2020年1月3日金曜日
【'20 新春特集1】誠也新春インタビュー・順位予想・ブレーク期待の若手。
☆さて、新春特集は、誠也くんインタビュー。
◇広島・鈴木誠 新春&新婚の誓い!鯉で日本一&侍で金「負けは許されない」【インタビュー1】 1/1(水) 7:30配信 デイリースポーツ
広島・鈴木誠也外野手(25)が新春インタビューに応じ、今夏に開催される東京五輪での金メダル獲得を誓った。昨秋のプレミア12では侍ジャパンの4番として世界一に貢献。昨年12月には元新体操日本代表でキャスターの畠山愛理(25)との結婚を発表し、野球もプライベートも絶好調。日本の4番がカープと侍ジャパンを頂点に導く。インタビュー1。
-東京五輪へかける思いは。
「まずはしっかりシーズンを戦わないといけないですし、五輪に選んでいただけたら、そちらの方も頑張らないといけない。どちらにしても難しいシーズンになる。誰も経験したことがないことなので、どうやって、やっていこうという考えもないですし、その場その場でしっかりやれたらいいなと思います」
-プレミア12ではMVPを獲得した。
「でも(打撃には)波があるので。たまたまいい波に当たって、少しの期間良くてああいう成績になりましたけど、今年はシーズン中で、悪い波が五輪中に当たってしまったらどうなるか分からない。プレミアの結果が良かったからと言って五輪でもいい結果が出るかは分からない。一番はコンディショニング。ケガをせず、しっかりやれるかであったり、体調面もそうですし。そういうことがちゃんとできていれば結果はどうであれ、普通に(試合には)出られるんじゃないかなと思います」
-これまで五輪に憧れはあった?
「全く見てないので、どれだけ五輪の重みがあるか分からない。嫁さんが五輪に出てるのでたまに聞いたりします。競技は違うけど、すごいことなんだと思います。自分もそういうこと感じるのかな…。そういう性格か分からないですけど、特に考えることなくやれるんじゃないかと思います」
-他競技は見るか。
「前はニュースで見るぐらいであまり見てなかったんですけど、94年生まれの同級生が活躍する場面が多いので、交流もあったりして見ることは増えました」
-年齢的にいい時期に五輪を迎える。
「そうですね。いろんなことを経験させてもらった中で、すごくいい経験ができる。本当にタイミング良く、いい時期にこういう大会があるというのは、自分でも持ってるのかなと思うところもある。そういう時間を無駄にしないようにしっかりやれたらいいと思います」
-プレミア12では大活躍。学んだことは。
「やっぱり負けたくない。それだけかな。みんなが日本のために、日本がなめられないために戦っていると思う。僕も韓国には負けたくなかったですし、台湾にも、どこの国にも負けたくなかった。アメリカに負けてすごく悔しかったので、そういうところかな。日本の代表として行くので負けは許されないと思います」
-外国のチームと対戦する難しさは。
「特になかったですね。でけーぐらい。結局投げて打ってだけなので、腕が投げてくるみたいな(笑)。ボールが来て白いボールを打つ。打席に立った時の(投手の)大きさであったり、雰囲気は違いますけど、日本にもいい投手がたくさんいる。そういう投手とたくさん対戦しているので、そんなに嫌な感じはなかったです」
-日本の4番として見られる重圧は。
「勝手に見ててください。僕自身はさらさら思ってないです」
-五輪の目標は。
「優勝です。プレミアで優勝した時は思っていた以上にうれしかったので。優勝したいですね。個人は何もない。(打率)0割0分0厘だろうが、優勝できればいいかなと思います」(2に続く)
◆鈴木 誠也(すずき・せいや)1994年8月18日生まれ、25歳。東京都出身。181センチ、96キロ。右投げ右打ち。外野手。背番号1。今季推定年俸2億8000万円。二松学舎大付から2012年度ドラフト2位で広島入団。プロ1年目の13年9月14日・巨人戦(マツダ)で初出場(代打)。首位打者・最高出塁率各1回(いずれも19年)、ベストナイン4回(16~19年)、ゴールデングラブ賞3回(16~17・19年)。17年WBC、19年プレミア12日本代表。
☆誠也くんのいいところはですね、ありのままの状況をありのままに受け止められるところ。変な自意識がない。だから必要以上に自分を誇示したり、卑下したりするところがない。
◇広島・鈴木誠 ラグビー日本代表から感じた勝利への執念 メジャー?チャンスがあれば…【インタビュー2】 1/1(水) 7:30配信 デイリースポーツ
広島・鈴木誠也外野手(25)が新春インタビューに応じ、今夏に開催される東京五輪での金メダル獲得を誓った。昨秋のプレミア12では侍ジャパンの4番として世界一に貢献。昨年12月には元新体操日本代表でキャスターの畠山愛理(25)との結婚を発表し、野球もプライベートも絶好調。日本の4番がカープと侍ジャパンを頂点に導く。インタビュー2。
-侍ジャパン稲葉監督がプレミア12で世界一になったがラグビーのようなパレードがなかったと嘆いていた。
「五輪で優勝したらまた違うと思いますし、それをモチベーションにしてやるというのはありなんじゃないかと思います。稲葉監督はすごい思いでプレミアに出ていた。それは伝わってましたし、選手もより頑張ろうと思っていた。僕たちは優勝して監督を胴上げできましたし、うれし涙を見ると頑張って良かったなと。僕も4番は外さないと最初からずっと言われていてその期待に応えたいと思っていたので。本当に最後ああやって終われて良かったです」
-4番について稲葉監督から言葉は。
「4番は外すつもりはないから、少々悪かろうが、ずっと使うからと。(合宿の)宮崎の時点で言われていたので、しっかり頑張れた部分もありました。気持ちの部分で準備できたので、本当に感謝しています」
-プレミア12の試合前練習は短かった。
「違和感はなかったです。そっちに慣れたらそっちの方がいいんじゃないですかね。試合で100パーセントの力を出せる。練習時間が少ない方が疲れることもないですし、日本は長くやるというスタイルですけど、疲れないのでラッキーぐらいに思ってました」
-辞退者も相次いだが。
「(時期が)シーズン後というのもありましたし、選手それぞれ故障とかもあったり、その中でシーズンを戦っている選手もいたと思う。シーズンの燃え尽きというか、モチベーション的にはすごく出るのは難しかったと思います。選手側からしたら仕方ないんじゃないかなと。五輪はシーズン中にあるので、しっかりしたメンバーが出られるんじゃないかなと思います」
-被災地福島、日本を勇気づけるという思いは?
「野球の力で元気を出してもらえたらうれしいですけど、ラグビーの方がいいんじゃないですか?僕はラグビーを見て、すごく感動したので。野球にはちょっと難しいような感動なのかなと思ったりもして。本当にすごかったですね。叫んでましたもん、テレビの前で(笑)。ああいう試合が五輪でできればいいなと思います」
-ラグビーにジェラシーは感じた?
「ジェラシーはないですけどやりたいと思った(笑)。どういう感じなんだろうという興味はあります」
-一体感があった。
「勝ちへの執念というか、プレーから伝わってくる選手の気持ちというか。プレーから全てが伝わってくるというのはなかなかないので、本当に感動しました。あそこまで気持ちを高ぶらせてできるんだなと思ったり、僕はあそこまでどうなのかなとか、ああやってやらないといけないのかなと…。あそこまでできるというのはすごいと思います。みんなが感動する意味が分かったというか、スポーツマンとしてああいう試合をしたいなと思いましたね。野球でも感動してもらえるように頑張ります」
-カープでも佐々岡新監督が「一体感」を掲げている。
「1人1人が同じ方向を向けば、おのずと一体感というのは生まれてくると思います。1人でも2人でも違う方向を向いてしまうと難しい。まずは試合に出てる選手が一生懸命戦えば、下の子たちもやらないといけないと思ってくれると思う。そう思ってくれる選手が一人でも多く1軍にいてくれないと、1軍の舞台で優勝するのは難しいことなので。そうなれば自然に一体感は出るのかな」
(続けて)
「優勝した時はみんなが同じ方向を見て1試合1試合戦った結果が、最終的にはゲーム差が開いて優勝という形になっていた。自分のことだけではなく、チームが勝つためにというのをコーチ含め、選手全員が思えれば。メンバー的にはそんなに変わっているわけではないので僕は優勝できるんじゃないかと思ってます」
-日本一が目標か。
「ソフトバンクは強い。(18年日本シリーズは)完全に力負けですから。選手個人の意識も高い。そういうところだと思う。若い選手がどれだけ自分に厳しく上を目指してやれるか。2軍の試合に出ることを考えているような選手は厳しいんじゃないかと。そう考えてる選手もたくさんいると思う。高卒であれば3年後に出てこれるようにという選手もいますけど、そんなんじゃ、その前に消えるぞと僕は思うので。そういうのを早く分からせるためにも、僕みたいな若いのが伝えていかないといけないのかなと思います」
-侍ジャパンの選手は意識が高かったか。
「みんな意識が高いですね。(巨人)坂本さんとかすごいなと思いましたね。坂本さんと一緒に野球をしたいなと思いました。そう思わせるような選手でしたね」
-それは技術面?
「技術面もチームに対する考え方も。カープだったら会沢さん。他球団の選手で言えば坂本さんがすごいと思いました」
-個人としてもチームとしても結果を出し続けている。
「結果を出す理由も分かりますし、野球に対してしっかり考えてやってる方。ヒットの数もそうですけど、あれだけ長いシーズン、毎年、記録を残している選手なので。自分もそう思ってもらえるような選手になりたいと思ってます」
-メジャーへの興味は。
「もともとは興味なかったですし、まずは目の前の目標に向かって、やってきてたんですけど、上を目指していく中で、そこでやりたいなという気持ちも出てきてます。いつか挑戦したいという気持ちはなくないですよね。みんなもたぶんそうだと思いますけど、チャンスがあれば、そりゃやりたいなという思いは常に持ってます。そこに今僕の目標が来たかなって思う。そこで頑張りたいという思いが常にあったからこそ妥協せず自分に厳しく今までできていたのもあるので…。そういうチャンスがあれば行きます!(笑)」(おわり)
◆鈴木 誠也(すずき・せいや)1994年8月18日生まれ、25歳。東京都出身。181センチ、96キロ。右投げ右打ち。外野手。背番号1。今季推定年俸2億8000万円。二松学舎大付から2012年度ドラフト2位で広島入団。プロ1年目の13年9月14日・巨人戦(マツダ)で初出場(代打)。首位打者・最高出塁率各1回(いずれも19年)、ベストナイン4回(16~19年)、ゴールデングラブ賞3回(16~17・19年)。17年WBC、19年プレミア12日本代表。
☆やっとカープの話になりましたが(笑)、これってね、選手はもちろん、ファンも、優勝という同じ目標に向かって、同じ気持ちである必要があるように思います。本気で、優勝するために、力になれるように応援するにはどうしたらいいか、その気持ちが根底にあれば、応援の仕方は自ずと定まってくると思います。
☆で、ソフトバンクが強いのは、控えの選手でも、チームに貢献することを考えてるんですよね。そうすることが結果的に自分の価値を高めることにつながるということを、よく知ってる。だから大事な場面で、仕事ができる。川島や明石、福田、高谷あたりは、使われた時にちゃんと自分の仕事をするんですよね。もちろん、周東も。
☆で、プレミア12で4番を張ってあれだけ活躍した分、マスコミの注目度も違います。
◇鈴木誠也が培ったリーダーの自覚 「自分も変わらないといけないなって」 1/1(水) 6:50配信 webスポルティーバ
2020年、鈴木誠也は広島だけでなく、日本の顔になる。広島ではチームの復権に欠かせない超主力であり、東京五輪に臨む侍ジャパンでは4番の最有力候補。新たな1年で鈴木は、全国の注目を集めるに違いない。
昨シーズン、広島では笑って終わることができなかった。自身は初の個人タイトルとなる首位打者と最高出塁の二冠に輝くも、チームは4位に終わった。リーグ4連覇を逃し、クライマックス・シリーズ進出すらも果たせなかった。
球団初の1億円超アップの推定2億8000万円で契約更改した会見でも「個人的にはよかったですけど、シーズンは4位に終わってしまった。もっとやれたんじゃないかという思いがある。みんなで優勝したい。4位になって、面白くないと思ったので、優勝できるように頑張りたい」と振り返った。
個人よりもチーム──素直にそう考えられることが、鈴木という打者の最大の強みかもしれない。
2019年、広島は転換期を迎えた。2018年オフに精神的支柱だった新井貴浩が引退し、ともに中軸を担っていた丸佳浩がFAで巨人に移籍した。
当然のように、開幕から他球団のマークは鈴木に集中した。さらに、不調の選手も多く、打線全体が低調でつながりを欠いた。前年のように得点を奪えず、白星もつかめない。苦しい戦いを余儀なくされたが、それでも鈴木は目の前の打席、目の前の1球に全神経を注いだ。
「厳しくなったのは今に始まったことじゃない。ボール球は見送り、ストライクは振る」
現在、25歳。チーム内では若手の部類に入る。だが、チーム内での立ち位置は違う。これまでの主力選手が抜けたチーム状況が、鈴木にリーダーとしての自覚をより強いものにした。
「僕が引っ張っていかなくてはいけないと思いますし、先輩であってもコミュニケーションをとっていきたい」
これまでは引っ張ってもらっていた感覚が強い。だが、チームが転換期を迎えた今、このままではいけないと鈴木は言う。
「これから大事になるのは"個"しかない。まだチームが弱い時に、黒田(博樹)さんと新井さんが引っ張ってくれて、みんな勝つために必要なことを教えてもらった。ふたりが引退されて、そして丸さんもいなくなった。自分たちがやるべきことをわかっていないと厳しくなる。やるべきことを忘れてしまい、個がバラバラになったら、また勝てなかった時のチームに戻ってしまうんじゃないかと......」
2015年に広島に復帰した黒田と新井から受けた影響は大きい。新たに生まれた広島のよき伝統を継承しなければいけない思いが強い。それは同時に、広島が常に上位にい続けるための条件だと感じている。
チームの牽引役になるのであれば、自分が変わらなければならない。数年前までは打ち取られた自分への怒りから、ベンチに戻るとバッティンググローブを叩きつけ、感情を爆発させることもあった。無意識の行動であり、本人のなかでは切り替えスイッチのようなものだったが、周囲に与える影響も少なからずある。
だが、チーム内の立場が変わっていったことで立ち居振る舞いも意識するようになった。その意識は2019年、さらに強くなった。
「チームも大きく変わるシーズンで、自分も変わらないといけないなって。自分でも変わりたいと思っていた」
その言葉どおり、プレーでチームを引っ張った。タイトルを獲得した打率と出塁率だけではない。167安打、28本塁打、87打点、25盗塁と、打撃全部門でチームトップの数字を残した。それでも鈴木に慢心はない。
「すべて足りない。もっともっとレベルアップしていかないといけない。満足することなく、これまでどおり、向上心を持ってやっていきたい」
どれほどの数字を残しても、充足感を得ない向上心が成長のエネルギーとなる。広島の未来にとっても大事な2020年、チームの先頭には若き主砲の鈴木がいる。
くわえて、侍ジャパンの一員として東京五輪を控える。シーズン中の開催ということでMLBに所属する選手は出場しない。大会への本気度は、国によって温度差があるのは事実。そのジレンマはどこかで選手も感じていることだろう。
ただ、出るからには負けられない。鈴木は力強く宣言する。
「日の丸を背負うということは、日本を代表して出るということになる。相手も国を背負ってくるので、絶対に負けたくない思いはあります。『日本が一番強いんだ』というのを見せられればいいんじゃないかなって思います」
生粋の負けず嫌い。そんな性格もまた成長の源だろう。広島から日本へ、そして世界へ。新たな1年で、鈴木が新たな一歩を踏み出す。
前原淳●文
☆黒田さんと新井さんは、エースと4番だった訳ですが、チームが弱かった時も、どうすればチームが勝てるのか、ずっと話し合ってたとか。それがあって、2人が期せずして同じ時に帰ってきて、この若い今のチームを優勝させてやりたい、そのためにどうすればいいか、と、同じことを考えていたのは、ある意味必然、と言っていいかも知れません。
☆その黒田さんが去り、新井さんが去り、カープの野球を支えてきた丸が去った。誠也くんはまだ25歳ですが、当然チームの中心として、カープを引っ張っていかなきゃならない立場。
☆もちろん、誠也くん1人ではどうにもならない。今年は孤軍奮闘の感が強かった訳ですが、それでもブレませんでしたからね、この男は。
◇広島・鈴木誠の心の強さは異次元 担当記者が感じたもの 1/1(水) 9:00配信 デイリースポーツ
広島・鈴木誠也外野手(25)が新春インタビューに応じ、今夏に開催される東京五輪での金メダル獲得を誓った。インタビューを終えた鯉番記者が感じた鈴木誠とは…。
鈴木誠の言葉の節々から、異次元の心の強さが感じられた。日本の4番という重圧もどこ吹く風だ。鈴木は「勝手に見ててください。僕はそんなこと、さらさら思ってないので」と涼しい顔で言った。
昨秋のプレミア12では4番で全試合に出場。打率.444、3本塁打、13打点。外国人独特の軌道を苦手とする打者もいる中、打席では「腕が投げてくるみたいな。ボールが来て白いボールを打つ」とシンプルな思考で結果を出した。本番への心構えも「代表のユニホームを着て他の国と戦うと勝手に気持ちも高まってくると思う」と本能に委ねた。
東京五輪開催が決定した2013年、鈴木誠はプロ1年目だった。「決まったのも知らなかったです。それどころじゃなかった」。目の前の目標に向かって突き進んできた結果、日本の4番にまで成長を遂げた。そしてメジャー挑戦という目標も現実的になってきた。向上心の塊でもある男は今年もファンにたくさんの夢を与えてくれるに違いない。(デイリースポーツ・杉原史恭)
☆相手が外国人だろうが、4番だろうが何だろうが、だから何、って感じ(笑)。自分がやらなきゃいけないことに変わりはない訳ですからね。
☆こういう誠也くんの姿を見て、若手含め他のナインも、感じるところはあるでしょう。菊池・会沢・野村くんの残留会見も然り。みんなが思ってることがうまく噛み合えば、チームは一丸となる。問題は、どうやってひとつにまとめるか。
◇広島・佐々岡新監督 一体感でV奪還 投打積極補強!強い強い赤ヘル復活へ 1/2(木) 7:30配信 デイリースポーツ
広島が佐々岡真司新監督(52)の下、V奪回と日本一に挑む。昨季は4年ぶりBクラスに沈み、リーグ4連覇を逃した。新指揮官は投手陣再建へ明大・森下暢仁投手(22)をドラフトで単独1位指名。さらにホセ・ピレラ外野手(30)、DJ・ジョンソン投手(30)、スコット・テイラー投手(27)と3人の外国人選手を補強した。就任以来、掲げる「一体感」でチームをまとめ上げ、頂点へ突き進む。
新年を迎え、佐々岡新体制が本格的に始動する。昨季はリーグ4連覇を逃してBクラスに転落したが、オフは明るい話題が満載だ。国内FA権を取得していた会沢、野村が早々に残留を表明。ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指していた菊池涼も年の瀬に残留を発表した。鯉将が掲げる「一体感」のスローガンの下、赤ヘル復活の予感が漂っている。
就任直後、指揮官はすぐさま動いた。監督初仕事となったドラフト会議で松田オーナーに即戦力投手の獲得を熱望。明大・森下の単独1位指名に成功すると、秋季キャンプでは昨季未勝利に終わった岡田の中継ぎ転向を決めた。助っ人補強もブルペン強化を要望。セットアッパー、クローザー候補のDJ・ジョンソンとテイラーの剛腕2人を獲得し、投手陣再建に取り組んだ。
佐々岡構想の根底に昨季1軍投手コーチとして体感した現代野球の変化がある。投手は先発、中継ぎの分業制が進み、セットアッパー、クローザーは軒並み150キロ台を計測。打者も速球を打ち返すパワーを備えている。近年、交流戦、日本シリーズでセ・リーグを圧倒するパ・リーグの野球に対抗するためには1点を守り抜く野球だけでは勝てないと痛感。打線は4番鈴木誠を軸に、新助っ人ピレラらが候補となるクリーンアップの長打で大量得点を狙っていく。
日本一への思いは人一倍強い。西武と激突した1991年の日本シリーズ。第1戦に先発した佐々岡監督は秋山、清原、デストラーデの一発攻勢に沈み、黒星を喫したが、中3日で先発した第4戦は8回3失点の好投で一矢報いた。そして3勝3敗で迎えた第7戦。最終決戦で再び佐々岡監督は先発を任された。しかし、1点リードを守り切れず五回途中で降板。チームも敗れ、悔し涙をのんだ。
プロ18年間の現役生活では通算100勝100セーブをマーク。沢村賞など輝かしい実績を残したが、91年のリベンジはかなわず、ユニホームを脱いだ。あれから29年、指揮官として、雪辱を果たすときが訪れた。愛するカープ、愛するファンのため、広島の街をもう一度、真っ赤な歓喜に染め上げる。
◆佐々岡真司(ささおか・しんじ)1967年8月26日生まれ。島根県出身。現役時代は右投げ右打ちの投手。浜田商からNTT中国を経て、89年度ドラフト1位で広島入団。2年目の91年に17勝を挙げ、リーグ優勝に貢献した。99年5月8日・中日戦でノーヒットノーラン。タイトルは最優秀防御率、最多勝、MVP、ベストナイン、沢村賞(いずれも91年)。2007年現役引退。通算成績は570試合138勝153敗106セーブ5ホールド、防御率3・58。野球評論家を経て、15年から広島2軍投手コーチ。昨季は1軍投手コーチを務めた。
☆まずは投打ともに、メンバーが揃うこと。そして、主力がしっかりした中で、小園くんや坂倉くん、遠藤くんや山口くんなど、昨年1軍を経験した若手が、今度は「使ってもらう」ではなく、自分がチームに貢献すること。主力はどうすればまとまるのかを知ってる選手ばかりですから、メンツさえ揃えば、しっかり戦えるはずです。
☆そんな訳で、ブレーク期待の若手。
◇2020年、広島でブレーク期待の若手は? 高卒1年目で2軍で3割超、17年ドラ1捕手ら 1/2(木) 18:33配信 Full-Count
◆2年目を迎える小園は田中との正遊撃手を争う立場に
2019年はリーグ4連覇を逃してBクラスの4位に終わった広島。退任した緒方孝市監督に代わり、佐々岡真司新監督を迎え、2020年はペナント奪還を目指すシーズンとなる。
メジャー移籍を目指した菊池涼介内野手が残留。4番の鈴木誠也外野手、怪我からの完全復活を目指す田中広輔内野手ら、リーグ3連覇を知る中心選手は健在だが若手の台頭はチーム力アップには必要不可欠だ。
そこでここでは2020年期待の若手をピックアップ。未来のスター候補たちを探っていく。
○小園海斗内野手(2年目、19歳)
2018年のドラフトで4球団が競合した遊撃手。田中の不振もあって1年目から58試合に出場し、打率.213、4本塁打を記録した。2020年は復活を目指す田中との競争に。さらなる飛躍、成長を遂げてほしい選手だ。
○林晃汰内野手(2年目、19歳)
2018年ドラフト3位で入団した期待の大砲候補。高校時代は名門・智弁和歌山で1年夏からレギュラーを奪い高校通算49発を記録。ルーキーイヤーの昨季は2軍で4番を務めるなど102試合に出場し打率.225、7本塁打、35打点と経験を積んだ。同期入団の小園に続くスター候補だ。
○羽月隆太郎内野手(2年目、19歳)
2018年ドラフト7位と下位指名で入団したが、ルーキーイヤーの昨季は2軍で89試合に出場し打率.300、9打点、23盗塁と存在感を発揮。カープの二塁には残留を表明した菊池涼が君臨するが誓い将来、小園との1、2番コンビとして期待も大きい。
○中村奨成捕手(3年目、20歳)
2017年のドラフト1位。高校通算45本、17年夏の甲子園では新記録となる大会6本の本塁打を放ち“強打の捕手”として期待されたが、怪我などもありここまで1軍出場はなし。絶対的正捕手の会沢や磯村、坂倉ら層の厚い捕手陣に食らいつきたい。
○山口翔投手(3年目、20歳)
2017年ドラフト2位で入団。プロ2年目の昨季は救援で1軍初登板を果たすと、初先発となったヤクルト戦では7回2死まで無安打投球でプロ初勝利を挙げた。1軍では9登板(6先発)で1勝3敗、防御率4.85、ファームでは16試合に登板して6勝6敗、防御率4.42の成績。今季は先発ローテーション定着を目指す。
○藤井皓哉投手(6年目、23歳)
2014年ドラフト4位で入団。プロ6年目の昨季は1軍で4登板したが、防御率14.21と壁に当たった。一方でファームでは26試合に登板して2勝0敗、驚異の防御率0.33。今季は1軍でも快投を再現したい。
○エマイリン・モンティージャ投手(2年目・24歳)
カープアカデミー出身のドミニカ人左腕。昨年5月に育成契約を結ぶとファームで結果を残して7月に支配下登録。1軍では2試合の登板も、ファームでは13試合に登板して2勝4敗、防御率2.78の好成績を残した。190センチの長身を生かした投球でフランスアに続くブレークを狙う。
☆育成なんで「新春・カープ初夢」では名前を出しませんでしたが、何気に藤井黎くんにも期待してるんですよね、K.O。
☆もちろん、一番楽しみなのは、この人。
◇広島・小園海斗内野手 見極め磨いてショートで勝負/2年目の進化 1/2(木) 12:02配信 週刊ベースボールONLINE
小園にとって勝負の2年目を迎える。報徳学園高から2018年秋のドラフト1位で入団して迎えた1年目。広島の高卒新人として19年ぶりに開幕一軍入りを果たした。しかし出場機会なく二軍に降格。6月に再昇格を果たすも、再び降格。7月中旬からは一軍に定着し、高卒ルーキーながら58試合出場し、打率.231、4本塁打、16打点。それでも満足のいく成績とは言えなかった。
課題克服へ秋からボールの見極めを磨いた。ボールをより呼び込む目的で、これまでバッターボックスの前方に立っていたものを、昨秋から左足を打席最後方まで下げた。「見極めが大事だと思っている。バッターボックスの立ち位置も変えましたし、工夫して、先輩にも教わりながら、ヒットを打てるようにやっていきたい」。
見極めを磨きつつ「積極性」は継続する。昨季はファーストストライクから積極的に振るなど、強気の姿勢を貫いた。積極的な打撃スタイルについて小園は「もちろん変えないです。空振りでもいいと思っている。昔、投手をやっていたんですけど、打者に振られるのは嫌だったので」と説明する。
守備では秋から本職の遊撃に加え、二塁にも挑戦した。しかし、小園には強いこだわりがある。「いろんなところができたらいいですけど、自分が一番好きなのはショート。セカンドはやったことがないのでショートで頑張ります」。2年目の目標には「全試合出場」を掲げた。田中広輔らとの定位置争いを勝ち抜き、遊撃不動のレギュラーに君臨してみせる。
☆打率は、.213ですね。
☆いやいや、今年の経験は貴重ですよ。
◇【広島】小園、プロ1年目は「死にそうになるくらい気持ちがやばかった」 1/1(水) 16:00配信 スポーツ報知
「高校BIG3」と呼ばれ、18年ドラフト1位で広島に入団した小園海斗内野手(19)。シーズンオフもイベントに引っ張りだこで多忙な日々を送っている。1年目の今季は、開幕1軍を果たし、球団の高卒新人記録を塗り替える4本塁打を放つなど、58試合に出場。打率2割1分3厘、16打点と高卒ルーキーにしては上出来の成績を残した。報徳学園高時代から取材を受ける機会が多かったこともあるだろうが、19歳とは思えないほど落ち着いており、彼の素直さが伝わってくる。
年末年始の番組収録などで帰省した際には、母親に手料理を振る舞ってもらったといい「から揚げがおいしかったです。全然、お母さんの手料理を食べられていなかったので」とうれしそうに話を聞かせてくれた。目まぐるしく過ぎていったルーキーイヤーを改めて振り返った小園は「毎日毎日、死にそうになるくらい気持ちがやばかった」。常にいいことばかりではなく、小園の失策を機に逆転負けを喫したこともあり「正直寝られないくらいだった」と活躍の裏ではプレッシャーとも戦っていた。
そんなシーズン中には、主力の鈴木誠也外野手(25)や西川龍馬内野手(25)に食事に連れて行ってもらう機会も多く「(2人は)練習しないとイヤくらいの気持ちでやっている。そういう選手になりたい」と彼らの背中からプロとしてあるべき姿を学んだという。来季は2年目に入り、さらに期待がかかるが「全てにおいてまだまだ。体も強くないと1年間戦えないと分かった。今の活躍では1軍では無理。やれることは全力でやりたい」と着実に力をつけていくことを誓った。来季は田中広輔内野手(30)も復活が期待され、ポジション争いはますます激化していくだろう。私自身、来季は小園と同じく“記者2年目”を迎えるが、昨年以上に飛躍していけるよう若きスターとともに頑張っていきたい。
(記者コラム・坂口 愛澄)
☆できない、でも明日も試合がある。そういう中で四苦八苦した経験は、何ものにも変えがたいもの。それでも積極的な打撃スタイルは変えないし、ショートを守りたい、と言う。いやいや、いいですわ。
☆で、楽しみと言えば、この人も。
◇広島ドラ1 森下 目標への第一歩は「開幕ローテーション」 1/1(水) 5:30配信 スポニチアネックス
広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22=明大)は、ルーキーイヤーとなる2020年の初夢を「開幕ローテーション」と書き込んだ。目標とする新人王への第一歩として、春季キャンプからのし烈な先発争いを勝ち抜く覚悟を示した。
即戦力としての役割を、十二分に理解しているのだろう。今年の初夢を書いてください――。記者からのお題に、森下が悩んだ時間はわずかだった。すぐにペンを走らせて「開幕ローテーション」と力強く書き込んだ。
「単独指名をしていただき、即戦力として期待してもらっている。まずは、先発ローテーションに入らないといけないな…と思っています」
2桁勝利……などと書かないのは、謙虚な森下らしい。佐々岡監督自ら獲得を熱望し、指揮官、前田健太(現ドジャース)らが背負った背番号18まで与えられた世代No・1右腕。周囲の期待は自然と高まる一方で、本人は至って冷静だ。
「数字のことは、よく分からないので…。先のことはあまり考えずに、1年目から頑張りたいな…という思いは持っています」
目標に公言する「新人王」のためにも、一歩目が肝心。春季キャンプの1軍スタートは決定的とあって、次の難関といえる「開幕」に全力を注ぐ。
「楽しみですけど、不安ももちろんあります。走ったりウエートに重点を置いて自主トレに備えています」
先発入りは大瀬良、ジョンソンが決定的。床田、九里、野村、アドゥワ、遠藤と実績組から有望な若手までがそろう。夢広がる千里の道も一歩から――。同僚との争いから、プロ野球選手としての戦いが幕を開ける。
(河合 洋介)
☆キャンプ・オープン戦を見てみないと何とも言えませんが、素材としては、一級品。球のキレ、制球力は、プロでも十分通用すると思います。日本代表など大舞台も経験してますし、責任感もありそう。
☆さて、このメンバーで、今年のカープはどんな戦いを見せてくれるか。
◇2020年シーズンを制するのは!? どこよりも早い順位予想!!<セ・リーグ編>〈dot.〉 1/1(水) 16:00配信 AERA.dot
謹賀新年、新たな1年の始まりに合わせて、2020年のペナントレースを大予想! 今季のセ・リーグ王者となる球団はどこだ!?
【1位】巨人
球団ワーストタイの4年連続V逸のピンチに再々登板した原辰徳監督のもと、原点回帰で5年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人。ストーブリーグではリーグ2冠の山口俊が抜け、FA戦線でも連敗した。新たに抑え候補としてビエイラ、クリーンナップ候補としてパーラを獲得したが、彼らがどこまで順応できるかは未知数だ。しかし、坂本勇人と丸佳浩の2人に信頼が置け、岡本和真の存在、その他、今季頭角を現した若手陣も成長が見込める。課題は先発ローテだが、大エース・菅野智之が本来の姿を取り戻し、経験を積んだ桜井俊貴、高橋優貴らが働ければ計算は立つ。苦しい戦いにはなるだろうが、それでも巨人は巨人。他球団が“決め手”を欠く中、原&阿部体制の「監督力」で窮地を乗り越えるとみる。
【2位】広島
連覇を逃しただけでなくBクラスの4位となった広島。佐々岡真司新監督のもとで新たなスタートを切る。期待はドラフト1位入団の森下暢仁。大学ナンバーワン右腕として1年目から2ケタ勝利を期待でき、大瀬良大地、ジョンソンらが揃う先発陣はより盤石になり、ライバル球団と比べた中での大きな強みで、上位進出の根拠になる。課題は中継ぎ、抑えだが、チーム内にすでに人材はおり、補強した新外国人が働けば問題ない。野手では何より菊池涼介の残留が大きい。また、頼りになる鈴木誠也がいる。核となる4番と頼れる先発陣がいれば、チームが大きく崩れることはないだろう。ここに小園海斗やアドゥワ誠らの成長、一岡竜司、今村猛、中崎翔太らの復活が重なれば、V奪回も十分に可能だ。
【3位】DeNA
2019年は開幕ダッシュに失敗ながらも夏場以降の追い上げで2位フィニッシュ。チームとして着実に力をつけている証とも言える戦いぶりだった。チーム成績的には破壊力抜群の攻撃力が強みだが、エースの今永昇太を中心とした先発陣、そして守護神の山崎康晃の存在も非常に大きく、チームとしての勝ち方が定まってきている点は上位争いをする上でプラスに大きく働くだろう。課題は、今オフにメジャー移籍が決まった主砲・筒香嘉智の穴。その候補としてメジャー通算33本塁打のオースティンを獲得したが、このオースティンの働きとラミレス采配が好転するかどうか。開幕ダッシュに成功し、新助っ人が機能すれば、あるいは22年ぶりの歓喜もあるかも知れない。
【4位】中日
与田剛監督1年目は5位。結果的には7年連続のBクラスとなったが、その一方でチーム打率はリーグトップ、チーム防御率もリーグ3位。シーズン終盤までAクラス入りの可能性を残した戦いは“進歩”が見られた。与田監督も1年目の収穫と反省を糧にして2020年は一気に優勝争いに加わりたいところだが、戦力的にはまだ時期尚早の感が否めない。そして最優秀中継ぎ左腕のロドリゲスの穴が懸念材料として残る。ただ、近年のドラフトで指名した楽しみな若手が多く控えており、彼らが急成長してチームに勢いを与えることができれば、Aクラス入りも不可能ではない。まずは与田監督のもとで一致団結すること。正捕手がしっかりと定まり、投打がかみ合えば、台風の目になるかも知れない。
【5位】ヤクルト
前年の2位から再び最下位となったヤクルト。高津臣吾新監督のもと、ドラフトでは奥川恭伸を引き当てるなど早くも追い風が吹いている。オフのストーブリーグでも、バレンティンが流出したが、その代わりにメジャー通算1367安打のエスコバーを獲得した他、メジャー通算4勝のイノーア、さらに国内移籍で嶋基宏、今野龍太、長谷川宙輝を獲得。彼らがどこまで活躍できるかはまだ未知数だが、巻き返しへ向けて球団の“やる気”は見て取れる。だが、上位進出はどうか。山田哲人と村上宗隆のコンビは魅力十分だが、課題である先発陣はまだまだ整う気配がない。一時的に浮上する可能性はあるだろうが、シーズンを通して上位争いを続ける力は足りず、苦しい戦いが続くだろう。
【6位】阪神
矢野燿大監督1年目を3位で終えた阪神。しかし、優勝を諦めた中でシーズン最終盤に6連勝を飾っての“滑り込み”の3位であり、チームとして力があったかどうかは疑問だ。チーム防御率はリーグトップを誇ったが、そこからジョンソン、ドリスの2人が抜けた。代わりに次々と新外国人と契約を結んだが、彼らがどこまで活躍できるかは疑問だ。貧打解消も大きなミッションになっているが、そこも新外国人のボーアに頼らざるを得ない状況。「バース級」との前評判のボーアが額面通りの働きを見せられればいいが、これまで幾度となく「期待の助っ人」に裏切られてきた過去がある。外国人頼りのチーム作りは“外れた”ときが怖い。
☆阪神が最下位ですか。中日が不気味なんですよね。
☆ま、昨年はカープが自分ですっ転げた感が強いんで(笑)、普通にやってりゃ、普通に優勝できたんですよね。不振やケガに泣いた選手は、コンディションをしっかり整えて、不振の原因をしっかり見つめ直して、今年はしっかり自分の役割を果たしてくれれば、普通に優勝できます。
☆さておしまいは、戦力外になった、船越くん。
◇前広島・船越涼太、古巣の王子で現役続行を発表 「少しでも恩返しがしたい」 1/1(水) 11:44配信 Full-Count
◆1度は現役引退を決断も「野球人生の中で大きく成長させて貰った場所」
広島から戦力外となり現役引退を示唆していた船越涼太捕手が1日、自身のインスタグラムで古巣の社会人チーム・王子で現役を続行することを発表した。
船越は自身のインスタで「報告」とのタイトルで「一度は現役引退の決断をしましたが、沢山の人からの後押しもあり王子復帰という決断をしました」と古巣の社会人チーム・王子で現役復帰することを発表した。
復帰の理由については「王子というチームが大好きであること、僕の野球人生の中で大きく成長させて貰った場所であり、本当に感謝の気持ちで一杯で少しでも恩返しがしたいという思いが日に日に大きくなっていった事です」と明かしている。
船越は2015年にドラフト4位で入団。ルーキーイヤーの16年7月12日の巨人戦で初打席初安打をマーク。だが、その後は1軍に定着することができず昨シーズン後に戦力外通告を受けていた。
☆いやいや、カープの捕手陣は、層が厚いですからね。まだ28歳、まだまだ頑張れるはず。必要とされるというのは幸せなことですから、全然前向きに考えていい。これからも、頑張って下さい。
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source : K.Oのカープ・ブログ。