2015年10月17日土曜日

'15 CSファイナルステージ第3戦 SーG(神宮)。


▽スタメン

【ヤクルト】

① 8 上田
② 5 川端
③ 4 山田
④ 3 畠山
⑤ 9 雄平
⑥ 7 バレンティン
⑦ 6 今浪
⑧ 2 中村
⑨ 1 館山

【巨人】

① 8 立岡
② 4 片岡
③ 6 坂本
④ 3 阿部
⑤ 9 長野
⑥ 7 亀井
⑦ 5 村田
⑧ 2 加藤
⑨ 1 菅野


(G)1回表
①立岡三振、②片岡ファーストゴロ
 2死
③坂本 センター前ヒット
 2死1塁
④阿部 センター前ヒット、1塁ランナー3塁へ。
 2死1・3塁
⑤長野 センターフライ、この回無得点。…長野がポイント。


(S)1回裏
①上田 レフトフライ
 1死
②川端 レフト前ヒット
 1死1塁
③山田センターフライ、④畠山サードゴロ、この回無得点。


(G)2回表
⑥亀井三振、⑦村田サードゴロ
 2死
⑧加藤 四球
 2死1塁
⑨菅野 ショートゴロ、この回無得点。


(S)2回裏
先頭⑤雄平 レフト前ヒット
 無死1塁
⑥バレンティン見逃し三振、⑦今浪ピッチャーゴロゲッツー、この回無得点。


(G)3回表
①立岡ライトフライ、②片岡三振、③坂本見逃し三振、この回三者凡退、無得点。


(S)3回裏
⑧中村三振、⑨館山ショートゴロ、①上田サードゴロ、この回三者凡退、無得点。


(G)4回表
先頭④阿部 センター前ヒット
 無死1塁
⑤長野の時、館山ワイルドピッチ
 無死2塁
⑤長野 ファーストゴロ、ランナー3塁へ。
 1死3塁
⑥亀井レフトフライ、⑦村田レフトファウルフライ、この回無得点。…亀井も当たりが出ませんね。


(S)4回裏
先頭②川端 叩きつける打球でショート内野安打
 無死1塁
③山田 センター前ヒット
 無死1・2塁
④畠山 ファーストゴロ、ランナーそれぞれ進塁
 1死2・3塁
⑤雄平 サードファウルフライ
 2死2・3塁
⑥バレンティン 敬遠
 2死満塁
⑦今浪 セカンドゴロ、この回無得点。


(G)5回表
⑧加藤センターフライ、⑨菅野レフトフライ
 2死
①立岡 ライトへツーベース
 2死2塁
②片岡 三振、この回無得点。


(S)5回裏
⑧中村詰まったセカンドゴロ、⑨館山三振、①上田セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。


(G)6回表
先頭③坂本 四球
 無死1塁
④阿部セカンドファウルフライ、⑤長野ピッチャー直撃の打球はショートゴロゲッツー、この回無得点。…坂本が出れば阿部が打てず。長野の当たりもツキがなし。


(S)6回裏
先頭②川端 ライト前ヒット…真ん中低めボール球カーブ。
 無死1塁
③山田の時、菅野ワイルドピッチ
 無死2塁
③山田 四球…う~ん。
 無死1・2塁
④畠山 レフト前ヒット…内角高めストレート。
 無死満塁
⑤雄平 ショートゴロゲッツーの間に3塁ランナー先制のホームイン、ヤクルト先制、ヤ1-0巨、2塁ランナー3塁へ。
 2死3塁
⑥バレンティン 死球
 2死1・3塁
⑦今浪 レフト前タイムリーヒット、ヤ2-0巨。…外角カーブ。う~ん、この1点は大きい。
 2死1・2塁、2塁ランナーバレンティンに代走比屋根。
⑧中村 セカンドゴロ、この回2点。


(G)7回表、⑦今浪に代わり投手秋吉(S)。⑨館山に代わりショート大引、レフト比屋根。
⑥亀井見逃し三振、⑦村田サードゴロ、⑧加藤の代打堂上サードゴロ、この回三者凡退、無得点。…亀井はど真ん中スライダー(^^;


(S)7回裏、投手戸根(G)。キャッチャー實松。
⑨大引 サードゴロ
 1死
①上田 レフト前ヒット
 1死1塁
②川端 三振
 2死1塁、投手田原誠(G)。
③山田の時、1塁ランナー上田牽制タッチアウト、この回無得点。


(G)8回表、⑨田原誠に代打井端。
先頭⑨井端 四球
 無死1塁、投手久古(S)。
①立岡 セカンドゴロ
 1死1塁、投手オンドルセク(S)。②片岡に代打アンダーソン。
②アンダーソン 三振、1塁ランナー立岡も盗塁失敗で三振ゲッツー、この回無得点。…(^^;


(S)8回裏、②片岡に代わり投手宮國(G)。セカンド井端。
先頭③山田 四球
 無死1塁
④畠山 セカンドファウルフライ
 1死1塁
⑤雄平 ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。
 1死1・3塁
⑥比屋根 敬遠ぎみの四球
 1死満塁、⑦オンドルセクに代打ユウイチ。
⑦ユウイチショートゴロ、⑧中村レフトフライ、この回無得点。


(G)9回表、投手バーネット(S)。
先頭③坂本 ライト前ヒット
 無死1塁
④阿部 四球…さて、ここはどうするか。
 無死1・2塁、1塁ランナー阿部に代走鈴木。
⑤長野 ショートゴロゲッツー、2塁ランナー3塁へ。…外角低めカットボール。強攻でしたね。
 2死3塁、⑥亀井に代打高橋由。…あら、亀井のままでいいと思います。
⑥高橋由 外角低めストレートに三振、この回無得点、ゲームセット。


ヤクルト 対 巨人 (ヤ3勝1敗0分 クライマックスシリーズ 18時00分 神宮 33102人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
G 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
S 0 0 0 0 0 2 0 0 X 2

勝 館山 1試合1勝0敗
敗 菅野 1試合0勝1敗
S バーネット 2試合0勝0敗S1

【巨人】
     打 安 点 打率 本
① 8 立岡 4 1 0 .308 0
② 4 片岡 3 0 0 .000 0
打 アンダーソン
     1 0 0 .333 0
  1 宮国 0 0 0 ---- 0
③ 6 坂本 3 2 0 .273 1
④ 3 阿部 3 2 0 .750 0
走 鈴木 0 0 0 ---- 0
⑤ 9 長野 4 0 0 .182 0
⑥ 7 亀井 3 0 0 .200 0
打 高橋由 1 0 0 .000 0
⑦ 5 村田 3 0 0 .000 0
⑧ 2 加藤 1 0 0 .000 0
打 堂上 1 0 0 .000 0
  2 実松 0 0 0 ---- 0
⑨ 1 菅野 2 0 0 .000 0
  1 戸根 0 0 0 ---- 0
 1田原誠0 0 0 ---- 0
打 4 井端 0 0 0 .000 0
計    29 5 0 .228 1

【ヤクルト】
     打 安 点 打率 本
① 8 上田 4 1 0 .091 0
② 5 川端 4 3 0 .636 0
③ 4 山田 2 1 0 .300 0
④ 3 畠山 4 1 0 .300 1
⑤ 9 雄平 4 2 0 .333 0
⑥ 7 バレンティン
     1 0 0 .333 0
走7比屋根0 0 0 ---- 0
⑦ 6 今浪 3 1 1 .200 0
  1 秋吉 0 0 0 ---- 0
  1 久古 0 0 0 ---- 0
  1 オンドルセク
     0 0 0 ---- 0
打 ユウイチ
     1 0 0 .000 0
  1 バーネット
     0 0 0 ---- 0
⑧ 2 中村 4 0 0 .000 0
⑨ 1 館山 2 0 0 .000 0
  6 大引 1 0 0 .200 0
計    30 9 1 .261 1

【巨人】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
菅野  1 0 1 0 6 7 3 3 2 3.00
戸根  2 0 0 0 2/3 1 1 0 0 0.00
田原誠 3 0 0 0 1/3 0 0 0 0 0.00
宮国  2 0 0 0 1 1 0 2 0 0.00

【ヤクルト】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
館山  1 1 0 0 6 4 5 2 0 0.00
秋吉  1 0 0 0 10/3 0 1 1 0 0.00
久古  2 0 0 0 1/3 0 0 0 0 0.00
オンドルセク
    1 0 0 0 2/3 0 1 0 0 0.00
バーネット
    2 0 0 1 1 1 1 1 0 0.00

◇盗塁死 立岡(8回)
◇牽制死 上田(7回)
◇暴投 館山(4回)菅野(6回)


◇ヤクルト、14年ぶりの日本S進出に王手 6回無失点の館山「出来すぎです」 ベースボールキング 10月16日 21時54分配信

CSファイナルステージ第3戦
○ ヤクルト 2 - 0 巨人 ●
<10月16日 神宮>

 ヤクルトが2試合連続の完封勝利をマーク。このステージの通算成績を3勝1敗(アドバンテージ含む)とし、14年ぶりの日本シリーズ進出へ王手をかけた。

 先発の館山は初回、二死から一、三塁のピンチを背負うも、5番長野をセンターフライに仕留め無失点。4回は自らの暴投もあり一死三塁とされたが、6番亀井、7番村田を落ち着いて退け先制点を与えなかった。

 雨脚が強まった6回は、一死一塁から5番長野の痛烈なゴロが右足を直撃。しかし、この打球がショート正面に転がり併殺。運も味方につけた館山は、6回92球、4安打、無失点の好投で、自らの役割を完遂した。

 するとその裏、5番雄平の併殺打の間に味方が1点を先制。さらに7番今浪にも貴重なタイムリーが生まれ、館山に勝利投手の権利が発生した。

 2点リードの7回以降は、秋吉、久古、オンドルセク、バーネットと繋ぎ、2試合連続の完封リレーを達成。悪天候の中、それぞれがキッチリと役割を果たし、14年ぶりの日本シリーズ進出へあと1勝とした。

 今浪とともにお立ち台に上がった館山は「先制点を取るまでは、という気持ちで初回から全力で行きました。巨人打線相手に出来すぎです。シーズンで優勝できたことが自信になった」と語り、雨が降りしきる中、最後まで応援してたファンに笑顔で手を振った。


☆館山の復帰は、ヤクルトとしては本当に大きい。戦力としてはもちろん、彼の野球に賭ける気持ちは、ヤクルトというチームをまとめるだけの力があります。


◇貴重な追加点は今浪!1、2打席目はチャンスに凡退「死んだフリしていた」 スポニチアネックス 10月16日 21時49分配信

 ◇セ・リーグCSファイナルステージ第3戦 ヤクルト2―0巨人(2015年10月16日 神宮)

 日本シリーズ出場に王手をかける貴重な追加点を叩き出したのは、それまで「死んだフリをしていた」という7番・今浪のバットだった。

 0―0で迎えた6回。ヤクルトは無死満塁から雄平の併殺打の間に1点を先制し、なおも迎えた2死一、三塁。ここで打席に入った今浪が巨人先発・菅野から左前に弾き返し、貴重な1点を加えた。今浪は2回、1死一塁で入った第1打席で投手への併殺打に倒れ、4回の2死満塁では二塁ゴロ。「1打席目、2打席目と死んだフリをしていたので、そろそろ収穫の時期かな、と」と打席に入った時の気持ちを振り返ると、「やったねって感じです」と口元を緩ませた。


☆巨人は阿部以降の長野・亀井・村田が働かず、逆にヤクルトは、レギュラーでもない7番今浪が貴重なタイムリー。外から甘く入ってきたカーブを逃しませんでした。


◇【巨人】原監督「0点じゃいけません」 スポーツ報知 10月16日 22時12分配信

◆セ・クライマックスシリーズ最終S ▽第3戦 ヤクルト2─0巨人(16日・神宮)

 巨人はこの日も前日に続くミスと拙攻で、ヤクルト先発・館山の前に凡打のヤマを築き、6回4安打無失点に抑えられた。7回からは秋吉―久古―オンドルセク―バーネットの中継ぎ陣から1安打するのがやっと。

 試合後、原監督は「0点じゃいけませんね」と、2戦連続零封負けを振り返った。プロ入り後、神宮で白星をあげられていない菅野の中4日登板については「全く問題ないと思う」と一言。

 2年ぶりの日本シリーズ進出に後が無くなり「状況というものを理解した上で戦うということ」と第4戦からの巻き返しへ気持ちを新たにしていた。


☆坂本・阿部と計4安打も無得点は、1・2番の出塁率と、阿部以降のバッティング。これではなかなか先発も踏ん張れない。


◇【巨人】崖っぷち!菅野また神宮で勝てず スポーツ報知 10月16日 21時41分配信

◆セ・クライマックスシリーズ最終S ▽第3戦 ヤクルト2─0巨人(16日・神宮)

 巨人は16日、ヤクルトとのクライマックスシリーズ(CS)最終ステージ(S)の第3戦(神宮)に敗れた。対戦成績は1勝3敗(ヤクルトに1勝のアドバンテージ含む)となり、17日の第4戦に敗れれば、シリーズ敗退となる。

 先発した菅野が0―0の6回に2点を先制され、6回7安打2失点でマウンドを降りた。11日、阪神とのCS第1S(東京D)第2戦では、4回4失点KO。ヤクルト戦は今季4戦4敗、神宮ではプロ入り後未勝利と苦手な条件がそろったが、「捨て身でぶつかります」と強い覚悟で、中4日のマウンドへ上がった。

 初回と2回は走者を出しながらもしのいだ。4回は川端、山田に連打を浴びるなど2死満塁とされたが、今浪を二ゴロに打ち取って切り抜けた。しかし、6回に2本の安打と四球で無死満塁のピンチを招き、雄平の遊ゴロ併殺打の間に先制を許した。今浪に左前適時打も打たれ、この回に2点を失った。

 6回7安打2失点。また神宮で勝てなかった菅野は「(反省は)2点目を与えたことです…。ランナーを出しても粘って我慢と思って投げましたが、最低でも1点で抑えなければいけませんでした」と唇をかんだ。

 巨人打線は2試合連続&計21イニング連続で無得点に終わった。5回2死、立岡が第1Sから6試合連続安打となる右翼への二塁打を放ったが、片岡が空振り三振。雨が強くなった6回には、坂本が無死から四球を選んだが、頼みの阿部が二邪飛。続く長野の投手強襲の打球は、館山の足に当たって遊撃・今浪の正面に転がって併殺打になった。バーネットと対決した9回無死一、二塁では、長野が遊ゴロ併殺打。最後は代打・高橋由が空振り三振に倒れてゲームセットとなった。


☆2番・3番が出塁したヤクルトは、4番が倒れても、内野ゴロと下位のタイムリーで2点。


◇【セ・リーグCS】崖っ縁の巨人に伊勢孝夫氏が緊急提言 東スポWeb 10月17日 14時2分配信

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦が16日、神宮球場で行われ、ヤクルトが2―0で巨人に連勝。日本シリーズ進出へ王手をかけた。

 短期決戦であんなプレーをしていてはダメだ。4回、巨人は一死三塁と先制のチャンス。亀井の打球はレフト・バレンティンへの飛球となったが、捕球したときに三走の阿部が三塁ベースに戻っていなかった。いったい何をやっていたのか。打球が抜ければ悠々とホームに帰ればいいのだから、タッチアップでスタートを切る準備をしておかなければならなかった。タッチアップをしてもタイミングは微妙だっただろう。しかし、バレンティンはカットマンに投げることなく直接ホームへ送球した。もしもスタートを切っていれば焦って悪送球したかもしれない。仮にホームにいいボールが来たら戻ればいいだけのこと。細かいところだが、そういうところをおろそかにしてはいけない。言葉は悪いけど、ちょっと抜けている。

 6回無死一塁での阿部の打席も残念だった。あの場面でヤクルトバッテリーは阿部が嫌でしょうがない。もともと抑えるのに苦労する相手だし、特にこのシリーズでは好調だからなおさら。初球、館山が投げたのは低めのボール気味のストレートだった。カウントを取りにいったわけじゃなくほとんど勝負球。振ってくれたら、儲けものぐらいの気持ちだったのだろう。阿部とすればカウント0―0なのだからどっしりと構えて見逃せば良かった。しかし、タイミングも合っていないのにその初球を自ら突っかかって二邪飛。ヤクルトバッテリーは相当助かったはずだ。

 ただ、阿部にも同情するところはある。自分で決めにいかないといけないと気持ちが追い込まれていたのだろう。それぐらい後ろの長野が頼りないし、弱すぎる。長野の打撃はこのところずっと悪い。6回一死一塁の3打席目にはセンターに抜けたかと思った打球が館山の足に当たって併殺とツキもない。巨人は第4戦に負けたら終わり。思い切って長野に代えて高橋由を起用したらどうだろう。

 巨人はバッテリーにも問題がある。駆け引きができないというか、正直にいきすぎる。例えば雄平への攻め方。彼はタイプ的に明らかなボール球でない限り、初球から振っていく。それなのに初球から簡単にストライクを取りにいって打たれている。雄平のヒットが直接、得点に絡んでいるわけではないが、そういうヒットが相手打線の回りを良くしてしまう。

 CSは相手も球場も変わらない。だから前の試合をどうしても引きずってしまう。厳しい戦いとなるが、巨人には何とか頑張ってシリーズをもう少し盛り上げてもらいたい。(前ヤクルト・バッティングアドバイザー)


☆ま、巨人は個の力で勝ってきたチームですから、細かいことができなくても、これまでは勝てたんですよね。ただ、今は個々の力が弱ってますから、細かいミスが響いてくる。


☆逆にヤクルトは、主力でなくても個の力が、投打とも光ってます。


☆さて、このままヤクルトが行くのか。




☆さて、カープの話題。


◇緒方監督 盗塁スタートを熱血指導 デイリースポーツ 2015年10月16日

 広島・緒方孝市監督(46)が15日、マツダスタジアムでの秋季練習で、課題の盗塁成功率の向上に着手した。丸、田中、安部ら俊足選手に対し、スタート練習を指導した。

 現役時代に3年連続盗塁王に輝いた指揮官が、身ぶり手ぶりで熱く語りかけた。4位に沈んだ今季は機動力野球を掲げながら、80盗塁、成功率・615はともにリーグ4位。50盗塁死はリーグワースト。「足はあっても動ける選手は多くなかった」と話した。

 玉木守備走塁コーチは「今季は総じてスタートが悪かった。リードの形から投手にプレッシャーをかけたい」と狙いを説明。この日はリード時の重心をより右足にかけ、低い体勢のまま走りだす練習が繰り返された。

 11月1日からの日南秋季キャンプでは実戦が増やされる方針。指揮官は「実戦でトライして、継続してやっていく」と課題克服を誓った。


☆成功率が低いとサインも出しにくいのでしょうが、問題はなぜスタートが悪くなったのか。そこを解明することが先決。


◇丸チューブ“特訓”で復活だ! デイリースポーツ 2015年10月17日

 「広島秋季練習」(16日、マツダスタジアム)

 広島・丸佳浩外野手(26)が16日、マツダスタジアムでの秋季練習で“チューブ特打”を敢行した。今季の打撃不振の要因となったフォームの課題を修正するためで、石井琢朗守備走塁コーチ(45)の発案を取り入れた。打棒再生を誓う秋。大粒の汗が、来季への肥やしとなる。

 グラウンドを独占した。全体練習後に丸が直訴したのだ。チームでただ1人、特打を敢行した。左膝の上に巻かれたゴムチューブを、石井守備走塁コーチに本塁方向に引っ張られながら、迎打撃コーチ補佐が投じる球を打ち続けた。

 チューブが外された後も一心不乱に打ち続けた。合計で約35分間。打棒復活へかける思いが伝わるように、大粒の汗が流れた。

 今季成績は打率・249、19本塁打、63打点。本塁打、打点は昨年並みも打率・310からは大きく後退。チームが4位に低迷する一因になった。

 打撃不振の原因は明らかだった。スイング時、右足を踏み出した際に左足のかかとに重心が乗ってしまい、腰が回りにくくバットの出が悪くなった。「結局はそこ(左足)が一番。今年は投手に入って(向かって)いけなかった。今は変えるというよりは試していく段階。このままいくかもしれない。元に戻すかもしれない」と話した。

 なじみが薄いチューブを用いた“特訓”。迎コーチ補佐は「体重移動を意識するため。打撃の基本がセンター返しなのと一緒。投手に入っていくことが狙い」と説明した。

 発案したのは石井コーチだった。「かかと重心だと踏み込めない。彼自身もそれが分かっていた」。現役時代に2342安打を誇る名打者は今季、三塁コーチスボックスから丸の打撃を見続けた。左足の課題を克服するため「内転筋(太もも内側の筋肉)を締める、絞る意識を持たせたかった」と考えた。

 今季限りで退団した新井打撃コーチとつくりあげたフォームが、今後も丸の土台であり続けることは変わらない。しかし、シーズン中に修正しきれなかった課題を残したままでは前に進めない。全試合終了時に「今までのシーズンと比べ充実感がない。ふがいなかった」と自責の念に駆られた男だ。緒方監督から強化指定選手に指名された今秋、己に厳しく打棒再生への道を探っていく。


☆ステップも関係してると思うんですけどね。早めにスクエアにしてしまうので、上半身が言わば「浮いた」状態になり、その結果軸足のかかとに体重がかかるんだと思います。ま、いずれにしろ、一度修正が必要。


◇広島赤松が残留明言「カープが好きだから」 日刊スポーツ 2015年10月16日12時1分

 走力並みのスピード残留宣言だ。今季FA権を取得した広島赤松真人外野手(33)が、権利を行使せずに残留することを明言した。球団と初めて交渉し「まずカープが好きだから。優勝を狙える位置にいるし、このチームでやりたい」と即決した。07年オフに阪神へFA移籍した新井の人的補償で入団。10年にはゴールデングラブ賞を獲得するなど選手としての地位を確立した。年々高まる広島愛を再確認し、迷うことなく残留を決めた。

 今季は足のスペシャリストとして、52試合のうち代走で38試合出場。緒方監督は「相手バッテリーと力勝負できるのは赤松しかいない」と信頼を寄せる。走力だけでなく、ベンチにいても出場選手に相手投手の癖や走塁のアドバイスを送ることもある。「チームが若返りする中で、野間や鈴木誠にアドバイスをして少しでも伸びてくれるならチームにとってもプラスになる」。どんな形でもチームに貢献する強い姿勢を示した。


◇広島・小窪FA権行使せず残留!切り札のままじゃ終わらん!三塁獲る デイリースポーツ 10月17日 7時0分配信

 今季、国内FA権の資格取得条件を満たした小窪哲也内野手(30)が16日、権利を行使せず残留を決断した。秋季練習後、球団との交渉を終えて正式に表明。秋季キャンプにも参加する意向で、中堅としてチームの屋台骨を支える覚悟だ。代打だけではなく三塁の定位置奪取へ、さらなるレベルアップを図る。

 早々と残留を決断した小窪は、来季のチームを案じていた。胸に秘めたのは定位置奪取、そして25年ぶりの優勝。ベテランと若手が融合するチームで、橋渡し役に徹すると決めた。8年目の30歳。決め手は勝利の渇望だ。

 「ここ数年、もう少しのところで勝てなくて、悔しい思いがある。どうやったら勝てるか。(行使かどうかで悩むより)そっちの方が強かった」

 今季の代打成績は50打数19安打。打率・380と、昨年の・389に次ぐ高い数字を残した。15日に赤松が残留を表明。走攻のスペシャリストの決断に、鈴木球団本部長も「優勝を狙うには欠かせない。これからも必要な選手」とホッと一息ついた。

 小窪自身、代打の切り札で終わるつもりはない。少数精鋭の秋季キャンプにも参加予定。今季先発は6試合にとどまったが、三塁の定位置獲りへ走守にレベルアップを図る。打撃についても「僕が打っておけば勝てた試合があったので」と、勝負強さに磨きをかける。

 「僕くらいの年齢の選手が少ない。もっともっと試合に出て、橋渡しじゃないですけど、チームのバランスを保てるか。そうすれば変わってくると思う」

 今季、黒田、新井らベテランと、丸、菊池ら若手が中心に位置した。そこに中堅として存在感を示すことが、必要だと自覚している。「勝負どころで勝てるように。ヤクルトみたいにチーム一丸で喜びたい」。決断に迷いはない。新たな挑戦へ。強い覚悟で来季に向かう。


☆そうそう、この赤松や小窪、松山や岩本、天谷。このあたりが意地を見せてくれないと。今年は「ベテランの逆襲」と当ブログではスローガンを掲げたのですが、栗原・東出・広瀬あたりは、姿を見ることさえできませんでした。来季は「中堅の逆襲」ですな。


☆その、栗原。


◇広島退団の栗原、現役へ泰然自若…トライアウト受験せず デイリースポーツ 10月17日 9時0分配信

 広島を今季限りで退団する栗原健太内野手(33)が16日、廿日市市の大野練習場で練習を行った。来季所属先は未定だが「ここで練習ができるのもあと少し。ピリピリせず前向きにやれている。今の状態をしっかり維持したい」と、明るい表情で話した。

 この日はマシン打撃やランニングを行った。出場機会を求め、9日に自ら自由契約を申し出て了承された。10日以降は連日午前7時には練習場入り。みやざきフェニックス・リーグ組、マツダスタジアムでの秋季練習組が不在のため、マイペースで調整を進めている。

 栗原は「球団やファンの方々には感謝している。広島で育ててもらって、4番を長く務められたのが一番の思い出」と振り返った。

 不振の原因となった右肘痛は昨オフの手術で回復した。12球団合同トライアウト(11月10日、静岡)は受験しない意向だ。通算1082安打、153本塁打を誇る大砲は、泰然自若と吉報を待つ。


☆…結局カープに戻ってくるとかは、アリですかね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。