2019年2月3日日曜日

'19 カープ・キャンプリポート(2)~2/2、新井さん由伸さん来訪・長野“移籍1号”・大瀬良野村初ブルペン。


☆さて、まずは昨日1日の続き。


◇キャンプ初日から“チョーノ節” 赤ヘル軍団の心をワシ掴み 2/2(土) 12:00配信 日刊ゲンダイDIGITAL

 のっけからいきなり「チョーノ節」がサク裂した。

 広島の日南キャンプ初日、もっとも注目を集めたのが、巨人に移籍した丸の人的補償で加入した長野久義(34)だ。

 練習前の声出しで、「野球以外のことなら何でも答えられると思います」と言うや、ナインは爆笑。チームが変わっても、一瞬で赤ヘル軍団を“長野ワールド”に引き込んだ。

 丸の移籍で抜けた戦力ダウンを補ってくれるだけではなさそうだ。


☆ま、男前は得ってことで(笑)。


◇【広島】長野久義の“赤い背番号5”に女性ファン「キャ~ッ」 2/2(土) 6:07配信 スポーツ報知

 赤チョーさんがリアル・チョーさんの系譜をたどった―。広島が1日、宮崎・日南市でキャンプイン。巨人から移籍した長野久義外野手(34)は、守備練習まで防寒ウェアを着ていたが、ランチ特打を前にバサッと脱ぎ捨てた。ユニホームをあらわにし、背中に真っ赤な背番号5が表れると、数人の女性ファンから「キャ~ッ」という悲鳴が上がった。

 00年。巨人・宮崎キャンプで長嶋監督がグラウンドコートを脱ぎ、背番号3の雄姿を披露すると大歓声。当時15歳の長野少年も“チョーさん”の雄姿に酔いしれたクチだ。ミスターは12日まで隠し続けたが、長野が出し惜しんだ時間は2時間30分ほど。「(ファンの悲鳴?)ないない!」と首を振りつつ「ユニホームを着て、いつも以上に疲れました。少しでも早く(良く)見られるようにしたいですね」と、新たな戦闘服の違和感に苦笑いした。

 FA移籍した丸の人的補償で加わったベテランも、新入団選手の一人として朝の声出しが課された。「野球以外のことなら何でも答えられるので聞いてください」とジョーク。特打では逆方向を中心に84スイング。広島名物の連続ティー打撃にも挑み、3セット目は「ウ~ッ、ウ~ッ!」と悲鳴を上げた。最後は100人を超えるファンの求めに応じて即席サイン会も開いた。「毎年、キャンプイン翌日は筋肉痛になる。でも、けがをせず、練習についていけるように頑張ります」。赤チョーさんが第一歩をしるした。(田中 昌宏)


☆他球団も、注目。


◇他球団スコアラーが広島・長野チョー警戒 2/2(土) 14:16配信 東スポWeb

 赤チョーノが初日から全開だ。1日、広島のキャンプが宮崎・日南でスタート。注目はなんといっても巨人から移籍した長野久義外野手(34)だ。昨年を300人上回る1600人のファンと大報道陣が詰め掛けて天福球場は大フィーバーとなったが、ネット裏で目を光らせていたのがライバル球団のスコアラー軍団。007は赤ヘルの背番号5をどう見ているのか――。

 長野は午前8時過ぎ、車で球場入り。テレビカメラ20台、約150人の報道陣が視線を注ぐ中、練習の初めに円陣の中央であいさつ。チーム全員に「今日からシーズンが始まります。日本一に向けて頑張りましょう」と呼び掛けると「野球以外のことは何でも答えられると思います。聞いてください!」と声を張り上げて笑いを誘った。

 練習はベテラン扱いで別メニュー。長野は「打撃コーチの方も最初は少なめと言ってくださった」と感謝したが、それでも気を張っていたのだろう。巨人時代のキャンプ初日と比べれば、明らかに体は動いていた。ウオーミングアップ、守備練習が終わると、ランチ時間には鈴木と特打に登場。ここでようやく上着を脱ぎ、背番号5のユニホームをお披露目だ。

 82スイングで柵越えはなかったが、豪快な打球を連発する鈴木の隣で「中堅から右方向を意識した」とお家芸の流し打ちに徹し、順調な調整を印象付けた。さらには鈴木と一緒に連続ティー打撃も行い、スタンドのファンから喝采を浴びた。その後もダッシュで体を追い込み、室内練習場に一人でこもってティー打撃をおかわり。最後はゲリラサイン会を開催して充実の初日を終えると「疲れました」。それでも顔には爽やかな笑みが浮かんだ。長野が動けば、ファンも報道陣も動く。

 一方、他球団のスコアラー軍団も背番号5の動きを冷静な目で追っていた。今季から広島を担当する阪神・太田スコアラーは前巨人担当。「誰がどう見ても巨人の主力だった選手なんですから。最注目の選手? 当たり前でしょう。これからじっくり見させてもらいます」と徹底マークを宣言した。

 他の007も初日のチェックポイントは長野とその加入効果。セ球団の某スコアラーは「我々からすれば、巨人はなんてことをしてくれたのかと。丸が抜けてシュンとしていたチームが生き返っちゃったじゃないですか」とフィーバーを横目に半泣きだ。「それに長野がこれだけ注目されると、他の選手が楽ですよ。背番号が変わった鈴木やルーキーの小園も練習に集中できる。それだけで大きい」と指摘した。

 長野自身の成績も上向くと見ている。「彼の場合、怖いのはけがだけでしょう。広島の厚い外野層なら、体の状況を見て休ませることもできる。6、7番に置いて気楽に打たせれば、本気で3割打つんじゃないかと思っていますよ」と話した。

 実際、化学反応の兆しも見える。長野は「みんなよくバットを振るな、と。いい練習をしているなと思いました」と初日からカープの練習風景に刺激を受けた様子。ただ「けがなく、しっかり練習についていけるよう頑張ります」と真面目に意気込んだかと思えば「なんかこの場、硬くないですか?」と取り囲んだ報道陣を和ませるひと幕も。こんなムードメーカーぶりもライバルを恐れさせているゆえんだ。


☆今のところ、カープに馴染もうと頑張っている一方で、自分のペースもしっかり保ってやっているように見えます。


☆新井さんも、太鼓判。


◇新井氏、長野よ移籍は野球人生にプラス 古巣・広島に新加入の後輩にチョ~エール 2/2(土) 9:00配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 今年からデイリースポーツ本紙評論家となった前広島の新井貴浩氏(42)が1日、広島が春季キャンプを張る宮崎県日南市の天福球場を12球団で最初に訪れた。チームには今年、巨人へFA移籍した丸の人的補償で長野が加入。新天地で活躍を誓う背番号「5」にエールを送った。

 ランチ特打を行う長野にくぎ付けになった。コンパクトなスイングからはじき返された打球は、中堅から右翼方向へ鋭く落ちる。「初日なのに、さすがだなと思った」。9年連続100安打を達成した実力の一端を垣間見て目を細めた。

 長野は34歳で新しいユニホームを着た。「環境が変わってグラウンド以外も大変だと思う。でも振り返ったときに必ずプラスになる」。自身はFAで阪神に移籍し、その後古巣へ戻った経験がある。山あり谷ありの野球人生。決して回り道ではないと知っているからこそのアドバイスだ。

 チームにとっても「間違いなくプラス」と力を込めた。勝負強い打撃や豊富な経験値などは何物にも代えられない。リーグ4連覇と35年ぶりの日本一を目指す今季。大きな推進力になるはずだ。

 グレーのスーツを着て臨んだ評論家デビュー。「違和感満載の1日だった」と苦笑いした。新井氏の第2の野球人生もまた幕を開けた。


☆デイリーと同時に、スポニチの解説者でもあるんですよね。


◇【新井さんが行く!!】古巣広島直撃!移籍の長野は若手のお手本「チョーさん凄いね」 2/2(土) 5:30配信 スポニチアネックス

 プロ野球は1日、米アリゾナを拠点とする日本ハムを含む12球団が宮崎、沖縄の各地でキャンプインした。今年からスポニチ本紙評論家に就任した前広島の新井貴浩氏(42)が、キャンプ地を巡る「新井さんが行く!!」の第1回は古巣を訪問。若手時代から汗と泥にまみれた宮崎県日南市の天福球場で注目の新戦力・長野久義外野手(34)や4番の後継者・鈴木誠也外野手(24)らとの交流を語った。

 “チョーさん”はやっぱり凄いね。

 年下だけど、長野のことは昔から“チョーさん”。自然とね。球場で会うたびに律義に丁寧にあいさつに来てくれる。本当に“さん”付けが似合う人柄だ。(労組プロ野球選手会の)選手会長を退く時に後任候補の一人として考えたこともあった。

 技術の高さは、この日のマシン打撃を見れば分かる。一定のテンポで球が来るマシンに対しては「1、2、3」の単調なスイングになりがち。これでは変化球の交ざる試合では打てない。チョーさんは始動を早めて左足を上げ、ゆったりした動作から「1、2の3」の間をつくって振っていた。惰性で打つのではなく、高い意識を持っている。若手の手本になる。

 移籍の経験があるから分かる。新しい環境でやるのは本当に大変。自然と力が入ってしまう。ケガには気をつけてほしい。「一緒にやりたかったんで、復帰してもらえませんか」と言ってくれた。うれしいね。赤いユニホームもよく似合っている。溶け込むのに時間はかからないと思う。

 近いうちに野手も投手も集まる歓迎会があると聞いた。15年に広島へ復帰した際、石原が音頭を取って同じような会を開いてくれて若い子たちとの距離が縮まったことを思い出す。そういう声が自然と上がり、自然と人が集まるのが広島の良さだと思う。

 選手として大きなプラスの戦力だし、相乗効果もある。同じ外野手の野間は目の色が変わっていた。広島の若手は素直ないい子ばかり。加えて、いい意味で負けず嫌いなところもいい。「新井が抜けて…」なんていう不安は一切ない。みんな言葉にはしないけど、「弱くなった…なんて言わせない」と思っている。

 チョーさんの隣で打っていた誠也は打球の音が違ったね。初日からあれだけ振れるのだから、しっかり準備してきたんだろう。背番号1の姿はまだ見慣れない。でも、この一年が終わった時には広島の1番は誠也の色に染まり、「誠也の番号」と呼ばれているはずだ。25番はどうか。広島の後輩なら誰がつけてくれてもいい。できれば、へたくそでも一生懸命にやり、チームメートやファンのことを思いやることができる選手がつけてくれたら最高だよ。

 最後に…。マッチャン(松山)のパンプアップした体が印象的だった。相当トレーニングしてきたんだろう。4月に故郷の鹿児島で凱旋試合もある。張り切っているね。ぜひ、僕も“鹿児島のじっちゃん、ばっちゃん”にあいさつに行きたいね。(本紙評論家)

 ▽鹿児島のじっちゃん、ばっちゃん 松山のお立ち台での決めセリフ。活躍した際の本拠地でのヒーローインタビューで「鹿児島のじっちゃん、ばっちゃん。今日俺やったよ」と絶叫するのが定番。

 ◆新井 貴浩(あらい・たかひろ)1977年(昭52)1月30日生まれ、広島県出身の42歳。広島工―駒大。98年ドラフト6位で広島に入団し、08年に阪神移籍。15年から広島に復帰し、リーグ3連覇を果たした昨季で引退した。現役20年間で通算2203安打、319本塁打。05年本塁打王、11年打点王。本紙評論家に就任し「選手への愛情を持った、分かりやすい評論」を目指す。

 【新井さんのキャンプ初日】

11:30 天福球場に到着。報道陣受付に自ら名前を記入。関係者にあいさつ

12:30 長野、鈴木のランチ打撃を見学

13:00 TBS解説者として初インタビューの相手は長野

14:00 天福球場を一時離れて昼食

15:00 天福球場を再訪問

16:00 鈴木との対談を収録

16:50 OBとして報道陣から取材を受けて「もう素人なのに…」

17:00 記者に扮して佐々岡投手コーチの囲み取材に“潜入”

17:05 天福球場を離れる


☆「記者に扮して潜入」って何(笑)。


☆長野はまた、その新井さんの話にも出た誠也くんと、いいコンビ。


◇広島長野“セイチョー”コンビだ!鈴木と最強タッグ 2/2(土) 6:00配信 日刊スポーツ

 広島に新加入した長野久義外野手(34)が、鈴木誠也外野手(24)と最強タッグを結成だ。

 移籍後初のキャンプは一部別メニューとなったが、ランチ特打からは今季打線で中軸コンビを期待される鈴木と一緒に汗を流した。

 「体も大きいし、すごいスイングをする」と感嘆した長野に、鈴木も「夢のような時間でした」と笑顔。リーグ4連覇と悲願の日本一は、“セイチョー”コンビがけん引する。

  ◇   ◇   ◇  

 赤いユニホームの「5」と「1」が打撃ケージに並んだ。だが、両者が描いた弾道は対照的だった。初日から5本の柵越えと鋭いライナー性の打球を連発した鈴木に対し、長野は中堅から右方向を意識したバッティングを徹底した。マシン相手の42球中、左方向へ飛んだのは2球のみ。迎打撃コーチを相手にした42スイングも半数以上が中堅から右方向への打球だった。

 「まずは自分のスイングをすることと、左肩が早く開かないように。1日1日練習についていって実戦に入っていければいい」。

 自己流調整を貫くが、やはりいつものキャンプ初日とは違った。チームが変わり、仲間も景色も違う。練習終了後は開口一番、「疲れました」と苦笑い。ただ、心地いい汗だったに違いない。若き4番とのランチ特打共演。「(鈴木は)体も大きいし、すごいスイングをするなと思った。音が違う」と驚きの表情。一方の鈴木は「夢のような時間でした」と笑顔で振り返った。その後もランニング、コンディショニングと2人の時間を過ごした。

 参加しなかったケージ3カ所を含む10カ所で、同時に異なる打撃練習を行う広島流のローテーション打撃にも触発された様子。「本当にバットを振るなと思っていた。いい練習をしているなと思いました」。コンディショニング終了後には1人、右翼後方の雨天練習場で15分間のティー打撃。151スイングを“おかわり”した。ローテーション打撃には早ければ明日3日にも加わる。緒方監督は第3クール紅白戦出場も期待するだけに「しっかり出られるように準備したい」と表情を引き締めた。

 赤いユニホームで初めて過ごした1日は特別な時間となった。「似合っているかどうか自分では分からない。少しでも早く見慣れるようにしたいと思います」。調整のペースとともに、長野の広島化も進んでいく。【前原淳】

◇   ◇   ◇

 巨人時代の長野は、坂本勇とともに「サカチョー」を結成した。

 長野が1年目のオフだった11年からは、ともに「阿部組」でグアム自主トレに参加。長野が4歳年上だが、坂本勇の野球に対する姿勢をリスペクトし、坂本勇は「チョーさん」と慕って、公私ともに交流が深かった。

 象徴的なのは、最多安打のタイトル争いを繰り広げた12年シーズン。長野が3安打差の首位で最終戦に臨み、坂本勇が3安打でタイトルを分け合った。3安打目を放った瞬間、ベンチから満面の笑みで拍手する長野の姿に坂本勇が「それが一番うれしかった」と感動し、塁上で感極まった。

 闘志を内に秘め、グラウンドでの結果、背中でチームをけん引するスタイルも同じ。「サカチョー」は老若男女を問わず、ファンから愛されたコンビだった。

★広島長野のキャンプ初日ドキュメント

8時29分 背番号5のユニホームを手に石原と日南市内の宿舎を出発。

8時33分 球場入り。

9時20分 歓迎式に参加。長野効果でカメラ約20台、約100人の報道陣が集まる。観衆1600人は昨年初日よりも300人増。

9時55分 円陣で声出し。「おはようございます。今日からシーズンが始まります。日本一を目指して、みんなでキャンプを乗り越えていきましょう! 野球のこと以外なら何でも答えられると思います」

10時00分 ランニング開始。

12時12分 背番号5披露し、鈴木らとランチ打撃練習開始。ティー打撃60スイング。マシン打撃42スイング。打撃投手(迎打撃コーチ)42スイング。連続ティー打撃20スイング×3。

12時50分 ローテーション打撃に備える選手たちに見守られ、打撃練習終了。

13時00分 昼食。

14時00分 鈴木とランニング。

14時20分 コンディショニング。

14時55分 自主的なティー打撃で151スイング。

15時10分 即席サイン会。ファンの声援に応え、ティー打撃後に約10分間ペンを走らせた。

15時34分 取材対応。「(OBの)新井さんに(ユニホームが)似合っていると言われてうれしかったです」。

16時15分 宿舎へ。


☆菊池もそうでしたが、誠也くんも随分、長野に気配りしてるんでしょうね。


☆その、誠也くん。


◇誠也 背番号「1」初披露、ランチ特打で手応え「自分らしい打撃」 2/2(土) 6:00配信 スポニチアネックス

 広島・鈴木誠也外野手(24)が1日、日南春季キャンプで背番号「1」のユニホーム姿を初披露。長野と共演したランチ特打では5本のサク越えを含め、75スイングでヒット性が44本と上々のスタートを切った。

 「自分らしい打撃だったと思う。サク越えは意識していない。コンパクトにライナー性の打球を心がけた」

 狭い室内から屋外に場所を変え、バットを振りたくなる欲をグッと抑えて、鋭いスイングで強い打球を広角に打った。隣には長野。「夢のような時間。スイングがきれいだし、学ぶことはたくさんある」と笑顔をみせた。

 観客を最も沸かせたのは、直後の連続ティー打撃だ。1球ごとに絶叫しながら3セットで計100スイング。視察に訪れた阪神・太田スコアラーは、その迫力に「この時期にあれだけ振れるのはスゴい。ビックリした」と驚嘆の声を上げた。

 背番号1の初お披露目。「実感がない。51番の時と変わらない」と言えるのも、練習に集中していた証だ。骨折した右足のボルト除去手術から約3カ月。別メニューながら、初日からノックやベースランニングもこなし、表情は明るい。

 「去年できなかったことができている。まだフルではないけど、去年よりは全然いい」

 緩やかでも着実に回復しつつある患部。2日には全体練習に合流する予定だ。(江尾 卓也)


☆いやほんと、去年よりは全然いいはず。


☆その誠也くんの「51」を受け継いだ、ドラ1小園くん、キャンプ初日を終えて。


◇広島ドラ1小園、充実のキャンプ初日 東出Cから早くも助言「松山さんを見てみろと」 2/2(土) 7:05配信 Full-Count


◆地元・兵庫からは母・こず江さんが駆けつけスタンドで見守った

 高卒ルーキーながら1軍キャンプに抜てきされた広島の小園海斗内野手が、初めてのプロ野球キャンプに臨み、ノック、フリー打撃などのメニューをこなし初日を終えた。

 ノックでは日本球界を代表する名遊撃手・田中広輔内野手と共に遊撃のポジションについた。「今までテレビで見てきた人のプレーを目の前で何度も見られました。緊張しっぱなしでした。自分はポロポロやって(落として)しまっていましたが、田中さんは確実性がある。今の自分にはないです」とプロのレベルを体感した。

 打撃練習ではロングティー打撃で5本を打った後に東出打撃コーチからある助言をもらった。「自分はどうしても球が前にスライスしてしまうところがあるんですけれど、(同時期にフリー打撃をこなしていた)松山(竜平)さんと同じだから、松山さんを見てみろと言われたんです。

 しばらく先輩の打撃を観察し「下半身の使い方を参考にしていました」と振り返った。その後のフリー打撃では107スイングで右方向に柵越えの一打を放った。センター方向、右方向にもフェンス直撃の強い当たりを飛ばすなど、コツは徐々に掴めている様子。最後はウエイトトレーニングで体作りに励むなど、朝から晩まで野球漬けの1日だったが「大丈夫です。バテていません!」と笑顔を見せる場面もあった。

 練習中には昨年まで広島でプレーし、キャンプ視察に訪れていた新井貴浩氏に挨拶する一幕も。「(宝塚出身の)自分と新井さんの自宅が近いねって言っていただきました」。今日を迎えるにあたり、先輩からは「分からないことがあれば何でも聞いてこい」と言われたそうで「周りの方に色々声を掛けていただいて、何とか終えることができました」と口にした。地元・兵庫から駆け付けた母・こず江さんがスタンドで見守る中、最後まで18歳らしい姿を見せつけていた。

沢井史


☆ま、ルーキーですから、まずは元気に過ごすこと。


◇広島・ドラ1小園、ハツラツデビュー ミート打法で右翼に“プロ1号” 2/2(土) 9:00配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園=が1日、春季キャンプで緊張デビューを飾った。真っさらなユニホームに袖を通すと、はつらつとした動きを見せる中でも初々しさをのぞかせたルーキー。打撃練習ではミート重視ながら“プロ1号”も放った。

 雲一つない晴天の下で始まった初めてのキャンプ。周囲には、実績のある先輩がズラリと並ぶ。小園は背番号51のユニホームにストッキングを見せるオールドスタイルで、初々しさも残しながら元気いっぱいにグラウンドを駆け回った。

 「緊張しっぱなしの一日でした。試合だともっと緊張すると思うので、そこにすぐになじめるようにやっていきたい」

 収穫は大アリだった。午前中に行った内野ノック。遊撃の定位置で軽快なグラブさばきを見せながらも、時折捕球し損なうなど硬さも残った。目の前にいた正遊撃手・田中広については「確実性がある。自分はポロポロしてたので、まだまだ足りないところ。しっかりと見て学びたい」。午後のロングティー打撃中には、東出打撃コーチに促され松山のフリー打撃を凝視。プロの技術を見て学んだ。

 緊張の中でも、黄金ルーキーは“プロ1号”を見せつけた。フリー打撃では体重移動を意識し、ミート重視の中で広角に打ち分け107スイング中、安打性39本。柵越えは苦心したマシンから右翼後方への一発で「ゆっくりではありますけど、修正もできたので良かったと思います」と明るい表情を浮かべた。

 日南の地でしるしたプロとしての第一歩。「テレビで見てるプレーが何個も見られたので、そこで実感も湧いてきましたし、頑張ろうという気にもなりました。先も長いのでしっかり考えながら練習していきたい」。多くの先輩からバチバチに刺激を受けながら、成長の道を歩んでいく。


☆いやいや、1軍キャンプに帯同させたのは、やっぱり正解だったんじゃないですかね。どんどん伸びていく気がします。




☆さて、2日のキャンプ。


◇広島に新加入の長野、円陣で爆笑誘う ぶれずに調整中 2/2(土) 20:58配信 朝日新聞デジタル

 広島に新しく加わった長野久義は「しっかりと練習についていけるよう、大歓声をいただけるよう頑張りたい」とキャンプに取り組む。

 初日に続き、2日もランチ特打に登場すると6500人のファンが見守る中で約100球のフリー打撃をした。ほとんどが中堅から右方向を意識したもので、「左肩が早く開かないようにするため、毎年この時期にやっている」。球団は変わったが、34歳はぶれずに調整を続ける。

 過去に、2度の指名拒否を経て巨人へ入団。「巨人愛」を成就させ、攻守両面で活躍したが、丸の人的補償で広島に来た。心中は複雑だろうと思いきや、「不思議とそういう気持ちは全然なかった」という。移籍発表時には「選んでいただけて選手冥利(みょうり)につきる」とコメント。入団会見では赤いネクタイ姿で臨み、ファンの心をつかんだ。

 キャンプ初日。円陣の声出しで、「野球以外のことなら何でも聞いてください」とニヤリ。昨季、「家族」のような結束で3連覇を遂げた新たな仲間の爆笑を誘った。

 長野といえども、レギュラーは確約されていないが、新井という精神的支柱が抜けたカープで早くも存在感を示している。練習を視察にきていた巨人の高橋前監督が「不思議な感じもしたけど、違和感がない」というほどに。=日南(藤田絢子)


☆長野の加入で、確実に注目度は増しましたね。


◇広島・長野効果で大盛況 6500人のファン集結で即席サイン会も開催 2/2(土) 17:17配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(2日、日南)

 長野久義外野手が、練習後に即席でサイン会を開いた。

 初日に続いて主砲・鈴木とランチ特打に励むなど、みっちり練習。表情には疲労もにじんでいたが、ファンの声援にこたえて約10分間、ペンを走らせた。

 人的補償での加入、さらに人柄がファンの心を打ち、人気が過熱。長野自ら行ったサイン会でも背番号5のユニホームにサインを要望するファンなどで、大混乱になった。

 この日は土曜日ということで、前日の1600人から6500人に。去年、初めての土日は4500人だったが、長野効果で2000人増加となった。


☆その長野に、「移籍1号」。


◇広島・長野“移籍1号”2日連続のランチ特打でファン沸かす 2/2(土) 12:56配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(2日、日南)

 移籍1年目の長野久義外野手が、2日連続で鈴木誠也外野手とランチ特打。柵越えも2本放ち、観客の視線をくぎ付けにした。

 前日は体が開かないよう、右方向中心の打撃。この日は徐々に、力を入れ始めた。90スイング目。泳ぎながらも左翼席へ“移籍1号”。さらに、最終101スイング目も柵越えを放ち、ファンの拍手を受けて締めくくった。

 前日は慣れない環境で、「疲れました」と苦笑いを浮かべた。2日目のこの日は視察に訪れた巨人前監督、高橋由伸氏とも談笑。練習メニューの流れも含め、少しずつペースをつかんでいるようだ。


☆ま、何をやっても絵になるってことで(笑)。


◇広島長野 走塁練習でミスもファンから笑いと拍手 2/2(土) 11:17配信 日刊スポーツ

 広島長野久義外野手(34)が2日、午前中に行われたベースランニングで、スタンドのファンから笑いと拍手をもらった。

 一塁、二塁、三塁、本塁に分かれ、同時にそれぞれのケース走塁を行うメニューでミスした。本塁から一塁ベースを回り込むところを駆け抜けてしまった。チームメートの指摘とファンからは笑いをもらい、やり直し。拍手を送るスタンドに右手を上げて応え、1人で走る姿に再び拍手が起きた。


☆「野球以外」でも、早くも本領発揮(笑)。


◇長野「新夜王」伝説 宮崎・日南の街を沸かせた“男気” 2/2(土) 11:20配信 東スポWeb

 新たな伝説の誕生だ。プロ野球は1日、沖縄、宮崎などでキャンプイン(米アリゾナの日本ハム一軍は日本時間2日から)。注目は何といっても巨人へFA移籍した丸佳浩外野手(29)と、その人的補償で広島に移籍した長野久義外野手(34)だ。ひと足先にキャンプ地入りし、先乗り組の自主トレに合流していた長野だが、本紙は若手野手陣が開催した歓迎会の模様をキャッチ。大いに盛り上がった会のラストには驚がくのひとコマが…。身も心も赤く染めてカープ入りした男は早速、宮崎・日南の街を沸かせている。

 いよいよ赤チョーノの新たな野球人生がスタートした。リーグ4連覇と35年ぶりの日本一を目指す広島は、1月31日に緒方監督をはじめコーチ陣、主力の面々が宮崎入り。日南市内の宿舎では全体ミーティングを行い、指揮官は「ベテラン、経験のある選手が必ずポジションを保証されるかというと、そういうチームじゃない。若手であろうとベテラン、中堅であろうと同じ。長野もそういう考えの中でやってほしい」と報道陣を前に所信表明した。

 リーグ3連覇中ながら心配な要素はある。昨年限りで精神的支柱だった新井貴浩氏が引退。2年連続でリーグMVPを受賞した丸はライバルの巨人にFA移籍した。そのマイナス面を補って余りあるのが巨人からFAの人的補償でやってきた長野だ。緒方監督は過度なプレッシャーを与えないように気遣ってか「新井の代わりをやれっていうわけじゃない」としつつも「経験のある選手の言葉は(若手にとって)いい勉強になる」と長野効果に期待を寄せる。

 注目の“主役”は、新天地でのキャンプを前に精神集中しているのか、31日は自室にこもって報道陣の前には姿を見せなかった。しかし、そこは銀座、六本木、西麻布で鳴らした“夜王”だ。実は日南滞在たった2日の間に、早くもデカい足跡を残していたことが本紙の取材で判明した。

 30日のことだ。先乗り自主トレに参加していた若手野手陣により、長野の歓迎会が宿舎近くのお好み焼き店で開かれた。参加したメンバーによれば、会は大いに盛り上がったという。参加者では長野が最年長だったが、飲食代は1歳年下の松山が男気を見せて全額支払った。

 ここまでなら普通の流れだが、後輩にごちそうになったまま長野が引き下がるわけがない。腹を満たした十数人のメンバーは再び日南の夜に飛び出し、油津(あぶらつ)の街中にひっそりたたずむスナックで2回戦をスタート。すると、今度こそはと長野が大盤振る舞い。新たな“庭”へのあいさつ代わりでもあったのだろう。「めったに出ないシャンパンが空いて…」(スナックのママ)。会計はウン万円だったが、長野はその“10倍”にあたる数十万円の札束を置き、風のように去っていったという。

 カープがキャンプを張る油津は、宮崎県内でも「リーズナブルに飲める街」として有名だ。千円札を数枚握り締めれば、たいてい楽しい酒にありつくことができる。噂にたがわぬ長野の“夜王”ぶりに、古株のカープ関係者も「聞いてはいたけれど、さすがだねえ」と驚きを隠せなかった。

 新天地の夜の街に記念すべき第一歩をしるした長野。スターを迎えた小さな街は昼も沸いている。地元住民は「大きな声では言えませんが、日南はかなり隠れ巨人ファンが昔から多いんです」と言い「長野選手がカープに来てくれて『これで思い切って応援できる』とみんな喜んでいます。商店街も歩いていたようで、目撃した人はキャアキャア言っていましたよ」と明かす。

 巨人時代に名をとどろかせた宮崎市内のネオン街にも後ろ髪を引かれる思いがあっても不思議ではない。日南市内からはタクシーを飛ばしても約1時間の距離で、その気になれば足を延ばすことも容易だ。しかし、長野は周囲に「僕はもうカープの一員。みっちり練習したいし、この街にお世話になります」と宣言しているというから頼もしい。やる気に燃える赤ヘルの背番号5が、今年はどんな伝説を作ってくれるのか。本紙も楽しみに追っていく。


☆ま、夜の方は長野本人にお任せするとして、野球の方で頑張って下さい(笑)。


◇【広島】長野が由伸前監督&松田オーナーの前で“移籍後1号” 2/2(土) 13:03配信 スポーツ報知

 丸の人的補償で巨人から広島に加入した長野久義外野手(34)が2日、宮崎・日南市で行われたキャンプで“移籍後第1号”を放った。

 キャンプ初日に続く連日のランチ特打に姿を見せた長野。この日92スイング目で、若干体を泳がされながらもボールを芯で捉えると、左翼フェンスを越えた。今キャンプ初のサク越えにファンからは拍手。さらに最後の101スイング目も左翼フェンスを越える推定飛距離110メートル弾で締めくくった。

 この日は松田元オーナー(67)に加えて、昨年まで巨人の監督を務め1日にスポーツ報知の評論家としてデビューした高橋由伸氏(43)も視察に訪れていた。狙い澄ましたかのような“御前弾”で「コイの長野」をアピールしていた。


☆そうそう、由伸さんは、初めて他球団のキャンプを見るんですよね。


◇【広島】由伸氏が日南キャンプ来襲! 初体験の他球団チェックに驚きの連続 2/2(土) 10:05配信 スポーツ報知

 スポーツ報知評論家に就任した前巨人監督・の高橋由伸氏(43)が2日、宮崎・日南市の天福球場を訪れ、広島1軍キャンプを視察した。

 前日(1日)は巨人・宮崎キャンプで評論家デビューを果たしたが、1998年のプロ入り以来、他球団のキャンプをチェックするのは「初めてですね」と由伸氏。グレーのチェック柄のスーツに身を包み、午前9時過ぎに姿を見せると、いきなりカープファンのサイン攻めに遭ったが、快くペンを走らせた。宿舎からチリンチリンと自転車で球場入りするナインを目撃して「自転車に乗ってくるんですね~」と、巨人キャンプとの違いに驚いた表情を見せていた。

 ダッグアウト裏では田中や菊池涼ら主力選手とあいさつ。菊池涼には「長野の先生になってくれるそうで」とジョークを飛ばし、「いやいやいや…」と恐縮されていた。グラウンドでは緒方監督とも対面した。


☆その由伸さんも、長野にエール。


◇高橋由伸氏が広島キャンプ視察、長野にエール 「能力は高いし、まだまだやれる」 2/2(土) 15:27配信 Full-Count


◆キャンプ2日目に昨年まで巨人で指揮を執った高橋由伸氏が視察

 広島の日南キャンプ2日目、昨年まで巨人で指揮を執った高橋由伸氏が天福球場を訪れた。

 21年間、巨人でプレー、監督を務め、初めて訪れた他球団のキャンプ。昨年のセ・リーグチャンピオンの選手の動きを多方面から熱心に見つめた。

「(他球団のキャンプを訪れ)あらためて、ユニホームを脱いだんだなと実感しました。若い選手が多い中、出来上がっている選手も多い。やはり強いなと思います」と率直に印象を語った。

 練習始まりには昨年まで巨人に在籍していた長野久義選手と握手を交わすシーンも。「新しい環境に馴染めていますね。歳はいくつですかね?(34歳と報道陣が答えると)能力は高いし、まだまだやれると思います」と、かつての教え子にもエールを送っていた。

沢井史


☆その長野と今日もタッグを組んだ、誠也くんも、由伸さんを歓迎。


◇長野と共演の広島鈴木誠也が高橋由伸氏の訪問喜ぶ 2/2(土) 20:26配信 日刊スポーツ

 広島鈴木誠也外野手が2日、前巨人監督・高橋由伸氏(野球評論家)のキャンプ地訪問を喜んだ。

 グラウンドであいさつし「由伸さんに名前を覚えてもらえて感激しました」と話した。ライバル球団の前監督は、かつての憧れの人だという。

 昨年11月に右足首を固定するボルトを抜いた影響で別メニューだが、ランチ特打で前日に続き長野と共演。特打を追加して柵越えを量産するなど完全復活近しを印象づけた。


☆東京ですからね、誠也くん。


◇ボルト摘出、全力プレー 若きスラッガー鈴木 広島・日南キャンプ 2/2(土) 22:16配信 毎日新聞

 昨年11月に右足首のボルト摘出手術を受けた影響で、2年連続で別メニューのキャンプスタートとなった。「体は動かせている。バランスは良いと思わないが、自分のスイングはできている」と手応えを口にしている。

 初日から2日連続で昼食時間に打撃練習をする「ランチ特打」に登場。約30本の連続ティー打撃では途中から「ウォー、ウォー」とスイングのたびに雄たけびを上げ、終了後にへたり込むほど全力で取り組んだ。

 一昨年8月の試合で右足首を骨折。昨季は右足首関節にボルトを入れたままプレーし、自己最多の30本塁打を放った。ボルト摘出手術を終えた今季は全力プレーが可能になり、走攻守全てでチームに貢献しようと躍起だ。

 今キャンプで前田智徳氏から継承した背番号「1」のユニホームを初披露。「『51』の時と変わらない」と素っ気ないが、「全部をレベルアップする」と意気込む4番打者の活躍は、広島のリーグ4連覇に欠かせない。【田中将隆】


☆その前田さんも、来てたようですね。「1」を受け継いだ誠也くん、今年はこんな記録が。


◇広島 誠也、球団最年少100号なるか 39年ぶり4番40発も期待 2/2(土) 10:00配信 スポニチアネックス

 【広島・注目の記録】現在24歳5カ月の鈴木は通算100本塁打にあと9本。広島の打者で100本塁打以上は23人いるが、100号の最年少到達は江藤智の25歳0カ月。鈴木が誕生日前日の8月17日までに達成すれば最年少記録を更新する。

 昨年は先発4番で30本塁打をマーク。広島の日本人打者の4番30本塁打以上は96年江藤(32本)以来22年ぶりとなった。広島のシーズン40本塁打は05年新井貴浩(43本)まで4人(8度)。うち、4番で記録したのは山本浩二が77年44本、78年43本、80年44本と3度。鈴木にチーム39年ぶりの期待がかかる。


☆最年少記録は、間違いないでしょう。40本120打点ぐらい、行ってほしい。


☆さて、その誠也くんから「51」を受け継いだ、小園くん。


◇トップ固めて!広島小園に東出コーチ指導 松山手本 2/2(土) 19:57配信 日刊スポーツ

 広島ドラフト1位の小園海斗内野手(18=報徳学園)が、東出打撃コーチから日南キャンプで連日の打撃指導を受けた。

 同じロングティーに取り組む松山の打撃フォームを手本に、小園にはトップを固めないうちに振りにいく欠点があることを指摘された。うなずきながら聞き入り「松山さんはきれいなスイング。それをずっとできているのがすごい。集中力がいると思う」と話した。

 小園にとって同じ右投げ左打ちで、小柄な内野手として活躍した東出コーチの言葉は、大きな意味がある。粘り強い打撃と足を武器にレギュラーを張った姿を、テレビで見てきたという。「すごい方。そういう方に教えていただけるのは光栄」と話す。東出コーチは「小園はまだまだ」と、あせらせずに成長を見守る姿勢を見せた。

 小園にとっては、1日1日が勝負だ。

 練習開始前にはバティスタに肩を組まれながら歩くなど、チームに溶け込んできた。守備練習では軽快な動きを見せるなど、持ち味も発揮している。見たもの、聞いたものを貪欲に吸収し、3連覇チームの1軍に食らいついていく。【村野森】


☆悪いところは修正しても、自分のバッティングを見失わないことですね。小園くんは大丈夫だと思います。




☆さて、投手陣の話題。


◇投手陣に85cm以下のゴムひもノルマ/カープ観測 2/2(土) 8:00配信 日刊スポーツ

<カープ観測>

 日刊スポーツはキャンプ期間中「カープ観測」と題し、広島のさまざまなデータを計測し、その強さを探っていきます。不定期連載初回のテーマは「鯉投の85センチ」です。

  ◇    ◇    ◇

 日南に5つあるブルペンのうち、3つのホームベース上に白いゴムひもが張られた。地面から85センチ。打者のベルトよりやや低い位置だ。この線より低く投げるのがノルマで、昨秋キャンプから取り入れている。佐々岡投手コーチは「低めに強いボールを投げる意識をつけさせる。1球目からしっかり投げられるように」と目的を説明した。

 キャンプのテーマの1つが、昨季防御率4・12と苦しんだ投手陣の立て直し。このブルペンで投げた岡田は「投げにくいけど、低めを意識するようになりますね」。一岡も「僕は高めの真っすぐで勝負したいですが、その上で低めを意識する練習になる」と話した。


☆こういうの、何気に効果があるんですよね。抜け球というのが一番ムダな球になりますから、まずは低めへ投げられるようにすること。


☆で、開幕投手争い。


◇広島 大瀬良と野村がともに初ブルペン 開幕投手争いで火花 2/2(土) 13:34配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(2日、日南)

 エース大瀬良大地投手、野村祐輔投手がともに今キャンプ初めてブルペン入り。開幕投手を争う両投手が、火花を散らした。

 大瀬良は昨季15勝を挙げ、巨人・菅野と並んで最多勝。開幕投手の最有力候補だが、ライバルの野村も黙っていない。昨季は7勝どまりだったが、16年には16勝。互いに刺激を与えながら、開幕に向けてステップを踏んでいく。

 また、守護神の中崎は2日連続ブルペン入り。3連覇の立役者も、順調な調整ぶりをアピールした。


☆野村くんも、開幕投手を狙うくらいの気持ちでやってほしいですね。


☆その、大瀬良くん。


◇広島大瀬良が初ブルペンで50球、エースの自覚も 「責任感を持って」 2/2(土) 18:12配信 Full-Count


◆グラブの位置の微調整は「徐々に考えながら投げたい」

 広島のエース・大瀬良大地投手が2日、今キャンプ初のブルペン入りを果たした。50球を投げ込み感触を確かめた。

 この春のテーマは全体的なレベルアップ。球種をどうするなどの予定はなく、とにかく全ての面を底上げする。「(今日投げてみて)抜ける球もいくつかあって、まだコントロールはアバウトなところがある。状態は6、7割くらいですが、これから1日1日で上がっていくと思います」と話した。

 グラブの位置を様々な角度に調整し投げていたことに関しては「グラブの出し方などを色々変えながら投げました。シーズン中も微調整しながら投げていましたし、これから(最良の位置を求め)徐々に考えながら投げたい」と説明した。

 もちろん、目指すは開幕投手だ。3月29日が開幕戦となるが、そこだけを見つめながら少しずつ進化していく。「だからといって具体的に変わったことはないです。変わったと思うのは年齢だけ。若い選手も増えましたし、これからモチベーションを上げるというより(大事な試合を)任せられる責任感を持ってやっていきたい」と意気込んだ。

沢井史


☆で、まあフォームは微調整、といったところ。


◇広島大瀬良が新フォーム披露「先に左腕の形を固め」 2/2(土) 20:25配信 日刊スポーツ

 広島大瀬良大地投手が2日、今季初ブルペンで新フォームを披露した。

 ワインドアップから右足1本で立った後、左腕のグラブをこれまでより早いタイミングで目標に向かって突き出した。「先に左腕の形を固めて、それから左足を踏み込んでいくようにしました」と説明。下半身が安定し、左肩の開きを防ぐ効果があるという。中腰の捕手を途中から座らせ、計50球を投げた。


☆キャンプ中にいろいろ試してみるのは、いいと思います。


☆こちらは2年目、山口くん。


◇【広島】2年目山口、バティに死球のち制球◎「バティはゴツいんで大丈夫」 2/2(土) 19:33配信 スポーツ報知

 広島の2年目右腕、山口翔投手(19)が2日、初挑戦の春季1軍キャンプで大器の片りんを見せつけた。宮崎・日南市の天福球場でフリー打撃に登板。バティスタを相手に最初は投球が定まらず、ついには背中に死球をドスン。それでも「バティはゴツいんで大丈夫かなって。ほかの選手に当ててたならビビってたんですが、逆にそこから気持ちが吹っ切れて『よし、やってやるぞ!』って、ポジティブに切り替えました」という強心臓で、以降は制球が安定した。

 直球をストライクゾーンに投げ続けたことで、バティスタの餌食になった。被弾を繰り返したことで「佐々岡さん(投手コーチ)から『一定のリズムでしか投げてない』と言われました」と打者のタイミングを外す間を作るべきという課題も浮き彫りになった。「失敗が練習に生かせられる。投げてよかった」

 熊本工時代、OBの中日・荒木2軍内野守備走塁コーチ(当時は現役)が「今、熊工にすごくいい投手がいる」と周囲に吹聴するほどの注目株だった若武者。着実に成長を続けている。


☆紅白戦やオープン戦は、自分で課題を設定して、それをクリアできるか。結果云々より、1軍の試合で自分のピッチングをすることの方が大事です。


☆その山口くんから特大弾を放った、バティスタ。


◇広島バティスタが自慢のパワー披露 2年目山口から140メートル弾 2/2(土) 22:21配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(2日、日南)

 サビエル・バティスタ外野手が高卒2年目右腕の山口に洗礼を浴びせた。フリー打撃で対戦し、27スイング中7本の柵越えを記録。「いいポイントでつかまえることができた。(球種は)真っすぐだけだったけど、オーバースイングにならないように、コンパクトな打撃を心がけたよ」と振り返った。

 推定140メートル弾を放つなど、自慢のパワーは健在。今季40本塁打を目標に掲げるドミニカンは「ミスもあったからね。もっと打てたね」とどん欲だった。


☆昨シーズン終盤はうまく攻められて、打率も降下。打席を作れるかどうかが勝負になってきます。


☆こちらもパワーでは負けてませんよ。


◇広島下水流スイング測定でバレンティン級155キロ 2/2(土) 21:18配信 日刊スポーツ

 ネットに向かってティー打撃を行う選手の後ろに2日、小さな機器が設置された。

 SSK社の「マルチスピードテスター」で、スイングスピードなどを計測するもの。数値を参考にするため、試験的に取り入れられているという。

 この日の最速は下水流昂(30)で、155キロ。ただし、昨秋の測定で159キロをたたき出しているという。同社の池岡正弘さん(32)は「私が計測した中ではバレンティン(ヤクルト)ブランコ(元オリックス)と並ぶ最高記録。日本人でこの数字を出すのはすごい」と話す。

 下水流はもともと外野手だが、一塁も練習している。「試合に出られるなら、できたほうがいい」。激しい守備位置争いが繰り広げられる中、虎視眈々(たんたん)とチャンスをうかがっている。


☆軽~く振ってるようで、伸びるんですよね、下水流の打球は。K.Oお気に入りの下水流、今年は昨年以上の活躍を期待したいところ。


☆さらに、この人もパワーに期待。


◇広島「新井2世」ドラ6正随がフリー打撃で特大2発 2/2(土) 21:03配信 日刊スポーツ

 広島ドラフト6位の正随優弥外野手(22=亜大)がキャンプ2日目の2日、初めてプロの投手と対戦し、いきなり2本の特大弾を放った。

 左の塹江と対戦し、序盤は「ミスショットがあった」と捉えきれないでいたが、22球目を完璧に捉えた。打球は左中間最深部を襲い、推定飛距離140メートルの豪快弾となった。さらに29球目もほぼ同じ位置へ。同じドラフト6位指名で「ポスト新井」と期待される大砲候補が早くも持ち味を披露した。

 「求められいるのは長打力なので、当てに行く打撃ではなく、しっかり来た球に対して振り負けないようなスイングを心掛けていた。今はとりあえず強く振れと言われている。弾道が高い本塁打は理想ですけど、入れば一緒。そこは考えないようにしようかなと」 プロの投手相手に、対応力と持ち味を発揮した新人に、新井氏と同期入団の東出打撃コーチも目を細める。

 「いいスイングをしている。いいパンチ(力を)している。インパクトの強さとかすごい。新井さんも入ったとき、すごかったからね。(2次キャンプ地の)沖縄切符取れよ、とは言ったけど」。さらなるアピールと成長を期待した。


☆いや~、彼もK.Oのお気に入りになりそう(笑)。学生時代は確実性に乏しかったようですが、さてプロの世界で、どれだけ自分のバッティングができるか。いやいや、楽しみです。


☆一方、ケガにはほんとに気をつけてほしい。


◇広島・安部がヒヤリ 160キロの剛球が直撃「死ぬかと思いました」 2/2(土) 21:33配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(2日、日南)

 安部友裕内野手にヒヤリとするシーンがあった。

 時速160キロに設定されたマシン打撃の最中、剛球が頭部付近を目がけて放たれ、素早い反応で頭部直撃は回避。それでも右腕に受けた後は、グラウンドに倒れ込んだ。

 「死ぬかと思いました。でも大丈夫です。明日はもっと元気を出して練習します」。軽傷を強調し笑顔をみせた。


☆160㎞は、怖い(笑)。


☆いやほんとにね、練習中はいろんなところでいろんなことしてますから、ボーッとしてるとえらいことになります。


☆一方こちらは、大ベテラン。


◇広島・石原が坂道ダッシュ15本「体をつくるため」新井氏の影響は否定 2/2(土) 15:54配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(2日、日南)

 石原慶幸捕手が坂道ダッシュで体をいじめた。チーム最年長39歳のベテランは今キャンプも元気いっぱい。ダッシュ15本を全力疾走し、「体を作るため。下半身がしっかりしていないと、何をするにしてもダメ」と狙いを明かした。

 日南キャンプでの坂道ダッシュと言えば、昨季限りで現役引退した新井貴浩氏の恒例メニューとして知られるが、「トレーナーと話して。後を継いだとか、そんなんじゃないから。まねしたわけじゃないよ!」と照れ笑いしながら、新井氏の影響は否定していた。


☆いや別にまねでもいいと思うんですけど(笑)、この歳になると体力との勝負ですから、おじさん頑張って下さい(笑)。


☆さておしまいは、ドラ3林くん。


◇広島 新入団選手紹介ドラフト3位・林 晃汰「アピールポイントは長打力。ホームランを見てほしい」 2/2(土) 6:04配信 広島アスリートマガジン

 球団史上初のセ・リーグ3連覇という偉業を達成した緒方カープに、新たに8名のルーキーが加わった。ファンクラブ会員約600名に加え、多くの報道陣が詰め掛けた12月10日の入団会見では緊張の面持ちでそれぞれの抱負を語った。
 そして年が明け1月6日には広島入りして大野寮に入寮。期待と不安が入り混じる中、プロの世界での意気込みを語った入団会見での言葉を紹介していく。

*  *  *  *  *  *

■ 林 晃汰
はやしこうた/内野手/智辯学園和歌山高/2000年11月16日(18歳)/右投左打 /182cm・88kg

 智弁和歌山高では、1年時からベンチ入り。1年時から3番・サードとして起用されるなど主軸を任された。全国デビューは2年時夏の甲子園1回戦の興南戦でのこと。この試合で本塁打を放ち、長距離砲としての素質をアピールした。大会後に右肘の手術を行い、一時戦列を離れたが、2年冬に練習を再開。力強いスイングで、逆方向にも打球を放り込むだけのパワフルな打撃が最大の魅力のスラッガー候補。高校時代は通算49本の本塁打を記録した。


林:「カープのユニホームは智辯和歌山高と少し似ているので、その部分ではやりやすいかなと思っています。
 自分のアピールポイントは長打力です。どの方向にもホームランが打てるので、ファンの方々にはその部分を見て欲しいです。
 高校時代は『考えてやる練習』というのを大事にしていました。プロの世界では自分の一打で球場の雰囲気が変わるような打撃をしたいです。前田智徳さんのように長打が打てて、勝負強いバッティングをしたいです。
 自分はまだまだ率を残せるような打者ではないので、率にこだわってやっていきます。
 カープファンはすごく熱狂的なイメージを持っているので、その声援をしっかりと背負って頑張っていきたいです。
 対戦したい選手は、中日ドラゴンズの岡田俊哉投手です。智辯和歌山高校のOBですし、ずっと憧れていた存在なので、対戦したいです。対戦できたときは全球思い切ってスイングしたいと思います。
 広島は和歌山より都会なのですごく良いなと思います。1日でも早くカープの戦力になれるように頑張りますのでよろしくお願いします!」


(広島アスリートマガジン2019年2月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


☆甲子園では逆方向のレフトに一発を放った、林くん。体格もよく、スラッガーのサードというのは、やはり魅力的。大きく育って、小園くんらとともに新たな黄金期を築いていってほしいですね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。