2020年7月28日火曜日

最近のカープ、あれこれ~'20.7.7、DeNA戦中止・現状分析・島内1軍へ。


☆まずは、6日の話題。


◇D1森下が4連敗中の広島救う!新人では異例の“火曜日の男”に闘志 7/7(火) 5:00配信 サンケイスポーツ

 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が6日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で、本拠地デビューとなる7日のDeNA戦(マツダ)に備えて調整した。初めてカード頭で先発する右腕は気合十分。デビューから2試合連続で好投した男がチームの連敗を4で止め、弾みを付ける。

 即戦力右腕が、ついに本拠地デビューを飾る。新人では異例の“火曜日の男”に指名された森下が、闘志を燃やした。

 「勝ちたい気持ちに変わりはない。まだ(シーズンが)始まったばかりだが、そうやって(カード頭を託されるなど)信頼してもらえるようにやっていきたい」

 6月21日のDeNA戦(横浜)で7回4安打無失点の鮮烈デビューを飾ると、同28日の中日戦(ナゴヤドーム)では8回2/3を9安打3失点でプロ初勝利。防御率1・72はリーグ2位、奪三振15は同3位とエース級の働きをみせている。

 もともと日曜日に登板していた右腕を、佐々岡監督は「カード頭に持っていける能力がある」と7日のDeNA戦に変更した。新人がK・ジョンソン、九里ら実力者を差し置き、大事な6連戦の頭に先発する。

 「(本拠地は)たくさんのファンの皆さんに見てもらえる。そのために勝ちたい」

 広島市内は来週まで雨の予報で試合開催が危ぶまれるが、カープのエースナンバーを背負った22歳が4連敗中のチームを救う。(柏村翔)


☆残念ながら中止となりましたが、ここまでその実力の片鱗を見せてますよね。その話は、後程。


☆お次は、島内くん。


(7日)◇広島・島内、1軍合流 新設の2・5軍で強化 「変化球」の精度に手応え 7/7(火) 5:30配信 スポニチアネックス

<広・神(3)雨天中止>

 出場選手登録を抹消された広島・中村恭に代わり、2年目の島内が1軍に合流した。

 新設された2・5軍で強化に取り組んだ右腕は「状態が悪い時でもカットボールでカウントが取れるようになった。変化球の優先順位が上がった」と手応えを強調した。

 昨季は25試合に救援登板し、防御率4・40。変化球の制球が課題だった。7日に出場選手登録される予定で「このチャンスをしっかりつかみたい」と意気込んだ。


☆しばらく名前を聞きませんでしたが、どうやらケガをしていたようで、ここへ来てようやく1軍からお呼びがかかりました。で、島内くんの話も、後程。




☆で、7日のDeNA戦は、中止。


◇広島-DeNAは雨天中止 カープは2日連続 7/7(火) 16:44配信 デイリースポーツ

 「広島(降雨中止)DeNA」(7日、マツダスタジアム)

 雨天のため、16時30分に中止が発表された。広島にとっては2日連続、今季4度目の中止となった。

 この日の試合は広島がルーキーの森下、DeNAは浜口の先発が予告されていた。


☆そんな訳で「あれこれ」、まずは、カープの現状についていろんな人の意見、まずは、大下さん。


◇大下剛史氏が指摘する広島ベンチ全体の活気のなさ「佐々岡監督は若さを前面に出してもいい」 7/7(火) 6:15配信 東スポWeb

【大下剛史 熱血球論】佐々岡新監督率いる広島は5カード、13試合を戦い5勝7敗1分け(2試合が降雨中止)。開幕から4カード連続でビジターだったことを考えれば可もなく不可もない成績だが、心配な点も見えてきた。特に気になっているのがベンチ全体の活気のなさだ。

 無観客試合という点を差し引いても、広島ベンチは静かだった。時折モニターに映し出される指揮官の表情も、赤いマスクのせいなのか、ピンチやチャンスだからといって大きく変わらないように見える。作戦面もしかり。落ち着いていると言えば聞こえはいいが、特に攻撃面ではクリーンアップ任せのオーソドックスな野球が目立つ。

 広島は伝統的に機動力でかき回し、相手のミスを誘って、もぎ取った得点を守り切るという野球をしてきた。それが今季はあまり見られない。相手にとって、これほど楽なことはないだろう。それこそ佐々岡監督は投手出身なのだから、自分がマウンドにいて嫌だなあと思っていたことを積極的に仕掛けていってもいいのではないか。

 1年生監督なんだし、失敗して当たり前。失敗を糧に「あの場面では選手を信じて我慢すべきだった」「選手任せにせず、具体的に指示してやればよかった」と学べばいい。動かないと分からないことだってある。

 野手のことは野手出身のコーチに任せているのかもしれないが、ならば高ヘッドが積極的に進言するべきだ。佐々岡監督は聞く耳も持っている。2016年からリーグ3連覇を成し遂げたと言っても、まだまだ〝成熟した大人のチーム〟の域には達していない。もっと若さや活気が前面に出てもいいはずだ。

 人の良さを出すのはグラウンド外だけでいい。佐々岡監督には、現役時代にマウンド上で醸し出していた「打てるものなら打ってみろ!」の姿勢をもっと見せてもらいたい。

(本紙専属評論家)


☆今年はバント失敗が目立つんですよね、バントの名手菊池を筆頭に。足を絡めた攻撃も見られない。積極的に走ってるのは誠也くんと堂林くんくらいで、タナキクも、西川くんもあまり仕掛けません。


☆お次は、ノムケンさん。


◇野村謙二郎氏が分析 広島浮上のカギは「勝利の方程式確立」 スコット不調が痛恨 7/7(火) 6:10配信 スポニチアネックス

 勝利の方程式の確立を!! 広島は6日の阪神戦が降雨中止となり、開幕から対戦が一巡した5カードを5勝7敗1分けで終えた。元監督で本紙評論家の野村謙二郎氏は開幕ダッシュ失敗の要因に守護神テイラー・スコット投手(28)の不調が痛かったとしたが、救援陣を立て直せばまだまだ巻き返す力はあると分析した。 

 開幕から波に乗れない要因の一つに守護神・スコットで落とした試合が痛かった。6月21日のDeNA戦で1―0の9回に逆転サヨナラ負け。7月2日のヤクルト戦では5―5の9回にサヨナラ満塁弾を浴びた。

 開幕直前まで佐々岡監督は9回を誰に任せるのか悩んでおり、不安が露呈した格好だ。ただ、スコット一人の責任にしてはいけない。実績と経験のある中崎は昨年11月の右膝手術明け。昨年、その中崎に代わって守護神に就いたフランスアはオープン戦からずっと結果が伴わず、いずれも守護神の経験が無いに等しいスコット、もしくはDJジョンソンが候補だった。

 たかが1イニングだろうと思うかもしれないが、抑えて当たり前、先発投手の勝ちを消せない…などプレッシャーは相当なもの。現にスコットはセーブのつかない場面では0点に抑えるなど、問題は技術面ではなくメンタルにあるのは明らかだ。

 そのリリーフ陣に抱える不安がチームの戦い方に悪影響を及ぼしているともいえる。たとえば、ベンチは先発投手を1イニングでも長く…と考えてしまう。まだチームにセーブを挙げた投手は一人もいないし、なるべく早い段階で7回以降の勝ちパターンを確立しないといけない。その形ができれば、おのずとチーム全体が好転していくものだ。もちろんスコットも今はファームで調整中だが、一度リセットできれば9回なのかその前なのか、彼の力も必ず必要になってくる。

 野手の方では堂林を筆頭に、選手の厚みがでてきた。長野や上本らパッとスタメンで起用するといい仕事をするし、高橋大ら若い力も伸びてきている。リーグ2位のチーム打率・281が示すように攻撃陣は好調で、連戦が続く過密スケジュールの今季はいつも以上に頼もしい。

 今は打線が打って、前半5回までに1点でも多く取って、投手陣を助けてあげることが大事。余裕を持って登板させてあげれば、救援陣も調子を上げてくる。7回以降がしっかりすれば先発投手も、そして攻撃にも相乗効果を生み、投打のバランスも取れてくる。


☆とりあえず先発が試合を作ってくれないと、打線もそりゃあ、やる気が出ませんよ。投打は、信頼関係ですから。また、リリーフが打たれてひっくり返されると、ダメージが大きい。せっかく終盤まで苦労して苦労して試合を作っても、最後の最後でぶち壊しになったら、そりゃ徒労感は相当なもの。


☆また、勝ちパターンを固定できないことで、特に抑えを任されたピッチャーに相当なプレッシャーがかかっていることは、容易に想像できます。つまり、重い役割を任される、打たれる、余計プレッシャーがかかる、という悪循環に陥ってる訳です。


◇野村弘樹氏が挙げた広島の“不安材料” 7/7(火) 8:00配信 ベースボールキング

 広島は、7月1日のヤクルト戦に3-4で敗れてから現在4連敗中。5勝7敗1分の5位だ。

 6日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』に電話出演した野村弘樹氏は、「大瀬良、4番の鈴木誠也と軸はしっかりしている」としながらも、「後ろですよね」とリリーフ陣に不安があると話す。

 「開幕前に一番不安視していたのは、後ろなんですよね。10試合ちょっとなんですけど、不安がでてきている。カープは早急に抑えを誰と決めたいんでしょうけど、決められないのが現状ですね」。

 野村氏が話すように、広島の救援防御率は4.46。開幕はスコットが守護神を務めていたが、5試合に登板して0勝2敗、防御率21.00と1セーブも挙げることなく、7月3日に一軍登録を抹消された。

 フランスア、中崎翔太といった実績のあるリリーフ陣も不安定な投球が目立つ一方で、塹江淳哉、高橋樹也といった若手の中継ぎ陣が開幕から安定した投球を披露している。

 野村弘樹氏は広島について「底力があると思っている」と期待を寄せる。救援陣を整備し、白星を積み重ねることができるか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)


☆現状、たもっさんか一岡くんが抑えにはベストだと思いますが、それには7・8回が固定できることも肝心。1点ではなく、2~3点以上リードして、セットアッパーが無失点で切り抜けて、9回の抑えにバトンを渡す。この形ができれば、多少落ち着くと思います。で、セットアッパーは、塹江くんと、フランスア、スコット、DJの外国人勢がポイントになる。


☆…ま、結局、先発、リリーフ、打線と、どれも頑張らなきゃいけない訳で(笑)。噛み合うことが大事。


◇菊池保則が広島新守護神「安定している」佐々岡監督 7/7(火) 19:27配信 日刊スポーツ

 移籍2年目での大出世だ。広島菊池保則投手が新守護神を担うことが決まった。

 開幕時に期待した新外国人スコットは1セーブも挙げられないまま2軍降格。佐々岡監督は「基本は今のところキク(菊池保)で、と考えている。一番安定しているのは確か。コントロールで乱れることなく、安定感ある投球をしてくれている」と空席となった火消し役を託す考えを明言した。

 18年シーズン終了後に楽天からトレードで加入した。11年間在籍した楽天では計69試合でセーブはゼロ。ホールドもわずかに1だった。広島では昨年だけで58試合に登板し、15ホールドをマーク。今年も開幕から勝利の方程式の一角を任され、すでに2ホールドを挙げていた。急速なステップアップで、抑えの座にまで上り詰めた。「これまでとやることは変わらない。とにかくいいところで使ってもらえるので、結果で応えたい」。苦労人ストッパーが広島の門番を務める。


☆今年は春先からいいんですよね、ほんとに。後は経験だけ、ですね。


☆で、先発で期待されるのは、この人。


◇大学ナンバーワン右腕の肩書きに偽りなし。抜群の修正能力を見せたカープ・森下暢仁 7/7(火) 11:27配信 広島アスリートマガジン

 カープのドラフト1位ルーキー・森下暢仁が開幕から好調をキープし続けている。

 6月21日のプロ初登板では、強力打線を誇るDeNAに対し7回を零封。二度目の登板となった28日の中日戦では、最終的に打ち込まれたとはいえ8回2/3を投げ切りプロ初勝利を収めてみせた。

 そんな順風満帆に見えるルーキーも、ドラフト指名直後は自信と共に不安も抱えていた。「最高峰の野球の中で、自分の球が通用するのか」。明治大野球部でプロ入りに向けての最終調整を続けながらも、自問自答の毎日を送っていた。

「(ドラフト指名直後は)舞い上がるとか喜ぶという気持ちはあまりなくて、不安というと少し違うんですけど『プロの世界でも通用するのか』という気持ちの方が大きかったです。すぐに結果を残さないといけない立場だと思いますし、これまでと違って本当の意味でトップレベルの野球をすることになりますから。『勝てるのか』とか、恐怖に似た気持ちがまったくないと言ったら、やはり嘘になります」

 不安に思う気持ちは、年をまたいで合同自主トレに入った段階でも続いていた。ブルペンで見る大瀬良大地、中村恭平、塹江敦哉の直球にも圧倒された。

 だが、“過小評価”していたのは本人だけで、周囲からの評価はブルペン投球を重ねるたびに増していった。春季キャンプ前の段階で、横山竜士一軍投手コーチが早い時期での実戦登板を示唆。森下の投球を見た誰もが、大学ナンバーワン右腕に太鼓判を押すようになっていた。

「合同自主トレの早い段階から、そういうことを言ってもらえたのは本当にうれしかったです。早く見てもらえるのは、それだけアピールするチャンスだと思います」

 実際、その後は順調に実戦登板を積み重ね、オープン戦でも結果を残し開幕ローテーション入りを、ほぼ手中に収めた。しかし、新型コロナウイルスの影響でプロ野球界が未曾有の事態に見舞われると、森下の投球内容にも少なからず影響を及ぼした。

 すでに無観客での開催となっていた3月7日のオリックス戦は、4回2/3を9安打6失点。9日の開幕戦延期の発表後に行われた14日のソフトバンク戦は、4回7安打3四球9失点と2試合連続での炎上を余儀なくされた。

「本当に勝てるのか」。並の選手であれば、ドラフト指名直後に抱いた気持ちが蘇ってもおかしくない。ところが冒頭で記したように、開幕してからの投球内容はまさに圧巻だった。キャンプの段階から修正能力の高さを評価されていたように、練習試合の炎上が嘘のような投球を披露し続けている。

「周りに先輩がたくさんいる中で18番をもらっているので、自分としては自信と誇りを持ってやりたいと思います。結果を出さないとこの番号をつけている意味がないので、そこはしっかりと意識してやっていきたいと改めて思っています」

 線の細さが目立った入団直後と違い、今ではマウンド上で風格すら漂わせるようになった。背番号18を継承した次代のエースが、この先もチームに勝利を呼び込むために覚悟の投球を積み重ねていく。


☆いやね、肝っ玉が座ってるというか、心が乱れないんですよね、打たれても。相当プライドは持ってるんだと思います。プロには向いてるんじゃないでしょうか。ドラフト前から言ってるように、K.Oは、ゲームメークとか、シーズンを通してローテを守るとか、そういうことに長けているピッチャーだと思います。


☆一方、中継ぎで期待は、この人。


◇島内が救う 苦しいカープ中継ぎ事情「2・5軍」で球質向上…佐々岡監督ゲキ 7/7(火) 9:00配信 デイリースポーツ

 広島の島内颯太郎投手(23)が6日、中村恭平投手(31)に代わって1軍に合流した。7日に出場選手登録される見通し。2軍スタートとなった春季キャンプ後は、育成強化を目的に今年新設された「2・5軍」でレベルアップを図ってきた。直球が150キロ超まで戻り、変化球の制球力も向上した右腕が、中継ぎ陣の救世主になる。

 練習を終えた島内が表情を引き締めた。育成と強化を目的とし、今年新設された「2・5軍」を経て勝ち取った1軍昇格。「挑戦者の気持ち。自分の投球を見せるくらいの気持ちで投げたい」。強い思いを言葉に変えた。

 同部門では、球の回転軸や回転数などを数値化できる「ラプソード」を導入している。投球が可視化され、変化球のリリース位置が直球より低いという課題が明らかになった。

 同じ腕の振りになるように取り組んだ結果、「今年は不利なカウントでカットボールが使える。優先順位が高くなった」。頼れる球種が増えたことで、投球に安定感が生まれた。

 ウエスタンでは3試合に登板して防御率0・00。変化球に加え、一番の武器である直球の球威も復活した。5日のソフトバンク戦では最速156キロを計測した。

 チームは中継ぎの再編が急務。守護神・スコットは2軍再調整中。実績のある今村や中村恭も結果を残せず、出場選手登録を抹消された。島内にかかる期待は大きい。

 「佐々岡監督に、このチャンスをものにするようにと言ってもらいました」。チームに白星をもたらすとともに、自らのポジションを勝ち取る戦いが始まる。


☆いや~、見たいですね、156㎞とか(笑)。制球が改善されてるかどうかも見たい。


◇一軍定着を目指す2年目右腕・カープ島内颯太郎。「直球は誰にも負けたくない」 7/7(火) 12:06配信 広島アスリートマガジン

 期待の若手投手であるカープ島内颯太郎が、今季初となる一軍合流を果たした。小園海斗と同じ2018年のドラフト会議で即戦力投手として2位指名され、昨季は中継ぎとして25試合に登板。オープン戦の段階では防御率0.00で開幕一軍を堂々と勝ち取ったが、年間通しての一軍帯同は叶わなかった。

「オープン戦のときは本当にガムシャラに『必ず開幕一軍を勝ち取る』ということだけを考えてやっていましたけど、シーズンに入るとやはり気負うところがありました。自分の投球内容でチームの勝敗、順位に直結してくる部分もあるので、そこで緊張感が一気に増しましたし、ちょっと力み過ぎたという印象が残っています」

 150キロを越す速球が示すように、球の威力は誰もが認めるものがある。しかしながら本人のコメントにもあるように、不必要に力むことで本来の投球内容を見失っていたという。

「もともとコントロールは良い方ではないと言いますか、コースの際に投げ込めるようなコントロールを持っているタイプではないです。大まかにストライクを取って、真っ直ぐでファウルを取ってカウントを稼ぐ、というのが自分の持ち味だったんですけど昨季の前半戦はその持ち味を出せない試合が多かったです。大まかに投げておげば良いものを、いま思えばコースを狙いすぎて自分から崩れていくというパターンが多かったですね」

 昨季オープン戦は防御率0.00であったにも関わらず、開幕直後の4月には二軍降格を味わった。大学の先輩である大瀬良大地からは「その日ダメだったことを次の日に持ち越してはダメだ。中継ぎは毎日投げる可能性がある仕事だから、それはそれで切り替えてやるしかない」と声をかけられた。自問自答した島内は、持ち味である直球ともう一度向き合う道を選択した。

「自分の投球の持ち味は真っ直ぐなので、持ち味をもう一回取り戻すといいますか、大まかでも良いので自分の勢いのある真っ直ぐを投げるということを意識しながら練習していました。それをブルペンの段階からやりつつ、実戦でも同じ意識で投げるということをずっと頭の中に置きながら練習していましたね」


◆目標は一軍での50試合登板

 飛躍の2年目を迎えるにあたり、シーズン後のオフには中﨑翔太、塹江敦哉と合同自主トレを行なった。その中で中﨑から、さまざまな場面での体の使い方を教わうなど、レベルアップに励んできた。

 今季、同じ大卒即戦力投手として森下暢仁が加入しただけに、少なからず焦る気持ちもあるだろう。だが、「焦ってケガをすることが一番ダメ」と逸る気持ちを抑え、来たるべき一軍登録の日に向けて真摯に練習を積み重ねてきた。

「直球は自分が一番自信にしていることなので、誰にも負けたくないという気持ちがあります。中継ぎや先発、どこで投げるかは分からないですけど、昨年と同じ中継ぎなら一軍で50試合は登板したいと思います。昨年は25試合だったので、その数字だと物足りないので倍はいきたいですし1年間、一軍に帯同できるように頑張りたいと思っています」

 カープの今季最大の課題が、リリーフ陣の再構築であることは間違いない。抑えのスコット、今村猛が登録を抹消されるなど、いまだ勝利の方程式が定まっていないのが現状だ。そうした中で首脳陣が島内に期待するのは、“勝ち試合”での中継ぎ登板だろう。昨季、屈辱を味わった本格派右腕が、類まれなる直球を武器に勝負の2年目シーズンに臨む。


☆島内くんが155㎞超のストレートを引っ提げて加われば、これは面白いことになります。塹江くん、ケムナくんと、ストレートのいい若手が1軍で活躍する。いやいや、楽しみです。


☆お次は、サードに「出戻り」(笑)。


◇広島堂林「ブランクはそこまでない」三塁再奪取狙う 7/7(火) 19:28配信 日刊スポーツ

 広島堂林翔太内野手が三塁再奪取を狙う。今春キャンプから専念してきた左翼と一塁には、同じく打撃好調のピレラと松山がいる。

 打率3割9分5厘と好調の打撃を生かすため、レギュラー不在の三塁候補に急浮上。守備練習も再開した。「ブランクはそこまでないと思う。やることは変わらず、1つ1つシンプルにいくだけ」。三塁でスタメン復帰する8日のDeNA戦へ気合十分だ。


☆いやいや、やればいいと思いますよ。送球も、現状のピレラよりはいいと思います(笑)。


☆お次は、週刊ベストナイン。


◇広島鈴木誠、阪神梅野が打率5割超え 燕西浦が驚異の4発…セ週間ベストナインは? 7/7(火) 11:25配信 Full-Count

◆先発は完封一番乗りの巨人菅野、リリーフには中日福を選出

 新型コロナウイルスの感染拡大により、3か月遅れで開幕したプロ野球。開幕3週目となった6月30日から7月6日までの1週間では3試合が中止となった。予備日の7月6日に組み込まれた広島対阪神も雨で流れることになった。

 ここでは6月30日から7月6日までの各球団の選手成績を検証。2020年のプロ野球第3週のベストナインをFull-Count編集部独自に選出した。今回はセ・リーグ編だ。

【順位表】
1 巨人 10勝4敗1分 
2 DeNA 9勝6敗0分 1.5
3 ヤクルト 7勝7敗0分 1.5
4 中日 7勝8敗0分 0.5
5 広島 5勝7敗1分 0.5
6 阪神 4勝10敗0分 2.0

【第3週セ・リーグ】
1 巨人 6試合4勝2敗0分
1 中日 6試合4勝2敗0分
3 ヤクルト 5試合3勝2敗0分
4 DeNA 6試合3勝3敗0分
5 阪神 5試合2勝3敗0分
6 広島 4試合0勝4敗0分

 巨人と中日が4勝2敗と白星を積み重ね、巨人は首位の座をキープした。一方で広島はこの第3週は4戦全敗と苦戦し、5位に転落した。阪神は週末に今季初の2連勝として復調の兆しを感じさせた。

◆中日ビシエド&巨人丸は3発10打点と好成績、巨人菅野は12球団完封一番乗り

【第3週セ週間ベストナイン】
先発 菅野智之(巨人)
リリーフ 福敬登(中日)
捕手 梅野隆太郎(阪神)
一塁 ダヤン・ビシエド(中日)
二塁 ネフタリ・ソト(DeNA)
三塁 宮崎敏郎(DeNA)
遊撃 西浦直亨(ヤクルト)
左翼 佐野恵太(DeNA)
中堅 丸佳浩(巨人)
右翼 鈴木誠也(広島)

 第3週で活躍が際立ったのは中日のビシエドやヤクルトの西浦、巨人の丸あたり。ビシエドは打率.429、3本塁打10打点と軒並み好成績を残した。開幕当初は状態の上がっていなかった丸も.364、3本塁打10打点と復調気配。西浦はリーグトップの4本塁打を放った。

 ビシエドを上回る打率を残したのは広島の鈴木誠と阪神の梅野。鈴木誠は中止で2試合少なくなったが、打率.533と5割を超えていた。梅野は低調な阪神打線で奮闘しており、第3週は打率5割と活躍した。

 開幕から打線が好調なDeNAは第3週の6試合のうち、4試合で2桁安打を記録。ソトが週間打率.360、3本塁打8打点と牽引し、宮崎も.308、2本塁打7打点をマークした。佐野も繋ぎの4番として3割を超える打率を残した。梶谷も.391と好成績だったが、中堅には丸がおり、ベストナインからは外れた。

 投手では先発に菅野智之を選出。菅野は3日の中日戦で7回1死までノーヒットピッチングを続け、1安打完封勝利。今季の12球団完封一番乗りだった。リリーフでは中日の福を選んだ。左腕は3試合に登板して2ホールド。無失点に抑えるだけでなく、1本の安打も許しておらず、安定感が光った。2セーブのDeNA山崎や3ホールドのヤクルト・マクガフよりも福を選んだ。


☆西浦はまた、いいところで打つんですよね。


☆カープは、誠也くんが孤軍奮闘、って感じで、まあ寂しいもんですわ(笑)。1・2番、3・5番あたり、そして下位と、打線のつながりがほしいところ。


☆おしまいは、新井さん。


◇新井貴浩氏 やっぱり、野球は面白い!静かな球場、三塁コーチの声ぜひ聞いて! 7/7(火) 7:00配信 スポニチアネックス

 【新井さんが行く!】やっぱり、野球は面白いね。プロ野球が開幕して、セ・リーグは対戦がひと回りしたところ。3カ月、待ったかいがある。凄く新鮮で、楽しい。

 テレビの解説で球場に行ったら、コロナ対策で放送室はアクリル板で仕切られ、ドアは開けっ放し。同じようにドアが開いているから隣室の実況の声がよく聞こえる。去年はこんなことはなかった。特にラジオだと、状況説明が詳しく、声のボリュームも大きい。解説で話をしようとしたら、自然と隣の声が耳に入り、何を話そうとしていたか忘れちゃうことも。そりゃあ、グラウンドにいる選手たちも聞こえるよね。

 逆にグラウンドからの声もよく聞こえる。一番は打者だ。危ない球を避ける時の叫び声、自打球が当たった時の悲鳴…。放送席にまでよく通るから、聞いていて面白い。現役の頃は、声が大きい方だったから、今選手だと余計に目立っていたかもしれない。

 ベンチからの声もよく聞こえる。みんな、品がいいね。声を拾われると分かっているから、相当、意識してるんじゃない。普段なら、もっとマズいこと?を言っているはず。広島時代で言えば、会沢君の打席。今思えば、味方なのに、ここでは、とても書けないようなことを言っていたかな…。

 もちろん、フライを追い掛ける選手同士の掛け声のように“野球の声”を聞くことができるのも楽しい。特に聞いてほしいのは、三塁ベースコーチの声だ。本塁突入の有無を指示する「ゴー」と「ストップ」。広島時代は河田(雄祐=現ヤクルト外野守備走塁コーチ)さんが頼りだった。打球の質や試合展開だけでなく、次の打者の調子、チームの状況などを踏まえて判断。停滞を打開するため、あえてギャンブル気味に突入することもある。その指示をどのタイミングで出すのか。いろんな要素が「ゴー」と「ストップ」の短い声に込められている。

 10日からは限られた人数とはいえファンの皆さんも観戦できるようになる。鳴り物応援はできないし、大声も上げられない。今までにない環境だからこそ、新しい発見を楽しみにしてもらえれば。だから、野球は面白い…と思ってもらえたら、うれしい。


☆後は、ピッチャーが投げる時の、かけ声。「うりゃあ~」みたいな(笑)。どこのおっさんが叫んだのかと思いましたよ(笑)。




◇7月7日(火)セ・リーグ

▽中日 1 - 2 ヤクルト (D2-2 18:00 ナゴヤドーム)
戦評
 ヤクルトは両軍無得点で迎えた6回表、西浦が適時二塁打を放ち、試合の均衡を破る。その後同点とされるも、延長10回に井野が押し出し四球を選び、勝ち越しに成功した。投げては、6番手・寺島がうれしいプロ初勝利。敗れた中日は、4番手・岡田が誤算だった。
勝 [ヤクルト] 寺島 (1勝0敗0S)
敗 [中日] 岡田 (0勝1敗3S)
セーブ [ヤクルト] 石山 (1勝1敗2S)
【S】スアレス、清水、マクガフ、長谷川、梅野、寺島、石山
【D】柳、福、R.マルティネス、岡田

▽阪神 試合中止 巨人 (甲子園)

▽広島 試合中止 DeNA (マツダ)


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 巨人   15 10 4 1 .714 -
② DeNA 15 9 6 0 .600 1.5
③ ヤクルト 15 8 7 0 .533 1.0
④ 中日   16 7 9 0 .438 1.5
⑤ 広島   13 5 7 1 .417 0.0
⑥ 阪神   14 4 10 0 .286 2.0


◇【7日のプロ野球公示】ソフトバンクが千賀滉大と釜元豪を登録、長谷川勇也を抹消 ヤクルトは川端慎吾を登録 7/7(火) 16:05配信 ベースボールチャンネル

 日本野球機構は7日付の出場選手登録、登録抹消を公示した。

<セ・リーグ>
【登録】
DeNA     捕手  高城 俊人
広島      投手  島内 颯太郎
ヤクルト    内野手 川端 慎吾

【抹消】
なし


<パ・リーグ>
【登録】
ソフトバンク  投手  千賀 滉大
ソフトバンク  外野手 釜元 豪
ロッテ     外野手 菅野 剛士
日本ハム    投手  生田目 翼
日本ハム    内野手 C.ビヤヌエバ
オリックス   投手  齋藤 綱記
オリックス   投手  金田 和之

【抹消】
ソフトバンク  外野手 長谷川 勇也

※7月17日以後でなければ出場選手の再登録はできない。


◇7月8日(水)の予告先発投手

○中日ドラゴンズ
山本 拓実
2試合1勝1敗 防御率4.09 WHIP1.18
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (ナゴヤドーム 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
G.イノーア
2試合0勝1敗 防御率9.00 WHIP2.13
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○阪神タイガース
青柳 晃洋
2試合1勝1敗 防御率0.75 WHIP0.67
対G 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (甲子園 18:00)
○読売ジャイアンツ
C.C.メルセデス
2試合0勝1敗 防御率5.19 WHIP1.62
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○広島東洋カープ
K.ジョンソン
2試合0勝2敗 防御率5.40 WHIP1.70
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (マツダ 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
濵口 遥大
2試合1勝0敗 防御率1.32 WHIP1.24
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


P.S. 今日もアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村


source : K.Oのカープ・ブログ。