☆さて、9日からは、秋季練習。
◇広島・佐々岡新監督が始動 秋季練習スタートで「優勝目指して戦っていきましょう」 10/9(水) 10:39配信 デイリースポーツ
佐々岡真司新監督を迎えた広島が9日、マツダスタジアムで秋季練習をスタートさせた。
午前10時前から主力選手らがグラウンドに集合。円陣の中心で新指揮官が「スタッフ、投手、野手などみんながレベルアップして、優勝を目指してみんなで戦っていきましょう」と第一声でチーム一丸を強調したあと、練習が始まった。午前中はランニングなどの体力メニューが組まれ、午後からは技術練習がメインになる。
チームは今季、4年ぶりのBクラスに終わった。佐々岡新監督は7日の就任会見で「選手とコミュニケーションを取りながら。それが自分のスタイルだ」と話していた。選手との信頼関係を深めながら、来季のV奪回を目指す佐々岡カープが、いよいよ船出した。
☆佐々岡新監督、「一体感」を強調。
◇佐々岡カープ V奪回へ一体感!投手、野手入り交じりノックで始動 新カラー全面に 10/10(木) 7:30配信 デイリースポーツ
広島は9日、マツダスタジアムで選手27人が参加して秋季練習がスタートした。佐々岡真司新監督(52)は初日を充実感いっぱいの表情で終えた。7日の就任会見で「一体感」を連呼したように、投手と野手が一緒になってノックを受けるなど、チームの和が強調され、佐々岡カラーが前面に出た一日になった。V奪回と日本一を目指すチームは新たな一歩を歩み出した。
佐々岡新監督の色が出た、秋季練習の初日だった。全体でのウオーミングアップが終わり、キャッチボールへ。その後のナインに、これまでと違う動きがあった。投手、野手が入り交じって4組に分かれ、一塁、二塁、三遊間、外野の4カ所でノックを受けた。
「みんなでアップをして、みんなでノックを受けようとコーチ陣が話をしてきた。良いことだと思ったし、チームが一つになるという表れ。一体感があって、明るく元気良くできた」
7日の就任会見では「一体感」を強調。この日の円陣でも、その言葉を使って所信表明した。自身の思いが即座にグラウンドで表現された。
ポジションは異なっても、勝利を目指すというゴールは同じだ。現役時代は本格派から技巧派へと見事にモデルチェンジ。剛球で奪っていたアウトを、晩年はバックに守られて積み重ねていった。
「野手に助けてもらって勝ったことがある。投手が野手のエラーをカバーすることもある。野球は一人ではできない。助け合い。それは現役のときから思っていたこと」。佐々岡新監督が「一体感」をチームの根幹に掲げる理由だ。
投手は外野ノックでフライの捕球に戸惑う場面があった。松山に外野用のグラブを借り、鈴木と同組だった大瀬良は「打球が動くし、こんなのを捕っていたのかと思った」と普段の何げないプレーに改めて感謝。混合でのノックについては「誠也(鈴木)とも話をしたし、コミュニケーションをいろんな形でとるという意図があったと思う。さらに団結できるように、たくさん話をしていきたい」と意図をくみ取った。
約3時間の全体練習。午後からは室内練習場に足を運び、フリー打撃に目を配った。その後はブルペンで薮田と矢崎の投球を見つめた。31日まで続く秋季練習では積極的に声を掛け、チームをまとめていく。
「まだ『監督』という響きに慣れていないから照れくさいんだよ。ついつい投手のところに行っちゃうかもしれないけど、全体を見ないといけないね」と最後は苦笑い。青く澄み渡った広島の空に、佐々岡監督の笑顔がはじけた。
☆他のポジションをやってみると、その難しさを知ることになるので、リスペクトの気持ちが生まれるんですよね。
☆就任早々、精力的に動く佐々岡監督、会沢の残留にも一肌脱ぎました。
◇会沢カープ愛残留 愛娘2人も「広島が好き」 3年6億円で基本合意 10/11(金) 7:30配信 デイリースポーツ
広島・会沢翼捕手(31)が10日、今季取得した国内FAの権利を行使せず、広島残留を表明した。今季年俸の9200万円から大幅増となる3年6億円プラス出来高(推定)で基本合意。選手会長はマツダスタジアムで会見を開き、球団への愛着、残留を願うファンへの感謝を語った。
男気にあふれる会沢が思わず感極まった。会見の終わり、ファンへメッセージを求められたときだ。「ファンの皆さんには手紙もたくさんいただきましたし…」と言うと、言葉に詰まった。「熱い声援も…これからまたしてくれると思います。またファンの皆さんと一緒に喜びを分かち合えるように、必死になって頑張っていきたいと思います」と目いっぱいの感謝を述べた。
球団の誠意に即決で応えた。シーズン中から鈴木球団本部長と話し合い、5日の交渉後に「なるべく早く決められたらいい」と早期決着を明言。6日には佐々岡新監督から「力が必要だ」と直接電話で慰留され、「影響?間違いなくあります」と心を揺さぶられた。
球団への愛着と感謝に加えて家族の存在も大きかった。愛娘2人は「広島が好き」と口をそろえ、愛妻からは「あなたに任せます」と決断を委ねられた。
「そこが1番悩みましたけどオヤジの勝手な都合でね、子どもに迷惑はかけられない」
プロ13年目の今季は自己最多126試合に出場し、初めて規定打席に到達した。得点圏打率・351はリーグトップで、シーズン12本塁打は自身の、昨年の13本(球団捕手最多)に続く記録であり、63打点もキャリアハイだ。この秋は侍ジャパンに招集され、球界を代表する捕手の地位を築き上げた。
「無名でね、どこの誰だか分からない僕を指名してくださって、2軍でしっかり鍛えていただいて…。ここまでの選手になれたのはカープのおかげです」
佐々岡新体制で戦う来季へ、会沢の残留は何よりの朗報だ。松田オーナーは「ありがたい。来年もチームの支柱になってほしい」と期待。鈴木球団本部長も「良かった。3年契約だけどうちは40歳ぐらいまでやるからね。死球が多いので気をつけてほしい」と“生涯契約”まで口にした。
選手会長は「今年は悔しい思いをした。しっかり反省して、監督と共にもう一回リーグ優勝を目指していきたい」と力強い決意表明で会見を締めた。扇の要として、佐々岡新監督を胴上げする。
☆あまり目立とうとしない性格なんでほんとに目立たないんですが(笑)、カープ愛は、人一倍なのかも知れませんね。新井さんも、キーマンになるのは会沢、と言ってましたが、会沢の残留で、まずはチームは安泰、と言ってもいいでしょう。
◇広島・会沢、残留表明「ここまでなれたのはカープのおかげ」【一問一答1】 10/10(木) 13:44配信 デイリースポーツ
広島・会沢翼捕手(31)が10日、今季取得した国内FAの権利を行使せず、広島残留を表明した。3年契約を結ぶ。冒頭、あいさつをおこなった会沢は「今日はお集まりいただき、ありがとうございます。私、会沢翼はFA権を行使せず、広島に残留することを決めました。佐々岡新監督の下、チームのため頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と語った。
-以下、一問一答
-決め手は?
「いろんなこと、1番というのは決められないですし、子どものこともそうですし、球団からのお言葉もそうですし、いろんな要素があります」
-チームメートの影響は。
「いろんな方に相談させてもらいましたし、なかなか考えることがたくさんありました。このチームが好き、この仲間が好き、このチームメートが好きと言うこともあります」
-監督の影響は?
「監督から電話をいただいて、力が必要だと言っていただいて、ありがたかったし、うれしかったです」
-FA権取得について
「13年間、広島にお世話になりましたし、愛情もありますし、恩もあります、取れたことはうれしかった」
-感謝してること
「無名で、誰か分からない僕を指名してくださって、2軍でしっかり鍛えていただいて、ここまでの選手になれたのはカープのおかげと思っています」
-チームのよさ
「最初から、こんな僕を指名してくださった球団、感謝しかありません」
-早期結論した
「あまり悩むのも好きじゃないというのもありますし、鈴木(球団本部長)さんが何回も話し合いの場を設けてくれて、オマエが必要だと言ってくれたことですかね」
-どんな役割を担いたいか。
「やはり今年本当に悔しい思いをしましたし、皆が思っていることだと思うので、この秋というのはそういう方向に向かっていると思うし、ぼくも一緒になってやっていきたい」
-揺れた時期は?
「1番はやっぱりカープが僕のことを評価してくれるか、球団から温かいお言葉、うれしいお言葉をいただいて。そこまで悩まなかったのが正直なところです」
-評価は?
「キャッチャー、選手会長のところも評価していただいたのかなと思っています」
-ホッとしたか、どんな感覚か
「1番は来年やってやるぞと言うのが強いです」
-どんなプレーをしたいか
「今年の成績というのは1人1人が反省しないといけないし、僕自身も反省しないといけない。監督と共にリーグ優勝目指していきたい」
-ファンへメッセージ。
「ファンの皆さんには手紙もたくさん、熱い声援もしてくれると思います、またファンの皆さんと一緒に喜びを分かち合えるように必死になって頑張っていきたいです」
☆相思相愛、といったところですかね。3年6億という評価も、球団としてもかなりの高評価だと思います。
◇残留表明の広島・会沢、佐々岡監督ラブコール「間違いなく響いた」【一問一答2】 10/10(木) 14:46配信 デイリースポーツ
広島・会沢翼捕手が10日、今季取得した国内FAの権利を行使せず、広島残留を表明した。
【以下、一問一答】
-相談した人からの助言は。
「相談をしても、みんなからいい言葉がありましたけど、最終的に決めるのは自分だということだったので。その中で残ってほしい、出て行かない方がいいという言葉もたくさんいただきましたし」
-会見で感極まったがファンからグッとくる言葉があったのか。
「どこに行こうが、応援するという言葉もたくさんいただきましたし、やっぱり残ってほしいという言葉もたくさんいただいたので…、はい」
-他球団の評価を聞いてみたい思いは?
「それはね、まあ。先ほども言いましたけど、カープの評価はどれぐらいなのかというのが一番だったのかと思います」
-家族も?
「そこが一番悩みましたけど、親父の勝手な都合でね、子どもに迷惑をかけられないというのもあったし」
-家族も広島が好きと。
「そうですね、子どもたちに聞いても『広島が好き』と言っていましたし、嫁には『あなたに任せます』という言葉をいただいていたので」
-佐々岡監督には伝えたか?
「伝えています」
-監督は何と。
「『よろしく、ありがとう』と」
-佐々岡監督のラブコールも響いたか?
「それは間違いなくあります」
-条件は?
「複数年3年です」
-複数年はうれしかったか?
「そうですけど、誠意という部分が一番心に響いたというか」
-同じようにFA権を持った野村、菊池涼、松山へメッセージはあるか。
「それは、僕は一緒にプレーしたいというのが本音ですし、僕もFA権をとって考えることがたくさんあったので、その気持ちも分かりますし、一番は一緒にプレーしたいというのが本音です」
-残留を願う手紙は?
「ありました。うれしかったですね」
-スッキリしたか。
「スッキリはしてますけど、今年のシーズン悔しい思いをしたので、来年に向かってやっていかなくちゃいけないと思ってます」
-3年先も赤いユニホームを着たいか。
「1年勝負だと思ってますから、この世界は。成績が伴わなかったらダメだと思いますし」
(最後に自ら)「オッケーですか?来年もよろしくお願いします」
☆プロなんだから、お金にこだわるのは当たり前、という考え方がある一方で、野球選手である以上、自分のプレーするチームへの愛着や、その自分の所属するチームを誇りに思うことは、これも理解のできる部分。加えて育ててもらい、お世話になった恩義というのも、会社や組織に属する人間、ということで言えば、実は大事な部分。そういうものは他人から押し付けられるものではありませんが、自分から自発的にそういう気持ちが持てる人間というのは、会社や組織にとっても信頼できる人間、ということになります。そういう人は、会社や組織の中で自分がどれだけ働けるか、ということにも意義を見出すので、会社や組織にとっても必要な人材、ということになるし、自分の属する会社や組織に必要とされることにも、やりがいを見出す。誰かに評価されることではなく、自分がどれだけできるか、ということの方に興味が湧く訳です。
☆佐々岡監督は、長野の残留にも奔走。
◇カープ・佐々岡監督 長野残留へ動いた 必要不可欠!V奪回へ既に「気持ち伝えた」 10/12(土) 7:30配信 デイリースポーツ
広島・佐々岡真司監督(52)が11日、海外FA権を保有している長野久義外野手(34)に残留ラブコールを送っていたことを明かした。巨人にFA移籍した丸の人的補償で今季から加入したベテランは経験も実績も豊富で、新政権でも必要不可欠な存在。この日、長野と初めて残留交渉を行った鈴木球団本部長も、誠意を尽くして慰留する方針を示した。
佐々岡監督は熱い思いを行動で示していた。マツダスタジアムでの秋季練習3日目を終え、帰路に就く直前。海外FA権を保有している長野について問われると「『一緒にやろう』という話はしました。僕の気持ちは伝えました」と、この日までに残留を願う意思を伝えていたことを口にした。
長野は今季、巨人にFA移籍した丸の人的補償として加入。国内FA権は2016年に、海外FA権は18年に取得している。この日までに態度を表明していないが、佐々岡監督が描く2020年V奪回構想には欠かせない存在だ。指揮官は今季国内FA権の資格取得条件を満たした菊池涼や野村、前日10日に残留表明した会沢にも来季残留を要請したように、指揮官としての思いを伝えてきた。
長野は今季72試合に出場し、打率・250、5本塁打、20打点ながら、9月は全18試合にスタメン出場して打率・313、3本塁打、12打点と力を発揮。夏場に約1カ月半過ごした2軍では、プレーでも人間性でも若手や外国人選手に好影響を与えてきた。秋季練習にも自主的に参加して汗を流すベテランへの期待は大きい。
球団としても慰留に努める姿勢だ。この日の練習後、鈴木本部長は長野と1回目の交渉を行った。「お互いの気持ちを話した。『時間をかけて話をしよう』としている」と今後、数回に渡って交渉していく方針。その中で「うちで楽しい野球生活をしようよ」と語りかけたことも明かした。
長野は帰りのタクシーに乗り込む際の駐車場で、取材に応じている鈴木本部長から「一緒に戦おう」と呼びかけられると、笑みを浮かべた。首位打者や最多安打など多くのタイトルを獲得してきたベテランは、果たしてどんな答えを導き出すのか。膝を突き合わせて言葉を重ね、熟考する。
☆若手を育てなければならない一方、優勝、ということを考えれば、長野の力は必要となるでしょう。もちろん、長野以上に貢献できる若手が出てくればそちらを起用するでしょうが、長野も負けてないでしょうからね。
☆その競争が、チーム力を底上げする、というのがベストなんですけどね。
☆さて、中堅どころも、頑張らなきゃいけません。
◇カープ・安部 外野チャレンジの秋 来季の巻き返しへ 三塁定着も変わらず目指す 10/12(土) 7:30配信 デイリースポーツ
広島・安部友裕内野手(30)が11日、マツダスタジアムでの秋季練習に参加し、外野に挑戦した。午前中の全体練習終了後、中堅と左翼の守備に就いて、広瀬外野守備走塁コーチのノックを受けた。
「自分からお願いしました。外野もできれば幅も広がる。出場機会も増える。どうやったらチームに貢献できるかと考えたときに、外野もやっていれば打席にも立てる」
114試合出場で打率・254、8本塁打、28打点の今季は「試行錯誤してくうちに143試合が終わった感じ」と不完全燃焼に終わった。サヨナラ打などで存在感を示した一方、三塁レギュラーに定着できず、来季の巻き返しへ燃えている。
首脳陣は安部の意欲を買う。佐々岡新監督が「秋にいろいろチャレンジしてみたら」と背中を押せば、マンツーマン指導した広瀬コーチも「今日は動きや構え方、癖を見た。外野の一歩目、考え方をアドバイスしていく」と手助けを約束した。
「サードのレギュラーを取りに行くスタンスは変わらない」と安部。貪欲な姿勢で出場機会を求めていく。
☆今年はチームともども、微妙な年になってしまいましたが、安部や松山の不調は、何気にチームにとってもかなりのマイナスでした。今年はちょっと活躍しても長続きしなかったので、モチベーション的な部分もあったんでしょう。
☆この人も、主力としての活躍が望まれます。
◇カープ「三塁龍馬」今秋みられる!「気持ちは外野一本」も起用、戦術の幅拡大へ 10/13(日) 9:00配信 デイリースポーツ
広島・西川龍馬内野手(24)が今秋から三塁の守備練習を再開することが12日、明らかになった。本格的に外野にコンバートされた今季はプロ初の規定打席に到達し、中堅のレギュラーを獲得。西川は来季も「外野一本」で勝負する意気込みだが、下半身強化を兼ねて三塁練習に前向きだ。起用の幅や戦術の選択肢を増やすため、三塁でも猛練習に励む。
貴重なオプションをこのまま眠らせておくのはもったいない。この秋、「サード・西川」が復活する。高ヘッドコーチは「今年、外野でいい面が出た。コンバートになるとリスクがあるけど、二つのポジションを守れると幅も広がるしね」と複数ポジションで生まれるメリットを強調した。
昨季の西川は打率・309を記録しながら三塁で17失策。手中に収めかけていた定位置の座を失った。打力を生かすため、昨秋キャンプから外野に本格挑戦した。春季キャンプでも強化を続け、シーズンでは2失策。周囲が驚くスピードで上達を遂げていった。
「今年は外野一本だったから、打撃に集中しやすい面もある」と西川が振り返るように、守備の安定は打撃に好影響をもたらした。後半戦から1番に定着すると、打率・297、16本塁打、64打点。プロ初の規定打席にも到達し、中堅でレギュラーの座をつかみ取った。
西川は「僕自身の気持ちは外野一本です」ときっぱり。それでも首脳陣の方針に「幅が広がる。内野でノックを受けると、下半身強化にもつながるので」と前向きに語った。
チームにとってもプラスだ。起用の幅が広がると同時に戦術の選択肢も増える。「秋のキャンプだしね」と高ヘッド。選手の能力を最大限に引き出し、チーム力を高めていく。
☆どこで出るかはチーム事情によるので、複数ポジション守れる方が、出場機会は増えるというもの。堂林くんなんて、サードが守れたらもっと出られたでしょうからね。
☆その他の話題、まずは、ローレンス。
◇ローレンス、広島ファンへの感謝と“日本愛”を綴る「今後絶対に忘れません」 10/12(土) 20:51配信 Full-Count
◆インスタグラムで投稿「素晴らしい経験をありがとうございます」
広島のケイシー・ローレンス投手が自身のインスタグラムで球団やファンへの感謝の思いを綴っている。日本での思い出の写真も投稿しており、広島ファンも英語で続々とコメントしている。
ローレンスは昨オフにマリナーズから加入。メジャー通算38試合登板の実績を誇っていたが、広島ではわずか1試合の登板にとどまった。7月3日のヤクルト戦に登板し、5回4安打4死球6失点。防御率10.80という成績でシーズンを終えた。
思うような成績を残せなかった右腕だが、インスタでは「カープ球団、そしてファンの皆さん、今季の素晴らしい経験をありがとうございます。ここでの食べ物、人々、そして文化は、我々の中で今後絶対に忘れることはありません。サンキュー!」と投稿。日本への“愛”を綴った。
さらに、広島のユニホームで投げる写真やファンとの記念写真、日本の風景を撮影した写真などを投稿。異文化を満喫した様子が伝わってくる。コメント欄には、日本人のファンから広島でプレーしたことに感謝する声や、来季残留を望む声もついている。
☆今季は活躍できなかったローレンスですが、まだ31歳、伸びしろはあるような気がするんですよね。日本にも合ってると思うし。K.Oとしては、もう少し見てみたい、という気もします。
☆おしまいは、懐かしの、梵(笑)。
◇平成後期のカープを彩った梵英心が現役引退を表明 10/11(金) 12:14配信 広島アスリートマガジン
かつてカープの主力として活躍した梵英心氏が、選手引退を決断した。
10月11日、かつて広島東洋カープの遊撃手として一時代を築き、社会人野球・エイジェック野球部で選手兼コーチとして現役を続けていた梵英心選手が、“選手”としての現役引退を表明した。引退について、以下のようなコメントが発表された。
「この度、私事ではございますが、2019年10月11日をもちまして現役を引退することを決めました。2018~19年シーズンはお世話になった社会人野球に恩返しをしたいという思いで、エイジェック硬式野球部で選手兼コーチとして活動してきました。新しい環境で新しい出会いもあり、今まで以上にやりがいを感じながらプレーをしてきましたが、現在のチームメイト、これから野球の環境を求めてくる選手のため、プレーヤーとして 「区切り」をつけようと決めました。今まで支えていただきましたファンの皆様、球団関係者の皆様、各チームでの戦友には感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難うございました」
17年オフにカープを退団した梵は、18年6月に栃木県小山市を拠点とする社会人野球チーム『エイジェック硬式野球部』に選手兼コーチとして加入。自身のルーツである社会人野球に13年ぶりに復帰し、社内業務の傍ら選手生活を続けていた。エイジェックは18年から社会人野球に新規参入したチーム。それゆえ選手の経験もまだ浅く、すべてが発展途上の段階だった。チームはその現状を早期に打破すべく、プロ野球で結果を残してきた梵の経験を求めた。
地元広島の三次高から名門の駒澤大を経た梵は、日産自動車時代には首位打者の獲得、社会人ベストナインなどを受賞。その活躍がスカウトの目にとまり、05年にカープが大学生・社会人ドラフト3巡目で指名された。25歳でのプロ入りにはなったが、山本浩二以来37年ぶりとなる新人開幕スタメンを掴み取ると、以降もコンスタントにヒットを量産。結果、新人安打数球団記録を48年ぶりに更新するなど、期待に違わぬ活躍を見せて新人王を獲得した。同タイトルの獲得は、球団野手では84年の小早川毅彦以来二人目の快挙だった。
野村謙二郎氏を新監督に迎えた10年には、チーム唯一の全試合出場を果たして初の打率3割(.306)をマーク。97年の緒方孝市以来となる盗塁王(43個)、ショートとしてゴールデン・グラブ賞も受賞した。その後は11年に自打球で左膝を故障するなど、コンスタントに成績を残すことはできなかったが、「ここぞ」という場面では勝負強い打撃を披露し続けた。13年には、規定打席に僅か届かなかったものの、打率.304をマーク。球団初のクライマックス・シリーズ進出に大きく貢献した。グラウンド以外では14年から2年間、選手会長としてチームをまとめた。リードオフマン、ときにはクリーンアップとして、万年Bクラスと揶揄された低迷期のカープを支え続けた。
先日、引退を発表した永川勝浩とは同郷の同学年で幼馴染。地元のプロ野球球団に入団しファンを熱狂させたスター選手が、奇しくも同じ年に選手生活を終えることになった。
「選手として一区切り、引退という形になるのでしょうけど、自分の中では本当にそういう気持ちがなくて。野球に携わっていく以上は、引退という気持ちにもならないと思います。まだやりたいこと、やらないといけないことがあるので、チャンスがあればもう少し野球の世界で頑張ってみようと思っています」
“選手人生”は一区切りとなるが、野球に関わっていく以上、これからも梵英心の“野球人生”は続いていく──。
広島アスリートマガジン編集部
☆ま、東出とか梵っていうのは、ある意味非常にカープらしい選手、と言えると思います。ちょっと偏屈で(笑)、癖があるけど、思いは人一倍熱い。苦しい時代にもがきながらも彼らが頑張ったからこそ、今のカープがあるんだと思います。
☆将来は、カープに戻ってきてくれませんかね。いいコーチになると思うんですが。
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source : K.Oのカープ・ブログ。