2021年7月1日木曜日

中村紀洋「頭で描いた球を“投げさせる”ためにワザと空振りしてた」

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引用元: https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1624977641/

1: 風吹けば名無し 2021/06/29(火) 23:40:41.18 ID:+2LJiFD30NIKU
28日深夜、カンテレで放送された『こやぶるSPORTS超』に、プロ野球界の“ミスターフルスイング”、中村紀洋さんが出演。豪快なスイングの裏側に隠されていた緻密な戦略などについて明かしました。

 番組の中で、中村さんは「フルスイング、フルスイングってすごく言われるんですけど、緻密な考えがあるんですよね」とした上で「全部が全部思いっきり振れないんですよ。頭の中で描いたボールが来た時に振る。そういうボールを“投げさせる”ように工夫するんです」と、ホームランバッターとしての自身の戦略を披露しました。

これにはMCの小籔千豊さんも驚いた様子で、「なるほど、この球をアイツが投げたらホームラン打てるかもわからんから、それを投げさせるために逆算するということですか?」と質問。

 中村さんはうなずき、「ワザと空振りするとか(笑)、もう一球来い!みたいな。ワザと合ってないフリをするんです。そしたら絶対同じボール来るんで、それを逃さずフルスイングで打つ練習をしてました」と答え、あえてストライクを献上して狙い球を相手が投げてくるように誘い、実際に来たところを狙いすまして打ち返していたと明かしました。

 また、今のプロ野球で重要さが増している“データ”についても、当時から個人で積極的に取り入れていたという中村さん。

「前回対戦した時に自分で書いたノートをもう1回見直して、試合前にもう1回書くんです。そうすると試合中、打席の中でふと思い出す時があるんです。『あっ、こうやって書いてたな』と。で、その球が来るんです。僕のフルスイングはそこでするんですよ」と語り、バッターボックスでやみくもにバットを振るのではなく、日頃からの綿密な準備が大切だと強調。

 さらに「タフィ・ローズにタイロン・ウッズ、ラミレスも全員頭が良くて、すごくノートに書いてました。何でもかんでも打ちにいったら、絶対ホームラン20何本ぐらいで終わってしまうんですよね。シーズン30本超えていくには、やっぱり頭を使って打たないといけないです」と、チームメイトだった大打者たちの地道な努力についても明かしていました。

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source : 竜速(りゅうそく)