2019年4月1日月曜日

有吉ら投手陣が総崩れ。楽天に連敗

8193

イーグルス 9 - 4 マリーンズ
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ニッカン式スコア

昨日は自滅に近い形でイーグルスに敗れたマリーンズ。
開幕カード勝ち越しのためには負けられない試合です。
先発はマリーンズが有吉、イーグルスが藤平。
両先発とも制球に苦しみ、四球を連発するダラダラした展開となりました。

1回表。
田中にヒットを打たれるも後続を抑えてチェンジとなります。

1回裏。
加藤がソロホームランを放ちマリーンズが先制。
何も考えずに打席に立っている時の加藤は強いですね。

続く中村は死球を受け、盗塁を決めて無死2塁。
しかし井上センターフライ、角中四球、レアードファーストフライでチェンジ。
チャンスを活かせませんでした。

2回表。
ウィーラーにツーベースヒットを打たれ、銀次ファーストゴロ、ブラッシュ四球、嶋四球で1死満塁。
ここで今日9番ライトでスタメンのルーキー辰巳が押し出し四球を選び1-1の同点。
3連続四球を与えて追いつかれるという最悪の展開となりました。序盤からこれでは試合が壊れます。
さらに田中にセンターへの犠牲フライを打たれて2-1。逆転を許しました。

2回裏。
バルガス四球、田村ライトフライ、藤岡ライト前ヒット、岡死球で1死満塁。
加藤はライトフライに倒れるも、中村がレフトにタイムリーヒットを放ち2-3。
マリーンズが逆転に成功します。
その後中村が盗塁を決めて2死2,3塁としますが、不振にあえぐ4番井上がライトフライに倒れてチェンジ。
チャンスを活かしきれませんでした。

3回表。
浅村ピッチャーゴロ、島内はレフトオーバーの大飛球でしたが、角中がフェンスに激突しながらもジャンピングキャッチ。ファインプレーが出ました。
しかし2死ランナーなしからウィーラーにソロホームランを打たれて3-3。
またウィーラーに打たれました。せっかく角中がファインプレーを見せたのに・・・。

3回裏。
角中がセンターにツーベースヒットを放ち、レアードがサードゴロに倒れたところでイーグルスはピッチャー交代。
制球難でストレートのスピードも出ない藤平をあきらめ、2番手に石橋を送ります。
続くバルガスは四球を選ぶも、田村三振、藤岡ショートフライでチェンジ。
流れをつかみきれません。

4回表。
2死ランナーなしから辰巳にプロ初安打を打たれますが、牽制で刺してチェンジとなります。

5回表。
田中センターフライ、茂木四球、浅村センターフライ、島内センター前ヒットで2死1,2塁。
ここでマリーンズはピッチャーを有吉から東條に代えます。
正直この場面で東條が抑えられるとは思えません。
案の定ウィーラーを歩かせて満塁とし、銀次にセンター前へのタイムリーヒットを打たれて5-3。
逆転されてしまいました。銀次の前のウィーラーの余計な四球を与えたのがまずかったです。

5回裏。
井上がライトへのヒットで出塁。ようやくシーズン初ヒットです。
続く角中はレフトフライ、レアードはセカンドフライに倒れて2死1塁。
石橋暴投の後バルガス四球でチャンスを広げますが、田村セカンドゴロでチェンジ。
無得点に終わりました。

6回表。
マリーンズのピッチャーは酒居。
2アウトから田中にツーベースヒットを打たれ、茂木にライトへのタイムリーヒットを打たれて6-3。
東條と酒居の起用は順番が逆だったのではないかと思います。

6回裏。
この回からイーグルスのピッチャーは福山。
マリーンズは藤岡に代打藤原を送ります。
藤原はライトに大飛球を放つも、あと一伸び足りずライトフライ。パワーがつけばホームランになるでしょう。先が楽しみです。
後続も倒れてこの回無得点に終わりました。

7回表。
センターに藤原、ショートに平沢が入りました。
ピッチャーは酒居続投。
先頭のウィーラーを見逃し三振。銀次はライトに大飛球を打たれますが、ライト加藤がフェンスにぶつかりながらもランニングキャッチ。
ブラッシュ四球で2死1塁となり、嶋にはレフトに抜けようかと言う打球を打たれますが、サードレアードが横っ跳びキャッチを決めてサードゴロ。
再三ファインプレーが出るのですが、ピッチャーがそれに全く答えられません。

7回裏。
イーグルスのピッチャーは宋。
中村が四球を選ぶも、井上は最悪のゲッツー。
角中も倒れて3人で攻撃が終わりました。

8回表。
マリーンズのピッチャーは西野。今日もダメでした。
辰巳四球、田中センターフライ、辰巳盗塁、茂木ピッチャーゴロで2死3塁。
ここで浅村にレフトへのタイムリーツーベースヒットを打たれて7-3。
移籍後初タイムリーを打たれてしまいました。
西野はスピードは出ても球威がなく、抑えることができません。

8回裏。
イーグルスのピッチャーはハーマン。
先頭のレアードがレフトスタンド上段に叩き込むソロホームランを放ち7-4。
レアードは3戦連発。シーズン144発ペースで打ちまくっています。
しかし後続が続かずチェンジとなりました。

9回表。
マリーンズのピッチャーは高野。
ウィーラーに今日2本目となるソロホームランを打たれて8-4。
さらにブラッシュにもソロホームランを打たれて9-4。
ひどいですねこれは。ひどすぎる。高野は何をしに出てきたのか。

9回裏は松井。
1アウトから代打清田が死球を受けて出塁するも、中村と井上が倒れて試合終了。
楽天に連敗し、開幕カード1勝2敗となりました。

残念ですね。
今日はマリンスタジアムに新設されたサブマリンシートで観戦したのですが、思ったよりも撮影しやすい席で、グラウンドレベルの目線で試合を楽しむことができます。
しかしマリーンズの投手陣に「しっかり抑えろ」というサインを出し続けたのですが、全く通じませんでした。
楽天側にサインを盗まれたのかもしれません。
おまけにウィーラーにはホームラン2本を含む3安打2打点。
星稜高校の松井のように全打席敬遠してよかったのではないでしょうか。

開幕3試合を終えて見えてきたのは投手陣の崩壊ぶり。
先発有吉はオープン戦でも調子が上がらず、今日も5回途中5失点でノックアウトです。余計な四球でピンチを広げて失点ですから、点の取られ方が悪いですよ。

東條や西野や高野も何しに出てきたんだというレベル。話になりません。
マリーンズはこの2試合で四死球を17個も出しました。失点は18。
3試合終えて22失点と防御率7.00は12球団ワーストです。
一方ホームランは楽天と並ぶ6本で12球団トップ。

ホームランラグーンの新設でフェンスが4メートル前に出たことに加え、外野席のフェンスが2.3mから約1.1mと低くなったことで、特にポール際でホームランが出やすくなった影響が出ています。
ホームランを打たれやすくなったことで強気の勝負ができなくなり四球が増えて自滅。
悪循環ですね。対策を考えなければなりません。


【ロッテ】開幕3戦で12発 ZOZOマリン新設「ホームランラグーン」のもたらす影響は?(報知)
ロッテは2試合連続の9失点で逆転負けを喫した。井口資仁監督(44)は「前半にたたき込めるところで一気にいけなかったので、ズルズル中盤まできてしまって相手の流れになってしまった」と序盤の得点機で連打が出なかったことを悔やんだ。

 投手陣は3戦22失点。この日も先発・有吉が5回途中4四球5失点と崩れた。救援も踏ん張れずに小刻みに追加点を献上した。指揮官は「昨日(9四球)と今日と、四球が多いのが気になる」と、8四球を与えた投手陣に奮起を促した。

 開幕カードの3戦は両軍6発ずつ、計12発の“大花火大会”となった。うち3本は今季から新設された「ホームランラグーン」に入ったものだ。「球場が狭くなった分、田村のリードも含めてちょっと慎重になりすぎているのかな。逆にそれが四球、四球につながっているのかなと思う」と指揮官は分析した。

 「一発は流れを変えられる」強みがあるが、逆もまた、しかり。“もろ刃の剣”は今後、どんな影響をチームにもたらすか。


それでは今日の写真です。サブマリンシートから撮影したグラウンドレベルの写真をご覧ください。

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source : マリンブルーの風