☆さて、新外国人投手獲得のニュース。
◇広島が新外国人獲得 鋭いスライダー武器のテイラー・スコット投手 中継ぎ期待 12/1(日) 12:03配信 デイリースポーツ
広島は1日、新外国人選手として今季米大リーグのオリオールズ、マリナーズでプレーしたテイラー・スコット投手(27)との契約が合意に達したと発表した。契約金17万5000ドル(約1900万円)、年俸52万5000ドル(約5700万円)。身長190センチ、体重84キロ、右投げ右打ち。
スコットはマリナーズに在籍した6月に南アフリカ出身の投手として初めてメジャーデビューを果たし、オリオールズ時代を含めて計13試合に登板し、0勝0敗、防御率14・33。鋭く横に曲がるスライダーが武器で、広島では中継ぎとして期待される。
スコットは「日本のプロ野球界でプレーする素晴らしい機会を与えてくださった球団に感謝します」とコメントした。
今オフ広島はすでにDJ・ジョンソン投手(30)とホセ・ピレラ外野手(30)を獲得。来季のV奪回へ、補強は着実に進んでいる。
☆メジャーでは結果を出せていませんが、まだ27歳、これから期待されるピッチャー、と言っていいと思います。
☆で、メジャーでも初めてなら、日本でももちろん初。
◇広島 新助っ人は1メートル90、最速155キロ右腕 日本球界初の南ア出身 12/2(月) 5:30配信 スポニチアネックス
広島は1日、来季の新外国人として今季オリオールズなどでプレーしたテイラー・スコット投手(27)と契約を結んだと発表した。契約金17万5000ドル(約1925万円)、年俸52万5000ドル(約5775万円、金額はすべて推定)で背番号は未定。
今オフの外国人投手補強第2弾も救援強化だった。DJ・ジョンソンに続き獲得したスコットは1メートル90の大型右腕で、最速155キロのツーシームと140キロ超のスライダーを軸とする本格派だ。
マリナーズ時代の今年6月に、南アフリカ共和国出身の投手では初となるメジャー登板を果たした。その後、オリオールズに移籍し今季は計13試合で0勝0敗、防御率14・33。日本球界でも初となる南アフリカ出身投手は、球団広報を通じ「新しいチームメートに会えることと、日本の野球を学ぶことをとても楽しみにしています。目標はチームの勝利に貢献して、優勝することです。カープファンは日本で一番、選手を応援して盛り上げてくださると聞いていますので、プレーすることを大変楽しみにしています」とコメントした。
今季はオープナーとして2試合に先発しているが基本は救援投手で、球団も中継ぎでの起用を描く。DJ・ジョンソンに続く救援陣の補強について、松田元オーナーは「中継ぎの駒数を増やした。フランスアとDJ・ジョンソンの助っ人同士で、お互いに抜けたところを補える。7回には一岡らがいるし、8、9回を助っ人がカバーしてくれれば」と期待を寄せた。
今季の1軍助っ人枠は、主に「投手3、野手1」。ジョンソンは決定的で、今季12セーブを挙げたフランスアらと残り2枠を争う構図。来季は、競争を勝ち抜いた助っ投中心の「V奪回方程式」が形成されることになりそうだ。
今オフの外国人補強について、同オーナーは「ひとまず終了」と明言した。就任会見で佐々岡監督は「終盤の投手を強化していきたい」と強調していた。新政権の意向もくみ、戦力が整備された。
(河合 洋介)
◆テイラー・スコット 1992年6月1日生まれ、南アフリカ共和国ヨハネスブルグ出身の27歳。11年ドラフト5巡目(全体159番目)でカブスと契約。マリナーズ在籍の19年6月8日、エンゼルス戦で南アフリカ出身の投手として初めてメジャーデビュー。移籍したオリオールズと合わせて13試合に登板し0勝0敗、防御率14・33。1メートル90、84キロ。右投げ右打ち。
☆セットアッパーとして起用する、ということですね。
◇広島は新外国人スコットのセットアッパー起用を想定 12/2(月) 5:00配信 日刊スポーツ
広島は1日、新外国人としてテイラー・スコット投手(27)と契約合意に達したと発表した。契約金17万5000ドル(約1930万円)、年俸52万5000ドル(約5780万円)で背番号は未定。身長190センチの右腕でスリークオーターから最速155キロを投げ、スライダーを得意とする。NPB初のアフリカ出身選手が新生佐々岡カープのキーマンとなる。(金額は推定)
◇ ◇ ◇
新生佐々岡カープに新助っ人がまた1人加わる。190センチの長身で最速155キロの右腕。入団で合意したスコットは「日本のプロ野球界でプレーする素晴らしい機会を与えてくださった球団に感謝します。また、新しいチームメートに会える事と日本の野球を学ぶ事がとても楽しみ」と球団を通じてコメントした。
11年のMLBドラフト5巡目でカブスから指名され、マイナーで経験を積んできた。マリナーズ在籍時の今年6月に南アフリカ出身投手として初のメジャーデビュー。その後はオリオールズでもプレーし、合計13試合に登板して0勝0敗、防御率14・33だった。マイナーでは通算248試合で40勝36敗、防御率3・86の成績を残している。
10月下旬に契約を発表した新守護神候補の右腕、DJ・ジョンソン(30)に次いで投手では今オフの助っ人補強2人目となった。松田オーナーはスコットの特徴について「常時150キロを投げられて、コントロールがいい。ボールも動く」と説明した上で、起用ポジションを「7、8回くらい」とセットアッパーを想定した。「DJ・ジョンソン、テイラー、フランスアで抜けたところをカバーできる」。今季救援防御率はリーグ3位の3・63ともうひと息。球団は「助っ投」をフル回転させ、課題だった中継ぎ陣の底上げを図るもようだ。
スコットは来日を前にファンとの一体感を強調した。「カープファンは日本の中でも一番選手を応援して、盛り上げてくださると聞いている。そのような方々の前でプレーするのが楽しみ。球場内外でいろいろな人と触れ合い、日本の文化や歴史を体験できたら」。さらに目標を「チームの勝利に貢献して、最終的に優勝する事です」と言い切った。NPB初となるアフリカ出身助っ人が、V奪回の鍵を握りそうだ。【古財稜明】
◆テイラー・スコット 1992年6月1日生まれ、南アフリカ・ヨハネスブルク出身。11年ドラフト5巡目でカブスと契約。今季マリナーズでメジャー初登板し、シーズン中にオリオールズへ移籍。今季は13試合に登板して0勝0敗、防御率14・33。190センチ、84キロ。右投げ右打ち。
☆YouTubeにも既に動画が上がってますが、見た目は長身長髪で、リンスカムみたい。持ち球は大きく曲がるスライダーにツーシームが主体のようです。コントロールは確かに良さそう。
☆ジョンソン・ピレラは恐らく当確、残り2枠を、フランスア・DJジョンソン・メヒア・モンティージャ、そしてスコットの5人で争う、ということになりそう。あ、後、バティスタね。
☆基本的には、使える選手から使う、ということになると思いますが、残り2枠は、リリーフに当てるでしょうね。フランスアの調子が悪ければ、DJジョンソンとスコットを使う、なんてこともありそう。
☆で、これを受けて、中崎くん・今村くんあたりが、どう受け止めて、どうするか。もちろん、使われたところで結果の出せるピッチャーが使われる、ということになる、つまり競争ですが、K.O的には、体調が万全なら、セットアッパーは今村くん、抑えは中崎くんで行くべきだと思います。
☆さて、外国人関連で、ジャクソンの話。
◇【MLB】元広島ジャクソンは「バーゲン価格」のFA選手 「かなり安い金額で契約できる」 12/1(日) 9:24配信 Full-Count
◆今季はブルワーズで4年ぶりメジャー復帰、制球力は「平均以下」も…
昨季まで広島でプレーしたジェイ・ジャクソン投手は今季、4年ぶりのメジャー復帰を果たした。ブルワーズとマイナー契約を結ぶと、3Aで結果を残して4月に昇格。その後、マイナー再降格も経験したが、最終的には28試合登板で防御率4.45の成績をマークし、メジャー初勝利も記録した。
今も“広島愛”を忘れない右腕について、米メディアは「バーゲン価格」で獲得できるFA選手と評価。ダイヤモンドバックスからFAとなった平野佳寿投手とともに、CBSスポーツの「このオフシーズンにバーゲン価格で契約を結ぶかもしれない10人のフリーエージェント」のリストに入った。
特集で名前が挙がっているのは、実際の価値より安く(バーゲン価格で)契約できそうな10選手。同メディアのトップ50FAランキングに入ってないことが条件となっている。
ジャクソンは今季、防御率4.45という成績に加えて、WHIP(1イニングあたりの四球+安打)1.319、投球回数30回1/3、18四球、47奪三振という成績をマーク。CBSスポーツはこれらの成績を紹介した上で「ジェイ・ジャクソンはキャリアのほとんどをマイナーリーグ、または海外で過ごしてきた為、この中で最も知られていないプレーヤーだろう」と言及している。
制球力については「平均以下」としつつも、「彼はスライダーで右打者を空振り三振に仕留めることができる。速球は90マイル(95マイル=約153キロ)半ばでよいスピンがかかっている」と長所も指摘。そして「彼との契約はかなり安い金額でできるだろう。彼は、メジャーリーグで34イニングしか投げていない。彼は細かく管理された使用法で、多くの右打者に対して活躍できるはずだ」とレポートしている。右打者に強い使い勝手のいい救援投手として、まさに「バーゲン価格」で獲得できるというのだ。
元巨人のマイコラス(カージナルス)や元日本ハムのマーティン(ブレーブス)ら、NPBを経由してメジャーでブレークする選手は近年増えている。“ジャクソンスマイル”で広島ファンを魅了した剛腕が今後、花を咲かせる可能性も十分にある。
☆阪神がジャクソンと、後、レグナルトも調査してるとか。いや~日本で、しかもセ・リーグで投げるところは、あまり見たくありませんね。未だにサファテとか、見るの嫌だし。
☆さて、オフのイベントの話題、まずは、「競馬で散財」(笑)。
◇広島・一岡&中村恭が競馬で“散財” チャンピオンズカップ予想当たらず… 12/1(日) 21:00配信 デイリースポーツ
広島の一岡竜司投手と中村恭平投手が1日、広島市のウインズ広島で「G1・チャンピオンズカップV予想トーク」を行った。
昨年のジャパンカップ予想で的中させている一岡は「2年連続で当てたいので」と手堅くワイドの3-6で勝負。来場者に「馬券を当ててマツダスタジアムにも遊びに来てください」と呼びかけた。
一方、中村恭は「息子の誕生月」という9番を軸とする3連単で一獲千金を狙ったが、結果はともに“散財”に終わった。
☆ウインズ広島は、広島駅から駅前通りを南に下がったところにあります。京都の「ウインズ京都」は、花見小路という、祇園のど真ん中の、祇園情緒たっぷりの通り、四条から南に下がったところにあります。何であんなところにあるんだろ(笑)。
☆その、恭平くん。
◇広島・中村「8年分疲れた」 セットアッパーとして活躍の1年振り返り 12/1(日) 19:34配信 デイリースポーツ
広島・中村恭平投手が1日、広島市のウインズ広島で行われた「JRA サンクスフェスタ」に一岡竜司投手と共に参加した。
中村恭は今季開幕を2軍で迎えたが、終わってみれば、43試合に登板し、0勝1敗、12ホールド、防御率2・64。後半戦はセットアッパーで起用されるなど、プロ9年目で大ブレークを果たした。
「(開幕は)崖っぷちじゃなくて崖から落ちていた。うまく着地できて良かった」と振り返り、「自分が想定している以上に投げられた。(昨季までの)8年分疲れました」と笑わせた。
☆落ちてた、って(笑)。でもそんな冗談が言えるのも、今年活躍したからこそですよね。
☆毎年期待されながら、なかなか結果の出せなかった、恭平くん。今年は何せストレートが復活して、150㎞台を連発。昔はフォークで逃げるピッチングでしたけど、そのフォークが要らなくなったほど。
☆たもっさんと、この恭平くんは、来季も重要な戦力になってくると思います。中継ぎのこのポジションで、計算できるピッチャーが2人、しかも左右でいる、ってのは、ほんとに大きい。来季も期待していいと思います。
☆お次は、うるさい2人(笑)。
◇広島・西川&床田、同級生コンビがトークショーでノリノリ 12/1(日) 19:18配信 デイリースポーツ
広島・西川龍馬内野手と床田寛樹投手が1日、広島市内でトークショーに参加。関西出身の同級生コンビがイベントを盛り上げた。
彼氏にしたい選手、結婚したい選手を聞かれると、西川は「(彼氏は)羽月。雰囲気で楽しませてくれそう。(秋季)キャンプでも一緒に居ることが多かったので。グラウンドでも晩飯でも。元気がある」とルーキーを指名した。「(結婚するなら)アツ(会沢)さんです。大黒柱として、ズバッと言ってくれそう」と話した。
床田は「(彼氏は)野間さん。飽きなさそうで楽しいから。大学の先輩なのでおこがましいですけど…、あまりいじられてるところは見たくないです」と苦笑いした。「(結婚するなら)大瀬良さんです。あのままです」と即答していた。
☆あら、彼女にする人と結婚する人は違うのね。
☆その、床田くん。
◇規定回に届かずも広島先発陣を支えた床田 TJ手術から”有言実行”の復活劇 12/1(日) 12:43配信 ベースボールキング
◆ 監督推薦でオールスターにも初出場!
広島の床田寛樹投手(24)が11月29日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2050万円増の推定年俸2700万円でサインした。プロ2年目の昨季は、左肘手術の影響もあり一軍登板ゼロ。本格復帰となった今季は、まさに“有言実行”の復活劇で飛躍のシーズンを送った。
床田は中部学院大を経てドラフト3位で広島入り。1年目の17年4月にプロ初勝利をマークするも、しばらくして左肘の違和感で戦列を離れ、同年7月に靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けた。その後は長いリハビリ生活を経て、18年8月に二軍で実戦復帰。今年は一軍春季キャンプから実戦で結果を残し続け、「まずは開幕ローテーション入り。そこから長くローテーションを守れたら、おのずと結果もついてくると思います」とシーズンの目標を話してくれた。
オープン戦では4試合(3先発)の登板で防御率1.59をマーク。球団が選ぶ“オープン戦MVP”にも選ばれ、巨人との開幕2戦目(マツダ)の先発を託された。
その巨人戦は6回途中4失点で敗戦投手になったが、今季2戦目となった4月6日の阪神戦(マツダ)で1年目の17年4月12日の巨人戦以来、724日ぶりとなる一軍勝利をマーク。続く4月13日のDeNA戦(横浜)ではプロ入り初の完投勝利を達成するなど、3、4月はチームがどん底の中、4勝1敗と救世主的な活躍を見せた。
5月以降は好投が報われない登板が続いたが、ローテを外れることなく安定投球を継続。監督推薦選手として自身初となるオールスター出場も果たした。
後半戦は疲れが見え、8月中旬に一時ファーム調整。それでも、一軍再昇格後は再び安定したゲームメイク能力を発揮し、大手術からの復帰元年を25試合(24先発)登板で7勝6敗、防御率2.96の成績で終えた。
◆ 高橋昂もTJ手術を実施、同期左腕の励みに
イニング数は139回2/3で、規定の143回には惜しくも届かず。それでも、先発投手の重要指標となるクオリティ・スタート(6回以上、自責点3以下)は、24先発で15度達成。この数字はチーム先発陣の中で、大黒柱のジョンソン、大瀬良の16度に次ぐ多さだった。
チームはリーグ4連覇を逃し、70勝70敗3分けの4位。暗い話題も多かったシーズンで、床田の台頭は光明のひとつだった。
手術からの復活劇は同僚左腕への道標にもなった。歳は違えど同期入団の高橋昂也(21)が、同じく左肘を痛め3月中旬にトミー・ジョン手術を実施。床田は自身の経験を伝え、「復帰まで長いけど頑張って」とエールを送った。その高橋昂は早ければ来春にも実戦復帰予定。背番号28の活躍は大きな励みになったはずだ。
春先の言葉通り、1年間ほぼ一軍で働き続けた床田寛樹。来季は規定投球回クリアを果たし、和製左腕エースとしての座を確立してほしいところだ。
☆来季は「勝てるピッチャー」が目標ですね。
◇広島 床田「大瀬良流スライダー」の完全習得目指す 12/2(月) 5:30配信 スポニチアネックス
広島・床田は1日、広島市内でのトークイベントに参加し「大瀬良流スライダー」の完全習得を期した。
「(右打者への)外スラ(外角スライダー)を投げていきたい。大瀬良さんは、外スラでカウントを取れている。同じような使い方をしたい」
今季は対左打者の被打率・264に対し右は同・238とそれほど打たれていない。ただ、相手の研究を上回るために投球の幅を広げる必要がある。すでに、会沢からの提案で今季途中から実戦でも試投。「イメージは良くなかったけど、データ的にはあまり打たれていない」と、まずまずの結果を得た。
ただ、右打者の外角から真ん中方向に変化するため、制球ミスが命取りになる。「やっぱり怖い。力が入ると真ん中にいく。制球力がまだまだ備わっていないと感じる」。投げることで不安を解消していく。
☆いわゆる「バックドア」ですね。床田くんにはチェンジアップのイメージはあまりないので、投球の幅を広げる、となった場合、右バッターの外を使おうと思ったら、ツーシームともう1つ、緩いボールがほしいところ。
☆後はやっぱり、左バッターのインコースですね。
☆さて、ここへ来てなぜか白濱の話題(笑)。
◇広島・白浜、プロ17年目の挑戦 打てる捕手へ打撃改良「うまくなりたい」 12/1(日) 14:00配信 デイリースポーツ
広島・白浜裕太捕手(34)がプロ17年目の来季へ強い決意を持って自主トレを行っている。ここ2年、1軍出場はないが、好機をつかむべく虎視眈々(たんたん)。「1軍に上がるため、ではない。上がって結果を出すためにやっている」と静かに闘志を燃やした。
2003年度のドラ1は11年に1軍デビューし、12年は35試合、14年は30試合に出場。だが15年以降は計5試合(15年1試合、16年1試合、17年3試合)と悔しい日々を過ごす。それでも昨季19試合、6打席(4打数無安打で打率・000)のみだったウエスタンでは今季42試合、112打席(92打数22安打で打率・239)と出場機会は増加。「来年に向けてやっていたわけではないけど、来年につながるシーズンにはなった」と前を向く。
実戦出場の機会があったからこそ、オフの課題も生まれる。この秋は打撃改良に取り組んでおり、バットを上からたたくイメージから、やや下から出す軌道に変えた。インパクトゾーンが広がった実感があり、オフも継続していく。
「映像では上からに見えるけど、感覚は下から。極端に言うと金づちで上からたたくのと下からたたくぐらい感覚は違う。ずっと同じ形で振れればいい」
描く像があるからこそ、向上心を持って己を磨き続けている。「会沢も打てて勝てるわけだから。『打てるキャッチャーに』というのは考えとしては変わらない」。さらなる守備の安定感も求めており、「(今季ウエスタンで・992だった)守備率も100%にしないと。投手や野手、ベンチの安心感につながる」と力を込めた。
正捕手の会沢に来季球界最年長捕手となる石原、磯村や坂倉、中村奨らがひしめく捕手陣。培った経験を2軍で年下選手に伝えるなどの役割も果たす中、1軍争いにも割って入る構えだ。「トシを取ったからといって、うまくならないということはない。もっとうまくなりたい」。その目は、ただ前だけを見つめていた。(デイリースポーツ・田中哲)
☆毎年戦力外候補に挙がりながら、なぜか残ってる白濱(笑)。主力の離脱などで困った時の経験豊富なキャプチャー、また若手育成、という点で残ってるんでしょうが、そこに甘んじることなく、白濱がギラギラしていれば、捕手陣全体の底上げにもつながるでしょう。多分(笑)。
☆その、若手育成も含め、ファーム改革。
◇「育成のカープ」がファーム改革 松田オーナー「新グループを作る」戦力底上げへ 12/1(日) 9:00配信 デイリースポーツ
広島がファーム改革に乗り出すことが30日、分かった。ボールの回転数などを測る「ラプソード」を活用した新グループを創設することを、松田元オーナー(68)が明かした。主な目的は伸び悩む若手や不調に陥った選手の調整と矯正だ。V奪回へ、投手コーチ、スコアラー、トレーナーが三位一体となって、戦力の底上げを図っていく。
来季V奪回へ、カープがファーム改革に乗り出す。松田オーナーは「新たなグループを作る。(不調に陥った選手を)正しい状態に戻すか変化させる。コーチ、(スコアラーの)映像係、トレーナーを1つのグループにしてやっていく」と概要を説明。ボールの回転数などを計測できる「ラプソード」をフル活用した新グループを創設すると明かした。
主な目的は不調に陥った選手の「調整と矯正」だ。例えば、1軍実績のある薮田と岡田の再生。薮田は17年に15勝、岡田も同年に12勝を挙げて、リーグ優勝に貢献した。しかし、復活を期した今季はそろって0勝。かつての輝きを取り戻すため、ファームで実戦登板を重ねて1軍に上がったが、結果には結びつかなかった。根本的な原因は何なのか-。来季も不調が続くようなら「ラプソード」も使いながら、徹底的に突き詰めていくというわけだ。
「ラプソード」ではリリースの高さや角度に加えて変化球の握りも登録。握りを変えた場合のスピン量、回転数などの数値もチェックでき、選手が納得できるように実際のボールと照らし合わせる。「一人の選手と向き合うことが大事。流すなと言っている」と松田オーナー。スコアラー、投手コーチ、トレーナーの3部門が情報を共有して、バックアップ体制を敷く方針だ。
育成プログラムにもメスを入れる。広島は17年に岡林、藤井黎、佐々木の高卒3投手を育成ドラフトで獲得。2年目を終えて、藤井黎が今秋のキャンプに参加するなど成長の跡を見せているものの、佐々木は今季もウエスタン・リーグ公式戦の登板はなし。岡林は今季限りでユニホームを脱いだ。これまで高卒投手は1年目に3軍で体作りに励み、2年目から自動的に2軍に上げていたが、今後は伸び悩む選手を「新グループ」に入れ、レベルアップを図っていく。
「育成のカープ」にとって、ファーム組織の充実は欠かせない。選手に寄り添い、さらなる発展を遂げる。
☆なるほど、畝コーチの3軍行きは、降格というより、このシステムのため、ということのようです。不調の選手のケア、というのは、いいと思います。
☆で、結局、トラックマンは入れないんですかね(笑)。ま、先日もお話したように、問題はデータをどう使うか。人間のすることですから、人間さんに生かせるように、データを落とし込んでいかなきゃならない。
☆さてこのシステムで、薮田くんや岡田くん始め、不調の選手が復活できるのか。目に見える結果に、つなげてほしいですね。
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source : K.Oのカープ・ブログ。