2020年4月2日木曜日

最近のカープ、あれこれ~'20.3.30、ミニキャンプ2日目・活躍の予感・岡田インタビュー。


☆さて、まずは29日の話題。


◇広島・野手陣が2時間500振!会沢、自粛ムードの中で「練習していいのか…葛藤ある」 3/30(月) 5:00配信 サンケイスポーツ

 広島の高卒2年目・小園海斗内野手(19)ら野手陣が29日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で約2時間、振り込んだ。朝山東洋打撃コーチ(43)は「シーズンに入ると振り込みができなくなる」と意図を説明。新型コロナウイルス感染拡大の影響が球界にも及ぶなかでも、4月24日のヤクルトとの開幕戦(神宮)へ向けて着実に歩みを進めた。

 赤ヘル式で振って振って、振りまくった。新型コロナウイルスの感染者が少ない(29日午前現在4人)広島は、午後0時半からカープの野手全員、計18人がマツダスタジアムに隣接する屋内練習場に集まり、500スイングを超えるメニューをこなした。

 「たくさん振ったので、疲れた。しっかり集中できた。開幕までまだ時間があるので、1球1球を大事に練習したい」

 昨季58試合に出場した高卒2年目の19歳、小園が汗をぬぐった。自身は同じ左打ちの松山とペアを組み、フリー2カ所、ロングティー2カ所、マシン3カ所、ティー2カ所の計9カ所を1セット12分、約2時間かけて午後2時30分まで振り込んだ。

 チームは2日間の休養を挟み、前日28日から練習を再開した。朝山打撃コーチが「2日休んだので、この3日は強度を上げたい。(4月)24日に合わせないといけない。シーズンでは振り込みができなくなる。貯金を作っておきたかった」と理由を説明した。

 全国的に自粛ムードとなっている中での練習に、正捕手の会沢は「練習をしていいのかという気持ちもあるけど、プロ野球選手である以上、4月24日に合わせないといけない葛藤がある」と吐露。チーム内にも動揺が広がる中で、プロ意識に徹した。

 チームは4月上旬の対外試合を白紙に戻すなど、調整が難航。今後は不透明だが、4月24日の開幕・ヤクルト戦(神宮)に向けて、できることを着実にやっておく。


☆自粛ムードながら、準備はしておかなきゃならない。経営の問題、生活の問題もあります。


◇広島会沢開幕へプロ魂「合わせないと…それが仕事」 3/30(月) 5:00配信 日刊スポーツ

 広島会沢翼捕手(31)が29日、「プロ魂」で苦難を乗り越えることを誓った。

 この日から広島・マツダスタジアムで3日間の「ミニキャンプ」がスタート。阪神で新型コロナウイルス感染者が出た影響もあり、「4・24」開幕にも暗雲がたちこめる中、チームの正捕手は強い覚悟で前を向いた。

   ◇   ◇   ◇

 会沢が滴る汗を拭いながら、思いの丈を口にした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本来の開幕予定日だった「3・20」に続き、最短の開幕目標日の「4・10」も先延ばしに。次の目標に設定された4月24日も延びる可能性も浮上してきた中、会沢は「初めての経験。正直なところ開幕できるのかなと、不安の方が大きい」と厳しい表情を浮かべた。

 他競技の大会が続々と中止となり、東京オリンピック(五輪)も延期が決定。感染者が出た阪神など練習を中断する球団が続出する中、会沢は「自粛ムードがある中で、練習をやっていいのかなという葛藤もある」と複雑な心境を明かす一方で「暗くやっても仕方ない。明るくやっていけばいいと思う」と切り替えた。「プロである以上4月24日に合わせないといけない。それが仕事だと思う」と「プロ魂」で苦境を切り抜ける覚悟を示した。

 まずは「4・24」の開幕に向け、全力で準備する。この日からチームはマツダスタジアムで3日間の「ミニキャンプ」をスタートさせた。投手は走り込み中心のメニューで汗を流し、野手は午前中に守備練習、午後は室内で打撃練習に取り組んだ。フリー打撃やティー打撃など4種類の練習をペアで9カ所に分かれて行い、12分間のローテーションで計2時間バットを振り込んだ。朝山打撃コーチは「シーズンが始まったらできないので『4・24』に合わせて今から貯金を作っておく」と説明。若手、ベテランを問わず、野手全員で1人約500スイングの猛練習に励んだ。

 リーグ3連覇から一転、昨季は4位に沈んだ。昨秋から佐々岡監督の新体制となり、リーグV奪還、そして日本一を目標にスタートした今季。まさかのコロナ禍に見舞われたが、会沢は「みんな去年の悔しさは忘れてないと思う。やってやるんだという思いは強い。一丸になっていると思う」と強い結束力を強調。プロとして、今できることに全力を尽くす。【古財稜明】


☆選手たちにとっては、ウイルスの蔓延も初めてなら、開幕延期も初めてでしょう。とりあえずウイルスが収束してくれれば、一番いいんですけどね。


◇広島 ミニキャンプ初日いきなりスイング漬け 西川「やる時はやらないとね」 3/30(月) 5:30配信 スポニチアネックス

 乾いた打球音が響き渡った。目指す4月24日の開幕に向けて、広島が始めたミニキャンプ。午前中にマツダスタジアムで投内連係や内外野ノックを終えると、野手陣は午後から隣接する屋内練習場に移動してひたすらバットを振り込んだ。

 18人が2人ペアで9組に分けられ、フリー打撃にティー打撃、マシン打撃、ロングティー。1カ所12分に区切り、9カ所をローテーションで回った。「やる時はやらないとね」と西川。時間にして120分、スイング数は約500に上った。

 ミニキャンプは31日までの3日間。朝山打撃コーチは「(開幕目標の)4月24日に合わせて2日休んだので、この3日間は強度を上げて貯金をつくっておきたい。シーズンに入ると、なかなか振り込みができないので」と意図を説明した。


☆まあ選手はあれこれ考えず、今できることをするしかありませんよね。


☆そんな中、DJが1軍復帰へ向け、ファームで登板。


◇広島DJ7球ピシャリ 1軍返り咲きへ“脱力投法”で1回無失点 3/30(月) 9:00配信 デイリースポーツ

 「広島2軍紅白戦、紅組0-7白組」(29日、由宇練習場)

 立派なヒゲをたくわえた新助っ人は闘志を内に秘めながら軽やかに腕を振った。広島のDJ・ジョンソン投手(30)が29日、山口・岩国市の由宇練習場で行われた2軍紅白戦に登板。1イニングを投げ、三者凡退に仕留めた。

 出番は三回。先頭サンチェスを三ゴロに打ち取ると、曽根を二ゴロ、磯村を遊ゴロに仕留めた。わずか7球の3人斬り。球速は最速147キロを計測した。2軍降格後初の実戦に「結果については喜んでいる」と笑みを浮かべた。

 守護神候補として新加入した右腕だが、オープン戦は計4回2/3で4失点。防御率7・71と崩れた。また21日の中日との練習試合(マツダ)では1回2失点と乱調。2軍再調整を余儀なくされた。

 悔しさを胸に自らを見つめ直した。「強く投げようとしていた」。1軍でのオープン戦や練習試合では力を入れて投球し、崩れたという。その反省から現在は「思いっきり投げず、リラックスした状態で」と“脱力投法”に取り組んでいる。

 課題はパワーカーブの制球だ。この日もワンバウンドするシーンがあった。「(武器となる)2番目の球種。ストライク投球ができれば幅は広がる」。1番の武器である速球を最大限生かすには、カーブの制球が必要不可欠だ。

 4・24の開幕に向け、「1カ月で戻るようにするだけ」と背番号58。結果を残し、1軍返り咲きを目指していく。


☆日本流の制球、が必要になってくるでしょうね。基本的には打たせて取る方がいいと思います。




☆さて、30日の話題。


◇広島 ナインは自主的に外出禁止 3/30(月) 16:40配信 東スポWeb

 広島ナインはコロナ回避のために自主的な“外出禁止”を課している。28日から全体練習を再開したが、阪神から感染者が出たとあって球団側は「チームを守るために何かあったときはしっかり言ってほしい。隠れて何かすることはやめよう」(鈴木球団本部長)と呼び掛け、遠征先での外出禁止が新たに順守事項として追加された。

 一方で地元・広島での外出に関しては家族を持つ選手が多いことから、自粛を求めてはいるが、完全な禁止にはなっていない。それでも選手たちは「広島県内の感染者数は今のところ少ないが、いつ感染が広がってもおかしくはない。(球団から)禁止が出されたかどうかの話ではなく、むやみに出歩くことはできない」(ある若手選手)と感染リスクを限りなく低くするため、おのおのが自ら“外禁状態”にしている。

 独身の若手選手などは食事の調達に苦労しているが、市内の繁華街の飲食店で感染者が出たとの情報が飛び込んできたことも自重ムードに拍車を掛けている。あくまで不確定な情報ながら、通常なら選手や関係者が足を運んでもおかしくないなじみのエリアが感染地となっている可能性があり「確かめようがないが、用心するに越したことはない」(チームスタッフ)と飲食店が並ぶ“盛り場”に足を運ぶこと自体をやめているそうだ。


☆感染者は確実に増え続けてますから、ここ1か月くらいが勝負じゃないでしょうか。とにかく人と接触しないことが最大の防御。


☆さて野球の話、まずは、森下くん。


◇広島1位森下ブルペンで80球、変化球の精度も確認 2020年3月30日19時52分 日刊スポーツ

 広島ドラフト1位森下暢仁投手がマツダスタジアムで行われた全体練習でブルペン入りし、約80球を投げた。

 投球の軸となる直球だけでなく、カットボール、カーブ、チェンジアップといった変化球の精度も高めた。「しっかりとした球を投げられているか確認した。けがをせず、開幕を待つ」と話した。


☆プロに慣れたら、相当力を発揮するんじゃないでしょうか。


◇新人森下に活躍の予感 エース大瀬良も絶賛―プロ野球・広島 3/30(月) 6:43配信 時事通信

 広島のドラフト1位、森下暢仁投手(明大)は好投手の雰囲気を漂わせる。大学ナンバーワン右腕という前評判通りの実力を発揮して、先発ローテーション入り。開幕日が決まれば、佐々岡監督は開幕3戦目の先発を任せるとみられ、「ローテに入って、しっかりやってくれると思う」と信頼を寄せる。

 最速155キロの直球にカットボール、縦に大きく割れるカーブを軸に緩急自在の投球が持ち味。キャンプから練習をともにすることが多かったエースの大瀬良も「素晴らしい投手」と絶賛する。

 大瀬良によれば、特に変化球のレベルの高さに驚いたという。「本人の中では優先順位は低いみたいだが、チェンジアップがすごい。落ちるのではなく、直球と同じ軌道で(打者までなかなか)来ない感じ。僕があの球を投げられたら、間違いなく軸にする」。投手としての「引き出し」の多さも魅力だ。

 投げるだけではない。22日の中日との練習試合で訪れた「プロ初打席」。その初球、楽々と犠打を決めて非凡なセンスを見せつけた。大分商高時代には内野手経験もあり、明大のエースとして活躍した東京六大学時代は投げて通算15勝、打っても通算打率2割8分4厘。フィールディングが良く、足も速い。身体能力の高さは目を見張るものがある。

 シーズン開幕の延期にも大きな動揺はない。「しっかり準備をして結果を残せるように頑張りたい」。大きな期待とエースナンバー「18」を背負う22歳はプロのマウンドでどんな投球を見せるのか。


☆心配なのは、年間を通して働けるか、くらいでしょうか。できるだけ勝ちをつけてあげたい。


☆お次は、岡田くんの、インタビュー。


◇佐々岡真司新監督から直々に岡田明丈に伝えられたリリーフへの配置転換 3/30(月) 12:00配信 広島アスリートマガジン

 佐々岡新監督肝いりの改革として掲げられる岡田明丈のリリーフ転向。投手出身の佐々岡監督が大胆な施策に打って出た。果たして右腕はその期待に応えることができるのか?
 新たな気持ちで新シーズンに挑む背番号17に話を聞いた。

― 岡田投手にとって昨季はどのようなシーズンでしたか?

「やっている当時は苦しかったですが、今思えば良い勉強になった1年だったと思います。自分のプロ野球人生の中でそういう時期を過ごすタイミングだったんじゃないかと思っています」

― シーズン通してどのような収穫があったのでしょうか?

「シーズン通してどうにもならないような時期が続いてはいたんですが、自分の中で課題を一つずつ設定してクリアしていくという取り組み方も学べました。もしかしたらどうにかなるかも! と思うような時期もあったんですが、すぐにダメになったりして……我慢の1年でしたね」

― 一番苦しかったのは、どんな点だったのでしょうか?

「自分の表現したいことが表現しきれないというか、自分が取り組んでいることに対して結果が結びついてこないということが苦しかったですね」

― 感覚的には悪い時期ばかりではなかったのでしょうか?

「そうですね。いろいろ自分で考えたり、周囲の方にアドバイスをもらいながら試行錯誤をしていましたが、秋季キャンプの少し前ぐらいから結構形になってきている感覚はありました」

― シーズンオフには新たに佐々岡監督が監督に就任されました。やはり心機一転という部分もあるのでしょうか?

「どうなんでしょうね。やらなければいけないのは、いつでも一緒だと思います。もちろん練習一つをとってもやっていることは違うので、雰囲気などもやっぱり違いますよね。チームの和というか、みんなとのつながりを大切にされている方だなという印象を受けますね」

― 今季は主に中継ぎとしてシーズンを戦っていくわけですが、この配置転換は監督から直々に伝えられたのでしょうか?

「そうですね。時期は……オフに入る少し前ぐらいだったと思います」

― それを伝えられたとき、どのように思いましたか?

「正直最初は『やってみよう』と思うよりも、『できるかな……』という不安の方が大きかったです」

― 先発と比べて投げにくい部分などはありませんか?

「どっちもどっちで大変な部分はあるのでなんとも……(苦笑)。先発時にはなかった大変な部分などは間違いなくあるので、慣れていくしかないと思っています」


☆ま、結局今年も1軍で結果が出ずファーム行きとなった訳ですが、昨年よりはマシかと(笑)。


☆岡田くんの場合、フォームのバランスだけなんですよね。右腕を後ろへ引いてからリリースまでの間のフォームが一定しないので、リリースも一定しない。加えて変化球も、もう少しキレがほしい。せめて低めへ投げられたらいいんですけどね。


☆薮田くん、矢崎くん、岡田くんと、この3人が戦力になれば、投手陣は全然違います。特にリリーフは勝ちパターンがまだ決まってませんから、岡田くんにとってはチャンスのはず。開幕がいつになるかは分かりませんが、この期間を逆手に取って、じっくりフォームを作ってみてはどうでしょうか。


☆おしまいは、これ。


◇カープ女子、うえむらちか「カープは希望」ラジオ番組4月4日からスタート 3/30(月) 13:43配信 デイリースポーツ

 タレントのうえむらちかがパーソナリティーを務めるRCC(中国放送)ラジオ「うえむらちかの鯉スル企画室」(毎週土曜・21時45分~22時)が4月4日からスタートする。

 広島県出身でカープ女子としても知られるうえむらが室長となり、リスナーからの要望に応えて広島にまつわるグッズを企画・開発していくもので「皆さんの役に立ち、喜んでもらえるようなヒット商品を作っていければ」と抱負を語る。

 番組ではカープの話題も織り交ぜていく。新型コロナの影響でプロ野球の開幕が延期となり、カープの応援に行けない状況が続いているが、「カープは希望を与えてくれる存在。早くコロナが終息して、みんなが元気になるような戦いを見せてほしい」と鯉戦士にエールを送っていた。


☆昨年はグッズの売上げも落ちたそうですから、ファンの要望に応えるとともに、カープも勝ち続けて、グッズも売れるといいですね。


P.S. 今日もアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村


source : K.Oのカープ・ブログ。