F1新チャンピオンのロズベルグが戴冠5日後に電撃引退。「説明するのは難しい」
F1で今シーズンのチャンピオンになったばかりの
ニコ・ロズベルグが、
タイトル獲得から5日後、電撃引退を発表した。
デビューから10年目となる2016年シーズン、
緊迫した空気のなかで行われた
最終戦アブダビGPでロズベルグのタイトルが決定。
チームメイトのルイス・ハミルトンを打ち破り、栄冠を手にした。
ところが金曜日にウイーンで開催される
FIAの表彰式『プライズギビング・ガーラ』を前にロズベルグが突如、
F1からの引退を表明。
以下のようなコメントを発表している。
「これでF1でのキャリアを終えることを決めたと、
伝えさせてもらいたい。
説明するのは難しい。
6歳でレースを始めて以来、
F1でチャンピオンになることは、
僕にとって非常に明確な夢だった。
いま、それが達成できた。
25年間にわたって周囲の人々、ファン、チーム、
家族や友達に助けられながら、
すべてをレースに注ぎ込んできて、
今年やり遂げることができたんだ」
「これまでのことは永遠に記憶に残る、
素晴らしい経験になったよ。
それと同時に、過去2年間はルイスに負け続けていたから、
ものすごくつらいものでもあった。
僕にとっては極めて困難な時期が、
モチベーションに火をつけた。
僕自身ですら、
最終的には逆転して夢を達成できるなんて、
思ってもみなかったよ」
( AUTO SPORTS 2016.12.02 )
この発表にはさすがに驚いた。
先日行われた最終戦のアブダビGPで
念願の初のワールドチャンピオンシップのチャンピオンを獲得し
来期からのさらなるハミルトンとの対決が
注目されていたが
その前にロズベルグは引退を発表してしまった。
まだわずかに31歳でこれから経験値が活かせる年齢となってくるのに
あっさりと引退をしてしまうとは驚いた。
とうちゃんのケケ・ロズベルグも寂しい思いをしているだろうな。
残念でしょうがない。
ただこの引退によって3年連続チャンピオンチームに輝いた
メルセデスチームの席が一つ空いてしまった。
トップドライバーはほとんどシートが決定しているのに
誰がこのシートを手に入れるのか気になるところだ。
ここぞとばかりに違約金を払ってでも
どこかのチームのトップドライバーを手に入れるかもだな。
まさかではあるがマクラーレン・ホンダでくすぶり続けている
フェルナンド・アロンソや
ほぼ引退と思われる、
同じくマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンに白羽の矢が立つのでは?
来年は大きくレギュレーションも変更になるし
来年のF1も興味津々である。
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