2019年11月4日月曜日

最近のカープ、あれこれ~'19.11.1、長野菊池FA権行使せず・日南入り・打撃の課題。打撃の


☆さて、まずは、FA関連。


◇広島・長野 FA権行使せず 取材に表明「個人的にもふがいないシーズンでした」 11/1(金) 12:33配信 デイリースポーツ

 海外FA権を保有している広島・長野久義外野手が1日、マツダスタジアムで取材に応じ、FA権を行使しないことを明かした。球団と交渉に臨んだ後、「(申請の)紙は出してないです」と話した。

 移籍1年目の今季を「チームが勝てなかったので悔しいですし、個人的にもふがいないシーズンでした」と振り返った背番号5。来季も広島に貢献したい思いか問われると「もちろん」と力強く話した。

 交渉役となった鈴木球団本部長は「残留して契約交渉をこれからも続けます」と説明。そして、「引き続きうちでやってくれる意思をもらったことで、楽しみが増えた」とうなずいた。

 長野は今季72試合に出場し打率・250、5本塁打、20打点ながら、9月は全18試合にスタメン出場し打率・313、3本塁打、12打点と力を発揮していた。国内FA権は2016年に、海外FA権は18年に取得していた。


☆人的補償でカープに来た時には「FA権を行使して巨人に戻るんじゃないか」なんて話も出てましたが、それはあまり、長野本人にとっても現実的じゃないですね。人的補償ということは、乞われてカープに来た訳ですし、自分の年齢や状況を考えても、カープでやる、というのが妥当。また気持ち的にも、そもそもカープに来る時に、「カープに貢献する」と覚悟を決めて来たんじゃないでしょうか。


☆佐々岡監督も、長野残留に、喜びの声。


◇広島・佐々岡監督が長野残留を喜ぶ「また引っ張ってもらいたい」 11/1(金) 17:23配信 デイリースポーツ

 広島・佐々岡新監督が1日、秋季キャンプ地の宮崎県日南市内のチーム宿舎で対応し、長野の残留を喜んだ。

 この日、長野は保有している海外FA権を行使しないことを表明。佐々岡監督は監督就任前には電話で“残留ラブコール”を送っており、「また引っ張ってもらいたい。まだ力がある。チームにとっても大きい」とうなずいていた。


☆バティスタがどうなるか分かりませんし、ベテラン、という意味でも、その存在は貴重。日本一になるための、力になってくれるはずです。


☆菊池も、FA権は行使せず。


◇広島・菊池涼 FA権行使せず 長野に続きW吉報 11/1(金) 16:15配信 スポニチアネックス

 広島は1日、国内フリーエージェント(FA)権を取得した菊池涼介内野手(29)が権利を行使しないことを発表した。

 この日の午前には、長野が海外FA権を行使せずに残留を表明。これで今オフにFA権を保有していた会沢、野村、長野、菊池涼の全4選手が権利を行使しないことが決まった。


☆ただし、ポスティングの可能性は残されてます。


◇広島菊池涼介FA行使せずも入札で米挑戦可能性残す 11/1(金) 16:51配信 日刊スポーツ

 広島は1日、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した菊池涼介内野手(29)が権利を行使しないと表明したことを発表した。

 ポスティングでの米大リーグ移籍の可能性は残しており、広島市内のマツダスタジアムで対応した鈴木球団本部長は「ポスティングについてはこれから話し合っていきますと」と明かした。

 広島で今季FA権を取得していた会沢、野村、長野、菊池涼の4選手全員が権利を行使しなかった。


☆それこそプレミア12である程度の結果は残さないと、メジャー行きは厳しいんじゃないでしょうか。そもそもK.Oは、体力的に無理だと思いますけどね。




☆さて、ナインは秋季キャンプに向け、日南入り。


◇佐々岡広島が日南入り「競争の中でものに」実戦増へ 11/1(金) 19:11配信 日刊スポーツ

 広島佐々岡真司新監督ら首脳陣、練習生を含めた若手主体の35選手が1日、秋季キャンプ地の宮崎・日南入りした。

 今キャンプでは近年秋季には行っていなかった紅白戦を1クールに2回ずつ予定。実戦を多く取り入れながら個人の課題克服、技術向上につなげていく。指揮官として初めて迎えるキャンプに「とにかく自分もフラットに考えて、横一線。チャンスを与えて競争する中でものにできるか」と新戦力の台頭を期待する。

 若手主体のメンバー構成だけに、実戦だけでなく練習量も増える。選手の結果だけでなく、練習に取り組む姿からも目を離さない。「どれだけアピールしてくれるか。結果、内容だけでなく、取り組み方。(失敗した後の)次のプレー、次の行動が大事」。今年は最後まで不安定な戦いが続いてリーグ4連覇を逃し、4年ぶりBクラスに終わった。王者奪還に、戦力の底上げは欠かせない。


☆投手出身の佐々岡監督が、どんなチーム作りをするのか。特に野手の編成をどうするのかは、注目ですね。


☆さて今年、新戦力として加わった、三好くん。


◇広島三好、打撃の課題はセ・リーグ野球への対応「ズルズルいってしまった」 11/1(金) 11:00配信 デイリースポーツ

 7月上旬に楽天からトレード加入した広島・三好匠内野手が、新天地で貴重な経験を積んでいる。毎日がレベルアップへの価値ある日々。移籍1年目シーズンを振り返り、「本当に来て良かった」と爽やかな笑みを浮かべた。

 「(加入)前までは『打てなかったから次の試合どうしよう』という場面があまりなかった。(試合に)出させてもらって、『次はこういうテーマを持ってやろう』と思ってやれた。すごいありがたいです」

 加入後はウエスタンで3試合の出場を経て7月8日に1軍昇格。古巣では守備固めが主だったが、移籍してから16試合のスタメンを含む43試合の出場を果たした。8月20日・ヤクルト戦では同点の九回に中前打を放ち、プロ8年目で初のサヨナラ打もマーク。「そういう試合を増やせるようにやっていきたい」と見据える。

 内野ならどこでも守れる万能な26歳。肩も強く、移籍後も安定感を示した。「(マツダスタジアムは)土の部分でイレギュラーがあるのでちょっと前で守ったりはします」と工夫も凝らした。

 課題は今季打率・182に終わった打撃面。パ・リーグよりもセ・リーグの方が変化球が多いと感じ、「変化球の対応に頭がいって、真っすぐも打てなくなった。どっちつかずになって、ズルズルいってしまった」という。

 「秋にスイングの形を固めていきたい」と10月31日まで行われた秋季練習ではフォームから見直し、打撃練習に時間を費やした。11月2日から始まる秋季キャンプでも首脳陣から「みっちりやる」と予告を受けており、進化への秋にもなるはずだ。

 来季さらに出番を増やしていくために、鍛錬を続ける背番号35。「相手に、出てきたら嫌だと思われる選手になりたい」。若鯉の目は、ギラついている。(デイリースポーツ・田中 哲)


☆途中加入の難しさ、というのは、あったと思います。田中くんの状態にもよりますが、例えば右のサードとして、バッティングが良ければ使われる可能性はある訳ですから、来季は今年以上の活躍を期待したいですね。


☆おしまいは、ドラ3、鈴木寛くん。


◇広島ドラフト3位・鈴木寛人(霞ヶ浦)が目指すのは先輩・遠藤とともに一軍で活躍 11/1(金) 6:01配信 高校野球ドットコム

 プロ野球を見る1つの楽しみとして高校の先輩・後輩のつながりだ。今年のドラフトで注目したいのが、広島東洋カープから3位指名を受けた鈴木 寛人(霞ヶ浦)だ。角度を生かした投球フォームから投げ込む最速148キロのストレートは魅力があり、将来のエース候補として期待される。

 筑西田宮ボーイズではエースとして関東大会に出場を果たした。霞ヶ浦に入学した鈴木は周囲の投手陣のレベルの高さに圧倒されたが、必死に食らいついて頭角を表していく。その成長の裏には、2学年上のエース・遠藤 淳志から投球フォームを直接教わり、その動きを習得するために来る日も練習を重ね、体得した時はストレートの球速、制球力も大きく向上させた。

 鈴木は3年夏にエースとして甲子園出場。先輩・遠藤が果たせなかった甲子園出場の夢を果たしたのであった。甲子園では履正社に敗れ、初戦敗退に終わったが、滑らかなフォームから繰り出す140キロ後半の速球、切れのあるスライダー、フォークを投げ込むピッチングに高く評価するスカウトも少なくなかった。そしてドラフトでは、3位に指名され、またフォームを教わった遠藤とともにプレーすることが決まった。

 遠藤は今年は2年目ながら、34試合に登板し、1勝1敗6ホールド、防御率3.16と安定感のあるピッチングを見せた。

 遠藤とともに鈴木は広島で主力投手となれるか。広島は、来シーズンの首脳陣の編成が終わり、これまで一軍投手コーチだった畝龍実氏が三軍統括コーチに回った。投球フォームにこだわりを見せる鈴木にとって「動作解析」のエキスパートと呼ばれる畝氏の三軍統括コーチの就任がプラスに働くか。

 ぜひ霞ヶ浦コンビで2020年代のカープを盛り上げることを期待したい。


☆いやいや、6位の玉村くんともども、楽しみなピッチャー。プロに入ってからが勝負、先輩の遠藤くんに負けないよう、まずはしっかりと体を作って、遠藤くんとともにカープ投手陣を支える存在になってほしいですね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。