2020年1月5日日曜日
【'20 新春特集3】大瀬良新春インタビュー・20年は「笑」・未来予想図。
☆さて、まずは、大瀬良新春インタビュー。
◇新婚の大瀬良 新春の誓い、200回到達&沢村賞&カープVで佐々岡監督胴上げだ 1/4(土) 7:30配信 デイリースポーツ
広島・大瀬良大地投手(28)が新春インタビューに応じ、佐々岡真司新監督(52)の胴上げを誓った。昨季は初の開幕投手を務めエースとして3年連続2桁勝利を記録。12月にはタレント浅田真由さん(29)との結婚披露宴を開いた。幸せいっぱいの右腕は初の200イニング到達を新年の誓いに立て、さらなる進化を約束した。=インタビュー1
◇ ◇
-今オフの過ごし方は。
「ゆっくりする時はゆっくりして、しっかり体を動かす時は動かす。メリハリを付けてやっています」
-昨年12月には結婚式を挙げた。
「妻がほとんど準備をやってくれました。手伝える部分は手伝ったと思います。大変でしたね(笑)」
-豪華な披露宴。
「皆さんが出席してくれて、あれだけ盛大な披露をさせてもらって本当に感謝ですね」
-黒田さん、新井さんも出席した。
「黒田さんも新井さんも(出席は)難しいだろうなと思ってたんですけど、すごくお世話になった先輩だったので、お声掛けだけはさせてもらおうと思って。『素晴らしい披露宴やったね』という言葉をお2人から直接もらったので、良かったなと思います」
-昨年12月の契約更改では沢村賞を狙うと誓いを立てた。
「(投手)分業制になりましたけど、昨年も中継ぎの人たちにはたくさん負担がかかったと思う。完投が多かったので(リーグトップ6完投)、中継ぎの人たちから冗談交じりに『大地が投げる時は休みや』と言われていた。僕が中継ぎをやっている時にマエケンさんや黒田さんの登板日に思っていたことを思ってくれているというのはうれしいです。負担を軽減できていると思うと余計に意気に感じてやりたいなと思うし、個人的にも先発完投が一番理想だと思っているので。九回まで投げられるスタミナは全然持っていると思うし、最後まで投げたいなという思いがあります」
-昨季1軍投手コーチだった佐々岡監督の方針もあった。
「そうですね。イニングを重ねていくごとに、『行くぞ行くぞ』と言われてました。『どうする?』じゃなかった。だからこそ『ヨッシャ!』と思えましたし、それだけ期待してハッパかけてくれてるんだと思うと、何とかその期待に応えたいという思いでした」
-今年の目標は。
「昨年は悔しい結果に終わったので、何とか優勝して日本一になりたい。野球を長くやりたいです。早く終わってしまうと面白くないですね」
-昨年はまさかのBクラス。
「(終盤の)阪神が強かったですね。しっかり受け止めてチャレンジャー精神で戦いたいと思います」
-個人的には。
「すべてにおいてキャリアハイを目指していきたいですし、完投の数も増やしていきたい。すごくお世話になっている佐々岡さんが監督になられたので、何とか期待に応えられるような成績でチームを引っ張っていきたいと思います」
-監督と話は。
「球場に来られている時はちょこちょこと。コミュニケーションをすごく大事にされていると思います。ピッチャー出身の監督は僕にとっても初めての経験ですし、いい思いをしていただきたいと思います」
-今年は東京五輪も開催される。
「東京でやれるのは一生に一度だと思う。五輪を目指せる年齢でチャンスがあるんだったら、目指さないわけにはいかないですし、何とか日の丸を背負って戦ってみたいという思いはあります。アピールしたいですね」
☆五輪でも、エースは大瀬良くん、4番は誠也くん、なんてことになるといいですね。十分可能性はあると思います。
◇広島・大瀬良 さらなる進化へ「二段モーションやめようと」 1/4(土) 7:30配信 デイリースポーツ
広島・大瀬良大地投手(28)が新春インタビューに応じ、佐々岡真司新監督(52)の胴上げを誓った。昨季は初の開幕投手を務めエースとして3年連続2桁勝利を記録。12月にはタレント浅田真由さん(29)との結婚披露宴を開いた。幸せいっぱいの右腕は初の200イニング到達を新年の誓いに立て、さらなる進化を約束した。=インタビュー2
◇ ◇
-フォームの改良に取り組んでいる。
「二段モーションをやめようかなと思っています。(決断は)春季キャンプでブルペンに入ってからになると思いますけど、キャッチボールや遠投の段階では全然問題なく、いいボールが投げられている。とりあえずこれでいってみようかなと思っています」
-フォームは毎年、改良を加えている。
「二段モーションに変えてからも、去年も二段の大きさとか左手を上げるタイミングを変えた。試行錯誤というか、まだ完璧だと思ってないので。たぶん完璧になることはないんだと思います。誠也(鈴木)は誠也でバッティングフォームをちょこちょこ変えてやってますし。うまくいくもの、いかないものがあると思うんですけど、その時その時の体の状態を見ながら、やっていかないといけないかなと思ってます」
-投手の理想には近づいている?
「どうですかね。昨年は一昨年より完投数が多かったので良かったと思いますけど、年間通して安定してできなかった。まだまだと思います」
-年間通して好投を続けるのは難しい。
「完投した次の登板が良くなかった。例えば七回、八回で降りていたら次の登板は良かったのかなと思ってしまうこともあるんですけど、レベルを下げてしまうのも嫌なので。完投して、次もいいというのを目指したい」
-完投した次の登板は疲労が影響するのか。
「投げていて(疲労は)感じなかったんですけど、バッターには気持ちよく打たれているような。決まったなと思ったボールでも打ち返されたり。疲れみたいなものがボールに表れていたのかなと思います」
-球数より八、九回を投げ抜く方がしんどいと聞く。
「そうですね、僕もそう思います。でも八回、九回の防御率が良かったんです。しんどいけど、打たれているイメージはない。七回まで行っちゃえば八、九回はもういけるわと思っていたので」
-アドレナリン?
「たぶんそういうのもあったと思うんですけどね。あまり打たれる気がしなかったというか。それが最初から続けばいいんですけどね。あの感覚って何だろうと思います」
-球場の雰囲気も。
「それもあると思います。こっちの方が有利になっている感じがするので、すごく大きいと思います」
-目標のイニング数は?
「やっぱり200イニングぐらい投げてみたい。簡単じゃないですけど、だからこそ、それぐらい設定していてもいいんじゃないかと思ってます」
-佐々岡監督は野球が変わってきたと話している。中継ぎ投手は球速150キロが当たり前になってきた。
「中継ぎピッチャーもそうですけど、先発ピッチャーでも平均球速がすごく上がっていると思う。強いボールを投げるピッチャー、パワーピッチャーが増えたと思いますね。だからそれに負けないようにバッターもトレーニングしたり練習するでしょうから。そこの水準は上がっていると思います。僕は1年目から長打を打たれるタイプのピッチャーでしたけど、それでもこすった打球が(スタンドに)入ったり、詰まらせたと思う打球が入ったりするので。その感覚はここ最近ですね」
-抑えるためには直球の精度向上が大事か。
「真っすぐと緩急が必要なんじゃないかと思います。力勝負だと難しい部分も出てくると思うし、僕も特別速いボールを投げるわけではない。真っすぐと(持ち球の)カットボールは結局速いボールなので、そこを対応されてしまうと苦しくなってしまう。落ちる球もそうだし、カーブがあるとまた楽なんだろうなと。カーブが使える日はすごく楽なので、バッターの目線を変えたり、気持ち良く振らせない作業が必要なのかなと思います」
-セ・リーグで手ごわかった打者は。
「嫌なバッターは多かったです。(DeNA)ソトは前に飛ばされたらホームランというイメージがあった。(巨人)坂本さんとか、岡本君、亀井さん、ジャイアンツには打たれましたね」
-相手も研究してきている。
「マウンドでも感じます。ここに投げておけばカウントを取れると思ってるところに投げてもうまく打ち返されたりしていた。どこでカウントを取ろうかなと思うと苦しくなっていました。一昨年は簡単にストライクゾーンに投げてカウントを稼げていたのに、昨年はそれを打たれたのでちょっとしんどかったですね」
-シーズン中のデータの生かし方は?
「前回対戦したデータと、前回の対戦が遠ければ過去の対戦のデータの傾向を見て、こういうふうにいってみようとか、ああいうふうにやってみようとか。このボールはあまり使ってなかったから、ちょっと先に見せて配球を変えてるなと思わせてみようとか。その時その時の感覚も大事ですけど、向こうもデータをすごく見て打席に立ってると思うので、そこに対してしっかり準備しておかないと、全部行き当たりばったりになってしまう。抑えた根拠も分からないままだと次につながっていかないですからね」
-近年はパ・リーグが強い。
「バッターの振りが強いですね。パ・リーグは特にパワーピッチャーが多いので、真っすぐに強いですね。真っすぐ系をよく打たれましたもんね。(6月12日の)日本ハム戦(8回2失点)は真っすぐよりスライダーとか緩めのボールを多く使った。傾向にない配球だったと思うので八回まで何とか。立ち上がりの2回は真っすぐを多めにいったら打たれたので、そこを変えたら何とかいけたんですけど難しいですね」
-セ・リーグの意地も見せたい。
「そうですね。特にうちは交流戦でこけちゃうことが多いので、そこで何とか勝てればですね。打撃もいいし、ピッチャーもいいけど、何かしないといけない。庄司が(パ・リーグ担当の)スコアラーをやってくれるんですよね?同級生ですし、いろいろ話を聞きながら対策を練ってやりたいなと思います」
☆ふむ。コメントを聞いていると、よく考えていると思います。現状がしっかり把握できているし、だから課題も明確になる。
☆K.O的に思うことは、やはり昨年は、制球の精度が少し一昨年に比べると落ちたかな、という印象。特にカットボールは元々制球が甘かったのですが、一昨年はそれが改善されていたんですよね。昨年はそれがまた少し甘くなっていたように思います。
☆フォームの改造は当然その辺に関わってくるだろうし、二段モーションが体に負担をかけていたとすれば、それをやめることによって制球が戻る可能性は十分ある。後は本人も言っているように、コンビネーションですね。
☆さてお次は、野村くん。
◇広島野村20年は「笑」チーム引っ張り浮上を期す 1/4(土) 8:30配信 日刊スポーツ
広島野村祐輔投手は20年の漢字に「笑」を選んだ。19年は好不調の波が大きくここ4年で最も少ない6勝(5敗)で、チームも4連覇を逃して4位。責任を感じつつ「今年は笑っていたい。いいときも悪いときも必ず来る。どんなときも笑顔を忘れずにやりたい」とチームとともに浮上を期す。
昨年末に南国ハワイで自主トレを済ませ、6日から国内での自主トレをスタートさせる。昨年の不本意なシーズンの中で終盤には好感触を得ており、今季につなげるため体幹トレーニングを増やすなど例年と異なる練習プランで進める。ボールを使った技術練習は例年通り今月から始める。
日本人投手では中村恭に次ぐチーム年長者30歳となった。「チームとしても一体感を忘れないように。明るいチーム、明るいシーズンにしたい」。笑顔でチームの先頭に立ち、引っ張っていく。
☆毎年そうなんですが、この野村くんがポイントになるんですよね。今年も1年間ローテを守って、8~10勝していれば、全然Aクラスだったんですよね。野村くんがしっかりすれば、ローテはかなり強力になります。
☆ローテが強力になると言えば、この人もポイント。
◇広島ドラ1森下、まずは「新人王」 自身の“未来予想図”明かす 1/4(土) 5:30配信 スポニチアネックス
広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22=明大)は3日、1年目の目標に掲げる「新人王」をプロ野球人生の第一歩とした、未来予想図を明かした。
「新人王を獲りたい。(基本的には)1年目にしか狙えない賞でもあるので、獲ってみたいです」
受賞すれば、球団では2014年の大瀬良以来。思い描く成長曲線からすれば、即戦力としての活躍も通過点に過ぎない。
「いろいろなタイトルがありますし、勝てる投手として最多勝とかを狙える投手になりたいです」
かつて背番号18を背負った長谷川良平、佐々岡真司(現監督)、前田健太(現ドジャース)は、いずれも最多勝に輝いた。栄光の番号を託されたのは、かつてのエースと同様の活躍を期待されるからこそだ。順調に階段を上れば、もう一つの目標も自然とかなうはずだ。
「侍ジャパンに入ってみたいな……という思いはあります。WBCを熱心に見たりしていたわけではないけど、球界を代表する投手になれれば、侍は視野に入ってくると思う」
侍ジャパンには、高校、大学と世代別で選出されてきた。昨年8月には大学日本代表の一員としてU18ワールドカップに出場した高校日本代表の壮行試合に登板。昨秋ドラフトで4球団が競合したロッテの同1位・佐々木朗とともに先発した。ヤクルトの同1位・奥川を加えた“BIG3”として比較されるが、対抗心はまるでない。
「全く意識していないです。あれだけ速い球を投げて注目もされている。佐々木君は佐々木君なので」
誰にも惑わされることなく我が道を行く。森下の潜在能力を考えれば、現実的……とも言えなくない未来予想図である。(河合 洋介)
☆奥川くんや佐々木くんは確かに超高校級の逸材ですが、そこに行かなかったからといって、失敗ドラフトと決めつけるのは、早急。無名の選手でも大成した選手はいる訳で、逆もまた然り。プロに入ってからも肝心で、どういう選手になるかは、これから分かること。
☆カープは外国人も長く在籍する選手が多いのですが、大枚をはたいて連れてきたグスマンやシアーホルツはむしろ失敗の部類で、海外スカウトのシュールストロムさんも言っているように、カープは中堅どころを連れてくる。それは単に野球の技術だけでなく、日本に合うか、カープにフィットするかなど、姿勢や性格も考慮に入れているからなんですね。
☆K.Oが前々から「アカデミーの選手を使うべき」と言っていたのもそこで、原石を連れてきて育成すれば、日本の野球やカープの野球に合った選手を育てることができる。いい選手、「当たり」の選手を連れてくるのはなかなか難しいことで、素材を見極め、じっくり育てれば、獲得競争をしなくともいい選手を取ることができる。他球団も数球団は、外国人を育成で獲って支配下に、という流れになっています。
☆もちろん、森下くんは、素材としても奥川くんや佐々木くんに負けてない。総合力では森下くんの方が上で、可能性としては森下くんも負けてはいません。大卒ということで、早くから活躍できる、というメリットもある。森下くんという選択は、間違ってないと思います。
☆また森下くんも、「間違ってなかった」と言われるように、頑張らなきゃいけませんね。
☆さておしまいは、床田くんの、こんな話。
◇広島・床田 高校時代230球投げた翌日ノーヒッター 千鳥・大悟「今なら大問題」 1/4(土) 16:49配信 デイリースポーツ
広島・床田寛樹投手が4日に放送された読売テレビ「プロ野球No.1決定戦バトルスタジアム」に出演。高校2年の秋季大阪大会でノーヒットノーランを達成した時のエピソードを語った。
床田は大阪・箕面学園出身のプロ野球選手第1号。野球強豪校ではなく、3年夏の大会は公立の豊中高校に敗れたという。しかし床田は2年時の秋季大阪大会で快挙を達成。しかも「前の日にブルペンで230球くらい投げて、次の日、2回戦で27人で試合が終わった」と自慢した。出した走者は失策により出塁した1人だけ。併殺でアウトになったため、9回27アウトで対戦した打者は27人だったという。
MCのかまいたち・濱家が「230球投げて次の日、放れるっていうのがもう…」と話すと、千鳥・大悟は「今やったら問題やで!」とツッコんだ。千鳥・ノブが「なんでブルペンでそんなに投げんの?」と尋ねると、床田は「調子が悪くて全然ストライクが入らなくて」と練習した結果、その球数になってしまったという。
☆高校生の球数制限が話題となってますが、どうでしょうねぇ、個人差もあるでしょうしねぇ。例の佐々木くんが投げなかった件については、監督が決めたことですから、チーム外の人間がとやかく言うことではないと思います。
☆それにしても床田くんってのは、変に天然なところがありますな。次の日のこと、考えますよね、普通(笑)。
P.S. 今日もアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。
にほんブログ村
source : K.Oのカープ・ブログ。