☆さて、今年最後の「K.Oのカープ・ブログ」(ってもう年明けてるけど(笑))、まずは、2010年代も最後ということで、2010年代のカープ、ベストナイン。
◇エース前田、鈴木、新井に“タナキクマル”…広島の10年代ベストナイン 2019/12/31(火) 11:41配信 Full-Count
◆2010年代は5度のAクラス、緒方監督のもと3度のリーグ優勝に輝いた
今季は70勝70敗3分と、惜しくも4位で終えた広島。しかし2010年代には球団初の3連覇を達成するなどAクラスに5度入り、Aクラス入りのなかった2000年代と対照的な、勢いのある10年間を過ごした。そんなこの2010年代を支えたベストナインを選出したい。
【投手】
先発 前田健太
2007年に広島へ入団。2010年、2015年の2度、15勝を挙げて最多勝と沢村賞を手にした。さらに2012年の防御率1.53など3度の最優秀防御率、2011年まで2年連続で最多奪三振も獲得。その圧倒的な成績で、メジャー移籍前の2015年までエースとして活躍し続けた。
中継ぎ 今村猛
2010年に入団し、プロ入り2年目から中継ぎとして頭角を現した。3年目の2012年には69試合を投げて防御率1.89、25ホールド4セーブと好成績を残す。2016年には25年ぶりのリーグ優勝に貢献しただけでなく、日本シリーズでは最多タイとなる6試合に登板した。
抑え 中崎翔太
プロ入り4年目の2015年には開幕1軍入りを果たし、69試合を投げて29セーブ11ホールド、防御率2.34と大活躍。2016年からの3連覇も60試合前後を投げて貢献。中でも2016年にはリーグ2位の34セーブを挙げている。
◆一塁には18年に現役引退した新井貴浩氏を選出
【内野手】
捕手 會澤翼
2007年にプロ入りしてからは故障などもありなかなか1軍出場機会に恵まれなかったが、2014年には65試合に出場し、打率.307、10本塁打をマークして台頭。ベストナインには2017年から3年連続で選出され、2018年には大瀬良大地投手と共に最優秀バッテリー賞を初受賞した。
一塁 新井貴浩
1999年に広島に入団した新井は、2008年に阪神へFA移籍。しかし2014年オフに自由契約となると、広島が再獲得。復帰2年目の2016年には132試合に出場して打率.300、19本塁打101打点と大活躍でリーグ優勝に貢献。2018年オフに現役引退となった。
二塁 菊池涼介
2012年のプロ入り1年目から63試合に出場するなど活躍し続ける菊池。2016年には打率.315で188安打を放ち最多安打を獲得。2014年には打率.325でリーグ2位に入るなど、7年連続で130安打以上を打ち続ける。またその守備のレベルの高さからゴールデングラブ賞は2013年から7年連続受賞している。
三塁 梵英心
プロ入り1年目の2006年には新人王を獲得した梵は、2010年にはキャリアハイの打率.306をマークし、盗塁王(43盗塁)、ゴールデングラブ賞を獲得。通算1096試合、990安打、打率.264、74本塁打、357打点、135盗塁だった。
遊撃 田中広輔
プロ入り1年目の2014年から開幕1軍をつかみ取り110試合に出場し、打率.292と即戦力となった。3連覇にもレギュラーとして貢献し、2017年には打率.290、8本塁打60打点をマーク、35盗塁を決めて盗塁王にも輝いた。2018年にはゴールデングラブ賞も初受賞している。
【外野手】
丸佳浩
プロ入り4年目の2011年にレギュラーとして定着し、以降は100試合以上に出場し続ける。2017年にはリーグ最多の171安打、打率.308、23本塁打92打点と活躍し、2018年にも打率.306、39本塁打97打点で出塁率はリーグトップの.468をマークし、2年連続で最優秀選手に選ばれた。ベストナインは5度、ゴールデングラブ賞は7度受賞している。
鈴木誠也
2013年にドラフト2位で入団した鈴木はプロ入り4年目の2016年には129試合に出場し、リーグ2位の打率.335、29本塁打95打点を叩き出して一気にブレイク。そこから4年連続で打率3割をキープし、今季は自身最多の140試合に出場して打率.335、28本塁打87打点で首位打者、最高出塁率.453をマークし、4年連続でベストナインに選出された。
エルドレッド
2012年に広島入りしたエルドレッドは、引退まで7年間カープ一筋でプレーし通算133本塁打を記録。2014年には37本塁打、107打点、打率.260で本塁打王に輝き、オールスターにも出場。今オフに正式に引退を表明した。
【監督】
緒方孝市
2015年から5年間広島を率い、就任1年目の4位から2016年には25年ぶりのリーグ優勝を果たし、そこから3連覇を達成。自身も3年連続で最優秀監督賞を受賞した。
☆ま、順当な選出ですかね。もちろんリーグ3連覇を果たしたメンバーが中心となる訳です。サードには梵が選ばれてますが、梵が2年スタメン、堂林くんが2年、後は、安部ちゃんあたりですかね。来季はサードも固定できるといいんですけどね。
☆さてお次は、「佐々岡カープの2020年を占う」。
◇V奪回なるか? 新生・佐々岡カープの2020年を占う 2019/12/31(火) 11:03配信 週刊ベースボールONLINE
◆53年ぶりの投手出身監督
2019年、そして令和元年が暮れようとしている。19年は、球団史上初のリーグ4連覇を目指した広島にとっては、大型連勝、大型連敗を繰り返した結果、最終的にはまさかのBクラスとなって連覇が途切れ、緒方孝市監督が退任、佐々岡真司新監督が誕生するという激震のシーズンとなった。
シーズン後には主力選手の一人である菊池涼介がポスティングを申請、この行方が注目されていたが、12月27日にカープに残留することが決定。ひと通り陣容も固まったところで、カープの来るべき2020年を少し占ってみたい。
まず、19年と大きく変わるのは、当然、佐々岡真司新監督になるというところだが、佐々岡監督は、カープでは1967年まで務めていた長谷川良平監督以来、何と53年ぶりの投手出身監督だ。2018年まではファームでコーチを務めていたが、19年は一軍に上がって投手コーチを務め、チーム防御率を18年の4.12から3.68に良化させた。リリーフの勝ちパターンこそ、シーズンを通して確立することができなかったが、3連覇を支えてきた中崎翔太、一岡竜司、今村猛が本調子を欠く中、これまでの実績にこだわらず、レグナルト、菊池保則、中村恭平、遠藤淳志らを登用、リリーフ陣を崩壊させることなくある程度の形に保ったのは、むしろ評価されてもいいところかもしれない。
そんな佐々岡監督だけに、2020年も投手陣の安定には、ある程度の期待が持てる。すでに、19年秋のドラフトでは即戦力No.1と言われる森下暢仁の一本釣りに成功、さらに19年にリリーフで実績を残した遠藤の先発転向で、昨年先発で回った大瀬良大地、ジョンソン、床田寛樹、九里亜蓮、野村祐輔と合わせて十分な先発のコマ数を確保できる見通しが立っている。
さらにリリーフにはDJ・ジョンソン、スコットと2人の150キロ級右腕を補強、ここに右では岡田明丈、島内颯太郎、左では中村恭平、塹江敦哉といった、三振奪取率の高いパワーピッチャーと、昨年実績を作った菊池保を加えて抑えのフランスアにつなぐ構想で、登用に若手が応えてくれれば、という条件は残るが、安定への筋道は見えている感じはある。
◆ロースコア型の野球スタイルへ
さて一方、菊池涼がどうなるかが決まらなかったこともあって、若干まだ構想がはっきりしないのが野手陣だ。菊池涼の残留で「二番・セカンド」が固まり、打力、守備力が大幅に下がることは避けられそうなのは救いだが、四番は鈴木誠也、一番か三番のいずれかに西川龍馬が入るとしても、まだ上位打線のイスが一つ固まっていないのだ。
昨年、主に三番を打ち、26ホーマーを放ったバティスタが、19年8月にドーピング違反となり、20年の契約がまだ白紙となっている穴がふさげるメドが立っていない。チームは、メジャー通算17本塁打しているピレラを補強、この新外国人が三番にハマってくれればベストだが、19年のバティスタ並みの打力がいきなり期待できるかどうか。ピレラは内・外野ができるという触れ込みで、ポジションとしては、外野なら野間峻祥と、ファーストなら松山竜平と、サードなら安部友裕との競争、という形になるが、ピレラが上位打線を打てるだけの打力を発揮できないときには、打線は昨年を下回る得点力になってしまう可能性もある。
16~18年のリーグ3連覇は、やや不安定な投手陣を打線が強力に援護する形で勝利を手にしてきたカープだが、おそらく20年は、逆に打線が挙げた少ない得点を、投手陣が懸命に守ってゆく、という、ロースコア型の野球にスタイルが変わってゆくのではないだろうか。投手出身の監督だけに、そういう形に向かっていくのは自然な流れだが、そうなると攻撃面では、もう一度、カープ伝統の機動力野球をしっかり構築し直せるかもカギになってくると思われ、むしろ野手出身のコーチ陣の手腕が問われるということにもなってきそうだ。
「一体感」を掲げ、一、二軍のコーチの入れ替えも行って、自らがファームでコーチをしていた時の首脳陣をある程度一軍にそろえて船出する佐々岡丸。球団創設70年を迎える20年には、いったいどんな結末が待っているだろうか。
文=藤本泰祐
☆先発にメドが立った、は少し言い過ぎ。遠藤くん・山口くんは昨年プロの1軍の怖さを経験しており、その殻を破らなければ、1軍で結果を残すことはできません。むしろ、薮田くんあたりの復活の方が、現実的と言えます。
☆岡田くんは、リリーフの方が向いているのかも知れませんが、年間を通して働けるかどうか。結局先発に戻すことになるのでは、とK.Oは予想してます。
☆打線の方は、田中くん・松山・安部ちゃんあたりの復調がカギ。田中くんは守備や足でもポイントになる選手ですから、タナキクが復活するのが理想。また安部ちゃんも、もっと足を使ってほしい。
☆ピレラが20本くらいホームランを打てれば、火力の点でも問題なし。田中くんも菊池も安部ちゃんも会沢も、2桁本塁打くらいは打てる力があり、西川くんも今年16本塁打をマーク。どこからでも一発は出ます。
☆それよりも、足を絡めて、どれだけ点を取れるか。なかなかアウトにならない、いやらしい打線になることが、一番大事。
☆さて、その辺を朝山打撃コーチが、どう考えているか。
◇広島・朝山打撃コーチ、理想の1番は…勇気与える切り込み隊長「攻撃的なメンバー」 2019/12/31(火) 7:30配信 デイリースポーツ
広島の朝山東洋打撃コーチ(43)が30日、理想の1番打者像を明かした。来季も4番・鈴木を軸に打線を組むが、得点力アップのためにはリードオフマンの働きが重要だと強調。2番以降に勇気を与える打撃ができる選手を起用する方針だ。来年の春季キャンプ、オープン戦を通じ、適任者を見極めていく。
得点力アップには1番打者の活躍が欠かせない。朝山打撃コーチはリードオフマン像を言葉にした。「一番初めに打席に入る。みんなが見ているし、その打者が打てば『行けるぞ!』という雰囲気になる。勇気をもたらしてくれる打者を置きたい」と力を込めた。
攻撃的な姿勢を求めている。状況に応じ、四球を選ぶこともチームのプラスになる。それでもまずは積極的なスイングを心掛けてほしいという。「1球も振らずに見逃し三振などで終われば、その後の打者が受け身になる」。理想の結果は「1点を取れば、雰囲気が明るくなる。先頭打者ホームラン」だ。
リーグ4連覇を逃し、4位に終わった今季は1番探しで混迷した。田中広が開幕から絶不調。一時、存在感を示した野間も定位置をつかむことはできなかった。勝ち切れなかった前半戦は、9人(16、17年=2人、18年=4人)が入れ替わった。
春季キャンプから競争の幕が開ける。右膝の手術を受けた田中広は万全の状態で臨める見通しが立ち、野間は秋季キャンプでパンチ力を見せつけた。西川も打撃力はチーム屈指だ。この3人が有力候補で、もちろん新たな選手の台頭も待ち望んでいる。
不動の4番・鈴木を軸に組む来季の打線。「攻撃的なメンバーを置きたい」と青写真を描く。サバイバルレースから切り込み隊長の座を勝ち取ってほしいと願っている。
☆田中くんは、下位に置いても、あまり旨味はないんですよね。3番を西川くんが打てるようになれば、一番収まりがつきます。
☆さらに。
◇広島朝山コーチ「守れると大きい」三塁にピレラ推す 2019/12/31(火) 6:55配信 日刊スポーツ
広島朝山打撃コーチが来季構想の一端を明かした。27日に菊池涼が残留を発表したことで、大きな戦力ダウンを免れた。チーム内競争が激しくなる中、三塁のポジションは空席状態となっているが、新戦力ホセ・ピレラ外野手を推した。「ホセが内野を守れるのなら、三塁を守れると大きい。キャンプで試すことになると思う」。
同コーチは獲得前に映像をチェック。「(候補6選手の中で)スイングが一番速かった。走塁もアグレッシブで手を抜かない。一塁まで全力疾走するし、広島のカラーにあっていると思った」と太鼓判を押す。ピレラは米国では外野と一塁のほか、二塁の経験もある。広島の三塁は今季、安部やメヒア、小窪らを日替わりで起用。秋季キャンプでは西川に再挑戦させるほど手薄なポジションだ。そこに長打もある新外国人がはまれば、より攻撃的な打線を組むことができる。
今オフはFA選手が全員残留となった。だからこそ、朝山打撃コーチは若手の奮起を求める。「今年は前年までサブとして支えた選手がレギュラーとして出たことで、控えの層が薄くなった。チーム力が落ちていることは間違いないので、底上げがないとチーム力も上がらない」。控え選手、2軍選手の成長があってこそ、チーム力は向上する。
☆右のスラッガーが、もう1人ほしいところではあります。ピレラがサードなら、外野に長野か、野間くんか、なんですが、そこに食い込んでくる若手がほしいところ。
☆…となると、適任は、堂林くんなんですけどねぇ(笑)。あるいは正隨くんあたりか。左なら、坂倉くんでしょうか。3番坂倉、は、見たいんですけどね。
☆一方中継ぎでは、勝ちパターンも大事ですが、この人も。
◇広島・中村恭 2・1ブルペン予告「ゆっくり調整する立場ではない」 2019/12/31(火) 5:30配信 スポニチアネックス
広島・中村恭が特別待遇不要で来春キャンプに臨む決意を示した。「ゆっくり調整する立場ではない。例年と同じように初日からブルペンに入れる状態にしておきたい」。来年3月で31歳。永川(2軍投手コーチ)の現役引退で来季から日本人投手では球団最年長になっても、従来通り2月1日からのブルペン入りを示唆した。
9年目の今季は自己最多の43試合に登板するなど勝利の方程式の一角を担い、来春キャンプでは3年ぶりに1軍スタートとなる可能性が高い。今冬はフォークを試投中。「まだ全力では投げていないけど、新球のイメージはできた。ボール球で勝負する球がほしいので、キャンプ中の実戦で試したい」。慢心なく、さらなる進化を期した。
☆フォークは以前投げていたのですが、今年は使ってなかったんですよね。だから厳密には「新球」ではないのですが(笑)、今の恭平くんはストレートが速いですから、フォークも効果的だと思います。
☆で、たもっさん・恭平くんの活躍は、来季も不可欠。彼らの活躍はブルペンを支えるとともに、どんな状況でも試合を作るという、大事な要素になります。オフはしっかり体のメンテナンスをするとともに、来季もしっかり働けるよう、準備をしてほしいですね。
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source : K.Oのカープ・ブログ。