2016年12月29日木曜日

千葉ロッテマリーンズの公式ツイッターのフォロワー数が今年倍増。

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千葉ロッテマリーンズの公式ツイッターのフォロワー数が今年に入って倍増したそうです。


ロッテ SNS発信成功 平沢動画再生数NO・1 (ニッカン)

ロッテは27日、球団の公式ツイッターのフォロワー数が、今年1月1日時点で19万3777だったのが、この日時点で43万6743と大幅に伸ばしたと発表した。また、今年のこの日までのマリーンズ公式YouTubeチャンネルの総再生数が936万7646回だったと発表した。

 今年一番、再生回数が多かった動画は「平沢大河 先輩たちとの内野ノックにカメラが接近」で、46万2838回だった。

 山室晋也球団社長は「SNSを使っての積極的な情報発信はこれからもどんどんやっていかなくてはいけないと考えています。その中ではこのように顕著な数字が出たことはとても手応えを感じています。やはり、プレーの映像、画像だけではなくて舞台裏を紹介したことが功を奏したと思っています。来年もファンサービスの一環としても、いろいろな選手の表情などをSNSを通して発信していくことで、よりマリーンズの魅力を知ってもらえたらと思っています」とコメントした。

 平沢は「マジすか? ボクすか? ちょっと信じられないです。でも25日に撮影をしてもらった自分の帰省動画は、きっと再生回数は伸びないと思います」とコメントした。この日の午前10時にマリーンズ公式YouTubeチャンネルに「これぞ大河ドラマ? 平沢大河の帰省にカメラが密着」がアップされた。



マリーンズの公式ツイッターのフォロワー数が1月1日時点での193,777から12月27日時点で436,743人と倍増しています。
今年1年の球団の頑張りがこんなところにも表れていますね。情報発信は大事です。

ところで、そもそも各球団の公式ツイッターのフォロワー数はどうなっているのでしょうか。
12月29日現在の球団公式ツイッターのフォロワー数を調べました。

球団名 フォロワー数 
阪神タイガース 712,386
読売ジャイアンツ 53,604
中日ドラゴンズ 470,780
東京ヤクルトスワローズ 287,606
横浜Denaベイスターズ なし
広島東洋カープ なし
   
福岡ソフトバンクホークス 547,555
北海道日本ハムファイターズ 487,409
千葉ロッテマリーンズ 437,770
西武ライオンズ 209,252
東北楽天ゴールデンイーグルス 431,890
オリックスバファローズ 206,524

驚きの結果ですね。
私は普段セリーグの公式ツイッターを見ないものですから知らなかったのですが、なんとベイスターズとカープには球団公式ツイッターがありません。
ベイスターズについては球団のグッズ情報公式アカウントがフォロワー数15,221人、親会社DeNAが関与するスポーツ全般を扱うDeNA Sportsがフォロワー数12,183人となっていました。
カープは球団が直接発信するアカウントが無いようです。

ファン数が最も多い阪神タイガースが70万人を超えるフォロワー数を有する一方で、読売ジャイアンツがわずか5万人というのも面白いですね。ジャイアンツは全国規模のメディアを持っていますから、ツイッターでの情報発信を積極的に行っていないのでしょう。またファンの側もツイッターの必要性を感じていないのかもしれません。

中日は47万人とさすがの多さ。ヤクルトも28万人ですが、ファンの数を考えると少ないと言えます。
全般的に見てセ・リーグはあまりインターネットでの情報発信に積極的ではないようです。

一方のパ・リーグ。
他球団ファンからすると腹の立つツイートが多いソフトバンクの公式が最も多く54万。日ハムが48万。マリーンズはその次で43万です。
楽天は43万。オリックスと西武は20万と少ないです。

昔からパ・リーグはマスコミへの露出が低く、メディアによる後押しもありませんでしたから、各球団ともインターネットを利用した情報発信は積極的に行っていると言えます。
ただ、その中でも千葉ロッテマリーンズの健闘ぶりが光りますね。
12球団の人気ランキングでは最下位か11位が定位置であるマリーンズですから、ファンの数から考えると明らかにフォロワー数が多いです。
マリーンズは巨人や中日のように自前のメディアを持たず、ソフトバンクや日ハムや広島のように影響力のある地元メディアによる後押しもありません。
したがって、インターネットでの情報発信が非常に大事なのです。インターネットであれば、球団がマスコミに頼らずとも不特定多数に情報を発信することができます。
特にツイッターはフォローさえしておけばツイッターの画面を開くだけで自動的に情報が入ってきます。わざわざ球団公式サイトを定期的にチェックする必要がありません。
また球団公式ツイッターのフォロワーが情報をリツイートすることで、球団公式ツイッターをフォローしていない人たちにも情報が拡散していくことが期待できます。
独自メディアを持たないマリーンズにとってツイッターはまさに情報発信の命綱と言えるでしょう。
ブロードバンド化によって映像も活用できるようになったことから、youtubeと連動して様々な情報を発信できるようになったのも大きいですね。数年前のGG佐藤による恋するフォーチュンクッキーや、球団の仕事の裏側を伝える動画が人気になったのも情報発信戦略が成功していることの表れです。

また、マリーンズファンの側も積極的に情報収集に動く傾向があります。
ファン1人あたりの球場観戦数が12球団で最も多いというマリーンズですから、つまり絶対数は少なくとも能動的なファンが多いのです。

昔は今のようにネットニュースなどが充実していませんでしたから、マリーンズの情報を知りたければ自分で調べるしかありませんでした。
それに比べ、今は選手や球団がツイッターで情報発信してくれているおかげで、イベントやチケット、グッズに関する情報がすぐに分かるようになりました。いい時代ですね。

今後も球団の情報発信力をさらに強化することにより、さらなるファン獲得を目指してほしいです。
またファンの側も積極的に情報を広めることにより、マリーンズに興味を持つ人をどんどん増やしていきたいです。日々布教活動に励みましょう。


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source : マリンブルーの風