2019年11月5日火曜日

最近のカープ、あれこれ~'19.11.2、ピレラ獲得・秋季キャンプ開始・佐々岡改革。


☆さて、まずは新外国人獲得のニュースから。


◇【広島】フィリーズのピレラ獲得「とても興奮している」菊池涼の代役の可能性も 11/2(土) 12:55配信 スポーツ報知

 広島は2日、米大リーグフィリーズのホセ・ピレラ外野手(29)を獲得したと発表した。年俸は60万ドル(約6500万円)。球団を通じ「素晴らしい球団の一員になれることに、とても興奮しています。また2020年シーズンが始まることをとても楽しみにしています」とコメントを寄せた。

 ベネズエラ出身のピレラは16歳でヤンキース入り。2014年にメジャーデビューし、2016年にパドレスに移籍。17年は3Aスタートも6月に昇格すると、最初の1週間で26打数13安打、2本塁打、4二塁打打ちまくり、左翼のポジションを掴んだ。

 内外野どこでも守れる器用な選手で18年には主に二塁手として146試合に出場。打率2割4分9厘、5本塁打、32打点、6盗塁の数字を残した。メジャー通算302試合に出場、909打数234安打、打率2割5分7厘、17本塁打、82打点、11盗塁をマークしている。

 カープは今季、国内FA権を取得した菊池涼が権利の行使は見送ったものの、ポスティング・システムによる米大リーグ挑戦の可能性がある。さらに外野も鈴木、西川に次ぐレギュラー争いは混とんとしている。複数のポジションをこなすピレラはチームにとって打ってつけの存在と言えそうだ。


☆今季も3Aで好調だったようです。


◇広島が米大リーグ・フィリーズの外野手を獲得 二塁を守れる待望の中距離砲 11/2(土) 14:41配信 サンケイスポーツ

 セ・リーグ4位からの巻き返しを目指す広島が2日、今季米大リーグのフィリーズに所属したホセ・ピレラ外野手(29)=1メートル82、99キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。契約金27万5000ドル(約2970万円)、年俸60万ドル(約6480万円)プラス出来高で合意。背番号は決まっていない。

 外野に加え、二塁を守れるユーティリティー性が魅力の新助っ人。球団広報を通じて「素晴らしい球団の一員になれることにとても興奮しています。また2020シーズンが始まることをとても楽しみにしています。皆さまの応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

 ベネズエラ出身の中距離砲は、今年7月にパドレスからフィリーズへ移籍し、今季3A88試合で打率・327(342打数112安打)、22本塁打、73打点と打ちまくっている。メジャーでは今季14試合で打率・182(22打数4安打)、1本塁打、2打点。通算では302試合で打率・257(909打数234安打)、17本塁打、82打点の成績を残している。


☆映像で観ましたが、足・肩・守備は、平均レベルは維持してると思います。ホームランバッターではありませんが、日本ではパワーのある方になるんじゃないでしょうか。17年にメジャーでレギュラークラスの活躍をしていますが、18年は調子を落としたようで、今年は3Aで好調、という感じ。映像で見る限り、低めを拾うのはうまいようです。


☆29歳と年齢もまだ若く、とりあえず走れて守れるので、そこは一番のポイント。うまくはまって、長くカープで活躍してほしいですね。


◇広島・佐々岡新監督、新外国人ピレラ獲得に「期待している」 11/2(土) 23:08配信 デイリースポーツ

 「広島秋季キャンプ」(2日、日南)

 広島は2日、宮崎県日南市の天福球場で秋季キャンプをスタートさせた。

 初日から活気にあふれ、佐々岡新監督は「マツダでの秋季練習から変わらず、声もしっかり出て雰囲気も良かった。環境が変わって選手も気合が入っていると思う」と満足そうにうなずいた。

 この日、広島は今季フィリーズに所属したホセ・ピレラ内野手との契約が合意したと発表した。指揮官は「外国人なので期待している。(起用法は)映像を見て話をしていく」と期待を寄せていた。


☆まあこうやって、早い時期に投手・野手と矢継ぎ早に獲得したってのは、今季の反省を踏まえ、来季に対する意気込み、と見ていいんじゃないでしょうか。で、もちろん、ピレラがそれ相応の活躍をすれば、大きな戦力となります。




☆さて、秋季キャンプがスタート。


◇広島・佐々岡新監督 秋季Cスタートに「いよいよ始まる…若手を鍛えたい」 11/2(土) 10:39配信 デイリースポーツ

 「広島秋季キャンプ」(2日、日南)

 広島の秋季キャンプがスタートした。早出練習では松山、磯村が一塁練習に取り組み、西川と羽月が三塁で特守を受けるなど午前中から活気にあふれた。

 佐々岡新監督は「いよいよ始まるなという気持ちで球場に来た。若手中心に底上げをテーマにしっかり鍛えたい」と力を込めた。

 歓迎セレモニーにも出席し、宮崎牛、宮崎ブランドポークなどが贈られた。佐々岡監督は「しっかり食べて若手を鍛えたい。優勝といういい報告ができるように頑張りたい」と感謝していた。


☆外国人の活躍もいいんですが、若手、特に投手陣の整備は、最重要課題。


◇佐々岡改革!広島投手陣が投球映像確認で課題意識 11/2(土) 20:47配信 日刊スポーツ

 ブルペン改革だ。広島佐々岡新体制の秋季キャンプが宮崎・日南市で始まった。15投手が投球練習を行ったブルペンでは、いきなり新監督の色が見られた。

 捕手の後方にカメラを設置してブルペン脇のパソコンで投手が投球間に映像を確認できるようにした。さっそく薮田和樹とケムナ誠の2投手が20球ずつ交互に5セットのインターバル投球。提案者の横山竜士新投手コーチは「イニングの入りを意識してほしい。先発だけでなく、中継ぎでも回またぎがある。苦手意識を改善したい」と狙いを説明した。各セットの初球に高い意識を求め、セットごとに課題も提示。1球1球に意味を持たせた。

 横山コーチは「メリハリがある。自分の映像だけでなく、相手の投球を見ても勉強になる。競争心も出てくると思う。(練習)時間はかかるけど、そこに時間をかけてもいい」。自分の投球を客観視してすぐにアウトプットできる即効性がある。

 薮田は「自分は投げ続けることで意識できることもある」と多少の戸惑いを感じていたが、ケムナは「新鮮かつ面白い。やっていて自分は楽しかった」と手応えを口にした。今キャンプ中に参加する全17投手が行う新たな試みでリーグ4連覇を逃した投手陣の底上げを目指す。【前原淳】


☆横山コーチ、早速新メニューを提案。


◇【広島】佐々岡新体制キャンプ開始…横山コーチ提案新メニューでケムナ手応え 11/2(土) 18:49配信 スポーツ報知

 広島が2日、佐々岡真司新監督(52)体制で初のキャンプを宮崎・日南市で開始した。

 投手陣がブルペンに集まると、今季まで1軍投手コーチだった指揮官も駆けつけて、赤いノックバットを片手に熱視線を送る。すると、薮田和樹投手(27)と、ケムナ誠投手(24)がユニークな投球練習を始めた。同じマウンドで薮田が20球投げればケムナは休憩。ケムナが投球すれば薮田が休憩。それを5セット繰り返した。

 提案したのは引退した2014年以来のユニホーム姿となった新任の横山竜士投手コーチ(43)だ。「イニングの替わりばなでしっかり投げられるよう、実戦に近い感覚で投げてもらった」と説明。投げない投手は、ただ休憩していたわけではない。今秋から導入した、録画した動画を瞬時にパソコンでチェックできるシステムで、自身のフォームを見直すことができるのだ。ケムナは「外角を狙うときだけ体が開くと横山さんに指摘された。すぐ(動画を)見ると違いますね。(次のセットで)修正できて、感覚をつかめた」と大きな目をしばたたかせた。手応え十分だ。

 薮田に直接指導も施した佐々岡監督も、“20球×5セット投球”について「いいことだと思う。キャンプ中、全投手にやってもらう」とニンマリ。“佐々岡流”の新メニューで、広島投手陣に新風を起こす。


☆薮田くんは、戸惑い気味だったようですが(笑)。


◇広島・佐々岡監督、薮田を直接指導 キャンプ初日から“佐々岡色全開” 11/3(日) 5:30配信 スポニチアネックス

 広島・佐々岡真司監督(52)の就任から初となる秋季キャンプが2日、宮崎・日南市の天福球場で始まった。指揮官はブルペンで、今季0勝に終わった薮田和樹投手(27)を熱血指導。投手、野手の壁をつくらず、若手選手と積極的にコミュニケーションを図るなど、“佐々岡色全開”のキャンプインとなった。

 初日の立ち振る舞いに、新指揮官の独自色が出た。午前9時から始まった早出練習も終わり、全体練習に移った11時。佐々岡監督は、シートノックを横目にブルペンへと向かった。

 九里、床田以外の15投手に初日からのブルペン入りを課した。最初は捕手の真後ろから岡田らの投球をチェック。イスから腰を上げると薮田のもとに歩み寄った。すると、身振り手振りを交えての熱血指導が始まった。この日、指揮官自らブルペンで直接指導した唯一の投手だった。

 前政権では見られない光景だった。緒方前監督の技術指導は担当コーチを介していたため、直接のやり取りは限定的にならざるを得なかった。「投手に言いたいことがあれば様子を見ながらですね」と今後も直接指導は惜しまない方針だ。

 薮田は、指揮官が2軍担当時代から指導してきた秘蔵っ子。しかし、今季は4試合で0勝と誤算に終わった。2017年に15勝をあげて勝率第1位に輝いただけに、復活への期待も自然と大きくなる。熱血指導に薮田は「体重移動の部分です。最後にもう一押ししたい」と振り返った。

 初日から精力的に動き回った。午後からの打撃練習では、若手の中村奨、羽月らに話しかけながら見守った。居残りでの課題練習にも顔を出し、山口、遠藤ら若手投手に声をかけたのも、佐々岡監督ならではだった。

 「初日から声も出て元気があってよかった。初めて(投手だけでなく)全体を見ないといけないので…。コーチの話を聞きながらやっていきたい」

 練習の合間には約5分間、即席サイン会を開いてファンを驚かせた。「佐々岡流」が、より明確になった初日だった。 (河合 洋介)


☆2軍投手コーチから1軍投手コーチ、そして監督。もちろん投手出身の佐々岡さんですから、指導しながら、勉強ですね。


☆さて、ファームでも、勉強する人(笑)。


◇広島・赤松2軍コーチが指導初日で戸惑い「うまくノックが打てない」 11/2(土) 22:26配信 デイリースポーツ

 「広島秋季練習」(2日、由宇球場)

 新任の広島・赤松2軍外野守備走塁コーチが、由宇での2軍秋季練習で“コーチ初日”を迎えた。

 9月27日の引退試合から1カ月余り。「『赤松コーチ』と言われたけど、違和感がすごくある」と苦笑い。上本らに外野ノックなどを行ったが「(うまく)ノックも打てていないので、やっていかないといけない」と自身の課題を口にしていた。


☆いや難しいんですよ、ノックって。バッティングとは全く別の技術、と思っていい。コーチも一緒になって、成長していけばいいと思います。頑張れ、赤松コーチ。


☆さて、佐々岡新政権になった訳ですが、「タナキクマル」中心のチーム作りから、黒田さん・新井さんが帰ってきてリーグ優勝を果たし、リーグ3連覇を達成しましたが、黒田さん・新井さんが引退、丸が去り、世代的にも新たなチームを考える時期に差し掛かりました。コーチ陣も多少若くなり、チームそのものを少しずつ変えていかなきゃならない。


☆ドラフトで即戦力の森下くんを指名しましたが、これはもう、先発の1本として考えているんでしょう。で、先発の頭数が揃えば、後はリリーフを考えればいい。一岡くん・今村くん・中崎くんらの復活ももちろんですが、中継ぎとしてD.J.ジョンソンを獲得、これは右腕。レグナルトが残れば、これは左腕。さらに若手の中継ぎを育てる必要もありますが、まずは来年の日本一を狙える態勢を整える、という、ドラフトであり、外国人の獲得であったと思います。


☆野手陣は、菊池がいなくなる場合、またバティスタがいなくなる場合を想定し、セカンドを守れ、なおかつ右の外野手、レフトを守る右バッターのピレラを獲得。目立った欠点がなく、カープの野球にもフィットしそう。


☆菊池・バティスタがいるいないで大きく変わってきますが、いずれにしろ、今年の反省を踏まえ、新しいチームを作っていかなきゃいけません。ま、菊池はプレミア12で「神ってる活躍」でもしない限り(笑)、カープに残ると思いますけどね。


☆今年は3番問題に悩まされたので、まずはそこ。田中くんが復活すれば、西川くんの3番はあるかも知れません。またピレラのバッティング内容によっては、ピレラも候補。バティスタを3番に起用したのと同じ発想ですね。


☆西川くんは今年1年、スタメンを張ったし、坂倉くんもほぼ1軍にいました。その経験は、来年に生かされると思います。K.O的には、坂倉くんが覚醒すれば、3番は坂倉くん推し、なんですけどね。


☆今年は、田中くん・松山あたりが不調だったり、安部も微妙、また勝ちパターンのピッチャーが軒並み不調になるなど、メンバーがうまく揃いませんでした。来季の話はまたしようと思いますが、今年のようなことはないと思いますよ。


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source : K.Oのカープ・ブログ。