2020年1月29日水曜日

最近のカープ、あれこれ~'20.1.28、先乗り組自主トレ・キャンプ焦点・注目の争い。


☆さて、先乗り組の自主トレ、まずは、ケムナくん。


◇広島ケムナ、ブルペン一番乗り 先乗り組が自主トレ 1/28(火) 12:45配信 日刊スポーツ

 広島の先乗り組の合同自主トレが28日、宮崎・日南市内の天福球場で始まった。

 2月1日のキャンプインに備え、若手主体のメンバーが一足先に汗を流す。5歳から高校まで日南で育ったケムナ誠投手がブルペン投球一番乗り。捕手を座らせて27球投げ込んだ。ケムナは「体の感触は悪くはないですけど、まだ思った状態とはずれていた。キャンプの初日からブルペンでアピールできるようにやっていきたい」と意気込んだ。

★先乗りメンバーは以下の通り

【投手】

矢崎、床田、ケムナ、塹江、高橋樹、山口、アドゥワ、遠藤

【捕手】

中村奨、坂倉、石原貴

【内野手】

小園

【外野手】

正随、高橋大、宇草


☆佐々岡監督の口からも名前の出ていたケムナくん、昨年1軍登板も経験し、今年はいよいよ本格的に1軍に挑戦、って感じですかね。150㎞超のストレートがあるだけに、将来のセットアッパー候補、ですかね。みんな先発をやりたがりますけど、中継ぎもなかなかどうして、やりがいのある仕事だと思いますよ。


☆こちらは先発に挑戦の、遠藤くん。


◇広島・遠藤 先乗り自主トレでブルペン入り「感覚的に良くなってきている」 1/28(火) 17:55配信 デイリースポーツ

 広島の1軍キャンプ参加メンバーの先乗り自主トレが28日、キャンプ地である宮崎・日南でスタートした。

 この日は遠藤淳志投手(20)が早速ブルペン入りし、直球のみを30球投げ込んだ。「悪くはないですね。感覚的に良くなってきている」と明るい表情。伸びしろ十分の右腕がキャンプ初日からアピールするべく、万全の状態に仕上げていく。


☆その遠藤くん、「千賀フォーム」に手応えを感じているようです。


◇広島遠藤「ばらつきなくなった」千賀フォーム手応え 1/28(火) 21:13配信 日刊スポーツ

 広島遠藤淳志投手がソフトバンク千賀フォームに手応えをみせた。宮崎・日南キャンプの先乗り合同自主トレ初日にブルペン入り。直球30球を投げ込んだ。

 1月に千賀らが師事する「鴻江スポーツアカデミー」に参加。トレーナー指導の下ワインドアップを封印。セットアップで左足を上げ、目線は三塁で1秒制止。軸足に体重を乗せ、本塁を3秒見てから投球動作に入るフォームに改良中で、「ばらつきがなくなった」と好感触だ。

 中継ぎだった昨季の終盤は「ショックでした」と語るほど、制球難に苦しんだ。制球力向上へ、今春はフォーム固めと高確率で強いボールを投げることをテーマに置く。千賀からは「お化けフォーク」も伝授され、現在習得中だ。「まずはフォームを固めて、結果を出したい」。昨秋に先発転向を志願した高卒3年目右腕が、先発ローテーション入りへアピールを続ける。


☆てことは、セットポジションで投げるんですかね。で、フォークも投げるんですか。これは決め球として使えれば、大きな武器になりそう。


☆先発6番手は、遠藤くん・山口くん・森下くん・アドゥワくん・薮田くんらの争い。戸田くんや中村祐くんも、頑張れ。


☆お次は、小園くん。


◇広島小園「やるしかない」シンプル打法で遊撃奪取だ 1/28(火) 21:21配信 日刊スポーツ

 広島小園海斗内野手は「シンプル打法」習得を目指す。宮崎・日南キャンプの先乗り合同自主トレに参加。守備練習や打撃練習で汗を流した。

 朝山打撃コーチらの指摘もあり、「シンプルに」と強いスイングで確実にボールを捉える目的で、空中で前後に動いていた右足のブレを無くす意識で取り組んでいる。ボールを見極めるべく、打席の立ち位置を後方に下げたことも昨秋から継続。

 遊撃の定位置奪取へ向けた勝負の春季キャンプへ向け「楽しみです。やるしかない」と気合十分だ。


☆ま、プロの変化球にも大分慣れてきたでしょうから、昨年よりは捉える確率もアップするんじゃないでしょうか。


☆で、ポジション争いの話は後程、お次はその小園くんの、「5つの相棒」。


◇広島小園、今シーズン使用する5つの“相棒”を公開! ファン期待「1番ショートを…」 1/28(火) 18:57配信 Full-Count

◆今シーズン使用する5つの内野手用グラブを公開した広島・小園

 まもなく球春到来。プロ野球は2月1日から春季キャンプがスタートし選手たちは2020年シーズンに向け激しい争いを繰り広げる。昨年、高卒新人で1軍デビューを飾った広島・小園海斗内野手の“相棒”が決まったようだ。

 小園は自身のツイッターで「今年もよろしく」とコメントを添えミズノ社製の内野手用グラブ5つを公開。ルーキーイヤーの昨季は開幕1軍入りを果たし、球団の高卒新人記録を塗り替える4本塁打を放つなど、58試合に出場。打率.213、16打点をマークした。

 今シーズン使用する5つの“相棒”にファンも「さらなる飛躍期待してます」「報徳史上初の殿堂入りしてねぇ」「1番ショートをつかみ取ってください」「今年も頼んまっせ!」と多くのコメントが寄せられた。今季は怪我から復帰する田中広との遊撃手争いにも注目が集まる。


☆ま、とりあえず開幕スタメンショートは誰か、って感じですかね。


☆お次は、昨日入団会見の、DJジョンソンとスコット。


◇広島新助っ人 ジョンソンとスコットが力強い球披露「しっかりグリップ」NPB硬式球もOK 1/28(火) 18:31配信 デイリースポーツ

 広島のDJ・ジョンソン投手とテイラー・スコット投手が28日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場でキャッチボールなどをした。前日の入団会見後に続き、2日連続で白球を握った。

 キャッチボールは次第に強さを増した。最大で距離は約40メートルになった。それでも新助っ人が放つ球の軌道は低く、力強かった。米国でも日本で使用するNPB公認球で練習しており、問題はない。

 DJ・ジョンソンは「しっとりとした感触。しっかりとグリップするね。だから投げたいと思ったところに投げられるよ」と笑顔を見せた。スコットも上々の感触。縫い目が高いことから「投げやすいよ」と言った。

 前日27日の入団会見後は、ピレラを含めた3人でお好み焼き店を訪れた。「箸も大丈夫。おいしかったよ」とスコット。広島のソウルフードにも心をつかまれたようだ。


☆日本の野球にマッチするかどうかも、大事なポイントですからね。


☆ただ、日本、広島の街に馴染むかどうかは、さほど問題はなさそうです。


◇広島の新助っ人、テイラーがキャッチボールを披露 前夜は助っ人3人でお好み焼きデビュー 1/28(火) 19:12配信 サンケイスポーツ

 広島の新外国人、テイラー・スコット投手(27)=前オリオールズ=が28日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場でDJ・ジョンソン投手(30)=前ロッキーズ=とキャッチボールを行った。

 ポニーテールのイケメンはスリークオーターの腕の振りから力強い球を投げ込み「調子はとてもいいよ。米国でブルペンに、4、5回は入っている。日本の球はしっとりしていて指にくっつくような感覚があるよ」と充実の汗をぬぐった。

 前日27日の入団会見後にはホセ・ピレラ外野手(30)=前フィリーズ=とDJ・ジョンソンで広島市内を散策し、偶然見つけたお好み焼き店で決起集会を実施した。「もともとは寿司屋に行こうと思っていたんだけどね…。おいしそうなお店があったのでそっちにした。お箸を使った。おいしかったよ」と日本食デビューの感想を笑顔で明かした。気になる店名はパセーラ7階の「千房(ちぼう)」。アレレ…。広島風…ではなく、まさかの大阪風お好み焼きというオチだった。


☆あら、広島にもあるのね。千房は大阪のお好み焼き屋さんですが、今では中国四国九州、そして関東や海外にも数店舗あるようです。広島には「徳川」という、広島風ではないお好み焼きがメインのお好み焼き屋さんが昔からありますが、今でもあるみたいですね。徳川は、小さなボールに具材が入ったものが出てきて、自分で焼くんですよね。


☆ちなみにK.O、お好み焼きはそばではなく、うどん派。そばもおいしいですけどね。で、トッピングはしない。いわゆる豚玉で、キャベツと豚肉を味わうのが好きです。


☆さらにちなみに「パセーラ」というのは、そごうの北側、「基町クレド」内にある、商業施設。基町クレドは、まだ行ったことないな。


☆一方、そのリリーフ陣に、割って入ろうという、この人。


◇広島岡田「チームの力に」自立の海外トレで成長 1/28(火) 21:12配信 日刊スポーツ

 自立の海外トレ。広島岡田明丈投手(26)が28日、米ロサンゼルスでの単身自主トレから帰国後初めて、マツダスタジアムで合同トレーニングに参加した。米国ではトレーナーと2人で一般人が使用するジムなどを利用しながら、孤独トレを続けてきた。体幹トレに重点を置き、投球につなげるための打撃練習も行ってきた。海外で一皮むけた右腕が、佐々岡新監督から期待される中継ぎでポジションを奪い取るつもりでいる。

   ◇   ◇   ◇

 キャンプ地移動2日前、岡田が広島での合同自主トレに合流した。今年は佐々岡新監督から先発から中継ぎへの配置転換をすでに明言されており、セットアッパーとして期待されている。プロ入り初の1桁登板に終わった昨年から新境地で巻き返しを期す今年は、自身初の海外自主トレで始動した。新たに契約したトレーナーとともに米ロサンゼルスに飛んだ。9日から19日までの10日間、刺激的な日々を過ごした。

 「いい刺激になりましたし、いいテンションでできました。昨年は結果を残せていないので、今年はチームの力になれるよう、1球でも多く投げられるようにと思っている」

 練習に集中するため、孤独トレを選んだ。例年よりも開幕が早いこともあり、温暖な地を選んだ。「制球力が課題。そこを改善するのが一番」。フォームの根幹となる体幹を一から鍛え直した。「できている方と思っていたら、できない種目も多かった」と気付かされた。一般人が使用するジムで、歯を食いしばりながら土台作りに励んだ。

 練習パートナーも現地で見つけ、キャッチボールだけでなく、ブルペン投球も行った。上体が突っ込みやすい悪癖を改善するために、打撃練習を取り入れた。本来は左打ちだが、「軸足に残す感覚が投球と似ている」と右打ちでマシン打撃。意識付けにつなげた。

 海外トレの成果はキャッチボールから表れていた。フォームからは無駄な力みが消え、球には力強さと球威が感じられた。「だいぶ土台がどっしりしてきた。ふわふわした感覚がなくなった」。体も制球もぶれない幹はできつつある。先発でも中継ぎでも、やるべきことは変わらない。1軍枠を勝ち取るため、まずは足場を固めていく。【前原淳】


☆佐々岡監督が早くからリリーフでの起用を明言、今年はリリーフ陣に食い込むことになります。投手を13人制にするなら、リリーフは7人。外国人が2人入れば、残りは5人。中崎くん・島内くんが出遅れたとしたら、一岡くん・今村くんに、たもっさん・恭平くん、これにケムナくん・塹江くんあたりが続きます。矢崎くん・中田くん・藤井皓くん・高橋樹くんあたりにも、頑張ってほしいところ。


☆…将来のことも含め、若手の中継ぎが欲しいんですよね。藤井皓くん・平岡くんあたりは、ちょっと伸び悩んでる感じ。で、飯田くんがいなくなったので、左の中継ぎ専門のピッチャーがいないんですよね。今のところ塹江くん・高橋樹くんが頑張ってますが、昔の渡辺弘とか清川とか、「左殺し」が欲しい。


☆…何気に右は、藤井黎くんに期待してるんですけどね。面白いですよ、彼は。




☆さて、チームの話、まずは、キャンプの焦点。


◇【広島キャンプの焦点】佐々岡真司新監督の下で生まれる変化 1/28(火) 11:01配信 週刊ベースボールONLINE

 佐々岡真司新監督となって最初のキャンプ。トレーニングの内容の変化などは、2月になってのお楽しみだが、今年の広島キャンプは、二軍のキャンプが沖縄で始まることと、第一次キャンプが2月11日までと、比較的短いことで、少し例年と変化が生まれている。

 ベテラン勢が暖かい沖縄の二軍キャンプでスタートし、そのまま13日から一軍の第二次キャンプに合流する形が可能になったのだ。キャンプスタート時のメンバーの振り分けを見ると、長野久義、菊池涼介らが沖縄での二軍キャンプからのスタートとなった。その分、一軍の第一次キャンプの人数枠が空くことになるが、そこには若手選手が入って、一軍の中で◇【広島キャンプの焦点】佐々岡真司新監督の下で生まれる変化 1/28(火) 11:01配信 週刊ベースボールONLINE

 佐々岡真司新監督となって最初のキャンプ。トレーニングの内容の変化などは、2月になってのお楽しみだが、今年の広島キャンプは、二軍のキャンプが沖縄で始まることと、第一次キャンプが2月11日までと、比較的短いことで、少し例年と変化が生まれている。

 ベテラン勢が暖かい沖縄の二軍キャンプでスタートし、そのまま13日から一軍の第二次キャンプに合流する形が可能になったのだ。キャンプスタート時のメンバーの振り分けを見ると、長野久義、菊池涼介らが沖縄での二軍キャンプからのスタートとなった。その分、一軍の第一次キャンプの人数枠が空くことになるが、そこには若手選手が入って、一軍の中で動きを試されることになる。

 森下暢仁、宇草孔基、石原貴規の大卒ルーキー3人、さらには中村奨成が初の一軍キャンプスタートとなった。ベテラン勢の合流が予想される第二次キャンプのスタート時点で、誰が一軍に残るかも見どころだ。


☆ベテランを暖かい沖縄で調整させ、その分若手を1軍で試す。紅白戦なんかも、早い段階でやるかも知れませんね。


☆お次は、定位置争い。


◇森下は? 小園は? 広島キャンプの注目の争いをピックアップ 1/28(火) 11:03配信 週刊ベースボールONLINE

◆最大の激戦区は捕手

 いよいよ「プロ野球界のお正月」ともいわれる、2月1日のキャンプインが間近に迫ってきた。もっとも、開幕が3月20日と、例年より約1週間繰り上がっている今季は、各球団、2月中旬には実戦がどんどん入ってくるスケジュールになっており、選手にとっては、「今年も始まるぞ」という気分は自主トレスタートのときに、すでに終わっているかもしれないが……。

 佐々岡真司新監督の下、セ・リーグの覇権奪回を目指す広島も、先乗り組がキャンプ地に入るなど、キャンプインに向けた動きが進んでいるが、ここではキャンプの一、二軍のメンバー分けから、ポジションごとの注目の争いをピックアップしてみたい。

 今季のキャンプのメンバー分けでまず目につくのは、長野久義、菊池涼介といったベテランが二軍キャンプスタートになっていることだ。これは、今年二軍キャンプが暖かい沖縄でのスタートとなったことと、第1次キャンプが2月11日までと比較的短いという条件になったことによるものだろう。すでに調整法が自分で分かっているベテランは、この措置でキャンプをずっと沖縄で過ごせることになり、より暖かいところで移動の負担なく調整できる、というわけだ。そしてその分の一軍キャンプの人数枠は、新人や若手選手のチャレンジに振り分けられる。簡単に言うと、二軍の第一次キャンプは、高卒の若手選手とベテランと故障上がりの選手で構成され、それ以外の選手が一軍の第一次キャンプでサバイバルレースに挑む、という感じになる。

 ではざっとポジション別に見ていこう。投手では、やはりまず期待のドラフト1位・森下暢仁が本格的にベールを脱ぐことになるのが楽しみだ。ここまでの調整は、自分のペースで進めることができており、順調なよう。実戦形式の中で、どんな内容を見せてくれるか。若手では、3年目のケムナ誠が一軍メンバーに入った。150キロ級のストレートを持ち、昨年終盤にプロ初登板を経験した投手で、先発でもリリーフでも使える可能性があるが、島内颯太郎が二軍スタートになっているので、リリーフの枠のほうにチャンスがあるか。左腕では、昨年一軍登板のなかった高橋樹也が一軍スタート。中村恭平、塹江敦哉といった速球派と左腕投手の枠を争う。

 そして何と言っても最大の激戦区は捕手だ。一軍スタートはレギュラーの會澤翼、K.ジョンソンの女房役の石原慶幸に、打力のある坂倉将吾、そして3年目の中村奨成が初の一軍キャンプスタートとなった。さらにルーキーの石原貴規といったメンバーだ。昨年までファームを担当し、中村奨の歩みを見てきた倉義和コーチが今季から一軍担当となっており、中村奨にとってはいい環境でのチャレンジとなるかもしれない。順当にいけば、第二次キャンプからは磯村嘉孝が一軍に合流してくることが予想されるだけに、ともに肩を武器とする石原貴規と、どちらが一軍に食らいついていけるかの争いになる。


◆田中と小園のショート争い

 内野では、右ヒザの手術から復活を目指す田中広輔が一軍メンバーに入っており、ここまでの回復は順調なよう。昨年後半にスタメンの座をつかんだ小園海斗とのショート争いが何と言っても注目だ。体調が元に戻れば、まだまだ守備力や経験では田中広も譲らないはず。一方、小園の武器は打撃のパンチ力と若さ、そして将来性だ。課題は1年間調子を維持して戦い続けてゆくという意味でのスタミナだろう。内野手のベテランでは菊池涼介、小窪哲也が二軍スタートとなっているが、若手のテスト的な選手は入っていないので、一、二軍の入れ替えに関しては、中堅、ベテラン選手による掛け値なしのサバイバルレースになる。

 外野では、バットを寝かせる打法に変えて長打力アップにも手ごたえを感じている野間峻祥がどこまで結果を出していけるか。野間か田中広でしっかり一番を固められれば、三番・西川龍馬、四番・鈴木誠也と理想的なオーダーが組めることになるのだが……。左打ちで俊足という同タイプの外野手・宇草孔基も入ってきただけに負けられない。第二次キャンプからは長野久義の合流が予想され、一軍サバイバルという意味では、右打ちの正隨優弥、高橋大樹あたりにとっては、一軍生き残りをかけた必死の戦いになるだろう。

 果たして、第二次キャンプスタート時の入れ替えで誰が勝ち残り、さらなる生き残りに挑む権利を得るのか。そしてレギュラー争いの行方は。目が離せないことになりそうだ。


☆ま、捕手は人数は多いですが、会沢が軸なのは間違いのないところ。石原をジョンソン専用に置いておくのはもったいない、という声も聞きますが、スーパーサブ的な使い方もできるし、何より坂倉くんや磯村あたりは石原の1軍でプレーする姿を見ることができる。


☆で、ショートですが、小園くんが田中くんを脅かすくらいになると面白いんですけどね。バッティングや走塁でどんどんアピールすれば、佐々岡監督もうれしい悲鳴、ということになる。もちろん田中くんがスタメンなら、小園くんは田中くんからいろいろ吸収できる、という面もあります。


☆サードはピレラを試すようですが、安部ちゃんも黙ってないでしょう。堂林くんもバッティングでいい感じになれば、可能性は十分ある。で、レフトにピレラが回れば、野間くん・長野との争い。いずれにしろピレラは使うでしょうから、安部ちゃんと野間くん・長野の争い、という形になります。


☆で、ここに割って入ってほしいのが、大樹くんと、正隨くん。右のスラッガーが好きなK.O、この2人は、プッシュしたいと思います。


☆で、何気に突き上げがほしいのが、内野。曽根くん・上本・三好くんあたりが1軍の候補なんでしょうが、それに続く若手が、せめて「1軍で試そうかな」くらいにはなってほしい。林くん・羽月くん・中神くんあたりには、成長を期待したいと思います。


☆ルーキー勢では、森下くんがローテに入れるか、宇草くんが1軍に残れるか。宇草くんは足もありますし、バッティングが良ければ可能性は十分あると思います。


☆で、おしまいは、こんな話。


◇「補強ナンバーワン」実は広島の声 野村・会沢・菊池の“主力トリオ”流出免れ 1/28(火) 16:56配信 夕刊フジ

 【江尻良文の快説・怪説】

 新戦力が注目の的になる2月1日のキャンプインへのカウントダウン。新人はヤクルト・奥川、ロッテ・佐々木のゴールデンコンビ、移籍組は楽天とロッテが話題だ。ところが、実際の戦力補強ナンバーワンは広島という意外な声もある。

 新監督は広島・佐々岡、ヤクルト・高津、楽天・三木の3人。中でも注目は広島・佐々岡真司新監督(52)だ。

 丸に巨人にFA移籍された昨季、球団史上初のリーグ4連覇に失敗して引責辞任した緒方前監督のリベンジを宣言。就任と同時に「V奪回、悲願の日本一達成」を公約したが、強運ぶりも発揮している。丸に続きFA移籍が心配された野村、会沢のバッテリー、さらにポスティングシステムでのメジャー移籍を希望していた菊池も残留した。

 主力トリオの移籍回避は最大の補強というわけだ。さらにドラフトでは即戦力投手ナンバーワンといわれる明大・森下を獲得。自主トレでも評判通りだと首脳陣はベタぼめだ。その上、明大の先輩・野村の刺激剤というダブル効果も。野村は後輩に負けまいと、エース復活宣言までしている。

 「丸がFA移籍すれば、相次ぐ流出でタナキクマルも完全崩壊し、昔の弱小チームに逆戻り」と広島OBたちは危惧していたが、歯止めがかかった。「佐々岡なら優勝できる」という声まで上がっている。

 球団史上初のリーグ4連覇に失敗した昨季でも、広島は巨人に5年連続勝ち越し。佐々岡新監督も早々と高らかに、6年連続勝ち越しを公言している。巨人のリーグ連覇は当然のこと、8年ぶりの日本一の成否ばかりに目がいっていると、落とし穴が待っている。

 事実上、12球団一の“補強”をした新生・佐々岡カープがV奪回のサプライズ万馬券あり。まずは2・1キャンプインから注目というワケだ。(江尻良文)


☆松山もそうでしたが、会沢・野村くん・菊池と、3人ともカープだからこそ残った、という印象。「一体感」をスローガンに掲げた佐々岡カープ、チーム力、という点では、3人の残留はこの上ない「補強」だったと思います。


☆投手陣の整備ができれば、このチームなら十分戦えるでしょう。もちろん、佐々岡監督が「新しいチーム」を作り上げることが、条件。「タナキクマル」に代わる、新しいチームの中心を作ること、その上で、カープらしい野球をすること。打線全体で連動した攻撃ができれば、勝てる野球ができると思います。


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source : K.Oのカープ・ブログ。