2016年6月30日木曜日

ヤクルト13回戦(マツダ)。


 ▽スタメン

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 5 ルナ
⑤ 9 鈴木
⑥ 3 新井
⑦ 7 松山
⑧ 2 石原
⑨ 1 黒田

【ヤクルト】
① 6 大引
② 8 坂口
③ 5 川端
④ 4 山田
⑤ 9 雄平
⑥ 7 バレンティン
⑦ 3 今浪
⑧ 2 中村
⑨ 1 原


☆先発は、カープが黒田、ヤクルトが原。黒田さんは、ムキにならないよう、山田には細心の注意を。原くんは強気のピッチングをしてきますから、気持ちで負けないことですね。今日も連勝は忘れて、ひとつ、勝ちましょう!


(S)1回表
①大引つまったショートゴロ、②坂口見逃し三振、③川端セカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。…大引は内角高めボール球ツーシーム、坂口は外角低めツーシーム、川端は内角低めスライダー。


(C)1回裏
①田中ファーストゴロ、②菊池ファーストゴロ、③丸センターフライ、この回三者凡退、無得点。…田中くんは真ん中高めストレート、菊池は外角低めボール球ストレート、丸は外角カーブ。


(S)2回表
先頭④山田 バックスクリーンへ先制ホームラン、ヤクルト先制、広0-1ヤ。…これはツーシームがど真ん中(>_<)
 無死
⑤雄平 セカンドゴロ…内角高めカットボール。
 1死
⑥バレンティン ライト前ヒット…初球内角低めツーシーム。
 1死1塁
⑦今浪三振、⑧中村ライトフライ、この回1失点。…今浪は外角高めツーシーム、中村は初球真ん中低めスライダー。


(S)2回裏
④ルナサードゴロ、⑤鈴木三振、⑥新井見逃し三振、この回三者凡退、無得点。…ルナは内角低めシュート、誠也くんは外角低めボール球スライダー、新井さんは外角ストレート。う~ん。


(S)3回表
⑨原樹ライトフライ、①大引キャッチャーファウルフライ…大引は内角高めボール球ツーシーム。
 2死
②坂口 ライト前ヒット…真ん中低めツーシーム。
 2死1塁
③川端 見逃し三振、この回無失点。…外角低めツーシーム。


(C)3回裏
先頭⑦松山 ライト前ヒット…これはど真ん中カットボール。松山が出ました。
 無死1塁
⑧石原 レフト前ヒット…内角低めシュート。おお、石原ヒット(笑)。
 無死1・2塁、投手徳山(S)。…原くん、何かアクシデントがあったようです。
⑨黒田 ライトフライ…バント2つ失敗、バスター。う~ん(-_-;)
 1死1・2塁
①田中 四球
 1死満塁
②菊池 ライトへ逆転2点タイムリーツーベース カープ逆転、広2-1ヤ。…初球ど真ん中ストレート。甘い球を逃さず捉えました。
 1死2・3塁
③丸 ファーストゴロ、3塁ランナー田中挟まれ走塁死、その間に2塁ランナー3塁へ、バッターランナー丸は2塁へ。…真ん中高めストレート。う~ん(-_-;)
 2死2・3塁
④ルナ センター前2点タイムリーヒット 広4-1ヤ。…外角高めストレート。逃しませんね~、ルナは。
 2死1塁
⑤鈴木 センターフライ、この回4点。…カウント3ー1から外角高めスライダー。ビッグイニングになりました。


(S)4回表
④山田サードゴロ、⑤雄平ファーストゴロ、⑥バレンティンサードゴロ、この回三者凡退、無失点。…山田は真ん中低めボール球スプリット、雄平は内角低めカットボール、バレンティンは外角低めスライダー。


(C)4回裏
⑥新井キャッチャーファウルフライ、⑦松山ショートフライ、⑧石原見逃し三振、この回三者凡退、無得点。…新井さんは外角スライダー、松山は初球内角つり球、石原は外角高めスライダー。


(S)5回表
⑦今浪ショートゴロ、⑧中村見逃し三振、⑨徳山の代打荒木ショートゴロ、この回三者凡退、無失点。…今浪は内角高めカットボール、中村は外角ツーシーム、バックドア、荒木は4球スライダーの後の内角ツーシーム。


(C)5回裏、投手成瀬(S)。
⑨黒田見逃し三振、①田中見逃し三振…田中くんは真ん中高めスライダー。
 2死
②菊池 センターフェンス直撃のツーベース…内角低めスライダー。チャンス。
 2死2塁
③丸 見逃し三振、この回無得点。…外角高めスライダー。入ってますかね。


(S)6回表
①大引キャッチャーファウルフライ、②坂口セカンドライナー、③川端セカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。…大引は内角高めツーシーム、坂口は外角低めスプリット、川端は真ん中低めスプリット、スプリット3連発。これは何としても山田の前にはランナーは出さんぞ、という配球ですね。


(C)6回裏
④ルナ セカンドゴロ…真ん中低めカーブ。
 1死
⑤鈴木 四球
 1死1塁
⑥新井 四球…チャンス。
 1死1・2塁、⑦松山に代打下水流。
⑦下水流 レフト前ヒット、2塁ランナー鈴木は走塁死、送球の間に1塁ランナー3塁へ、バッターランナー下水流は2塁へ。…内角低めスライダー。ちょっと当たりが良すぎましたかね~。
 2死2・3塁
⑧石原 敬遠
 2死満塁
⑨黒田 レフトへ走者一掃のタイムリーツーベース 広7-1ヤ。…初球真ん中低めストレート。黒田さん、今季初ヒット、初打点。おかしい(笑)。
 2死2塁
①田中 四球
 2死1・2塁
②菊池 三振、この回3点。…真ん中高めシュート。いやいや。


(S)7回表、⑦松山の代打下水流そのままレフト。
先頭④山田 四球
 無死1塁
⑤雄平センターフライ、⑥バレンティンショートゴロゲッツー、この回無失点。…雄平は外角ツーシーム、バレンティンは外を3つ見せてからの内角ツーシーム。


(C)7回裏、投手土肥(S)。…土肥は14年ドラフト6位、2年目の社会人出身右腕。
先頭③丸 四球…丸が出ました。
 無死1塁
④ルナ ファースト内野安打…真ん中高めスライダー。チャンス。
 無死1・2塁、1塁ランナールナに代走安部。
⑤鈴木 レフトフライ…ど真ん中カーブ(-_-;)
 1死1・2塁
⑥新井 サードゴロ、2塁ホースアウト…真ん中低めカーブ、川端ダイビングキャッチ。
 2死1・3塁
⑦下水流 サードゴロ、この回無得点。…真ん中高めスライダー。


(S)8回表、投手ヘーゲンズ(C)。④ルナの代走安部そのままサード。
⑦今浪 ファーストゴロ…内角高めボール球カットボール。
 1死
⑧中村 ピッチャーへ強烈な内野安打…初球真ん中低めストレート。
 1死1塁、⑨土肥に代打飯原。
⑨飯原 ライト前ヒット…外角高めボール球カットボール。う~ん(-_-;)
 1死1・2塁
①大引 セカンドゴロ、ランナーそれぞれ進塁。…内角低めツーシーム。
 2死2・3塁
②坂口 四球…踏ん張れ、ヘーゲンズ。
 2死満塁
③川端 セカンドゴロ、この回無失点。…内角ボール球カットボール。川端には徹底して内角カットボール。


(C)8回裏、⑧中村に代わり投手久古(S)。⑨飯原に代わりキャッチャー井野。
⑧石原 三振…内角ワンバウンドのスライダー(-_-;)
 1死、⑨ヘーゲンズに代打小窪。
⑨小窪 レフトへツーベース…ど真ん中スライダー。チャンス。
 1死2塁
①田中 見逃し三振…カウント2ー2から9球目、外角低めスライダー。
 2死2塁
②菊池 レフトへタイムリーツーベース 広8-1ヤ。…内角低めスライダー。
 2死2塁
③丸 三振、この回1点。…外角低めボール球スライダー。


(S)9回表、⑥新井に代わり投手今村(C)。⑨ヘーゲンズの代打小窪そのままファースト。
先頭④山田 レフト前ヒット…真ん中高めスライダー。スライダーは低めに。
 無死1塁
⑤雄平 レフトフライ…真ん中低めストレート。
 1死1塁
⑥バレンティン 三振、山田は2塁へ(記録は野手選択)。…フルカウントから内角高めストレート。
 2死2塁
⑦今浪 内角高めストレートにライトフライ、この回無失点、ゲームセット(/--)/


広島 対 ヤクルト (広9勝4敗0分 18時00分 マツダスタジアム 28940人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
S 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
C 0 0 4 0 0 3 0 1 X 8
勝 黒田 13試合6勝3敗
敗 原樹 13試合2勝8敗
ホームラン 山田26号(黒田)

【ヤクルト】
     打 安 点 打率 本
① 6 大引 4 0 0 .288 4
② 8 坂口 3 1 0 .303 0
③ 5 川端 4 0 0 .300 1
④ 4 山田 3 2 1 .332 26
⑤ 9 雄平 4 0 0 .266 7
⑥ 7 バレンティン
     4 1 0 .286 16
⑦ 3 今浪 4 0 0 .253 0
⑧ 2 中村 3 1 0 .199 2
  1 久古 0 0 0 ---- 0
⑨ 1 原樹 1 0 0 .105 0
  1 徳山 0 0 0 ---- 0
打 荒木 1 0 0 .167 0
  1 成瀬 0 0 0 .071 0
  1 土肥 0 0 0 ---- 0
打 飯原 1 1 0 .286 3
  2 井野 0 0 0 ---- 0
計    32 6 1 .264 64

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 3 0 0 .283 7
② 4 菊池 5 3 3 .312 8
③ 8 丸  4 0 0 .279 10
④ 5 ルナ 4 2 2 .296 1
走 5 安部 0 0 0 .279 3
⑤ 9 鈴木 3 0 0 .308 10
⑥ 3 新井 3 0 0 .293 5
  1 今村 0 0 0 ---- 0
⑦ 7 松山 2 1 0 .290 5
打7下水流2 1 0 .367 1
⑧ 2 石原 3 1 0 .140 0
⑨ 1 黒田 3 1 3 .040 0
  1 ヘーゲンズ
     0 0 0 .000 0
打 3 小窪 1 1 0 .211 1
計    33 10 8 .266 72

【ヤクルト】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
原樹  13 2 8 0 20/3 2 2 0 2 5.91
徳山  3 0 0 0 2 2 1 1 2 12.46
成瀬  15 2 2 0 2 3 4 4 3 5.13
土肥  1 0 0 0 1 1 0 1 0 0.00
久古  25 0 0 1 1 2 3 0 1 4.91

【広島】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
黒田  13 6 3 0 7 3 4 1 1 2.71
ヘーゲンズ
    31 3 1 0 1 2 0 1 0 1.73
今村  30 2 3 0 1 1 1 0 0 3.00

◇走塁死 田中(3回)鈴木(6回)
◇試合時間 3時間09分


☆いやいやいやいや、おかしいったら、ほんとに(笑)。


◇緒方監督11連勝「今日はクロでしょう」一問一答 日刊スポーツ 6月29日 23時9分配信

<広島8-1ヤクルト>◇29日◇マツダスタジアム

 広島が大勝で84年以来、32年ぶりの11連勝を飾った。投げては黒田博樹投手(41)が6勝目をマークし、日米通算200勝まであと1勝。試合後の広島緒方孝市監督(47)の談話は以下の通り。

 -黒田が好投

 緒方監督 今日はクロでしょう。黒田に尽きる。ナイスピッチング、ナイスバッティングということです。それしかないでしょう。ただ、小さくでも付け加えてもらえるなら、今日も守備ね。新井、キク、広輔にしてもしっかり守った。守ってピッチャーを助けてくれて、リズムを作ってくれた。あとは何より石原。昨日、今日と当たっているヤクルト打線に対しててしっかりと導いてくれた。彼もしっかりと研究しているんだろうね。投手を引っ張ったいいリードをしてくれているので、小さくでも記事にしてやって下さい。

 -ビッグイニングで

 緒方監督 こういう形の攻撃というのが、うちとしては理想。何よりあそこ、石原がしっかり打ってくれて。下位打線から良い形で上位打線に回ってきたときっていうのは、チャンスをものにしている。こういうビッグイニングをつくれてきている。そういう攻撃が出来るように。

 -黒田の打撃

 緒方監督 打撃自体全然悪くないんだよ。しっかりいつもスイングして、粘る姿勢とかね。そしてシチュエーションによっては、初球からヒットを打つという強い気持ちでああやって打席に立ってくれているのでね。今日はいい打撃をしてくれて、自ら勝ちをグッと近づける打撃をしてくれたと思います。


☆序盤はですね、完全にヤクルトペース。ヤクルト先発原くんは2回までパーフェクト、一方黒田さんは、山田に一発を浴び、0ー1。


☆ところがですねぇ、こんなことが起こるのが、まずおかしい(笑)。


◇燕D1位・原樹、右肩の違和感を訴えて緊急降板 サンケイスポーツ 6月29日 20時28分配信

 (セ・リーグ、広島-ヤクルト、13回戦、29日、マツダ)ヤクルトのD1位・原樹理(東洋大)が、緊急降板した。

 二回までパーフェクトに抑えていたが、三回無死から松山と石原に連打を浴びた後、右肩の違和感を訴えて降板した。

 新人右腕は開幕ローテーション入りしたが、12日のロッテ戦で5連敗を喫して2軍落ち。19日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(戸田)で完封勝利を収め、1軍昇格のチャンスを得ていた。


☆石原ヒット。これもおかしい(笑)。で、無死1・2塁で緊急登板の徳山くんも、かわいそうでした。⑨黒田さんはバント失敗の後凡退、①田中くん四球の1死満塁で、②菊池への初球はど真ん中。ライトへ逆転の2点タイムリーツーベース、③丸倒れ2死2・3塁から、今度は④ルナが外角高めをきれいにセンターへ2点タイムリー。いやいや、ルナはほんとに、ヒットの打ち方を知ってるというか何と言うか。


◇広島菊池「黒田さんのために」2点適時二塁打 日刊スポーツ 6月29日 19時29分配信

<広島8-1ヤクルト>◇29日◇マツダスタジアム

 広島菊池涼介内野手(26)が逆転2点適時二塁打を放った。

 1点を追う3回1死満塁。1ボールからの2球目を右中間へはじきかえした。「打ったのはストレート。何とか、黒田さんのために打ちました!」とコメント。日米通算200勝まで残り2勝でマウンドに上がった先発黒田博樹投手(41)をアシストする一撃だった。


◇広島ルナ2点適時打「打点を意識して打席に入った」 日刊スポーツ 6月29日 19時34分配信

<広島8-1ヤクルト>◇29日◇マツダスタジアム

 広島エクトル・ルナ内野手(36)が追加点を奪う2点適時打を放った。

 菊池の2点適時二塁打で逆転した後、丸が一ゴロで2死二、三塁。ルナは1ストライクからの2球目をセンターに打ち返した。「打ったのはストレート。2アウトだったので、ヒットを打てばランナーもかえってくると思った。打点を意識して打席に入ったよ」と振り返った。三塁走者、二塁走者も生還。リードを広げる貴重な一打だった。


☆で、あっという間に、4ー1。


☆で、おかしなことは、これだけでは終わらない(笑)。


◇広島黒田「2度とない」満塁一掃打で200勝王手 日刊スポーツ 6月29日 22時45分配信

<広島8-1ヤクルト>◇29日◇マツダスタジアム

 広島黒田博樹投手(41)が6回、走者一掃の3点適時二塁打を放った。

 3点リードの6回。2死満塁から黒田はヤクルト成瀬の初球、内角低めの真っすぐをたたいて、前進守備の外野の頭上を襲った。今季27打席目での初安打が貴重な追加点をもたらした。

 「2度とないでしょう」と振り返る会心の当たりでリードを6点に広げ、自身の日米通算199勝とチームの11連勝に大きく貢献した。


☆ま、成瀬も、打率.000、22打数ノーヒットの選手に打たれるとは思いませんわな。K.O、思わず吹いちゃいましたもん(笑)。


☆一方、その黒田さんのピッチング。


◇黒田、節目へあと「1」=投打に活躍、連勝つなぐ-プロ野球・広島 時事通信 6月29日 23時7分配信

 力強く勝利を重ねる広島の勢いを、黒田もしっかりとつないだ。中11日と登板間隔を空けて臨み、「体調が良かった。腕を振って、飛ばしていけた」。内に外に動くボールを駆使して打たせて取り、リズムの良さでバックの再三の好守も引き出した。

 二回には山田に先制アーチを浴びたが、「ソロなので切り替え、集中して投げられた」。三回に想定外の継投を強いられたヤクルトから味方が4点を奪い逆転すると、四回からの4イニングを無安打に抑えて流れを手放さなかった。

 バットでも見せた。六回2死二、三塁から、相手は石原を敬遠して満塁策を選択。大歓声に後押しされた打席で初球を捉え、左翼手の頭上を大きく越す二塁打で走者を一掃した。「初球じゃないとチャンスはないと思った。もう二度とないでしょ」。駄目押しとなった今季初安打に頬を緩めた。

 チームの連勝は11まで伸び、自身も日米通算200勝まであと1勝。節目の数字が目標ではなく、「当然、通過点にしなきゃいけない。201勝、202勝としていかないと」と力を込める。25年ぶりの優勝へ突き進むため、腕を振り続ける。


☆今日はツーシーム中心の、黒田さん本来のピッチング。左バッターへのカットボール、右バッターへのツーシームと、内角を攻められたのも、本来の黒田さんらしさが出たと思います。


☆8回はヘーゲンズ、新外国人投手獲得に心中穏やかでないか、まだ疲れが残っているのか、カットボールが高めに浮き、キレもない。満塁のピンチを迎えますが、ここで迎えた川端、実は前回の対戦では、ヘーゲンズの内角カットボールに苦労していたのですが、今回も内角カットボールで打ち取られます。山田に回ってたら、えらいことでした。


☆8回には菊池がまたもタイムリーツーベース、9回は今村くんが締めて、終わってみれば、8ー1の快勝。


◇広島・菊池、決めゼリフ拝借「誠也ごめんね…最高で~す!」 デイリースポーツ 6月29日 21時53分配信

 「広島8-1ヤクルト」(29日、マツダスタジアム)

 広島が大勝でヤクルトに連勝。1984年に球団記録となる12連勝をマークして以来、実に32年ぶりとなる11連勝を飾った。決勝打を放った菊池が、お立ち台でチームメート鈴木へのライバル心をむき出しにし、鈴木の決めゼリフ「最高です!」を“拝借”した。

 菊池は0-1の三回、右越えに逆転の2点適時二塁打を放ち、これが決勝点となった。日米通算199勝を挙げた黒田とともにお立ち台に立った菊池は「お久しぶりです。誠也(鈴木)に持っていかれてるんで。そろそろ持ってこないとな、という気持ちで立っています」と、6月17~19日のオリックス戦で3試合連続決勝弾を放った鈴木への対抗心をあらわにした。

 打った時の気持ちを聞かれると、「誠也ごめんね…最高で~す!」と、鈴木の決めゼリフを絶叫。後輩の言葉を借りてスタンドを沸かせたことには「ちょっと悔しいですよね」と言いながらも、「黒田さんもあんまり若くないんで、打って次も勝たせてあげたいと思います」と語った。

 チームは1984年の12連勝以来、32年ぶりとなる11連勝。チームの歴史的快進撃について「それはもう、あれしかないんじゃないですか。最高で~す!」と絶叫し、カープファンは大盛り上がりだった。続けてチームの雰囲気を聞かれ、再び「最高で~す!」と答えるかと思いきや、「普通ですね」と冷静に返し、スタンドは笑いにつつまれた。


◇広島32年ぶり11連勝 12連勝した84年は球団最後の日本一 デイリースポーツ 6月29日 22時44分配信

 「広島8-1ヤクルト」(29日、マツダスタジアム)

 広島が大勝でヤクルトに連勝。1984年に球団記録となる12連勝をマークして以来、実に32年ぶりとなる11連勝を飾った。

 32年前の1984年、広島は古葉竹識監督が率いており、開幕3戦目から12連勝を達成。最終的に75勝45敗10分け、勝率・625で、2位・中日に3ゲーム差を付けて球団史上4度目のリーグ優勝を果たした。日本シリーズは阪急を4勝3敗で下し、3度目の日本一。これが広島の最後の日本一となっている。

 投手では山根和夫が16勝を挙げてチームの勝ち頭。リリーフの小林誠二が防御率2・20で最優秀防御率を獲得した。打線は衣笠祥雄がリーグ最多102打点、同3位の打率・3285をマークして初のMVPに選出された。法大からドラフト2位で入団した小早川毅彦が新人王を獲得している。

 広島は、山本浩二監督の下で成し遂げた1991年のリーグ優勝を最後に優勝から遠ざかっている。しかし今季は2位・巨人に9ゲーム差をつけて首位を独走。25年ぶりのVへ、大きなチャンスだ。


☆いやね、11連勝もしてるんだから9ゲーム差くらい付くでしょ、ってなもんなんですが、ここでもおかしなことが起こっとる訳ですよ、これが。


 ≪6月中に10ゲーム差つければV率100%≫広島が14日西武戦から10連勝。広島の最多連勝は84年の12で、2桁連勝は94年以来22年ぶり5度目となった。広島の連勝中にセの2位チーム(DeNA、巨人、中日)は9連敗を喫し、2位とのゲーム差は今季最大の9・0に。6月までに2位に10ゲーム差をつければ、セでは59年巨人、94年巨人、03年阪神に次ぎ延べ4チーム目。過去の3チームは全てリーグ優勝しており、広島もさらに差を広げるか。(「広島 新井さんで22年ぶり10連勝 セ界独走じゃ!2位巨人と9差」スポニチアネックス 6月29日 5時39分配信より抜粋)


☆この記事のポイントは、「6月中に10ゲーム差つければ~」のくだりではなく、2位のチームが9連敗してるところ。DeNA・巨人・中日と、どこが2位になっても、次の日には必ず負ける。今日2位巨人が勝って、ようやく「2位チームの連敗」は止まった訳ですが、カープの連勝は止まらない。


☆いやね、雨といい、外野がこっつんこしての落球といい、2位チームの連敗といい、そして今日は黒田さんが3点タイムリーといい、おかしいんですよ、確実に、絶対に、どう考えても。確かに段々カープ自体が強くはなってるんですが、それこそ「神の見えざる手」に突き動かされてるとしか思えない。


☆…う~ん、何なんだ、これは。分からん。


☆で、連勝してるんだから当たり前なんですが、これでヤクルト戦、カード勝ち越し。まあこうなったら、連勝の勢いにあやかって、次もひとつ、勝っておきましょう、ということになります。




◇セ・リーグ

▽巨人 3 - 2 中日 (G3-7-1 東京ドーム)

 巨人が接戦を制した。巨人は1点ビハインドで迎えた5回裏、阿部の適時二塁打で同点とする。その後は7回に、2死満塁の好機から村田が押し出し四球を選び、勝ち越しに成功した。投げては、4番手・宮國が今季3勝目。敗れた中日は、2番手・又吉が誤算だった。

勝 宮國 3勝0敗0S
敗 又吉 2勝5敗0S
S 澤村 3勝0敗19S
本塁打 實松1号


▽阪神 試合前中止 DeNA (甲子園)


☆巨人は中継ぎが頑張りましたね。中日は、打線のもう一押しがありませんでした。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   76 45 29 2 .608 ー
② 巨人   73 34 36 3 .486 9.0
③ 横浜   74 33 38 3 .465 1.5
④ 阪神   75 33 39 3 .458 0.5
  中日   75 33 39 3 .458 0.0
⑥ ヤクルト 77 33 43 1 .434 2.0


☆貯金は16、ゲーム差は9のまま。貯金16だって。連勝が始まる前は、5だったんですよね。優勝ラインが80勝として、80勝61敗2分で、貯金19。つまり貯金が20になれば、残り試合は5割でいい、ということになります。ゲーム差は相手もありますから、今は貯金を増やすことが大事。


◇6月30日(木)の予告先発投手

○読売ジャイアンツ
大竹 寛
4試合1勝1敗 防御率4.87 WHIP1.33
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (東京ドーム 18:00)
○中日ドラゴンズ
若松 駿太
13試合5勝6敗 防御率4.43 WHIP1.46
対G 1試合1勝0敗 防御率2.57 WHIP1.00

○阪神タイガース
岩崎 優
5試合1勝1敗 防御率1.99 WHIP1.20
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (甲子園 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
久保 康友
7試合3勝4敗 防御率3.74 WHIP1.29
対T 2試合0勝2敗 防御率4.15 WHIP1.38

○広島東洋カープ
中村 恭平
6試合1勝0敗 防御率4.60 WHIP1.57
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (マツダ 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
村中 恭兵
33試合4勝2敗 防御率3.96 WHIP1.65
対C 5試合0勝1敗 防御率3.38 WHIP1.69


☆恭平くん、プレッシャーだわな、こりゃ。ま、そんなことより、2度失敗して、またチャンスをもらったんですから、自分のことの方が遥かに大事。ラストチャンスだと思って、思い切りのいいピッチングを見せて下さい。ここで勝てば、また次があります。


☆おまけ。


◇広島エルドレッド 来週にも実戦復帰「順調に来ている」 デイリースポーツ 6月29日 23時18分配信

 右大腿(だいたい)二頭筋挫傷でリハビリ中の広島ブラッド・エルドレッド内野手(35)が29日、広島県廿日市市の大野練習場でキャッチボールやダッシュ、打撃練習など精力的に汗を流した。

 15日の西武戦(マツダ)で負傷交代し、翌16日に出場選手登録抹消。「早く治してラインアップに加わりたいね。復帰に向けて自分のできることをやって、チームの戦力になりたい」。鯉の主砲は、早期の1軍復帰に強い意欲を示した。

 25日に打撃練習を再開。26日には屋外でのランニングも開始している。「リハビリのスケジュールは順調に来ている。ランニングとかを行って患部がどういう反応をするか見ているけど、いい感じで走れているよ」と手応えを口にした。

 「ケガをしてからすぐに、キャッチボールやスイングは始めていたよ。状態はあまり落ちていないと思う。この状態をキープして実戦に入っていきたい」と力を込めた。早ければ、来週にも2軍で実戦に復帰する予定だ。


☆う~ん、朗報ではあるんですが、エルさんが上がるとなると、恐らくヘーゲンズが落ちる。新外国人も使えない。これはほんとに贅沢な悩みですが、上がった選手より、むしろ下に行った選手のケアの方が大事ですな、こりゃ。どの選手も結果を出してますからね。チーム編成もよく考えて、うまく起用していかなきゃいけません。


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source : K.Oのカープ・ブログ。