ニッカン式スコア
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昨日はルーキー田中が3回5失点と炎上して負けました。
デビュー戦が早すぎたのではないかと言う声が上がっているようです。
ＫＯデビューの京大クン「まだプロの体じゃない」 （東スポ）
ロッテの「京大君」ことドラフト２位・田中英祐投手（２３）が、２９日の西武戦（ＱＶＣ）でプロ初登板初先発。３回６安打５失点でＫＯされ、プロ初黒星を喫した。
３万１００人満員のロッテファンの前でマウンドに立った初の京大出身右腕は、緊張で制球が乱れ、いきなり２者連続四球。そこから３安打を浴びて４点を失うと、３回にも１失点し、７２球でマウンドを降りた。
田中は「最初、地に足がついていなかった。それが最後まで続いた」と反省したが、試合前から異様な雰囲気だった。この日は青のレプリカユニホームを来場者全員に配る「マリンフェスタ」。田中の先発は１６日に早々と決定し、２７日の投手練習から連日、報道陣に囲まれた。この日も女子アナが４人も取材に訪れる注目の高さ。さらに試合後にはＫＯされたにもかかわらず約２０分間、ファンとフォトセッションを行った。
これには敵の西武サイドから「ルーキーなんだから平日ナイターとか、もっと普通の静かな環境でデビューさせてあげればいいのに。周りがお祭りにしてしまった。フォークとかいいボールを持っているのに」と同情の声が上がるほど。
本紙評論家の得津高宏氏も「あの小さいお尻を見ればわかるように、まだプロの体ではなく一軍のマウンドは早い。話題優先で使ったらかわいそう。素材は（元ロッテで東大卒の）小林至とは比べものにならないぐらい、いいんだから。じっくり２年ぐらいかけて、いいローテーション投手に育ててほしいと思います」と話した。
伊東監督は「（田中に）プレッシャーをかけたくなかったんだけど悪いほうに出た」と反省したが、３０日以降は「ベンチに入れて投げさせる。その後はおいおい考える」と中継ぎ待機させるという。このまま周囲の思惑に潰されなければいいが…。
西武サイドから「ルーキーなんだから平日ナイターとか、もっと普通の静かな環境でデビューさせてあげればいいのに。周りがお祭りにしてしまった。フォークとかいいボールを持っているのに」と同情の声が上がるほど。
ということで、いいものを持っているのは相手にも認められています。
貴重なルーキーは大事に育てないといけません。
田中以外も同様。マリーンズの将来のためには若手を育てることが大事。
そんなわけで、今日は井口のほかに今江も外し、若手主体のオーダーとなりました。
1番はサードにルーキー中村、2番はセンター加藤。岡田じゃないのか・・・。
ファーストには大嶺翔が入ったのです。怪我をしたわけでもない今江をスタメンから外したのは画期的ですね。
さて、試合です。
先発はマリーンズが涌井。ライオンズがルブランです。
ルブランといえば新松戸と馬橋にルフランというパン屋があったのを思い出します。美味しいパン屋ですよ。
そのルブランから1回裏に中村が先頭打者ホームラン！
打ち上げたボールが風に乗ってライトスタンドに入りました。嬉しいプロ初ホームランです。
2回裏には無死1塁から清田がレフト戦にタイムリースリーベース。
俊足そうにみえて実は遅い鈴木大地が懸命に1塁から走りホームインしました。これで０－２。
清田は送球が乱れる間に清田は3塁に進みます。
無死3塁、打席には大嶺翔。いつもはランナー3塁でもなかなか点が入らないのですが、ヤングマリーンズは違います。
大嶺翔がセンターに犠牲フライを打ち上げ０－３。序盤から3点のリードを奪いました。
3回以降は西武先発のルブランが立ち直り、マリーンズ打線が沈黙。
球も速いですし、チェンジアップやスライダーがいいですね。怖いピッチャーです。
一方涌井はストレートは3連敗中ですが、連敗中の内容はそれほど悪くありません。
今日はストレートに威力があり、140キロ代後半のストレートで西武打線を抑えました。
4回表。
先頭秋山にファーストへの内野安打を打たれ、栗山サードゴロで1死2塁。
ここで浅村の打球は打ち取った当たりだったのですが、不運にもライトの手前にぽとりと落ちました。
これがタイムリーとなり１－３。ライオンズに1点を返されます。
ただ、次のおかわり中村をショートゴロゲッツーに抑えてチェンジ。傷口を広げず、最小失点で凌いでいます。
序盤のロッテペースが一転、ロースコアゲームの様相を呈した中盤。
6回表には金子がサードへのセーフティバントで出塁。敵ながら見事な番とです。
秋山をセンターフライに抑えて1アウトとなり、栗山の打席で田村が金子の盗塁を刺して2アウト。
リーグ盗塁王の金子を刺したのは大きいですね。田村が今日の隠れたヒーローです。
結局栗山三振でチェンジ。相手のチャンスの芽を摘みました。
6回裏。
2アウトから鈴木がセカンド浅村の悪送球で出塁。記録はエラーですが、昨日は同じような送球でサブローがヒットになっていましたね。
さらに清田ヒット、大嶺翔四球で満塁となりますが、田村がファーストゴロに倒れてチェンジ。
ここで打っていれば楽な展開になったでしょう。
7回表。
浅村にソロホームランを打たれ２－３。1点差となり、試合がわからなくなります。
7回裏。2番手岩尾の前に無得点。点差を広げられません。
8回裏。
バスケスから鈴木が四球を選んで出塁。
続く清田の送りバントはキャッチャーファールフライとなってしまいますが、キャッチャーが後ろ向きで捕球したのを見て1塁ランナー鈴木大地が2塁に走ります。これは好走塁でした。
しかし根元三振。田村の代打今江は敬遠で2死1,2塁。
さらに中村の代打井口が登場も全くボールが見えておらず高めのボール球を空振り三振。
井口の衰えをはっきり感じさせる打席でしたね。
打てる気配がありません。それでも.278という数字を残しているのが謎です。
いったいいつ打っているのか。いつの間にか打っている。
メジャーリーガー井口のステルス打法ですね。
9回表は西野が往生。じゃなくて登場。
三者凡退で面白みの無いピッチングでした。
結局２－３で逃げ切りマリーンズが勝利。昨日打ってほしかったですが、まあしかたありません。
涌井の好投と若手の奮起で6カードぶりの勝ち越しを遂げています。
ルーキー中村は先頭打者ホームランを打ったとはいえその後3打席連続三振。守ってはファールフライを落球とまだまだこれからです。
セカンドにサード、センターも守れる貴重な選手。ショートも練習してもらい、ポスト原井、ポスト浜名。いや目標は高く平野恵一のような選手になってほしいですね。デイリーにはどんでん岡田になれる逸材とあったので、打撃面の向上を期待したいですね。
明日からはハムとの3連戦。首位との差を少しでも縮めたいところです。
ルーキー中村の１番起用ズバリ！伊東監督「勢いをつけてくれた」 （スポニチ）
ロッテがエースとルーキーの活躍で６カードぶりのカード勝ち越しを決めた。
初回、先発の涌井は西武打線を簡単に三者凡退に斬って取ると、その裏にドラフト１位ルーキー、中村のバットが火を噴いた。
この試合、「１番・三塁」でスタメン出場の中村は西武先発のルブランが投じた４球目のカットボールを強振。すると、ライト方向に舞い上がった打球は風にも乗ってポール際に飛び込む先頭打者本塁打となった。
続く２回にも２点の援護点をもらった涌井は８回を投げて４安打２失点という内容で降板。９回は西野のリリーフを仰ぎ、今季３勝目を挙げた。
４日の楽天戦以来となる白星に涌井は「自分自身３連敗していたので、絶対勝つという気持ちでマウンドに上がった。チームも久しぶりにカードの勝ち越しを決めたので、これから乗っていきたい」とエースの役割をしっかりと果たし、充実の表情を見せた。
新人のプロ初本塁打が初回先頭打者本塁打というのは球団初。パ・リーグでは４人目となる快挙を達成した中村は「１打席目からどんどん振っていこうという気持ちがホームランにつながった」と先制の一発を振り返り、この日、試合の観戦に訪れていた両親に贈るという記念のボールを握りながら笑顔を見せていた。
ルーキーの起用がズバリ当たった伊東監督は「風に乗ったけれど、ホームランには変わりない。今のチームに足りない積極的な姿勢で勢いをつけてくれた」と中村を称え、涌井に関しては「前回やられている分（涌井は１１日の西武戦で負け投手）、気合が入っていた。球速も後半に入ってから上がっていたしね」とその投球に舌を巻いていた。
ロッテ・涌井、ドラ１ルーキー中村に感謝「仲良くなりたい」 （サンスポ）
ロッテ・涌井秀章投手（２８）が西武戦に先発し、８回４安打２失点で３勝目（３敗）を挙げた。
涌井は３点リードの四回、一死二塁から浅村に適時打を浴びると、七回には浅村の右越えソロ本塁打を浴び３－２と１点差に迫られたが、八回を３人で終わらせリードを守りきり、マウンドを守護神、西野に託した。
プロ初本塁打を放ったドラフト１位ルーキー・中村とともにお立ち台に立った涌井は「自分自身３連敗だったので、そろそろ勝ちたいなと思っていた。絶対に勝つという気持ちで（マウンドに）上がりました」と話すと「いいところもあり悪いところもありましたが、勝てたので良かったと思います。（良かったところは）最少失点でイニングを終われたこと」と笑顔。
さらに中村について「いつもこの子には声をかけているけど、全然反応がないので何を考えているかと思っていた。でも、ホームランを打ってくれたので、これからもっと仲良くなりたいと思います」とルーキーに感謝した。
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source : マリンブルーの風