☆さて、まずは昨日25日の話題。
◇広島・遠藤ワインドアップで躍投 開幕ローテ入りへ「全部のチャンスものにします」 2/26(水) 9:00配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(25日、沖縄)
力強い直球が戻ってきた。シート打撃に登板した広島の遠藤淳志投手(20)が打者15人を2安打1奪三振に封じた。最速は145キロを記録。「高めの真っすぐでも押せた。球威もあった」と手応えを口にした。
先頭の鈴木誠を二ゴロ。西川も凡打に打ち取った。一度、ブレークを挟んで一塁に走者を置いた状況では、打撃好調の小園を二飛に仕留めた。直球が復調したことでスライダーも安定。「誠也さんが振ってくれた」と、鈴木誠から空振りを奪う場面もあった。
試行錯誤した1カ月を笑顔で終えられる。1月にソフトバンク千賀と合同自主トレしたことで、セットポジションから始動するフォームに挑戦した。だが一向に状態が上向かない。指揮官からは「千賀君に失礼」と言われたこともあった。
10日のブルペンで昨季までのワインドアップからの2段モーションを取り入れた。日を追うごとに好感触を得て「リズムが出る」。期待を寄せる佐々岡監督は「沖縄に来てから状態が上がってきた」と胸をなで下ろした。
キャンプを26日に打ち上げる。今後、開幕ローテ候補の一人に与えられた登板機会は、決して多くはない。若鯉は「全部のチャンスをものにします」と闘志を燃やした。原点回帰し、躍動感を取り戻した遠藤が、前へ突き進む。
☆キャンプ終盤に、「滑り込みセーフ」といったところですかね(笑)。次はオープン戦で結果を、ですね。
☆お次は、長野。
◇広島・長野、左翼譲らん 絶好調シート打撃!朝山コーチ「昨年より振れている」 2/26(水) 7:30配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(25日、沖縄)
広島の長野久義外野手(35)が25日、シート打撃に参加し2打数いずれも二塁打とスタンドを沸かせ、好調ぶりをアピールした。チームの外野手は右翼が鈴木誠、中堅は西川が最有力で、左翼の1枠が空いている状況。順調な調整を続けているベテランが若手との激しいポジション争いを勝ち抜くべく、アピールを続けていく。
にこやかな表情から、充実感がにじんだ。焦りはない。キャンプ打ち上げ前日に行われたシート打撃で奏でた2本の二塁打が、ベテランの上昇ムードを物語る。「順調にきています」と長野は満足げにうなずいた。
日を追うごとに、その存在感は高まっている。シート打撃の第1打席は、首脳陣へのアピールに燃える薮田と対戦。2ボールからの3球目を鋭く振り抜くと、乾いた打球音を響かせながら中越えへの二塁打。悠々と二塁ベースに到達した背中を、スタンドからの温かい声援が包んだ。
これだけでは終わらない。2打席目は1ボールからの2球目、左腕・高橋樹に詰まらされたが、打球は右前にポトリと落ちるラッキーな当たり。ダイビングキャッチを試みた右翼手が打球処理に手間取る隙に、二塁を陥れた。
前日24日の巨人戦(那覇)では、六回に代打で登場してオープン戦初安打をマーク。開幕が近づく中、バットで仕上がりの良さを披露している。朝山打撃コーチは「昨年の春より振れている感じがある。オープン戦で打席を増やして結果を出してくれたら」と背中を押す。
チームの外野手争いに目を移すと、主砲・鈴木誠は右翼のレギュラー当確で、中堅は西川が最有力。残る左翼の1枠を野間やルーキーの宇草、高橋大や正随らと争う形になる。だが実績面で長野にかなう者はいない。同コーチは「(彼は)スロースターターと言われている。こちらもハッパをかけながら」とベテランの発奮に期待を寄せた。
今キャンプは温暖な沖縄でじっくり調整するため、2軍でスタート。2次キャンプが始まった13日から1軍に合流し、精力的に汗を流してきた。開幕まで1カ月を切り、キャンプが終わればオープン戦も本格化していく。「結果を求めながら、しっかり内容のある打席を増やしていきたい」と背番号5。長野の助走が、にわかに速度を上げ始めた。
☆基本的には結果を出した者がスタメンを勝ち取る、ということになると思いますが、長野が使えるとなれば、当然使うでしょう。状態が良ければ使いますよ、そりゃ。
☆さて、26日の話題、キャンプも今日で打ち上げ。
◇広島佐々岡監督 春季キャンプ総括「充実したいいキャンプ」 MVPは… 2/26(水) 9:43配信 スポニチアネックス
◇広島春季キャンプ(2020年2月26日 コザしんきん)
広島春季キャンプ最終日の26日、佐々岡真司監督(52)が日南1次キャンプからの26日間を総括した。
「初日から期待と不安の中でスタートして、この26日間、本当に充実したいいキャンプになった。投手の方が気になるというか、足を運ぶ回数は多くなったけど…。当初は期待しながら、調子の上がらない選手もいた」
キャンプイン前日に大瀬良の開幕投手を公言してスタートした日南1次キャンプ。初日から鈴木誠がフリー打撃で4連発を含む10本の柵越えを披露するなど、西川ら主力野手の仕上がりが際立った。
「そのへん(主力)は全く心配していない。しっかり調整して合わせてきてくれるだろうと…」
一方、投手に不安が残った。先発入りが確定しているのは、大瀬良とK・ジョンソンのみ。低調だった床田らの復調が待たれる。
指揮官は「みんな若い選手、みんなが意識を持ってやってくれている」と満足。しかし、MVPを問われると「あとの楽しみで」と笑い、今後のさらなるアピールを求めた。
☆投手陣の方はまだ不確定要素が残りますが、野手の方はある程度形が見えてきたでしょうか。その中で、特に野手の方に若手の活躍が目立ちました。
◇広島・佐々岡監督、キャンプは「充実」 今後は「若手の競争が楽しみ」 2/26(水) 13:29配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(26日、沖縄)
広島は26日にキャンプを打ち上げ、佐々岡真司監督(52)がキャンプを総括した。「初日から期待と不安の中でスタートし、充実したいいキャンプになった」と手応えを口にした。
オープン戦は3連勝スタート。特に野手陣の試合がりの良さが際立つ試合が多かった。「1軍に生き残れるか、若手の競争が楽しみです」とキャンプ後も続くサバイバルレースでの各選手のアピールに期待を寄せていた。
☆練習試合、オープン戦と、坂倉くん、大樹くん、正隨くん、堂林くんらがアピール。小園くんもオープン戦では爆発(笑)、ルーキー宇草くん、石原貴くんも結果を出しました。誠也くん、西川くん、会沢、安部ちゃんら主力も順調な仕上がりで、新外国人のピレラも楽しみ。おっと、上本の大活躍も見逃せません(笑)。
◇【広島】春季キャンプ打ち上げ 佐々岡監督「期待と不安があったが充実したいいキャンプだった」 2/26(水) 13:44配信 スポーツ報知
広島は26日、沖縄市内で春季キャンプを打ち上げた。佐々岡真司監督(52)は「期待と不安があったが充実したいいキャンプだった」と笑みを見せた。
対外試合では、小園や宇草など若手の活躍も目立った。「期待以上に伸びた選手もいれば、そこまで伸びなかった選手もいる。いい面も悪い面も出た」と振り返った。
この日のうちに広島に帰り、29日の中日戦からオープン戦が再開される。
☆一方の投手陣は、不安を残した訳ですが。
◇広島打ち上げ、投手陣低調も監督「まだ3週間ある」 2/26(水) 14:34配信 日刊スポーツ
広島佐々岡真司監督(52)率いる新生カープが26日、沖縄・コザしんきんスタジアムで行っていた春季キャンプを打ち上げた。
指揮官は「日南からスタートして、初日から期待と不安がある中で26日間、本当に充実した良いキャンプができたかなと思います」と監督として迎える初めての春季キャンプを振り返った。
キャンプ終盤のオープン戦3連戦では攻撃陣が計30得点を挙げた一方で、投手陣が計16失点を喫するなど、課題を残した。若手投手陣について指揮官は「期待していた分、なかなか調子が上がってないということで少し残念ではありましたけど、まだ3週間ありますから、ここからしっかりそれぞれ頑張ってほしい」と巻き返しに期待した。
出場機会を増やす目的もあり、矢崎拓也投手(25)、薮田和樹投手(27)、アドゥワ誠投手(21)、ドラフト5位の石原貴規(ともき)捕手(22=天理大)の4選手が、27日から宮崎・日南で行われている2軍春季キャンプに合流する。
☆遠藤くんはキャンプ終盤に調子を上げてきましたが、山口くん、ケムナくんはファームへ。アドゥワくん、矢崎くんあたりも、微妙でした。一方、ドラ1ルーキー森下くんは、評判通りのピッチングを披露。高橋樹くんあたりも結果を出しました。
◇広島 薮田、矢崎、アドゥワ、ドラ5石原貴は2軍で実戦出場へ 石原慶は1軍合流の見込み 2/26(水) 16:43配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(26日、沖縄)
春季キャンプを打ち上げた。この日は薮田和樹投手、矢崎拓也投手、アドゥワ誠投手、ドラフト5位・石原貴規捕手(天理大)は不参加で、2軍がキャンプを張る日南へ移動した。試合への出場機会を増やすのが狙い。
高ヘッドコーチは「先発候補のピッチャーは長い回を投げてね。今後、入れ替えもあると思うし、まだ(開幕メンバーは)わからないから」と話した。
また、28日から2軍調整を続けてきた石原慶幸捕手が1軍に合流する見込み。
☆ほお、石原を上げますか。石原貴くんは1軍で見たかったですが、確かに試合には出ておいた方がいいですからね。
☆で、キャンプでは野村くん、松山と、離脱者も出てしまいましたが、一方で、戻ってきた人も。
◇広島・田中広輔がキャンプ手締め「自己犠牲」をチームに意識付け
2/26(水) 13:37配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(26日、沖縄)
広島の新選手会長、田中広輔内野手(30)がキャンプ打ち上げとなった26日、グラウンドで手締めを行い、チーム一丸を強調した。
午前の打撃練習が終わると、監督、コーチらとともに選手がメイングラウンドに集合。輪の中心で田中広は「シーズンに入れば、うまくいかないことの方が多い。(そういう時に)自己犠牲ができる、そういったことを意識して、みんなで戦っていきましょう」と力強く呼びかけた。
また、スタンドに詰めかけたファンへは「変わらぬ大きな声援、よろしくお願いします」と力を込め、大きな拍手に包まれた。
☆バッターは3割打てば一流、7割はアウトになる。でも、転んでもただでは起きんぞ、っていうね。
◇田中広輔の膝回復、広島引っ張る「タナキク」も復活 2/26(水) 9:30配信 日刊スポーツ
<潜入>
最大の補強はタナ! 遊軍の佐井陽介記者が25日、打ち上げ目前の広島沖縄キャンプに「潜入」した。三塁候補の新外国人ホセ・ピレラ外野手(30=フィリーズ)以上に目立っていたのが、昨夏右膝を手術した田中広輔内野手(30)だ。矢野阪神は昨季、5年ぶりに広島に勝ち越したが、復活の「タナキク」に要警戒だ。
◇ ◇ ◇
田中広は気持ち良さそうに走塁練習を続けていた。昨年8月に右膝を手術。動きの制限は「ない」と言う。「元気でしょ?」。日焼けした笑顔から、確固たる自信が見え隠れした。日南、沖縄キャンプでは実戦全9試合に1番遊撃で先発し、計19打数6安打の打率3割1分6厘。走塁面ではけん制悪送球に一瞬の遅れもなくスタートし、とっさの帰塁でも俊敏な切り返しを見せている。
昨季は97試合出場にとどまり、打撃3部門で自己ワーストの数字。2番菊池涼との「タナキク」も解体されたが、絶不調の原因は明白だった。「100%の半分もいかないぐらいの状態。本当に走れないし、打てなかったので…」。右膝の激痛が消えた20年、「タナ」が再び虎の脅威になることは間違いなさそうだ。
「自分の場合、1回の打席で10球投げさせれば三振してもOKな部分もある。打ったって、しょせん3割。自分の気持ちいいバッティングをしたって…という思いは常にありますね」
「汚れ役」を買って出られる存在が1人いるといないとでは大きく違う。戦線離脱した昨季終盤はルーキー小園に遊撃の座を明け渡したが、キャンプ中の起用法を見る限り、再び1番田中広、2番菊池を基本線として開幕を迎える情勢だ。
広島は昨季リーグ4連覇を逃した。「(自分が何もできない)歯がゆさがありました」。選手会長1年目の田中広はもう1度全力で仲間のために身を粉にする覚悟でいる。「理想はノーヒットで1点を取ること。四球で出て盗塁して、進塁打から犠飛が出て。それがタイムリーなら一番ですけどね」。憎らしいほどにあっさり得点を奪い取る1番田中広が、あの「タナキク」が、帰ってくる。虎投手陣は警戒度マックスでカープ打線と相まみえる必要がありそうだ。【佐井陽介】
☆四球というのは、打てなくても塁に出られる訳ですから、こんなお得なことはない(笑)。初球を打ってフェンスギリギリの惜しい当たり、だったら、10球粘って四球、の方が、価値は高い。
☆もちろん小園くんは使いたいのですが、単純に、勝てる野球ができるのはどっちかといったら、それはやはり、田中くん。経歴、経験、そして何より、3度の優勝経験がある。
☆こちらは、エースとして、チームを引っ張ります。
◇広島・大瀬良がブルペン71球でキャンプ打ち上げ「やり切った!」 2/26(水) 13:32配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(26日、沖縄)
広島の大瀬良大地投手が、キャンプ打ち上げとなったこの日、ブルペンに入り71球を投げた。
前回23日の阪神戦では、カーブが捕手の手前でワンバウンドし制球面に課題が出た。この日は「真っ直ぐのフォームでカーブを投げたい」と、直球と遅球を交互に投げるなど工夫をこらし、制球力の向上に努めた。
昨年までと違い、開幕投手を明言されて臨んだ今春だ。周囲から注目を集め、エースとしての自覚もこれまで以上に高まった。「見られ方が違って、いつもと違う緊張感があった。でも(開幕から)逆算してできたので、ありがたかった。やりたいことはできたと思います」。
全練習を終えると「やりきった!」と額の汗をぬぐった。充実感いっぱいの26日間だった。
☆昨年は、一昨年ほどの制球力がなかったので、バッターが怖がらなかったんですよね。きっちり投げ分けていれば、たまに少々甘く入っても、バッターは打ち損じてくれるもの。
☆さて今年は、数字ももちろんですが、エースとしてチームを優勝へ導けるか。そこが一番ですね。
☆一方こちらは、新戦力。
◇広島ドラ1・森下キャンプ完走で「選手のみんなと仲良くなれた」と充実 2/26(水) 13:39配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(26日、沖縄)
広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が26日、プロ初めてのキャンプを完走した。「ホント、選手のみんなと仲良くなれたし、溶け込むことができた」と充実の26日間を振り返った。
自身も順調な仕上がりを見せ、22日のヤクルトとのオープン戦8浦添)では対外試合初登板して3回2安打2失点だった。初回に失点したものの、二回と三回を無安打に抑える修正能力の高さを見せつけた。
オープン戦も本格化し、いよいよ開幕が近づくく段階。「チームのために、勝つことができれば」と右腕は静かに闘志を燃やしていた。
☆いやいや、やってくれそうな雰囲気がプンプンするんですが(笑)、そう甘くないのが、プロの世界。うまく行かなかった時に、それをどう捉え、どう乗り越えていくのか。
☆こちらも、楽しみ。
◇広島 新助っ人・ピレラ “盗み聞き”で日本流練習を日本語で吸収 2/26(水) 16:40配信 東スポWeb
広島のホセ・ピレラ外野手(30=前フィリーズ)が独特な手法で日本への適応を図っている。三塁のポジションを任されているベネズエラ出身の新助っ人は「これが自分のスタイルなんだ」と沖縄キャンプでも日本人選手とまったく同じメニューをこなし、株を上げている。
なかでも周囲を驚かせているのが“盗み聞き”だ。2人一組で行うティー打撃ではコーチが片方の選手にマンツーマン指導を行うこともある。そんなとき、ピレラはジリジリと他の選手が受けている“指導現場”ににじり寄り、聞き耳を立てながらうなずいているのだ。日本人選手とともに新助っ人が直立不動でコーチの声に耳を傾ける光景は異様だが、これはピレラなりの作戦だ。
「郷に入っては郷に従えという言葉があるが、順応していくために僕も入って聞いている。今、野手で日本語を話せないのは自分だけなのでどんどん接したいんだ」。日本流の練習方法と日本語を少しでも吸収するために自ら考案した方法だという。そんな熱心な姿に「変なプライドもなく本当にナイスガイ。あれだけ前向きなら適応は早いはず」(球団関係者)とチーム内からの期待も高まるばかりだ。
24日の練習でも居残り特守を行い、スローイングをみっちり特訓。「来日するまで外野手として雇われたと思っていたんだ。でも、内野をやってくれと言われたら練習しないといけない」と汗を拭った。安打の喜びを体で表現する「ピレラダンス」でベンチを盛り上げるなどキャラの良さもナインから大うけのピレラ。新赤ヘル打線の中軸を担う存在となれるか。
☆「郷に入っては~」って、あちらでもあるのかしらん(笑)。
☆いやいや、カープの外国人ってのは、ほんとに馴染んじゃいますね~(笑)。サードの守備がちと不安ですが、実戦も経験して、慣れてくれるでしょう。
☆足がある、ってのも、大きな武器になりそう。クレバーだし、カープの野球を体現してくれるんじゃないでしょうか。
☆さて、若手の話は、まずは中村奨くん。
◇広島 一軍定着を狙う中村奨成が語る、不完全燃焼だったプロ2年目 2/26(水) 6:00配信 広島アスリートマガジン
不退転の覚悟で今季に臨んでいる中村奨成選手。
甲子園での華々しい実績を携え、地元球団・カープへと入団した中村奨成。
さまざまなアクシデントに襲われながらも、ひたむきに努力を重ねた19年シーズンは若手捕手にとって決して無駄ではなく、新たな学びを得た時間となった。
心身ともに成長を遂げる背番号22が、2020年にかける思いを語る。
─プロ2年目の19年は、中村奨成選手にとってどんな1年でしたか?
「キャンプのケガから始まって、あまりプレーができませんでしたし非常に悔しいシーズンでした。実際プレーできたのは、シーズンの半分ぐらいだったので。1年があっという間でしたね。リハビリの期間はすごく長く感じたんですが、いざシーズン途中から試合をやって、フェニックス・リーズに参加してみると、本当に毎日があっという間に過ぎてしまいましたね」
─リハビリ中はどんな思いで過ごされていましたか?
「まずシーズンを戦う上で大事なキャンプができないというところで、他の選手に差をつけられてしまいましたし、単純に焦る気持ちがありました」
─その時期に一軍の試合は見られていましたか?
「3、4月ぐらいから一軍の試合を見て、レポートを提出するように倉(義和・現一軍バッテリーコーチ)さんから言われて、自分なりに感じたことをまとめて持っていくようになりました。もちろんそれより前も見ていないわけではありませんでしたが、そういった課題を出されてから目的を持って見るようになりました」
─一軍の試合を見て勉強になった部分はありましたか?
「たくさんありましたね。アツさん(會澤翼)、石原さん(慶幸)、イソさん(磯村嘉孝)と3人とも違うリードをしていましたし、自分がそれまでにしていたリードと比べると、自分の未熟さがよく分かりました」
─ポジションは違いますが、同期の山口翔投手や遠藤淳志投手が一軍デビューを果たしましたが、どのような思いで見ていましたか?
「同期ですからうれしい反面、正直先を越されてしまったという悔しさもありました。特に焦りとかそういう感じではありませんでしたが……悔しさが一番ですね」
─実戦復帰となった二軍戦(6月18日・阪神戦)で頭部死球を受けました。肉体的にも、精神的にもダメージが大きかったのではないでしょうか?
「これまでの遅れを取り返すしかないという思いで試合に入っていって、その試合でデッドボールでしたからね……さすがに凹みました。『野球に見放されたのかな』と思ったこともありましたし、正直野球をするのが怖くなりました」
▼ 中村奨成(なかむらしょうせい)
1999年6月6日生、広島県出身/20歳・プロ3年目/広陵高-広島(17年ドラフト1位)/捕手/181cm・76kg
◇広島 ブレイク期待の若鯉 中村奨成が挑む覚悟の3年目。 最激戦区でポジションを奪い取れるか 2/27(木) 6:00配信 広島アスリートマガジン
昨季は得点力不足がV逸の大きな要因となったが、今季は覚醒間近の若鯉が勝利を引き寄せる原動力となる。
プロ3年目にして初の一軍春季キャンプスタートとなった中村奨成が、第1クール初日から存在感を見せている。
捕手の早出特守ではルーキー・石原貴規と共に泥まみれになりながら白球を追いかけ、その後の全体練習でも大きな声を発しながら率先してメニューを消化。それだけでは飽き足らず、2月5日には全体練習終了後の誰もいないグラウンドで黙々と居残りロングティーにも取り組んだ。
甲子園での華々しい実績を携え鳴り物入りで入団したものの、この2年間で一軍昇格は果たせていない。時間のかかるポジションとはいえ、本人は「今季がラストチャンス」という意識を持ってオフの段階から調整を続けている。
発展途上の段階ではあるが、懸念材料の一つだった体重も80kg台に突入。
開幕一軍という目標に向け、期待のドラ1捕手が不退転の覚悟を持って野球道を突き進む。
▼ 中村奨成(なかむらしょうせい)
1999年6月6日生・20歳/右投右打/2017年ドラフト1位/プロ3年目
【2019年成績】 (二軍)39試合 104打数 29安打 打率.279 2本塁打 9打点 5盗塁
☆バッティングでもらしさを見せることはできませんでしたが、キャッチャーとしても、まだまだ学ぶべきことがある。石原貴くんがいいですから、負ける訳にはいきません。ファームでも、競争です。
☆お次は、正隨くん。
◇広島 正隨優弥は一軍キャンプで柵越えを連発。地元・広島出身の右の大砲候補か 2/26(水) 14:00配信 広島アスリートマガジン
昨季は得点力不足がV逸の大きな要因となったが、今季は覚醒間近の若鯉が勝利を引き寄せる原動力となる。
プロ2年目を迎える正隨優弥のバットから快音が止まらない。昨季もルーキーながら春季キャンプ一軍メンバーに名を連ねるなど期待値は高かったが、今年も春先からエンジン全開だ。
第1クール2日目のフリー打撃で山口翔から柵越え2本を放つと、シート打撃でも山口からキャンプ第1号となる豪快な一発を左翼ポール際に叩き込んだ。極め付きは2月10日の紅白戦で放ったレフト方向への2点本塁打。
昨季はウエスタン・リーグで6本塁打を記録しているが、右方向への一発はなかっただけに首脳陣に対する最高のアピール材料となった。今年1月に大阪桐蔭高の先輩である中田翔(日本ハム)と合同自主トレを行った成果が、早くも実戦の場で現れ始めていると言っていいだろう。
外野のポジションは定員オーバー気味ながら、高橋大樹と共に『右の代打』枠としての存在感を日に日に高めていっている。佐々岡監督の評価も上々で、沖縄で行われる一軍二次キャンプへの帯同も勝ち取った。
18年限りで引退した新井貴浩氏を彷彿とさせる“地元広島出身の右の大砲候補”が、2年目にして早くも大輪の花を咲かせようとしている。
▼ 正隨優弥(しょうずいゆうや)
1996年4月2日生・23歳/右投右打/2018年ドラフト6位/プロ2年目
【2019年成績】(二軍)105試合 336打数 70安打 打率.208 6本塁打 39打点 4盗塁
☆こちらも大樹くんと競争、ということになりそう。オープン戦が勝負ですね。
☆で、最近いいのが、この人。
◇広島・高橋樹也“勝負の5年目”速球派揃う中継ぎ陣生き残りへ、制球力で評価上昇 2/26(水) 14:00配信 デイリースポーツ
広島の高橋樹也投手(22)が春季キャンプで評価を上げている。実戦登板でアピールを重ねている左腕だが、昨年は1軍登板なしに終わるなど悔しい1年を過ごした。今季で5年目となり、危機感を募らせながらも持ち味をマウンドで発揮している高橋樹。持ち前の制球力に磨きをかけながら首脳陣へアピールを続け、開幕1軍、そして飛躍のシーズンを目指していく。
明るい表情が充実の日々を物語っていた。沖縄二次キャンプでは、14日のロッテとの練習試合に3番手で登板し、2回を投げ1安打3奪三振で無失点とアピール。19日の日本ハムとの練習試合でも1回を無失点に封じる好投を披露し、1軍生き残りへ結果を出し続けている。
「今はすごくいい状態。投げるイメージというのは忘れないように、少ない球数でもブルペンに入ろうと思っている」と高橋樹。傾斜を利用して投球することでフォームを体に染みこませ、打者相手の投球を常に描いていることが、好調の要因だ。
オフ期間に取り組んできたストレッチの継続など、技術面の取り組みが奏功している。だが5年目を迎える左腕はメンタル面の変化を口にする。「ボール先行になっても、フォアボールならどうしようと考えず、攻めの姿勢で」と思い切りのいい投球で打者と対戦。考え過ぎてさらに甘くなるパターンもあるだけに、強気のマウンドさばきが好結果をもたらしている。沢崎投手コーチも「投げるたびにスピードが上がっているし、いいモノを見せてくれている。持っているモノを出せている」と高評価を口にする。
プロ2年目の17年には10試合に登板。翌年も9試合に登板し、プロ初セーブをマークした。だが昨季は1軍出場がなくシーズンが終了。「結果を出すためには何が必要か。準備というのは大事と思った」。心技体をしっかりと整えた上でマウンドに上がれるよう、心掛けている。
チームの中継ぎ事情は、フランスアにDJ・ジョンソン、スコットら外国人の速球投手が多い。その中でどのように差別化を図り、自らの存在価値を高めていくか。「球速はないので、キレとコントロールで勝負したい」と持ち味をマウンドで発揮することに意気込んだ。
1度の失敗が致命傷となる立場。緊張感がある中でも「1球で1軍に居られなくなる怖さはあるけど、今は打者と勝負できている。抑えられたら楽しい」。重圧など関係なしといったように勝負師としての顔をのぞかせた。
ドラフト1位の森下に同2位の宇草、5位の石原貴とは同い年。キャンプ中に何度か食事をともにして「みんなで1軍に居たいね」と、1軍舞台でそれぞれが輝く日を思い描いた。「同級生も居て、後がない」と高橋樹。5年目左腕は今季へ懸ける思いを秘め、開幕1軍切符をつかむ。(デイリースポーツ・向亮祐)
☆いやほんとにね、醸し出す雰囲気も、何年も飯を食ってるベテランみたいで(笑)、きっちり制球できてるんですよね。本人のコメントにもあるように、精神的に強くなったんだと思います。
☆恭平くんはそんなにかからないとは思いますが、塹江くんとともに、今年は1軍で重宝される存在になってほしいですね。
☆さてその他の話題、まずは、北別府さん。
◇白血病公表した元広島の北別府学さんが一時帰宅していた「無菌室で良い数値に」 2/24(月) 21:41配信 中日スポーツ
1月に白血病を公表ししていた元広島投手で野球解説者の北別府学さん(62)が24日、自身のブログで先週末に一時退院していたことを明かした。
「無菌室で良い数値になりこの週末、一時帰宅出来ました! 家のベッドに寝たり外出はできなくても家族と食卓を囲むとか庭に出てぼっーとするとか時間とはこんなにあっという間に過ぎてしまうんだと感じたこの週末でして」とつづり、同日に化学療法を開始したことも公表した。
プロ野球はオープン戦たけなわとなり、「キャンプ視察に行けないのは致し方ない。別に悔しくはないと思ってきましたが、やはりオープン戦が始まるにつけムズムズしてきた」とし、現場から遠ざかっている寂しさも訴えた。
北別府さんは広島のエースとして通算215勝をマーク。今年1月20日にブログで「成人T細胞白血病」を発症し、闘病していることを公表した。
☆いやいや、これは快方に向かいつつあるんじゃないでしょうか。粘り強いピッチングが身上の北別府さんですから、きっと病気にも勝てると思います。
☆おしまいは、いや大変ですわ。
◇NPB、オープン戦は無観客で実施へ 開幕戦は「できればやりたい」 2/26(水) 21:24配信 毎日新聞
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は26日、東京都内で緊急の代表者会議を開き、オープン戦は次回開催日の29日から3月15日までの残り72試合全てを無観客で実施することを決めた。NPBによると、無観客試合実施はオープン戦、公式戦を通じて史上初めて。これに伴い、3月8日に広島県福山市で予定されていた広島と西武のオープン戦は中止が発表された。2軍の春季教育リーグも全試合を無観客で行う。
安倍晋三首相が大規模なスポーツや文化イベントなどを2週間、中止、延期するよう求めたことなどから、NPBと12球団は全会一致でオープン戦の無観客を決定した。会議後、斉藤惇コミッショナーは「ファンには申し訳ないが苦渋の決断をした」と話した。
今後、NPBと12球団は感染症の専門家を交えた対策委員会を設置し、セ・パ両リーグの公式戦が3月20日に同時開幕できるかどうかを検討する。斉藤コミッショナーは「レギュラーシーズン143試合の実施を最優先に、さらに状況を慎重に見極めながら検討を進めていきたい。20日は我々としてはできればやりたい」と述べた。
オープン戦の無観客での実施を受け、中日は1月に死去した元監督の高木守道さんの追悼試合(2月29日、3月4日)を延期する。阪神も今月11日に亡くなった野村克也さんの追悼試合(3月8日)で同様の対応をする。
また、宮崎市内で27日に予定されている練習試合のソフトバンク―西武、オリックス―ロッテも無観客で行う。【中村有花】
☆ま、政府や警察なんてのは、事が起こってからでないと動きませんからね。経済的な打撃は計り知れないでしょうが、棺桶にお金持っていってもしょうがないですから(笑)、お金よりもまずは命、ですかね。
☆とりあえず、感染しない、感染させない。陽性の人が一度陰性になった後、再び陽性になった例もありますから、感染させないことは、自分の身を守ることにもなります。
☆とりあえず、これ以上広がらないことが一番、ですかね。
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