2020年10月28日水曜日

7/28(火) 中日7回戦(マツダ)。


☆まずは、27日の話題、先発の話題、3連発。


◇広島・九里「初回から飛ばす」 28日・中日戦で先発、4戦ぶり勝利へスタイル不変 7/28(火) 5:30配信 スポニチアネックス

 28日の中日戦に先発する広島の九里は、4試合ぶりの白星を期した。前回21日の阪神戦は6失点と3試合連続で5回で降板している。

 「初回から飛ばしていく中で、1回でも多く投げられればいい。考えすぎると結局コースを狙って、一番悪い状況になる。自分のスタイルを変えずに、しっかりと勝負したい」。

 同学年の大瀬良がコンディション不良で離脱し、「同い年の大地が帰ってくるまで、しっかりとした投球をしたい」と気を引き締めた。


◇広島 K・ジョンソン 1軍再合流「2軍で投球動作をしっかり改善した」 7/28(火) 5:30配信 スポニチアネックス

 広島のK・ジョンソンは、1軍に再合流した。マツダスタジアムの屋内練習場で行われた投手練習に参加。「2軍では投球動作をしっかりと改善した。自分のいいときの投球ができるようにしたい。やってきたことを出して、チームの勝利に貢献したい」と気持ちを新たにした。

 開幕から4試合で0勝3敗、防御率5・73の不調で登録を抹消された。22日のウエスタン・リーグ、オリックス戦では、6回5安打3失点。大瀬良のコンディション不良も重なり、2軍戦は1試合のみの登板で再合流となった。沢崎投手コーチは、「その辺はいろいろとあるけど、やってほしい選手の一人。状況を踏まえた上での合流。徐々に改善されているという話があった」と説明した。


◇広島・森下 みんなで大瀬良の穴埋めるぞ「自分がしっかり…という思いで皆さんやっている」 7/28(火) 5:30配信 スポニチアネックス

 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)は、大瀬良大地投手(29)の不在を受けて、自らが先発陣の危機を救う決意を示した。27日は、マツダスタジアムの屋内練習場で行われた投手練習に参加。5位に沈むチーム浮上のカギを握る。

 先発陣の危機を救おうと、新人が奮い立っている。大瀬良がコンディション不良で25日に登録抹消。森下は、開幕投手の不在によって膨らむ自らの役割を思った。

 「みんなでしっかりとカバーをしていければいい。誰かがとかではなくて、自分がしっかり…という思いで皆さんやっていると思う。自分もしっかりとした気持ちを持ってやりたいなと思います」

 森下自身もコンディション不良で、10日から13日間の登録抹消を経験した。その間に、K・ジョンソンが再調整で2軍行き。床田、遠藤も本調子とは言えない苦しい先発事情の中、大瀬良に負担をかけた恩がある。沢崎投手コーチも「やっぱり、それなりの球を投げてくれているのでね。期待はもちろんある」と、森下への期待を隠さなかった。

 現状、先発の結果が勝敗を大きく左右している。今季、クオリティースタート(QS、6回以上を自責3以下)を達成した12試合は、9勝2敗1分けと大きく勝ち越している。森下は、登板した4試合中3試合で達成。「(QSを)あまり考えているわけではないけど、やっぱり勝つということを意識しているので、そこは一番大事になってくる」。同投手コーチも「中継ぎ(の失敗)が目立つ部分があるかもしれないけど、先発も初回に失点したり…。最少失点で一つでも長いイニングで、中継ぎの負担軽減を含めた頑張りを期待している」と、大瀬良不在の先発陣がチーム浮上のカギと見る。

 この日は、マツダスタジアムの屋内練習場で行われた投手練習で汗を流した。次回登板は、中6日での30日中日戦(マツダ)か、31日巨人戦(東京D)が見込まれる。「(前回2失点した)初回は流れが動くので、そこを大事にしたい」。チームは、借金5を抱えて5位に沈む。逆襲の中心に、新人がいても驚かない。 (河合 洋介)


☆同期の大瀬良くん不在の中、軸としての活躍が期待される九里くん、復活をかけるジョンソン、そしてルーキー森下くん。エース不在の中、立場は違えど、それぞれ役割と責任があります。


◇広島・大瀬良 2軍戦調整登板は回避の方向 コンディション不良で25日に登録抹消 7/28(火) 5:30配信 スポニチアネックス

 コンディション不良で25日に登録抹消された広島の大瀬良は、マツダスタジアムでの投手練習に参加した。キャッチボールなどの投球練習は行わず、ショートダッシュなどで汗を流した。

 今後について、沢崎投手コーチは「いろいろと見ながら(1軍同行を)考えていきたい。そこ(2軍で登板する)までではないと思っている」と見通しを明かした。


☆結局離脱、となる訳ですが、大瀬良くんもジョンソンもいないのに、そして野村くんもいなくなったのに、この3人が不在になってからも、結構勝率5割前後でやってるんですよね。頑張ってると思います。




☆で、28日の、中日戦。


 ◇スタメン

【広島】
① 8 西川
② 4 安部
③ 7 ピレラ
④ 9 鈴木
⑤ 3 松山
⑥ 5 堂林
⑦ 2 會澤
⑧ 6 田中
⑨ 1 九里

【中日】
① 9 井領
② 8 大島
③ 4 阿部
④ 3 ビシエド
⑤ 5 高橋
⑥ 2 A.マルティネス
⑦ 6 京田
⑧ 7 福田
⑨ 1 福谷


(D)1回表
①井領外角ストレートにライトフライ、②大島外角ストレートにレフトフライ、③阿部内角ツーシームにサードゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)1回裏
先頭①西川 ライト前ヒット
 無死1塁
②安部 送りバント
 1死2塁
③ピレラ つまったショートゴロ、ランナー3塁へ。
 2死3塁
④鈴木 見逃し三振、この回無得点。


(D)2回表
④ビシエド内角シュートにセカンドゴロ、⑤高橋内角チェンジアップにライトフライ、⑥A.マルティネス内角シュートにショートゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)2回裏
先頭⑤松山 ライト前ヒット
 無死1塁
⑥堂林外角チェンジアップに三振、⑦會澤外角変化球にショートゴロゲッツー、この回無得点。


(D)3回表
⑦京田ど真ん中ストレートにサードフライ、⑧福田内角ストレートにサードゴロ、⑨福谷ショートフライ、この回三者凡退、無失点。


(C)3回裏
⑧田中三振、⑨九里三振、①西川内角スライダーに三振、この回三者三振、無得点。


(D)4回表
先頭①井領 レフト前ヒット
 無死1塁
②大島 送りバント
 1死2塁
③阿部 外角ストレートに三振
 2死2塁
④ビシエド ライト前ヒット
 2死1・3塁
⑤高橋 外角シュートにショートゴロ、この回無失点。


(C)4回裏
②安部内角変化球に三振、③ピレラ外角低めストレートに見逃し三振、④鈴木ど真ん中ツーシームにショートゴロ、この回三者凡退、無得点。


(D)5回表
⑥A.マルティネス 三振
 1死
⑦京田 四球
 1死1塁
⑧福田 ライト前ヒット
 1死1・2塁
⑨福谷 送りバント
 2死2・3塁
①井領 外角ツーシームにセカンドゴロ、この回無失点。


(C)5回裏
⑤松山 外角低めストレートに見逃し三振
 1死
⑥堂林 ライト前ヒット
 1死1塁
⑦會澤 内角ツーシームにセカンドフライ
 2死1塁
⑧田中の時、堂林盗塁失敗、この回無得点。


(D)6回表
②大島 内角ストレートにライトフライ
 1死
③阿部 レフトスタンドへ先制ホームラン、中日先制、広0-1中。
 1死
④ビシエド内角シュートに三振、⑤高橋外角ツーシームにセカンドゴロ、この回1失点。


(C)6回裏
⑧田中低めストレートにセンターフライ、⑨九里三振
 2死
①西川 センター前ヒット
 2死1塁
②安部 三振、この回無得点。


(D)7回表
先頭⑥A.マルティネス 四球…(-_-;)
 無死1塁
⑦京田 外角ストレートにサードゴロ、セカンド安部悪送球、京田は2塁へ。
 1死2塁
⑧福田 四球
 1死1・2塁、⑨福谷に代打遠藤。
⑨遠藤 外角シュートにセカンドゴロゲッツー、この回無失点。


(C)7回裏、投手佐藤(D)。
先頭③ピレラ レフト前ヒット
 無死1塁
④鈴木 8球目に四球
 無死1・2塁
⑤松山 ライト前同点タイムリーヒット カープ同点、広1-1中、1塁ランナー3塁へ。
 無死1・3塁
⑥堂林 外角スライダーに三振
 1死1・3塁
⑦會澤 ライト前勝ち越しタイムリーヒット カープ勝ち越し、広2-1中、1塁ランナー3塁へ。
 1死1・3塁、投手岡田(D)。3塁ランナー松山に代走上本。
⑧田中 三振、1塁ランナー會澤盗塁
 2死2・3塁、⑨九里に代打長野。
⑨長野 四球
 2死満塁
①西川 外角スライダーにセカンドゴロ、この回2点。


(D)8回表、投手塹江(C)。⑤松山の代走上本そのままサード、サード堂林がファースト。
①井領 ワンバウンドした球に三振
 1死
②大島 ライト前ヒット
 1死1塁
③阿部 低めストレートにセンターフライ
 2死1塁
④ビシエド ライトへ同点タイムリーツーベース、中日同点、広2-2中。…2死1塁から長打で同点ですか(-_-;)
 2死2塁
⑤高橋 ストレートの四球、塹江ワイルドピッチ、2塁ランナー3塁へ。…う~ん、これがいかんのですよね(-_-;)
 2死1・3塁、1塁ランナー高橋に代走溝脇。投手菊池保(C)。
⑥A.マルティネス ショートへ勝ち越しタイムリー内野安打、中日勝ち越し、広2-3中。
 2死1・2塁
⑦京田 高め変化球にセンターフライ、この回2失点。


(C)8回裏、投手祖父江(D)。⑤高橋の代走溝脇そのままサード。
②安部内角変化球にレフトフライ、③ピレラ外角スライダーにセカンドライナー
 2死
④鈴木 レフト前ヒット
 2死1塁、⑤上本に代打坂倉。
⑤坂倉の時、祖父江ワイルドピッチ
 2死2塁
⑤坂倉 内角変化球にファーストゴロ、この回無得点。


(D)9回表、投手一岡(C)。⑤上本の代打坂倉に代わりサード三好。
⑧福田 ど真ん中ストレートにファーストフライ
 1死、⑨祖父江に代打石川昂。
⑨石川昂 外角ストレートにライトフライ
 2死
①井領 ライトへツーベース
 2死2塁
②大島 低めフォークにピッチャーゴロ、この回無失点。


(C)9回裏、投手R.マルティネス(D)。⑥A.マルティネスに代わりレフト武田、⑧福田に代わりキャッチャー木下拓。
⑥堂林ボテボテのキャッチャーゴロ、⑦會澤外角ナックルカーブにライトフライ
 2死
⑧田中 レフトへツーベース
 2死2塁、⑨一岡に代打磯村。
⑨磯村 外角変化球にファーストフライ、この回無得点、ゲームセット。


広島 対 中日 (7回戦 広4勝3敗0分 18時00分 マツダスタジアム 4977人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
D 0 0 0 0 0 1 0 2 0 3
C 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2
勝 岡田 17試合1勝2敗S3
敗 塹江 14試合1勝1敗
S R・マルティネス 13試合1勝0敗S4
ホームラン 阿部2号(九里)

【中日】
      打 安 点 打率 本
① 9 井領  5 2 0 .277 0 右飛 …… …… 左安 二ゴ …… …… 三振 右2
② 8 大島  4 1 0 .295 0 左飛 …… …… 投ギ …… 右飛 …… 右安 投ゴ
③ 4 阿部  4 1 1 .241 2 三ゴ …… …… 三振 …… 左本 …… 中飛
④ 3 ビシエド
      4 2 1 .307 9 …… 二ゴ …… 右安 …… 三振 …… 右2
⑤ 5 高橋  3 0 0 .313 1 …… 右飛 …… 遊ゴ …… 二ゴ …… 四球
走 5 溝脇  0 0 0 .261 0
⑥ 2 A・マルティネス
      3 1 1 .340 2 …… 遊ゴ …… …… 三振 …… 四球 遊安
  7 武田  0 0 0 .105 0
⑦ 6 京田  3 0 0 .261 2 …… …… 三飛 …… 四球 …… 三ゴ 中飛
⑧ 7 福田  3 1 0 .231 1 …… …… 三ゴ …… 右安 …… 四球 …… 一飛
  2 木下拓 0 0 0 .250 0
⑨ 1 福谷  1 0 0 .000 0 …… …… 遊飛 …… 投ギ …… …… ……
打 遠藤  1 0 0 .190 0 …… …… …… …… …… …… 二ゴ ……
  1 佐藤  0 0 0 .------ 0
  1 岡田  0 0 0 .------ 0
  1 祖父江 0 0 0 .------ 0
打 石川昂 1 0 0 .206 0 …… …… …… …… …… …… …… …… 右飛
  1 R・マルティネス
      0 0 0 .------ 0
計     32 8 3 .249 19
残塁8、併殺1

【広島】
      打 安 点 打率 本
① 8 西川  4 2 0 .342 1 右安 …… 三振 …… …… 中安 二ゴ ……
② 4 安部  3 0 0 .226 0 三ギ …… …… 三振 …… 三振 …… 左飛
③ 7 ピレラ 4 1 0 .268 5 遊ゴ …… …… 三振 …… …… 左安 二直
④ 9 鈴木誠 3 1 0 .353 8 三振 …… …… 遊ゴ …… …… 四球 左安
⑤ 3 松山  3 2 1 .329 1 …… 右安 …… …… 三振 …… 右安 ……
走 5 上本  0 0 0 .222 0
打 坂倉  1 0 0 .333 0 …… …… …… …… …… …… …… 一ゴ
  5 三好  0 0 0 .000 0
⑥53堂林  4 1 0 .384 6 …… 三振 …… …… 右安 …… 三振 …… 捕ゴ
⑦ 2 会沢  4 1 1 .283 2 …… 遊併 …… …… 二飛 …… 右安 …… 右飛
⑧ 6 田中広 4 1 0 .247 2 …… …… 三振 …… …… 中飛 三振 …… 左2
⑨ 1 九里  2 0 0 .125 0 …… …… 三振 …… …… 三振 …… ……
打 長野  0 0 0 .290 0 …… …… …… …… …… …… 四球 ……
  1 塹江  0 0 0 .------ 0
  1 菊池保 0 0 0 .------ 0
  1 一岡  0 0 0 .------ 0
打 磯村  1 0 0 .385 0 …… …… …… …… …… …… …… …… 一飛
計     33 9 2 .289 31
残塁7、併殺1

【中日】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
福谷  1 0 0 0 6 81 4 10 0 0 0.00
佐藤  9 0 0 0 1/3 20 3 1 1 2 5.56
岡田  17 1 2 3 2/3 21 0 1 1 0 4.02
祖父江 16 0 0 0 1 19 1 0 0 0 1.65
R・マルティネス
    13 1 0 4 1 23 1 0 0 0 0.69

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
九里  5 1 2 0 7 87 4 3 3 1 4.66
塹江  14 1 1 0 2/3 15 2 1 1 2 4.05
菊池保 12 1 0 1 1/3 8 1 0 0 0 2.38
一岡  8 0 1 1 1 12 1 0 0 0 6.14

◇盗塁 会沢(7回)
◇失策 安部(7回)
◇盗塁死 堂林(5回)
◇走塁死 京田(7回)
◇暴投 塹江(8回)祖父江(8回)
◇試合時間 3時間10分


◇中日が広島との接戦制す A.マルティネス決勝打、福谷好投&岡田初白星 7/28(火) 21:22配信 ベースボールキング

● 広島 2 - 3 中日 ○
<7回戦・マツダスタジアム>

 中日が広島とのシーソーゲームを制した。

 中日は0-0で迎えた6回、3番・阿部が特大の2号ソロを左翼席後方へ運び先制。1-2と逆転された直後の8回は、4番・ビシエドの右翼線二塁打で一走・大島が激走。本塁はアウトのタイミングだったが、リクエストの末、同点生還が認められた。さらに二死一、三塁から、6番・A.マルティネスは遊撃への適時内野安打。これが決勝点となった。

 投げては今季初登板初先発の福谷が6回無失点、4安打10奪三振の快投。2番手・佐藤が逆転を許し今季初勝利とはならなかったがチームの勝利に貢献した。白星は7回のピンチを凌いだ3番手・岡田で今季初勝利(2敗3セーブ)。1点リードの9回を締めたR.マルティネスは4セーブ目(1勝)をマークした。

 広島は1点を追う7回、5番・松山の右前適時打、7番・會澤の右前適時打で一時逆転するも、課題のリリーフ陣が踏ん張れず逆転負け。2番手の塹江が今季初黒星(1勝)を喫した。


☆ま、どうやっても勝てない、って感じですな。


◇広島が痛恨の逆転負け リクエストに泣く 接戦に弱く、本拠地で苦戦続く 7/28(火) 21:14配信 デイリースポーツ

 「広島2-3中日」(28日、マツダスタジアム)

 広島が痛すぎる逆転負け。今季の1点差ゲームは0勝5敗と、接戦でのもろさをまたも露呈した。

 佐々岡監督があ然とし、本拠地の鯉党から「えー…」とため息交じりの声が漏れたのは、1点リードで迎えた八回の守りだった。

 2死一塁。塹江がビシエドに右翼線への二塁打を打たれ、一走の大島が本塁へ突入。外野からの中継プレーで捕手の会沢にボールが戻って来た。タイミングは完全にアウト。会沢は胸から顔付近にかけてタッチし、一時はアウトの判定が下された。

 だが、中日がリクエスト。リプレー検証の結果、慎重にタッチにいった会沢のミットが触れるよりも、大島の手が本塁ベースを触れるほうがわずかに早かったとされ、判定が覆りセーフとなった。

 その後、菊池保がA.マルティネスに適時打を浴び、逆転を許した。

 直前の七回の攻撃で松山、会沢が適時打を放って逆転。ただ、さらに続いた1死一、三塁で無得点に終わったのも痛かった。

 これで、本拠地では2勝8敗1分け。鯉党の熱狂的応援がないからか、昨季まで6年連続で勝ち越していたマツダでまさかの苦戦が続いている。


☆ホームでのプレーは見た方も多いと思いますが、そもそもランナーにケガをさせないようにタッチする、なんてのは、至難の技ですな。


◇広島また…魔の火曜日4戦4敗、魔の1点差5戦5敗 7/28(火) 22:24配信 日刊スポーツ

<広島2-3中日>◇28日◇マツダスタジアム

 火曜日に勝てない…。広島が僅差で敗れ、25日以来の最下位に転落した。先発の九里亜蓮投手(28)が7回1失点と力投。しかし終盤の8回に逆転を許し、1点差を巻き返すことができなかった。火曜日は今季4戦4敗。1点差の試合は5戦5敗。借金は今季最多タイの「6」で、2勝8敗1分けの本拠地の結果が借金を全て抱え込む形となっている。

   ◇   ◇   ◇

 広島は“ブラックチューズデー”の呪縛を解くことができなかった。1点を追う最終回、2死から田中広が左翼線を破る二塁打で出塁。同点のチャンスで代打磯村。ポップフライが上がると本拠地に駆けつけた4900人を超える鯉党から「あー」と落胆の声が重なり、打球は一塁手ビシエドのグラブに収まった。

 ここ3試合苦しい登板が続いていた先発九里が7回1失点と力投。4試合連続で試合序盤の3回に失点していたが、この日は“魔の3回”を3者凡退で切り抜け、突破に成功。1点を追う7回に松山の同点打、会沢の右前打で一時勝ち越し。しかし終盤に逆転を許した。

 1点リードの8回に登板した塹江が2死一塁からビシエドに右翼線を破られた。中継プレーで一塁走者の大島が本塁でタッチアウトの判定。しかしリプレー検証で大島の右手が先と判定が覆り、同点とされた。会沢は「少しでも当たってしまうとダメだし、前に出ると追いタッチになる。コリジョンルールを考えながらのプレーだったけど、悔しい結果になった」と肩を落とした。悪い流れを断ち切れず、2死一、三塁から登板した菊池保がA・マルティネスに決勝の内野安打を許した。

 試合のない月曜日を除いて、今季火曜日は4戦4敗だ。6連戦の初戦で波に乗ることができていないだけに佐々岡監督は「頭というのは取りたいところ。でも今日は今日で、また明日切り替えてやります」と話した。

 今季は接戦もものにできていない。1点差ゲームは5戦5敗。マツダスタジアムでは2勝8敗1分けで、現在の借金「6」を本拠地で全て抱え込んでいる形だ。指揮官は「あまり勝てていないので、明日は…」と前を向いた。負の要素を「勝利」の2文字で振り払っていくしかない。【古財稜明】


☆ま、ズムスタの神通力は、お客さんがいないということもあって、完全に消えてますわな。


◇【広島】またも勝率差で最下位転落 佐々岡監督「頭というのはとりたいところ」 7/28(火) 22:35配信 スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ公式戦 広島2―3中日(28日・マツダ)

 広島は接戦を落とし、勝率差で2試合ぶりに最下位に転落した。これで本拠地・マツダでの戦績は2勝8敗1分けとなった。

 先発・九里は7回4安打1失点と好投。すると打線は7回無死一、二塁から松山の右前適時打で同点に追いつき、さらに1死一、三塁からは会沢の右前適時打で勝ち越しに成功した。

 ところが8回、2死一塁から塹江がビシエドに右翼線を破る適時二塁打を打たれ、一塁走者の大島が三塁を回った。大島の本塁到達時には、外野からの返球がすでに会沢のミットに収まっており、タッチの判定はアウトになった。

 ここで中日がリクエストを要求。リプレー検証の結果、判定はセーフに覆って同点となった。会沢は「コリジョンを考えながらだったが、悔しい結果になった」と嘆き、佐々岡監督も「あのタイミングであればというところなので、あれがセーフになるのは難しい。投手が抑えると乗っていけるところだっただけに8回は残念だった」と肩を落とした。

 その後、一、三塁から菊池保がA・マルティネスに適時内野安打を許して勝ち越しを許し、再び巻き返すことはできず。これで1点差ゲームは5連敗、カードの初戦は3連敗となった。指揮官は「頭というのは取りたいところ。なかなか乗っていけない。(マツダでも)あまり勝てていないのであしたは…」と頭を抱えた。


☆ホームでのコリジョン、そして勝ち越しも内野安打と、ついてないと言えばついてませんが、逆に言うと、勝てない野球をやってる、ということ。


☆九里くん、頑張りましたね。


◇広島・九里、7回4安打1失点も白星つかず 7/28(火) 21:11配信 サンケイスポーツ

 広島・九里亜蓮投手(28)が28日、中日7回戦(マツダ)で先発し、7回4安打1失点で降板した。

 一回から三回まで3イニング連続の三者凡退とアクセル全開だった。カットボール、ツーシームなどの変化球で相手打者に的を絞らせない。六回1死から阿部に左越えに先制ソロを許したが、1点で踏んばった。

 同じく中日の先発・福谷も6回を4安打無失点に抑え、勝ち投手の権利を得て降板。しかし、1点リードの七回に2番手・佐藤が松山、会沢の適時打を浴びて逆転を許した。九里、福谷の手に汗握る投手戦は両投手とも白星は付かず、痛み分けとなった。


☆先発が試合を作って、終盤に逆転。形は出来てたんですよね。


◇広島が七回に逆転 松山、会沢が適時打 7/28(火) 20:06配信 デイリースポーツ

 「広島-中日」(28日、マツダスタジアム)

 広島の松山竜平内野手(34)が同点の適時打を放った。

 0-1で迎えた七回。この回から登板した2番手・佐藤を攻め立てた。先頭のピレラの左前打と鈴木誠の四球で無死一、二塁の好機をつくると内角低めの147キロ直球を右前に運んだ。なお、1死一、三塁から会沢が勝ち越しとなる右前適時打を放ち、逆転に成功した。


☆ところが、ですよ。


◇広島 リクエストで判定覆り追いつかれ、さらに逆転 佐々岡監督もあ然… 7/28(火) 20:35配信 デイリースポーツ

 「広島-中日」(28日、マツダスタジアム)

 リクエストで判定が覆り、中日が同点に追いついた。

 1点を追う八回、2死一塁。ビシエドが右翼線への二塁打を放ち、一走の大島が本塁へ突入。外野からの中継プレーで捕手の会沢が顔付近にタッチし、一時はアウトの判定が下された。

 だが、中日がリクエスト。タイミングは完全にアウトだったが、リプレー検証の結果、慎重にタッチにいった会沢のミットが触れるよりも、大島の手が本塁ベースを触れるほうがわずかに早かったと判断され、判定が覆りセーフとなった。

 その瞬間、佐々岡監督はあ然とした表情。本拠地からも「えー…」とため息まじりの声が漏れた。

 その後、A.マルティネスの適時打で逆転を許した。


☆タイミングは、明らかにアウト。


◇佐々岡監督「難しいところ」リプレー後にV打浴びる 7/28(火) 22:25配信 日刊スポーツ

<広島2-3中日>◇28日◇マツダスタジアム

 広島が逆転負けで6連戦初戦の火曜日4連敗となった。1点リードの8回。1度はアウトと判定された本塁クロスプレーがリプレー検証の結果、セーフとなり、再開後に決勝打を浴びた。

 佐々岡監督は「あのタイミングでセーフになると難しいところがある」とコリジョンルールの中で懸命なプレーの会沢をかばった。今季1点差試合はまだ勝利なく5敗目。本拠地試合は2勝8敗1分けと借金と同数の負け越しとなっている。


☆会沢も、瞬時の判断が難しかったと思います。


◇広島・会沢 判定一転のプレーを悔やむ「少しでも当たってしまうとダメだし…」 7/28(火) 23:25配信 デイリースポーツ

 「中日3-2広島」(28日、マツダスタジアム)

 広島が逆転負け。借金は今季最多タイの「6」に膨らみ、再び最下位となった。

 0-1の七回に松山と会沢の適時打で逆転したものの、直後の八回に2点を奪われた。1死一塁からビシエドの打球は右翼線へ。本塁タッチアウトの判定が、リクエストによるリプレー検証によって覆り、セーフになった。さらにA.マルティネスに遊撃への適時内野安打を許し、試合をひっくり返された。

 本塁判定の場面は、タイミングは完全にアウト。会沢は「少しでも(走者に)当たってしまうとダメだし、かといって(本塁前だと)追いタッチになる。コリジョンを考えながらのプレー。悔しい結果になった」と振り返った。

 昨季まで無類の強さを誇ったマツダスタジアムで白星を重ねられない。本拠地では2勝8敗1分けになった。佐々岡監督は「(カードの)頭は取りたい所。でもきょうはきょうで、またあした切り替えてやります」と話した。


☆で、これについては、安仁屋さんが珍しく(笑)、正論。


◇安仁屋氏が疑問呈す 広島-中日八回の判定は「アウトにすべきだ」 7/28(火) 22:49配信 デイリースポーツ

 「広島2-3中日」(28日、マツダスタジアム)

 八回、本塁での広島・会沢のタッチプレーがリプレー検証によりアウトからセーフに覆った。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「このプレーはアウトにすべきだ」と強く訴えた。

 安仁屋氏は「走者の大島が本塁へ滑り込む前に会沢の元にはボールが返ってきており、タイミング的には完全なアウトだった。しかし、本塁でのブロックは禁止されており、ホームベースを走者のために空けておかなければならないため、会沢のタッチは微妙なタイミングになってしまった」と指摘。

 その上で「そもそも本塁でのブロック禁止は選手をケガから守るためのものであり、会沢はその規則にのっとったプレーをした。にもかかわらず、今回のような明らかにアウトのタイミングのものまでセーフになってしまうと、コリジョンルールそのものが成り立たなくなってしまうのではないか」と危惧した。

 アウトであればカープ1点リードのままこの回は終了。しかし、セーフになったことで同点に追いつかれ、結果的に逆転負けへとつながった。安仁屋氏は「疑問の残る判定が両チームの勝敗まで覆すような形になってしまった。審判団は今回のケースをきっちりと検証すべきだ。セーフで本当によかったのか、今後のプレーに問題を残すことはないのか、見解を示してもらいたい」と訴えた。


☆これはつまりですね、「コリジョンの悪用」に近いのではないか、ということですね。「ケガをさせない=ランナーに有利」となってしまうと、それはちょっと違うんじゃないかと。野球の醍醐味が損なわれてしまうし、そもそもフェアじゃありません。




☆さてその他の話題、まずは、「浮上の鍵」。


◇広島は投手力が浮上の鍵 リリーフ整備を/緒方孝市 7/28(火) 7:07配信 日刊スポーツ

 広島は30試合を消化し、11勝16敗3分けの5位でスタートを切った。昨年まで監督を務めた日刊スポーツ評論家の緒方孝市氏(51)が、ここまでの戦いぶりと今後のポイントを語った。合格点を与えた攻撃陣は機動力や小技の重要性を説き、課題とした中継ぎ陣は若手と経験者の融合を浮上の鍵とした。

  ◇    ◇    ◇

 30試合を終え、結果だけを見れば苦しいかもしれないが、明るい材料もある。攻撃陣はリーグトップのチーム打率2割8分9厘。堂林とピレラが昨年までの打線から新たな戦力としてしっかり数字を残し、中軸の得点圏打率も高い。攻撃の形はしっかりしている。

 「好機であと1本が出ない」という声も耳にする。ただ、毎回得点できるほど簡単なことではない。反対に多くのチャンスをつくれているとプラスにとらえることだってできる。負ければどうしても、そういったところに目を向けられるものだ。ただ、長いシーズン、このまま高い数字を残し続けることは難しい。数字が落ちてきたときに、機動力や小技などを絡めた攻撃が必要になってくる。

 今後の改善点はやはり投手力になるだろう。特に防御率5・04の中継ぎ陣の整備は今後の浮上の鍵と言える。試合終盤の1点の重みは、中盤までの1点の重みとは違う。明るい材料もある。若い塹江、ケムナ、島内ら新しい選手が出てきた。思い切りが良く、球に力がある。経験をさせながら、戦力にしていくか。そのためには経験のある一岡や菊池保、フランスアらの力は欠かせない。経験のある選手で若手を支えながら、若手の成長を促していくことで投手力は上がり、防御率の良化にもつながるはずだ。

 先発にしてもそう。大瀬良というエースが抜けたことは痛いが、今季初登板で好投した野村、この日から1軍に合流したK・ジョンソンと経験ある投手がカバーしてくれるはずだ。若い森下、床田、遠藤も試合をつくる力はある。毎試合計算できる安定感はまだないかもしれない。それでも登板ごとに反省するところは反省して、次の登板に向けて課題を持って調整し、経験を積んでいければいい。

 大瀬良はチームに同行していると聞く。今年は開幕から6連戦が続く過密日程になっている。他球団と違って広島は戦力が厚くないので、主力のアクシデントがチーム力に及ぼす影響は大きい。今後は主力であっても、コンディションを見ながら思い切って休ませることも必要になってくるかもしれない。【前原淳】


☆大瀬良くん、ジョンソン、野村くんがおらず、リリーフは中崎くんの不在、加えて一岡くんや今村くん、また外国人が揃って機能せずと、要するに一番肝心なところが揃ってほぼ全滅。もうこれは、全く違う投手陣。


☆そんな中、先発では中村祐くんや薮田くん、リリーフでは塹江くんやケムナくんが健闘。いやそりゃね、「健闘」なんですよ。キャンプから勝ちパターンとして調整してきたのでもなければ、経験もない。そりゃ失敗することもあります。


☆1年を通して勝ちパターンとして働くためには、資質はもちろん、それなりの技術と経験が必要。塹江くんもケムナくんも、疲れもあるだろうし、毎試合常に一定のパフォーマンスを発揮しなきゃいけない難しさを、身に沁みて感じていることでしょう。それでも明日の試合はやってくるし、また投げなきゃいけない。


☆お次は、「再起したカープ戦士」。


◇再起を果たしたカープ戦士<Vol.2>苦難を乗り越えた孤高の天才と赤ゴジラ 7/28(火) 11:39配信 広島アスリートマガジン

 プロ3年目の2012年に全試合出場を果たし一躍、時代の寵児となった堂林翔太。しかし、翌年以降は結果を残すことができず、いつしか一軍と二軍の往復が定位置となっていた。かつてカープに在籍していた選手の中にも、堂林と同じようにスランプや故障により苦境に立たされた選手は数多くいる。ここでは苦難を乗り越え、見事に再起を遂げたカープ戦士たちのエピソードを振り返る。

◆前田智徳 足の故障から復活。打率3割達成でカムバック賞受賞

【2001年成績】27試合/27打数/打率.296/8安打/0本塁打/7打点
 ▼
【2002年成績】123試合/422打数/打率.308/130安打/20本塁打/59打点

 高卒ルーキー、しかもドラフト4位入団ながら、1年目から一軍に定着するなど、その才能を早くから見出された前田智徳。これ以上ない順風満帆のスタートを切ったが、そのプロ野球人生は度重なる故障と再起という苦闘の連続だった。

 1995年にアキレス腱断裂というアクシデントに襲われたが、1998年に打率.335をマーク。だが2000年、2001年と再びアキレス腱の不調に悩まされ打撃不振に陥った。

 特に2001年は1年目以来、11年ぶりの本塁打0に終わりどん底を経験したが、懸命なリハビリで翌2002年に再び打率3割をマークする劇的復活。4月5日の中日戦(広島市民球場)で本塁打を放った後に見せた涙は多くのファンの感動を呼んだ。

◆嶋重宣 “赤ゴジラ”が首位打者獲得。苦節10年目の大ブレイク

【2003年成績】2試合/2打数/打率.500/1安打/0本塁打/0打点
 ▼
【2004年成績】137試合/561打数/打率.337/189安打/32本塁打/84打点

 カープ入団時は投手、その後野手に転向するも泣かず飛ばすのシーズンが長く続いた嶋重宣。二軍が主戦場だった男のプロ10年目の大ブレイクは、誰もが驚いたに違いない。

 前年オフに阪神に移籍した金本知憲によって外野レギュラーの一角が空席となった2004年。緒方孝市、前田智徳という不動のレギュラーが在籍していた当時に訪れた最大の好機を嶋は逃さなかった。

 オープン戦で好調な打撃を見せると、開幕からライトの定位置を奪取。当初は2番を任されていたものの、シーズン途中から3番を任されるなど首脳陣からの信頼を勝ち得た。

 腰痛の影響もあったもののシーズンを完走した嶋は初の首位打者(.337)、最多安打(189)のタイトルを受賞。以降数シーズンにわたり主軸を務め、巨人の松井秀喜と同じ背番号だったことからつけられた“赤ゴジラ”の名に違わぬ活躍を見せた。


☆前田さんも嶋も、「ケガがなければ」って感じですが、ケガしたからこその人生もあります。それもあり。


☆お次は、新井さん。


◇新井貴浩が振り返る“感謝の現役生活”「ドラマでもないような、幸せな4年間だった」 7/28(火) 11:30配信 広島アスリートマガジン

 カープが3連覇を果たした2016~2018年、精神的支柱としてチームを支えた新井貴浩氏。短期連載の最終回となる第4回目では阪神移籍後も感じていたカープへの愛着、そして感動の25年ぶりの優勝のシーンなどを振り返っていく。

◆離れていてもカープが好きだった

 本塁打王を獲得した2005年以降、僕はレギュラーに返り咲き、主に4番として試合に出るようになっていました。ちょうどその時期、投手陣のリーダー的存在が黒田博樹さんでした。

 あの頃、チームの立場としては黒田さんがエースで僕が4番。お互いに投打の主力として自分の事よりもチームの事を考えるようになっていました。そして黒田さんと一緒に食事に行く機会が増えたのもこの時期です。そこではずっとチームの話、野球の話をしました。チームとして低迷していた時期だったので、「投手陣と野手陣がバラバラだったら絶対に勝てない。チームとしてまとまって戦っていかないと、自分さえ良ければ良いという考えであれば、カープというチームは絶対勝てない。だから俺たちで変えていこう」と、そういう話を2人でよくしていました。

 ですがその後、僕は阪神へ移籍して7年間カープと対戦することになりました。改めて外から見ていて、カープというチーム自体がアットホームで暖かいチームだなと感じさせられました。たとえるならば、親元を離れて改めてその良さが分かったと言えるかもしれません。

 2014年オフには、黒田さんと同じタイミングでカープに復帰することになりました。まさか『帰ってこい』と言われるとは夢にも思っていなかったですよね。僕はカープに帰りたいと思っていましたが、『でもお前は帰っちゃだめだぞ』と考えるもう一人の自分もいてすごく悩みました。でも、最終的にはやっぱりカープが好きだったんです。その気持ちが勝ちました。そこは一貫して持っていました。

 若い頃カープにいた頃も、カープから離れたときもカープに対する想いは変わりませんでした。カープが好きという、僕の思いは変わりませんでした。それはやはり、生粋の広島県人であり、小さな頃からカープファンですからね。僕の遺伝子にカープが刷り込まれているというか、そういうものがあったのかもしれませんね。

 カープ復帰後の4年間は、本当に思い出に残る時間でした。個人的に一番印象深いのは2016年9月10日、東京ドームでの巨人戦で優勝を決めた直後、黒田さんと抱き合ったシーンです。今でもその当時のことを思い出すと、自分でも鳥肌が立ちますし、グッときますね。

 現役最後の3年間は3連覇を経験することができました。第二期黄金期と言える時代が訪れたのは、日本を代表する良い選手がたくさんいるなどいろいろ要素があると思いますが、チームのためにプレーできる選手が増えたというのも大きな要因だと感じています。

 やはり個人の力の集まりがチーム力ではなく、みんなの心と心がつながっていないと、チームは強くはなれません。3連覇当時は、みんなの心が一つになっていたからこそ、勝てたのだと思います。現役最後の最後で、自分の引き際を後輩たちがつくってくれたというか、そういう点では後輩たちに感謝しかありません。


◆家族的なところがカープの良さ  僕はカープの選手として13年間プレーさせていただきました。改めてカープのユニホームを着てプレーしたことを考えると夢のような時間でした。特に最後の4年間は特別でしたね。黒田さんと同じタイミングで復帰して、優勝を経験できて……こんなの漫画でも、ドラマでもないだろう、そんな事あるわけないだろうと、そう疑ってしまうほど幸せな4年間でした。  そう考えると、最後に帰ってこいと声をかけていただいたカープ球団に感謝ですし、黒田さんに感謝、そして可愛いカープの後輩たちに感謝……。周りには本当に感謝しかありません。  最後に、カープという球団の良さを伝えさせていただくならば、これはやはり家族的なところ。これに尽きますね。今年カープは創立70周年を迎えましたが、今後もまだまだ続いていきます。今後期待したいことは、カープはいつまでも広島の希望の光であり、元気の源であり、広島の象徴であってほしいです。


☆これも「カープを出なければ」という選択肢もあったと思いますが、出たからこそ、リーグ優勝の喜びは格別なものだったと思うし、カープへの思いも、ある意味「熟成」されたんだと思います。


☆今自分の選んでる人生とは別の人生、なんてのを考えたりもするものですが、どうでしょうねぇ、考えたって、今の人生が現実の自分の人生なんだから(笑)。自分で選んだにせよそうなってしまったにせよ、その人生が自分の人生、それを精一杯生きて、胸を張って生きていけるよう、頑張っていくことで、どんな人生であれ輝くと思いますよ。


☆問題は「どこで」ではなく、「どう」生きたか。




◇7月28日(火)セ・リーグ

▽巨人 4 - 2 DeNA (G6-1 18:00 東京ドーム)
戦評
 巨人は1点を先制された直後の1回裏、坂本のソロで同点とする。そのまま迎えた4回には、岡本のソロなどで2点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・菅野が7回2失点の好投で今季5勝目。敗れたDeNAは打線が9安打を放つも、2得点と決定打を欠いた。
勝 [巨人] 菅野 (5勝0敗0S)
敗 [DeNA] 井納 (2勝2敗0S)
セーブ [巨人] 中川 (0勝1敗3S)
本塁打 [DeNA] 佐野4号(6回表ソロ) [巨人] 坂本5号(1回裏ソロ) 岡本12号(4回裏ソロ)
【De】井納、石田、エスコバー
【G】菅野、高梨、大竹、中川


▽ヤクルト 5 - 20 阪神 (S3-4 18:00 神宮)
戦評
 阪神は1回表、木浪の適時打などで3点を先制する。その後は、ボーアとサンズにグランドスラムが飛び出すなど着実に加点し、終わってみれば20得点と相手を圧倒した。投げては、先発・秋山が2年ぶりとなる完投で今季3勝目。敗れたヤクルトは、投手陣が崩壊した。
勝 [阪神] 秋山 (3勝1敗0S)
敗 [ヤクルト] イノーア (0勝2敗0S)
本塁打 [阪神] ボーア7号(2回表満塁) サンズ6号(4回表満塁) 木浪2号(6回表3ラン) [ヤクルト] 宮本1号(2回裏3ラン) 廣岡2号(7回裏ソロ) 塩見2号(8回裏ソロ)
【T】秋山
【S】イノーア、坂本、中澤、梅野、星


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 巨人   31 20 9 2 .690 -
② ヤクルト 32 15 13 4 .536 4.5
③ 阪神   31 16 14 1 .533 0.0
④ DeNA 33 15 17 1 .469 2.0
⑤ 中日   34 13 20 1 .394 2.5
⑥ 広島   31 11 17 3 .393 -0.5


◇【28日のプロ野球公示】ベイスターズは井納翔一を登録 オリックスは東明大貴、中川圭太を登録 中日は藤嶋健人を抹消 7/28(火) 16:08配信 ベースボールチャンネル

 日本野球機構は28日付の出場選手登録、登録抹消を公示した。

<セ・リーグ>
【登録】
DeNA    投手  井納 翔一
中日     投手  福谷 浩司
ヤクルト   投手  坂本 光士郎
ヤクルト   内野手 吉田 大成
ヤクルト   外野手 塩見 泰隆

【抹消】
中日     投手  藤嶋 健人

※8月7日以後でなければ出場選手の再登録はできない。

<パ・リーグ>
【登録】
西武     投手  佐野 泰雄
西武     捕手  齊藤 誠人
楽天     投手  近藤 弘樹
日本ハム   投手  上沢 直之
オリックス  投手  東明 大貴
オリックス  内野手 中川 圭太

【抹消】
オリックス  内野手 白崎 浩之

※8月7日以後でなければ出場選手の再登録はできない。


◇7月29日(水)の予告先発投手

○読売ジャイアンツ
戸郷 翔征
4試合3勝1敗 防御率2.78 WHIP1.10
対DB 1試合1勝0敗 防御率2.84 WHIP1.11
 VS (東京ドーム 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
濵口 遥大
5試合1勝1敗 防御率3.30 WHIP1.80
対G 1試合0勝0敗 防御率3.38 WHIP0.94

○東京ヤクルトスワローズ
原 樹理
1試合1勝0敗 防御率5.40 WHIP2.00
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (神宮 18:00)
○阪神タイガース
O.ガルシア
5試合0勝2敗 防御率4.08 WHIP1.43
対S 1試合0勝0敗 防御率6.00 WHIP1.33

○広島東洋カープ
野村 祐輔
1試合0勝0敗 防御率1.50 WHIP1.00
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (マツダ 18:00)
○中日ドラゴンズ
松葉 貴大
2試合2勝0敗 防御率0.79 WHIP0.97
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


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source : K.Oのカープ・ブログ。