2015年4月29日水曜日

ロッテ勝利の女神を自称する橋本じゅり氏が港区議会選挙で落選

minato



ロッテ勝利の女神を自称する橋本じゅり氏。
しかし、千葉ロッテマリーンズのファンは誰一人としてこの人を知りません。誰?
先日このブログでお伝えしたところ、大変大きな反響をいただきました。

この人誰?千葉ロッテの勝利の女神を自称する橋本じゅり氏が港区議会選挙に出馬



橋本じゅり氏の公式サイトにはこう書いてあります。

「千葉ロッテマリーンズ」のマスコットガール活動の年に47年ぶりの優勝をした事で「勝利の女神」と称される。

公式サイトのプロフィールの魚拓


マスコットガールなんて知りませんし、そもそも2005年のロッテ優勝は47年ぶりではなく31年ぶりです。
ロッテ勝利の女神を自称するのであれば、ロッテの優勝についての記載を間違えるなんてあってはならないことです。
なぜこのような間違いが放置されているのか理解できません。
ちょっと調べればわかることなのに、彼女やその周辺の人たちにはその程度の能力もないのでしょうか。

この橋本じゅり氏の最近の活動はブログやFACEBOOKに書かれています。

橋本じゅりオフィシャルブログ『笑顔の連鎖

橋本じゅり氏のfacebook


ここ10年ほどのアイドル活動については良く分からないことが多いです。

2013年9月10日にWORLD JOY株式会社を設立し代表取締役に就任。

2014年12月3日に「Resort Dining Juppy」というレストランを六本木に開店。

順調な人生です。
社長に就任して六本木に店を出す。女性が一人でできることでしょうか。よほどの才覚や財産があれば別ですが・・・。。
誰かの援助を受けたと考えるのが自然でしょう。
六本木、女性社長・・・。下世話な週刊誌ではありませんが、色々なキーワードを思い浮かべてしまいますね。

個人的にはブログなどに書いてある「イケてる女の子のサークル『FlyGirl』代表しているJuppyこと橋本樹里」という記載に興味があります。
六本木で何をするサークルなのでしょうか。



それと、橋本じゅり氏がオーナーを務める「Resort Dining Juppy」という店。
食べログを見ると21件の口コミがありますが、ちょっとあやしい口コミが多いです。

食べログにある「Resort Dining Juppy」の口コミ

口コミのはずが店の宣伝になっているもの多数。
OPEN一か月で「恋人できた」、「結婚決まった」「妊娠した」などの祝いが続出しているそうですが、それは口コミに書くべき内容なのでしょうか。

開店前のオープニングレセプションに参加した人による口コミも多いです。それって関係者による宣伝ですよね。
ちょっと前に食べログではやらせ口コミ疑惑が取り沙汰されましたが、このお店の口コミも怪しいように思えます。



さて、この橋本じゅり氏が立候補した港区議会選挙は美人候補が乱立し、マスコミの注目を浴びました。


美人すぎる候補者が揃う港区議選はミスコン? (東スポ)

 東京・港区議選(26日投開票)で“美人すぎる候補者”たちが、激しいバトルを展開中だ。立候補47人(定数34)中、13人が女性だ。同区は各党から美人候補者が勢揃いする激戦区として注目を集め「レベルが高すぎる」などとネット上でも騒がれている。

「候補たちの政策もそうだが、容姿レベルの高い美人候補者たちが多い。特に無党派層の男性有権者は投票に迷ったとき、ミスコンを審査する感覚で投票してしまう傾向がある。美人度で票が動く可能性は十分ありますね」と港区議選の特殊さを語るのは野党関係者だ。

 プロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の“勝利の女神”と称されたマスコットガールやアイドル活動を経て、実業家に転身し「日本を元気にする会」(松田公太代表)公認候補として立候補したのは橋本じゅり氏(33)。「食を通して、笑顔を連鎖させたい」「女性の想いを形にできる元気の連鎖」を掲げている。同会は今年1月に結成されたミニ政党で、当選するために必要とされる「地盤(組織)」「看板(知名度)」「かばん(資金)」の“3バン”に頼れるわけもなく、元タレントという知名度でも苦戦が予想されている。

 自民党からは2人。ファッションモデルとして活躍した後、2007年の同区議選に初出馬し、トップ当選を果たし、今回3期目を目指す、ゆうきくみこ氏(38)は少子化対策として第2子以降の保育料無料化を実現した実績に加え「独自の文化や慣わしを尊重し、誇れるまちづくり」を掲げている。

 2期目にチャレンジする“美しすぎる区議”やなざわ亜紀氏(33)は待機児童解消などを公約として「子どもを産み育てやすい港区」「誰もが笑って暮らせる愛と夢、希望にあふれた港区をつくる」と意気込んでいる。

 民主党からは産経新聞記者からフリーランス記者を経て再選を目指す清家(せいけ)あい氏(40)。「港区ママの会」を発足させ、待機児童、孤立する母親、子育て世代の悲痛な声のまとめ役となっている。人口の1割が外国人で「国際戦略総合特区」に指定されている港区だけに「グローバル教育の推進、中高一貫の国際バカロレア認定校、小学校の設置」を打ち出した。

 維新の党からも“美人候補”との呼び声が高い会社経営者、榎本あゆみ氏(31)は「子供を産みたくなる港区」「国際交流のさかんな港区」「シニアが活躍できる港区」などが政策だ。

 前出の橋本氏は「港区はまるでミスコン状態で、同じ年齢層の女性候補者の方が多いですね。選挙戦は自分がやれることのみなので、他の女性候補者というよりは自分との闘い。自分が今までやってきた“日本を元気にしたい”という思いをやっと実現できると思っているので、すごくつらいこともあるけど、人と触れ合うこともできてうれしいことの方が多いので大丈夫です」と話す。

 果たして“勝利の女神”は美人候補者自身にほほ笑むのか。



4月26日に投票が行われ、結果は落選。
橋本じゅり氏は693票で40番目の得票数(定数34)でした。

港区ホームページ


この結果について日刊ゲンダイは以下のように報じています。

美人候補が軒並みトップ当選…ミスコンに終わった統一選 (ゲンダイ)

26日投開票された統一地方選の後半戦。美人候補が乱立、「ミスコン状態」と騒がれた東京・港区議選は2期目にチャレンジした美人ママさん区議の清家愛(40=民主)がトップで当選した。

 3位は元資生堂勤務の柳沢亜紀(33)、元モデルの結城公美子(38)も上位当選と、自民現職の美女2人が順当に勝ち上がるなど、美人候補が次々当選。ロッテのマスコットガールだった橋本樹里(33=元気)が落選したのが不思議なほど。



記事にあるとおり、港区議選の「美人候補」のうち、清家愛氏が3326票でトップ当選、柳沢亜紀氏2433票で3位、結城公美子氏が1761票で12位、兵藤ゆうこ氏が935票で34位。要するに橋本じゅり氏以外は全員当選しています。

なぜこのような結果になったのか。
ゲンダイは落選したのが不思議と書いていますが、取材力がありませんね。
その点東スポは苦戦が予想されると書いていますから、まだマスコミの良心があります。

港区民の有権者は、六本木の一等地に店を出した30代の女性経営者をどう見るでしょうか。
おそらく、良い印象は持たれないと思います。

どのような人たちから援助を受けているのかを気にする人は多いでしょう。バックに後ろ暗い人たちがいるのではないかと考える人もいるかもしれません。六本木界隈のゴシップネタには色々なものがありますから。
誰が、どのような目的で橋本じゅり氏を担いでいるのでしょう。

そしてこの動画。橋本じゅり氏が政策を語っていますが、何を言っているのかわかりません。
自分で考え、自分の言葉として話しているのでしょうか。



これでは落ちますよ。
そもそも区議会議員ともなれば役所が用意する資料をきちんと読み込まなければなりません。
2005年のロッテ優勝が何年ぶりなのかも正しく把握できない人が、役所が出す資料の中身を理解できますか?

ロッテの優勝を47年ぶりと間違って記載し、しかもそれを訂正しない。
橋本じゅり氏とその周辺には議員に必要な調査能力も実務能力も無いことを表しています。
だから地元の有権者にも支持されなかったのでしょう。

今後どのような活動をするかはわかりませんが、とりあえずロッテ勝利の女神を名乗ることはやめていただきたいと思います。



にほんブログ村 千葉ロッテマリーンズ
  
プロ野球・人気blogランキング


source : マリンブルーの風