辺 レフト線に先制タイムリーヒット、楽天先制、C0-1E。
⑤ブラッシュ キャッチャーファウルフライ、この回1失点。


(C)6回裏、投手古川(E)。ライト小郷、サード村林、キャッチャー足立。
②曽根 レフトフライ
③坂倉 ライトフライ
④正随 四球
⑤松山 センターフライ、この回無得点。


(E)7回表、ファースト庄司。
⑥6番 ウィーラー ショートゴロ
⑦内田 初球をセンターバックスクリーンへホームラン、C0-2E。
⑧足立 ボテボテのサードゴロ
⑨山崎 三振、この回1失点。


(C)7回裏、⑥メヒアに代打長野。
⑥長野 レフトフライ
⑦西川 ピッチャーゴロ
⑧堂林 ライトスタンドへホームラン C1-2E。
⑨船越 ショートゴロ、この回1点。


(E)8回表
①田中 三振
②辰己 三振
③小郷 センター前ヒット
④渡辺の時、小郷牽制死、この回無失点。


(C)8回裏、投手福山(E)。
先頭①小園 センター前ヒット
②曽根 送りバントはキャッチャーゴロ
③坂倉 ファーストゴロ
④正随 セカンドフライ、この回無得点。


(E)9回表、投手菊池保(C)。
④渡辺 見逃し三振、⑤ブラッシュに代打卓丸。
⑤卓丸 ライトフライ
⑥村林 初球をセンター前ヒット
⑦内田 レフトスタンドへ2ランホームラン、C1-4E。
⑧足立 ライト前ヒット
⑨山崎 レフト前ヒット
①田中 初球をライトライナー、この回2失点。


(C)9回裏、投手鈴木(E)。⑤庄司に代打バティスタ。
⑤バティスタ ショートフライ
⑥長野 ライトフライ
⑦西川 ショートフライ、この回三者凡退、無得点、ゲームセット。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
E 0 0 0 0 0 1 1 0 2 4
C 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
【C】野村、レグナルト、島内、アドゥワ、菊池保
【E】福井、辛島、古川、鈴木
ホームラン 内田、内田②、堂林


【広島】
      打 安 点 打率 本
① 6 田中  2 0 0 .000
  6 小園  2 1 0 .111
② 4 菊池  2 1 0 .429
  4 曽根  2 0 0 .333
③ 7 坂倉  3 1 0 .385
④ 9 鈴木  2 0 0 .286 1
  9 正随  1 0 0 .500
⑤ 3 松山  3 0 0 .000
  3 庄司  0 0 0 .000
打 バティスタ
      1 0 0 .000
⑥ D メヒア 2 0 0 .417 2
打 D 長野  2 0 0 .125
⑦ 8 西川  4 1 0 .182
⑧ 5 堂林  3 1 1 .273 2
⑨ 2 石原  2 0 0 .000
  2 船越  1 0 0 .000

    回 安 三 四 自 防御
野村  3 1 4 0 0 0.00
レグナルト
    1 0 1 1 0 0.00
島内  1 0 1 0 0 0.00
アドゥワ
    3 4 2 0 2 4.50
菊池保 1 4 1 0 2 9.00

※打率・防御率は練習試合通算。


◇広島野村3回1安打「ストライク先行で投げられた」 2/25(月) 18:48配信 日刊スポーツ

<練習試合:広島1-4楽天>◇25日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

 広島野村祐輔投手が対外試合初登板で上々のスタートを切った。

 最速140キロの直球には切れがあり、チェンジアップやカーブはブレーキが利いていた。1回を無安打で滑り出すと、3回まで内野安打の1安打のみ。「全球種コントロール良く、ストライク先行で投げられた。早いカウントでゴロアウトが取れた」。大瀬良、ジョンソンの2枚看板に続く柱と期待される。


☆今年はキャンプでも「昨年とは違う」と言っていた野村くん、いい感じで来てるみたいですね。先発でポイントになるピッチャーですから、期待したいと思います。


☆一方、アドゥワくん。


◇先発挑戦中の広島・アドゥワ 3回2失点に渋い表情「変化球が浮いた」 2/25(月) 19:28配信 デイリースポーツ

 「練習試合、広島1-4楽天」(25日、コザしんきんスタジアム)

 先発挑戦中の広島・アドゥワ誠投手は0-0の六回から登板し、3回4安打2失点だった。

 六回、連打などで先制点を許すと、七回は内田にバックスクリーン弾を浴びた。八回は2奪三振を奪い、無失点に抑えたが、「全体的に変化球が浮いていた」と渋い顔だった。

 佐々岡投手コーチは「もう一回、長いイニングを投げさせる」と明言。今後も先発調整を続ける方針だ。


☆ふむ。リリーフでもロングリリーフのあるアドゥワくんですから、長いイニングを投げてみるのは、いいかも知れませんね。


◇アドゥワ自己最多に迫る「51球」/カープ観測 2/25(月) 20:09配信 日刊スポーツ

<カープ観測>

 日刊スポーツはキャンプ期間中「カープ観測」と題し、広島のさまざまなデータを計測し、その強さを探っていきます。

  ◇  ◇  ◇

 楽天との練習試合の4番手に登板したアドゥワは3回を投げ、4安打2失点だった。先発調整を続ける3年目右腕がこの日投じた球数は「51球」だった。

 昨年は2年目ながら中継ぎで1年を通して1軍でフル回転した。昨季1軍53試合の登板で、最多投球は8月5日DeNA戦の53球だった。

 今春キャンプは佐々岡投手コーチの方針の下、中継ぎ調整ではなく、先発調整を続けている。対外試合2度目の登板で早くもシーズン自己最多にあと2球となる球数を投じた。3回2失点の結果にも、佐々岡投手コーチは「まだ投げてもらう。長い回を投げてもらう」と今後も先発としての可能性を探っていくことを明言した。


☆K.O的にはアドゥワくんが控えていてくれると大変助かるので、リリーフの方がありがたいとは思うのですが、ローレンス・岡田くん・薮田くんと先発候補がピリッとしませんでしたから、先発を作っておきたい、という思惑はあるのかも知れません。


☆で、菊池保も、2失点。


◇広島・菊池保、古巣斬りに失敗「打たれた球は全部真っすぐだった」 2/25(月) 20:55配信 サンケイスポーツ

 楽天からトレードで加入した広島・菊池保則投手(29)が25日、楽天との練習試合(コザしんきん)の九回に登板し、1回4安打2失点。九回2死から単打の後に内田に左翼へ特大の2ラン、さらに連打を浴びるなど古巣斬りに失敗だった。

 「打たれた球は全部真っすぐだった。変化球を組み合わせながら抑えないといけないですね」。試合前にはわざわざ楽天の選手を探し回ってあいさつするなど義理堅い一面を持ち合わせているセットアッパーはこの試合の反省を次に生かす。


☆その菊池保とのトレードで楽天に移籍した福井くんは、先発して3回を無失点。相変わらず福井くんらしいピッチングだったみたいですが(笑)、平石監督も先発の候補の1人として考えているようです。


☆リリーフでは、レグナルト・島内くんが、またも無失点。島内くんは中継ぎ陣に入ってくるかも。先発が6人、勝ちパターンが3人、残り、4人。ローレンスが先発で使えなければレグナルトかヘルウェグ、後は今村くん、中田くん、島内くんあたりで競争でしょうか。アドゥワくんが先発かリリーフかでも、状況は変わってきます。




☆打線は、堂林くんの一発のみ。


◇広島堂林が右方向へソロ フォーム改良で三塁奪取へ 2/25(月) 19:02配信 日刊スポーツ

<練習試合:広島1-4楽天>◇25日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

 広島堂林翔太内野手が7回にチーム唯一の得点となるソロを右方向へ運んだ。楽天古川の高め真っすぐを強振。対外試合1号に「感触は良かった。あまり結果を求めようとはせず、これまでやってきたことを出そうと思った」と胸を張った。

 今キャンプではトップを引いて構える形に取り組み、対外試合3戦連続安打と三塁取りへアピールを続ける。


☆守備ではまたも失策がありましたが、ま、送球ミスじゃないんで(笑)。


◇広島・堂林、三塁で失策も逆方向弾! 定位置獲りへ「勝負はこれから」 2/25(月) 19:17配信 ベースボールキング


◆打撃は好調「いい反応ができている」

 広島の堂林翔太内野手が25日、楽天との練習試合(コザしんきんスタジアム)で、チーム唯一の得点となる右越えソロを放った。試合は楽天が4-1で勝利した。

 堂林は「8番・三塁」で先発出場。2回の第1打席は、元同僚・福井の前に空振り三振。5回の第2打席は、左腕・辛島の前に三ゴロに倒れた。それでも0-2で迎えた7回、右腕・古川の真っ直ぐをフルスイング。打球はグングン伸び、右翼芝生席へ着弾した。

 堂林は逆方向弾について「感触はよかった。いい反応ができている」とコメント。それでも前の打席での凡退も含め、「ボール球に手を出したり立ち遅れたり、タイミングが難しい」と反省も忘れなかった。

 今キャンプで再挑戦中の三塁守備では、2回に6番・ウィーラーの痛烈なゴロをファンブル(記録は失策)。「やれることをしっかりやって、1つひとつ、しっかりアウトを取りたい」と前を向いた。

「今やっていることを、これからも変わずにトライしていきたい。勝負はこれから」と背番号7。今後もがむしゃらにアピールを続ける。


☆前回はセンター、今回はライト。とりあえず、自分のスイングは出来つつあるんじゃないでしょうか。


☆守備は、捕球と送球が連動するといいんですけどね。サードは強い打球が多いので、どうしても捕ってから投げる、という風になりがちなんですが、一連の動き、リズムの中で投げられれば、ミスは減ると思います。


☆小園くんは、今日も溌剌。


◇広島・小園が2試合連続安打 福山から痛烈中前打 2/25(月) 15:47配信 デイリースポーツ

 「練習試合、広島-楽天」(25日、コザしんきんスタジアム)

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(報徳学園)が2試合連続安打を記録した。

 四回の守備から途中出場。五回の1打席目は辛島の前に中飛に倒れたが、八回先頭の2打席目に4番手・福山から痛烈な中前打を放った。

 小園は24日のDeNAとのオープン戦(宜野湾)で対外試合初安打を放っている。


☆ちょっと慣れてきましたかね。


◇広島小園また好捕&安打で1軍延長!緒方監督ご満悦 2/25(月) 20:08配信 日刊スポーツ

<練習試合:広島1-4楽天>◇25日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

 3月も1軍!! 広島ドラフト1位小園海斗内野手(18=報徳学園)が25日、楽天との練習試合で攻守に存在感を発揮した。遊撃の守備では痛烈な打球に倒れ込みながら好捕。打席では24日DeNA戦に続く2戦連続安打を中前にはじき返した。連日のアピールでキャンプ終了後も1軍同行が内定。18歳の勢いが止まらない。

    ◇    ◇    ◇

 チーム最年少がまた、スタンドを沸かせた。4回から遊撃の守備に就いた小園は、先頭打者オコエの痛烈な打球に反応。タイミングを合わせながら倒れ込み、地面スレスレでダイレクトキャッチ。投手をもり立てた。さらに自身2打席目となる8回は福山の真っすぐにバットを振り抜き、低く速いゴロで二塁手の左を抜いた。

 「思い切って振ったのでヒットにつながった」。にこやかな表情で振り返る18歳は、落ち着きすら感じさせる。遊撃の守備では連日好捕を連発。当たりが出なかった打撃でも24日DeNA戦の初安打から対外試合2戦連続安打とした。厳しい表情の緒方監督も小園の質問には表情を変え「また打ったね。だんだんと打席でも落ち着いている」と短期間での成長に目を細めた。

 当初は1次キャンプを経験させた後、2次キャンプから2軍キャンプとなるプランもあった。だが練習から見劣りしない18歳は、沖縄での2次キャンプ参加を勝ち取った。そこから実戦でも結果と内容を示してきたことで、さらなる1軍延長を勝ち取った。首脳陣はキャンプ終了後も1軍同行を決断。東出打撃コーチも「守備では見劣りしないどころじゃない。(ほかの選手と)遜色ないんだから(1軍に)置いておけばいい」とうなずく。

 アピールを続ける18歳の勢いは止まらない。「試合に出させていただいているので、そこでしっかり結果を残せるようにしたい」。広島に帰っても、このまま1軍にしがみつく。【前原淳】


☆汎用性は上本や曽根くんの方が高いので、シーズンに入ればどうかは分かりませんが、いやいや、見たいですよ、見たい。


☆その、小園くん。


◇ドラ1小園は「すごい」「ちょっと生意気」!? 広島の選手たちが語る“素顔” 2/25(月) 17:38配信 Full-Count


◆同期の大卒新人たちは脱帽「自分が高校を出たばかりの時期と比べものにならない」

 24日のオープン戦初戦・DeNA戦で対外試合初ヒットとなる左前安打を放った広島のドラフト1位ルーキー小園海斗内野手。2月1日の春季キャンプから1軍に帯同し、トップレベルの先輩たちを必死で追いかけている。

 同じ遊撃の田中広輔内野手と並んでノックを受けてもその軽快な動きに遜色はなく、フリー打撃では逆方向に強い当たりを連発。実戦では18日に起亜タイガースとの初対外試合で3球三振のほろ苦いデビューを味わったものの、オープン戦初戦で結果を残すのは大したもの。では、周囲の“先輩”は小園をどのように見ているのだろうか。

 同期入団で大卒のドラフト6位ルーキー正隨優弥外野手はキャンプ初日から一緒に自転車を買いに行くなど、共に行動することが多かった。正隨は高校時代、競争の激しいチームでもまれてきたが、「自分が高校を出たばかりの同じ時期とは比べものにならない。自分だったら、あそこまで落ち着いてプレーできないですよ」と脱帽。また、正隨と同じく同期入団で大卒のドラフト2位・島内颯太郎投手も「高卒であれだけ堂々とできるのはすごい。自分が高校を出たての時は絶対にできないです」と18歳の姿勢に驚きを隠せない。

 一方、キャンプ初日の声出しで戸惑った小園をいじった大卒7年目の上本崇司内野手は「落ち着いていますよね。守備もうまいし、冷静ですね」とライバルでもある小園を分析。4年目の西川龍馬内野手はオフの日に一緒に買い物に行くなど、キャンプ中に小園と共に行動することがあったそうだが、「良い意味で淡々としていますよね。プレーでも守備が上手いし、足も速い。でもね、ちょっと生意気ですよ(笑)」と冗談まじりに話した。その横にちょうど小園がやってきて「そんなことないですよ!」と慌てて否定している姿も微笑ましかった。

 1軍に帯同して1か月も経っていないのに、これだけチームに溶け込めている要因は小園の朗らかな人柄だろう。天真爛漫で裏表がなく、人懐っこい性格でもある小園。高校時代も2017年秋に藤原恭大(現ロッテ)と2人だけ、2年生で侍ジャパンU18代表に選出されたが、3年生に混じって物怖じせずプレーしていた。当時、主戦でマウンドに立った徳山壮磨投手(現早大)は小園について「アイツは可愛がられる性格ですよ」と話していた。小園自身もどこかアットホームなカープの雰囲気になじんでいるようで、同じ兵庫県出身の大卒5年目・野間峻祥外野手らと談笑することもある。

 すっかり赤色に馴染み、プレーヤーとしても光りを放っている背番号51。新しいカープの“顔”となる日も、そう遠くないかもしれない。

沢井史


☆小園くんの言動を見ていると、まさに「スポーツマン」という感じがします。お母さんがきちんとお育てになったんでしょうね。カープにピッタリの選手だと思います。


☆お次は、長野。


◇「オレがいたらプロテクト外さなかった」長野の反応は… 2/25(月) 16:40配信 東スポWeb

【伊原春樹・新鬼の手帳】目が輝いていた。先日、広島・長野久義と顔を合わせ、率直にそう感じた。思っていたより赤いユニホーム姿がよく似合う。ナインにもすっかり溶け込み、かつてのジャイアンツのイメージはもう消え去っていた。さすがは長野だ。この気持ちの切り替えと類いまれな対応力は真のプロフェッショナルと言い切れる。

 私は巨人のヘッドコーチとして彼の入団1年目の努力を間近で見てきた。そこからの飛躍とチームへの貢献度はご存じの通りで、もう今さら振り返る必要もあるまい。

 誰もが認めるジャイアンツの功労者。だからこそ人的補償という思わぬ形で移籍することになり、本音では戸惑いを覚えているのではないか。そう思ってストレートに聞いてみた。すると長野は白い歯を見せながら、ちゅうちょすることなくこう答えた。

「いやあ、そうでもないですよ」

 まったく考え込む様子もなく、サラリと口にした様子に紛れもない本音と確信した。常勝軍団となったカープに必要とされ、オファーがかかったことを名誉と受け止めている。持ち前の超プラス思考で新天地移籍を心の底から喜び、そしてモチベーションを高めていく。これが私の知る長野の真骨頂だ。

「もしオレがまだジャイアンツにいたら、お前さんをプロテクトから外すなんてことは絶対しなかったのにな」

 そう言うと長野は白い歯をのぞかせた。しかし、彼はあえて何も口にしなかった。四の五の言わず、新天地で結果を出そうと胸に誓っているのだろう。そして古巣の巨人戦で燃えに燃えまくり、今度はジャイアンツキラーとして痛烈な“恩返し”をしようと腕をぶしているはずだ。今季は赤ヘル・長野が大暴れする予感がしている。


☆いやね、ほんとに似合うんですよ、カープのユニホーム。まるで前からいたみたい。


☆ま、長野の心中は、長野にしか分からない。我々ファンは、彼のプレーぶりを見て、憶測するしかない。もちろん期待はしますけどね。




☆さて、菊池の話。


◇広島・菊池「悔しいとかじゃない」 右足に痛みも…動けなくなった経験が教訓に 2/25(月) 8:49配信 スポニチアネックス

 【平成キャンプ回想録(24)広島ドラ2菊池涼介】1年目は確か、右太腿筋膜炎か何に見舞われた。12年春のキャンプ。練習が凄くきつくて、沖縄の終盤に右足に痛みが出た。首脳陣から「悪化しないように2軍では自分のペースで」と言われたけど、日南移動後に患部はさらに悪化した。

 ロングティーの最中に、「もっと強く振れ」と命じられ、そこで動けなくなった。悔しいとかじゃない。“情報って伝わっていないんだ”と感じ、がっかりした。でも、練習に耐えられなかった自分の責任もある。以降は離脱がないし、この経験は教訓になっている。

 いきなりの挫折。それでも先行きに不安はなかった。確かにプロのスピードは凄いと思ったが、“当然でしょうね”という感覚だった。岐阜の大学リーグでは経験していなくて当たり前。不安よりも、やるしかないという気持ちが強かった。 (広島内野手)


☆この辺が菊池のいいところで、自分よりすごい人を見て、どう考えるかで、その人が試される。自分の限界を受け入れられない人は、それを認めようとしないから、結局その限界から逃げちゃうんですよね。だから進歩しない。限界を受け入れ、そういう自分を認めることのできる人は、そこから出発しようとする。その自分にできることをするしかないんですから。


☆劣等感を持ってはいけないんじゃなくて、そのコンプレックスを持った自分を認めて、それを冷静に受け止めて、それも含めて自分だ、と納得する。そうすればコンプレックスも気にならないし、それであれこれ悩むくらいなら、練習しよう、となる訳です。


☆菊池も最初は、打率も低かったし、守備もポロポロやってた。もちろん才能はあるんでしょうが、努力なくして、あそこまでは絶対に行ってない。壁にぶち当たっても、その努力を続けられたのは、菊池の精神力あってこそ、なんだと思います。


☆さて、ファームで頑張っている、ルーキー田中法くん。


◇広島ドラ5・田中法、課題に取り組む18歳の春季キャンプ 2/25(月) 11:00配信 デイリースポーツ

 広島のドラフト5位・田中法彦投手(18)=菰野=がレベルアップを目指し初めての春季キャンプに臨んでいる。速球が武器の右腕の課題は、クイックモーション時で安定した投球をすること。ブルペンではセットポジションで全球を投げるなど技術向上に努めている。

 小さな体を目いっぱいつかって右腕を振る。身長173センチから放たれた直球は、上背がある投手に勝るとも劣らない球威と力強さがあった。日南の空の下で参加する初めての春季キャンプ。田中法は心地良い疲れを感じながら汗を流している。

 「シーズンは長い。まずはしっかりと戦える体をつくって行きたいと思う。ランニングの量は多いけど、それは自分のため。しっかり頑張っていきたいです」

 キャンプ開始から6度の投球練習を行った。1月の合同自主トレでは新人選手で、ブルペンに一番乗り。担当した松本スカウトが「どれだけ投げても大丈夫な体」というタフネスさも魅力だ。球数を投げることで技術を向上させてきた。

 最初に向き合う課題はクイックモーション。小林2軍投手コーチに指摘されたという。「例えば二塁に走者がいると見ながらモーションに入ったりすることがある」。菰野時代に苦手だった訳ではないが、プロではさらにレベルアップしたものが要求された。

 視線を捕手側に向けていないため、投球動作に入ったときに体のバランスを維持するのが難しいという。そのため本来の球威を欠き、制球が安定しない。「ブルペンで、セットポジションだけで投げる日をつくっています」。走者を背負わない登板は皆無に近い。反復練習することで課題の克服を目指す。

 昨年12月の新入団会見では、緒方監督やファン600人が集まる前で「太い眉毛がアピールポイント。負けない自信はあります」とニヤリ。大舞台でも平常心でいられる精神力は大きな武器に違いない。

 「三振を取れる投手になりたい」と前を見据えた若鯉。自らと向き合いながら一歩一歩前へ進んでいく。(デイリースポーツ・市尻達拡)


☆ピッチャーとして学ぶことはまだまだたくさんあるんでしょうが、150㎞のストレートは、魅力。加えて眉毛をアピールするメンタルもプロ向き(笑)。小柄な分、反骨心もあるはず、K.O、俄然期待しまっせ。


☆こういう風に、ファームの記事も時々見たいんですよね。若手がどれだけ伸びてくるかは、カープの生命線ですから。




☆おしまいは、何だかねぇ。


◇【広島】チケット抽選券配布、途中打ち切り「想定の2、3倍」警察も指導 2/25(月) 14:45配信 スポーツ報知

 広島が25日、マツダスタジアムで今季チケット販売のための抽選券を配布したが、2万人程度の来場を想定したところ、5万人を超えるファンが押しかけて混乱した。

 球団は当初、午前11時の段階で球場に来場した全員に、同時刻から抽選券を配布すると告知していた。同6時の段階で列を作っていたのは約160人。ところが9時を過ぎる頃には、広島駅から球場に向かう踏切に人が殺到するなどしたため、JRから「列車の運行に支障が出かねない」と連絡が入った。そのため警察の指導もあり、配布時刻を9時40分に繰り上げた。

 ただし10時の段階で球場に隣接するプロムナードと球場コンコース通路に駆けつけたのは約1万3000人。そこから爆発的に人が増え、車道を埋め尽くす状態に。さらに導線として想定していなかった球場東側からもファンが殺到した。球団入場券部・島井誠部長(63)は「訪れた方の数は想定の2、3倍。事故を起こすわけにはいかない。安全が最優先」と判断。途中で配布を打ち切る旨を告知した。

 結果、11時までに来場したにもかかわらず、約1万人が抽選券を手にすることができなかった。一部のファンが「どうなってるんだ」と球団スタッフに詰め寄る騒ぎもあったが、結果、持病の発作で救急搬送された1件をのぞき、事故は起きなかった。午後1時30分頃には配布作業が終了した。

 月曜日の午前ということもあり、来場者は高齢者や主婦の姿が目立った。島根・浜田市から駆けつけたという70代の男性は約2時間待って抽選券を手にして「疲れたけど、公平感があるんじゃないかな」と笑顔。一方、広島市西区の50代女性は「時間内に並んだのにもらえなかった。約束が違う」と怒り心頭だった。


☆他球団はもっと転売対策をやっている、という人もいますが、いやいや、他球団ではこれほどまで過熱はしませんから。数が多すぎますよ。5万人の行列って(笑)。


☆で、お怒りはもっともですが、JRや警察から要請が出たんですから、約束が違うのも仕方がない。警察の指導を聞かず強行すれば、それはそれでまた問題ですから。


☆ネットを使ったって、転売屋はあの手この手を使ってアクセスしてくるでしょうからね。できるだけ公平に、となると、なかなか難しい。


☆どうでもいいけど、転売してるチケットって、高額なんですよね、そりゃ。元々がそんな安い訳でもないのに、さらに高くなっても、それでも観たい、って人がいるんですねぇ。いやそりゃK.Oもズムスタでカープの試合、観たいですけど、ここまで過熱すると、ちょっと引きますな。


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