2017年5月29日月曜日

巨人11回戦(東京ドーム)。


 ◇スタメン

【巨人】
① 4 脇谷
② 8 立岡
③ 6 坂本
④ 5 マギー
⑤ 3 阿部
⑥ 7 石川
⑦ 9 長野
⑧ 2 小林
⑨ 1 田口

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 3 エルドレッド
⑥ 5 安部
⑦ 7 堂林
⑧ 2 會澤
⑨ 1 中村祐


☆先発は、巨人が田口、カープが中村祐。田口くん、打てますかね~。まずはストレートをきっちり捉えることだと思います。中村祐くんは、2~3点は覚悟の上、打線が頑張らないと、今日の勝ちはありません。いい形で試合をして、3タテと行きましょう!


(C)1回表
先頭①田中 センター前ヒット…カウント1-1からど真ん中ストレート。田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池カウント0-2から内角低めスライダーにショートゴロゲッツー、③丸カウント2-2から外角低めスライダーにショートゴロ、この回無得点。…う~ん、相手は田口くんですから、菊池は送った方がよかったかも。


(G)1回裏
①脇谷カウント1-2から6球目、真ん中高めストレートにショートゴロ、②立岡カウント2-1から外角つり球にショートゴロ、③坂本勇カウント1-1から真ん中高めスライダーにセンターフライ、この回三者凡退、無失点。…坂本が冷えてるのが、ほんと助かります。


(C)2回表
先頭④鈴木 センターへツーベース…カウント0-1から外角低めチェンジアップ。さあチャンス。
 無死2塁
⑤エルドレッドカウント2-1から外角ストレートにショートゴロ、⑥安部カウント1-2から7球目、外角ワンバウンドのスライダーに三振、⑦堂林カウント0-2から内角スライダーにピッチャーゴロ、この回無得点。…堂林あたりが決めてくれるといいんですが。


(G)2回裏
④マギーフルカウントから7球目、真ん中高めボール球スライダーにセンターフライ、丸スライディングキャッチ、⑤阿部初球真ん中低めストレートにショートゴロ、⑥石川カウント0-1から外角カーブにセンターフライ、この回三者凡退、無失点。


(C)3回表
⑧會澤初球真ん中低めスライダーにショートゴロ、⑨中村祐三振、①田中初球外角低めボール球スライダーにショートゴロ、この回三者凡退、無得点。


(G)3回裏
先頭⑦長野 叩きつける打球でサード内野安打…カウント1-2から外角ストレート。
 無死1塁
⑧小林 見逃し三振…カウント1-2から内角低めストレート。
 1死1塁
⑨田口 送りバント
 2死2塁
①脇谷 四球
 2死1・2塁
②立岡 ライトへ先制タイムリーツーベース、巨人先制、巨1-0広、1塁ランナー脇谷はホームへ向かうもアウト、この回1失点。…フルカウントから9球目、真ん中高めストレート。脇谷は、誠也くん・菊池ラインで突っ込むとは、ほとんど自殺行為(笑)。


(C)4回表
②菊池カウント2-2から外角スライダーにショートゴロ、③丸カウント2-0から外角低めボール球スライダーにセンターフライ、④鈴木カウント0-1からど真ん中ストレートにセンターフライ、この回三者凡退、無得点。


(G)4回裏
③坂本勇カウント0-1から外角高めスライダーにライトフライ、④マギーカウント2-0から真ん中高めスライダーにセンターフライ、⑤阿部カウント0-2から内角高めストレートにライトフライ、この回三者凡退、無失点。


(C)5回表
⑤エルドレッド初球内角高めスライダーにショートライナー、⑥安部カウント2-2から6球目、外角低めボール球スライダーに三振、⑦堂林初球真ん中低めストレートにライトフライ、この回三者凡退、無得点。


(G)5回裏
先頭⑥石川 センター前ヒット…カウント2-2から6球目、外角低めスライダー。
 無死1塁
⑦長野 ライト前ヒット…カウント1-2から5球目、真ん中高めフォーク。う~ん、ピンチになりました。
 無死1・2塁
⑧小林 送りバント
 1死2・3塁
⑨田口 ライト前タイムリーヒット、巨2-0広。…初球真ん中高めスライダー(-_-;)
 1死1・3塁
①脇谷カウント0-1から外角高めスライダーにセカンドフライ、②立岡カウント2-2から7球目、真ん中高めスライダーにレフトフライ、この回1失点。…1点で抑えました。


(C)6回表
⑧會澤 ショートゴロ…カウント2-2から真ん中低めストレート。
 1死、⑨中村祐に代打ペーニャ。
⑨ペーニャ センター前ヒット…カウント1-2から外角低めスライダー。
 1死1塁
①田中カウント3-1から真ん中高めストレートにライトフライ、②菊池カウント2-2から外角ボール球ストレートに三振、この回無得点。…この回はストレート中心。


(G)6回裏、投手中田(C)。
先頭③坂本勇 四球
 無死1塁
④マギー レフトへツーベース…初球ど真ん中スライダー。ちょっと不用意でしたね(-_-;)
 無死2・3塁
⑤阿部カウント2-2から7球目、外角高めストレートに三振、⑥石川カウント2-2から外角ワンバウンドのフォークに三振
 2死2・3塁
⑦長野 敬遠
 2死満塁
⑧小林 ピッチャーゴロ、この回無失点。…カウント3-1から外角高めストレート。やれやれ(^^;


(C)7回表
③丸 見逃し三振…カウント1-2から真ん中低めストレート。
 1死
④鈴木 四球
 1死1塁
⑤エルドレッド 右中間スタンドへ同点2ランホームラン カープ同点、巨2-2広。…カウント0-1から外角高めストレート。いやいや、これは田口くん、悔やんでも悔やみ切れない(^^;
 1死
⑥安部 つまったピッチャーゴロ…カウント1-1から内角高めストレート。
 2死
⑦堂林 四球
 2死1塁
⑧會澤 ピッチャーゴロ、この回2点。…カウント1-2から外角低めボール球ストレート。追いつきましたね。


(G)7回裏、投手中崎(C)。⑨田口に代打村田。
先頭⑨村田 四球…う~ん、先頭を出しますね~(-_-;)
 無死1塁、代走重信。
①脇谷 送りバント
 1死2塁
②立岡カウント1-2から真ん中高めストレートに三振、③坂本勇フルカウントから外角低めボール球スライダーにピッチャーゴロ、この回無失点。…何とか事なきを得ました(^^;


(C)8回表、投手マシソン(G)。⑨中崎に代打松山。
⑨松山カウント1-2から真ん中低めフォークにセカンドゴロ、①田中フルカウントから外角152㎞キロストレートに三振
 2死
②菊池 ショート内野安打…カウント2-2から外角低めスライダー。
 2死1塁、代走上本。
③丸 レフトフライ、この回無得点。…カウント1-0から真ん中低め153㎞ストレート、ランエンドヒット。


(G)8回裏、投手ジャクソン(C)。②菊池の代走上本そのままセカンド。
④マギーカウント1-2から5球目、外角低めスライダーに三振、⑤阿部カウント0-1から真ん中低めスライダーにピッチャーゴロ、⑥石川カウント2-2から外角低めボール球スライダーにサードゴロ、この回三者凡退、無失点。…ジャクソンいいですね。


(C)9回表
先頭④鈴木 センターフェンス直撃のツーベース…カウント2-2から6球目、外角高めストレート。「間」がないんで、豪速球だと合うのかも(笑)。チャンス。
 無死2塁
⑤エルドレッドカウント1-2から外角つり球に三振、⑥安部フルカウントから内角低め156㎞ストレートにピッチャーゴロ、⑦堂林カウント0-2から外角低めストレートに見逃し三振、この回無得点。…ま、マシソンはそうは打てませんわ。


(G)9回裏、投手今村(C)。
⑦長野初球外角スライダーにセカンドゴロ、⑧小林カウント1-2から5球目、内角フォークにサードゴロ、⑨マシソンの代打辻カウント1-2から外角高めボール球フォークに三振、この回三者凡退、無失点。


(C)10回表、投手カミネロ(G)。
先頭⑧會澤 ライト前ヒット…カウント2-2から外角ストレートを一二塁間へ。会沢が出ました。
 無死1塁、⑨今村に代打石原、代走野間。
⑨石原 送りバント
 1死2塁
①田中 ショートフライ…カウント0-1から真ん中高め152㎞ストレート。
 2死2塁、②上本に代打西川。
②西川 レフトへ勝ち越しタイムリーツーベース カープ勝ち越し、巨2-3広。…カウント0-1から外角カットボール、前進守備のレフト頭上を越えました。西川くん、またやりましたね!
 2死2塁
③丸 セカンドゴロ、この回1点。…カウント1-1から外角低めカットボール。さて10回は、一岡くんか、ブレイシアか。


(G)10回裏、⑦堂林に代わり投手一岡(C)。②上本の代打西川そのままサード、サード安部がセカンド、⑧會澤の代走野間そのままレフト、⑨今村の代打石原そのままキャッチャー。
①脇谷カウント1-2から8球目、ど真ん中ストレートにショートゴロ、②立岡カウント1-2から5球目、外角高めストレートにショートゴロ、③坂本勇カウント2-2から外角ストレートに三振、この回三者凡退、無失点、ゲームセット(/--)/


巨人 対 広島 (11回戦 巨1勝10敗0分 14時00分 東京ドーム 44975人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
C 0 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3
G 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2
勝 今村 21試合1勝1敗S8
敗 カミネロ 20試合0勝2敗S13
S 一岡 14試合1勝2敗S1
ホームラン エルドレッド13号②(田口)

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 5 1 0 .302 2
② 4 菊池 4 1 0 .280 3
走 4 上本 0 0 0 .000 0
打 5 西川 1 1 1 .364 2
③ 8 丸  5 0 0 .304 7
④ 9 鈴木 3 2 0 .326 9
⑤ 3 エルドレッド
     4 1 2 .312 13
⑥54安部 4 0 0 .336 0
⑦ 7 堂林 3 0 0 .286 0
  1 一岡 0 0 0 ---- 0
⑧ 2 会沢 4 1 0 .284 1
走 7 野間 0 0 0 .207 0
⑨1中村祐1 0 0 .200 0
打 ペーニャ
     1 1 0 .258 0
  1 中田 0 0 0 ---- 0
  1 中崎 0 0 0 ---- 0
打 松山 1 0 0 .276 1
  1 ジャクソン
     0 0 0 ---- 0
  1 今村 0 0 0 ---- 0
打 2 石原 0 0 0 .250 1
計    36 8 3 .278 44
残塁6、併殺0

【巨人】
     打 安 点 打率 本
① 4 脇谷 3 0 0 .257 0
② 8 立岡 5 1 1 .228 0
③6坂本勇4 0 0 .322 6
④5マギー4 1 0 .335 6
⑤ 3 阿部 4 0 0 .252 8
⑥ 7 石川 4 1 0 .259 3
⑦ 9 長野 3 2 0 .228 1
⑧ 2 小林 3 0 0 .167 0
⑨ 1 田口 1 1 1 .214 0
打 村田 0 0 0 .175 1
走 重信 0 0 0 .150 0
  1 マシソン
     0 0 0 ---- 0
打 辻  1 0 0 .182 0
  1 カミネロ
     0 0 0 .000 0
計    32 6 2 .237 28
残塁7、併殺1

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
中村祐 3 2 0 0 5 81 5 1 1 2 3.94
中田  19 2 1 0 1 27 1 2 2 0 2.50
中崎  8 1 0 1 1 18 0 1 1 0 3.12
ジャクソン
    22 0 1 1 1 12 0 1 0 0 0.84
今村  21 1 1 8 1 10 0 1 0 0 3.00
一岡  14 1 2 1 1 18 0 1 0 0 4.02

【巨人】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
田口  8 4 1 0 7 92 4 5 2 2 1.73
マシソン
    21 1 0 0 2 37 2 3 0 0 0.74
カミネロ
    20 0 2 13 1 13 2 0 0 1 2.05

◇走塁死 脇谷(3回)
◇試合時間 3時間17分


☆いやいや、巨人は、何かに見入られたように負けちゃいましたね。


◇広島5連勝!代打西川V適時打、巨人は4連敗 日刊スポーツ 5/28(日) 17:36配信

<巨人2-3広島>◇28日◇東京ドーム

 巨人は3回2死一、二塁、立岡の適時二塁打で1点を先制した。先発の田口は3回まで2安打無失点と上々の立ち上がりを見せた。

 巨人が5回に1点を追加した。1死二、三塁で、9番田口が右前適時打を放った。広島は6回まで3安打無得点。

 広島は7回1死一塁、エルドレッドが2試合連続本塁打となる13号同点2ランを放った。2-2のまま、延長戦に突入した。

 広島は延長10回表2死二塁から代打・西川の適時二塁で勝ち越し5連勝。巨人は4連敗で、広島戦は7連敗で1勝10敗となった。

 広島今村が初勝利、一岡は1セーブ目。巨人カミネロは2敗目。


☆緒方監督のコメント。


◇広島5連勝で奪首!緒方監督「全員で勝利」一問一答 日刊スポーツ 5/28(日) 19:15配信

<巨人2-3広島>◇28日◇東京ドーム

 広島が延長の末に勝利。10回に代打西川が決勝の適時二塁打を放った。5回で降板した先発中村祐の後を受けた中継ぎ陣もゼロでつないだ。5連勝で貯金を10とし、交流戦に入る。緒方孝市監督(48)の試合後の談話は以下の通り

 -中継ぎ陣が踏ん張った

 緒方監督 簡単に先頭に四球を出す場面もあったけどね。経験のある投手だから、しのいでくれた。そこは勝ったなかでの反省かな。いい意味での反省。

 -諦めない

 緒方監督 やっぱり交流戦前最後のゲームでもチーム一丸となって、全員で勝利をもぎとった。そのなかには中継ぎ陣も踏ん張りもあるし、最後もしびれる場面(延長10回無死一塁で)でベテランの石原がしっかり送ってくれてチャンスメークをしてくれた。もちろん西川もよく打ってくれたね。いっちー(一岡)も最後の(10回の)場面、簡単な場面じゃないけど、しっかり勇気を振り絞って投げてくれた。締めてくれたから。今日の勝ちはチーム全員でとったね。頼もしい姿をみせてくれた。

 -10回は代走、代打とたたみ掛けた

 緒方監督 常にその姿勢は変わらないよ。7回以降というのは相手の一番強い投手がどんどん出てくるわけだから。チャンスがあればどんどん仕掛けていかないと。仕掛けないと突破口にすらならないしね。

 -菊池の交代はコンディションか

 緒方監督 そこらへんはシーズンも長いし、外れてもらったら困る選手だから。いろいろコンディションとかも考えながら。それは菊池だけに限らずだけど。

 -いい形で交流戦に入る

 緒方監督 これからも1戦1戦変わらず、戦っていきます。


☆いやいや、確かにみんなで頑張ってつかんだ勝利なんですが、これ、数年前までだったら、逆だったんですよね。せっかく先制しても、ジワジワ追いつかれ、結局終盤に逆転され、負け。


☆中村祐くんは、5回2失点。


◇広島 中村祐は3連勝ならず デイリースポーツ 5/28(日) 16:12配信

 「巨人-広島」(28日、東京ドーム)

 広島の先発・中村祐太投手が、5回を投げ5安打2失点で降板。プロ初登板から3戦3勝とはならなかった。

 初回から粘り強い投球を披露。三回2死一、二塁から立岡に右翼フェンス直撃の適時二塁打を放たれ、先制点を奪われた。1点を追う五回には2本の安打と犠打で1死二、三塁を背負うと、投手・田口に右前適時打を浴び追加点を献上。なおも一、三塁のピンチを背負ったが後続を断ち、最少失点で切り抜けた。

 六回に打席を迎えた所で代打・ペーニャが告げられ交代。中田にマウンドを託した。


☆3回の脇谷は、次が坂本ですから、止まってもよかった。菊池は、ランナーの動きを見てから投げる余裕がありましたから。「あら、走るのね」ってなもんで(笑)。


☆で、5回も、田口くんのタイムリーの後、脇谷・立岡と高めスライダーを打ち上げてしまいます。特に脇谷なんて、転がしてたら1点入った場面。


☆6回、代わった中田くん、いきなり無死2・3塁の大ピンチを招いてしまいます。ところが阿部・石川と三振、長野敬遠の後、小林も凡退。


☆7回は中崎くん、いきなり代打村田を歩かせ、送りバントで1死2塁、2塁には代走の重信。ところが立岡は高めストレートに三振、坂本も凡退。立岡のストレートは、143㎞。


☆そうこうしている内にジャクソン・今村くんと勝ちパターンのピッチャーが出てきて、8・9回は、三者凡退。




☆田口くんは、たった2人で同点に追いつかれてしまいます。


◇広島エルドレッド 2試合連続の13号同点2ラン「コンパクトに上から叩けたね」 デイリースポーツ 5/28(日) 16:19配信

 「巨人-広島」(28日、東京ドーム)

 広島のブラッド・エルドレッド内野手が、2試合連発となる13号同点ソロを放った。

 2点を追う七回。1死から鈴木が四球で出塁し、エルドレッドが打席を迎えた。1ストライクからの2球目、田口の投じた外角高めの直球をフルスイング。高々と舞い上がった打球は右中間席へ到達した。

 通算114本目となるアーチ。「コンパクトに上から叩けたね。同点に追いつくホームランになってよかったよ」と主砲も一発で試合を振り出しに戻した。


☆ま、失投っちゃ失投なんですが、ここはスタンドまで運んだエルさんを褒めるべき。


☆巨人も8・9回はマシソンが抑え、10回は、守護神カミネロ。


◇2年目西川が殊勲打=プロ野球・広島 時事通信 5/28(日) 19:01配信

 広島の2年目、西川が殊勲の勝ち越し二塁打を放った。延長十回2死二塁。打球は浅く守っていた左翼手の頭上を越えていった。「コンパクトに自分らしい打撃をしようと思った」と表情を緩めた。

 5連勝で貯金は今季最多の10。阪神が敗れたため、交流戦を前に再び首位に立った。脇役の活躍で接戦を制し、チームに弾みがつきそうな1勝。緒方監督は「一丸となって、全員でもぎとった勝利の意味は大きい」と振り返った。


☆ストレートでストライクからの2球目、外角カットボール。リスクを考えたら、ここはストレートで押すか、変化球はボール球ですよね。


☆ただここも、代打で出てきた2年目の選手が、打ち損じなく一撃で仕留めるんですから、大したものです。


◇広島“代打の切り札”龍馬で奪首!両リーグ最多17度目逆転勝ち スポニチアネックス 5/29(月) 6:00配信

 ◇セ・リーグ 広島3―2巨人(2017年5月28日 東京ドーム)

 痛烈な打球が、前進守備の左翼・石川の頭上を軽々と越えていった。延長10回2死二塁。決めたのは広島の代打・西川だ。カミネロが投じた142キロ外角カットボールを逆らわずに振り抜いた。値千金の決勝二塁打。若き代打の切り札は、ベース上で精悍(せいかん)な顔をほころばせた。

 「捕られるかなと思った。何とか抜けて良かった。逆らわず逆方向に打ったのが良かったです」。これで両リーグ最多の今季17度目の逆転勝ち。昨季45度を数えた「逆転のカープ」は今年も健在だ。巨人戦は7連勝で巨人の本拠地での6連勝は球団史上初。チームを今月5日以来の首位に押し上げ「良かった」を連発した。

 今季15度目の起用で13打数6安打7打点で打率・462と驚異的な代打成功率を誇る。この日は6回から準備を開始。「いい集中力を持ち打席に入れている」と、前回対戦でカミネロから安打を放った丸から情報を聞きイメージを膨らませてひと振りに懸けた。

 もともと右打ち。大阪では小1から軟式の福崎ヤンチャーズに在籍し「小学5年か6年で父に命じられて」左打ちを始めた。その初打席が遊直、2打席目には右前にはじき返したという。同学年の鈴木も「あのバットコントロールは凄い」と認める天賦の才がある。WBCに参戦した菊池、田中の内野レギュラー陣を脅かす存在として期待された2年目は、3月11日のヤクルトとのオープン戦(福山)で自打球を右膝に当て離脱し、4月22日に1軍昇格。今季2度目の決勝打となった。

 「全員で勝利をもぎ取った。西川も頼もしい姿を見せてくれた」。緒方監督も満足そうだ。7回にはエルドレッドが巨人戦6発目となる13号同点2ラン。対戦打率・400の鈴木ら主軸がしっかり結果を残す。首位で交流戦に臨むのは2年連続だが、昨季は貯金6。今季は5連勝で貯金は2桁の10と勢いが違う。

 西川龍馬。父が坂本龍馬が好きで付けられたという。「試合に出て結果を残したい。交流戦でも連勝を続けたい」。貪欲な22歳がチームの勝負強さを支えている。 (江尾 卓也)

 ▼広島・エルドレッド(7回1死一塁で2試合連発となる同点の13号2ラン)2球続けて同じ球が来た。タイミング、軌道が同じだったのでしっかり振り抜けた。

 ◆西川 龍馬(にしかわ・りょうま)1994年(平6)12月10日、大阪生まれの22歳。敦賀気比3年春にセンバツ出場。王子では15年の都市対抗でベスト4に進み優秀選手賞に輝いた。15年ドラフト5位で入団。昨年3月27日のDeNA戦でプロ初打席初安打。シーズン62試合で打率.294の成績を残した。1メートル76、70キロ。右投げ左打ち。

 ≪42年ぶり巨人戦7連勝≫広島が巨人に3連勝―●―7連勝と11試合で10勝をマーク。広島の巨人戦7連勝は75年に9月5日の19回戦から10月15日の26回戦まで1分けを挟んで7連勝したのに並ぶ最多連勝となった。また、カード別で広島がシーズン初対戦から11試合以下で10勝を挙げるのは87年大洋戦11試合(10勝1敗)、88年阪神戦10試合(10勝0敗)、12年DeNA戦11試合(10勝1敗)に次いで4度目、巨人戦では初めて。今季広島の巨人戦チーム打率は・299。規定打席に達している6人中3割以上が4人。対照的に巨人は広島戦の打率は・208と低迷している。




☆結局、カープリリーフ陣は、無失点リレー、巨人は守護神が打たれ、敗戦。


◇広島救援陣 無失点リレー 一岡「打たれたら2軍に落ちる」 スポニチアネックス 5/29(月) 6:00配信

 ◇セ・リーグ 広島3―2巨人(2017年5月28日 東京ドーム)

 先発・中村祐の後を受けた広島のリリーフ陣5人が6回から無失点リレー。逆転勝ちを呼び込んだ。

 それぞれ1イニングを無失点。同点に追いついた直後に登板した中崎が「こういう試合を勝ち切れたのは大きい」と言えば、9回を抑えて今季初勝利の今村は「今日みたいな試合を続けていきたい」と力を込めた。最後を締めた一岡は2年ぶりのセーブを記録。ここ2試合連続で失点していただけに「打たれたら2軍に落ちると思って投げた」と気合の投球だった。


☆一岡くん、良かったですね。


◇広島・一岡、2年ぶりセーブ「打たれたら2軍に落ちると思って投げた」 サンケイスポーツ 2017.5.28 19:38

 (セ・リーグ、巨人2-3広島=延長十回、11回戦、広島10勝1敗、28日、東京D)

 広島の救援陣5人が六回から1回ずつを無失点でつなぎ、逆転勝利を呼び込んだ。追い付いた七回に登板した中崎は「こういう試合を勝ち切れたのは大きい」と笑顔を見せた。

 延長十回は一岡が三者凡退で締め、2年ぶりにセーブを記録。ここ2試合連続で失点していただけに「打たれたら2軍に落ちると思って投げた。ファームで抑えをやっていた経験が生きたかな」と明るい表情で汗を拭った。

緒方監督(積極的な代打策に)
「相手もいい投手を出してきていた。仕掛けないと突破口にもならない」

エルドレッド(七回に2試合連続本塁打となる同点2ラン)
「2球続けて同じ球が来た。タイミング、軌道が同じだったのでしっかり振り抜けた」

今村(救援陣が粘り)
「今日みたいな試合を続けていきたい」


☆ここのところ失点の続いていた一岡くん、本人も当然気にしていたでしょう。最後の坂本を三振に取ったストレート、痺れましたね。




☆ま、巨人は田口くんが同点2ランを打たれ、カミネロで負けたんですから、もうベンチとしては、どうしようもない。これが今のチーム力、と割り切るしかない。


☆で、打線の方は、明らかにお疲れ。考えてみれば巨人も甲子園から移動日なしの東京ドームですから、大変です。坂本・阿部ともに、明らかに疲れてました。


☆で、こういう時は、脇谷・立岡や、石川・長野あたりが頑張らなきゃいけないんですが、立岡は1本タイムリーを打ったものの、もう一押しがありませんでした。


☆結局ね、村田の代わりにマギーを使ってて、ギャレットやクルーズがいない、という状態。大田を出して獲った石川を使ってる訳ですが、昨年より打線に迫力がない印象。村田はベンチ、ギャレットやクルーズはファーム。


☆クルーズ、下で打ってるみたいですけどね。


☆で、陽が出てきたとしたら、立岡や重信は使えない。陽は2番ですかね。ますます「ほら打て打線」になります(笑)。


☆ま、キャンプから作ってきたチームですから、今さらどうしようもないのですが(笑)、K.Oならまず「しっかりした野球」ができるメンバーにしますね。センターは立岡か橋本、左ピッチャーなら陽でもいいでしょう。後は、セカンド。K.Oなら山本ですかね。片岡、どこ行っちゃったんだろ(笑)。




☆坂本や阿部が打たなくても、チームとして機能すること。


◇好調が続く広島打線 ベースボールキング 5/28(日) 11:15配信


◆「6番にエルドレッドみたいなバッターがいると、チームは強い」。

 27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』の解説を務めた山崎武司氏は、広島打線の印象をこのように語った。

 同日の試合に『6番・一塁』でスタメン出場したエルドレッドは、3回の第2打席でリーグトップの12号ソロを放つと、4回の第3打席は2点タイムリー、6回の第4打席は押し出し四球を選び、1ホーマー4打点の活躍で勝利に貢献した。

 広島打線は1番・田中広輔、2番・菊池涼介がチャンスメイクし、3番・丸佳浩、リーグトップの39打点をマークする4番・鈴木誠也が還す。5番には打率リーグトップの.346を記録する安部友裕が座り、6番・エルドレッドや新井貴浩で、さらに追加点を奪うという抜け目のない打線となっている。

 山崎氏はこの日のスタメンについて「(エルドレッドの)後ろに松山でしょう。8番に会沢も長打力がある。形としては、好調の安部が5番打っていますけど、左、右、左、右とジグザグに組んでいますし、当分この打順でいいんじゃないかなと思います」と太鼓判を押す。

 またこの日は一塁にエルドレッド、左翼に松山竜平がスタメン出場したことで、昨季リーグMVPに輝いた新井貴浩はベンチスタートとなった。層が厚いことで、エルドレッドや新井といったベテラン選手たちに休養を与えることもできる。

 中心選手だけでなく、下位打線、控え選手も、結果を残し、リーグトップのチーム打率.279、253得点、43本塁打を記録する広島打線。リーグ優勝した昨季よりもさらに、パワーアップした打線といえそうだ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)


☆いかに年間を通して戦うことができるか。


◇広島が持つ意外な一面…地元では圧倒的に強い「内弁慶」 遠征カードは… Full-Count 5/28(日) 12:20配信


◆本拠地は17勝5敗と圧倒的強さも、ビジターでは負け越し

 連覇を狙う広島が、極端な「内弁慶」状態に陥っている。27日終了現在、ホームで17勝5敗と圧倒的な強さを見せているのに対して、ビジターでは11勝14敗と負け越している。

 4月上旬の10連勝の後、5月26日からの巨人3連戦前まで、ビジターでは6カードを行ったが、2度の同一カード3連敗を含めて、全て負け越している。その一方で、ホームでのカード負け越しは1度だけで、ここまでは遠征で失速し、地元に帰って生き返るという状況が続いている。

 その原因の1つに考えられるのが、日程の問題だ。今季は3月に行われたワールド・ベースボール・クラシックの影響で、開幕が例年よりも1週間遅れ、4月と5月には7週連続で6連戦が続いた。

 日程についてはどこの球団も同じ条件、と言われるかもしれないが、カープはセ・リーグで最西端に位置し、首都圏の球団と違い、ホームゲーム以外は全て移動となり、その距離も長くなる。所在地という意味では、パ・リーグで2強と言われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクという両端の球団が、開幕から出遅れたことも、偶然ではないのかもしれない。

 広島に話を戻せば、今季は金曜日の勝率が極端に低い。移動日なしでの試合で、特に地元からビジターに変わった遠征初日の試合では、ことごとく負けている。そのうち広島から関東への移動が2回、広島から名古屋への移動が1回あるが、その3試合では得点が1、3、3点と、リーグ最強を誇る打線が振るわない。


◆きつい移動スケジュール、主力選手は好調でもスタメン外れて体力温存

 今季、唯一の雨天中止となった5月12日の巨人戦も金曜日だったが、その傾向は顕著だった。9点差逆転など甲子園で3連敗し、神宮でも下位に沈む東京ヤクルトに1勝2敗と負け越したチームが、中止になった後の地元での2試合は打線が爆発して連勝し、まさに「恵みの雨」となった。

 チームのコンディショニングを統括する石井雅也ヘッドトレーナーは「日程を言い訳にしてはいけない」と前置きしながらも、「移動日の試合は、やはり選手には負担がかかる」と影響を否定しなかった。ポジションで言えば、遠征でも前乗りが出来る先発投手は問題ないと言う。石井トレーナーは「若い選手は多いが、年齢よりも試合で出続けている選手の方が、影響は大きいと思う。故障持ちの選手はなおさら」と続けた。

 緒方監督も、4月後半に広島から関東の遠征が続いた時期に「広島から東京と、こういう6連戦が続くのはキツい」と思わず本音を漏らしていた。今季は菊池や新井、エルドレッドの主力が好調時でもスタメンを外れることが多いが、長いシーズンを見越した選手の起用法という意味で、日程と無関係ではないはずだ。

 今季は勝負所の7月下旬から9月中旬まで、再び7週連続での6連戦が控えおり、金曜日は全て移動日の試合となる。リーグ連覇に立ちはだかる壁は、セ・リーグの5球団や交流戦だけではない。長距離移動も含めた苦手のビジターの克服がペナントを占うカギになりそうだ。


☆まだまだペナントレースは、長い。勝負は、これからです。




◇セ・リーグ

▽中日 1 - 7 ヤクルト (10回戦 D6-4 ナゴヤドーム)
 ヤクルトが連敗を5で止めた。ヤクルトは2回表、中村の適時打が飛び出すなど、打者一巡の猛攻で一挙6点を先制する。4回には、バレンティンの適時打で加点した。投げては、先発・星が7回1失点の好投で今季2勝目。敗れた中日は、先発・バルデスが誤算だった。
勝 星 2勝2敗0S
敗 バルデス 1勝4敗0S
本塁打 【D】ゲレーロ10号(6回裏ソロ)


▽阪神 2 - 6 DeNA (9回戦 T6-3 甲子園)
 DeNAは1点を追う3回表、ロペスと宮崎の適時打、戸柱の3ランで一挙6点を奪い、逆転に成功する。投げては、先発・今永が5回1失点で今季2勝目。敗れた阪神は、先発・小野が試合をつくれなかった。なお、この試合で阪神・糸井が通算250盗塁を達成した。
勝 今永 2勝3敗0S
敗 小野 0勝1敗0S
本塁打 【De】戸柱2号(3回表3ラン)


☆いやいやバルデスおじさん、ちょっと休んで下さい(笑)。阪神はロペスのセンター前のフライにショート大和と糸井が交錯、痛い失点。その後戸柱に3ランという、もったいない失点の仕方。いやいや、試合を作るのは、難しい。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   49 29 19 1 .604 ー
② 阪神   46 27 19 0 .587 1.0
③ 巨人   47 23 24 0 .489 4.5
④ DeNA 48 22 24 2 .478 0.5
⑤ ヤクルト 47 20 27 0 .426 2.5
⑥ 中日   49 19 27 3 .413 0.5


☆貯金10で、交流戦へ。いやいや、巨人様々ですわ(笑)。巨人戦で、貯金10ですからね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。