ニッカン式スコア
ダイジェスト映像
マリンスタジアムで行われたイーグルスとのナイトゲーム。
10月末のマリンは海からの冷たい風が吹き、とても寒いです。
試合展開はそれ以上に寒く、見る者の忍耐力を極限まで削ります。
あまりにも寒いので売り物のマッチに火をつけたら、マリーンズの選手がタイムリーヒットを打つ幻が見えました。
そう、幻なのです。
イーグルスの先発は岸。前回10月15日の対戦ではわずか2安打しか打てず完封負けを食らった相手です。
そして今日もまたマリーンズ打線は岸を打てません。
8回までヒット4本、10三振。凡打の里と三振の山を売り出す勢いです。明治製菓じゃないんだから。
井口監督の采配も疑問でしたね。
初回、先頭の藤原がツーベースヒットを放ったのに、続く荻野に何の工夫も無く送りバントを命じます。
今のマリーンズの貧打ぶりを考えると、バントはランナーを進めるメリットよりもアウトカウントを増やすデメリットの方が大きいです。
送ったところで中村、安田ですよ。あまり期待できません。
予想通り中村は見逃し三振、安田も見逃し三振でチェンジ。
せっかくのランナーを消極策でつぶした井口采配。ああ井口監督の勝負勘の無さよ!
2回以降もゼロ行進。今日の岸は抜き球のチェンジアップやカーブが低めのストライクゾーンに入ってくるのですよ。
なぜ簡単に見逃すのでしょう。岸を攻略しようという工夫が感じられません。
マリーンズ先発は小島。
援護が無い中奮闘し、6回までを0点に抑えます。
7回表。
マリーンズのピッチャーは唐川。
鈴木ライト前ヒット、ロメロ四球、岡島三振、渡邊佳四球で満塁。
ここで下妻に犠牲フライを打たれて0-1。ついに失点しました。
渡邊佳への四球が余計でしたね。
7回裏。
中村センターフライ、安田ライト前ヒットで1死1塁。
代走の和田が岸にプレッシャーをかけます。ここで清田がセンターオーバーのタイムリーツーベースヒットを放ち1-1。
センター小郷の怪しげな守備にも助けられました。中途半端に下がって頭上を越される形になりましたから、上手いセンターなら捕られたと思います。
8回表。
マリーンズのピッチャーは澤村。
小郷三振も、浅村四球。島内ヒットで1死1,3塁となります。
ここで打席には鈴木大地。
嫌な予感がしましたが、まさか澤村の暴投で失点するとは・・・。
前日のツーラン暴投サヨナラ負けに続き、また暴投、また田村。
心が折れるなぁ・・・。
これで2-1。
なんとか後続を打ち取るも、マリーンズに反撃する気力はありません。
岸は8回まで投げられ1点しか取れずじまいでした。
9回裏は松井裕樹が登場。
簡単に2アウトを取られ、最後はなぜか途中から4番サードに入っていた鳥谷が腰砕けのスイングで空振り三振で試合終了。
2-1で楽天に負けました。4連敗です。
西武とのゲーム差は1、楽天とのゲーム差は1.5となりました。
最後なぜ鳥谷に代打を出さないのでしょうか。
敗色濃厚とはいえ1点差。負ければCSが危うくなる大事な試合です。
サードの控えには茶谷もいたわけですし、マリンで全く打たない鳥谷を立たせるよりもマシな選択肢があったはず。。
もう記録達成に忖度しなくてもよいはずなのですが・・・。
ちなみに井上はコンディション不良のためベンチ入りしていなかったそうです。
ますます末期的になってきました。
ロッテ4連敗の裏でアジャ不在も判明 井口監督「試合前はオーダーに入っていたが」(スポニチ)
ロッテは2日連続のバッテリーミスで4連敗。1―1の8回1死一、三塁で、沢村のワンバウンドしたスプリットを捕手・田村が止められなかった。29日の逆転サヨナラ負けと同じような形で決勝点を失った。
9回2死では鳥谷が空振り三振に倒れて、試合終了となった。まだ、一発の可能性ある井上がベンチに残っていると思われたが、井口監督は「試合前はオーダーに入っていたが、その後に外れた」と説明。前日に22日ぶりとなる一発を放ち、不振脱出の気配を見せていたが、コンディション不良でベンチにいなかったことも判明。3位西武と1ゲーム差は変わらないが、4位楽天とも1・5ゲーム差となった。
指揮官が「一年を通してベストオーダーを組めない」とこぼすのも仕方なかった。
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source : マリンブルーの風