ニッカン式スコア
ダイジェスト映像
突然ですが、皆様は「ロッテ３大バース」をご存知でしょうか。
1つ目は「トラバース」
西武やロッテで活躍したG.G.佐藤選手の父親が経営する会社で、本社は市川市にあります。
マリンスタジアムに広告を出してくれるスポンサー様でもありますね。
2つ目は「四国のバース」
愛媛の三瓶高校から鳴り物入りで入団した塀内久雄の異名です。
内野ならどこでも守れるユーティリティープレーヤーですが、印象に残るやらかしが多かった選手です。
今は球団のスタッフです。
そして3つめは「アルバース」
オリックスのピッチャーです。ロッテキラーです。打てません。
そして、今日の先発投手でもあります。
さて、京セラドーム大阪で行われたオリックスとのデーゲーム。
先発はマリーンズが古谷、オリックスがアルバースです。
古谷は地元習志野高校出身の20歳。先発予定の試合が何度も雨で中止になる不運に見舞われました。
プロ初先発となる今日の試合で、マリーンズの未来を感じさせるようなピッチングを期待しましょう。
1回裏。
T-岡田に先制のソロホームランを打たれて０－１。
それはそれは見事に打たれました。
2回裏。
頓宮にツーベースヒットを打たれますが、小田が送りバント失敗。頓宮は3塁でアウトになります。
そして大城の打席で小田が盗塁死して2死ランナー無しとなり、大城サードゴロでチェンジ。
古谷がこの回を0点に抑えました。
3回裏。
宗にライト前ヒットを打たれますが、佐野ピッチャーゴロで1死1塁。
T-岡田の打席で佐野が盗塁死して2死ランナー無し。
そしてT-岡田をストレートで見逃し三振に仕留めてチェンジ。
古谷が力で強打者を抑えました。
4回裏。
西野、吉田に連続四球を与え、打席にはモヤ。
ここで古谷は平常心を失ったのか、暴投でランナーを進めてしまいます。
そして無死2，3塁の場面で四球を与えてしまい、しかもそれが暴投になります。
3塁ランナーがホームインし０－２。無死1，3塁となります。
続く頓宮は空振り三振に仕留めますが、古谷はここで降板となりました。
2番手は中村稔。
小田をファーストゴロに仕留め2死1，2塁。
大城に四球を与えて2死満塁とするも、宗をセカンドフライに抑えてチェンジ。
大量失点は防ぎました。
その後8回裏に唐川がモヤにタイムリーヒットを打たれて０－３。
アルバース相手に3失点では勝てません。
アルバースはマリーンズ打線を0点に抑えるも、7回途中で交代。
その後比嘉、山田、ディクソンと繋がれ試合終了。
０－３でオリックスに負けて6連敗。マリーンズ打線はわずか4安打でした。
首位ホークスとのゲーム差は9.5。一時はゲーム差なしまで迫ったのですが、あっという間に話されました。
3位西武とのゲーム差も2です。
ただ、古谷はがんばりましたね。140キロ台後半のストレートに勢いがありました。
ただ、ボール球が多いです。2巡目には見極められ、自滅気味に降板しました。
初勝利はお預けとなりましたが、この経験を未来に活かしてほしいです。
ロッテ古谷「修正できなかった」苦い先発デビュー（ニッカン）
高卒2年目のロッテ古谷拓郎投手（20）は、苦い先発デビューとなった。チームは完封負けを喫し、2年ぶりの6連敗となった。
先発予定が3度、雨天で延期になってのマウンド。初回、1番佐野は三邪飛に打ち取ったが、2番T－岡田に143キロ直球を右翼5階席まで豪快に運ばれた。
2、3回は無失点で切り抜けたが、4回は3連続四球に2暴投が重なった。4回途中2失点で降板。直球は最速149キロをマークしたが、投じた58球のうち24球がボール判定。「四死球でピンチを広げて失点してしまうという、前回登板と同じミスをしてしまったのは良くなかったですし、修正できなかったところも反省点です」と悔しさに肩を落とした。
井口監督は「ゲームはある程度作ってくれたと思いますけれど、自滅していった部分もあるので。まだまだ課題はいっぱいある投手」と、今後への糧にすることを願っていた。
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source : マリンブルーの風