2017年3月8日水曜日

最近のカープ、あれこれ~'17.3.7、菊池好守・開幕絶望・佐藤紅緑(笑)。


☆さて、今日はこれから。


◇侍・菊池、好守で先制のピンチ救う 無死一、二塁から併殺完成 チームに勇気与える デイリースポーツ 3/7(火) 19:28配信

 「WBC・1次リーグB組、日本-キューバ」(7日、東京ドーム)

 「2番・二塁」でスタメンを勝ち取った菊池(広島)が、いきなりの好守でチームの窮地を救った。

 初回、先頭のサントスに内野安打を許すと、続くアヤラの三塁線の打球を松田がファンブル。いきなり無死一、二塁のピンチを背負った。続くセペダに対して2ボール1ストライクから4球目、痛烈なライナー性の打球が二塁右を襲った。

 バウンドが合わせづらい中、菊池は体勢を崩しながら捕球すると、反転して二塁へ素早く送球。併殺を完成させた。抜けていれば確実に失点していた場面。続くデスパイネの四球後、サーベドラを三ゴロに仕留め、この回を無失点で切り抜けた。

 試合前から「特に変わりはない。ナチュラルですよ。GOあるのみ!!」と話していたが、言葉通りのプレーでチームを鼓舞した。


☆小久保監督も、絶賛。


◇小久保監督&石川が“試合を作った”守備に感謝 ベースボールキング 3/8(水) 6:51配信

 第4回ワールド・ベースボール・クラシックは大会2日目に入り、プールBの戦いがスタート。侍ジャパンは初戦でキューバと対戦し、11-6で勝利を収めた。

 「初回が独特の緊張感の中でスタートしたので、その中で菊池のプレーは非常に大きかった」。

 試合後、WBCの初戦という難しいシチュエーションで4回を最少失点に抑えて勝利投手になった石川歩、4安打4打点の活躍を見せた松田宣浩と会見場に現れた小久保裕紀監督が開口一番に称えたのは、前述の2人ではなく菊池涼介の守備だった。

 侍ジャパンは初回、最も警戒していた1番のサントスに内野安打を許すと、2番・アヤラの三塁へのゴロを松田がファンブル。いきなり無死一、二塁のピンチを迎える。

 しかし、一二塁間に飛んだ3番・セペダの強烈な打球を二塁手・菊池涼介が華麗に捌き、ボールは4-6-3と渡ってダブルプレー。その後は四球で二死一、三塁とするも、5番のサーベドラを三ゴロに斬って取り無失点で切り抜けた。

 小久保監督は「予想通りキューバの打線は強化試合から2割増しのスイングスピードできて、芯でとらえてきたのをうまく守ったと思う」と試合を振り返り、フェンス際でのスーパーキャッチや背走しながらのファインプレーで試合を引き締めた青木宣親の守備にも賛辞をおくった。

 また、先発した石川は「ストライクが先行できなかったなかで野手に助けられてなんとかという感じ」と述べ、試合を作った菊池や青木の好守に感謝した。

 中継ぎ陣に不安を残したものの、“守り勝った”侍ジャパンが2次ラウンド進出に一歩前進したことは間違いない。日本は8日、19時からオーストラリア代表との一戦に臨む。


☆ま、国際大会、短期決戦は、守備を固めること、ですよね。もちろんカープの野球も、そう。


☆その菊池の守備について、こんな記事。


◇菊池の好守はなぜ生まれた? 侍Jのピンチ救った配球の妙と戦略的ポジショニング ベースボールチャンネル 3/8(水) 10:42配信

 WBC初戦。キューバに快勝した日本だが、試合を通じて圧倒していたわけではない。特に初回のピンチは冷や汗もので、ここで決壊していては結果はどうなっていたか分からない。試合のターニングポイントとも言うべきファインプレーはなぜ生まれたのか? 偶然ではない侍ジャパンの高度な戦略に迫る。


◆あえての定位置。菊池の高度な戦略

 侍ジャパンが11-6でキューバを破り、WBC初戦を飾った。

 試合のハイライトシーンは多々あった。

 11得点も挙げたのだから攻撃陣をフィーチャーしたくなるが、試合を振り返ると、やはり忘れられないのは1回表、無死1・2塁のピンチでの菊池涼介=坂本勇人=中田翔で成立させた併殺打だ。

 先発の石川歩が先頭のサントスに内野安打で出塁を許し、さらに、2番・アヤラの強烈なゴロを三塁手の松田宣浩がハンブル。絶対に先制を許したくない場面でいきなり窮地を迎えた。

 気になったのが二塁手・菊池のポジショニングだった。

 無死1・2塁などの併殺を狙うシチューエーションの際、セオリーでは遊撃手と二塁手は二塁ベース寄りを守ることが多い。ところが、このときの菊池はやや定位置にも近いところにポジションを置いていたのだ。

 これが菊池の守り方だ。

 自分の脚力、肩なら、多少、定位置に近いところにポジショニングをとっていても併殺を成立させることができる。ならば、左打者の(3番)セペダの打球が飛びそうな位置に構える。守備のスペシャリストだからできる守り方だ。

 そして、そこに打球が飛んだ。

 菊池は打球に反応すると反転しやすい捕球体制を整えてボールを掴み、遊撃手の坂本に転送。チームを救う併殺を成功させたのだった。

 さらに、この際、もう1つ気になったのが石川=小林誠司バッテリーの配球だった。2人は実にうまい配球を見せていた。

 1、2、3球目とセペダのインコースを、カーブ、ストレート、ストレートとついていく。そして4球目、外へのシンカーを選択した。

 捕手の小林がこのシーンをどう意識していたのか。


◆配球の妙と守備力。総合力で防いだピンチ

「(セペダには)あまり神経質にならずにゴロを打たせてゲッツーを捕ろうと。何とかゴロを打たせればと思っていました。1、2、3球目としっかりインコースをつけていたので、相手はひっかけるだろうな。1、2塁間に飛ぶ確率は高かったと思います」

 球がやや甘く入った分、強めの打球にはなったが、菊池の守備力なら捕れる範囲だ。ポジショニングとバッテリーの配球が重なってのプレーだったといえる。

「菊のところに飛べば安心感があります」

 小林が振り返っているように、日本の内野守備陣でもっとも信頼がおけるのは菊池であることは間違いない。それほど信頼がおけるからこそ、小久保裕紀監督は2年連続トリプルスリーの山田哲人をDHにしてまで、菊池を二塁手起用しているのだ。菊池ならアウトを確実に増やしてくれるという安心感が日本のストロングポイントなのだ。

 この試合、日本がとった27個のアウトのうち、菊池が7個をさばいている。これは、この日の最多アウト数である。

 日本で一番守備の上手い場所に打たせることで勝利をつかんだ試合――。

 筆者のその仮説を「菊だけじゃない。併殺を取れる内野陣が揃っている」と小林には否定されたが、小久保監督は「初回のプレーが大きかった」と菊池を絶賛している。2つの発言からは野球というスポーツの面白みを感じることができる。

 菊池のプレーがあったから打線が爆発したように、意図した配球があるから好プレーが生まれる。野球とはそういうスポーツなのである。

 試合中、控え捕手の炭谷銀仁朗と大野奨太が小林に声を掛ける場面があった。「ストライクゾーンの確認とあとは色々」と炭谷は煙にまいたが、小林は「(今日の)石川さんはいつもよりスライダーの球速が速いという話と、デスパイネの特徴ですね。中身は秘密です」とはにかんだ。

 侍ジャパンのチーム力を感じた勝利だった。

氏原英明


☆元々菊池の守備位置というのは、異常に深い(笑)。これがまあ広い守備範囲を生んでいる訳なんですが、それを可能にしているのが、菊池の肩。黒田さんは常々「メジャーでも通用する肩だ」と絶賛してますが、今回のプレーも、それを生かしたもの。


☆で、松田のエラーで迎えたピンチなんですが、菊池の好守で失点を防ぐ。また、青木の好守やまさかの中田盗塁などで(笑)、リズムを作る。これが、「日本の野球」なんですよね。打つことも大事ですが、意図のある配球が守備と連携する、守備が攻撃のリズムを作る。この辺は、打つ打たない、抑える抑えないなど、目に見えるところではない、また監督の采配がどうこうとかいったこととは違う、野球の奥深さ、またプロの試合への臨み方なんですね。


☆で、そういうことが分かっている選手、試合でそういうことが実践できる選手が、どれだけ揃っているか。強化試合の時もやれ貧打だの、投手陣は大丈夫かだの、采配がどうだのといろんな批判が飛び交ってましたが、強化試合なんてのは「強化試合」であって、勝つことが目的じゃない。阪神戦でしたか、小林に代打を出さずバントをさせて失敗した采配を張本さんが批判してましたが、あの試合に勝つことより、本番を見据えて小林に実戦の場でバントさせることの方が、数倍大事。本番が始まれば、強化試合の時とは変わりますよ、そりゃ。


☆ちなみに菊池・坂本の二遊間はなかなか強力で、あれ、当たりが良くて、菊池の送球も速いので、ちょっとでもショートがベースカバーに遅れれば、併殺にならないんですよね。その辺の呼吸は、抜群だと思います、この2人。


☆で、野球の奥深さ、ってことで、こんな話。


◇「実戦の時を考えろ、どこへ球が行くかわかるか」(佐藤紅緑)【今日の名言】 サライ.jp 3/7(火) 8:10配信

 今年2017年は明治の文豪・夏目漱石の生誕150 年。漱石やその周辺、近代日本の出発点となる明治という時代を呼吸した人びとのことばを、一日一語、紹介していきます。

【今日のことば】

 「実戦の時を考えろ、どこへ球が行くかわかるか」--佐藤紅緑

 佐藤紅緑は夏目漱石とも交流のあった俳人・劇作家で、昭和に入ると少年小説の大家となった。『リンゴの唄』などで知られる作詞家で詩人のサトウハチロー、90歳を超えて今なお活躍中の作家・佐藤愛子の父親である。

 野球が大好きだった小学生の息子ハチローとその仲間のため、佐藤紅緑はときどきコーチ役を買って出た。バットを手にノックもする。だが、さして上手いわけではないので、「サード」と声をかけながら打球はファーストやセカンドの方へ飛ぶ。ハチローが思わず「おとうさん、駄目だ」となじると、父親が反撃に口にしたのが掲出のことば。つづけて、こんなふうに言った。

 「俺は、実戦にそなえてシートノックをしてるのだ」

 父子交流の、微笑ましくもユーモラスな一場面であろう。息子のハチローはこれを忘れることなく胸の奥に刻み、自伝的エッセイ『落第坊主』の中にも書き込んだ。

 一方で佐藤紅緑は、知らぬ間に、野球のトレーニングのあり方の本質を突いていた。読売巨人軍のV9時代、川上哲治監督のもと名参謀として働いた牧野茂の逸話を思い出す。

 V9を達成しユニフォームを脱いで評論家となった牧野が、あるとき、ヤクルトスワローズの春季キャンプを訪れた。目の前で行なわれているのは、ランナー2塁で1・2塁間を抜けるヒットを打たれた場合を想定しての守備練習。右翼手からのバックホームと連携して、カットプレー、バックアップの動きが課題となる。

 何か気がついたことがあったら言ってください、と監督の武上四郎に乞われ、牧野はこうアドバイスした。

 「これじゃあ意味がない。練習のための練習になってる。選手がみな頭からヒットと決めてかかって、間を抜けていく打球を追おうともせず、カットの位置ばかり気にしている。実戦ではまず打球を追うはずだよ。打球を追って、抜かれてしまったあとに中継プレーに入る。そういう実戦的な練習をしないと、本番では役に立たない」

 ひと口に実戦的トレーニングといっても、奥は深い。このことはスポーツのみならず、さまざまな仕事や趣味の場にも通ずるものだろう。

 野球の世界王座を競うWBCが、いよいよ始まった。侍ジャパンは今日、強豪キューバとの第1戦に挑む。大谷翔平の欠場は残念だが、日の丸を背負う他の選手たちの活躍に期待したい。

文/矢島裕紀彦
1957年東京生まれ。ノンフィクション作家。文学、スポーツなど様々のジャンルで人間の足跡を追う。著書に『心を癒す漱石の手紙』(小学館文庫)『漱石「こころ」の言葉』(文春新書)『文士の逸品』(文藝春秋)『ウイスキー粋人列伝』(文春新書)『夏目漱石 100の言葉』(監修/宝島社)などがある。2016年には、『サライ.jp』で夏目漱石の日々の事跡を描く「日めくり漱石」を年間連載した。


☆何の仕事でもそうだと思うのですが、結局、その仕事の「意味」を分かってないとダメなんですよね。なおかつこういうことは、現場で、その場で、自分で判断できなきゃならない。なぜそうしなきゃならないのか、そうすることに、どんな意味があるのか。常々それを考えながらやってる人は、考える癖がつくし、どんどん学んでいく。経験を積むごとに、成長していく訳です。で、そういうことの積み重ねによって、自分で考え、判断できるようになる。


☆ところがですねぇ、「自分は偉い」と思い込んでる人は、学習をしないんですね。野球の見方がいつまで経っても深くならない。だからいつまで経っても、「ほら打てないじゃないか」「ほら打たれたじゃないか」という批判の仕方しかできない。練習試合の意味、ひとつひとつのプレーの意味、野球で「勝つこと」の意味が、いつまで経っても分からない。


☆そら打たれることも、打てないこともあるんですよ、人間のすることですから。「打てるバッター」を揃えたところで、打てないことだってあるんですよ。で、例えば練習試合なら、それをどうやって本番につなげるのか。「勝つこと」につなげるのか。練習試合の結果云々より、そっちの方が数倍大事な訳です。


☆デスパイネがね、最後、外角のストレートを見逃して三振する訳ですが、あれ、日本の野球をなまじ知ってるから、というのもあったと思います。カウント0ー2なら、1球外してくるでしょ、って。実際、外す球だったんですよね、キャッチャー、外に構えてましたから。牧田が謝ってましたけど(笑)。


☆でももうひとつは、1球目、2球目と、内角を攻めたこと。これが効いてる訳です。外、外で追い込んだんだったら、外角には対応できたかも知れない。それこそデスパイネは、強化試合で右中間スタンドに放り込んでましたから。


☆えっ、中継ぎ陣が不安だって? いえいえ、ちゃんと配球すれば、抑えられますよ。外国の選手は、初球から積極的に振ってくるし、コツコツ当てるようなことはしない。それを肝に銘じておけば、大ケガはしないはずです。




☆さて、カープの話題、やっちゃいましたねぇ。


◇広島・一岡、開幕絶望的 右内転筋筋挫傷で加療2週間 デイリースポーツ 3/7(火) 18:44配信

 広島は7日、一岡竜司投手(26)が広島市内の病院で右足のMRI検査を受け、「右内転筋筋挫傷」と診断されたと発表した。

 一岡は5日、阪神とのオープン戦(甲子園)に五回から登板。その際、患部に痛みを訴えた。翌6日はマツダスタジアムを訪れグラウンドに姿をみせたが、全体練習には参加しなかった。加療期間は2週間で、8日から3軍でリハビリを開始する。開幕1軍は絶望になった。


☆内転筋というのは、内股の筋肉ね。何でしょう、トレーニングの仕方なのかなぁ、ほんとにケガが多いですよね、一岡くんは。


☆してしまったもんはしょうがない、じっくり治すしかないですね。万全になって、戻ってきて下さい。


☆お次は、先発陣。


◇ジョンソン、開幕に死角なし!シート打撃主力相手に安打性1本のみ デイリースポーツ 2017.3.7

 広島のクリス・ジョンソン投手(32)が6日、マツダスタジアムでの全体練習に参加し、シート打撃に登板した。エルドレッド、松山、ペーニャら打者13人に52球を投げ、安打性の当たりを1本に抑えた。開幕投手最右翼のエース左腕に、死角はない。

 松山がつぶやいた。「エグい。球種?全部です」。キレ味抜群の直球に始まり、手元で鋭く変化する変化球。圧倒された打者は、ほぼ何もできなかった。ジョンソンも納得の表情。「全体的に良かった。打者の良い反応を見ることができた」と帰宅の途についた。

 キャンプ終盤の2月28日から2日間は別メニューで調整した。下半身に何らかのアクシデントがあり、大事を取っての措置だ。広島に戻ると回復は進んだ。3日にブルペンで37球を投げ、この日のシート打撃でも気にするそぶりはなかった。

 今後は12日・ヤクルトとのオープン戦(マツダ)を経て、18日・日本ハム戦(マツダ)、24日・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)と、中5日での登板が濃厚。順調なら中6日で31日の今季開幕・阪神戦(マツダ)での先発が見込まれる。

 「去年とアプローチは変えていない。いつものルーティンをこなしていきたい」。来日3年目のシーズンへ向け、いつも通りを強調した。過去2年、チームをけん引してきた左腕。自然体が何よりも頼もしい。


☆勝ってくれて、試合を作ってくれて、失点も少なく、1年間ローテの中心で回ってくれる。まさに「エース」ですよね。こういうピッチャーがいるチームは、ローテの計算ができるので、強いんです。


☆この人も、今年は「計算できるピッチャー」になってくれるでしょう。


◇野村が8日の西武戦へ向け調整「ラインが崩れないように」 デイリースポーツ 2017.3.7

 広島・野村祐輔投手(27)が7日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で練習に参加し、キャッチボールなどで調整。8日の西武とのオープン戦(マツダ)の登板に向けて汗を流した。

 前回2月25日・中日とのオープン戦(北谷)では3回1安打無失点。久々の登板へ「前回よりいいピッチングができるようにしたい」と気合十分。「バッターが立ったときにラインが崩れないようにしたい」とテーマを掲げていた。


☆「ラインが崩れない」って、どういうことでしょう。バッターが立った時、って言ってますから、ホームまでのライン、ですかね。


☆ま、大方の予想では、昨年ほどは勝てないだろう、という声が多いのでしょうが、今年も状態は良さそう。一番の問題はスタミナ、ということになるでしょうから、長いイニングを投げることより、1年間ローテで回ることを考えた方がいいと思います。


☆一方、この人もケガが多いのですが。


◇大瀬良がフリー打撃などに登板、キャンプ中に離脱 デイリースポーツ 2017.3.7

 キャンプ中に右脇腹の違和感で離脱していた広島・大瀬良大地投手(25)が7日、マツダスタジアムの室内練習場でフリー打撃とシート打撃に登板した。いずれも西川、下水流と対戦した。

 フリー打撃では20球を投げ、安打性2本。シート打撃でも、打者のべ8人に対して安打性2本に抑え、順調な回復をアピールした。

「ボールの出来は良かったと思う。すごく差し込めているようなバッターの反応が多かった。思ったよりもいい状態でここまでこれたのかなと思います」と納得顔で振り返った。

 ペナントレース開幕まで1カ月をきったが「開幕ローテを諦めていない」とキッパリ。「ピッチを上げていきたい」と力を込めた。

 大瀬良はキャンプ中の2月12日に右脇腹違和感を訴え、別メニュー調整が続いていた。


☆ま、基本的に開幕に間に合うことより、万全の状態を作ることが先決だと思いますが、間に合うに越したことはない。オープン戦など実戦を重ねながら作っていく、ということになると思います。これも結果云々より、いいコンディションを作ること、ですね。


☆先発と言えば、この人は段々楽しみになってきました。


◇広島・ドラ1加藤が本拠地デビュー 4回無四球9奪三振「次に生かしたい」 デイリースポーツ 3/7(火) 15:14配信

 「プロアマ交流戦、社会人オール広島-広島」(7日、マツダスタジアム)

 広島のドラフト1位・加藤拓也投手=慶大=が本拠地初登板初先発を果たし、4回を3安打無四球9奪三振の無失点に抑えた。

 右腕から最速149キロの直球を武器にスライダー、フォークを交え、相手打線を寄せつけず。三者連続三振を含む毎回の三振を奪う快投を披露。「ゼロ点に抑えられたことが一番良かった。課題だったり収穫だったりあるので次に生かしたい」と納得の表情を浮かべた。開幕ローテの一角へ大きく前進した。


☆ま、ルーキーですし、この人の場合は、毎回結果を出すことだけ考えていればいいんじゃないでしょうか。その中で、試合後にいろいろ反省やチェックをすればいいと思います。


☆その社会人との試合で、楽しみな選手が、もう1人。


◇広島・桑原が先制ソロ プロアマ交流戦 デイリースポーツ 3/7(火) 14:07配信

 「プロアマ交流戦、社会人オール広島-広島」(7日、マツダスタジアム)

 広島が、桑原樹内野手(20)のソロ本塁打で先制した。

 三回、2死走者なしで打席に入った桑原は、社会人オール広島の先発、加賀美の内角寄りの130キロの変化球をフルスイング。白球はきれいな弧を描いて右翼スタンドへと吸い込まれた。


☆一発含め猛打賞、いやいや、ロマンがありますわ(笑)。将来のクリーンナップ候補です。昨年はファームでは思ったほど成績が上がりませんでしたが、首脳陣の期待も高いようで、一番起用されたんですよね。小さくまとまらず、思い切ったバッティングをしてほしいですね。


☆…右がいないんだよな~、右が。美間くん、高橋大くんあたり、頑張ってほしいなぁ。




◇3月7日(火)のオープン戦

▽中日 4 - 6 巨人 (1回戦 小牧)
 巨人は、今季から外野に挑戦している岡本が本塁打を含む2打点の活躍。定位置奪取へ向けて、首脳陣に好アピールを見せた。対する中日は、先発・小熊が5回8安打5失点と振るわず、開幕ローテーション争いから一歩後退する結果となった。

▽阪神 12 - 2 ヤクルト (1回戦 甲子園)
 阪神は高山、中谷、俊介がそれぞれ適時打を放つ活躍。激しいポジション争いを繰り広げる外野手陣が、打撃でアピールに成功した。対するヤクルトは、2番手・中澤と4番手・石山がそれぞれ2回無失点の好投。しかし、先発・村中は7失点、3番手・岩橋は5失点と首脳陣にアピールできなかった。

▽楽天 2 - 5 ロッテ (1回戦 倉敷)
 ロッテは、先発・西野が5回2失点の好投。前回登板に引き続き、開幕ローテーション入りに向けて好アピールを見せた。一方の楽天は、銀次がチームで唯一の2安打を記録。守備では、昨季一度も守らなかったセカンドに就き、攻守にわたる活躍を披露した。

▽ソフトバンク 2 - 3 日本ハム (ヤフオクドーム)
 日本ハムは、今季から日本球界に復帰した村田がオープン戦初登板。3回1失点とまずまずの投球を見せ、開幕ローテーション入りへ前進した。一方のソフトバンクは、五十嵐、サファテがともに無失点の好救援。リリーフ陣がシーズンへ向け、万全の仕上がりをアピールした。


順 チーム 試 勝 敗 引 差
① ロッテ 5 5 0 0 ー
 DeNA 3 3 0 0 ー
③ 阪神  3 2 1 0 1
④ 広島  2 1 1 0 0.5
  日ハム 6 3 3 0 0
⑥ 巨人  5 2 3 0 0.5
⑦ ソフバ 3 1 2 0 0
  中日  6 2 4 0 0.5
⑨ ヤク  4 1 3 0 0
⑩ 楽天  3 0 3 0 0.5
  西武  0 0 0 0-1.5
  オリ  0 0 0 0 0


P.S. 今日もたくさんアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村


source : K.Oのカープ・ブログ。