☆まずは入寮の話の続き。
◇ドラ1岡田 出世部屋で“黒田本”読破だ デイリースポーツ 2016年1月10日
広島の新人7選手が9日、広島県廿日市の大野寮に入寮した。ドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=はかつて前田、大瀬良らが過ごした出世部屋へ。チームの大先輩、黒田の著書「クオリティピッチング」と、男子テニスのジョコビッチの「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の2冊を持参した。一流選手がトップで活躍する極意を学び、プロ1年目のシーズンに挑む。
赤のネクタイを締め、寮の玄関に姿を見せた岡田は引き締まった表情を見せた。初めての1人暮らし。「すごいワクワクしている。これからやっていきます」と力強く話した。
入寮には、2冊の本を持ち込んだ。1冊は、黒田が投球技術や投球心理について著した「クオリティピッチング」。黒田は憧れの投手の1人で、これまでに弟子入りも懇願している。「話が聞きたい。本に書いてあることを質問したら失礼」と、対面までに大先輩の著書はすべて読み尽くす意向だ。
もう1冊は「ジョコビッチの生まれ変わる食事」。男子テニス世界ランク1位のトップ選手から食事・栄養摂取に対する考え方を学び、プロの世界で戦うための強い肉体を手に入れる。
速い球やコントロールを身につけるため、これまでは本や雑誌で阪神・藤川やレンジャーズ・ダルビッシュの投球フォームを研究。「(力強い球を投げるには)下半身が大事だということが分かった」と常に探求心を持ち、主にフィジカル面を鍛えることを意識してきた。
黒田やジョコビッチの著書から学ぶのは、競技に取り組む姿勢やプロスポーツ選手としてのあり方。「いままで知らないことが多かった。メンタルも大切だということが分かった。必要だと思った時にヒントを得るために読みたい」とトップで活躍し続ける極意を吸収する。
2冊の本ととともに持参したサッカーボールでの珍トレも明かした。「(野球のボールを投げるように)サッカーボールを投げることで股関節が鍛えられる。動きの確認ができたり、キレが磨かれる」。大学時代に飛躍のきっかけの1つとなったトレーニングを継続して取り組む。
ドラフト1位に与えられたのは出世部屋の104号室。「期待されているのは分かっているので、応えられるように頑張ります」。3日から大商大で練習しブルペン投球も行っている。10日から始まる新人合同自主トレへ準備は万全。開幕ローテ入りを目指すゴールデンルーキーが、プロへ第一歩を踏み出した。
☆みんな結構本、読んでますな。大学時代から数々の独特のトレーニングを取り入れたり、ほんとに岡田くんは研究熱心で、向上心の塊ですな。
◇ドラ2横山 初星で赤ワイン飲むぞ デイリースポーツ 2016年1月10日
広島のドラフト2位・横山弘樹投手(23)=NTT東日本=が9日、初勝利時に味わうための赤ワインを持参して大野寮に入寮した。
「感謝、感謝、頑張れ」とラベルに書かれたシャトー・ベルグラーヴの2011年もの。この日朝、「これを初勝利の日に飲んでくれ」と、NTT東日本の安田投手コーチから東京駅のホームで渡された。
「社会人で一番お世話になった。2年間付きっきりで(投手としての)考え方など教わり、一緒に勉強し二人三脚でやってきたので感謝しかない」。恩師のサプライズプレゼントに喜びを隠せなかった。「勝っていろんな方と飲みたい。できるだけ早く飲みます」と近い将来の勝利を宣言した。
早速行われた新人選手のミーティングでも「プロでは学ぶことが多いので、ルールをしっかり学んでいきたいと思います」と自覚は十分。先発ローテの一角として期待される右腕は「0からのスタート。一つ一つステップを踏んでいってレベルアップする」と意気込んだ。
☆安田コーチの話は、面白い記事を見つけたので、近い内に特集を組もうと思います。
☆一方こちらも、恩師の話。
◇広島ドラ6オスカル「ダル流」で開幕1軍!ホンダ時代の恩師はマカベッシュ デイリースポーツ 1月11日 6時59分配信
広島のドラフト6位・仲尾次オスカル投手(24)=ホンダ=が8日、「ダル流」で開幕1軍を目指す決意を語った。社会人時代に指導を受けたのが真壁賢守コーチ(29)。東北高でダルビッシュ(レンジャーズ)の同級生で甲子園に出場した。「真壁さんのおかげで僕はここまでくることができた」。合同自主トレ初日に、恩師への感謝を口にした。
同コーチは高校時代に“マカベッシュ”の愛称で、聖地を沸かせたサイド右腕。オスカルは真壁コーチから、ダルビッシュの話をよく聞いたという。
「ダルビッシュさんは昔から食事にこだわっていたと聞いた。何のためにこれを食べるのかとか、考えながら食べるようになった」
効果は抜群で疲れにくい体、ケガをしにくい体に変化。加えて同コーチと、二人三脚で習得したスプリットがプロへの活路を開いた。「いい初日だった。しっかりついていけるようにしたい」。ルーキーで最年長の24歳。恩師への恩返しを胸に、まずは開幕1軍を目指す。
◇広島ドラ6オスカル 「メガネッシュ」に感謝「ケガをしなくなった」 スポニチアネックス 1月11日 7時1分配信
受けた恩は活躍で報いる。広島のドラフト6位・仲尾次オスカル投手(24=Honda)がダルビッシュ流で開幕1軍をつかむ。
間接的ではあるが、ダルビッシュ(レンジャーズ)の言葉を胸にプロの世界へ飛び込んだ。Hondaの投手コーチ兼マネジャーで東北高でダルビッシュと同期だった「メガネッシュ」こと真壁賢守氏から、本人の言葉として伝え聞いた「何のために、何を食べるのか」という教えに多大な影響を受けた。
「社会人に入ってから、しっかりとした朝ご飯を食べるようになりました。ケガをしなくなりました」。白米、味噌汁など伝統的な日本食を進んで食べるようになり、体を作り上げていった。
「真壁さんのおかげで、ここまで来ることができた」と振り返る左腕。「ローテに入れるように頑張れ」と送り出してくれた恩人に、プロでさらに成長した姿を見せる。
☆「マカベッシュ」と「メガネッシュ」、どっちがほんと? と調べたら、どっちも言われてたみたいです(笑)。
☆岡田くんの大学時代の恩師といい、アマチュアにも優れた指導者がたくさんいるんですね。こういう人達のたゆみない努力が、日本の野球界を支えているんだと思います。
☆一方こちらは、「即戦力の香り」(笑)。
◇広島4位船越 柔軟剤持参、鍛えた嗅覚で巧にリード 日刊スポーツ 2016年1月10日12時10分
広島の新人7選手が9日、広島・廿日市市の大野寮に入寮した。
ドラフト4位の船越凉太捕手(21=王子)は鍛えた嗅覚で巧にリードする。
入寮に際し、高校時代から愛用する柔軟剤ダウニーを持参した。匂いで人を判別出来るほどの嗅覚の持ち主で「きつすぎない匂いで気に入りました。捕手は人を見る目も必要。野球にも生きてくればいいですね」と笑顔。即戦力捕手の香りを漂わせた。
☆P&Gの製品ですが、日本人には合わない香りだとかで日本法人では作っておらず、輸入品になるようです。日本人離れした嗅覚、ということでしょうか。
☆匂いに敏感ということは、センスがあるということ。野球にも生きますよ。多分(笑)。
☆さて、10日から新人合同自主トレがスタート。
◇広島1位岡田明丈ら合同自主トレ開始 マイペースで 日刊スポーツ 1月10日 13時36分配信
広島新人7選手が10日、合同自主トレを開始した。ドラフト1位岡田明丈投手(22=大商大)は大阪に一時戻るため、8時30分にひとりで始動。多くの報道陣が注目する中、ランニングやキャッチボールなどで汗を流した。
練習後にはほかの新人6選手とともに、視察に訪れた緒方孝市監督(47)から訓示を受けた。「ケガをせずに1軍を目指してくれ。体調管理はしっかりするように」というアドバイスに、岡田は「基本的なことに慣れてキャンプに合わせていきたい」とマイペースを貫く姿勢を示した。
岡田を除く6選手は10時から合同練習を開始した。
◇広島、新人合同トレ開始 ドラ1岡田焦らず「下半身から徐々に」 スポニチアネックス 2016年1月10日 17:16
広島の新人7選手が10日、広島県廿日市市の大野練習場で合同自主トレーニングを開始した。ドラフト1位の岡田(大商大)は大学の用事のため、他の新人より早い時間に始動。キャッチボールなどを行った右腕は「キャンプに合わせようと思っているけど、まずは下半身から徐々にやっていきたい」と焦らずに状態を上げていく。
ドラフト2位の横山(NTT東日本)は「筋力アップして体をもう一回り大きくしたい」と目標を口にした。視察した緒方監督は「キャッチボールの姿はみんな良かった」とうなずいた。
☆まずは体作りですかね。
◇広島ドラ1・岡田がプロ初練習 「全然悪くない」 デイリースポーツ 1月10日 12時28分配信
広島の新人合同自主トレが10日、広島県廿日市の大野グラウンドでスタートした。ドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=は「状態は全然悪くない」とプロ初練習を満足した表情。
この日は、ランニングやキャッチボールなど、軽めの練習で汗を流し、練習を終えた。
ルーキーの始動を視察した緒方孝市監督(47)は「キャッチボールの姿を見ると。体のバランスがいい。飛ばしすぎないように」と高く評価した。
◇広島ドラ1・岡田 黒田流で始動「ルーティンを大事にしている」 デイリースポーツ 1月11日 6時59分配信
広島の新人7選手が10日、広島県廿日市の大野練習場で合同自主トレをスタートした。ドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=は黒田流ルーティンで始動。開始予定時刻よりも30分早く姿を現し、入念なストレッチで体をほぐした。尊敬する黒田博樹投手(40)と共通する流儀。その姿は、レジェンド右腕に重なって見える。
午前8時。予定されていたトレーニング開始時刻の30分前に、岡田はウエートルームで一人、体をほぐし始めた。「ルーティンを大事にしている。練習開始には動けるように」。誰かに言われたわけではない。自らの意志で早めに始動した。
黙々とストレッチを行うその姿は、尊敬する先輩右腕と重なって見えた。練習前、室内で入念に体をほぐしてから屋外でのトレーニングに励む。これは昨季、黒田が続けてきたルーティンだ。偶然にも同じリズムが、岡田の体にも刻まれていた。
母校・大商大で行われる激励会に参加するため、合同自主トレ初日は一人だけ、他選手よりも2時間早いスタートとなった。ランニングやキャッチボール、シャトルランなどで汗を流し、「一人はやりづらい。最初なんで慣れないです」。初々しくこう振り返ったが、練習中にも、憧れの人をほうふつとさせるシーンがあった。
力強く、キレのあるボールを約90球、投げ込んだキャッチボール。そのすべてをセットポジションで行った。「セットポジションから投げると、(投球フォームが)崩れにくい」。軸足を意識したキャッチボールは、黒田がこだわっているポイントでもある。ここにもまた、共通項があった。
キャッチボールの相手役を務めた松本スカウトは、「しっかり上から投げられている。回転も良かった。全体的に重い球」と潜在能力の高さを認めた。トレーナー陣から「体のバランス良く投げられていた」という報告を受けた緒方監督も、順調な調整ぶりに目を細めた。
「基本的なトレーニングに慣れて、キャンプまでに徐々に合わしていく」。岡田には焦りなど一切ない。しっかりと自分の流儀を守りつつ、プロの世界に適応する覚悟だ。黒田のような大投手へ。力強く、たくましく、着実に歩を進めていく。
☆一級品の素材であることに、間違いはありません。まずは体作り、そしてキャンプ・オープン戦で、プロとして必要なことを身に付けていく。
◇広島ドラ2横山、増量してローテ争いに加わるぞ 日刊スポーツ 2016年1月11日10時54分
広島新人7選手の合同自主トレが10日、広島・廿日市市の大野練習場で始まった。
ドラフト2位横山弘樹投手(23=NTT東日本)が、筋力強化をテーマに掲げた。昨年12月のマツダスタジアム視察の際、福井らと対面。「体が一回りも二回りも大きかった。主戦で投げる投手とローテを争うためには体を大きくしないといけない」。現在85~86キロの体重を90キロまで増やし、開幕ローテ争いに加わる。
◇広島ドラ2横山弘樹 そうめんで筋力アップ?! 東スポWeb 1月11日 16時10分配信
即戦力として期待される広島のドラフト2位ルーキー・横山弘樹投手(23=NTT東日本)が、いきなりプロの壁にぶつかった。
昨年12月の入団会見のあと、本拠地マツダスタジアムのトレーニング室を訪れた際に福井や九里といった先輩投手と遭遇し「体を見てビックリした。自分は身長はあるけど線が細い」ことを再認識。
「この人たちとローテ争いとまでいかなくても、同じ土台ぐらいには立たないと。そのためにも筋力アップして体をもう一回り大きくしたい」とビルドアップの必要性を痛感させられたという。
新人合同自主トレの初日となった10日は広島・廿日市市の大野練習場で汗を流して「何でも一発目が大事だと思うので、今日の気持ちを忘れずにやっていきたい」と気持ちを新たにしていたが、横山の大好物は「そうめん」。
187センチ、86キロの肉体をさらに大きくするには遠い道のりとなりそうだ。
☆プロに入ってまず驚くのは体つき、その次がスピードやパワー。187㎝なら、90㎏以上はほしいかなぁ。
☆…ま、冬はそうめん以外で(笑)。
☆この人は、178㎝、78㎏。
◇【広島】ドラ6オスカル、開幕1軍目指す!新人合同自主トレスタート スポーツ報知 1月10日 18時29分配信
広島の新人合同自主トレが10日、広島・廿日市市の大野練習場で始まり、新人7選手がキャッチボール、ノックなどで汗を流した。
ドラフト6位の仲尾次オスカル投手(24)=ホンダ=は練習後に集まったファンにサインをして回るなど、プロとしての第一歩をスタート。「しっかりと体を動かしていい初日だった。トレーニングにしっかりとついていけるように頑張りたい」と意気込んだ。
ホンダ時代に指導を受けたのは真壁賢守コーチ(29)だ。東北高(仙台)時代、ダルビッシュ有(レンジャーズ)とともに甲子園を沸かせ、“マカベッシュ”の愛称で人気を呼んだサイド右腕からはスプリットを教わったという。「ダルビッシュさんは昔から食事にこだわっていたと聞きました」と食生活へ高い意識をもつようにもなった。
プロ入りに際しては「ローテーションに入るように、けがしないように頑張って」とエールを受け、送り出された。ルーキー最年長のブラジル人左腕は恩師に報いるためにも、開幕1軍を目指す。
☆岡田くん、横山くん、そしてこのオスカルくんと、1軍に食い込んでくるようなことがあれば、かなり投手陣は面白くなります。オスカルくんは左の中継ぎ、チャンスは十分にあります。
☆そしてこの人は、将来の主砲候補。
◇広島7位青木、重量バット振り回す怪力で猛アピール 日刊スポーツ 2016年1月11日10時54分
広島新人7選手の合同自主トレが10日、広島・廿日市市の大野練習場で始まった。緊張の初日を終えたドラフト7位青木陸(18=山形中央)は練習後、5位の西川龍馬(21=王子)とともに自主的にバットを振った。約1キロの重量バットを左手1本、右手1本でそれぞれ振り回す怪力ぶりを発揮。「赤い弁慶」がドラフト最下位指名から下克上を狙う。
多くのカメラのレンズを向けられても、青木はルーティンを崩さなかった。静かな大野練習場に2本のバットを手に現れた。重さ1キロの青いマスコットバットを右手1本で握り、トスされた球をたたいた。一定のリズムで打つと、左手1本に持ち替える。両手でも握る。900グラムのバットでも振る。豪快なスイングは、仁王立ちの前に大暴れした弁慶のようだ。
「打ちたかったので打ちました。久しぶりだったので、ちょっと崩れていましたね。あのバットで練習すると分かるんです」
中学3年時から続けるルーティンで約200球打ち込み、汗を拭った。初の合同練習には多くの報道陣が詰めかけ、緒方監督が視察。最年少には肉体的な疲労だけでなく、気疲れもあった。それでも自主的にバットを振った。マスコットバットを左手と右手でそれぞれティー打撃を行うルーティンは、広島のレジェンド前田智徳氏と同じ。現在チームで1キロ超のマスコットバットを使用するのは新井ら数える程度。それをすでに4年も続けている。
「最初は振り切れなかったけど、高校に入ると振れるようになりました」
力任せに振るだけではない。フォロースイングは肩より上がらない。「試合になればどうしてもバットは上がる。練習から上げていては形が崩れる。いかにインパクトで速く振れるかを意識しています」。緒方監督の前で力んだノックも、練習後に「おかわり」した。豪快さの中に繊細さも併せ持つ。
「新人の中でも僕が一番下。体づくりからしっかりやっていきたい」
ドラフト最下位指名も、プロに入れば横一線。東北の怪力がバット1本ではい上がっていく。
<青木陸(あおき・りく)アラカルト>
◆生まれ 1997年(平9)11月11日、山形県天童市。
◆球歴 小4時に「成生ファイヤードラゴンズ」で野球を始める。山形中央では2年生から4番に座り、2年夏に甲子園出場。高崎健康福祉大高崎戦で右中間スタンドへ本塁打を放った。3年夏は県大会準決勝で敗退も、高校通算46本塁打。公式戦通算打率4割5分5厘を残し、ドラフト7位で広島に入団した。3年生では捕手を務めたが、プロでは内野手登録。
◆好きな言葉 「なせば成る」
◆憧れの選手 同じ天童市からプロ入りした栗原健太(楽天)。生まれも育ちも東北だが、小さい頃からカープの帽子をかぶっていたカープ男子。楽天が創設されてもカープ一筋を通した。
◆サイズ 181センチ、88キロ。右投げ右打ち。足は29センチ。握力は右手64キロ、左手67キロ。50メートル走6秒5。遠投105メートル。
◆家族構成 父、母、妹2人、祖母。
☆おかわりくんも「右手で押し込む」という言い方をしますが、右手一本でマスコットバットを振るあたり、この青木くんも、「押し込む」ことができるんじゃないでしょうか。
☆同郷の先輩、栗原に憧れての、カープファン。その栗原以来、日本人の4番の育成は、未だできていません。青木くんが栗原の跡を継いで、「カープの4番」になってくれるといいですね。そのつもりで獲ったようですし。
◇緒方監督 新人7選手に“オレ流”OK デイリースポーツ 2016年1月11日
広島・緒方孝市監督(47)が10日、合同自主トレを視察。練習開始前、新人7選手に訓示を述べた。「1軍目指して頑張れ」と激励した上で、オーバーペースを厳禁。即戦力として期待するだけに、万全の状態でキャンプインを求めた。
午前10時前。新人選手を前に熱く語りかけた。求めたのはマイペース…いや、自己責任の“オレ流”調整だ。「2月1日に状態が落ちては困る。体調面の管理はしっかりしてほしい」。1人、1人の目を見つめながら、プロの自覚を促した。
その後は練習を視察。各選手のキャッチボールの姿に、非凡な才能を感じ取った。「みんなすごくいいバランスで投げていた。センスが一番に出るところだ」。所用で早朝に動いた岡田は不在だったが、横山ら大学、社会人の選手が5人。即戦力を期待、確信するだけに焦りを禁じた。
「張り切り過ぎてのケガが一番怖い。ただ、岡田とかは(自主トレで)ブルペンにも入っているし、状態次第で入れるなら入ればいい」。オーバーペースは不要だが、縛り付けはしない。結果が求められる世界。自己管理を徹底させた上で、独自の調整を容認した。
入団時の担当スカウトで、顧問の村上孝雄さんが8日に死去した。「たくさん思い出があるからね…」。元日に病床を見舞った際には「今年は頑張れよ」と逆に激励された。「頑張ります」-。25年ぶりのリーグ優勝へ、さらに思いを強くした。新戦力を加えて挑む2016年シーズン。見据えるのは頂点だけだ。
☆いやいや、船越くんや西川くん含め、今年のルーキーはほんとに楽しみ。1年目から遠慮せず1軍に食い込むつもりで、キャンプ・オープン戦でどんどんアピールしてほしいですね。
☆村上さんも、きっと楽しみになさってると思います。カープの選手になった以上、K.O、全力で応援しますよ。
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source : K.Oのカープ・ブログ。