2018年4月30日月曜日

阪神5回戦(マツダ)。


 ◇スタメン

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 7 松山
④ 9 鈴木
⑤ 3 バティスタ
⑥ 5 安部
⑦ 8 下水流
⑧ 2 磯村
⑨ 1 大瀬良

【阪神】
① 4 鳥谷
② 6 植田
③ 9 糸井
④ 3 ロサリオ
⑤ 7 福留
⑥ 5 糸原
⑦ 8 高山
⑧ 2 梅野
⑨ 1 能見


☆先発は、カープが大瀬良、阪神が能見。大瀬良くんは今回も期待していいと思います。丸が離脱となったので、下位と上位のつながりで得点を。連勝してカード勝ち越しと行きましょう!


(T)1回表
①鳥谷センターフライ、②植田三振、③糸井三振、この回三者凡退、無失点。…鳥谷は0ー1からど真ん中ストレート、植田は0ー2から内角低めストレート、3球オールストレート、糸井は1ー2から内角低めストレート。大瀬良くんいいですね。


(C)1回裏
先頭①田中 ストレートの四球…田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池 キャッチャーファウルフライ…1ー0から内角高めストレート。う~ん、ランナーを進めてくれ~(-_-;)
 1死1塁
③松山 三振、田中盗塁…2ー2から真ん中低めボール球フォーク。
 2死2塁
④鈴木 ハーフスイングを取られ三振、この回無得点。…0ー2から真ん中ワンバウンドのフォーク(-_-;)


(T)2回表
④ロサリオ センターフライ…1ー0から真ん中高めストレート。
 1死
⑤福留 ライト前ヒット…2ー2から6球目内角カットボール。
 1死1塁
⑥糸原センターフライ、⑦高山セカンドゴロ、この回無失点。…糸原は0ー1から外角高めストレート、高山は1ー2から5球目外角カーブ。


(C)2回裏
先頭⑤バティスタ レフト前ヒット…2ー2から真ん中高めスライダー。バティスタが出ました。
 無死1塁
⑥安部セカンドゴロ、⑦下水流ライトファウルフライ、⑧磯村三振、この回無得点。…安部は1ー0から真ん中低めボール球スライダー、下水流は3ー1からど真ん中ストレート、磯村は1ー2から内角高めストレート、ランエンドヒット。う~ん、今日はこの並びに頑張ってほしいんですけどね。


(T)3回表
先頭⑧梅野 レフトスタンドへ先制ホームラン、阪神先制、広0-1神。…初球真ん中高めストレート。
 無死
⑨能見ショートゴロ、①鳥谷三振、②植田ショートゴロ、この回1失点。…鳥谷は2ー2から7球目外角つり球、植田は0ー1から外角フォーク。


(C)3回裏
⑨大瀬良サードゴロ、①田中三振、②菊池ショートゴロ、この回三者凡退、無得点。…田中くんはフルカウントから7球目真ん中つり球、菊池は1ー1から外角低めフォーク。


(T)4回表
③糸井 ライトフライ…初球内角高めカーブ。
 1死
④ロサリオ センター前ヒット…2ー2から真ん中高めストレート。
 1死1塁
⑤福留見逃し三振、⑥糸原ピッチャーゴロ、この回無失点。…福留は0ー2から内角高めストレート、糸原は2ー0から外角ストレート。


(C)4回裏
③松山つまったセカンドゴロ、④鈴木サードゴロ、⑤バティスタサードゴロ、この回三者凡退、無得点。…松山は初球内角低めフォーク、鈴木は初球真ん中低めストレート、バティスタは2ー1から外角高めフォーク。


(T)5回表
⑦高山 サードファウルフライ…1ー2から真ん中低めストレート。
 1死
⑧梅野 センター前ヒット…1ー0から外角ストレート。
 1死1塁
⑨能見 スリーバント失敗
 2死1塁
①鳥谷の時、梅野盗塁
 2死2塁
①鳥谷 セカンドゴロ、この回無失点。…2ー1からど真ん中カットボール(^^;


(C)5回裏
先頭⑥安部 センター前ヒット…2ー2から真ん中低めスライダー。安部が出ました。
 無死1塁
⑦下水流 レフト前ヒット…1ー0から真ん中低めボール球スライダー。下水流がつなぎましたよ。
 無死1・2塁
⑧磯村 送りバント
 1死2・3塁
⑨大瀬良 三振
 2死2・3塁
①田中 四球
 2死満塁
②菊池 レフト前逆転2点タイムリーヒット カープ逆転、広2-1神。…0ー1から真ん中高めストレートを三遊間へ。いやいや、菊池がまたまたやりましたね!
 2死1・2塁
③松山 レフトフライ、この回2点。…2ー2から真ん中低めボール球スライダー。


(T)6回表
先頭②植田 ショート内野安打…1ー1から真ん中高めストレート。
 無死1塁
③糸井 ファーストファウルフライ…2ー2から6球目内角高めボール球ストレート。
 1死1塁
④ロサリオの時、植田盗塁、キャッチャー磯村悪送球、植田は3塁へ。…足を使ってきましたね。
 1死3塁
④ロサリオ センターへ同点の犠牲フライ、阪神同点、広2-2神。…フルカウントからど真ん中カットボール。
 2死
⑤福留 レフトフライ、この回1失点。…2ー1から外角高めストレート。


(C)6回裏
④鈴木 三振…2ー2から外角フォーク。
 1死
⑤バティスタ フルカウントからレフトスタンドへ勝ち越しホームラン カープ勝ち越し、広3-2神。…フルカウントから8球目内角ストレート。つり球をカット、フォークを見極めて、打席を作りましたよ。
 1死
⑥安部ファーストゴロ、⑦下水流センターフライ、この回1点。…安部は2ー0から内角低めストレート、下水流は1ー1から外角高めストレート、センター高山ダイビングキャッチ。


(T)7回表
⑥糸原セカンドゴロ、⑦高山センターフライ、⑧梅野三振、この回三者凡退、無失点。…糸原は1ー2から5球目ど真ん中ストレート、高山は初球内角低めカットボール、梅野はフルカウントから外角高めカットボール。大瀬良くん、7回まで来ました。


(C)7回裏、投手石崎(T)。
⑧磯村 センターフライ…1ー0から真ん中低めストレート。
 1死
⑨大瀬良 四球…これが分からない(^^;
 1死1塁
①田中 ライトスタンドへ2ランホームラン 広5-2神。…1ー0から真ん中高めストレート。いやいや、大きな2点が入りました。
 1死
②菊池 ライト前ヒット…初球外角ストレート。
 1死1塁
③松山 三振…2ー2から内角ワンバウンドのスライダー。
 2死1塁
④鈴木の時、石崎牽制悪送球…チャンス。
 2死2塁
④鈴木 三振、この回2点。…フルカウントから7球目外角低めボール球スライダー。大瀬良くん、8回も行きますね。


(T)8回表、③松山に代わりセンター野間、センター下水流センター下水流がレフト。⑨石崎に代打伊藤隼。
先頭⑨伊藤隼 レフト前ヒット…1ー1から外角高めストレート。先頭を出しましたね。
 無死1塁
①鳥谷 センターフライ…0ー2から真ん中高めストレート。
 1死1塁、②植田に代打原口。
②原口 四球…ここは踏ん張りどころ。
 1死1・2塁、1塁ランナー原口に代走大山。
③糸井 セカンドライナー…1ー2から内角低めボール球ストレート。
 2死1・2塁、投手今村(C)。キャッチャー石原。
④ロサリオ セカンドフライ、この回無失点。…1ー0からど真ん中ストレート(^^;


(C)8回裏、⑦高山に代わり投手岡本(T)。②植田の代打原口の代走大山そのままサード、サード糸原がショート、⑨石崎の代打伊藤隼そのままセンター。
⑤バティスタサードゴロ、⑥安部三振、⑦下水流三振、この回三者凡退、無得点。…バティスタはフルカウントから外角スライダー、安部は2ー2から6球目内角ワンバウンドのカーブ、下水流は2ー2から内角高めシュート。安部ちゃんはボール球を我慢しないと、率は上がってきません。


(T)9回表、投手中崎(C)。ファースト岩本。
⑤福留2ー2から6球目外角高めスライダーにレフトフライ、⑥糸原2ー2から6球目真ん中高めストレートにセカンドゴロ、⑦岡本の代打西岡2ー2から6球目外角スライダーにピッチャーゴロ、この回三者凡退、無失点、ゲームセット(/--)/


広島 対 阪神 (5回戦 広3勝2敗0分 13時30分 マツダスタジアム 31819人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
T 0 0 1 0 0 1 0 0 0 2
C 0 0 0 0 2 1 2 0 X 5
勝 大瀬良 5試合3勝2敗
敗 能見 2試合0勝1敗
S 中崎 14試合0勝0敗S10
ホームラン 梅野2号(大瀬良) バティスタ3号(能見) 田中1号②(石崎)

【阪神】
      打 安 点 打率 本
① 4 鳥谷  4 0 0 .146 0
② 6 植田  3 1 0 .125 0
打 原口  0 0 0 .625 0
走 5 大山  0 0 0 .171 2
③ 9 糸井  4 0 0 .288 4
④ 3 ロサリオ
      3 1 1 .279 1
⑤ 7 福留  4 1 0 .333 2
⑥56糸原  4 0 0 .284 0
⑦ 8 高山  3 0 0 .208 0
  1 岡本  0 0 0 ---- 0
打 西岡  1 0 0 .136 0
⑧ 2 梅野  3 2 1 .167 2
⑨ 1 能見  2 0 0 .000 0
  1 石崎  0 0 0 .000 0
打 8 伊藤隼 1 1 0 .273 0
計     32 6 2 .227 11
残塁5、併殺0

【広島】
      打 安 点 打率 本
① 6 田中  2 1 2 .277 1
② 4 菊池  4 2 2 .286 4
③ 7 松山  4 0 0 .270 2
  8 野間  0 0 0 .308 0
④ 9 鈴木  4 0 0 .208 1
⑤ 3 バティスタ
      4 2 1 .262 3
  3 岩本  0 0 0 .000 0
⑥ 5 安部  4 1 0 .250 1
⑦87下水流 4 1 0 .243 1
⑧ 2 磯村  2 0 0 .227 1
  1 今村  0 0 0 ---- 0
  1 中崎  0 0 0 ---- 0
⑨ 1 大瀬良 2 0 0 .000 0
  2 石原  0 0 0 .154 0
計     30 7 5 .257 24
残塁5、併殺0

【阪神】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
能見  2 0 1 0 6 94 5 6 2 3 3.48
石崎  9 0 0 0 1 23 2 2 1 2 3.00
岡本  2 0 0 0 1 17 0 2 0 0 3.00

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
大瀬良5 3 2 0 72/3 110 6 6 1 1 2.64
今村  12 1 0 0 1/3 2 0 0 0 0 0.00
中崎  14 0 0 10 1 18 0 0 0 0 2.63

◇盗塁 田中(1回)梅野(5回)植田(6回)
◇失策 磯村(6回)石崎(7回)
◇試合時間 2時間53分


◇広島がバティスタ、田中の一発で5連勝 大瀬良は7回途中2失点で3勝目 4/29(日) 16:23配信 Full-Count


◆7回2死一、二塁で2番手・今村が好リリーフ

 広島が一発攻勢で5連勝をマークした。29日、マツダスタジアムで行われた阪神戦。同点に追いつかれた6回にバティスタの3号ソロで勝ち越すと、7回には田中の1号2ランが飛び出し5-2で勝利した。阪神は2連敗で勝率5割復帰を逃した。

 広島は3回に先制を許したが1点を追う5回。2死満塁から菊池が左前2点タイムリーを放ち逆転に成功する。直後の6回に同点に追いつかれたがその裏にすぐさま反撃。1死からバティスタが左翼席へ3号ソロを放ち勝ち越しに成功。さらに7回は1死一塁から田中が右翼席へ1号2ランを放ち貴重な追加点を奪った。

 先発の大瀬良は6回まで2失点と粘りの投球を見せたが、7回2死一、二塁でロサリオを迎え降板。一発が出れば同点の場面で2番手としてマウンドに上がった今村が二飛に打ち取とる好リリーフを見せると、9回は中崎が締めくくった。

 大瀬良は7回2/3、6安打2失点、今季最多の110球を投げ3勝目を手にした。阪神は先発の能見が6回2失点と好投したが、あとを受けたリリーフ陣がカープ打線につかまりカード負け越しが決まった。


☆いやいや、今日は大瀬良くんですね。


◇広島緒方監督「大地の投球に尽きる」逆転で4連勝 4/29(日) 20:02配信 日刊スポーツ

<広島5-2阪神>◇29日◇マツダスタジアム

 広島は今季12度目の逆転勝利で4連勝とした。

 先発大瀬良は8回途中までソロ本塁打と失策絡みの2失点に抑えて3勝目。離脱した丸を欠く打線はつなぎの攻撃で同点に追い付き、1発攻勢で阪神を突き放した。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。

 緒方監督 (自ら切り出すように)大地の投球に尽きるよね。初回の入りから抜群で、実質、本塁打の1点だけというところでね。2点目は失策が絡んでのものだったので。打つ方もキク(菊池)が逆転打を打ってくれた中で、(田中)広輔の2ランはすごく大きな得点となった。

 -丸を欠いても打線が逆転勝利

 緒方監督 全員で、全員でね。誰がケガで外れようと、チーム全員でカバーして戦っていく。


☆7回裏、大瀬良くんが打席に立ったことで、あら、8回も行くのね、と(笑)。その大瀬良くんが四球を選び、田中くんの2ランを呼ぶんですから、野球っちゅうのは面白い(笑)。


◇【3勝目一問一答】広島・大瀬良「最後まで投げたかったが…仕事はできた」 2018.4.29 16:38 サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、広島5-2阪神、5回戦、広島3勝2敗、29日、マツダ)

 首位・広島が阪神との接戦を制し5連勝。先発した大瀬良大地投手(26)が7回2/3を投げ6安打2失点と好投し、今季3勝目(2敗)を挙げた。打線は1点リードの七回に1番・田中広輔内野手(28)が1号2ランを放つなど、終盤に突き放した。コイの季節。大瀬良はお立ち台で満面の笑みを浮かべた。

 --今季最長のイニングだった

 「八回は自分で最後まで投げたかった。でも中継ぎに任せてと気持ちを切り替えたので、仕事はできたという感じです」

 --降板後のベンチではどんな気持ち

 「自分がためたランナーだった。ランナーを残してしまったので、抑えてくれてありがとうございますという気持ちでした」

 --粘りの投球だった

 「毎試合、簡単にいけるとは思ってはいない。どんな時でも粘り強く投げることが大事だと思っている」

 --援護点をくれた野手へ

 「いつも僕が投げる試合はたくさん打ってくれる。勝ち越してもらって(六回に)同点にしてしまったので、それは次の課題にしたい」

 --今季初めてお立ち台

 「この景色は最高です」


☆ま、阪神打線の打ち損じにも助けられたのですが(笑)、それも大瀬良くんがきちんとピッチングしているからこそ。特にストレートの制球が良く、ほぼ思ったところへ投げられたんじゃないでしょうか。球速はそれほど出ていなくても、意図通りに投げられた球はキレがあり、キャッチャーも組み立てができる。


☆で、何てったって、この9連戦の中、8回途中まで投げたんですから、それだけでも価値がある。中崎くんは連投となりましたが、今村くんは2球で済んだし、ジャクソンを休ませることができました。


☆さて、中継ぎの話、今日はちょっと面白い継投がありました。巨人ーヤクルト戦、5ー7とヤクルト2点リードの7回裏、ヤクルトはここまで防御率0.00の近藤が登板。ところが5点を失い、逆転されます。で、次に出てきたのは、前日も投げた、カラシティー。抑えだったカラシティーは、現在はビハインド要員。


◇小川監督「ずっとミスが絡む試合」守備乱れ3連敗 4/29(日) 19:46配信 日刊スポーツ

<巨人11-8ヤクルト>◇29日◇東京ドーム

 ヤクルトがミスから大量失点を招いて3連敗を喫した。

 7-5の7回1死二塁、巨人岡本の三ゴロをこの回から三塁に入った大引が失策。4番手近藤が巨人打線にのみ込まれ、一挙6失点で逆転された。

 2度もリードしながらの逆転負けに、小川淳司監督(60)は「こういう試合は勝たないといけない。投手はその日の調子がいい、悪いはある。今日は近藤が良くなかったし、エラーが1つ入ったのもあってこうなった。ずっとそういう(ミスが絡む)試合になっている」と厳しい表情で振り返った。


☆投手の調子のいい悪いは結果論であり、そこは問題じゃないんですね。5点取られるまで代えないんですよ、前日勝ちパターンのピッチャーは投げていないにもかかわらず。理由は簡単で、9連戦の2戦目であること、そして8回・9回に投げるピッチャーを早めにつぎ込むような「スクランブル継投」をする時期でも何でもないこと。近藤はやはり7回を投げ切らなきゃダメなんですよ。で、逆転されたんで、ビハインド要員のカラシティーに代えた、連投にもかかわらず。これも、役割がはっきりしているから。


☆中継ぎ投手は、野球ゲームの駒ではありません。生身の人間なんです。そこも考えて、プロの監督は継投してるんですよ。明日も僅差でリードしていれば、9回には中崎くんが出てくるでしょう。で、巨人第1戦も僅差でリードしてたら、9回はどうしますか? 中崎くんを4連投させる訳にはいかない、となれば、一岡くんか中田くんを勝ちパターンに加える必要がある。でももし前日も一岡くん・中田くんが投げていたら、どうしますか? で、次の試合で先発が早めに降りたら、継投はどうしますか?


☆あの中日第1戦、もし今村くん・ジャクソン・中崎くんを投入してたら、ジャクソン・中崎くんは4連投、当然第2戦は使えません。となると第2戦の8回は今村くんだったと思いますが、だとしたら今村くんは、3連投。で、9回は誰が投げるんでしょう。


☆そういうことにならないように、勝ちパターンのピッチャーを休ませたんですよ。そういうことまで考えて、継投してるんです。


☆連勝が続けば、そのリスクは常について回ります。特に今回は9連戦、中継ぎが疲弊した状態で9連戦に突入したら、一体どうなるのか。そこまで考えて批判してるのなら、あの時どう継投すれば「正解」だったのか、ちゃんと示してみなさいっての。


☆結果を見てものを言うのは、誰でもできること。先発が打たれりゃ「先発はもっと頑張れ」、打線が打てなきゃ「もっと打て」。四球を出せば「四球を減らせ」。今日も先発には期待できない、と言っていた人がいましたが、大瀬良くんが好投すると「まあよくやった」。おめー先発には期待しないって言ってたじゃんよ。


☆批判好きな人というのは、そういう間違いを一昨年から散々してきてるのに、全く学ぼうとしない。自分の野球観と違うことが現実に起これば、親の仇かというくらい批判するのに、その後現実が自分の言った通りにならなくても、何の弁解もない。言いっぱなし。中日戦でチームはシラけた、と言っていた人は、その後チームが5連勝しても、何事もなかったかのように「勝ってよかった」だって。


◇広島・大瀬良、7回2/32失点で3勝目 野村、丸離脱の中「みんなでカバーする」 4/29(日) 18:37配信 デイリースポーツ

 「広島5-2阪神」(29日、マツダスタジアム)

 広島の先発・大瀬良大地投手が7回2/3を投げ6安打2失点(自責点1)で今季3勝目を挙げた。

 初回から安定感抜群の投球を披露。三回には梅野に先制のソロを被弾したが、後続を抑えて最少失点で切り上げた。その後も力強い直球を中心に変化球を交えながら阪神打線に的を絞らせなかった。

 先発ローテの軸となっていた野村が背中の筋挫傷で戦列を離れ、打線の核となる丸も故障で登録抹消となったが「そういうときこそ、みんな『やってやる』と思ってやっている。みんなでカバーしてやっていきたい」と力を込めた。

 9連戦の2戦目で長いイニングを投げ「今日のような投球ができれば、球数が少なくテンポもよくなる。(ストライク)ゾーンの中で勝負できた」と納得の表情を浮かべた。


☆あら、とっても団結してるように見えますけど。首脳陣の采配に呆れ、主力投手と主力打者の離脱したチームに、5連勝なんてできますかね。


☆ちなみにこの人は、薮田くんの先発は意味分からん、中田くんを落とさないのは意味分からん、恭平くんの昇格は意味分からんと、まあ自分の野球観に合わないことは全て気に食わないようですが(笑)、明日薮田くんが打たれたら、それ見たことかと、猛批判するんでしょうな。


☆ちなみに星勘定から行くと、明日は負けたって全然構いません。それより薮田くんは、何点取られようが負けようが、6~7回投げること。そのことが一番重要です。先発の数が足りない、中継ぎに負担がかかってることが一番の懸案事項であって、それをどうするかが、まず先決。投手陣に無理をさせてでも勝ちを取りに行くなど、自殺行為。




☆さて、試合の話に戻って。


◇広島・菊池、逆転の2点適時打「必死にいきました」 4/29(日) 15:20配信 デイリースポーツ

 「広島-阪神」(29日、マツダスタジアム)

 広島・菊池涼介内野手が逆転の2点適時打を放った。

 1点を追う五回、先頭の安部と下水流の連打などで2死満塁の好機。能見の2球目、高め直球をはじき返すと、打球は三遊間を破り左前へ。「とにかく必死にいきました。良い反応で打てましたね」。前日は決勝打を放った菊池が、この日も勝負強さを発揮した。


◇広島 バティスタが勝ち越し弾「詰まったけど前でうまく打てた」 4/29(日) 16:43配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島―阪神(2018年4月29日 マツダ)

 広島・バティスタ外野手(26)は、同点で迎えた6回1死無走者で阪神先発・能見の内角直球を左翼席へ勝ち越し本塁打を放った。

 「ちょっと詰まったけど、高めの球をポイントを前でうまく打てました。アゴを締めた(笑い)」

 17日ヤクルト戦(呉)で1軍に合流した助っ人は、今季11試合目で今季3号と上々のペースで本塁打を積み重ねている。


☆えーっと、やっぱり、バティスタね(笑)。


◇広島が今季2度目の5連勝 V弾のバティスタ「やっぱり、結構、頑張りました」 4/29(日) 18:46配信 デイリースポーツ

 「広島5-2阪神」(29日、マツダスタジアム)

 広島が一発攻勢で阪神を突き放し、今季2度目の5連勝を果たした。

 五回、2死満塁から菊池が2点適時打を放ち、逆転。同点に追いつかれた直後の六回にはバティスタが3号ソロを放ち勝ち越すと、続く七回には田中の右翼席への1号2ランで、加点した。

 投げては先発の大瀬良が7回2/3を6安打2失点と粘りの投球で今季3勝目を挙げた。

 お立ち台に立った打のヒーロー、バティスタは「チーム助けるために、やっぱり、結構、頑張りました。いいホームラン打ったからよかったと思います。今年、ファームからスタート始まったからちょっと悔しい。今1軍にいるから100パーセントの力を出す」と、おなじみのクレート通訳の“カタコト通訳”を通して、スタンドを沸かせていた。


☆んー、やっぱり、クレートさんね(笑)。


☆えーっとですね、まず昨日、「タナキクの役割が変わるかも」とK.Oは言ったのですが、これは丸の役割をタナキクがカバーしなきゃいけない、つまりランナーを返す役割もしなきゃいけない、ということ。今日のように松山・誠也くんが打てなければ、タナキクが返さなきゃいけない。となると下位からのつながりが大事で、5回は安部・下水流がチャンスメーク、田中くんがつないで、菊池が返す。7回は大瀬良くんが出て、田中くんが一発。これまでホームランのなかった田中くんですが、今日はランナーを返す役割も意識していたと思います。


☆で、こういうことを、言わなくても分かって、それを実践できるのが、タナキクマルと言われる所以。今年は菊池がポイントになる、とK.Oは開幕前から言ってますが、丸がいないとなると、なおさら菊池の役割は重要になってきます。その辺を、菊池も分かってる。


☆で、明日は今度は松山・誠也くんが、しっかり仕事をして下さい(笑)。


☆バティスタはですね、ボール球を見極められたら、チャンスが出てくる。ホームランの打席も、その前のフォークをしっかり見極めてフルカウントまで持っていったんで、バッテリーの選択も、内角ストレートになる訳です。で、内角を狙っていたというバティスタ、見事スタンドイン。


☆いやね、能見さん、良かったんですよ。元々能見さんのクロスファイアを苦手としているカープ打線、今日も内角をうまく使ってたのですが、内角ってのは厳しく突けば武器になりますが、ちょっとでも甘くなれば、一発のリスクがある。だからなかなか内角は突けないんですよね。


☆その、阪神。


◇金本監督「投手もガクッと来た」守備の乱れ響き連敗 4/29(日) 18:54配信 日刊スポーツ

<広島5-2阪神>◇29日◇マツダスタジアム

 阪神は9連戦を連敗発進だ。6回、同点に追いついたが、その裏、一塁ロサリオがバティスタのファウルゾーンへの飛球を捕りきれず、仕切り直しで、先発能見が痛恨の勝ち越し本塁打を左翼に浴びてしまった。 

 金本知憲監督(50)は「難しいところではあるけど(守備)範囲という点では、投手もガクッと来たかなと思う」と指摘した。今季最多の借金2に増え、3、4月の負け越しも決定。28日に続いて、守備の乱れが目立つだけに、解消したいところだ。


☆もうね、ロサリオは今の数字だったら、原口とかを育てた方がよっぽどチームのためになる。高山も微妙、中谷・北條・江越はファーム、伊藤隼は守るところがない。糸井・福留は大きな戦力ですが、彼らが打てなきゃ勝てない、というチーム体質になってる。これはある意味、必然的なこと。


☆一方カープは丸が離脱、代わりに出てきたのは、下水流。センターの守備もいいし、今日はヒット1本、それが得点につながってる。阪神はセンターに高山とか伊藤隼を置かざるを得ず、この2人の守備は、もう危なっかしいったら(笑)。


☆今日は植田の足で1点取りましたが、こういう選手をもっと使えばいいんですよ。巨人はセカンドに吉川尚を据え、守備走塁で大きな戦力になってますし、大英断の岡本くんの起用は、皆さんもご存じの通りの大当たり。チームに乗せられて、長野とか亀井とかまで打ち出す始末(笑)。


☆結局、チームとしてバランスの取れているチームが、好循環を生むんですよね。守備でポロポロしてたらピッチャーやバッターもやる気をなくすし、ピッチャーがポロポロ失点するようでは、点を取るったって限界がある。またピッチャーがいくら抑えても点を取ってくれなきゃ、ピッチャーにも我慢の限界があります。


☆もちろん、どれも100点、はあり得ない。持ってる戦力の中で、いかに100点に近づけていくか。そしてそれぞれの部門がうまく噛み合って、1人で1点でも2人なら3点と、チームとして100点に近づくことができれば、チームは強くなる。


☆カープが、大した戦力でもないのに(笑)、こうして今年も首位にいるのは、そういう風に考えなければ説明がつきません。




◇セ・リーグ

▽巨人 11 - 8 ヤクルト (5回戦 G2-3 東京ドーム)
 巨人は4点を追う5回裏、ゲレーロとマギーの連続ソロで2点差とする。そのまま迎えた7回には、代打・阿部と代打・亀井の適時打などで一挙6点を奪い、逆転に成功した。3番手・田原が今季初勝利。敗れたヤクルトは、5回までに7点を挙げるも、投手陣がリードを守れなかった。
勝 田原 1勝0敗0S
敗 近藤 0勝1敗0S
本塁打 [ヤクルト] バレンティン5号(1回表3ラン) 山田哲6号(5回表3ラン) [巨人] 坂本勇2号(3回裏ソロ) ゲレーロ4号(5回裏ソロ) マギー3号(5回裏ソロ)

▽中日 2 - 4 DeNA (5回戦 D0-5 ナゴヤドーム)
 DeNAは2点を追う8回表、1死一三塁の好機からロペスの適時二塁打で同点とする。そのまま迎えた延長10回には、主砲・筒香の2ランが飛び出し、リードを奪った。投げては、4番手・三嶋が今季2勝目。敗れた中日は救援陣が崩れ、打線も再三の好機を生かせなかった。
勝 三嶋 2勝0敗0S
敗 田島 0勝1敗4S
セーブ 山崎 0勝1敗9S
本塁打 [DeNA] 筒香6号(10回表2ラン) [中日] 大島1号(6回裏ソロ) 福田2号(7回裏ソロ)


☆ヤクルト・中日は、後一歩のところで、勝てない。「勝てるチーム」を作るのは、大変ですなぁ。ただ、方向性は間違ってないと思います。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   26 17 9 0 .654 ー
② DeNA 23 13 10 0 .565 2.5
③ 巨人   24 13 11 0 .542 0.5
④ 阪神   22 10 12 0 .455 2.0
⑤ ヤクルト 23 9 14 0 .391 1.5
⑥ 中日   24 9 15 0 .375 0.5


☆ちなみに、昨年の26試合終了時点での順位。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   26 16 9 1 .640 ー
② 阪神   23 13 10 0 .565 2.0
③ 巨人   24 13 11 0 .542 0.5
④ DeNA 24 10 12 2 .455 2.0
⑤ 中日   25 9 13 3 .409 1.0
⑥ ヤクルト 24 9 15 0 .375 1.0


☆あら、10連勝した去年より勝率いいじゃない(笑)。2~4位の勝敗は全く同数、ただし2位はDeNA、4位が阪神。今年は混戦と思ってましたが、昨年と同じような形になってきたようです。


◇【29日のプロ野球公示】広島・丸を抹消&岩本を登録、阪神・能見、中日・ビシエドも登録 4/29(日) 13:36配信 ベースボールチャンネル

 日本野球機構は29日付の出場選手登録、登録抹消を公示した。

<セ・リーグ>
【登録】
広島   外野手   岩本貴裕
阪神   投手    能見篤史
中日   内野手   D.ビシエド

【抹消】
広島   外野手   丸佳浩

※5月9日以降でなければ出場選手の再登録はできない。

<パ・リーグ>
【登録】
なし

【抹消】
なし


☆丸の離脱は、もちろん痛い。


◇広島・丸が右ハムストリングの筋挫傷で抹消 連続出場は700でストップ 4/29(日) 14:35配信 サンケイスポーツ

 広島・丸佳浩外野手(29)が29日、右ハムストリングの筋挫傷で出場選手登録を抹消された。2013年5月20日のロッテ戦から続けていた連続出場は700でストップとなった。前日28日の阪神戦(マツダ)の守備でライナー性の打球を好捕した際に右太もも裏を負傷して途中交代。一夜明け、首脳陣が協議をして抹消が決まった。

 試合前に高ヘッドコーチは「抹消して3軍でリハビリをする。(最短での登録可能な)10日は難しいと思う。全員でカバーしていくしかない」と見通しを語った。代わって、岩本貴裕外野手(32)が出場選手登録をされた。


☆天谷かと思いましたが、岩本でしたね。そういや今日見てて思ったのですが、左利きのファーストって、減りましたな。


◇4月30日(月)の予告先発投手

○読売ジャイアンツ
野上 亮磨
4試合2勝1敗 防御率3.65 WHIP1.34
対S 1試合0勝1敗 防御率9.00 WHIP -
 VS (東京ドーム 14:00)
○東京ヤクルトスワローズ
館山 昌平
2試合0勝2敗 防御率5.40 WHIP1.60
対G 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○中日ドラゴンズ
松坂 大輔
2試合0勝2敗 防御率2.25 WHIP1.42
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (ナゴヤドーム 14:00)
○横浜DeNAベイスターズ
飯塚 悟史
3試合0勝1敗 防御率2.16 WHIP1.32
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○広島東洋カープ
薮田 和樹
6試合2勝0敗 防御率3.38 WHIP2.06
対T 1試合0勝0敗 防御率3.38 WHIP -
 VS (マツダスタジアム 13:30)
○阪神タイガース
岩貞 祐太
1試合1勝0敗 防御率1.50 WHIP1.17
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


☆薮田くん、期待してまっせ。


P.S. 今日もたくさんアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村


source : K.Oのカープ・ブログ。