2020年1月4日土曜日

【'20 新春特集2】佐々岡安仁屋新春対談・森下新春インタビュー・佐々岡新井新春対談。


☆さて、まずは佐々岡安仁屋新春対談、豪華3本立て(笑)。


◇広島・佐々岡監督×安仁屋宗八氏新春対談【1】誓った!当然V奪還&日本一 1/3(金) 7:30配信 デイリースポーツ

 広島・佐々岡真司新監督(52)と、カープOB会長でデイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(75)が新春初対談を行った。リーグ4連覇が懸かった昨季はまさかのBクラスに沈み、今季はV奪回を目指すシーズン。新指揮官はリーグ優勝とともに自身初の日本一を誓い、安仁屋氏は53年ぶりとなる投手出身監督に大きな期待を寄せた。以下は対談その1。

  ◇  ◇

 安仁屋氏(以下、安仁屋)「監督就任、おめでとう!」

 佐々岡監督(以下、佐々岡)「ありがとうございます。よろしくお願いします」

 安仁屋「まず最初に聞きたいんだけど、昨年1軍の投手コーチを1年やって、その延長のような形で監督を受けた。チーム事情は分かってると思う。10月には日南へ秋季キャンプの視察にも行って、かなり勉強になったんじゃないかな」

 佐々岡「そうですね。昨年はCS進出を逃してキャンプ期間が長かったですからね。約3週間、若手中心のキャンプにしたのはいろんな若手を見てみたかったから。野手にしても投手にしても実戦で見るのが一番だと思うので。僕もバックネット裏からサインなどの勉強をしたり、攻撃面、守備面は高ヘッドコーチと“こういう時はこう”という話をしながら見ていた。攻撃面は分からないことがあったので実戦も多くやりましたね」

 -先発は大瀬良とジョンソンが軸になる。

 佐々岡「当然ながら2人は別格としてやってもらわないと。あとは床田、九里、祐輔(野村)というところが競争しながら。昨年1軍のコーチになった時から『みんな競争』と言ってきた。ポジションは与えられるものではない。遠藤、山口、アドゥワら若手が伸びてきている中で、みんなで競争するという意識を持ってやってほしい。(ドラフト1位の)森下にも期待している。6つある先発のイスを取ってほしいなと。いろいろ考えると、余裕があるように思うけど(笑)」

 安仁屋「数はおるんだよね(笑)」

 佐々岡「開幕前は“安仁屋算”で140勝ぐらいする計算になる(笑)」

 -昨年も夏場の先発事情は苦しかった。

 佐々岡「だからこそ何枚でも先発投手がほしい。差がないというか、1人故障してファームから選手を上げる時にレベルの差が違ってはいけない。そこの底上げが重要になる。誰が1軍に上がってきても、勝てるピッチャーというか、そういう競争意識を持って準備してほしい」

 -監督になって正月の過ごし方は。

 佐々岡「ルーティンは全く変わらないと思う(笑)。気持ちは引き締まるかもしれませんけど、田舎に帰って、田舎の人と会ったり、お墓参りしたり。いつも通りですね」

 安仁屋「そうだよね。監督になって性格が変わることはないだろうし。みんなに好かれる性格をしているからそのままでいい。監督になって威張ることはないし、逆に頭を下げてみんなにかわいがってもらうぐらいの監督になってくれんとね。人間的には最高の人が監督になったんじゃないかなあと僕は思う。今年はものすごく期待できる。まして久しぶりのピッチャー出身監督となればね。期待も大きいし、今までも応援してきたけど、それ以上に応援したいというのもあるからね。陰ながらでしか力になれんけど」

 佐々岡「目標は当然、V奪還と日本一です。日本一というのは、安仁屋さんからいつも口酸っぱく言われてますけど(笑)」

 安仁屋「そうそう。当然、日本一しかないだろう」

 佐々岡「僕はリーグ優勝の経験はあるんですけど、日本一は経験したことがない。入団2年目の1991年の日本シリーズも西武に3勝4敗で負けてしまって…。だから日本一というものを味わってみたいんです」(対談2に続く)


☆佐々岡監督は、91年はエースとして大車輪の活躍を見せましたが、惜しくも日本一に届かず。その悔しさはあると思います。


◇広島・佐々岡監督×安仁屋宗八氏新春対談【2】森下開幕1軍期待!岡田はリリーフ 1/3(金) 7:30配信 デイリースポーツ

 広島・佐々岡真司新監督(52)と、カープOB会長でデイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(75)が新春初対談を行った。リーグ4連覇が懸かった昨季はまさかのBクラスに沈み、今季はV奪回を目指すシーズン。新指揮官はリーグ優勝とともに自身初の日本一を誓い、安仁屋氏は53年ぶりとなる投手出身監督に大きな期待を寄せた。以下は対談その2。

  ◇  ◇

 -秋季キャンプではブルペンに足を運ぶ時間が長かった。

 佐々岡監督(以下、佐々岡)「1日の練習で8割ぐらいはブルペンにいたんじゃないかな(笑)。バッティングを見たり守備を見たりは2割ぐらい。ついつい足が向くのはブルペンの方という感じはしました」

 安仁屋宗八氏(以下、安仁屋)「一昨年と比べて昨年はチーム防御率は良くなったけど、一岡、岡田、薮田ら成績が上がっていない投手も多かった」

 佐々岡「優勝した一昨年は防御率4点台(4・12)で、昨年は3点台(3・68)になったといっても、失点と自責点は多いわけで。先発もそうですけど、ここぞというところで…。試合終盤にかけての逃げ切りというか、リリーフ陣の層の薄さというかね。中崎の不調、一岡の故障も痛かった。そこでフランスアを後ろに持っていくと、今度はセットアッパーの薄さが出たと思うんですよね。カープが目指している1点を守る野球、最少失点で逃げ切るという試合ができなかったという感じがします」

 -オフにはDJ・ジョンソン、スコットと2人の新外国人の中継ぎ投手が加入した。

 佐々岡「球団にリリーフ陣の強化をお願いして取ってもらった。2月には後ろで使えるかどうかを判断しないといけない。外国人は見てみないと分からないけど、期待する面は当然ある。2人が入ってくると、リリーフ陣の層は厚くなると思う。フランスアを含めて3人。フランスアも安泰じゃないよというところで競争してもらわないと」

 安仁屋「個人的には、昨年未勝利に終わった岡田、そして4年目の矢崎というところが出てきてほしい」

 佐々岡「僕が監督になってすぐ思ったのが岡田のリリーフ。短い1イニングを任せたいなとずっと思っていたので。昨年は先発として期待されながら、ああいう成績で終わったのでね。ちょっとリリーフとしてやってまた何かつかんでくれたらいいと思うし。僕も先発、リリーフをやってきて、調子を落とした時にリリーフに回ったこともある。岡田のいいところは三振が取れる、真っすぐで押せるというところ。あのボールを見たら、リリーフでやってくれないかなという期待はすごくあります」

 安仁屋「先発は考えてない?」

 佐々岡「考えてないですね。岡田にもリリーフでと言ってありますし」

 安仁屋「なるほど。まあ、本人もはっきり言ってもらった方が気分的にも楽になる部分はあるだろう」

 佐々岡「優勝した年も先発で2ケタ勝利を挙げた投手ではありますけどね。いい意味で今度は後ろ。先発がダメというわけじゃなくて、期待しての後ろなので、それを意気に感じてやってくれたらと思います」

 安仁屋「ドラフト1位の森下は即戦力として考えているそうだね」

 佐々岡「ビデオを見て、ドラフト前に即戦力の森下君がほしいと(松田)オーナーに伝えた。期待する面はすごくあるし、当然ながら開幕1軍で先発ローテーションに入ってくれるという気持ちはあります」

 安仁屋「彼には新人王を目指して頑張ってもらいたいね。僕も1、2回、彼の投げている映像を見て、これは即戦力でいけるんじゃないかなという気はした。まず一番にコントロールがいいピッチャーだなあと思ったし、三振も取れるピッチャーという印象を受けた」

 -佐々岡監督が入団した年は安仁屋さんは1軍コーチだった。

 安仁屋「監督が入団した時はすごくスマートやった。今は体形が全く変わってしまったけど(笑)。入ってきてくれてすごく助けてもらった。それがすごく印象に残っている。スライダーが良かったし、ストレートも150キロぐらい出とったし。三振が取れたよね。それに輪をかけて3年目ぐらいからシュートのキレも良くなった。三振が取れるピッチャーはコーチをしていて楽だった。使い減りしないピッチャーだったから。そういうピッチャーをどんどん育ててほしい」

 -捕手については。会沢を筆頭に磯村、坂倉、そしてベテラン石原もいる。

 佐々岡「坂倉が秋のキャンプで打力で伸びてきている面があるので、何とか使えるというところにいってほしいなと。基本は会沢が中心になると思いますけど、坂倉には会沢を脅かすような存在になってほしい」(対談3に続く)


☆岡田くんはリリーフ、森下くんがほしいなど、言いたいことはしっかり言う。ピッチャー出身ですから、投手陣のことは当然考えているだろうし、後は打線含め、チーム全体をどうするか。


◇広島・佐々岡監督×安仁屋宗八氏新春対談【3】誠也の前後打つ長距離砲欲しい 1/3(金) 7:30配信 デイリースポーツ

 広島・佐々岡真司新監督(52)と、カープOB会長でデイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(75)が新春初対談を行った。リーグ4連覇が懸かった昨季はまさかのBクラスに沈み、今季はV奪回を目指すシーズン。新指揮官はリーグ優勝とともに自身初の日本一を誓い、安仁屋氏は53年ぶりとなる投手出身監督に大きな期待を寄せた。以下は対談その3。

  ◇  ◇

 安仁屋宗八氏(以下、安仁屋)「地元広島出身の中村奨成も忘れちゃいけない。みんなから聞かれるのは彼のことばかり(笑)」

 佐々岡監督(以下、佐々岡)「秋では頑張ってましたからね。オフの課題も与えた中で、この2月にどういう形でキャンプに入ってくるか」

 安仁屋「そうよね、1軍に入っていけるか、ワシも楽しみにしているんだ」

 -攻撃に関しては。

 佐々岡「まだ春季キャンプにならないと分からない面もありますけど、誠也の前後をしっかり打てるバッターが重要になってくるんじゃないかなと。1点を取る野球、1点を守る野球、カープ野球を継承しつつも、やっぱり打たないと勝てないというのを昨年感じたので。特にパ・リーグは打って打って、ランナーをためて長打という野球をしてくる。ランナーを進めて1点を取るというのもありなんですけど、やっぱり長打は相手にダメージを与える。そういう面では誠也は当然ながら、その前後にもホームランを打てる、長打を打てるバッターが欲しいと思います」

 安仁屋「昨年は3番、5番の打順の入れ替えがものすごく激しく、なかなか打線を固定できなかった」

 佐々岡「そうですね。松山の不調も響いたと思いますし、田中の不調もあった。ただ、今の時代は2番に長打を打てるバッターが入ったりもするので、4番にそこまでこだわるべきかは分からないですけど、オーソドックスであれば4番を軸に3、5番のバッターが重要になるんじゃないかと思います」

 安仁屋「5番はある程度長打を打てないと、誠也を敬遠という形があるからね。5番はすごく重要。5番を誰にするのかという選択がすごく難しくなってくるよね。野手のことは野手のコーチに任せて決めていかないと。毎日毎日、日替わりではイカンしね」

 佐々岡「ある程度、固定はしたいんですけど、相性とか左右の問題もあるだろうし、体調面も含めて、いろんなデータをそろえた上で考えないといけない。基本はメンバーを固定できたら強いと思いますけど」

 安仁屋「高ヘッドが軸になるんだろうけど、打撃コーチ、守備コーチともよく話し合っていかないとね」

 佐々岡「攻撃と守備は高ヘッドを中心に、打撃に関しては朝山コーチともコミュニケーションを取りながらやっていきたいと思っています」

 安仁屋「それがいい。1人で悩んでもしょうがない。勝ったら勝ったで悩むことがある。負けたらなお悩まんとイカンから、ある程度、コーチに任せてね。そうしながら自分が気づいたこともどんどん積極的に話していけば、また良いときのカープに戻れるんじゃないかな」

 -他の5球団も補強を進めている。

 佐々岡「今は他球団のことより自分のところの方が…(苦笑)」

 安仁屋「そこまで余裕はないよな」

 佐々岡「各球団とも外国人を中心に補強しているけど、うちも外国人は取ってるわけだし、実際に見てみないと分からないこともある。他は他で、まずは自分のチームというところです」

 安仁屋「不安半分、楽しみ半分、やりがいを感じるよね」

 佐々岡「そうですね。今の段階では先発もいろんなピッチャーがいるし、後ろも数はいる。野手もセカンドの菊池が残ってくれたのはとても大きい。外野にしても誠也、西川、長野がいて、野間も秋のキャンプでは良かった。そういう面では楽しみな部分は十分あると思います。不安もあるけど。期待もしっかりあります」(終わり)


☆長打もあり、足もある。両者は相補的な関係で、長打警戒でバッテリーに隙が出たり、足を警戒して甘い球が来たりするんですよね。そこがカープの一番の強み。


☆タナキクは残ったので、後は、センター。西川くんか野間くんということになると思いますが、丸とは違った形でうまく連携を取らなきゃいけない。その辺はキャンプでみっちりやらなきゃいけないと思います。


☆さてお次は、その佐々岡監督も期待する、森下くん。


◇広島1位森下、理想は勝てる投手/新春インタビュー 1/3(金) 8:00配信 日刊スポーツ

 新年3番勝負。広島ドラフト1位の明大・森下暢仁投手(22)が、新春インタビューで「背番号18」「直球」「広島」という3つのテーマについて語った。即戦力と期待され、まずは開幕ローテーション入りを目標に掲げた。新年の幕開けとともに、広島のエースナンバーを受け継ぐ注目右腕の考えに迫った。【取材・構成=前原淳】

「背番号18」

-18番は広島のエースナンバー

 重みのある番号だと感じました。正直、怖いというか…(苦笑)。でも、とてもうれしかったです。期待に応えられるよう、しっかりやっていきたいと思います。

-18番のイメージは

 前田健太投手(現ドジャース)のイメージ。あのレベルにまで達しないといけないと感じています。それくらい高い意識を持ってやらないといけない。

-理想の投手像とは

 勝てる投手が理想ですし、勝てる投手にならないといけないと思っています。結果がすべての世界。勝たないと意味がないと思って、マウンドに上がりたいです。

-マウンドでの立ち居振る舞いをどう意識する

 自分が投げて試合が動く。自分が1歩引いたらチームも引いてしまうと思っています。攻めるところは攻める、強気な姿勢でやってきました。

「直球」

-最速155キロ、本格派右腕の投球とは

 真っすぐの回転、空振りを取れるところが自分の魅力と思っています。

-直球へのこだわり

 真っすぐにこだわりすぎて打たれたこともありました。もっともっと空振りを取れる真っすぐにしていきたいです。同時に変化球の精度を上げていかないと、プロではやっていけないと思っています。

-大学での成長

 高校の時は投げ込みという投げ込みをしてきませんでした。大学に入ってから、より質の高さを意識してキャッチボールから、ブルペンから考えながらやってきました。真っすぐを投げきれないと変化球も投げられない。ブルペンでも基本真っすぐばかり投げ込んできました。

-カーブも特徴

 緩い球を見せてカウントを取れれば直球も生きてくると思います。真っすぐと同じような腕の振りで空振りを取れるような球質を意識しています。

-ほかにカットボール、チェンジアップもある

 カーブよりも自信あります。落ちる球種も投げられたらいいなと思っているので、それはプロの先輩方にたくさん学べたら。まずは、今ある球種のレベルを上げることが大事と考えています。

「広島」

-1月からカープの一員

 ここ最近ずっと上位にいるチームなので、そのチームで野球ができることはうれしいです。ファンの人たちが熱狂的。大きな力になると思うので、楽しみです。

-佐々岡監督のイメージは

 本当に大きいなと。チームとしても監督がどっしりしていると、やりやすい印象もある。現役時代に1年目から結果を残されているので、自分も期待に応えて結果を残せたらと思います。

-広島の選手で聞いてみたいこと

 まずは先輩である野村さんにどんな感じでやったらいいのか聞いてみたいです。ほかにも大瀬良さんなど、いい投手はたくさんいるので、見て学んで、疑問に思ったことは聞いてみたいです。

-広島で踏み出すプロとしての1歩

 本当に難しい世界と思うので、その世界で結果を出すためにいろいろなことを学ぶ1年になると思います。たくさんのことを学んで、たくさんのことを吸収できる1年にしたいです。


☆YouTubeに投球解析の動画がありましたが、ストレート・変化球ともに、MLBの平均を上回る回転数。日本のプロ野球でも屈指の回転数とか。


☆恐らくローテには食い込んでくるだろうし、順調に行けば2桁は勝てるんじゃないでしょうか。それくらいの素材です。


☆その、森下くん。


◇憧れは前田健太と藤川球児/広島森下アラカルト 1/3(金) 8:01配信 日刊スポーツ

 広島ドラフト1位の明大・森下暢仁投手(22)のアラカルトは以下の通り。

★森下暢仁(もりした・まさと)

◆生まれ 1997年(平9)8月25日、大分市生まれ。

◆球歴 明治小3年から野球を始め、大東中3年で全国大会に出場。大分商では1年夏の甲子園でベンチ入り。3年夏はU18W杯出場。明大ではリーグ通算13勝9敗、防御率2・78。大学日本代表では17年ユニバーシアード優勝、18年ハーレム国際大会優勝。昨秋ドラフトで広島1位指名を受け入団。契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円(金額は推定)。

◆憧れ 「前田健太さんのように勝てる投手、藤川球児さんのように長く第一線でやれる投手」

◆20年目標 開幕ローテーション入り

◆球種 直球(最速155キロ)、カーブ、カットボール、チェンジアップ

◆好きな食べ物 パスタ、ピザ

◆好きな女性のタイプ 中村アン。髪が長く、きれいな女性。

◆地元大分自慢 「自然豊か。温泉もあって住みやすい」

◆遠投110メートル、50メートル走6秒2

◆サイズ 180センチ、76キロ。右投げ右打ち。


☆ちょいと線が細い感じがしますが、そこはプロに入ってから体を作ればいいでしょう。


☆お次は、小園くん。


◇広島小園「空振りでもいい」2年目も積極打法貫く 1/3(金) 6:00配信 日刊スポーツ

 広島小園海斗内野手は2年目も積極打法を貫く。

 高卒1年目の昨季は58試合に出場して打率2割1分3厘、4本塁打、16打点。ファーストストライクから積極的に振っていく強気の打撃について「もちろん変えずにやります。空振りでもいいと思っている。昔投手やっていた時も振られるのは嫌だった」ときっぱり言い切った。

 積極性に加え、ボールの見極めにも重点を置く。「見極めが大事。バッターボックスの立ち位置も変えましたし、工夫して、ヒットを打てるようにやっていきたい」。ボールを引きつけるため昨秋から打席の立ち位置を最後方に下げ、紅白戦では四球を選ぶ場面も増えた。遊撃手で全試合出場を狙うホープが勝負のシーズンを迎える。


☆小園くん、森下くんと、楽しみな選手がカープに入ってきました。いずれも将来の主力となる選手、まずは今年、どんな活躍を見せてくれるか。


☆その、小園くん。


◇広島小園、ロッテ藤原と“仲良し”淡路島の旅 「1軍で活躍できるように…」 1/3(金) 20:33配信 Full-Count

◆広島小園は自身のインスタグラムで新年初投稿「旅行に行ってきました」

 広島の小園海斗内野手は3日、自身のインスタグラムを更新。新年の挨拶とともに、ロッテの藤原恭大外野手と兵庫・淡路島へ旅行に行ったことを報告した。

 小園は高校日本代表でチームメートだった藤原との私服ツーショットをアップ。ともに高校時代から注目を集める次世代のスター候補は、仲良しのようだ。宿泊したとみられるホテルで笑顔で写真に収まっている。小園は「明けましておめでとうございます! 2020年初投稿です! 旅行に行ってきました!」。新年との挨拶と共にロッテ期待の星と小旅行へ出かけたことを報告した。

 プロ1年目の昨季は6月20日のロッテ戦で1軍デビュー。58試合出場し、打率.213、4本塁打、16打点とマークした。「今年1軍で活躍出来るようにがんばります! 応援よろしくお願いします」。藤原との小旅行で英気を養い、今季の定位置奪取へつなげたいところだ。


☆藤原くんとは、中学時代のチームメート。こうしてお互いプロの世界に入ってやってるってのは、感慨深いでしょうね。


☆さておしまいは、佐々岡新井新春対談。


◇広島 佐々岡監督、新井貴浩氏に構想語る「1年目から勝負してV奪回と日本一」 1/1(水) 9:40配信 スポニチアネックス

 広島20代目の監督に就任した佐々岡真司氏(52)と、スポニチ本紙評論家・新井貴浩氏(42)の新春対談が実現した。リーグ3連覇の栄光から4位に沈んだチームを立て直し、悲願の日本一を目指して捲土(けんど)重来を期する2020年元旦。新井氏の軽妙なトークに爆笑しつつ、投手コーチを務めた経験と反省を踏まえて明かした、新指揮官のV奪回構想とは――。(構成・江尾 卓也)

 新 井 新年明けましておめでとうございます。どうですか、監督業は?忙しくされているんでしょうね。

 佐々岡 明けましておめでとう。年末までに周辺の自治体を就任あいさつで回ったんだけど、皆さんが祝ってくださって本当にありがたかった。5日間で17カ所を回って。

 新 井 カープは地域密着の球団。あいさつ回りは大切ですね。

 佐々岡 うん。地域の皆さんの支援があってこその球団だから。

 新 井 佐々岡新監督に期待する声は大きいんじゃないですか?

 佐々岡 すごく感じる。去年は4位に終わったけど、3連覇した実績のあるチームだからね。1年目から勝負してV奪回と日本一。皆さんに喜んでもらいたいと思うね。

 新 井 カープで投手出身の監督は、長谷川良平さん以来53年ぶり。佐々岡さんがどんな野球をするのか、すごく興味があります。

 佐々岡 基本は変わらんよ。歴代監督がやってこられた野球を踏襲することになる。野村、緒方両監督の野球を熟知しているのが高ヘッドコーチだし、野手(の起用)は高ヘッドや朝山打撃コーチ、守備走塁コーチらと話し合いながら…ね。

 新 井 なるほど。

 佐々岡 ただ解説を7年やってきた中で、自分ならこうする…と思うことはあったし、5年務めた投手コーチとしても、去年は悔いの残る起用があった。(緒方)監督の意思を尊重するんだけど、もう少し強く言えばよかった…とか、こうすればよかった…とか。

 新 井 投手交代のタイミングは、早くて後悔するよりも遅くて後悔する方が多い…と思うんですけど。

 佐々岡 その典型が最終戦(9月27日、中日戦)のジョンソン。

 新 井 引っ張りすぎた…と。

 佐々岡 あそこは悔いが残る。ジョンソンを5、6回で代えていればタイトル(最優秀防御率)が獲れたし、ベンチには(大瀬良)大地や(野村)祐輔を入れていたからね。

 新 井 なるほど。

 佐々岡 9月の勝負どころで大地を中4、中5で投げさせようと思いながら中5、中6日で回したり…。そういう反省はあるので、今度は沢崎、横山両投手コーチと話をしながら、起用は自分が主でやりたいと思う。

 新 井 新たに1軍に加わる朝山、横山コーチは僕と同学年。彼らに期待することは?

 佐々岡 (朝山)東洋とは2軍で4年間一緒にやって、厳しく接しながらも選手に信頼されているし、不調の選手を再生する指導力もある。

 新 井 そうですよね。横山コーチも若くして中継ぎで10勝し、いろんな苦労をしているので、いい指導者になると思うんです。

 佐々岡 うん。現役時代の、闘志むき出しで打者に向かっていく姿勢は好きだった。鬼軍曹になると言っているみたいだけど、ブルペンでもリリーフ陣に的確な助言をしてくれるんじゃないかな。

 新 井 彼ら2人は間違いなくいい風を吹かせてくれますよ。

 佐々岡 そう思う。シーズンに入れば僕の酒飲み友達にもなってくれるだろうし(笑)

 新 井 僕も付き合いますよ(笑)

 佐々岡 いや。それは遠慮するわ(笑)


☆いやいや、遠慮せず(笑)。


☆新任の横山さんを1軍で起用し、朝山コーチも1軍に起用したのは、佐々岡監督の希望なんじゃないでしょうか。コメントの端々に緒方監督とは違う考え方が垣間見えますから、緒方監督とは少し違う采配になるかも知れません。


☆特に投手起用に関しては、佐々岡監督が主に決めるんでしょうから、「佐々岡色」の強い投手起用になると思います。その辺が、どう出るか。


☆後は、野手の起用ですね。この辺も、朝山コーチの色がかなり出そうです。まずはオープン戦あたりで、お手並み拝見、ですね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。