2019年2月24日日曜日

2月23日の練習試合。バルガスの1発で勝利も、1試合6併殺の珍事

2月23日に行われた西武との練習試合はバルガスの一発が飛び出し4-2で勝利しました。

ロッテ・バルガス特大1号!理論派の“ゴリラ”「角度が大事」(スポニチ)
霊長類最強の一発だ。5回2死走者なし。ロッテの代打・バルガスが、左打席で田村の外角低めのツーシームをバックスクリーンに叩き込んだ。約130メートルの特大弾に「感じは良かった」とバットの感触を楽しんだ。
 これが来日してからの実戦「1号」ソロ。ダイヤモンドを一周し、ベンチで出迎えたナインに両拳で胸を叩くゴリラのパフォーマンスを披露。歓喜を分かち合った。

 NPB現役最重量133キロの巨漢。入団会見では総額1300万円超の装飾品で着飾り、愛称でもある右手甲の「ゴリラ」のタトゥーを見せびらかした。派手好き。コワモテの風貌だが、野球に関しては超がつくほど真面目だ。

 パフォーマンスも「本当は三塁を回ったときにやりたかったが練習試合では感じが悪い」とグラウンドでは封印。本塁打も2ボール2ストライクからコンパクトなスイングに徹し、「追い込まれたらミートしろと教え込まれた」とルーキー時代のツインズの指導を実践した。

 大の肉好きだが日本に合わせ魚料理を楽しむ。「本塁打はパワーじゃない。角度が大事」。右打席に入った2打席目も左翼フェンス際への大飛球。バルガスが昨季12球団で最少78本塁打のチームを救う。


これは期待大!

そして藤原は守備で頭のいいプレーを見せました。

ロッテ藤原スーパー補殺!緩慢動きで山川走らせ刺す(ニッカン)
狩人のように刺した。ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が23日、高知・春野で行われた西武との練習試合に「2番中堅」で先発出場。

2点リードの3回2死一、二塁の守備で、中堅から三塁へレーザービームを繰り出した。制球力の備わった強肩に、一塁走者の山川を三塁まで走らせる頭脳プレーをミックスし反撃の芽を摘んだ。打撃でも1打数1安打2四球と3打席全出塁。本格化する外野手争いで強烈な印象を残した。

  ◇  ◇  ◇

したたかにワナを仕掛けた。中堅を守る藤原は、一塁走者山川の呼吸を探った。3回2死一、二塁。打者森の打球は投手の足元を抜けて二遊間を破ると、中途半端な勢いで中前へと転がってきた。「走ってくれるといいなぁ」。回り込むように打球への走路を取ると猛チャージをかけず、あえて速度を緩めた。山川は巨体を揺らし、二塁を蹴ろうとしていた。「ゆっくり走れば、いけるかな」。標的に緩慢な動きを見せ、三塁へと向かわせた。

誘い出すと、あとは仕留めるだけだった。ボールを握るや、ステップを踏んで思い切り左腕を振り抜いた。鋭い送球はワンバウンドで三塁手のミットに収まり、タッチアウト。悔しさをにじませて立ちつくす山川を、射抜いた。「(走者を)見ながら追いかけて、いけるかなと思ったんです」。エサをまき、走らせ、刺す。狩りのような守備で、反撃を1点に抑えこんだ。

サバイバルで生き残る武器を示した。新人離れした守備に「中学時代からああいうことはやっていたんで」と野球偏差値の高さをにじませた。今回の高知遠征では清田、鈴木が合流。25日からの宮崎遠征では角中や荻野も合流する見込みで、外野手争いは厳しくなる。「より一層、層が厚くなってきた。しっかりやらないといけない」と受け止め「打てない時に、守備や走塁をしっかりやれば生き残れるかなと思います」とストロングポイントをかみしめた。

たくましい姿に井口監督の言葉もはずんだ。守備だけでなく、第1、2打席と連続で四球を選び、第3打席では西武田村の代わりばなの初球を逃さず右前打。1回にはスタートよくランエンドヒットを完成させ、先制ホームを踏んだ。思い切りのいいプレーに「いい刺激を受けて、日に日に成長している。積極的に走ろうという姿もあるし、どこまで食い込んできてくれるか」と期待を込めた。

証明した走攻守のポテンシャル。熱を帯びていく定位置争いで、3球団競合のドラ1が開幕1軍の座を仕留める。


しかし、中堅のレギュラーメンバーは1回から6回まで毎回の6併殺。公式戦ならワーストタイ記録で、過去3回しか起きていません。中村は2併殺で、清田は1併殺&緩慢守備。清田はこんな体たらくだと厳しいですね。世代交代の波に飲まれるでしょう。

【ロッテ】1試合6併殺打の“珍記録” 公式戦では過去3度だけ(報知)
 ロッテ打線が1試合6併殺打の“珍記録”を打ち立てた。

 初回、2点を先取し、なおも1死一、二塁のチャンスで清田が二ゴロを放ち、二―遊―一の併殺打。

 3―0の2回1死満塁で中村奨が三ゴロを放ち、三―二―一の併殺打。

 3―03回1死一、二塁で鈴木が二ゴロを放ち、二―遊―一の併殺打。

 3―2の1死一塁から岡が遊ゴロを放ち、遊―二―一の併殺打。

 3―2の5回無死一塁で中村奨が遊ゴロを放ち、遊―二―一の併殺打。

 6回1死一塁で田村が三ゴロを放ち、三―二―一の併殺打。

 初回から6イニング連続での併殺地獄にスタンドからは「またか~」という声が飛んでいた。

 プロ野球の公式戦では2リーグ制以降は1試合の6併殺打がワースト。直近では96年8月18日の広島―横浜戦(福山)で横浜が記録するなど過去に3度だけ。






source : マリンブルーの風