2020年3月3日火曜日

最近のカープ、あれこれ~'20.3.2、バティスタ契約解除・宇草2軍へ・覇権奪還のキーマン。


☆残念な結果となりました。


◇NPBが広島バティスタを自由契約として公示 ドーピング違反で同日まで出場停止を科されていた 3/2(月) 17:15配信 Full-Count

◆オフにはドミニカのウインターリーグに参加していた

 日本野球機構(NPB)は2日、広島のサビエル・バティスタ外野手を自由契約選手として公示した。

 バティスタはアンチ・ドーピング規程に違反したとして、2019年9月3日から2020年3月2日まで6か月間の出場停止処分を科されていた。

 昨季は103試合出場で、打率.269、26本塁打、64打点の成績を残し、このオフにはドミニカのウインターリーグに参加していた。


☆結局、潔白を証明できなかったようです。


◇広島 バティスタ契約解除 鈴木球団本部長「いまの状態では戦力にならない」 3/2(月) 10:07配信 スポニチアネックス

 広島は2日、昨季8月にドーピング検査の陽性通知を受けたサビエル・バティスタ外野手(28)との契約を解除したことを発表した。

 バティスタは、昨年6月7日のソフトバンク戦後の検査で採取した検体から、ホルモン調節薬「クロミフェン」とその代謝物「ヒドロキシクロミフェン」が検出され、同9月3日から今年3月2日までの出場停止処分が科されていた。

 鈴木清明球団本部長は、「今の状態では戦力にならない。ドーピングのこともあったし、故意かどうか最終的には突き止められなかった。総合的なものを含めて(の判断)」と説明した。


◇バティスタ契約解除「故意でない」事実立証できず 3/2(月) 10:35配信 日刊スポーツ

 広島は2日、ドーピング違反で日本野球機構(NPB)から昨年9月3日から6カ月間の出場停止処分を受けていた広島のサビエル・バティスタ外野手(28)との契約を解除することを発表した。この日が出場停止期間最終日だった。

 契約は3年残していたが、鈴木球団本部長は「契約の継続は止めようと判断した。ずっと調査をしてきたけど、最終的に原因を突き止められなかったのが事実です」と説明した。球団はドミニカ共和国にトレーナーを派遣するなど調査を継続してきたが、最後まで摂取経緯や選手個人が主張した「故意でない」事実も立証できなかった。バティスタには2月27日に伝え、今後は球団施設のドミニカ共和国のカープアカデミーなども使用できない。

 昨年6月のドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示したことが8月17日にNPBから発表され、広島は同日付で出場選手登録を抹消。NPBはバティスタに弁明機会を与えた上で、9月3日に処分を発表した。バティスタはその後、帰国していた。

 広島は育成選手だったバティスタと17年6月に6年間の支配下選手契約を結んでおり、昨年12月に来季も契約する権利を持つ保留選手名簿にバティスタを記載していた。

 16年に広島入りしたバティスタは18年に25本塁打でリーグ3連覇に貢献し、昨年は103試合に出場して打率2割6分9厘、26本塁打、64打点だった。

◆バティスタの契約解除までの経過◆

19年6月7日 ドーピング検査。

8月16日 結果的にこの年最後の試合となるDeNA戦(横浜)に「3番一塁」で先発し、4打数無安打。

8月17日 NPBが陽性反応を示したと発表。採取された尿検体から、禁止物質が検出された。バティスタの希望でB検体も検査し、この前日16日に同じ物質が検出された。広島はバティスタを出場選手登録から外し、自宅謹慎へ。

9月3日 NPBがアンチ・ドーピング規定違反に対する制裁として、同日から20年3月2日まで6カ月の出場停止処分を発表した。

検出された禁止物質は、クロミフェンとその代謝物だったと明かされる。排卵誘発剤として使われる物質で、筋肉増強剤などを使用した際にホルモンバランスが崩れることを抑える効果もあるとされる。

9月10日 広島がバティスタがドミニカ共和国に帰国したと発表。鈴木球団本部長は、20年から3年残す契約について「するかしないか分からないと伝えた」。

9月23日 バティスタがドミニカ共和国のウインターリーグでプレーすると、所属する予定のエスコヒードが球団公式サイトで発表。出場停止期間中はNPBの試合に出られないほか、原則として球団施設での練習もできないが、ウインターリーグでのプレーは制限されない。

12月2日 広島が保留選手名簿にバティスタを掲載。

20年3月2日 6カ月間の出場停止処分が解けるも、球団は契約を解除。

◆サビエル・バティスタ 1992年1月18日生まれ、ドミニカ共和国出身。15年に同国のカープアカデミーから来日。16年に広島と育成契約し、17年6月に支配下登録。同年6月3日ロッテ戦で初打席初本塁打。通算263試合出場で打率2割5分7厘、62本塁打、145打点。19年の推定年俸4000万円。189センチ、113キロ。右投げ右打ち。


☆「事実が証明できない」ってのは、バティスタが何を摂取したか覚えてないのか、あるいは隠蔽しているのか。いずれにしても、事実が証明できないってのは、何だかなぁ、って感じですな。


☆もし本当に故意ではないのなら、バティスタ本人に、その事実を証明してほしいなぁ。ずっとカープでやりたい、と言っていたバティスタですから。何かこのままだと、モヤモヤしてしまいます。




☆さて、森下くん。


◇広島ドラ1・森下 開幕ローテ入りへ大前進 3/2(月) 16:45配信 東スポWeb

 評判に偽りなし――。広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22=明大)が開幕ローテーション入りをほぼ確実にした。オープン戦2度目の登板となった1日の中日戦(ナゴヤドーム)では2番手で3回を1安打無失点。大島、平田から三振を奪い、ビシエドを遊飛に料理した新人右腕は「あんまり意識することなく一人ひとりの打者に対してどう投げるかを考えて投げた。いい選手から三振を取れるのはいいことだし、そこでしっかり投げ切れていたと思う」と自信ものぞかせた。

 一方で、結果に一喜一憂しない冷静さも持ち合わせている。「まだ自分のことを知らない段階での三振だったので、これから(自分の情報が)入っていったときに、今日のようにはいかないと思う」。さらに「たぶん観客が入っていたら、自分の思ったような投球はできない。一球一球、シーンとなっている状態なので、そこに集中できるというのはある」と言い、ファンの声援が飛び交う中で自分の投球がどう変化するかまで想定している。

 佐々岡監督の評価も上々だ。「しっかり腕も振れていたし、真っすぐも変化球もいろいろ投げた中でね。全然いい」と目を細め「結果を出してるからね。(開幕ローテ入りが)確定とは言えないけど、期待は日に日に高まっている」と言う。この調子なら中日との開幕3連戦(マツダ)でデビューすることになりそうだ。


☆客観的に自分を見ることができてますね。ま、もう2~3回投げてから、ということになりそうですが、まず確定と考えていいんじゃないでしょうか。


◇広島のD1位ルーキー・森下暢仁(大分商出身)がOP戦で好投 チームの屋台骨を支えることができるか? 3/2(月) 12:20配信 高校野球ドットコム

 広島のドラフト1位ルーキー・森下 暢仁(大分商出身)が1日、中日とのオープン戦に登板して3イニングを1安打無失点と好投を見せた。

 この日が2度目のオープン戦の登板となった森下。初登板だった2月22日のヤクルト戦では初回に2失点を喫し、やや不安定な立ち上がりだったが、反省を踏まえてこの日は立ち上がりから力を入れて投げ込むなど、しっかりと修正してきた様子が見えた。

 5回は1番・大島から三振を奪うなど三者凡退に切って取ると、6回もランナーをカットボールを効果的に使い無失点。7回にも平田良介から三振を奪うなど三者凡退に抑え、任された3イニングをほぼ完璧に抑えた。

 森下と言えば、大学時代から縦に大きく割れるカーブを武器にしてきた投手であるが、そのカーブを活かしているは中間球であるカットボールだ。

 この日は特にこのカットボールが冴えわたり、中日打線を手玉に取っていった。

 大瀬良 大地にジョンソンとチームの柱はいるが、野村 祐輔が怪我で開幕に間に合わず、その他の若手もここまで調子が上がってきていない。投手の駒は決して揃っていないだけに、森下に懸かる期待は間違いなく大きい。

 森下が開幕からチームの屋台骨を支える活躍を見せるか注目だ。


☆森下くん、遠藤くんが先発とすると、開幕の中日3連戦は、大瀬良くん・床田くん・森下くん、以降6連戦が2週続くのですが、ジョンソン・九里くん・遠藤くんが裏ローテ、でしょうか。


☆さて、その投手陣を立て直す、キーマン。


◇広島、覇権奪還のキーマンは誰だ?コーチ編 不安定な投手陣の立て直しを期待される、2人の新任コーチ 3/2(月) 11:31配信 REALSPORTS

 広島カープ、2020シーズン覇権奪還のキーマン。3回目の今回は選手を導く首脳陣編。復帰を含めて今季は4人のコーチが1軍に就任。なかでも変化を求められるバッテリー間を担当する、二人のコーチに注目してみたい。

(文=小林雄二)

◆3連覇中も防御率は下降線、昨季の与四球はワースト2位の成績

 広島カープ、2020逆襲のキーマン、今回は首脳陣編。

 佐々岡真司新体制となった今季、注目してみたいのは一新された1軍の投手&バッテリーコーチだ。このなかから、2014年引退後は地元で解説者を務め、今季新たに投手コーチとなった横山竜士コーチ、そして前任の植田幸弘コーチと入れ替わるかたちで1軍から昇格した倉義和コーチがキーマンになると考える。

 まずは横山コーチが担当する投手陣の成績を見てみると、3連覇中を果たした2016年が防御率3.20(リーグトップ)、17年が同3.39、18年が同4.12で、ともにリーグ3位ながら数字そのものはガタ落ちしていることが見てとれる。2018年の与四球535(リーグワースト)も気になるところだ。佐々岡投手コーチ(当時)が2軍から1軍に配置転換となった昨年、防御率そのものは3.68(リーグ2位)と持ち直したものの、与四球はリーグワースト2位の513。四死球ではリーグワーストの561を記録している。

 実はこの与四球については、緒方孝市前監督時代から“四球を減らすように”とのお達しが毎年毎年、新年のご挨拶のようにと唱えられたのだが、結果だけを見れば3連覇中は年々悪化。この間、制球に難のある福井優也(現・楽天)、岡田明丈、矢崎拓也らは“そのあたり”が改善されることなく、安定感を欠いた内容、成績が続いたままに今日に至っているのが現状だ。

◆「一番イヤなのは腕が振れなくなること」横山コーチの指摘

 この与四球について、就任当初、地元新聞社が横山コーチに問うたところ、戻ってきた答えがこれだった。

 「数は意識しない。(四球が出るのは)意図していない球が多いから。一番イヤなのは四球を恐れて腕が振れなくなること。球を置きにいくと勝負にならない。打たれるのが怖いという気持ちではなく、投手から仕掛けてほしい」。

 「四球は仕方ない。(ただ)三振の数が少なかった。四球を減らすためにボールを置きにいく、コントロールを意識しすぎるのではなくて、ドンドン攻める気持ちを持って三振をとれる投球を狙ってほしい」とも。

 つまりは、“考えて攻める投球を目指せ”ということ。

 横山コーチに期待したくなるポイントはここにある。

 昨季に限らず、連覇中から広島の投手陣、特に救援陣を見ていて気になっていたのが試合終盤でのアウトコース一辺倒の配球だ。一発で同点という場面であればあえてリスクを冒すことはない……というのはもちろんわかる。ただ、3~4点差のあるケースでもコースを重視するのが広島バッテリーなのだ。それが諸悪の根源というつもりはないのだが「コントロールを意識しすぎる」(横山コーチ)あまりに「腕を振れなくなり」(同コーチ)、大胆さを欠いたボールは威力も半減。加えてアウトコース偏重を完全に相手打者(チーム)に読まれて思いきり踏み込まれると、アウトコースのボールも“真ん中やや外寄り”の甘い球に生まれ変わって痛打を浴びる。そんなケースがあまりにも多いのだ。

 あるいはコースを狙いすぎる窮屈な投球を続けた挙げ句に四球を与えて走者を溜めることで、わざわざ投げミスが許されない状況をつくりあげ、苦し紛れに投げ込んだインコースへの勝負球も日頃から投げ慣れていないためか力のない棒球となって“ガツン!”とレフトスタンドへ……というシーンはここ数年の、試合後半にゲームをひっくり返される典型的なパターンとなってしまっているのだ。

 昨年の防御率改善も、セーブ、ホールド数ともにリーグワーストを記録した中継ぎ&救援陣の内情は、そんな攻め方・考え方とも無縁ではないはずだ。

 横山コーチが「ドンドン攻める気持ちを持って」というのは、おそらく、このあたりの事情を踏まえてのことだろう。


◆「投手と捕手は全部が協同作業」倉コーチの役割

 では現状はどうか。

 オープン戦も始まり広島は3戦3勝(2月28日現在)と好調で、打線は3試合で30得点をたたき出した一方、投手陣は3試合で16失点。特に3戦目の巨人戦では「四球のち痛打」のオンパレードで不安を露呈した。

 ただし、この試合で先発した九里亜蓮は「四球は反省。どういう結果になるかは分からないけど、勝負してスイングさせないといけなかった」というコメントは、前述した横山コーチの目指すところを意識・理解してのことだとすれば、今後の変化に期待は持てる……のだが、いくら投手陣の考え方・攻め方に変化があっても、それを捕手と共有できなければ身もふたもない。

 そこで重要になってくるのが倉コーチの役割だ。 同コーチの言うように「投手と(捕手)は全部が協同作業」。投手に「(捕手の指示待ちではなく)プランを持ってマウンドに上がること」を要求する横山コーチに対し、倉コーチ率いる捕手陣がその意識を共有したうえで組み立てを考えて実行できるのか、否か。今季の広島投手陣(特に救援陣)の生命線はそこだろう。

 バッテリー間の考え方・攻め方などは一朝一夕にいくほど甘いものではない。シーズンの中での成功体験と失敗体験を両コーチ、そして投手陣と捕手陣がお互いに理解した上でケースに応じたプランを作り上げていく。時間と確固たるベクトルなしには成し得ないその“難題”に対し、両コーチがどのように選手を導き、結果につなげていくのかを注視していきたい。

◆倉コーチに期待したい“ネクスト會澤”の育成

 もう一つ。バッテリーコーチである倉コーチには“ネクスト會澤”の育成にも期待がかかる。2017年から3年連続ベストナインの正捕手・會澤翼は昨季、リーグトップの得点圏打率を誇るなど、打てる捕手として君臨。プレミア12でも最終的には正捕手として世界一に貢献し、その存在が大きくなったことによって2番手捕手との“開き”がまた大きくなってきた今こそ、“次”を見据えて備える必要があるからだ。

 候補者はいる。

 會澤にも負けないポテンシャルを持つ打力が魅力の坂倉将吾や、総合力では事実上の2番手捕手といっていい磯村嘉孝、そして大卒ルーキーの石原貴規、さらには2017年ドラ1の中村奨成も控えている。

 このなかでオープン戦で最も起用されている坂倉は、昨季51試合に出場しながらも前任コーチの意向もあり、捕手としての出場はわずかに3試合(いずれも途中出場)。経験が必要なポジションでありながら、まともに機会を与えてもらえなかった“過去”は、倉コーチにとっては前任者の残したツケのようなもの。そのツケを違うかたちで清算しようとしたのかどうかは分からないが、昨秋キャンプでは打力を生かすために外野、三塁への転向も検討された経緯がある。ただし捕手にこだわる坂倉本人はこれを拒否。倉コーチも「中途半端に(外野、三塁を)やるより捕手として一本立ちをしないと」と坂倉の姿勢を後押しし、今春キャンプとオープン戦では坂倉もその期待に応える活躍を見せていることは明るい材料だ。

 ルーキーの石原貴も持ち前の早くて正確な二塁送球に加え、バットでも“素直な打撃”を披露。試合での出場を増やすために現在は2軍に“移動”したものの首脳陣の評価は高い。同じく現在は2軍ながらも昨季、代打で打率.323、得点圏では打率.389を記録した磯村も、このままで終わるはずがない。

 今や日本を代表する捕手の一人となった會澤に、そういった“ネクスト候補”をいかに絡ませ、起用していくか。育成を優先できるチームであればまだしも、ペナント奪回を狙うチーム事情のなかでの2番手育成は至難の業。シーズン開幕と同時にその答えが出るはずはないこの難題は、今シーズンの見どころの一つになりそうだ。

<了>

文=小林雄二


☆横山コーチは昨年、解説者として外からカープ投手陣を見ていた訳で、「もっとこうすれば」というものは持っているはず。それが「腕を振って」ということなのでしょう。自分の思うところへ投げられれば、四球も減るだろうし、組み立てもできる。ただこれも、あまり意識しすぎると、高めに浮いたり抜けたりするので、低めへの意識は必要でしょうね。


☆キャッチャー育成ということでは、倉コーチもそうですが、何気に石原の存在も大きいとK.Oは思っていて、特にキャッチング、リードは、石原からそれぞれが自分で盗むべき。


☆坂倉くん、小園くんあたりは、どこでどう使うのかは、悩ましいところ。小園くんはサードという手もありますが、坂倉くんは、捕手としての経験も積ませたいし、打力も生かしたい。今年の首脳陣がその辺をどうするのか、見ものではあります。


☆さてお次は、大樹くん。


◇広島“忘れられた元ドラ1”高橋大樹の開花に首脳陣ニンマリ 3/2(月) 12:00配信 日刊ゲンダイDIGITAL

 広島のドラフト1位右腕、森下暢仁(明大)が先発ローテーション入りに大きく前進した。

 開幕カードの相手となる1日の中日戦に登板して3回1安打無失点の好投。140キロ台後半の直球を内外角に制球良く投げ込み、レギュラークラスが名を連ねる中日打線を手玉に取った。MAXは150キロ。他球団スコアラーも「変化球の精度もいいし、先発ローテーション入りは決定でしょう。最低でも2ケタは勝つんじゃないか」と太鼓判である。

 佐々木、奥川で沸いた昨秋ドラフトでも、「即戦力なら森下がナンバーワン」と12球団のスカウトが口を揃えた逸材だ。地元放送局関係者が、「首脳陣の頭の中ではすでにローテの中心にという位置づけ。むしろ、首脳陣の目を引いたのはこちらでしょう」というのが、途中出場した外野手の高橋大樹(25)である。

 五回裏の守備から入って、七回の第1打席で左翼へソロ本塁打。九回にも2打席連続となる2ランを左翼へぶち込んだ。

 2012年のドラフト1位で入団。走攻守の三拍子が揃った将来の主軸候補と期待され、ドラフト2位で高卒同期の鈴木誠也以上の評価を受けていた。が、7年間で一軍出場は35試合のみ。崖っぷちに立たされて迎えた8年目の今季、手薄な右の代打候補としてキャンプから好調を維持している。

 育成を旗印にする球団からすれば、「忘れられたドラ1」が見せる開花の兆しの方がうれしいに違いない。


☆昨年のオープン戦は7打数2安打、一昨年は、8打数1安打。今年は早くも、8打数3安打2本塁打3打点。いずれも失投だったとはいえ、2本とも見事なホームランでした。


☆いやいや、今年はね、「何とか使ってほしい選手」ではなくて、「首脳陣が使いたくなる選手」になってほしい。右の代打、なんて言わず、左ピッチャーの時はレフトスタメン、ですよ。


☆一方、宇草くんが、2軍へ。


◇広島宇草2軍降格「将来のレギュラー候補」高コーチ 3/2(月) 19:19配信 日刊スポーツ

 広島ドラフト2位宇草孔基外野手(22=法大)が2軍降格となった。

 オープン戦では全5試合途中出場で7打数3安打、打率4割2分9厘。結果を残していたものの、打席数や守備機会を多く得るため降格となった。高ヘッドコーチは「いいものを持っている。上で代走や代打で出るよりもね。将来のレギュラー候補だから」と期待した。また、藤井皓が1軍練習に参加した。


☆特にスローイングは鍛えなきゃいけませんからね。ここは赤松コーチに、みっちり鍛えてもらいましょう(笑)。


☆さておしまいは、こんな話題。


◇NPBとJリーグが新型コロナウイルス対策連絡会議を設置「手をたずさえて国難乗り越える」 3/2(月) 15:03配信 スポニチアネックス

 日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は2日、都内で会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大から観客や選手、チームスタッフなどを守ることを目的に、3日に「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立すると発表した。

 Jリーグから働きかけがあり、共同で会議設立に合意した。感染状況を的確に収集、分析した上で試合の開催やスタジアム運営の在り方、対策などを正確に共有し、適性な判断に役立てたい考えだ。

 NPB・斉藤惇コミッショナーはJリーグ・村井満チェアマンと会見に臨み「2月26日に代表者会議で公式戦の開幕を実現しようと最大の目的のためにオープン戦を無観客で全会一致で決定した。Jリーグも同じ状況。国難とも言える状況を乗り越えるために、手をたずさえて、対策のための連絡会議設置という異例の協力体制をとることを決断した。ファンやスポンサーにご来場いただく、公式戦の実施を実現するためには専門家の分析や見解が欠かせない。状況に応じた冷静で的確な対応や対策を打ち出していく必要性がある。3人の専門家にご協力をお願いすることにしました」と趣旨を説明。また「全力で防止に取り組んでいる専門家に的確な対応をとるため、最善のアドバイスをいただけるのではと思う。他競技団体と積極的に共有していきたい。全体の危機管理につながることに期待したい。これからもJリーグと一致結束して、全身全霊をかけてこの局面を乗り越えていきたい」とした。

 NPB側の構成メンバーはコミッショナー、12球団の代表者。専門家チームとして座長の賀来満夫・東北医科薬科大医学部感染症学教室特任教授、東北大名誉教授ら3人が3日の会議に参加する。


☆いやいや、これはいい取り組みじゃないでしょうか。感染拡大防止に全力を注ぐ一方で、JリーグもNPBも、リーグを運営していかなくちゃいけませんからね。予断を許さない状況の中で、相当な危機感を持って事に当たらなきゃいけないと思います。


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source : K.Oのカープ・ブログ。