☆まずは、昨日の続き。
◇【広島】日南キャンプレポート ~2/1(土)初日~ 2/2(日) 20:31配信 J SPORTS
例年以上に暖かいキャンプ初日だった。最高気温15度。日差しも強く、日向ではコートいらず。西川龍馬選手も「いつももっと凍えていた記憶があるので、これくらいがいいですね。でも、きっとまた寒くなりますよね……」と話していた。昨年は最高気温6度。たしかに、それを考えると天国のような1日だ。打撃投手の平野隆さんも「一昨日まで沖縄にいたけど、天気が悪かったから今日の方が暖かいよ」と教えてくれた。
ただ、日南市育ちのケムナ誠投手が言うには「前入りでやっていた3~4日前は暑いって思いましたけど、これくらいは普通じゃないですかね」とのこと。この言葉通り、明日以降も暖かい日が続いてくれることを願いたい。
天気だけではなく、今季から一軍で打撃コーチを務める朝山東洋さんも、ロングティーのトスを上げながら独特のイジりでチームの雰囲気を“あたため”ていた。アレハンドロ・メヒア選手には「顔が茹でダコみたいになってるよ! 外でチャカチャカしてたからでしょ?」とグサリ。これにはメヒア選手も「してない! してない!」と日本語で全力否定。「足グラグラしてるよ」「グラウンドがソフト」「ぎこちない連ティーもちゃんと見てたからね」「上手! 上手!」といった掛け合いに、視察に来てにいた新井貴浩氏からも思わず笑みがこぼれた。
また、ドラフト2位ルーキーの宇草孔基選手には、同じ法政大学出身の廣瀬純外野守備・走塁コーチから「体力ないっすか?」と聞かれ、「体力ないね! 法政は体力ないみたい!」と即答。ただ、宇草選手のポテンシャルの高さをしっかりと評価しているようで、「足があるから転がせばいいとか考えなくていい。足もあるし飛ばす力もある。そういう打者を目指して」と助言を送っていた。「左の(鈴木)誠也になって、将来的には中軸を打てる選手になってほしい」と記者陣にも話しており、期待の高さが窺える。
そんな中、カープファンが“熱い”声援を送っていた先には、駐米スカウトとして来日しているブラッド・エルドレッド氏の姿があった。「選手ではないが、チームの一員として戻ってくることができて嬉しい」と再びカープのスタッフとしてキャンプに参加できたことへの喜びを語っていた。今後は先輩スカウトのシュールストロム氏、マクレーン氏とともに、投手野手問わず新助っ人を発掘するべく全米を駆け回るという。
2日目以降も注目どころたくさんの日南春季キャンプ。このように中継では映らないシーンをお届けしていきたい。
森田 和樹
☆その、新井さんの、誠也くん評。
◇新井貴浩氏 誠也の打球の質変化に感じた凄み!「率も、本塁打も、もっと伸びる予感」 2/2(日) 9:30配信 スポニチアネックス
スポニチ本紙評論家・新井貴浩氏(43)がプロ野球の春季キャンプを巡る「新井さんが行く~侍戦士の春」は東京五輪を控える侍ジャパン候補を中心に近況に迫る。1日は古巣・広島の天福球場を訪れ、赤ヘルだけでなく侍でも4番を有力視される鈴木誠也外野手(25)の打撃に進化を見た。
いやあ~、凄かったね。誠也のバッティングは…。ビックリした。初日とは思えない力強いスイングだった。自主トレも順調だったんだろうね。充実ぶりが分かる。昨春と違って右足首の不安がない。何より強い責任感が伝わってきた。初日から全力でバットを振る姿を周りに見せていた。影響力が強い選手。チームを引っ張っていく自覚がにじみ出るフルスイングだった。
変化が見えた。コンマ何秒の世界。バットの面とボールが当たっている時間が長くなったように感じた。誠也に聞いたら、「少し意識を変えています」と。トップをつくってから振り出したバットが常に体の近くを通るようになった。去年まではバットとボールが“ドン”と当たって“バーン”と飛んでいく感じ。インパクトの強さで打球を飛ばしていた。いまはボールを運ぶ感覚かな。
打球の質も変わった。左中間への打球が以前のようにフックせず、フェードしている。左翼ポール際への打球も切れずに内側へ入ってくる。高度な技術だ。昨季でさえ打率・335、28本塁打の好成績。率も、本塁打も、もっと伸びる予感がする。凄みを感じるね。
五輪では当然、4番候補。いや、もう4番で決まっている。誠也は言葉にはしないだろうけど、内に秘めた強い思いがあるはずだ。
アツ(会沢)とはチーム全体の話をした。昨季まで選手会長で、やはり気配り目配りができる。昨秋のプレミア12。最初は先発投手に合わせた捕手起用が大会終盤になってアツが主戦になった。驚きはなかった。もともと、それだけの資質を持っていたから。
周りの評価は“打てる捕手”だけど、それだけじゃない。投手とコミュニケーションを取るのがうまい。いいところを引き出そうという気持ちを持っている。そういう姿勢が投手陣に安心感を与え、代表でも認められたんじゃないかな。
誠也が4番なら、アツは正捕手。それに沖縄で調整しているキク(菊池涼)もいる。3人が東京五輪でも侍を引っ張ってくれたら、広島OBとして誇らしい。自慢の弟たちだ。
☆会沢は元々、投手のいいところを引き出そう、というリードを意識していたのですが、以前はそれで痛い目にあうこともしばしばあったのですが、最近はバッターのことも見ることができるようになったんですよね。つまり、石原のように、バッターの裏をかくリードもできるようになってきた、ということ。
☆で、誠也くんは、毎年進化している。もちろんそれだけ練習して、しかもその練習が実になっている、ということ。それは、しっかりした考えがあるからなんですね。
☆さて、2日の話題。
◇広島 早出練習始まる ドラ2宇草は特守 2/2(日) 11:01配信 日刊スポーツ
広島はキャンプ2日目の2日、早出練習が始まった。曽根、野間、正随、高橋大、小園、坂倉は特打。中村奨とドラフト5位石原貴規捕手(21=天理大)が捕手、堂林とメヒアが三塁、ドラフト2位宇草孔基外野手(22=法大)が外野でそれぞれ特守を受けた。
この日も野手と投手が一緒にベースランニングが行われ、午後には矢崎、ケムナ、塹江、高橋樹、遠藤、山口がフリー打撃に登板する。
☆そのフリーバッティングで一番目立ったのは、この人。
◇広島松山「若い時以来」振り込み効果で柵越え16本 2/2(日) 21:01配信 日刊スポーツ
広島松山竜平外野手がランチ特打で快音を連発した。鈴木誠の64スイングで7本の柵越えに対し、79スイングで16本の柵越え。「飛距離、長打力はこだわっているところ。良くなってきているけど、確実性を上げていかないと」と貪欲に話した。
今オフは「若い時以来」の量の振り込みを実施。「去年の成績、春先の自分の成績を見直して、何か変えていかないといけないと思った」。今年35歳のベテランがますます元気だ。
☆K.O的には、センター中心のバッティングで打点を意識してほしいんですが、ホームランが増えるに越したことはない。相手が警戒してくれれば、しめたもの。
☆この人も、豪快な一発。
◇広島正随が特大2発アピール 中田に弟子入りし成長 2/2(日) 20:51配信 日刊スポーツ
大阪桐蔭魂で1軍デビューじゃ! 広島2年目の正随(しょうずい)優弥外野手(23)が2日、宮崎・日南春季キャンプのフリー打撃で先発ローテ候補の山口から2本の柵越えをマークした。
今オフは母校・大阪桐蔭の先輩で日本ハムの中田翔外野手(30)に弟子入り。右の大砲エキスを吸収した将来の4番候補が、1軍戦力を目指してパワフル打撃に磨きをかける。
◇ ◇ ◇
フリー打撃の15球目、正随が振り抜いた打球は左中間スタンド奥深くまで飛んでいった。最後の26球目にも再び左中間スタンドまでかっ飛ばした。先発ローテーション候補の山口を相手に、20スイングで2発を含む安打性4本。「ミスショットが多かった」と打撃内容に満足はなかった。
長打力を磨くべく、オフは母校の先輩で同じ右打者の日本ハム中田に弟子入りした。主に打撃における力の入れ具合などを学んだという。「(左肩が)開かずに、左胸を見せるのを極力我慢するという感じ。自分は右肘が入ってこないので、右手の使い方だったり…。頭にはあるんですけど、まだ技術的にできていない。意識はしています」と試行錯誤を続ける。
将来の主砲候補の1人なだけに、首脳陣の期待も高い。朝山打撃コーチは「もともと飛ばす力はある」と一定の評価を置き、「中田翔と自主トレをやって、バットの入りもよくなってきた。引っ張るだけではなく、逆方向にも飛んでいる」と目を細めた。特にマシン打撃で逆方向を意識しているという正随は「センター方向に力が伝わる打撃ができれば、右方向にも思ったより飛距離が出たりする。対投手でもできるようしたい」と力を込めた。
1年目の昨季は1軍出場0試合に終わった。「普段の練習が全部アピールになる。シート打撃や紅白戦で結果を残さないといけないので、しっかり準備したい」。主砲への道を1歩ずつ着実に歩んでいく。【古財稜明】
◆正随優弥(しょうずい・ゆうや)1996年4月2日、広島県出身。大阪桐蔭、亜大を経て18年ドラフト6位で入団。昨季は2軍戦105試合に出場し、打率2割8厘、6本塁打、39打点。祖父は広島OBで外野手だった三原卓三氏。。180センチ、96キロ。右投げ右打ち。
☆練習でやってきたことがバッティングに出る、ってのはいいですね。松山もそうですが、センター中心に反応していく、という感じがベストだと思います。
☆この人も、今年はどれだけチームの力になれるか。
◇広島・坂倉が豪快な一発「タイミング合わないと強く振れない」 2/2(日) 18:48配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(2日、日南)
坂倉将吾捕手(21)が、投手の登板するフリー打撃で持ち前の長打力を見せつけた。山口を相手に安打性の打球は5本。豪快な一発を右翼越えに放つ場面もあった。
朝山打撃コーチは「きょうは良かったね。ティーの時から120%の力で振っていた。それぐらい(力を入れて振る)の方が投手は怖いよ、と」と思い切りのいいスイングを実践した坂倉を評価。本人も「タイミングが合わないと強く振れない」と自己分析。自慢の打撃でさらなるアピールを重ねていく。
☆昨年は1軍の試合でもようやく思い切り振れるようになった坂倉くん。今年は「頼れるバッター」になってほしいですね。
☆一方、フリーバッティングに登板した、投手陣。
◇広島・遠藤がフリー打撃登板も…メヒア、野間との対戦で課題 2/2(日) 15:42配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(2日、日南)
開幕ローテ入りを目指す遠藤淳志投手(20)、山口翔投手(20)が、フリー打撃に登板した。
遠藤はメヒア、野間と対戦。直球で感触を確かめたが、メヒアに豪快な一発を浴びるなど、安打性の打球も多く放たれた。
打者で目立ったのが正随優弥外野手(23)だ。山口から特大弾を2発放つなど、持ち前の長打力を見せつけ、アピールに成功した。
☆ただ、収穫もあったようです。
◇広島・遠藤「差し込んでいるボールあった」フリー打撃で収穫 2/2(日) 18:48配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(2日、日南)
遠藤淳志投手(20)が、フリー打撃の打撃投手に登板し、収穫を口にした。
一人目の打者、メヒアと野間を相手に計41球を投げ、安打性の打球は9本。メヒアには被弾を許したが右腕は「結果より自分のボールを投げる」ことを意識して腕を振り、「真っすぐと分かっていて差し込んでいるボールもあった」と結果ほど悲観の色はなく、一定の手応えを示した。
従来のワインドアップを封印し、セットポジションでの新フォームを固めているキャンプ。「簡単には入れない」と話す開幕ローテ入りを目指し、一日一日を有意義に過ごしていく。
☆まだ今は、作ってる段階でしょうね。
◇広島遠藤「まだ伸びる」千賀フォームで指摘も前向き 2/2(日) 20:45配信 日刊スポーツ
先発ローテを争う3年目の広島山口翔投手、遠藤淳志投手がフリー打撃に登板したが課題を残した。1月にソフトバンク千賀に似たフォームに変更した遠藤は、メヒアと野間にそれぞれ1発を被弾。
上げた左足を制止したことで審判から指摘を受ける場面もあった。それでも「ここからまだまだ伸びると思っている」と前向きに捉えた。山口も正随に2発、坂倉に1発を浴びるなどホロ苦いマウンドになった。
☆ま、フリーバッティングは、球種が分かって打ってるし、組み立てもへったくれもありませんからね。バッターが立った状態での感覚を確かめる、くらいでいいと思います。
☆この他矢崎くん、ケムナくんあたりもフリーバッティングで投げましたが、矢崎くんは相変わらず抜け球が多く、ケムナくんは置きにいく球が多かったように思います。矢崎くんはボールに力はあるだけに、どれだけ思うところに投げられるか。もう少しフォームを見直した方がいいと思います。
☆で、この人も今日は、ちょっと本腰を入れたようです。
◇【広島】新外国人ピレラ、ランチ特打で5本のサク越え 2/2(日) 18:17配信 スポーツ報知
広島のホセ・ピレラ外野手(30)=フィリーズ=が2日、ランチ特打に臨み、70スイング中5本のサク越えを披露。
17年のフィリーズ時代には83試合に出場し、10本塁打を放った助っ人は1日目より調子を上げた。複数球団のスコアラーは「打つポイントを確認し、打席に入る賢い選手」と高評価した。
☆いやいや、サードの守備も無難にこなしているようですし、コメントを聞いていても、クレバーな感じはします。ここまでは、十分期待できる感じ。
☆常に打球に角度をつけている訳ではないので、数はそんなには打てないかも知れませんが、本人も「一発を狙ってる訳ではない、コンタクトすることが大事」と言っているように、肝心なところでしっかり打てることが、まずは大事だと思います。
☆一方、こちらは、初ブルペン。
◇広島フランスアが初ブルペン、新助っ人と抑え争う 2/2(日) 20:45配信 日刊スポーツ
広島守護神最有力のフランスア投手が今キャンプ初めてブルペン入りした。全42球中、変化球はチェンジアップ10球を含め計17球投じた。
「ブルペンでは全部ストライクに投げることを意識した。真っすぐだけでなく変化球の精度向上もテーマ。いいスタートを切れたと思う」。2人の新外国人らとともに、抑えを争っていく。
☆一昨年のようなピッチングができれば、これは大きな戦力。いい時のフランスアは、ほとんど打たれる気がしませんからね。制球が悪すぎる時は、ストレートでカウントを取りに行って痛打されるパターン。チェンジアップを意識させることができれば、いいピッチングができると思います。
☆で、帰ってきた、「背番号2」。
◇広島・田中広いきなりフルメニュー!! 昨年8月手術の右膝回復順調に「ホッ」 2/2(日) 9:00配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(1日、日南)
広島の田中広輔内野手(30)が、キャンプ初日からフルメニューをこなした。昨年8月に手術を受けた右膝は順調に回復。患部を気にすることなく、精力的に汗を流した。背番号「2」がグラウンドに帰ってきた。
「ホッとした。ケガをした後の初めてのキャンプだったので」。充実感いっぱいに、明るい表情でこの日を振り返った。
動きは軽快そのものだった。ベースランニングで全力疾走。ノックでは左右の打球に素早く足を運び、正面で捕球した。前年に手術を受けた選手などは大事をとって別メニューで調整することがあるが、初日から全体練習に全て参加した。
プロ7年目の今年から選手会長を務める。グラウンドの内外で先頭に立つことが新たな役割だ。歓迎セレモニーでは佐々岡監督らと並んで日南の特産物を受け取り、練習前の円陣でも輪の中心で声を掛けた。
「練習はしっかりと体と相談しながらやっていきたい。チームの全体も見ていきたい」。田中広は前を向いて力を込めた。
☆いや~、ノックの時はショートには、田中くん、小園くん、三好くんと入っていたのですが、動きがやはり全然違いますわ。洗練されているというか、ムダがないというか。小園くんや三好くんも動きはいい方なんですが、それでも田中くんのプレーは頭1つ抜け出ています。
☆後は、バッティングですね。
☆そのバッティングで、新しい試みをしている、西川くん。
◇広島西川の呼吸打法は近藤を意識 インスタイムラグ 2/2(日) 20:51配信 日刊スポーツ

呼吸を意識しながら打撃練習を行う西川龍馬(撮影・梅根麻紀)
キャンプ中の写真1枚から取材して見えたものを紹介する「インスタイムラグ」を連載する。速報性はなく、時間をかけて写真を深掘り。そこから選手たちの思いや考えが見えてくる!?
nikkan_carp キャンプ2日目の1枚は、広島西川龍馬内野手の打撃練習の風景。何げないフォロースイングに見えるが、大きく息を吐いているのが分かる。昨季までは息を止めて振り抜いていた。
ではなぜか…。1月に合同自主トレをしたパの巧打者、日本ハム近藤を参考に「呼吸打法」を試すようになったという。「無駄な力がなくなるかなと思って。意識しているのはインパクトのときだけ。それ以外は意識しない」。息を止めるか、吐くか。持ち味の打力向上には息つく暇もない。
☆インパクトに集中する、ってことですかね。元々構えにはほとんど動きのない西川くんですが、感覚を研ぎ澄まして、より一層インパクトに集中する、ということだと思います。
☆この西川くんが、丸とは違った形で主力としてチームを引っ張ること。大事なところで打てるのはもちろん、劣勢の時にチームを鼓舞したり、状況によってつないだり、チームの勝ちにつながるようなプレーを、今年は期待したいですね。
☆田中くんや松山が復活すること。安部ちゃんや西川くんがチームを引っ張ること。ピレラら新戦力が、新たな力になること。新しい「チームの形」は、徐々に見えてくると思います。
☆さてその他の話題、まずは、エルさん。
◇広島・エルドレッド氏もキャンプ参加 スカウト生活がスタート! 2/2(日) 15:00配信 サンケイスポーツ
【球界ここだけの話】自慢の長髪をバッサリと切り、まるでビジネスマンのような雰囲気で宮崎・日南のグラウンドに立っていた。昨年9月に現役引退し、第2の野球人生をスタートさせた広島・ブラッド・エルドレッド駐米スカウト(39)が野望を語った。
「僕のような選手というより、チームのニーズに合った選手を見つけたい。日本でプレーする上で性格も大事な要素だが、それよりも才能のある選手が日本の野球に対応できるように手助けをしたいね」
2012年6月に広島に加入し、外国人史上最長となる7年間、在籍。14年には本塁打王のタイトルに輝くなど歴代2位の133発と打ちまくった。ユニホームを泥だらけにする“ハッスルプレー”や“ママチャリ通勤”など、記録にも記憶にも残る助っ人だった。
広島退団後は1年間の浪人を経て、昨年9月に現役を引退した。球団3人目となる駐米スカウトに就任し、愛妻と4人の娘が暮らす米フロリダ州を拠点に忙しく全米を飛び回っている。
スカウトとしての“初仕事”は、新助っ人、DJ・ジョンソン投手(30)=前ロッキーズ=のサポート役。「日本に来る前にアドバイスをした」。キャンプ初日には駐米スカウトのシュールストロム、マクレーン両氏とメイングラウンドだけでなく、ブルペンにも積極的に足を運び、精力的に動いた。
「同僚をしっかり見ておくことで、米国で選手を見るときにとても参考になる。スカウトとしていい選手が連れてくることができればいいね」
引退後は「一度もバットを振っていない。現役時代はずっとバットを振っていたけどね」。それでも報道陣に「フリー打撃では今でも一番飛距離を出す自信があるのでは?」と聞かれると、「間違いないですね」とニヤリと笑った。
現役時代は長打力に加え、勝負強い打撃で球団初のセ・リーグ3連覇に貢献した赤ヘルの歴史に残る助っ人。今度は縁の下の力持ちになって、チームを支える。(柏村翔)
☆K.O的には、エルさんのように外国人が長くカープにいてくれると、チームの編成がしやすいと思うんですよね。エルさんのことですから、きっといい選手を見つけてきてくれると思います。
☆お次は、毎度お世話になってます(笑)。
◇【広島】庄原市カープ応援隊から激励を受けた佐々岡監督「頑張ります!」 2/2(日) 10:24配信 スポーツ報知
広島は2日、宮崎・日南市で春季キャンプ2日目がスタート。
結成16年目を迎えた庄原市カープ応援隊による贈呈式が行われた。庄原市の特産品として庄原米30キロ、比婆牛30キロなどが佐々岡真司監督に手渡された。
激励を受け指揮官は「ありがとうございます。頑張ります!」と感謝した。
◇広島に特産品 「100勝を」の思いで白星団子100個 2/2(日) 10:26配信 デイリースポーツ
「広島春季キャンプ」(2日、日南)
キャンプ2日目を迎えた広島に、地域応援隊の「庄原市カープ応援隊」が訪問し、特産品の贈呈式が行われた。
佐々岡真司監督(52)が出席し、庄原米30キロや、庄原では「白星団子」とも言われている乳団子を「100勝を目指して」という思いを込めて100個贈られ、他にも地元の品が数多くチームに贈られた。
☆「乳団子」は、こちら。
乳団子(ちちだんご)は、牛乳に餅粉、砂糖、水あめ、はちみつなどを混合して作られる求肥飴という和菓子。広島県庄原市の和泉光和堂(いずみこうわどう)が元祖である。
1900年(明治33年)に現庄原市内の七塚原高原に、農商務省直営の種蓄牧場が設立され、広島県における酪農のはしりとなった。
和泉光和堂の初代は、ここで生産される牛乳に目をつけ、滋養に富む菓子を作ろうと考え、苦心の末についに1934年(昭和9年)初めて乳団子を発売した。
現在では広島県東部を代表する土産菓子のひとつであり、庄原市周辺だけでなく、福山市や広島市のデパート等でも販売されている。またRCCラジオやHFMでも、「備後名物・乳団子」としてCMもしばしば流れ、広島県民にその知名度も高い。
広島からの移民が多かったハワイ(広島県人の移民)でも製造されており、非常にポピュラーな菓子となっている。

☆広島の和菓子と言えばもみじ饅頭が有名ですが、後は「川通り餅」とか。「母恵夢」も好きだったなぁ。って、これって松山のお菓子だそうで。K.O、てっきり広島のものと思ってましたわ。
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source : K.Oのカープ・ブログ。