まずは外国人選手の動きから。
2005年の李承燁以来14年ぶりに30本塁打の偉業を達成したレアードは2年4億円で残留交渉を行うようです。
さすがに30本打った選手を1年で切ることはしないと思いますが、マリーンズには前例があります。
ホセ・フェルナンデスは2003年に32本塁打を記録したもののバレンタイン監督の構想から外れ1年で自由契約。
最終戦ではファンによる「ホセ残せ!」コールが響きましたが、残念ながら西武に移籍して大活躍されました。
不振の期間が長すぎるのが難点ですが、守備はうまいですし、リーダーシップもあります。
ぜひ来年も残留してほしいです。
ロッテ・レアード帰国 シーズン中から残留交渉開始、すでに大詰め「また、来年会いましょう」(スポニチ)
ロッテのブランドン・レアード内野手(32)が25日、成田空港から米国へ帰国した。
日本ハムから移籍1年目の今季は139試合、打率・248、32本塁打、89打点。本塁打、打点ともチームトップの数字をたたき出し、主砲としての役割を果たした。「(2年ぶりに)30本打てたことは自分自身、これからの自信になる。打率はもう少し、行けたかなとも思う」と1年を振り返った。
シーズン中から残留交渉は始まっており、すでに大詰めの段階。「CSを前にして敗れた。1勝の重みを考え、準備して新たなシーズンに臨みたい。千葉の生活は素晴らしい。また、来年会いましょう」とレアードも残留へ前向きだ。
来季の目標には「目標を持ってプレーするのはモチベーションになる」と残り37本塁打の日本球界通算200本塁打達成にも意欲を見せていた。
ロッテ・レアードが帰国「千葉はすばらしいところ」(サンスポ)
ロッテのブランドン・レアード内野手(32)が25日、米国への帰国前に成田空港で報道陣の取材に対応した。
「自分もチームとしても、今季はしっかりとシーズンを戦えた。ただ、CSを目の前にしてああいう形で終わるのは悔しい思いでいっぱい。足りなかった部分を自分も含めて各自で考えて、来季に臨みたい」
日本ハムから新加入した今季は、史上3人目となる開幕4試合連続本塁打を放つなど、139試合に出場して打率・248(487打数121安打)。チームトップの32本塁打、89打点をマークし、シーズン中盤は4番を任された。
「30本塁打打てたことに関しては自信になる。もう少しいけたんじゃないかと思うところもあるので、打率も含めてしっかりした打撃を最後までできれば伸びたと思う。ただ全体的に見て、けがもなく一年過ごせて、頑張った証拠かなと思う」
NPB通算150本塁打も達成した。ロッテのシーズン30本塁打到達は、2005年のイ・スンヨプ以来、実に14年ぶり。待望の大砲誕生で、チームの千葉移転後最多記録を更新する158本塁打に一役買った。
「初めての千葉での生活で、野球では本当にやりやすい環境でプレーさせてもらった。生活においても、千葉はすばらしいところ。マリーンズの情熱的な応援には本当に後押しされたし、感謝しています」
球団では2013年に二塁手部門で選出された井口資仁現監督以来となるオールスターファン投票選出も実現。本塁打を放った際のすしポーズは、すっかり幕張のファンにも浸透。その活躍で、5月には千葉県柏市に本社を構える「北辰水産」を新たに球団スポンサーとして獲得するなど、成績以上にチームに貢献した。
来季の去就は未定だが「常に笑いをファンに提供して、前向きに、暗くならずに、来年はホームランもそうだけどチームの勝利に貢献できるように。守備でも、いいところで打点も稼いで、すべての面で貢献したい。来年も楽しみにしている」とファンに誓った。
ロッテ、レアードに残留要請 2年総額4億円用意か(サンスポ)
ロッテのブランドン・レアード内野手(32)とレオネス・マーティン外野手(31)が25日、成田空港発の航空機で米国へ帰国の途に就いた。
今季、日本ハムから加入したレアードはチームトップの32本塁打、89打点をマーク。球団では2005年の李承●(=火へんに華)(30本)以来、14年ぶりの30号到達となり「自信になる」と語った。7月に加入し、52試合で14本塁打を記録したマーティンも「素晴らしい経験ができた」と笑顔を見せた。
球団は今季推定110万ドル(約1億1880万円)のレアードとはシーズン中から残留交渉を行っており、本人の希望次第で2年総額4億円規模の条件を用意しているとみられる。「戻ってきたい気持ちもある」というマーティンにも残留を要請する方針だ。
今季途中加入ながら14本塁打と活躍したマーティンにも残留交渉を行う模様です。
打撃面でも活躍してくれましたが、私が注目したのはライトからの送球です。
適当に投げる外野手が目立つマリーンズにあって、あの強肩は武器ですよ。
捕ってから投げるまでが速いですし、送球も早い。
ヒットを打って2塁を狙うランナーを自慢の強肩で足止めするシーンが何度もありました。
捕球は雑なこともありますが、上手い部類に入ると思います。守備面での貢献は来年も大いに期待できるでしょう。
問題はバッティング。打率.232、14本塁打、39打点。一発はありますが得点圏打率.188とチャンスに強くありません。
おまけに最後の失速も目立ちましたね。ラスト6試合では17打数1安打。
一時的な不調であればいいのですが、どうも弱点がばれてしまったのではないかと思います。
もともとローボールヒッターで変化球を苦手としていますから、高低とスライダーで攻められると弱いですね。
来年どうなるか、ちょっとわからないです。もちろん私としてはバカスカ打ってくれることを期待しています。
レアード、井上、マーティンで30発3人トリオが誕生するかもしれませんよ。
【ロッテ】マーティン「また戻って来たい」来季も残留熱望(報知)
ロッテのレオネス・マーティン外野手(31)が25日、来季の残留を熱望した。
6月までインディアンスでプレーし、7月末に加入したバリバリのメジャーリーガーは主に「2番・右翼」で52試合に出場。打率2割3分2厘ながら14本塁打、39打点、3盗塁をマークした。
成田空港で取材に対応した助っ人は「素晴らしい経験ができた。日本でプレーする機会をいただいたロッテの皆さんに感謝しています。想像していた以上に自分のことをチーム、ファンが温かく受け止めてくれて、僕の人生にとって忘れられないものとなった」と周囲のサポートに感謝しつつ、「また戻って来たい気持ちもある。今年でフリーエージェントになるが、すごくよくしてくれたので、まずはロッテの話を聞きたい」とロッテとの交渉を最優先にすることを明かした。
一方で「メジャーでプレーしたい気持ちもある」とメジャーでのプレーについても希望も打ち明けたが、「まずはロッテに戻って来たい。話を聞きたい」とキッパリと言い切った。
一方ブランドン、レイビン、バルガスは退団となりそうです。
【ロッテ】助っ人3選手が退団へ(報知)
ロッテのブランドン・マン投手(35)、ジョシュ・レイビン投手(31)、ケニス・バルガス内野手(29)の外国人3選手が退団することが24日、分かった。
7年ぶりの日本球界復帰となったブランドンは14試合で0勝2敗、防御率3・94。守護神候補と目されたレイビンは右肩などの故障もあり、2試合の登板で0勝0敗、防御率27・00と散々な結果に終わった。
長打力が期待されたバルガスは35試合で打率1割7分9厘、1本塁打、6打点に終わった。また、2年目でここまで4勝6敗のマイク・ボルシンガー投手(31)も退団の可能性が高い。
軍で活躍し、披露できないままだった羽ばたく鳥をイメージした「レイビン・ポーズ」を披露し、笑顔で別れを告げた。
ロッテ・レイビン、退団濃厚も「日本の野球を知れてよかった」(サンスポ)
ロッテのジョシュ・レイビン投手(31)が25日、米国への帰国前に成田空港で報道陣の取材に応じた。
「いい経験はできた。以前より自分のパフォーマンスを向上することはできたし、日本の野球を知れてよかった」
1メートル93、98キロの大型右腕で、150キロを超える直球を武器に守護神候補として期待されて入団したが、右肩違和感を訴え春季キャンプから別メニュー調整。その後も、右脇腹痛を発症するなど出遅れた。
6月にようやく初昇格を果たしたが、4日の阪神戦で九回に5番手で登板するも1回を持たず、3安打3四死球5失点と大炎上。制球難に加えて、梅野に二盗、三盗を許すなどクイックもできず、日本の野球に全く対応できなかった。7日に出場選手登録を抹消されると、再び1軍に呼ばれることはなく、来日1年での退団が決定的となった。
「言葉の壁だったり、難しいことがたくさんあった。体は今は100%元気。(来年は)どこかはわからないけど、野球は続けるよ。日本で学んだ礼儀正しさは次に生かしていければいい」
名前が似ているアメフットチーム「レーベンズ」のマスコットがワタリガラスであることから、自身がセーブを挙げたときには両手を大きく広げ鳥が羽ばたくような「レイビンポーズ」を披露することを約束していたが、グラウンドで実現することはなく、この日、空港での最後の披露が別れのあいさつとなった。
ロッテ・バルガスが帰国 プレミア12で再来日約束(サンスポ)
ロッテのケニス・バルガス内野手(29)が11月の再来日を約束した。
26日、羽田空港から帰国。日本人投手への対応に苦しみ、今季は6月以降1軍に上がれずに打率1割7分9厘、1本塁打、6打点に終わった。
退団が濃厚だが、プエルトリコに戻った後は11月に開催される第2回プレミア12の代表合宿に参加予定。同大会は日本、台湾、ベネズエラと同じオープニングラウンドB組で、上位2チームがZOZOマリンと東京ドームでのスーパーラウンドに進出できる。
バルガスは「チームメートには『日本戦は簡単じゃないぞ』と言っておいた。対策を聞かれたら『グッドラック』って答えるよ」と侍ジャパンを“警戒”。日本に戻って大好物のみそラーメンを食べるのを楽しみにしており、「福浦さんがプエルトリコ戦を見に来てくると約束してくれた。ガンバルガス!」と意気込んだ。
また2年目の安田が今オフ、プエルトリコのウインターリーグに派遣されることから「安田は最低5キロは太らせて帰したい。パワーアップ!」と世話役? に立候補した。
空港に大好きな靴を中心とした大きなボストン13個の荷物を持ち込み、多額の超過料金に目を丸くしながらギリギリで搭乗するなど、最後まで話題に事欠かなかった大砲。「温かく迎えてくれたマリーンズのファン、監督、コーチ、チームメートに感謝してるよ」。笑顔で手を振りながら保安検査場を通過していった。
ブランドンは日本語を一生懸命覚える姿に親近感を持てましたが、突如四球を連発する悪い癖がありました。
球は速いですが制球も威力も無く、1軍レベルには足りなかったですね。
レイビンはなぜ獲得したのかわかりません。
クイックができない。ストライクが入らない。ストライクが入れば打たれる。
150キロを超えるクソボールを連発し、登板のたびに炎上する姿は「投げるな危険」、「ブルペンの放火管理者」と言わざるを得ませんでした。
2試合で1回2/3イニングを投げて5失点。防御率27.00という輝かしい成績を収め、見事退団となりました。
昨年のオルモスもそうですけど、明らかに日本で通用しない投手を獲得してくるのは何なんでしょうか。
フォームをチェックして事前にわからないのでしょうか。謎です。
バルガスは明るいナイスガイですし、オープン戦の東京ドームで看板直撃弾を2本も打ちましたから期待していました。
それが日本のピッチャーの配球に全く対応できず、最後はストレートすらジャストミートできなくなっていました。
コーチ陣はバルガスにどんなアドバイスをしたのでしょう。
違った形でアドバイスしていればもっと打てたのかもしれませんよ。
来年西武やソフトバンクに加入してバカスカ打たないことを祈っています。
そして、福浦の聖人エピソードがサラッと追加されたことにも注目したいです。
ボルシンガーについては情報が少ないです。ただ、今シーズンは良くありませんでしたし、最後の楽天戦での炎上も印象が悪いです。
来年良くなるとも思えませんので、今季限りもやむなしではないかと思います。
あ、チェンは残留らしいですね。年俸が安くて左投手ですから。
今年のチェンはかなり頑張ってくれました。44試合登板で防御率3.63は立派な成績です。
チェンが外国人枠から外れるのは何年後になるのでしょう。
日本球界に9年在籍しているものの、1軍登録日数が少ないため、あと数年はかかりそうです。
2010年 金泰均 マーフィー ペン
2011年 マクローリー
2012年 マシス レデズマ
2013年 なし
2014年 クルーズ ハフマン デスパイネ
2015年 イ・デウン ベク
2016年 ナバーロ
2017年 パラデス ダフィー サントス
2018年 ボルシンガー シェッパーズ オルモス
2019年 バルガス レイビン マーティン
それにしてもロッテの外国人選手のスカウト体制はおかしいですよね。
2010年以降の国内他球団での在籍がない新外国人選手を並べてみましたが、2016年以降がひどいです。
マリーンズの外国人スカウトは山本デービッド氏ですが、選手を見る目が無いとしか思えません。
無能なスカウトであっても井口の選手時代に専任通訳兼マネージャーを務めたというコネがありますから、なかなか首にできないのかもしれません。
ただ、チーム強化と言う点では明らかに足を引っ張っていますから、井口監督は「泣いて糜芳を切る」ぐらいの気持ちで改革に取り組んでほしいです。
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source : マリンブルーの風