☆まずは、11日の話題から。
◇コイ大漁19点!“首位打者”堂林が演出、球団タイの1イニング11安打 7/12(日) 5:00配信 サンケイスポーツ
(セ・リーグ、中日4-19広島、5回戦、広島3勝2敗、11日、ナゴヤD)前夜のサヨナラ負けの鬱憤を豪快に晴らした。鯉打線が23安打19得点。とりわけ、“首位打者”の堂林翔太内野手(28)が4安打2打点と暴れた。
「思い切っていった結果、何とかヒットゾーンに飛んでくれてよかったです」
1-1の三回に単打9本と二塁打2本を集め、一挙9点で大勢を決めた。1イニング11安打は球団タイ記録。その後も攻撃の手を緩めず、八回はこの日2度目の打者一巡で6点と最後まで打ち続けた。
怒濤(どとう)の攻撃を見せた三回に2安打を放った堂林。プロ11年目で覚醒の予感だ。
愛知・中京大中京高3年だった2009年夏の甲子園大会をエース兼4番で制覇。野手として指名された翌10年の広島入団後は『鯉のプリンス』と呼ばれて期待されたが、シーズンで100試合以上に出場したのは過去10年間で2度(12、13年)。昨季は28試合に出場に終わった。
それが今季は絶好調。もともとリーグトップだった打率を・388から・418に上げ、両リーグでただ一人の4割打者だ。
「(首位打者は)気にしていません。自分はレギュラーでも何でもない。どんなときでもヒットを積み重ねていくだけ。必死です」
本人は謙遜したものの、負ければ最下位転落の可能性もあった一戦で大活躍。好調を維持し、チームを浮上させる。(須藤佳裕)
☆18試合消化時点で、4割をキープ。チャンスでも打てているし、戦力としてしっかり働いてます。
☆一方こちらは、5割バッター(笑)。
◇広島 34年ぶりの1イニング11安打 23安打19得点で爆勝 坂倉“初づくし”の4安打5打点 7/12(日) 5:30配信 スポニチアネックス
◇セ・リーグ 広島19―4中日(2020年7月11日 ナゴヤD)
広島打線が記録的な爆発だ。11日の中日戦で今季最多の23安打19得点大勝。同点の3回に坂倉将吾捕手(22)の右前勝ち越し打が起点となって一挙9点、1イニング11安打は86年6月3日の大洋(現DeNA)戦以来34年ぶりの球団タイ記録だった。投げては床田寛樹投手(25)が6回3失点の粘投、うれしい今季初星を挙げた。
打撃練習さながらの猛攻だった。97年7月17日と02年4月27日にマークした、ナゴヤドームの1試合最多得点14を大きく更新し、前夜サヨナラ負けの悪夢を払しょくする23安打、19得点の大勝劇。坂倉の“初づくし”の活躍がキラリと光った。
「必死に食らいついて後ろにつなぐ意識だけ。いい結果になって本当によかったです」
7番・捕手で今季3度目のスタメン出場。同点の3回に放った勝ち越し打が打線を勢いづけた。3連打による無死満塁の好機で、カウント2―2からの高め直球を振り抜き、右前へ。この1本が、重くなりかけたベンチの空気を一変させた。
以降はつるべ打ち。田中広、菊池涼の長短2点打など「H」ランプを立て続けに点灯させ、打者一巡で坂倉が放った右前2点打がイニング11本目の安打となった。86年6月3日の大洋(現DeNA)戦以来34年ぶりの球団タイ記録だった。
「理想的なつながりだったね。1、2回のチャンスで点が取れず嫌な流れだったけど、3回は皆が意識を持って集中してくれた」
ピレラが先頭弾を放った初回は1死二、三塁、2回も1死満塁を逃していた中で生まれた鮮やかな集中打。ゲン担ぎに、前日まで長袖だったアンダーシャツを半袖に替えて臨んだ佐々岡監督は、連敗脱出に貢献した坂倉ら攻撃陣を称えた。
坂倉の活躍はプロ初の勝利打点にとどまらない。7、8回の好機でも適時打を放ち、これまたプロ初の猛打賞となる4安打5打点の大暴れ。さらに同期入団の床田をリードして今季初星に導き、自身にも先発マスクでうれしい初勝利が付いた。
「自分ができることをやるしかないので、必死にやった。ベンチで話し合いながら何とかしのぎ、こういう結果になってよかった」
打撃に定評のある高卒4年目の22歳。次代の正捕手奪取に向けても一歩を踏み出した。(江尾 卓也)
○…広島が3回に11安打で9得点の猛攻。イニング最多安打は西武が92年7月15日ダイエー戦の5回にマークした13安打。広島では86年6月3日大洋戦の9回に放った11安打に並ぶ34年ぶり2度目の球団記録になった。
☆若手バッターは1軍に上がったら、まずは強く振ることを意識するものですが、結果が伴わないことがほとんど。ようやくと言うか、坂倉くん、1軍の試合でも自分本来のバッティングができるようになりましたね。
☆お次は、ピレラ。
◇広島・ピレラ 62年ぶりの一発が口火「打つべき球を打つ それが結果に」 7/12(日) 5:30配信 スポニチアネックス
◇セ・リーグ 広島19―4中日(2020年7月11日 ナゴヤD)
広島のピレラが球団外国人では62年ぶりのプレーボール弾で猛攻の口火を切った。
初回に勝野の初球を捉えて左越えの先制3号。来日初の先頭打者弾に「アメリカでも3A、2Aで初球の先頭打者アーチはある」とご満悦だ。7月に入って3試合無安打が続くなど状態を落としていた中、3回の左前適時打を合わせて2安打2打点。「アグレッシブに打席を重ね、打つべき球を打つ。それが結果につながっている」と笑顔だった。
○…1番打者のピレラ(広)が初回、勝野(中)の初球を左中間へ3号ソロ。広島外国人選手の初回先頭打者本塁打は14年9月2日の巨人戦(長野)でロサリオが打って以来6年ぶり。初球に限れば81年8月2日の中日戦(広島)のガードナー以来39年ぶり。初回表のプレーボール弾は58年5月4日の巨人戦(後楽園)日系米国人の平山智以来62年ぶり2人目(3本目)になる。なおチームのプレーボール弾は昨季も7月27日のヤクルト戦(神宮)で西川が打っている。
☆1番ロサリオって(笑)。
☆ちょいと好不調の波が気になりますが、常に強く叩くことを意識し、三遊間とかにも狙って打てる。右へのいい打球が増えれば、率もキープできると思うんですけどね。
☆お次は、床田くん。
◇広島・床田 今季初白星も反省「6回で降りるとは、情けない」 7/12(日) 5:30配信 スポニチアネックス
◇セ・リーグ 広島19―4中日(2020年7月11日 ナゴヤD)
7点差があっても、広島・床田は必死だった。勝利投手の権利目前の5回2死一塁。内角を突いた145キロの直球に2安打と好調なA・マルティネスのバットが動かない。見逃し三振で先発の責任を果たし、続く6回1死満塁のピンチも、阿部を遊ゴロ併殺に仕留めて切り抜けた。
「ずっと勝ちたいと思っていた。でも、6回で降りるとは、情けない」
今季初白星を手にしたのに、左腕のトーンは低かった。今季3度目の先発マウンド。わずか2回でKOされた前回6月27日と同じナゴヤドームで、雪辱の機会が巡ってきた。序盤に味方が大量リード。「たくさん点を取ってくれたので、楽に投げられました」。ボールが高めに浮き、3回に2点を失っても、インサイドを攻められずに痛打された過去2度の反省はしっかり生かした。
「背水? 悪ければ、そういうこと(先発ローテーション落ち)もあったし、そのつもりで(本人を)追い込んでいたよ」
派手なスコアに目を奪われる中、佐々岡監督は背番号28の粘りを評価した。指揮官によると、何かと考えすぎるタイプ。たとえ抑えても、マイナス思考に陥りやすい25歳に対し、「もっと自信を持っていけ」と呪文のように繰り返した。
「これからも先発に食らいついて、信頼を勝ち取っていきたい」
三度目の正直で結果を出し、やっと前向きな言葉が口をついた。同期入団の坂倉にリードで、バットでアシストを得た快投劇。よみがえった自信を胸に、次回こそはゲームセットをマウンドで迎える。(堀田 和昭)
☆いやいや、十分ですよ。ストレートはもう少し良くなると思います。大瀬良くん、ジョンソンに続くピッチャーですから、自信を持って下さいな。
☆さて、中日戦。
◇スタメン
【中日】
① 8 大島
② 9 平田
③ 7 福田
④ 3 ビシエド
⑤ 2 木下拓
⑥ 6 京田
⑦ 5 石川昂
⑧ 4 阿部
⑨ 1 梅津
【広島】
① 7 ピレラ
② 4 菊池
③ 8 西川
④ 9 鈴木
⑤ 3 松山
⑥ 2 會澤
⑦ 5 堂林
⑧ 6 田中
⑨ 1 遠藤

先頭①ピレラ 詰りながらもライト前ヒット
無死1塁
②菊池 送りバント
1死2塁
③西川 レフトへ先制タイムリーツーベース


1死2塁
④鈴木 四球
1死1・2塁
⑤松山低めストレートにレフトフライ、⑥會澤10球目外角低めストレートに見逃し三振、この回1点。
(D)1回裏
①大島内角ストレートに見逃し三振、②平田外角ストレートにファーストゴロ
2死
③福田 高めストレートをレフト前ヒット
2死1塁
④ビシエド レフト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。
2死1・3塁
⑤木下拓 ワンバウンドした球に三振、この回無失点。
(C)2回表
⑦堂林内角ストレートにセカンドゴロ、⑧田中ファーストファウルフライ、⑨遠藤三振、この回三者凡退、無得点。
(D)2回裏
⑥京田 セカンドゴロ
1死
⑦石川昂 レフトへツーベース
1死2塁
⑧阿部外角ストレートに三振、⑨梅津フルカウントからワンバウンドした球に三振、この回無失点。

先頭①ピレラ センター前ヒット
無死1塁
②菊池 送りバント
1死2塁
③西川 高めストレートにピッチャーゴロ
2死2塁
④鈴木 レフト前タイムリーヒット


2死1塁
⑤松山 ど真ん中ストレートにセカンドゴロ、この回1点。…(-_-;)

先頭①大島 ライト前ヒット
無死1塁
②平田 ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…う~ん(-_-;)
無死1・3塁
③福田 四球…(-_-;)
無死満塁
④ビシエド ライトへ犠牲フライ、中1-2広。
1死1・2塁
⑤木下拓 内角チェンジアップに三振、2塁ランナースタート、サード堂林走塁妨害。
2死1・3塁
⑥京田 外角落ちる球にライトフライ、この回1失点。…最少失点で切り抜けましたね。
(C)4回表
⑥會澤外角変化球にライトフライ、⑦堂林外角低めフォークにサードゴロ、⑧田中高めストレートにファーストゴロ、この回三者凡退、無得点。
(D)4回裏
⑦石川昂三振、⑧阿部ショートゴロ
2死
⑨梅津 四球…こういうのが分からんのですよね~(-_-;)
2死1塁
①大島 外角ストレートにピッチャーゴロ、この回無失点。
(C)5回表
⑨遠藤見逃し三振、①ピレラ三振
2死
②菊池 センターへツーベース
2死2塁
③西川 外角フォークにセカンドゴロ、この回無得点。
(D)5回裏
②平田三振、③福田ショートゴロ、④ビシエドセンターフライ、この回三者凡退、無失点。…遠藤くん、5回を1失点。さあそろそろ打線が点を取ってあげましょう。
(C)6回表
④鈴木三振
1死
⑤松山 レフトへツーベース
1死2塁
⑥會澤 低めフォークにショートゴロ、ランナー3塁へ。
2死3塁
⑦堂林 四球
2死1・3塁
⑧田中の時、梅津ワイルドピッチ
2死2・3塁
⑧田中 8球目外角低め落ちる球に三振、この回無得点。…(-_-;)
(D)6回裏
⑤木下拓外角ストレートにセカンドゴロ、⑥京田ワンバウンドした球に三振、⑦石川昂外角ストレートに見逃し三振、この回三者凡退、無失点。…遠藤くんいいですね。

先頭⑨安部 ライト前ヒット
無死1塁
①ピレラ ストレートの四球
無死1・2塁、投手祖父江(D)。
②菊池 9球目内角高めストレートに三振
1死1・2塁
③西川 レフトへタイムリーツーベース


1死2・3塁
④鈴木 ライトへ2点タイムリーツーベース


1死2塁
⑤松山 内角ストレートにセンターフライ
2死2塁
⑥會澤 四球
2死1・2塁
⑦堂林 センター前タイムリーヒット


2死1・2塁、投手岡田(D)。
⑧田中 見逃し三振、この回4点。…大きな追加点になりました。

⑧阿部 ライトファウルフライ
1死、⑨岡田に代打石垣。
⑨石垣 レフト前ヒット
1死1塁
①大島 ライト前ヒット
1死1・2塁、投手薮田(C)。
②平田 三振
2死1・2塁
③福田 レフト前タイムリーヒット、中2-6広。
2死1・2塁
④ビシエド サードゴロ、この回1失点。

先頭⑨坂倉 ライトフェンス直撃のツーベース
無死2塁
①ピレラ キャッチャーファウルフライ
1死2塁
②菊池の時、藤嶋ワイルドピッチ
1死3塁、代走野間。
②菊池 センター前タイムリーヒット


1死1塁
③西川 三振、菊池盗塁失敗で三振ゲッツー、この回1点。
(D)8回裏、③西川に代わり投手塹江(C)。⑨薮田の代打坂倉の代走野間そのままセンター。
⑤木下拓 外角ストレートにショートゴロ
1死
⑥京田 サード内野安打、サード三好悪送球
1死2塁
⑦石川昂内角スライダーに三振、⑧阿部8球目内角高め変化球に三振、この回無失点。
(C)9回表
④鈴木外角スライダーに三振、⑤三好10球目内角低めストレートに見逃し三振、⑥會澤外角ナックルカーブに見逃し三振、この回三者三振、無得点。
(D)9回裏、投手菊池保(C)。⑨藤嶋 に代打井領。
⑨井領ワンバウンドした球に三振、①大島外角低めストレートに見逃し三振、②平田内角フォークにショートゴロ、この回三者凡退、無失点、ゲームセット(/--)/



中日 対 広島 (6回戦 中2勝4敗0分 14時00分 ナゴヤドーム 4973人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 1 0 1 0 0 0 4 1 0 7
D 0 0 1 0 0 0 1 0 0 2
勝 遠藤 3試合1勝1敗
敗 梅津 4試合2勝2敗
【広島】
打 安 点 打率 本
① 7 ピレラ 4 2 0 .296 3 右安 …… 中安 …… 三振 …… 四球 捕邪
② 4 菊池涼 3 2 1 .239 2 一ギ …… 投ギ …… 中2 …… 三振 中安
③ 8 西川 5 2 2 .273 1 左2 …… 投ゴ …… 二ゴ …… 左2 三振
1 塹江 0 0 0 .------ 0
1 菊池保 0 0 0 .------ 0
④ 9 鈴木誠 4 2 3 .373 6 四球 …… 左安 …… …… 三振 右2 …… 三振
⑤ 3 松山 4 1 0 .395 0 左飛 …… 二ゴ …… …… 左2 中飛 ……
5 三好 1 0 0 .000 0 …… …… …… …… …… …… …… …… 三振
⑥ 2 会沢 4 0 0 .222 0 三振 …… …… 右飛 …… 遊ゴ 四球 …… 三振
⑦53堂林 3 1 1 .414 3 …… 二ゴ …… 三ゴ …… 四球 中安 ……
⑧ 6 田中広 4 0 0 .259 2 …… 一邪 …… 一ゴ …… 三振 三振 ……
⑨ 1 遠藤 2 0 0 .200 0 …… 三振 …… …… 三振 …… …… ……
打 安部 1 1 0 .231 0 …… …… …… …… …… …… 右安 ……
1 高橋樹 0 0 0 .------ 0
1 薮田 0 0 0 .------ 0
打 坂倉 1 1 0 .538 0 …… …… …… …… …… …… …… 右2
走 8 野間 0 0 0 .143 0
計 36 12 7 .288 19
残塁8、併殺0
【中日】
打 安 点 打率 本
① 8 大島 5 2 0 .282 0 三振 …… 右安 投ゴ …… …… 右安 …… 三振
② 9 平田 5 1 0 .169 1 一ゴ …… 右安 …… 三振 …… 三振 …… 遊ゴ
③ 7 福田 3 2 1 .267 0 左安 …… 四球 …… 遊ゴ …… 左安 ……
④ 3 ビシエド
3 1 1 .313 7 左安 …… 右犠 …… 中飛 …… 三ゴ ……
⑤ 2 木下拓 4 0 0 .308 0 三振 …… 三振 …… …… 二ゴ …… 遊ゴ
⑥ 6 京田 4 1 0 .253 1 …… 二ゴ 右飛 …… …… 三振 …… 三安
⑦ 5 石川昂 4 1 0 .250 0 …… 左2 …… 三振 …… 三振 …… 三振
⑧ 4 阿部 4 0 0 .208 1 …… 三振 …… 遊ゴ …… …… 右邪 三振
⑨ 1 梅津 1 0 0 .429 0 …… 三振 …… 四球 …… …… …… ……
1 祖父江 0 0 0 .------ 0
1 岡田 0 0 0 .------ 0
打 石垣 1 1 0 .400 0 …… …… …… …… …… …… 左安 ……
1 藤嶋 0 0 0 .------ 0
打 井領 1 0 0 .231 0 …… …… …… …… …… …… …… …… 三振
計 35 9 2 .261 12
残塁9、併殺1
【広島】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
遠藤 3 1 1 0 6 105 5 9 2 1 6.75
高橋樹 7 0 0 0 1/3 22 2 0 0 1 3.86
薮田 5 0 0 0 2/3 11 1 1 0 0 0.00
塹江 8 1 0 0 1 22 1 2 0 0 0.00
菊池保 7 0 0 1 1 12 0 2 0 0 1.29
【中日】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
梅津 4 2 2 0 60/3 119 7 6 3 4 5.25
祖父江 12 0 0 0 2/3 26 3 1 1 2 2.19
岡田 10 0 2 3 1/3 6 0 1 0 0 6.23
藤嶋 1 0 0 0 2 37 2 4 0 1 4.50
◇失策 堂林(3回)三好(8回)
◇盗塁死 菊池涼(8回)
◇暴投 梅津(6回)藤嶋(8回)
◇試合時間 3時間42分
◇広島、連勝で4カードぶりの勝ち越し 西川&誠也で計5打点、遠藤先発初勝利 7/12(日) 17:43配信 ベースボールキング
● 中日 2 - 7 広島 ○
<6回戦・ナゴヤドーム>
広島は投打が噛み合い2連勝。4カードぶりのカード勝ち越しを決めた。
広島は初回、3番・西川の三塁線を破る適時二塁打で先制。2回は4番・鈴木の左前適時打で2点目を加えた。2-1の7回は代打・安部の右前打などで一死一、二塁とし、西川が再び適時二塁打を放ち3点目。さらに鈴木の2点適時二塁打、7番・堂林の中前適時打で6-1とリードを広げた。
8回にも2番・菊池涼が中前適時打を放ちダメ押しの7点目。ピレラ、菊池涼、西川、鈴木と上位4選手が揃ってマルチ安打をマークし、西川は2打点、鈴木は3打点と中軸の二人で計5打点を記録した。
投げては先発の遠藤が6回5安打1失点の力投。前回5日の阪神戦(マツダ)では7四死球を与えるなど5回8失点と乱れたが、この日は四球も2つに抑え、今季初勝利(1敗)をプロ入り後初の先発白星で飾った。
中日は投打とも振るわず3カード連続の負け越し。7回途中4失点の先発・梅津は2敗目(2勝)を喫し、「7番・三塁」で一軍デビューを果たした注目のドラフト1位・石川昂は4打数1安打3三振の成績だった。
☆4カードぶりですか。何をやってんでしょうねぇ、って感じですな、全く。
☆試合は、初回に先制。
◇広島 西川が技あり先制打 19得点の翌日は7球で1点を奪う 7/12(日) 14:36配信 デイリースポーツ
「中日-広島」(12日、ナゴヤドーム)
広島が初回に幸先良く先制した。
中日先発・梅津の立ち上がりを攻め、先頭のピレラが初球の直球をしぶとく右前へ運ぶと、2番・菊池涼が送りバント。1死二塁から、3番・西川がカウント2-1からの外角低め150キロにうまくバットを合わせ、三塁線を抜ける適時二塁打でピレラを本塁へ迎え入れた。
西川は、球団広報を通じ「いい先制点になって良かったです。まだまだ頑張ります」とコメントした。前日は23安打19得点と大勝。この日はわずか7球で1点を奪う速攻を見せた。
☆菊池の2度の送りバントを、いずれも生かしました。
◇広島・鈴木誠が適時打「チャンスを作ってくれたので」 7/12(日) 16:12配信 デイリースポーツ
「中日-広島」(12日、ナゴヤドーム)
広島の鈴木誠也外野手(25)が三回に適時打を放った。
先頭のピレラが中前打で好機を作ると続く菊池涼が2打席連続で犠打を決めて1死二塁。3番・西川が投ゴロに倒れたが、1ボールからの2球目148キロの直球を左前へはじき返した。主砲は、球団広報を通して「チャンスを作ってくれたので、何とか返すことが出来て良かったです」とコメント。
2点リードで迎えた三回裏、中日はビシエドの犠飛で1点を返して試合は2-1となっている。
☆4番が、試合を作ります。
☆試合はこのまま進む訳ですが、遠藤くんが頑張りましたね。
◇広島・遠藤、先発初勝利なるか 毎回の9奪三振、6回1失点好投で降板 7/12(日) 16:32配信 スポニチアネックス
◇セ・リーグ 広島―中日(2020年7月12日 ナゴヤD)
広島の3年目右腕・遠藤淳志投手(21)が中日戦(ナゴヤD)に先発登板。6回で9三振を奪い、5安打1失点と好投して勝利投手の権利を持って降板した。このままチームが勝てば遠藤は先発での初勝利となる。
初回に1点、3回に1点と2点の援護をもらった遠藤は2―0で迎えた3回、連打と四球で無死満塁のピンチを招いてビシエドの犠飛で1点を許したが、後続を打ち取って最少失点。それ以降も失点を許さず、5回、6回と2イニング連続で3者凡退に仕留め、7回に先頭で打席が回ると、代打・安部を送られ降板となった。
遠藤の投球内容は6回で打者25人に対して105球を投げ、5安打1失点。毎回の9三振を奪い、与えた四球は2つだった。
☆で、7回に、ようやく追加点。
◇広島が突き放す 西川、鈴木誠、そして堂林 3本の適時打で七回4点 7/12(日) 17:05配信 デイリースポーツ
「中日-広島」(12日、ナゴヤドーム)
広島が七回に3本の適時打を集めて中日を突き放した。
先頭の代打・安部の安打とピレラの四球で一、二塁の好機。2番・菊池涼が倒れた後、3番・西川がカウント1-2から外角の変化球を捉え、左翼への二塁打。西川にとってはこの日2本目の価値ある適時打となった。
さらに4番・鈴木誠が右中間への2点適時二塁打。会沢の四球を挟んで、試合前の時点でリーグ首位打者の堂林にも適時打が生まれて一挙4得点。中継ぎ陣に不安が残るだけに、終盤で大きな追加点となった。
☆3・4番が、試合を作ります。
◇広島 西川は得点圏・533「あそこは変化球が来る」読み通りの一打光る 7/12(日) 19:52配信 デイリースポーツ
「中日2-7広島」(12日、ナゴヤドーム)
広島の西川龍馬内野手が2安打2打点で中日3連戦の勝ち越しに貢献した。
初回は先制となる左翼線への適時二塁打。2-1の七回は、再び左翼線への適時二塁打を放ちリードを広げた。捉えたのは、祖父江のチェンジアップ。「あそこは変化球が来ると思っていた。うまく反応できた」と汗をぬぐった。
勝負強さが光る。この日、得点圏に走者を置く場面では4打数2安打だった。これで得点圏打率は・533だ。
14日からはマツダスタジアムに戻り巨人と戦う。勝率5割復帰まであと1勝。「このまま勝っていきたい」と前を見据えた。
◇広島鈴木誠也2戦連続マルチ、打線の勢い維持 7/12(日) 16:48配信 日刊スポーツ
<中日2-7広島>◇12日◇ナゴヤドーム
広島鈴木誠也外野手(25)が2本目のタイムリーを放ち、リードを4点に広げた。
2点リードとなった直後の7回1死二、三塁。2ストライクと追い込まれながら、祖父江の外角高めスライダーを丁寧にミート。2点二塁打を右中間最深部に運んだ。
1点リードの3回2死二塁でも左前適時打。2試合連続マルチ安打を記録し、打線の勢いを維持している。
☆9番の代打からチャンスを作り、3・4番が返す。堂林くんのタイムリーも効きましたね。
◇広島適時打6本効果的「みんながつなぐ意識」監督 7/12(日) 20:04配信 日刊スポーツ
<中日2-7広島>◇12日◇ナゴヤドーム
広島打線は猛攻の勢いを持続し、12安打7得点をあげた。4番鈴木誠が適時打2本で3打点、3番西川も適時二塁打2本を放つなど、タイムリー6本で効果的に加点。野手8人から安打が飛び出した。前日11日の中日戦では球団34年ぶりとなる1イニング11安打を記録して23安打19得点。
佐々岡監督は「(猛攻の)次の日になかなか打てないことはよくあるけど、みんながつなぐ意識でやってくれた」と納得顔だった。
☆3度の得点機には、いずれもピレラが絡んでるんですよね。彼が中心的な働きをすれば、打線は活気づきます。
☆遠藤くんは、うれしい今季初勝利。
◇広島・遠藤「やっとチームの勝利に貢献できた」6回9K1失点、先発初勝利に笑顔 前回8失点をバネに 7/12(日) 18:22配信 スポニチアネックス
◇セ・リーグ 広島7―2中日(2020年7月12日 ナゴヤD)
広島の3年目右腕・遠藤淳志投手(21)が中日戦(ナゴヤD)で6回5安打1失点と好投。毎回の9三振を奪う力投で、先発初勝利をマークした。遠藤の勝利は5番手として登板した昨年8月21日のヤクルト戦(マツダ)以来プロ通算2勝目。
今季から先発に転向し、開幕ローテーション入りを果たした遠藤。この日が3試合目の先発マウンドだったが、前回登板した5日の阪神戦(マツダ)では5回6安打7四死球8失点と大荒れで敗戦投手となっていた。
それから中6日。「前回ふがいないピッチングで終わってしまったので、今回のピッチングではしっかり勝とうっていう気持ちを持ってマウンドに上がりました」とした遠藤は「気持ちを切り替えて、とにかくみんなと野球して、もう勝っていきたいっていう気持ちしかなかったので、この悔しい気持ちを今回ぶつけられたので良かったです」とホッとした表情を浮かべた。
2点の援護をもらって迎えた3回には連打と四球で無死満塁のピンチを招いた。だが、失点は主砲・ビシエドの犠飛による1点だけ。それ以降は6回で降板するまで安打も失点も許さなかった。「ピンチを最少失点で切り抜けたので、あとの回はしっかり腕を振ってゾーンで勝負できたので良かったと思います」。前日の23安打19得点には及ばなかったものの、打線はこの日も西川と鈴木誠にそれぞれ2本のタイムリー、堂林と菊池涼にもタイムリーが出て12安打7得点としっかり援護した。
チームの4カードぶり勝ち越しに貢献し「やっとチームの勝利に貢献できたなっていう思いはあります」と話した遠藤。次回登板へ向け「次もいいピッチングをして、ファンの皆様にいいプレーを見せられるように頑張ります」と気合を入れていた。
☆これくらいのピッチングはできるピッチャー、と見込んでの先発起用ですからね。
◇広島佐々岡監督「尻に火がついた中で…」遠藤1勝 7/12(日) 22:11配信 日刊スポーツ
<中日2-7広島>◇12日◇ナゴヤドーム
広島の高卒3年目、21歳遠藤淳志投手が敵地中日戦で6回9奪三振5安打1失点と好投し、今季初勝利を手にした。
昨季は中継ぎでプロ初勝利。先発での白星は自身初となった。前回5日阪神戦は5回8失点。先発ローテ生き残りを懸けた一戦で好投し「悔しい気持ちを今回ぶつけられて良かった」とホッと胸をなで下ろした。
反省を生かした。2点リードで迎えた3回に、2安打1四球で無死満塁を招いた。「前回はピンチでズルズル行ってしまった。同じ過ちを繰り返さないように強気で投げました」。この回、4番ビシエドの犠飛だけに失点をとどめ、4回以降は制球も安定させた。
前日11日の床田に続く若手の今季初勝利に、佐々岡監督は「(2人とも)尻に火がついたプレッシャーの中でよく頑張った」とニンマリだ。チームは2連勝で4カードぶりのカード勝ち越し。借金返済に王手をかけ、14日巨人戦からはカープファンが待つマツダスタジアムに戻る。
☆点を取ってくれた直後の失点は反省点ですが、僅差の中、ほんとによく投げたと思います。
☆先発が試合を作れば、こういう風に、とりあえずは試合になります。打線は、もう少し早めに援護してあげて下さい(笑)。
☆さてその他の話題は、北別府さん。
◇北別府氏「生涯忘れることのできない誕生日」退院翌日自宅で63歳に 7/12(日) 20:20配信 デイリースポーツ
成人T細胞白血病で闘病中の広島OB・北別府学氏が12日、63歳の誕生日を迎え、自身のブログを更新。「生涯忘れない誕生日」のタイトルで思いをつづった。
末梢血幹細胞移植など過酷な治療を経て、前日に約2カ月の入院生活を終えた。自宅で63歳の誕生日を迎えた北別府氏は「本日 我が家で迎えることができました 多分生涯忘れることができないほど感慨深い誕生日」と実感を込めた。
自宅に届いた花束や折り鶴の写真を添付し、「昨日から皆様に心に染みる言葉を頂き感謝しています。ツイッター、ブログ、様々な所で目にするたびに喜びが増しています」と感謝した。
今後は通院をしながら自宅で療養する。
☆病気、しかも大病を患うと、健康のありがたさ、生きていることの実感が、しみじみと湧いてくる。まだまだこれからも大変だとは思いますが、1日1日、ですね。
◇7月12日(日)セ・リーグ
▽巨人 2 - 3 ヤクルト (G2-3 18:00 ほっと神戸)
戦評
ヤクルトは初回、村上の適時打で先制に成功する。そのまま迎えた3回表には、青木がソロを放ち、リードを広げた。投げては、先発・高梨が5回2失点。その後は4投手の継投で逃げ切り、高梨は今季初勝利を挙げた。敗れた巨人は、9回に一打同点の好機をつくるも、あと一歩及ばなかった。
勝 [ヤクルト] 高梨 (1勝1敗0S)
敗 [巨人] 桜井 (1勝1敗0S)
セーブ [ヤクルト] 石山 (1勝1敗4S)
本塁打 [ヤクルト] 青木4号(3回表ソロ) [巨人] 中島3号(4回裏ソロ)
【S】高梨、長谷川、梅野、清水、石山
【G】桜井、藤岡、宮國、高木、中川、澤村
▽阪神 2 - 1 DeNA (T3-3 18:00 甲子園)
7月12日(日) 18:00
甲子園
戦評
阪神は両軍無得点のまま迎えた6回裏、大山の適時打で試合の均衡を破る。8回には、大山が2打席連続となる適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・岩貞が8回無失点の快投で今季2勝目。敗れたDeNAは、9回に1点差まで追い上げるも、好機であと1本が出なかった。
勝 [阪神] 岩貞 (2勝1敗0S)
敗 [DeNA] 平良 (2勝1敗0S)
セーブ [阪神] スアレス (0勝0敗1S)
【De】平良、エスコバー、パットン
【T】岩貞、スアレス
順 チーム 試 勝 負 分 勝率 差
① ヤクルト 19 11 7 1 .611 -
② 巨人 18 10 7 1 .588 0.5
③ DeNA 20 11 9 0 .550 0.5
④ 広島 18 8 9 1 .471 1.5
⑤ 中日 21 8 12 1 .400 1.5
⑥ 阪神 18 7 11 0 .389 0.0
☆この後、ヤクルトがじりじりと下がって行き、阪神が上がっていきます。
◇12日の公示 阪神・藤川球児が2軍再調整 ヤクルト嶋を抹消して3年目松本を登録 7/12(日) 16:02配信 Full-Count
◆中日ドラ1石川昂&藤嶋が1軍昇格 ホークス石川を登録
12日のプロ野球公示で、阪神は藤川球児投手、ヤクルトは嶋基宏捕手の出場選手登録を抹消した。
藤川は11日のDeNA戦(甲子園)で9回から救援してソトに逆転弾を被弾。今季は5試合登板し、2敗2セーブ、防御率15.75と不振だった。代わってジョー・ガンケル投手が昇格する。今季からヤクルトに加入した嶋は今季10試合出場し、打率.120、0本塁打、4打点。3月には右手親指付近を骨折している。
中日はドラフト1位・石川昂弥内野手と藤嶋健人投手が1軍昇格させ、鈴木博志投手と三ツ間卓也投手を抹消。ソフトバンクは石川柊太投手を登録し、古谷優人投手を2軍再調整とした。
【セ・リーグ】
■出場選手登録
阪神 J・ガンケル投手
中日 藤嶋健人投手
中日 石川昂弥内野手
ヤクルト 松本直樹捕手
■出場選手登録抹消
阪神 藤川球児投手
中日 鈴木博志投手
中日 三ツ間卓也投手
ヤクルト 嶋基宏捕手
【パ・リーグ】
■出場選手登録
ソフトバンク 石川柊太投手
ロッテ J・フローレス投手
■出場選手登録抹消
ソフトバンク 古谷優人投手
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source : K.Oのカープ・ブログ。