2017年7月2日日曜日

中日11回戦(マツダ)。


 ◇スタメン

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 7 松山
⑥ 3 エルドレッド
⑦ 5 安部
⑧ 2 會澤
⑨ 1 薮田

【中日】
① 6 京田
② 4 亀澤
③ 8 大島
④ 7 ゲレーロ
⑤ 3 森野
⑥ 9 藤井
⑦ 5 谷
⑧ 2 松井雅
⑨ 1 小笠原


☆先発は、カープが薮田、中日が小笠原。薮田くんは、ツーシームを有効に使えるか。小笠原くんは好投手、ストレートをしっかり捉えたいですね。いい流れのまま、連勝と行きましょう!


(D)1回表
①京田カウント1-2から内角低めボール球ツーシームに三振、②亀澤カウント2-1から外角高め151㎞ストレートにセンターフライ、丸スライディングキャッチ
 2死
③大島 センター前ヒット…カウント0-2から真ん中低めツーシーム。
 2死1塁
④ゲレーロ センターフライ、この回無失点。…カウント2-2から真ん中高めストレート。


(C)1回裏
先頭①田中 センター前ヒット…カウント2-1からど真ん中ストレート。田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池フルカウントから8球目、真ん中高めストレートにセンターフライ、③丸カウント1-0から外角スライダーにサードファウルフライ、④鈴木初球真ん中低めストレートにフェンスギリギリのレフトフライ、この回無得点。


(D)2回表
先頭⑤森野 レフト前ヒット…カウント1-1から外角低めストレート。
 無死1塁
⑥藤井初球ど真ん中ツーシームにレフトフライ、⑦谷カウント0-2から真ん中高めカットボールに見逃し三振
 2死1塁
⑧松井雅 四球
 2死1・2塁
⑨小笠原 三振、この回無失点。


(C)2回裏
⑤松山 ショートゴロ…カウント2-2から外角低めボール球スライダー。
 1死
⑥エルドレッド レフトスタンド上段へ先制ホームラン カープ先制、広1-0中。…カウント2-1から内角ストレート。文句なし。
 1死
⑦安部 四球
 1死1塁
⑧會澤 レフト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…カウント1-2から5球目、外角低めチェンジアップ、ランエンドヒット。
 1死1・3塁
⑨薮田 送りバント
 2死2・3塁
①田中 レフトフライ、この回1点。…初球真ん中高めストレート。


(D)3回表
①京田フルカウントから真ん中低めツーシームにファーストゴロ、②亀澤初球外角ストレートにセカンドゴロ、③大島カウント2-2から真ん中高めストレートにファーストファウルフライ、この回三者凡退、無失点。…ツーシームがあるんで、ストレートが生きます。


(C)3回裏
先頭②菊池 レフト前ヒット…カウント3-1から内角低めストレート。菊池が出ました。
 無死1塁
③丸 センターフライ…カウント0-1から真ん中高めストレート。
 1死1塁
④鈴木 ストレートの四球
 1死1・2塁
⑤松山 ライト前タイムリーヒット、2塁ランナーホームイン、ライト藤井後逸、1塁ランナーもホームイン 広3-0中、バッターランナー松山は2塁へ。…カウント2-2から外角低めボール球カーブ。うまく持っていきましたね~。
 1死2塁
⑥エルドレッド レフトスタンド上段へ2ランホームラン 広5-0中。…フルカウントからど真ん中チェンジアップ。これも文句なし。
 1死
⑦安部カウント1-2から内角低めストレートにセカンドゴロ、⑧會澤カウント0-1から内角低めストレートにサードライナー、この回4点。大きな4点が入りました。


(D)4回表
④ゲレーロ ショートゴロ…カウント2-2から真ん中低めボール球ツーシーム。
 1死
⑤森野 ライト前ヒット…カウント2-2から6球目、内角低めボール球カットボール。
 1死1塁
⑥藤井カウント1-2から5球目、外角低めボール球ツーシームに三振、⑦谷カウント0-2から外角ワンバウンドのツーシームに三振、この回無失点。


(C)4回裏
⑨薮田見逃し三振、①田中フルカウントから外角高めストレートにショートゴロ
 2死
②菊池 ライト前ヒット…カウント0-1から真ん中高めストレート。
 2死1塁
③丸 ストレートの四球
 2死1・2塁
④鈴木 レフトフライ、この回無得点。…カウント1-0から外角ストレート。


(D)5回表
先頭⑧松井雅 ピッチャーへボテボテの内野安打…フルカウントから7球目、真ん中高めツーシーム。
 無死1塁
⑨小笠原 送りバント
 1死2塁
①京田フルカウントから8球目、外角低めボール球ツーシームにセカンドライナー、②亀澤フルカウントから8球目、内角低めストレートにセカンドゴロ、この回無失点。…うるさい1・2番を苦労の末打ち取りました。よく粘りましたね。


(C)5回裏
⑤松山 センターフライ…カウント2-1から真ん中低めストレート。
 1死
⑥エルドレッド レフトスタンド上段へホームラン 広6-0中。…カウント1-0から外角低めストレート。何と3連発。うまく腕を伸ばして「真ん中の球」にしましたね。
 1死
⑦安部カウント2-0から外角高めストレートにライトフライ、⑧會澤カウント2-1から内角ストレートにショートフライ、この回1点。


(D)6回表
③大島カウント2-2から9球目、外角低めツーシームにショートゴロ、④ゲレーロフルカウントから7球目、真ん中低めボール球150㎞ストレートにサードゴロ
 2死
⑤森野 ストレートの四球
 2死1塁
⑥藤井 ライトへツーベース…カウント1-2からど真ん中ツーシーム。
 2死2・3塁、⑦谷に代打福田。
⑦福田 ショートへタイムリー内野安打、広6-1中。…カウント0-1から外角高めストレート、田中くんダイビングキャッチ及ばず。
 2死1・3塁
⑧松井雅 セカンドゴロ、この回1失点。…カウント1-2から6球目、内角低めカットボール。1点で切り抜けました。ここまで123球。


(C)6回裏、⑦谷の代打福田そのままサード。⑨薮田に代打バティスタ。
⑨バティスタ レフトスタンドへホームラン 広7-1中。…カウント2-1から内角低めストレート。低い弾道のまま弾丸ライナーがレフトスタンドへ。すげぇ(笑)。
 無死
①田中 ピッチャーゴロ…カウント2-0から外角低めストレート。
 1死
②菊池 四球
 1死1塁
③丸 ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…初球ど真ん中スライダー。チャンス。
 1死1・3塁
④鈴木 ファーストゴロの間に3塁ランナーホームイン 広8-1中。…カウント2-0から真ん中低めストレート。これは意図的に右へ転がしました。
 2死1塁
⑤松山 センターフライ、この回2点。…初球真ん中高めストレート、フェンスギリギリ。


(D)7回表、⑤松山に代わり投手中田(C)。⑨薮田の代打バティスタそのままレフト。⑨小笠原に代打工藤。
先頭⑨工藤 ライト前ヒット…カウント1-1から外角高めフォーク。
 無死1塁
①京田カウント2-1から外角高めストレートにセンターフライ、②亀澤カウント1-2から5球目、外角低めフォークに見逃し三振、③大島カウント0-2から真ん中低めフォークにセカンドゴロ、この回無失点。


(C)7回裏、投手伊藤(D)。キャッチャー武山。
⑥エルドレッド 三振…カウント1-2から外角ワンバウンドのフォーク。
 1死
⑦安部 ライト前ヒット…カウント0-1からど真ん中ストレート。
 1死1塁
⑧會澤 ファーストファウルフライ…初球真ん中つり球。
 2死1塁
⑨バティスタ 四球
 2死1・2塁
①田中 叩きつける打球でピッチャー内野安打…カウント1-1から外角低めツーシーム。
 2死満塁
②菊池 ライトフライ、この回無得点。…カウント1-1から外角高めストレート。


(D)8回表、⑨バティスタに代わり投手一岡(C)。セカンド上本、⑤中田に代わりファースト新井、⑥エルドレッドに代わりレフト野間。
④ゲレーロ初球外角低めボール球ストレートにライトフライ、⑤森野カウント1-1から真ん中低めストレートにレフトフライ、⑥藤井カウント1-2から外角高めボール球ストレートに三振、この回三者凡退、無失点。


(C)8回裏
③丸カウント1-0から真ん中低めストレートにファーストゴロ、④鈴木カウント2-0から真ん中150㎞つり球にショートフライ、⑤新井フルカウントから7球目、真ん中高めツーシームにショートゴロ、この回三者凡退、無得点。


(D)9回表、投手ジャクソン(C)。③丸に代わりレフト天谷、レフト野間がセンター。
⑦福田カウント1-0から外角ストレートにセカンドフライ、⑧武山の代打松井佑カウント2-1から外角ストレートにライトフライ、⑨伊藤の代打木下拓カウント2-2から外角低めボール球スライダーに三振、この回三者凡退、無失点、ゲームセット(/--)/


広島 対 中日 (11回戦 広7勝3敗1分 14時00分 マツダスタジアム 31251人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
D 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
C 0 1 4 0 1 2 0 0 X 8
勝 薮田 27試合7勝1敗
敗 小笠原 9試合2勝3敗
ホームラン エルドレッド19号(小笠原) エルドレッド20号②(小笠原) エルドレッド21号(小笠原) バティスタ5号(小笠原)

【中日】
     打 安 点 打率 本
① 6 京田 4 0 0 .282 1
② 4 亀沢 4 0 0 .278 2
③ 8 大島 4 1 0 .329 1
④ 7 ゲレーロ
     4 0 0 .270 21
⑤ 3 森野 3 2 0 .231 0
⑥ 9 藤井 4 1 0 .254 2
⑦ 5 谷  2 0 0 .273 1
打 5 福田 2 1 1 .227 0
⑧2松井雅2 1 0 .240 1
  2 武山 0 0 0 .500 0
打 松井佑 1 0 0 .571 1
⑨1小笠原1 0 0 .083 0
打 工藤 1 1 0 .269 0
  1 伊藤 0 0 0 ---- 0
打 木下拓 1 0 0 .204 0
計    33 7 1 .247 52
残塁8、併殺0

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 5 2 0 .280 3
② 4 菊池 4 2 0 .279 5
  4 上本 0 0 0 .000 0
③ 8 丸  4 1 0 .330 13
  7 天谷 0 0 0 .200 0
④ 9 鈴木 4 0 1 .303 15
⑤ 7 松山 4 1 1 .314 5
  1 中田 0 0 0 ---- 0
  3 新井 1 0 0 .277 6
⑥ 3 エルドレッド
     4 3 4 .296 21
 78野間 0 0 0 .206 0
⑦ 5 安部 3 1 0 .311 1
⑧ 2 会沢 4 1 0 .301 2
⑨ 1 薮田 1 0 0 .000 0
打 7 バティスタ
     1 1 1 .265 5
  1 一岡 0 0 0 ---- 0
  1 ジャクソン
     0 0 0 ---- 0
計    35 12 7 .279 80
残塁9、併殺0

【中日】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
小笠原 9 2 3 0 6 114 10 1 4 7 4.14
伊藤  17 0 0 0 2 32 2 1 1 0 1.66

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
薮田  27 7 1 0 6 123 6 5 2 1 2.21
中田  30 2 1 0 1 15 1 1 0 0 1.53
一岡  24 2 2 1 1 8 0 1 0 0 2.49
ジャクソン
    32 0 2 1 1 11 0 1 0 0 2.87

◇失策 藤井(3回)
◇試合時間 3時間06分


☆いやいや今年も、おかしい、おかしい(笑)。


◇広島、中日を圧倒し貯金「20」 エルドが3連発、薮田はトップタイ7勝目! 7/1(土) 17:19配信 ベースボールキング

○ 広島 8 - 1 中日 ●
<11回戦 マツダスタジアム>

 投打が噛み合った広島が快勝。エルドレッドの3打席連続弾などで8点を奪うと、投げては先発の薮田が6回1失点の好投を見せ、ハーラートップタイに並ぶ7勝目(1敗)を手にした。

 エルドレッドは2回に迎えた一死一塁の第1打席で、中日先発の小笠原から、2試合連続となる先制の19号ソロをマーク。続く3回は一死二塁の好機で打席に入ると、20号2ランを左翼席上段へ運んだ。5-0の5回も小笠原と対戦し、一死無走者の場面で豪快な21号ソロを左中間席へ。これでリーグトップの中日・ゲレーロと並び、本塁打ランキングトップに立った。

 7回の第4打席は2番手・伊藤の前に空振り三振に倒れたが、6月18日のソフトバンク戦で丸が記録して以来となる、球団6人目(7度目)となる3打席連続弾をマーク。6回には代打・バティスタが6号ソロを放ち広島は計4発。小笠原を一発攻勢でノックアウトし、6回までに8点を奪った。

 投げては先発の薮田が6回6安打1失点と好投。エルドレッドとともにお立ち台に挙がった右腕は「前回(24日阪神戦、4回途中降雨ノーゲーム)よくなかったので、修正できてよかった」と安堵の表情。薮田はこれで自身6連勝。先発に転向した5月30日の西武戦以降は4戦4勝とした。


☆えーっとですね、ノムケンさんが監督になった時から、キクマルをレギュラーに据え始めて、「これは優勝できるチームになるぞ」ってんでブログを始めたK.Oなんですが、期待通り、昨年リーグ優勝。ところがですねぇ、「事実は小説より奇なり」とはよく言ったもので、昨年もそうでしたが、K.Oの予想、期待を遥かに上回る戦いぶりを、今のカープは見せてくれている訳ですな、これが。


◇緒方監督、3発エルド称賛「勉強している」一問一答 7/1(土) 21:07配信 日刊スポーツ

<広島8-1中日>◇1日◇マツダスタジアム

 広島はエルドレッドの3打席連続本塁打などで8点を奪い、先発薮田も6回1失点と好投した。投打がかみ合い、中日に連勝で貯金を今季最多20とした。緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

  -先発薮田がしっかりと試合を作った

 緒方監督 薮田は前回から修正して緩急を使った投球をしてくれた。前回から反省して臨んだなというところが見えた。6回にちょっと球数が増えて(マウンドを)降りてもらう形になったけど、しっかり試合を作って、ナイスピッチング。(自ら切り出し)それ以上に3打席連続打つからね。ビックリするよね、カントリー(エルドレッド)には。

 -エルドレッドは今季、安定している

 緒方監督 対応しようと、いろんな勉強をしている。年齢は高いけど、そういうところがしっかりと成績に結びついている。これを続けて欲しい。足に不安があるところはこちらが考えて使っていく。

 -つなぎの打線の中でエルドレッドの存在は。

 緒方監督 それは大きいよ。ホームランバッターと呼べるところで言うと、やっぱり外国人選手になる。そこばかりを求めてはいないけれど、いかに打点、得点していくか。彼には細かいところよりも、今日のように甘い球を1発で仕留められれば、ああいう打球を飛ばしてくれる。何より今年は調子の波が少ないから、頼もしい。これからも期待できる。

 -2試合連続で左腕相手に先発出場の松山が結果

 緒方監督 今、松山が旬やね。左投手にもいい内容を見せてくれる。安部にしてもね。

 -貯金は最多20

 緒方監督 1つ1つの戦いの結果だから。貯金がいくつとか意識しないでやっていきたい。


☆まーまーさんもコメントでおっしゃってましたが、日本の野球に順応し、カープの野球に溶け込み、歳を取ってからも進化を続けている。


◇広島・エルドレッドが先制弾 2試合連発の19号「しっかり引きつけて捉えられた」 7/1(土) 15:10配信 デイリースポーツ

 「広島-中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島が二回、ブラッド・エルドレッド内野手の2試合連発となる19号ソロで先制した。

 1死走者なしで打席に向かった。1ストライク2ボールからの4球目、小笠原の投じた内角低め136キロ直球をすくい上げた。打球は左翼席後方のコンコースへ着弾。先手を奪う一発に球団広報を通じて「しっかり引きつけて捉えられたね。風もしっかり運んでくれたよ(笑)」とコメントした。


◇広島・エルドレッドが2打席連発 防球ネット直撃20号2ラン 7/1(土) 15:33配信 デイリースポーツ

 「広島-中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島のブラッド・エルドレッド内野手が2打席連続となる本塁打を放った。

 1点リードの三回。松山の右前適時打と相手の失策で2点を加点した。1死二塁で打席が巡ってきたエルドレッド。フルカウントからの6球目、真ん中付近に甘く入ったチェンジアップを迷いなく振り抜いた。完璧に捉えられた打球は左翼席後方の防球ネット直撃の特大20号2ラン。「薮田がしっかり投げてくれていたので得点したかった。いいホームランになったね」と納得の表情を浮かべた。

 二回にも、先制ソロを放っており、2打席連続のアーチとなった。


◇広島・エルドレッド、3打席連続弾 小笠原から3発 7/1(土) 15:52配信 ベースボールチャンネル

 広島のブラッド・エルドレッド内野手が、1日に本拠地で行われている中日ドラゴンズ戦で3打席連続弾を放った。

 エルドレッドは2回に中日先発の小笠原から左翼スタンド越えの19号ソロ本塁打を放つと、3回には打った瞬間にそれとわかる2打席連続の20号2ランを左翼スタンドのネットに打ち込む。

 さらに5回にも小笠原から左翼スタンドを越え、コンコースに設置されているテントに直撃する21号ソロを放ち、3打席連続本塁打を達成した。


☆1打席目は、内角ストレート、2打席目はチェンジアップ、3打席目は、外のストレート。特に3打席目は、踏み込むことで外の球を真ん中にして打った、高い技術に裏付けられた一発。


☆さらに、スーパースローで今日のエルさんのバッティングを見てみると、手首を返しながら、打球に角度がつくようボールの下を叩きながら、スイングする。そのそれぞれのタイミングがドンピシャで、だからあれだけ飛ぶんですよね。よくホームランは「パワー」と言われますが、そのパワーを生かすも殺すも、タイミングが合っているかどうか。今は感覚的に、タイミングが取れてるんだと思います。


◇広島エルドレッド、3連続アーチ 「球見極められた」 7/1(土) 21:21配信 朝日新聞デジタル

(1日、広島8―1中日)

 3打席連続の本塁打は、いずれも左翼席深くに飛び込んだ。広島のエルドレッドが持ち味のパワーを見せつけた。「1打席1打席に集中して、打てる球を見極められた」

 二回は先制のソロ。三回は2ラン、五回はソロで中押しした。七回は空振り三振に倒れ、1964年の巨人・王貞治、97年の日本ハム・ウィルソン以来となる1試合での4打席連続本塁打はならなかった。「多少意識してしまったかも」

 来日して6シーズン目。この日のお立ち台では日本語でのインタビューに挑戦した。パワーヒッターだけに好不調の波がこれまでは激しかったが、緒方監督は「今年は安定している。日本で対応できるように勉強しているから、成績を残せている」と褒めた。

 本塁打王争いも、中日のゲレーロに並び、トップの21本となった。

     ◇

 ○薮田(広) 6回1失点で今季7勝目。「大量点を取ってもらったので投げやすかった。現状に満足せずにやりたい」


◇エルドレッド、自賛の3連発=プロ野球・広島 7/1(土) 19:21配信 時事通信

 広島のエルドレッドが来日6年目で初の3打席連続アーチ。「米国のマイナーでも打った記憶があるが、いいスイングをして勝ちにつながってよかった」と喜んだ。

 いずれも左腕の小笠原から。二回の先制ソロは速球を左翼席へ運び、「風もしっかり運んでくれたよ」とにんまり。三回は甘いチェンジアップを捉えて特大の当たりを飛ばし、五回の21号でゲレーロとリーグトップに並んだ。

 12日に37歳となる。毎年のように故障による離脱や長い不調があったが、「年齢を重ね、いい形で自分をコントロールできている」と自己分析。緒方監督も「今年は調子の波が少ないのが頼もしい」と目を細めた。


☆恐らく、エルさん頼みで、一発に期待して、4番で使ったりなんかしてたら、今のエルさんはなかったと思います。カープに来て、今のチームになって、チームとして勝っていく喜び、その中で打つことの意味を、無意識の内に感じ取ってる。だから「自分をコントロールできる」。


☆その、日本語のインタビュー、どうやらタクローさんの入れ知恵のようで(笑)。


◇【広島】エルドレッドが3打席連続弾「トキドキ イイスイング デルゾ」 7/1(土) 19:21配信 スポーツ報知

◆広島8―1中日(1日・マツダスタジアム)

 広島がエルドレッドの3発など12安打8得点で7月白星スタートを決めた。

 エルドレッドは2、3、5回と、いずれも小笠原から3打席連続本塁打をマーク。日本タイ記録となる4打席連発がかかった7回の第4打席は空振り三振に終わった。

 試合後のお立ち台では、通訳を通さずに喜びのコメントを発し、超満員のマツダスタジアムを沸かせた。

 「サスガ チョットパワーデスケド トキドキ イイスイング デルゾ」

 21号で本塁打ランキングトップの中日・ゲレーロと並んだことについては「ヨイセンシュ、イマワタシ、ゲレーロトイッショ」と、たどたどしい日本語で答え切った。


☆高めのつり球を強振するとタイミングを崩してしまうエルさんですから、タクローコーチが「コンパクトに、コンパクトに」と、事ある毎に言い聞かせてるんでしょうね。


☆で、代打で出てきたこの人が、こんなホームランを打つんですから。


◇広島・バティスタが5号ソロ! 6・7日本ハム戦以来の一発 7/1(土) 16:40配信 デイリースポーツ

 「広島-中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島・バティスタが5号ソロを放った。

 5点リードの六回、先発薮田の代打で登場し、弾丸ライナーで左翼席へ突き刺した。

 「打ったのはストレート。甘い球をしっかり捉えられたよ!」。ドミニカンの本塁打は6月7日・日本ハム戦(札幌ドーム)以来。久々の感触をかみしめるように、ダイヤモンドを一周した。


☆いやいや、そんな甘い球でもなかったんですよ。あれがスタンドへ入るんですから、いやはや、何とも。


☆そら、打たれた小笠原くんも、茫然ですわ。


◇中日・小笠原 自己ワースト4被弾「ゆっくりと考えます」 7/1(土) 19:00配信 東スポWeb

 中日・小笠原慎之介投手(19)を悪夢が襲った。1日の広島戦(マツダ)に先発し、6回を投げてエルドレッドに3打席連続となる3発、バティスタに1発と自己ワーストとなる1試合4被弾。8失点(自責7)も自己ワーストで、10被安打は同タイとなり、3敗目(2勝)を喫した。

 試合後、一発攻勢に沈んだ要因について左腕は「ゆっくりと考えます」とだけ言い残して沈痛な表情を浮かべた。森監督が「何もないよ。見た通りだ」と足早にバスに乗り込めば、友利投手コーチも「同じ外国人に、同じ場所で打たれている。腕が伸びるところに投げていては。気持ちとかそういう問題じゃない」と言葉に怒気をにじませた。

 バットでも2回の第1打席で空振り三振に倒れたことで、5月19日の広島戦以来、10打席連続三振となり、球団ワースト記録に並んだ。5回の第2打席は犠打だったため、不名誉な記録はストップしたが、2年目左腕にとって踏んだり蹴ったりの1日となった。


☆三振も多いエルさんですが、それだけ積極的に振ってるからこそ、ホームランも出る。迷っていては、一発は打てませんからね。




☆薮田くんは、6回を1失点。


◇広島・薮田 ハーラートップタイ7勝目「もっと長いイニングを投げたかった」 7/1(土) 19:53配信 デイリースポーツ

 「広島8-1中日」(1日、マツダスタジアム)

 広島の先発・薮田は6回6安打1失点の好投でハーラートップタイの7勝目を挙げた。蒸し暑い中でも、ツーシームがさえ渡り、チームに白星を呼んだ。

 エルドレッドと並んだお立ち台では「もっと長いイニングを投げたかったけど、何とか勝てて良かったです」と笑顔を見せていた。


☆ま、6回で123球ですから、仕方ないですね。


◇広島、今季初貯金20も緒方監督「意識しない」 3発エルドには「存在大きい」 7/1(土) 18:59配信 Full-Count


◆薮田はリーグトップタイ7勝目、指揮官称賛「ナイスピッチングだった」

 広島は1日、マツダスタジアムで行われた中日戦に8-1で勝利した。先発の薮田が6回1失点でリーグトップタイの7勝目。打線はエルドレッドのリーグトップタイに並ぶ3打席連続本塁打など、一発攻勢で終始、試合の主導権を握る快勝。チームは貯金を今季初めて「20」の大台に乗せたが、緒方監督は「ひとつ、ひとつの戦いの結果。貯金の数は意識しないでやっていきたい」と浮かれる様子はなかった。

 自身6連勝で7勝目を挙げた薮田について、緒方監督は「前回から修正して、緩急をつけた投球だった」と、4回3失点で雨天コールドとなった6月24日の阪神戦からの復調を評価。「球数が多かったので6回で代えたが、ナイスピッチングだった」と、プロ3年目でブレイクを果たした右腕を褒めた。

 薮田も「前回はいいボールが見つけられずに修正することができなかったが、今日はどの球種もバランスよく使えた」と喜んだ。一方で、すぐに「最後(6回)の1点がもったいなかった。2アウトからのフォアボールですね。(タイムリーを打たれた)福田さんの時に、もう少し冷静に変化球を混ぜていけたら」と、2球続けたストレートを痛打されたことを反省した。

 打線は中日先発の小笠原を一発攻勢で攻略した。緒方監督は「3本も打つから。びっくりするよね」と驚いた様子で、「日本に慣れて、今年は安定した成績を残している。存在は大きいよ」と3連発の助っ人を称賛した。

 猛暑のデーゲームで、終盤には「体調面だけが心配」というエルドレッドをベンチに下げた緒方監督。7点リードの最終回には、不振で配置転換となったジャクソンを登板させるなど、リーグ連覇に向けて、先を見据えた采配に抜かりはない。


☆5回までは、フルカウントになっても粘り強く投げており、球数がかさんだのは仕方ないところ。6回は四球と、藤井へのツーシームがもったいなかったですね。それでも1失点で抑えて勝ち投手になった訳ですから、上々です。




☆さて、と。未だに「緒方の采配では勝てない」だの「補強をしろ」だのという次元でしか野球を語れない人は、今のカープがなぜ強いのか、分からないでしょうな。「勝ってる時こそ油断するな」だの「徹底的に勝て」だの、ありきたりなことしか言えない。どの口が「勝て」なんて言うんだよ、おめー「勝てない」って言ってただろーよ。


☆「25年の怨念が~」なんていうのも、今のチームには全く関係ありませんな。怨念があろうがなかろうが、今のチームで昨年優勝し、今年2位に7.5ゲーム差をつけて首位を走ってることに対しては、客観的に評価すべき。それができないのは、子供としか言いようがない。


☆さらに事実を全く無視して、完全に独断と偏見で緒方監督の采配を罵倒するのも、大人げない。岡田くんを早めに代えたことに関して、「緒方監督にラミレス監督の采配はできないだろう」的なことを言ってる人がいましたが、こういう人を挑発するような、また緒方監督をバカにするような言い方しかできない、それがこともあろうにカープファンの口から出る、ってんですから、開いた口が塞がりませんわ。


☆こういう人の論法は目に見えてて、結局結果でしかものを言わない。岡田くんを続投させて打たれてたら「何で代えない、勝つ気あるのか」って言ってますよ、絶対。


☆結局、自分は野球をよく分かってる、ということをひけらかしたいがために、必ず他人を愚弄することで自分の地位を高め、結果を批判することで「自分は野球をよく分かってる」とアピールする。実際にプロの現場で采配をふるったことなんて一度もない、ずぶの素人が、です(笑)。


☆自分の見立てが間違ってた、と、素直に認めたらどうですか。それが大人ってもんでしょう。この数年間で、明らかにカープというチームは変わったでしょうよ。どれだけ重箱の隅をつついて個々の試合の采配を批判したところで、昨年のリーグ優勝、今年の首位という事実は、曲げられやしません。そして現在のチーム編成、首脳陣や選手のコメント、やってる野球を見れば、ドラフトや外国人獲得などの編成、やってる野球やコメントから推測できる首脳陣の方針、選手のプレーぶりなど、球団の全ての部門が「優勝できるチーム作り」に向けて動いているその結果が、今のカープの現状になっているというのは、自明のことでしょう。


☆なぜ勝ったのか、なぜ強いのかについて、きちんと語ったらどうですか。それこそブログをやってる意味でしょうよ。熱心にカープを応援するファンを「お花畑」「野球を知らない」と罵倒し、緒方監督や畝コーチを「無能」と罵倒し、そんなことの、何が楽しいの。


☆それ、カープファン? 「自分ファン」の、間違いじゃないの? そんなくだらないことのために、カープを利用しないでほしいですな。




◇セ・リーグ

▽阪神 3 - 1 ヤクルト (11回戦 T6-5 甲子園)
 阪神が連敗を8で止めた。阪神は3回裏、2死二三塁から大山のプロ初本塁打となる3ランで先制する。投げては、先発・能見が6回1失点の好投。その後は3投手の継投で逃げ切り、能見は今季3勝目を挙げた。敗れたヤクルトは、打線が散発の5安打1得点と沈黙した。
勝 能見 3勝3敗0S
敗 原樹 2勝5敗0S
S ドリス 0勝3敗21S
本塁打 【S】山田11号(4回表ソロ) 【T】大山1号(3回裏3ラン)


▽巨人 4 - 6 DeNA (11回戦 G6-5 東京ドーム)
 DeNAは初回、桑原の先頭打者本塁打などで2点を先制する。その後2点ビハインドで迎えた9回表には、2死満塁から桑原のグランドスラムが飛び出し、土壇場で試合をひっくり返した。投げては3番手・加賀が今季2勝目。敗れた巨人は、守護神・カミネロが誤算だった。
勝 加賀 2勝0敗0S
敗 カミネロ 0勝3敗15S
S 山崎康 1勝1敗10S
本塁打 【De】桑原6号(1回表ソロ) 桑原7号(9回表満塁)


☆阪神、いい勝ち方じゃないですか。金本監督の肝いりでドラ1で獲った大山くんですから。どんどん使えばいいと思います。…って、新外国人、ファーストで使うとか。あら、大山くんはおろか、原口も余っちゃいますねぇ。巨人は村田が打って逆転! と思ったら、カミネロが打たれ、再逆転負け。ま、DeNA打線の調子の良さが勝りましたね。カミネロは意外に、打ち取る球がないんですよね。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   73 46 26 1 .639 ー
② 阪神   71 38 33 0 .535 7.5
③ DeNA 73 36 35 2 .507 2.0
④ 中日   75 33 39 3 .458 3.5
⑤ 巨人   72 31 41 0 .431 2.0
⑥ ヤクルト 72 28 43 1 .394 2.5


☆おお、オールスター前に、目標の貯金20。これもK.Oの予想を遥かに上回っています。


◇7月2日(日)の予告先発投手

○読売ジャイアンツ
山口 俊
2試合1勝0敗 防御率2.25 WHIP1.33
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (東京ドーム 14:00)
○横浜DeNAベイスターズ
今永 昇太
11試合4勝4敗 防御率3.19 WHIP1.16
対G 2試合0勝1敗 防御率3.55 WHIP -

○阪神タイガース
岩貞 祐太
10試合3勝5敗 防御率4.42 WHIP1.30
対S 2試合1勝1敗 防御率3.27 WHIP107.46
 VS (甲子園 14:00)
○東京ヤクルトスワローズ
石川 雅規
14試合4勝8敗 防御率4.89 WHIP1.42
対T 1試合0勝1敗 防御率13.50 WHIP -

○広島東洋カープ
大瀬良 大地
12試合5勝0敗 防御率2.84 WHIP1.12
対D 2試合0勝0敗 防御率4.76 WHIP -
 VS (マツダ 13:30)
○中日ドラゴンズ
柳 裕也
7試合1勝2敗 防御率3.78 WHIP1.05
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


☆さて大瀬良くん、6勝目なるか。


◇広島・大瀬良 中日打線を警戒「大島さんの前にランナーを出さない」 7/1(土) 12:41配信 デイリースポーツ

 2日の中日戦(マツダ)に先発する広島の大瀬良大地投手(26)が1日、マツダスタジアムで行われた試合前練習に参加し、ランニングやダッシュ、強めのキャッチボールなどで最終調整を行った。

 ここまで無傷の5勝。今季3度目の対戦となる竜打線、主軸の平田とビシエドは不在だが「京田くんを塁に出すと、足をつかった攻め方をしてくる。大島さんの前にもランナーを出さないようにしたい。ゲレーロは前回、甘い球を打たれているので、コースに気をつけて投げたい」と警戒心を高めた。


☆1・2番を出さないことですね。京田くんは積極的に打ってくるので、そこをうまく利用することです。ゲレーロは、高めをうまく使うことですね。


☆さて、途中出場の、新井さん。


◇左肘負傷の広島・新井 3試合ぶりに出場「問題なかった」 7/1(土) 17:46配信 デイリースポーツ

 「広島8-1中日」(1日、マツダスタジアム)

 左肘を打撲している広島・新井が八回の守備から途中出場した。

 八回の打席は遊ゴロに倒れたが「問題なかった。チームが勝てば何でもいい」と汗を拭った。患部の状態については「大丈夫、大丈夫」と繰り返していた。


☆「何でもいい」って(笑)。オールスターもありますし、無理はしないでね、お願いだから(笑)。




☆最近、森慎二さん、そして上田利治さんと、プロ野球界に訃報が相次いでいます。森さんはまだ42歳、また上田さんはカープからキャリアがスタートした人、現役の頃から卓越した野球理論は注目されていたとか。馴染み深い人がこうして次々亡くなっていくのは、本当に寂しい限り。慎んでご冥福をお祈りします。


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source : K.Oのカープ・ブログ。