2015年4月29日水曜日

清田の一発で流れが変わった!石川が完璧なピッチングで完封勝利

ライオンズ 0 - 4 マリーンズ

ニッカン式スコア
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打線に梃入れすべく選手の入れ替えがありました。
打撃不振の荻野貴が抹消され、福浦も抹消。
代わりに加藤と細谷が昇格しました。

なぜ福浦が抹消なんだ!
理由は尿管結石でした。

ロッテ 福浦 尿管結石で出場選手登録を抹消 (スポニチ)

 ロッテ・福浦が28日、尿管結石で出場選手登録を抹消された。

 20日に千葉市内の病院で尿管結石と診断され、27日に体外衝撃波結石破砕術を受けた。そのまま入院したが、28日朝に尿管結石とは別で発熱の症状がみられたという。全治は未定で、復帰については今後の様子を見て判断する。福浦が抹消されため、細谷が出場選手登録された。



尿管結石・・・。
あれは痛いですよ。私もやったことがありますが、死ぬほど痛いですし、血尿が出ます。病院で鎮痛剤を打ってもらってやっと落ち着きましたね。あとは石が出るまで痛み止めを飲んで我慢です。
小さい石であれば石を小さくする薬を飲みながら排尿時に排出されるのを待つのですが、福浦はレーザーを照射して石を砕く体外衝撃波結石破砕術を受けていますから、結構大きな石なのかもしれません。早めの回復を祈りましょう。
ちなみに、尿管結石の治療なら船橋市医療センターの近くにある船橋クリニックの評判が良いですよ。最初に行った病院で教えてもらいました。


さて、今日からマリンでライオンズと3連戦。
まずは先発石川で手堅く勝ちに行きたいものです。

ライオンズの先発は怪我で出遅れて今日がシーズン初先発となる菊池雄星でした。

石川は前回のオリックス戦であまりよくありませんでした。
今日も初回の立ち上がりはあまり良いとは言えず、先頭の秋山にヒットを打たれてしまいます。
しかし栗山を三振ゲッツー。キャッチャーの吉田が盗塁を試みた秋山を2塁で刺しました。
石川はこれで本来の調子を取り戻したようで、2回以降はすばらしいピッチング。得点を許しませんでした。

一方菊池雄星も威力あるストレートでマリーンズ打線を手玉に取ります。鈴木大地の送りバントが守備妨害を取られるなどの不運もありましたが、マリーンズ打線は菊池の前に三振の山、なんと8回途中まで12三振でした。

4回終わって0-0。
いつものパターンですと石川好投も援護無く見殺し。と言う展開になるのですが、今日は左キラーの清田がやってくれました。

5回表に清田がライトスタンドにソロホームラン。
流し打ちでホームランですよ。強打者清田!
清田は去年も菊池からホームランを打っています。菊池キラーですね。
ともあれ、貴重なホームランでマリーンズが先制しました。

さらに6回にはクルーズがソロホームラン!これで0-2。
菊池が投じた真中高めの甘い球を見逃しませんでした。
第3号ホームランでチーム本塁打王。打点もトップでチーム2冠です!

8回裏には鈴木大地がヒットを放ち、角中送りバントで1死2塁となったところでピッチャー交代。
西武は菊池雄星を下げ、2番手に岡本篤を送ります。
その岡本篤からデスパイネがセンター前にタイムリーヒット。0-3。
さらにクルーズもセンターに犠牲フライを放ち0-4。リードを広げます。
これでクルーズの打点は22。中村の21打点を抜いてパリーグ打点王です。

4点のリードをもらった石川は9回もあっさり抑えて試合終了。
西武打線をわずか2安打に抑え、堂々の完封勝利を挙げました。

すばらしい!石川はすばらしい!
仙台での嫌な流れを払拭する完璧なピッチングでした。特にシンカーとカーブが良かったです。
打線は繋がってはいませんけども、清田の一発が効きましたね。
清田が今年に賭ける意気込みは誰にも負けないはず。今年こそ1軍定着を期待します。

明日はいよいよ京大出身のルーキー田中が先発。
満員のマリンで何が起こるのか、とても楽しみです。


【ロッテ】伊東監督「今日は言うことないね」完封バッテリーたたえた! (報知)

ロッテの伊東勤監督(52)が28日、西武打線を完封したバッテリーをたたえた。

 先発の石川が9回2安打無失点で完封。初回に無死一塁では、捕手・吉田が秋山の盗塁を刺して相手の勢いを殺した。「今日は言うことないね。バッテリーの勝利とも言える。初回の盗塁を吉田が刺して、あれで乗れた。石川は全部のボールがよかった。特にカーブが有効だった。手を出してくる気配もなかったし、先に追い込めたのが勝因」とうなづいた。

 打線では今季初めて1番に起用した清田が先制の1号ソロ。「勇気づけられた一発。あそこで先制してくれて、いい流れができた」と笑顔だった。



ロッテ石川 29日初先発田中にお手本完封「プレッシャーを与えちゃいましたかね」  (スポニチ)

最後の117球目は自慢の宝刀だった。9回2死無走者。ロッテ・石川は栗山を2ストライクと追い込むと、外角低めに鋭く落ちるシンカーで二ゴロに打ち取った。昨年10月1日、プロ初完封を成し遂げた西武相手に自身2度目の完封劇。「幕張の五右衛門」の笑顔がはじけた。

 「9連戦の頭で投げるので、5、6回で交代したくないと思っていた。9回を投げるのは嫌だけど、完封は終わった後が気持ちいいっすね」

 初回のピンチを同期入団のバッテリーで切り抜けリズムに乗った。先頭・秋山に初球スライダーを左前打された。だが、続く栗山を低めの128キロシンカーで空振り三振。女房役の吉田が、秋山の二盗を阻止し、三振ゲッツーで切り抜けた。

 「危ないかなと思ったけど、吉田のおかげで乗っていけた」。最速146キロの直球とカーブ、シンカーを低めに集めるコンビネーションで、面白いように凡打の山を築いた。被安打はわずか2で、走者を許したのは初回と4回だけ。圧巻の投球に伊東監督も「言うことがない。全ての球が良かった」と称賛した。

 いい形で後輩につなげたかった。29日は、京大初のプロ野球選手、田中の1軍デビュー戦。「うまくバトンを渡したかった。勝つのと負けるのでは全然違う。いつもより勝たないといけないと思った」。石垣島キャンプでは、田中からフォームに関するアドバイスを求められたこともあった。27日の投手練習から1軍に合流したルーキーと接し、1年前の自分の姿を思い出した。「緊張してるか?頑張れよ」。昨年の新人王は、短い言葉でエールを送った。

 本拠QVCマリンでは14年5月24日の巨人戦以来、9連勝。試合後のお立ち台では「絶景です!」と決めぜりふを絶叫した。1人で投げきり、救援陣も休養十分で注目の一戦にスタンバイする。「(田中に)プレッシャーを与えちゃいましたかね」といたずらっぽく笑う「マリンの達人」は、理想的な形でルーキーにバトンを渡した。



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source : マリンブルーの風