2019年2月2日土曜日

'19 カープ・キャンプリポート(1)~2/1、キャンプイン・小園“プロ1号”・長野フィーバー。


☆さて、いよいよですね。


◇プロ野球、春季キャンプスタート 移籍の丸、長野らも意気込み 2/1(金) 11:06配信 毎日新聞

 プロ野球11球団の春季キャンプが1日、スタートした。4年ぶりに原監督が復帰した巨人、2年連続日本一のソフトバンクなど5球団は宮崎県内、矢野新監督を迎えた阪神など6球団は沖縄県内でそれぞれ始動。日本ハムは米アリゾナ州スコッツデールで現地時間1日(日本時間2日未明)から行われる。

 オープン戦は23日に始まり、公式戦は3月29日にセ・パ両リーグが同時に開幕する。

 ◇新しいユニホームまとい、ランニングやキャッチボール

 昨オフ、フリーエージェント(FA)で広島から巨人に移籍した丸と、その人的補償で広島に移った長野。ともに新しいユニホームを身にまとい、新しい仲間とランニングやキャッチボール、ノックなどで汗を流した。

 巨人は練習開始を前に、宮崎市内にある青島神社に参拝。丸は絵馬に「日本一、健康、全試合出場」と書き、「これからテンションが上がってくると思う」と意気込みを語った。

 一方、長野はキャンプ地の宮崎県日南市の球場に入り、練習前にチームメートと円陣を組んだ際、「今日から頑張っていきましょう」とあいさつ。その後は時折、笑顔を見せながら、若手に交じって練習メニューをこなした。【岸本悠、田中将隆】


☆カープは、日南でキャンプイン。


◇【広島】緒方監督、日南市民を前に「3連覇の報告うれしい」地元園児から謎の手遊び歌 2/1(金) 10:28配信 スポーツ報知

 広島が1日、宮崎・日南市の天福球場でキャンプイン。緒方孝市監督(50)は市民らを前に「3連覇の報告ができることをうれしく思います。チーム一丸で戦ってまいります」などとあいさつした。

 地元園児からは「手遊び(歌)を作ったので聞いてください」と謎の返礼。「10人のインディアン」の曲に乗せて指を出しながら次のように手遊び歌を披露した。

 ♪1と1で(バットをかたどって)菊池選手になって

 ♪2と2で(ゴロを捕球するしぐさで日南学園高出身の)中崎選手になって

 ♪3と3で(ピッチングのしぐさで日南市出身の)ケムナ選手になって

 ♪4と4で(腕を組むしぐさで)緒方監督になって

 ♪5と5で(キャッチボールのしぐさで)ボールを使って、頑張れ広島カープ!

 かわいすぎるプレゼントに、指揮官も表情を崩して拍手を送っていた。


☆あれ、1行多くありません?


◇広島、キャンプスタート 緒方監督が誓う「4連覇と日本一へ向け頑張ります」 2/1(金) 10:10配信 Full-Count


◆日南市民歓迎セレモニーで決意表明

 広島カープの日南キャンプスタートに先立ち、1日に日南市民歓迎セレモニーが天福球場で行われ、崎田恭平市長の挨拶、地元の特産品の贈呈、地元の幼稚園児らからオリジナルの歌をプレゼントされるなど、終始和やかなムードに包まれた。

 最後に緒方孝市監督は「4連覇と日本一に向けて頑張ります」と決意表明し、セレモニーを締めくくった。


◇広島、活気あふれる始動=プロ野球 2/1(金) 11:32配信 時事通信

 リーグ4連覇を目指す広島は、優勝ペナントが掲げられた天福球場でキャンプ初日を迎えた。セレモニーでは緒方監督が日南の市民を前に、「4連覇と日本一に向けて頑張ります」とスピーチした。

 練習前にはグラウンドに出た選手たちが輪になり、巨人から移籍した長野が「きょうからシーズンが始まります。日本一に向けてみんなで頑張りましょう」とあいさつ。ドラフト1位の小園(兵庫・報徳学園高)らも声出しするなど、活気あふれるスタートとなった。


☆昨年のキャンプは中村奨くんが1人で話題をさらい、2軍のキャンプはえらいことになった訳ですが(笑)、今年は小園くんと、長野ですね。ま、2人の話は、後程たっぷりと(笑)。


◇広島・緒方監督「新しいカープつくる」実力至上主義を強調 中堅・長野プランも 2/1(金) 8:43配信 スポニチアネックス

 広島・緒方監督はキャンプインを前に「新しいカープをつくりあげる」と宣言した。宿舎でのミーティング後に報道陣に対応。競争の従来方針を堅持し、一つの形にこだわらない柔軟な発想の中で、常勝軍団たる組織を新たにつくる方針だ。

 「実績があってもベテランでも、定位置が保証されるチームじゃない。従来通り、競争を前面に出してやる」

 リーグ4連覇と日本一を目指す春。新井貴浩氏(スポニチ本紙評論家)が引退し、2年連続MVPの丸も巨人へFA移籍した。空いた中堅の定位置。後任候補には野間が挙がるが、指揮官は加えて右翼を主戦場とする新加入のベテランや、昨秋から外野守備に挑戦する内野手の名前に言及した。

 「長野や西川もセンターの守備に就いてもらう。うれしいイレギュラーを期待し、いろんな可能性を見る」

 3連覇を果たす中で4・12と悪化したチーム防御率をどう改善するか…も課題だ。佐々岡投手コーチはかねて「中崎、一岡以外は先発調整を」と明言。初日には大瀬良、野村、ジョンソン、ヘルウェグを除く18人をブルペン入りさせる方針だ。

 「今の選手は仕上がりが早い。できあがった肩を2月1日に見せてもらうということ」

 投打で現有戦力の底上げを図るため首尾一貫する実力至上主義。激しいチーム内競争の火ぶたは間もなく切って落とされる。(江尾 卓也)


☆ほ~、西川くんにもセンターですか。ま、キャンプ・オープン戦はいろんなことを試す機会でもありますからね。




☆で、まずは小園くんたち、ルーキーから行きましょうかね。


◇広島新人の小園&正随が初日から早出「楽しみです」 2/1(金) 8:33配信 日刊スポーツ

 広島ドラフト1位の小園海斗内野手(18=報徳学園)と6位の正随優弥外野手(22=亜大)が、日南1軍キャンプで初日から「早出」した。

 日南・天福球場で歓迎式典が始まるのは午前9時20分、アップ開始は午前10時の予定だったが、午前7時30分過ぎに歩いて宿舎を出発。途中で球団関係者の車に拾われ午前7時45分に球場入りした。「新人なんで早めに来ました。楽しみですね」と口をそろえた。


☆いやいや、ひょっとして早めに目が覚めちゃったのかも(笑)。


◇広島キャンプイン ルーキーが爆笑あいさつ “高すぎる目標”披露も言い間違い 2/1(金) 10:30配信 スポニチアネックス

 広島の1軍メンバーは1日、宮崎県日南市の天福球場でキャンプインした。

 練習開始直前の円陣では、新人3選手が自己紹介した。ドラフト1位の小園(報徳学園)が「新人の小園です。よろしくお願いします」とあいさつするも、小声だったことから不合格。小園になりきり先輩の上本が見本を披露し、「新人の小園です。今シーズンは田中(広輔)選手からレギュラーを取れるようにがんばります!」と大声を張り上げて、ドラ1の気持ちを代弁!?した。

 上本が掲げた大きな目標に感化されたのか、新人選手が高すぎる目標を披露する流れに…。ドラフト6位の正随(亜大)は、4番・鈴木からの定位置奪取を宣言しようとしたものの、「田中誠也選手から…」と、上本の大声につられ、田中広と鈴木をミックスさせてしまう言い間違いにナインは大爆笑。

 続くドラフト2位の島内(九州共立大)は、「大瀬良さんからエースを取れるようにがんばります」と、普段は冷静な右腕が勇気を振り絞って、大学の先輩の名前をあげた。

 最後にはなぜか円陣の中央で上本もあいさつ。「7年目の上本です。声だけだしてがんばります」と叫び、観客を沸かせて練習が始まった。


☆いやいや、いろんなもん出して下さい(笑)。


◇プロの洗礼?広島小園の自己紹介を上本が言い直し 2/1(金) 20:24配信 日刊スポーツ

 広島ドラフト1位の小園海斗内野手(18=報徳学園)がプロの洗礼? を浴びた。1日のキャンプ初日にナインに自己紹介したが、上本からダメ出し。その上本に「田中選手からショートのポジションを奪えるように頑張ります!」と勝手に大声で言い直された。内野ノックで落球する場面があるかと思えば、フリー打撃では柵越え越え1本。山あり谷ありの1日となった。

  ◇     ◇     ◇

 まさかの下克上宣言だった。練習前に右中間で円陣が組まれ、小園はナインの前に立った。控えめに自己紹介してお役御免のはずが、上本からダメ出し。その上本に「新人の小園海斗です! 田中選手からショートのポジションを奪えるように頑張ります!」と大声で言い直された。周囲が爆笑に包まれる中、ひたすら苦笑い。「びっくりしました」と振り返った。

 気合十分で球場入りした。天福球場で歓迎式典が始まるのは午前9時20分、アップ開始は午前10時の予定だったが、午前7時30分過ぎにドラフト6位ルーキー正随とともに歩いて宿舎を出発。途中で球団関係者の車に拾われ、午前7時45分に到着した。ここまでは完璧だったが、そこから山あり谷ありだった。

 得意の内野ノックでは憧れの田中広、庄司、上本とともにショートの守備位置へ。その後の投内連係でもショートを守った。「テレビで見ているプレーがいくつも見えた」。気を取られたわけではないが、落球する場面もあった。「緊張しっぱなしの1日。最初の守備でポロポロしまくったんで」と悔しがった。

 よかったのは打撃だ。フリー打撃で107スイングで右中間スタンドへ柵越え1本。「ミスショットが多かった。でもしっかり修正しながらできたのはよかった」。ネット裏の中日鈴木スコアラーを「いいですね。バットの出方がいい」と警戒させた。ロングティーのメニューでは、松山の打撃を手本に、東出打撃コーチから下半身の使い方を学ぶ場面もあった。

 いじられ、失敗してもへこたれず、着実に前に進む。タフな一面を見せつけ、小園がプロの1歩を踏み出した。【村野森】


☆正随くんも、やってくれます(笑)。


◇広島D6位・正随がキャンプ1号「田中誠也選手から…」 2/1(金) 10:54配信 サンケイスポーツ

 広島の春季日南キャンプが1日、宮崎・日南市の天福球場でスタートした。ドラフト6位・正随(しょうずい)優弥外野手(22)=亜大=が声だしで“日南キャンプ1号”となる笑いをかっさらった。

 青空ミーティング後、輪になったナインの中央に立ったD1位・小園海斗内野手(報徳学園高)が「新人の小園です。よろしくお願いします」とあいさつすると“声だし番長”の上本が「声が小さい」と言って乱入。上本が「新人の小園です。今シーズンは田中広輔選手からレギュラーをとります」とお手本を披露すると、今度は正随が「新人の正随です」とあいさつ後、「鈴木誠也選手からレギュラーをとれるように頑張ります」と続きたいところだったが「田中誠也選手から…」と田中広輔の名字と鈴木誠也の名前が混ざってしまって、緒方監督、カープナイン、球場から大きな笑いが起こった。

 巨人へフリーエージェント移籍した丸佳浩外野手(29)の人的補償として広島へ移籍した長野久義外野手(34)は「みんなで日本一を目指して頑張りましょう」とあいさつをした。


☆上本が余計なこと言うからですよ(笑)。


☆さて、小園くんの、キャンプ初日。


◇広島ドラ1小園“プロ仕様”で生き残る「1軍の選手にも負けない」 2/1(金) 8:37配信 スポニチアネックス

 プロ野球12球団は、1日に国内外でキャンプインする。広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18=報徳学園)は31日、緒方孝市監督(50)ら首脳陣や選手とともに1次キャンプ地となる宮崎・日南入り。日常生活からサインプレーまで「プロ仕様」に順応し、15日からの沖縄2次キャンプに生き残る覚悟を示した。

 3連覇を果たした屈強な選手らと並べば、18歳のあどけなさが残る。スーツ姿にネクタイを締めてキャンプ地入りした小園だが、高校時代は学ランとあり「ネクタイを締められない……」と少し緩い結び目に照れ笑い。同じ新人でドラフト6位・正随(亜大)に手伝ってもらい、寮を出た。

 「キャンプが始まるので、アピールしようという気持ちです。体力もないので、鍛えて、1軍の選手の方々にも負けないようにしたい」

 1月7日からの合同自主トレはケガもなく順調に完走した。高卒新人では唯一の1軍スタート。ここから始まる孤独な戦いは「プロ仕様」に順応する1カ月となりそうだ。

 「サインプレーをしっかりと覚えないといけない。ヤバイです。高校のときは“打て”ばかりだったので、あまりサインが出なかった。(プロは)サインも多いので」

 打撃面だけでなく、高校時代とは比較にならない高度な守備の戦術を覚えることも遊撃手として必須。しばらくは頭をフル回転させながら、ライバルとなる大先輩を隅々までチェックしていく。

 「同じショートなんで、田中(広輔)さんのプレーをしっかりと見たい。全てがプロなんで、日常生活もしっかりとしないといけない。そういうところも見習いたいです」

 私生活から気を抜かずに1次キャンプの2週間に勝負をかける。第3クールには紅白戦が組まれていることも判明。ここでアピールできなければ、2次キャンプ地の沖縄同行は遠のく。

 「走攻守が持ち味ですけど、特に守備を見てほしい。日南に来ることは達成できたので、次は沖縄を目指します」

 小園にとっては、キャンプ初日から生き残りをかけたテスト。スタートダッシュを決め、沖縄切符をつかむ難題に挑戦する。(河合 洋介)


☆ルーキーながら、沖縄生き残りをかけてやれるんですから。


◇広島ドラ1小園、広輔を密着マーク 不動の正遊撃手から学ぶ!走攻守も日常生活も 2/1(金) 9:00配信 デイリースポーツ

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園=が31日、キャンプ地の宮崎県日南市に到着した。球団の高卒新人野手では27年ぶりに春季キャンプ1軍スタートとなった小園は、正遊撃手から学べるものを貪欲に吸収すべく田中広輔内野手(29)を密着マークし、沖縄2次キャンプ行きの切符をつかむ決意を示した。

 小園は心を躍らせながら、キャンプ地に足を踏み入れた。宮崎は昨年U-18アジア選手権で訪れた思い出の地。道中では当時の試合会場だったサンマリンスタジアムも目にし「久しぶりだなと。これから初めてのキャンプなので、しっかり自分をアピールしていこうという気持ちになりました」と決意を新たにした。

 勉強の毎日が始まる。「ショートなので、田中さんのプレーをしっかり見たいなと思います」。守備を持ち味とするドラ1は、昨季ゴールデン・グラブ賞も獲得した先輩の一挙手一投足に焦点を当てる。

 学ぶ部分は野球だけではない。「プロなので、日常生活もしっかりしないといけない。そういうところも先輩の姿を見たいなと思います」。グラウンド外の行動も徹底的に吸収し、プロの在り方を自身にたたき込む。

 ここまでは順調に階段を上るドラ1。初日から走攻守、特に守備でアピールする意欲は満々だ。「まずはここに来る目標を達成できた。次は沖縄に行く目標を立てたので、そこを目指して頑張っていきたい。鍛えて1軍の選手に負けないようにやっていきたい」。黄金ルーキーが、日南の地から走りだす。


☆フリーでは、「プロ1号」。


◇【広島】ドラ1小園“プロ1号”母の見守る前で右中間110m弾 2/1(金) 18:59配信 スポーツ報知

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園高=が“プロ1号”をマークした。宮崎・日南キャンプ初日のフリー打撃に挑み、107スイング。柵越えは1本だけだったが、右中間に推定飛距離110メートルのアーチを描いた。客席で見守った母・こず江さん(44)もホッとした表情を浮かべていた。

 苦手な打撃マシンからの一撃に小園は「打撃マシン相手だとミスショットが多かった。でも、ゆっくりですがしっかり修正した打撃ができました」と胸を張った。それでも「緊張しっぱなしの一日。守備でポロポロしまくった。試合はもっと緊張すると思う。すぐ慣れるようにしていきたい」とガチガチだった守備練習を反省していた。


☆いやいや、今の内に思いっ切り緊張しとくといいと思いますよ(笑)。


◇広島ドラ1小園、緊張しっぱなしの初日「ポロポロしまくった」 2/1(金) 20:34配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ)(1日、日南)

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(報徳学園)がドキドキのキャンプ初日を振り返った。

 「緊張しっぱなしの1日だった。最初の守備でもポロポロしまくった。試合だともっと緊張すると思うので、すぐなじめるようにやっていきたい」。守備には不満顔だったが、フリー打撃では柵越えを放つなどセンスの高さも見せつけた。


☆で、ネクタイの結び方はいいとして(笑)。


◇広島ドラト1・小園 サインプレーに不安 2/1(金) 16:31配信 東スポWeb

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18=報徳学園)が31日、慣れないスーツにネクタイを締めて春季キャンプが行われる宮崎・日南入りした。

 出発前にはちょっとした“トラブル”もあった。「スーツはいいんですけど、ネクタイはできないんで先輩にやってもらってます」(小園)。報徳学園では黒地の学ランで過ごしていたため、ネクタイの結び方がわからなかったのだという。この日は9歳年上でチームメートの庄司に手取り足取りのレクチャーを受けて何とか乗り切った。

 球団の高卒野手では27年ぶりの一軍スタート。緒方監督も「若い力はチームの大きな力になる」と期待を寄せる大物ルーキーだが、気掛かりなことがある。サインプレーだ。「しっかりと覚えないといけないので…。そこが一番不安ですね。(高校時代は)あまりサインが出なかったので」と困り顔の小園は「結構、サイン多いので…やばいっす」。それでも「プロなのでプレーも日常生活もしっかりと先輩の姿を見て学びたいなと思います」と気合を入れた。

 まずは15日から沖縄で行われる一軍のキャンプ帯同を目標に、初日から存在感を見せる決意だ。


☆ま、ケガなく1日を終えられたので、よかったと思います。




☆さてお次は、長野。


◇「日本一目指す」ベテランが新天地で第一歩 広島・長野 2/1(金) 20:16配信 毎日新聞

 珍しい光景だった。昨年までの巨人の看板選手・長野久義が、広島のウオーミングアップ前の円陣の中心で大声を張り上げた。「日本一を目指し、みんなでキャンプを乗り越えていきましょう」。選手たちのそわそわとした空気が、「大物」がチームへやってきたことを示していた。

 初日から、ほかの選手の昼食時に打撃練習をする「ランチ特打」を鈴木と2人でこなした。計84スイング。柵越えこそなかったが、右方向を中心にシュアな打撃を見せ「毎年やっている右に打つ練習。まずは自分のスイングをしようと思った」と振り返った。

 2度の指名拒否をしてまで入団した巨人から、FA(フリーエージェント)移籍した丸の人的補償としてやってきた。複雑な思いがありそうだが、「不思議とそういうのは全然なかった」と言い切るのは決意の表れだ。赤いユニホーム姿に「似合っているかどうかは、みなさんが決めること。少しでも早く見慣れた存在になりたい」。実績ある10年目のベテランが、新天地で第一歩を踏み出した。【田中将隆】


☆早速、「つかみはオーケー」ってことで(笑)。


◇広島・長野 円陣で笑い誘う「野球のこと以外なら何でも答えられると思うので…」 2/1(金) 10:09配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 移籍1年目の長野久義外野手が、新天地でスタートを切った。

 テレビカメラ20台、報道陣約100人の注目を受ける中、笑顔でキャンプイン。練習開始前には円陣の中央に立ち、緒方監督、コーチ、選手、スタッフに「おはようございます。今日からシーズンが始まります。日本一に向けてみんなで頑張りましょう」と、あいさつ。続けて、「野球のこと以外ならなんでも答えられると思うので、聞いて下さい」と付け加え、笑いも誘った。

 その後はムードメーカーの上本が手本を見せながら、ドラフト1位・小園(報徳学園)らが円陣の中央で声出し。チームの雰囲気を盛り上げていた。


☆いや~、うまいっ! (笑)


◇広島長野、新天地のキャンプ初日に円陣で誓う「日本一に向けて頑張りましょう」 2/1(金) 12:04配信 Full-Count


◆日南でキャンプスタート、緒方監督は「良い雰囲気だと思う」

 広島は1日、日南キャンプキャンプをスタートさせた。全体練習が始まる前に、緒方孝市監督が報道陣の囲み取材に応じ、あらためて2019年シーズンに向けて決意を述べた。

 今年で就任5年目。「ユニホームに袖を通すのは身が引き締まる思いです。昨日のミーティングでは選手の明るい表情も見られたし、良い雰囲気だと思う」とチームの現状を説明。昨年までチームを支えた丸が巨人に移籍するなど戦力は変わるが「2019年は新しいカープのシーズンになる。シーズン中は戦いながらチームを作り上げていけたらいいと思います」と話した。 

 練習前の円陣では、新加入した選手が大きな声で挨拶。巨人から移籍した長野久義選手が「今日からシーズンが始まります。日本一に向けみんなで頑張っていきましょう。野球以外のことなら何でも答えられるので聞いてきてください」と元気良く挨拶。続いて新人選手の挨拶では、高卒ながら1軍に抜てきされた小園海斗内野手が「よろしくお願いします」と控えめに挨拶すると上本崇司内野手が「新人の小園です。田中さんからレギュラー取れるように頑張ります!」と後ろからいじって笑いを誘うシーンも。正隨優弥外野手は目標として挙げるはずの鈴木誠也外野手の名前を間違えて円陣がどっと湧くなど笑顔から全体練習がスタートした。

沢井史


☆で、まあ注目度ナンバーワンですわ。


◇広島・長野のキャンプインに報道陣約100人&テレビカメラ20台 2/1(金) 12:03配信 東スポWeb

 赤チョーノが広島キャンプ開幕宣言だ。巨人から移籍した長野久義外野手(34)が1日、宮崎・日南でキャンプインした。

 報道陣約100人、テレビカメラ20台が視線を注ぐなか、赤ヘルの背番号5は練習始めに円陣の中央であいさつ。首脳陣、ナインへ「今日からシーズンが始まります。日本一に向けて頑張りましょう。野球以外のことは何でも答えられると思います。聞いてください!」と呼びかけた。

 その後は「じゃあ、タカシよろしく」と“司会”の上本にバトンタッチし、ルーキー3人が続けて声出し。

 ドラフト1位の小園が「よろしくお願いします」と小声であいさつすると、上本はすかさずダメ出し。こうやるんだとばかりに「新人の小園です! 田中選手からレギュラーを取れるように頑張ります!」と声を張り上げ、天福球場に集ったファンを盛り上げた。


☆ランチ特打では、誠也くんと共演、いや、競演ですな。


◇広島・長野 ランチ特打で鈴木と共演!背番号5のユニホーム姿も初披露 2/1(金) 12:58配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 移籍1年目の長野久義外野手が、背番号5のユニホーム姿を初披露した。

 ウオーミングアップ、外野ノックでは上着を着用していたが、打撃練習になりユニホーム姿に。赤いスパイクを履き、ティー打撃でスイングを確認した。同じタイミングで昨季限りで引退した新井貴浩氏も打撃ケージ裏に姿を見せ、注目を集めた。

 その後、主砲・鈴木と一緒にランチ特打を行った。置きティーで66スイング、マシンの緩い球を42スイング。迎打撃コーチの投げる球を逆方向中心に42スイングした。

 入念にフォームを確認した後は、鈴木に負けじと20球を早打ちする連続ティー打撃を3セットこなし、ファンを沸かせた。


☆カープでのキャンプ初日は、順調だったようです。


◇広島“長野フィーバー”本人は「疲れました」と苦笑い 2/1(金) 16:01配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 移籍1年目の長野久義外野手がキャンプ初日を終え、「疲れました」と素直な感想を口にした。

 練習開始前の声出しに始まり、ランチ特打では主砲・鈴木と共演。午後は、個人練習もみっちりこなした。ファン、報道陣の注目を一身に集めたキャンプ初日。環境が変わり、「ユニホームをきて今日から始まり、いつも以上に疲れました」と苦笑いを浮かべた。

 ただ、周囲からは温かい言葉をかけられた。昨季限りで引退した新井貴浩氏に声をかけられ、背番号5のユニホーム姿について「新井さんに似合っていると言われ、うれしかった」という。

 この日は報道陣が約100人、昨季を300人上回る1600人の観客が集結。ファンにも積極的にサインした。「頑張ってくれと声をいただき、頑張らないとなと思いました」。“長野フィーバー”を感じさせる一日となった。


☆その長野の、一問一答。


◇【一問一答】カープ長野「新井さんに似合ってるねと言われてうれしかったです」 2/1(金) 20:48配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 移籍1年目の長野久義外野手が新天地でスタートを切った。別メニューながら、フリー打撃や走塁練習などで汗を流した。一問一答は以下の通り。

 -初日の感想は。

 「疲れました」

 -疲れた理由は。

 「ユニホームを着て今日から始まりますし、ユニホーム着るまでに練習していても、ユニホームを着るといつも以上に疲れます」

 -背番号5の反響。

 「新井さんに似合ってるねと言われてうれしかったです」

 -人気がすごい。

 「そんなことないと思いますけど…」

 -ファンの期待が大きい。

 「本当に頑張ってねという声をいただきましたし、頑張らなきゃなと思ってます」

 -今日の練習メニューの感想。

 「初日のメニューかなという感じでしたけど、最初はバッティングコーチの方も少なめと言ってくださっていたので」

 -鈴木と一緒にランチ特打をした。

 「体も大きいですし、すごいスイングをするなと思って見てました」

 -今日の打撃のテーマは。

 「センターから右方向に打つ練習をしていました」

 -手応えは。

 「ぼちぼちだと思います」

 -どんなキャンプにしたいか。

 「しっかりと練習についていけるように頑張ります」

 -ファンへメッセージを。

 「大歓声をいただけるように頑張りますので、よろしくお願いします」


☆で、先程少し話にも出ていましたが。


◇【広島】長野、センター!丸ごと穴埋め…緒方監督「イレギュラーを期待」 2/1(金) 6:07配信 スポーツ報知

 広島の緒方孝市監督(50)が31日、FA移籍した丸の人的補償で巨人から加入した長野久義外野手(34)を中堅手として起用するプランを披露した。近年は右翼手としての出場がほとんどだったベテランに、昨季まで不動の中堅手だった丸の穴を埋める存在になることを期待した。

 宮崎・日南市内でのキャンプイン前日ミーティング後、丸の抜けたセンターの人選を問われると、指揮官の語気に熱が帯びた。「西川も長野もセンターに就いてもらう」。昨年4月、丸が右太もも裏の筋挫傷で先発を外れた21試合のうち16試合で野間が代役センターを務めた。今季も野間がレギュラー中堅手の筆頭候補で、長野は左翼手とみられていたが、緒方監督は否定。「可能性は自分(選手個々の)の思いだけではない。うれしいイレギュラー(予想外)を期待している」。左翼に限定した固定観念を捨てて発奮することを求めた。

 長野は1月23日の入団会見で鯉党の印象について「僕、ライトなのですぐ後ろだった」と答えていた。事実、17年のスタメン出場は右翼が116試合で中堅は8試合だけ。昨季も先発出場98試合のうち右翼は62試合、中堅は36試合だった。

 東出打撃コーチによると、10日にも行われる紅白戦で長野が打席に入る可能性もあるという。前日(30日)の先乗り合同自主トレ合流後、夜は菊池涼主催の歓迎会に参加。鉄板焼き店でハイボールを傾けながら新たな“家族”と団結を誓った。キャンプで鯉の背番号5としてスタートを切る。(田中 昌宏)


☆もちろん筆頭候補は野間くんですが、結果を出せなければ当然使えない訳で、なおかつ野間くんの尻を叩く意味も含まれていると思います。競争がなきゃ、伸びませんからね。


☆さらに、長野本人についても。


◇広島・緒方監督、長野に指令!11日紅白戦「顔見せて動けるように」特別扱いなし 2/1(金) 6:01配信 デイリースポーツ

 広島・緒方孝市監督(50)が31日、キャンプ地の日南に入った。リーグ4連覇、悲願の日本一へ向けて、実績にとらわれない改革を宣言。若手、中堅、ベテランを含めて、競争のゴングを鳴らした。新加入した長野も例外ではなく、コンディションを考慮した上で早期の実戦出場の可能性を示した。また先発10人構想も明かし投手力増強も求めていく。

 熱い口調に、鯉将の情熱がほとばしった。就任4年でリーグ優勝3回。名将の道を歩む緒方監督はリーグ4連覇へ向けて「競争」を連呼。センター候補に西川、長野の名前を挙げて、19年新生カープの構築を宣言した。

 「いろんな可能性を広げて、今年また、新たなチームを作っていく。目指す野球は変わらないが、メンバーは変わる。変わらなきゃいけない。今年も新しい形を作り上げて、シーズンを戦っていく」

 チームは大きな転換期を迎えている。昨季まで打線の核を担った丸が移籍し、チームの精神的支柱として支えた新井はユニホームを脱いだ。一方で将来を担う黄金ルーキー小園が入団し、丸の人的補償で実績十分の長野が新加入。ポジション争いが新たな展開を見せる中、鯉将はキャンプ初日から競争と力説。長野も決して例外ではないと力を込めた。

 「チーム内の競争は前面に出してやっている。経験ある選手が必ずポジションを保証されるチームではない。若手、中堅、ベテランも競争の中からポジションを勝ち取ってほしい。長野もそういう考えでやってほしい」

 配慮はするが特別扱いはしない。長野の実戦出場に関しても「うちは早い時期から実戦に入っていくし、ある程度そこに顔を見せて動けるようにしてもらいたい」と要望。体調を考慮した上で、11日に予定されている紅白戦に、長野が出場する可能性が出てきた。

 また、今キャンプでは投手陣の立て直しを図る。昨季、規定投球回に到達したのは大瀬良1人だけ。先発が長いイニングを投げられず、中継ぎ陣に負担がのしかかった。すでに佐々岡投手コーチが大瀬良、ジョンソン以外の先発ローテは白紙と明言。シーズン中のアクシデントも想定し、「先発投手は6人だけじゃなくて、10人ぐらい用意したい。その中から中継ぎ、抑えと配置転換していく」と構想を明かした。

 キャンプ中は厳しい目で1、2軍の入れ替えを敢行する一方、フラットな目線で戦力を見極める。監督就任5年目もスタイルは不変だ。新たなサバイバルレースが幕を開ける。


☆長野の加入によって競争が激化した訳ですが、その長野本人にも競争による発奮を促す、という訳。移籍前から「特別扱いはしない」と言ってましたからね。


☆その長野について、立浪さんのコラム。


◇長野久義選手は広島移籍をプラスにできるか/立浪和義コラム 2/1(金) 11:21配信 週刊ベースボールONLINE


◆FAで様変わりした移籍

 このオフも多くの選手が移籍をしましたが、主役は原辰徳さんが監督に復帰した巨人でした。もともと補強には熱心なチームですが、今年はFAで広島の丸佳浩選手、西武の炭谷銀仁朗選手、ほかにもオリックスの中島宏之選手、元マリナーズの岩隈久志選手と、トップ選手を次々獲得。4年間、優勝から遠ざかったことで「今年こそは!」という覚悟が感じられます。

 私がプロに入った時代は、移籍と言えば選手同士の交換トレードでしたが、1993年オフのFA制度スタートから大物選手同士の交換トレードは減り、自らがFAで移籍していく形が主流になりました。好きな球団に行けるのですから、選手にとっては、ありがたい制度ですが、トップ選手にまで育て上げた30歳前後の脂の乗った選手がいきなり抜けてしまうのですから、球団側にとっては大変ですね。今回の広島にしても、2年連続MVPの丸選手が抜けてしまったわけですから、来季の戦い方そのものを考え直す必要も出てきたはずです。

 私自身は、現役時代トレードの話は一度もありませんでしたし、自分から他球団に出たいと思ったこともありません。入団からドラゴンズひと筋でやってこられたことは、本当に幸せだったと思っています。

 FAの裏表で人的補償で大物選手が放出されるケースもあります。今回の巨人がまさにそれで、内海哲也選手、長野久義選手と、投打のベテランが球団を去ることになりました。

 以前も書きましたが、内海選手については、チーム内の世代交代で出番も減っていましたし、新天地、しかも相手打者が自分の情報をあまり持っていないパ・リーグの西武に行ったことで、もう一花咲かせる可能性は十分あるだろう、いい移籍かもしれないな、と思いました。


◆大事なのはメンタル

 ただ、長野選手の広島移籍については正直、驚きました。他球団のドラフト指名を2回蹴ってまで巨人にこだわった選手ですし、新人王、首位打者を獲得し、入団から9年連続100安打以上、2ケタ本塁打をマークと成績的にもコンスタントで、今後も十分計算ができます。いくら丸選手が入って外野の層が厚くなったとはいえ、巨人にとっては必要な選手だったと思いますし、原監督も出したいと思ってはいなかったはずです。ただ、プロテクトというルールがあり、やむを得ず、ということだったのでしょう。

 私は、これまでたくさんの移籍選手を見ていますが、移籍先で成功するコツは、やはり気持ちの切り替えだと思います。どこでやろうと野球は同じですし、気持ちさえ切り替えれば、別に慣れというのは関係ないと思います。しかも今回は広島側から「うちに来てほしい」と請われたわけですしね。

 実際、冷静に考えれば、丸選手が抜けた広島の外野陣のほうが、長野選手のチャンスは間違いなく増えるはずです。バッティング技術も高く、苦手のコースもなく、広角に打つこともできるタイプです。さらに言えば、この広島移籍で天然芝のマツダ広島が本拠地になりますし、人工芝の東京ドームよりは腰、ヒザへの負担も減るはずです。選手寿命も長くなるかもしれません。また、そういうふうにプラスに考えていったほうが、いい結果も出ると思います。


☆今回の移籍をいいきっかけにして、これまでの「脇役」の心づもりから腹を据えて野球に取り組めば、その才能を遺憾なく発揮して大化けする可能性は、十分にあります。逆に言えば今回の移籍は、長野にとっても大きなチャンスということ。




☆さてお次は、その長野とランチ特打で共演した、誠也くん。


◇広島・鈴木、背番号「1」デビュー 「後輩の見本に」 2/1(金) 20:11配信 朝日新聞デジタル

 広島の鈴木が1日、今季から新しくつける背番号「1」のユニホーム姿を披露した。「後輩の見本となれるようにがんばりたい」とキャンプ前から口にしていた4番打者が、早速ほれぼれする打撃を見せた。

 ランチ特打に登場すると快音を響かせた。柵越えを連発し、「毎回、飛ばそうと思って失敗していた。外に出ると大振りしたくなるけど、コンパクトに振ろうと思ってそれが出来た」。けがをした右足に入っていたボルトを昨秋、取り除いたため、一部は別メニューだったが、外野ノックやベースランニングもこなした。


☆そうそう、誠也くんも今年は、真の4番に向けての「ニュー誠也くん」ですからね。


◇広島・鈴木がド迫力の連続ティー 思わず長野も苦笑い 2/1(金) 13:09配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 主砲・鈴木誠也外野手が、初日からエンジン全開だ。

 長野と並んで行ったランチ特打。ど迫力のスイングでファンを沸かせた。柵越えを連発して順調な調整ぶりをアピールすると、見せ場はその後のティー打撃。30球以上を早打ちする連続ティーで、1球ごとに声を上げながらスイング。持ち前のパワーでボールを強くたたき続け、これを3セットもこなした。

 初日からすさまじい迫力に、長野も思わず苦笑い。ファンからも拍手が沸き起こっていた。


☆長野も、チョーびっくり(笑)。


◇広島移籍の長野、鈴木のフリー打撃に驚き 「スイングが速いし音が違う」 2/1(金) 20:01配信 Full-Count


◆打撃では右方向を意識「これは毎年(キャンプ初日に)やっていること」

 巨人から移籍した長野久義外野手が、広島でのキャンプ初日を終えた。練習始めから笑顔がこぼれ、リラックスした表情を見せていたがランチ特打では鈴木誠也外野手と並んでフリー打撃に臨み、82スイングを披露した。

 ラスト5球はやや強めの強い打球を打ち込み、スタンドのファンを喜ばせていた。昨季4番を務めた鈴木について長野は「(スイングの)量が違いますから。自分は少な目だったので……。でも、スイングが速いし音が違う」とポテンシャルの高さをあらためて感じた様子。

 大注目を浴びた初日の練習内容に関しては「センターから右方向に打つことを心掛けました。これは毎年(キャンプ初日に)やっていることです。しっかり自分のスイングをすること、左肩が開かないことを心掛けていました」と、例年通りに過ごせたことを明かした。

 だが、終始目についたのは、まるで以前から広島でプレーをしていたかのような立ち振る舞い、そしてチームメイトとの掛け合い。ライバルチームからやってきたベテラン選手の移籍でもカープナインとの距離感はさほど感じなかった。そういった空気を作り出すことができるのは長野の人間性ともいえる。

「これからチームメイトの名前を覚えていかないと。今日はスタンドから大声援をいただけて、すごくありがたいことだと思いました。キャンプはケガなく練習についていけるようにしていきたいです」と先を見据えた。


☆誠也くんも、長野とやれるのはうれしい様子。


◇カープ誠也、長野との競演喜ぶ「夢のような時間でした」 2/1(金) 20:28配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 広島・鈴木誠也外野手が新加入した長野との競演を喜んだ。

 ランチ特打に一緒に登場。「夢のような時間でした。しっかりコミュニケーションを取って、どういう方なのか知りたいなと思います」と目を輝かせた。

 背番号1については「51の時と特に変わらずやっていのであまり実感はなかったです。(周りの反響は)特にあまり触れられることもなく、何とも思ってないです」と話した。


☆タナキクに誠也くん、松山、そして会沢に、長野。安部も今年は引っ張るでしょう。野間くんや西川くんら若手がそれに引っ張られて、いい感じのチームになるんじゃないでしょうか。後は、バティスタ・メヒアですね。




☆さてお次は、ルーキー島内くん。


◇広島・ドラ2島内 緊張の初ブルペン「たくさんの人の視線があって…」 2/1(金) 13:01配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 広島のドラフト2位・島内颯太郎投手(22)=九州共立大=が初日からブルペンに入った。佐々岡投手コーチが見守る中、直球のみを60球。時折、上ずる場面があった。

 「たくさんの人の視線があって力みがあった。高めに抜ける球が多かったので、それを修正してきたい」

 練習前の円陣では長野、小園、正随に続き「大瀬良さんからエースを取れるように頑張ります」と大声であいさつ。直後には大瀬良とキャッチボールを行い、先輩の球に鋭さに驚いた。背番号「43」がプロとしてスタートを切った。


☆その、島内くん。


◇広島 新入団選手紹介ドラフト2位・島内颯太郎「目標とする選手は、大学の先輩でもある大瀬良大地投手」 2/1(金) 6:04配信 広島アスリートマガジン

 球団史上初のセ・リーグ3連覇という偉業を達成した緒方カープに、新たに8名のルーキーが加わった。ファンクラブ会員約600名に加え、多くの報道陣が詰め掛けた12月10日の入団会見では緊張の面持ちでそれぞれの抱負を語った。
 そして年が明け1月6日には広島入りして大野寮に入寮。期待と不安が入り混じる中、プロの世界での意気込みを語った入団会見での言葉を紹介していく。

*  *  *  *  *  *

■ 島内颯太郎
しまうちそうたろう/投手/九州共立大/1996年10月14日(22歳)/右投右打 /180cm・78kg

 最速152キロを記録する直球とフォーク、チェンジアップ、スライダーなどの変化球を操る本格派右腕。2年春からリーグ戦で登板したが、同年秋のリーグ戦は右肘痛を発症し登板なし。3年春に復帰すると、同年秋に3勝0敗、防御率0.64でMVPを獲得。4年秋には3完封1完投を含む5勝をマークしベストナインを獲得した。大学時代に球速を上げた直球を武器に、大学の先輩でもある大瀬良大地と共に先発ローテーションとしての新人王の獲得が期待される。


島内:「小さい頃から両親に支えてもらっているので、両親に感謝の気持ちを伝えたいです。
 自信を持っている球は、直球です。ファンの方々が見ていて気持ちの良い直球を投げたいです。落ちる系の球を2つ持っているんですけど、その球で三振を取れるようになりたいです。狙ったときに(三振が)取れるようになりたいですけど、まだそこまでには達していないので、これからなれるように頑張ります。
 即戦力として1年目からしっかり期待に応えられるような投球ができるように頑張ります。試合のときはどれだけピンチの場面でも頭は冷静にということを大切にしています。
 目標とする選手は、大学の先輩でもある大瀬良大地投手です。マウンドで打者に向かっていく闘志や、直球で押していく投球スタイルもとても尊敬しています。対戦してみたい選手は、ソフトバンクの柳田悠岐選手です。フルスイングに対して、自分の投球がどれだけ通用するのか試してみたいです。直球でファウルを打たせて変化球で三振を取るというスタイルは変えずに、勝負をしてみたいと思っています。
 1年目の目標は二桁勝利と新人王です!」


(広島アスリートマガジン2019年2月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


☆プロにどれだけ適応できるか。適応できれば、この人はやりますよ。


☆さて、続いて新戦力は、新外国人。


◇広島、ローレンス&レグナルドがブルペン入り 2/1(金) 23:13配信 サンケイスポーツ

 広島の新助っ人、ケーシー・ローレンス投手(31)=前マリナーズ=とカイル・レグナルト投手(30)=前メッツ3A=が1日、宮崎・日南市内の天福球場でブルペン入り。メジャー通算3勝のローレンスはスライダー、カーブ、チェンジアップを交えて43球を投じた。「非常に良かったと思います。ブルペンでは100パーセントの力を出せたよ」と充実の汗をぬぐった。

 メジャー経験はないものの、左の中継ぎとして期待されるレグナルトは決め球のパワーカーブを解禁するなど31球を投じた。「先月しっかり調整をした。キャンプ中には打者と対戦したいね」と自信たっぷり。ブルペンを守った佐々岡投手コーチは「(ローレンスは)制球が良かった」と評価した。


☆その、ローレンス。


◇広島ローレンスに佐々岡コーチ高評価「制球がいい」 2/1(金) 21:00配信 日刊スポーツ

 広島の新外国人ケーシー・ローレンス投手(31=マリナーズ)が1日、チーム一番乗りでブルペン入りした。変化球を交えて43球を投げ「どのチームにいても、キャンプ初日に合わせて準備するよ」と順応性の高さを示した。

 佐々岡投手コーチは「低めを意識して、制球がいい」と高評価。中日鈴木スコアラーは「(元広島)バリントンみたいな腕の出方」と話した。


☆いやいや、投げ方も似てるんですが、バリントンのように長くカープで活躍してほしいですね。島内くん、ローレンスが先発で使えるとなれば、これはかなり強力な先発陣。


☆さらに、この人が出てくれば。


◇カープ床田 テーマは左打者への内角球「まだ弱い」 2/1(金) 20:22配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 広島・床田寛樹投手がブルペン入りし、チーム最多の103球を投げた。

 テーマは左打者の内角球。精度に関しては「投げられているけどまだ弱い」と不満顔だが、2年ぶりの春季キャンプ参加に表情は明るい。「(雰囲気が)ピリピリしている。いい緊張感の中でできてうれしいです」と話した。


☆元々首脳陣の評価は高かったのですが、ストレートは術後の方が威力があると、専らの評判。左の先発でもありますし、出てきてほしいと同時に、今年はやってくれるでしょう。


☆さておしまいは、ちょいとキャンプから離れて、ルーキーのお話。


◇V3広島の未来を左右する存在!? 高卒ルーキー内野手たちへの高い期待値 2/1(金) 9:32配信 Full-Count


◆広島に出現しない高卒内野手の不動のレギュラー、ドラ3林とドラ7羽月に注目

 オフにも球界の話題の中心にいた広島カープ。念願の日本一に向け、大きな可能性を感じさせるシーズンである。同時に、数年で大幅な血の入れ替えが起こりそうなチーム状況も同居している。だからこそ高卒野手に大きな期待がかかっている。今はドラ1小園海斗の話題に隠れてはいるが、将来性豊かな2人、林晃汰、羽月隆太郎に注目してみた。

 2018年にリーグ3連覇を達成したカープであるが、最後のところで日本一まで手が届かなかった。あれから早いもので3か月近くが経過。キャンプイン前、1月下旬の広島では大野練習場とマツダスタジアムで多くの選手が自主トレを行っていた。 

 今オフ、球界を大きく騒がせたFAでの丸佳浩の巨人移籍、それにともなう長野久義の広島加入。今自主トレでは長野の姿を見ることはできなかったが、もともと実績のある選手である。終結した首脳陣たちも「シーズンが始まれば相応の結果は残してくれるはず」という確信に近いものがあるはずだ。むしろ長野以上に注目していたのは新人選手たちの現状ではないだろうか。 

 長年、広島のウィークポイントは左腕投手と言われる。確かに18年、先発ではクリス・ジョンソン、ブルペンではヘロニモ・フランスアしかコンスタントな活躍をした左腕はいない。しかし床田和樹、高橋昂也、高橋樹也、戸田隆矢など1軍経験も能力もある若い投手はいる。結果には結びついていないといえ、決して悲観することはない。 

 逆に広島は野手、それも二遊間に関して将来に多少の不安を抱えている感がある。現在、二塁・菊池涼介、遊撃・田中広輔という球界を代表する2人を有する。しかし菊地は昨オフの契約更改時、「ポスティング制度でのメジャー挑戦」を直訴。田中も順調なら20年中に国内FA権を取得する。センターラインがいなくなる可能性も否定できない。 

 また二遊間のみならず、三塁、一塁を含めても、長い期間、実は高卒選手が何年間も試合に出続けるような内野の不動のレギュラーに定着していない。移籍した丸や4番の鈴木誠也も高卒ながら外野手。そういった意味でも守れるだけでなく、打てる高卒内野手の登場に期待もかかる。18年ドラフトで指名した7人のうち3人が高校生内野手。これらを見ても現状が見て取れる。


◆3位・林晃汰、7位・羽月隆太郎の大いなる可能性

 堂林翔太が三塁などに起用されていた時期があった。17年は安部友裕がポジションをつかんだように見えたが、18年には成績不振とケガに見舞われた。実際、広島に関して高卒で内野手のレギュラーに定着した、と言えるのは00年代の東出輝裕打撃コーチまでさかのぼらないといけない。 

 他球団に目を移すと、年齢はまちまちであるが活躍している高卒内野手は何人もいる。巨人・坂本勇人、岡本和真、ヤクルト・山田哲人、ソフトバンク・今宮健太、西武・中村剛也、楽天・浅村栄斗、日本ハム・中田翔など球界を代表する選手も多い。 

 広島にも高卒内野手として期待されている庄司隼人や桑原樹、そしてソフトバンクから18年途中に移籍してきた曽根海成らがいるが、未成熟な状態。新入団の3人は彼らとの競争にも打ち勝たねばならないが、入団時から評価が非常に高く、期待値が大きいのが伝わってくる。 
 
 メディアを騒がせ、4球団競合したドラ1指名・小園海斗の評価が高いのは当然。ただ、自主トレ段階とはいえ、3位・林晃汰、7位・羽月隆太郎に首脳陣も大きな期待を寄せていた。
 
「昨年までは2軍担当だったので若い選手もたくさん見た。もちろん、まだ高校生というのを差し引いても林と羽月は良さそう。林の下半身はかなり鍛えられている感じがする。また羽月のスピードは現時点でも素晴らしい。タイプは違うけど、スピードだけでいえば小園より上なんじゃないかな」 

 山田和利内野守備走塁コーチは、瞬発系サーキットや捕球練習をおこなう2人を見ながら語ってくれた。 

「素材が素晴らしいのはわかっている。今後、高校を卒業して寮に入って野球に没頭する。食生活やウエイトもやって、身体がプロ仕様になる。そこから自分の真のプレースタイルを見つけていくことになるんじゃないかな。もちろん呑気なことも言っていられないけどね」


◆林は長打、羽月はスピードに注目

「長打を打てるのがアピールポイント。本塁打は理想の形。それを打てるのは一番良いこと」と話す林は名門・智弁和歌山高で1年夏からベンチ入りし、春夏3度の甲子園出場。高校通算49本塁打。金属バットとはいえ甲子園で逆方向へ2本塁打を放っている。182センチ、88キロと現時点でも恵まれた身体をしており、「3冠王をとりたい」というコメントからも志の高さが伺える。
 
 また、「トリプルスリーを目指したい。特に盗塁数は30ではなく、40、41と伸ばしていきたい」 と話すのは羽月。167センチ、70キロは新人選手の中でもひときわ小柄に見えるが、50メートル5秒7というスピードはすでに1軍クラス。ところが本人からトリプルスリーという言葉が出たのには驚かされた。「1軍昇格はやはり今年が良い。足で魅了できる選手になれれば」。17年夏の甲子園で2三塁打を放った足に新たなものを加える気持ちがあるのだろう。

 たまたまこの日、メニューに打撃練習は入っておらず、視察に訪れた3軍統括コーチの浅井樹は「今日、打撃はしないのか? なんだつまんない」と笑っていた。新人の打撃を見るのが楽しみでしょうがないようだ。

「もちろん映像では見ていますけど、現状の打撃を知っておきたい。林は大きく育ってほしい、松山竜平のようなイメージかな。羽月はやはりスピードが武器になるんじゃないかな。広島らしいタイプというか、うちの野球にマッチしそうなのでプロに慣れればチャンスも多いと思う」

「でもまだ高校生ですからね。気持ち的にも高まっているから、オーバーペースにならないようにこっちは気につけないといけない。小園ももちろんですが、どこまで伸びるのか楽しみでしょうがない」

 年明け早々、都内でおこなわれたNPB新人研修会に同行したカープ球団関係者は「まるで遠足や修学旅行ですよ。引率の先生の気分です。まぁ、まだ高校生ですからしょうがないですけど……。でも可愛いですよ(笑)」と思い出し笑いで語ってくれた。 

 強豪チームの新人、数年前までとは比較にならないほど注目度は高い。連日のようにメディアやファンからも声をかけられる。これまでの普段の生活では経験したことのないことだろう。だがこれからはこれが日常。自らを見失うことなく、真っ直ぐ、愚直に進んでいくこと。それこそが遠回りに見えながらの成功への近道、球団関係者の願いである。

 瀬戸内は冬でも日差しが眩しく、林と羽月の2人も大粒の汗を流していた。戦いの舞台は高校野球からプロへ変わるが、前を見据える表情は以前と変わらず、まるで季節外れのひまわりのように輝いて見えた。どこまで成長し、どんな選手になっていくのだろうか。

 大人のトビラを開けた夏の少年たちを、合宿所に対面する世界遺産・宮島が見守っている。熾烈な競争がいよいよスタートだ。

(山岡則夫 / Norio Yamaoka)

山岡則夫 プロフィール
 1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌Ballpark Time!を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、製作するほか、多くの雑誌やホームページに寄稿している。最新刊は「岩隈久志のピッチングバイブル」、「躍進する広島カープを支える選手たち」(株式会社舵社)。Ballpark Time!オフィシャルページにて取材日記を定期的に更新中。


☆林くんはスラッガーのサード、そして羽月くんはスピードスター。林くんは将来の主軸、羽月くんはポスト赤松ですが、もちろんバッティングが良ければスタメンになっちゃってくれていい(笑)。


☆て言うか、今年はやりますよ、安部ちゃん。で、曽根くんもやりそうですから。曽根くんは、ダークホース的存在になるかも知れませんよ。


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source : K.Oのカープ・ブログ。