2017年11月4日土曜日
最近のカープ、あれこれ~'17.11.3、広瀬コーチ就任・外国人退団・秋季キャンプ。
☆さて、日本シリーズの間に、カープにもいろいろと動きがありました。
◇広島がOB広瀬純氏とコーチ契約、敬礼ポーズ元祖 10/31(火) 10:23配信 日刊スポーツ
広島は31日、球団OBの広瀬純氏(38)とコーチ契約を結ぶと発表した。午後から会見が行われる。
広瀬氏は00年ドラフト逆指名で広島に入団。強肩と勝負強い打撃で存在感を発揮した。10年にゴールデングラブ賞を受賞。13年には15打席連続出塁の日本記録を樹立した。16年限りで引退し、野球評論家を務めていた。
広瀬氏は今も丸らが受け継ぐ敬礼ポーズの生みの親で、応援歌が菊池に引き継がれるなど人望が厚い。
退団しヤクルト入りが確実となっている河田外野守備走塁コーチの後任となるとみられる。
☆いずれはコーチになるだろうとは思ってましたが、意外に早かったですね。
◇広島、OB・広瀬氏のコーチ就任を発表 2017.10.31 16:01 サンケイスポーツ
広島は31日、昨季限りで現役引退したOBの広瀬純氏(38)が外野守備走塁コーチに就任すると発表した。1軍で指導する見通し。広瀬氏はマツダスタジアムで記者会見し「セ・リーグ最強の外野陣をつくりたい。しつこく愛情を持って、選手がより一層暴れてくれるための準備とサポートをしっかりやっていきたい」と抱負を述べた。
引退後に解説者を務め「カープを外から見て、強みもあれば弱みもあると感じた」と言う新コーチに対し、緒方監督は「外から見た中で感じたことをどんどん選手に伝えてほしい」と期待した。
◇広島カープ 広瀬純氏の外野守備走塁コーチ就任 「最強の外野陣つくりたい」 10/31(火) 19:30配信 テレビ新広島
広島カープは、昨年カープを引退した廣瀬純氏の外野守備走塁コーチ就任を発表し、きょう広瀬氏が記者会見を開きました。
広瀬氏は、2001年から16年間カープ一筋でプレーし、巧みなバッティングに加え、2010年にはゴールデングラブ賞に輝くなど高い守備力にも定評があり、指導者として期待されています。
広瀬氏は、あすから始まる秋季練習で早速チームに合流します。
背番号は75。
広瀬氏は「またカープのユニフォームを着られるのがうれしく思います。連覇しているチームなので楽しみでしょうがない」「セリーグ最強の外野陣をつくりたい。丸もそうですし、(鈴木)誠也もそうですし、もっともっとうまくなる要素は十分あるので話をしながらコミュニケーションをとって、しっかり同じ方向、向き合いながら進んでいきたい」と語りました。
☆「守備走塁」コーチですから、走塁にも指導が期待されます。
◇広瀬氏入閣 カープ最強外野陣作る!3連覇へ誠也も「少し物足りない」 11/1(水) 6:04配信 デイリースポーツ
広島は10月31日、OBで野球評論家の広瀬純氏(38)が外野守備走塁コーチに就任したと発表した。1軍を担当する見通し。昨シーズン限りでの現役引退から1年。再びユニホームに袖を通す広瀬氏は、この日の午後、マツダスタジアムで記者会見に臨み、セ・リーグ最強外野陣の構築を目標に掲げた。背番号は「75」に決まった。
スーツ姿で会見場に表れた広瀬氏は、キリリとした表情で決意表明した。現役引退からわずか1年で復帰。しかもリーグ2連覇を達成し、来季は3連覇と日本一を狙うチームの一員になる。喜びとともに重責を口にした。
「またカープのユニホームを着られることをうれしく思う。連覇しているチームなので楽しみで仕方がない。16年、カープで野球をやらせてもらって愛着がある。チームの輪に入れることに、あらためて身が引き締まる思い」
2年間在籍した河田外野守備走塁コーチが今季限りで退団。広瀬氏は、その後任として1軍の外野守備走塁を担当する見通しだ。現役時代にはゴールデングラブ賞を獲得した経験もある。理想に掲げるのは「セ界最強の外野陣」だ。
鈴木は今季、リーグワースト2位の6失策だった。「僕の中では少し物足りない。ボールへの寄せ方だったり合わせ方だったり。肩は強いし、もっともっと伸びしろは十分にある」。丸や松山、バティスタ、野間らのポテンシャルの高さも、初めて現場を離れ他球団を見てきた1年で感じ取った。「外野手は全員に期待している」と力を込めた。
得点に直結する三塁コーチャーにつくかは、現段階では未定だ。11月1日からマツダスタジアムで始まる秋季練習に参加。スケジュールを調整して日南秋季キャンプにも向かう予定。キャンプに向けて行われたスタッフ会議で同球場を訪れていた緒方監督は「いきなりは難しいかもしれない。でも、いろんな角度から勉強をしてもらうのは大事なこと」と期待を寄せた。
広瀬氏は会見で「コミュニケーション」という言葉を連呼した。「レギュラーとか控えとか、年上の選手もいますけど、関係なく伝えないといけないことは伝えます。厳しく言うときは言う。しっかりとコミュニケーションをとって、同じ方向を向きながら進んでいく。より一層、カープを強くしたい」。コーチとして歩み始める第二の野球人生。全身全霊を傾ける。
☆学びながら、経験しながら、コーチとして成長していってほしいですね。人望もあるし、現役時代もチームのことを考えられる選手でしたから、単に技術指導のみならず、タクローコーチや河田コーチのように、「勝つチーム作り」に尽力してほしい。
☆ていうか、最近思うのは、コーチの仕事って、そっちの方が役割が大きいんじゃないかと。技術指導なんてのは、悩んでる選手とか、不調の選手にきっかけを与える程度でいい。タクローコーチ、河田コーチを見ていると、カープが強くなるために必要なのは何なのか、どうすれば勝てるのか。そればっかり考えてたように思います。
☆その「広瀬コーチ」、早速始動。
◇広島広瀬コーチが始動 初日からマンツーマン指導 2017年11月2日11時50分 日刊スポーツ
広島広瀬新外野守備走塁コーチが1日、秋季練習初日から精力的に動いた。
ノックバットを握りながら選手に声をかけ、フリー打撃時は外野の守備に就いたバティスタや上本らに身ぶり手ぶりを交えてマンツーマン指導。「緊張はしなかった。みんなをサポートして日本一に向けてやっていきたい」と気合十分だった。
☆そう、カープは7日から秋季キャンプに入る訳ですが、それまではズムスタで秋季練習。
◇“新戦力”出て来~い!緒方監督、セ3連覇へカギ握る若ゴイ鍛える 11/2(木) 7:00配信 サンケイスポーツ
セ・リーグ連覇を果たした広島が1日、マツダスタジアムで秋季練習を開始した。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで敗退後、初めての全体練習には2軍から推薦のあった坂倉将吾捕手(19)らを含む計38人が参加。球団初の3連覇を目指す緒方孝市監督(48)は「全員にチャンスがある」と若手のさらなる台頭を求めた。
ポカポカと暖かい日差しが差し込むマツダスタジアムで、セ・リーグ王者の赤ヘルが来季に向けてスタートした。球団初の3連覇を目指す緒方監督は秋季練習初日から“新戦力”にハッパをかけた。
「きょうがチームのスタート。全員にチャンスがある。若手にしろ、中心選手にしろ、みんなに力をつけてもらいたい」
5日まで秋季練習を行い、7日から始まる日南秋季キャンプには、丸ら主力の他、今季ウエスタン99試合で打率・298(リーグ2位)の坂倉や同7試合で2勝0敗、防御率1・29の高橋昂の若手を抜擢した。新井と石原の両ベテラン、エルドレッド、ジョンソンら助っ人組以外の計38人にとっては、競争の場であり、アピールの場だ。
指揮官は初日からグラウンドを歩き回って、投手陣のキャッチボール、野手陣のノック、ティー打撃、フリー打撃を入念にチェック。「ファームから推薦があった人が多く含まれている。シーズン後半戦から伸びている選手が多いと聞いている」とワクワクした様子で話した。
チームは2位・阪神に10ゲーム差をつけて37年ぶりのリーグ連覇を果たしたが、鈴木、安部、エルドレッドら主力の故障などもあって、24日までのCSファイナルステージではDeNAに2勝4敗(1勝のアドバンテージを含む)で敗退した。悲願の日本一を果たすためにはさらなる戦力の底上げが不可欠だ。
「この期間は力をつける時期。十分過ぎる時間がある」と緒方監督。素材十分の若鯉をカープ伝統の猛練習で鍛え、“実りの秋”にする。その先に球団初の3連覇、そして34年ぶりの日本一が待っている。
☆いやいや実はですね、現在ファームにはこれからが楽しみな選手がかなりいるんですが、その中でも、やはりこの人でしょうね。
◇広島・坂倉 アピールの秋 来春1軍キャンプへ ドラ1・中村に負けん! 11/2(木) 9:00配信 デイリースポーツ
広島の坂倉将吾捕手(19)が1日、秋季キャンプでアピールし来年の春季キャンプ1軍メンバー入りを誓った。投手19人、野手19人の計38人が参加する秋季キャンプ。自らのレベルアップを図りながら、来季へ向けて首脳陣へ好印象を与える構えだ。また、この日からマツダスタジアムで秋季練習が始まり、秋季キャンプに参加する38選手が約4時間の練習を行った。
自らのレベルアップを目指す15日間は、来年の1軍春季キャンプ参加をかけた戦いでもある。坂倉はそれを自覚し言葉をつむいだ。「春季キャンプに呼ばれるように、良い印象を与えられたらいい」。静かな口調の中に闘志をにじませた。
ウエスタンでは99試合に出場。打率はリーグ2位の・298を残した。9月21日に1軍初昇格。同30日のDeNA戦では高卒1年目としては13年の鈴木誠也以来となるプロ初安打初打点を記録した。
10月のみやざきフェニックス・リーグでは、10試合で打率・412をマークした。だが変化球への対応に課題が出たことで「いろんなボールに対して、広角に打てるように」とスイングを改良中。この日から始まった秋季練習では、東出打撃コーチの助言を受けながらバットを振った。
来季からはライバルが増える。10月26日のドラフト会議で広島は、同じ捕手の広陵・中村を1位指名した。「まずは自分がやることをやっていきたい。でもお互いに刺激しながらやっていければ」。同ポジションを争うことになるが、切磋琢磨(せっさたくま)しながらの成長を口にした。
非凡な打撃センスと野球に取り組むストイックな姿勢は、首脳陣から期待を集める。実り多き秋にするために、日南の空の下で汗を流す。
☆現在カープのキャッチャーは、石原・会沢・磯村に、坂倉くんらが続く訳ですが、ここに中村奨くんが加わります。
◇広島2年目捕手の船越が右翼練習「内野も外野も」 2017.11.3 05:01 サンケイスポーツ
広島で2年目のシーズンを終えた捕手、船越が2日、秋季練習で右翼の位置に入ってノックを受けた。緒方監督に「チャンスをつかむためにはポジションの幅を広げた方がいい」と指示されて「内野も外野もやっていきたい」と気合十分。ドラフト会議で広陵高・中村を1位指名しており、捕手は激戦区となっている。 (マツダ)
☆いやいや、ライトだけじゃないようですよ。
◇カープ船越「8ポジション」守る!緒方監督の提案に即答、超マルチ化計画 11/3(金) 9:01配信 デイリースポーツ
「広島秋季練習」(2日、マツダスタジアム)
広島の船越涼太捕手(23)が2日、マツダスタジアムで行われている秋季練習で初めて外野ノックを受けた。今後は高校時代以来となる内野での守備練習も行う予定だ。緒方監督から提案された“マルチプレーヤー計画”。捕手を軸としながら、自らの幅を広げていく。
「前に来い!前に!」「下がるな!」。新任の広瀬外野守備走塁コーチが放つ打球を、船越は懸命に追いかけた。小学時代に野球を始めてから、外野を守ったことは一度もない。丸から譲り受けた外野手用グラブを手に、未経験の球筋に悪戦苦闘した。
「緒方監督から幅を広げるために(やってみたらどうか)と言ってもらいました。気に掛けてもらっているという部分では、モチベーションになります」
前日1日の打撃練習中に声を掛けられ、この日から外野の守備練習を始めた。今後は高校時代にショートを守って以来となる、内野の守備練習も開始する予定だ。投手以外のすべてのポジションをこなせるマルチプレーヤーを目指す。
自らの現在地を自覚した選択でもある。捕手では高卒1年目の坂倉が急成長。来季からはドラフト1位の中村(広陵)も新加入する。今季は1軍登録されたものの出場はなかった。「厳しい状況にある。いかに自分の居場所をつくっていくかが大事」。試合に出てこそプロ選手。今回の内外野挑戦をプラスに捉える。
秋季キャンプでは練習量が2~3倍に増えることを覚悟する。「成功して、良い提案だったと思ってもらえるようになりたい」。社会人からプロ入りして来季で3年目。新たなチャレンジに覚悟を決めた。
☆これはですね、坂倉くんと中村奨くんを次代のキャッチャーと首脳陣が考えている、というのと同時に、船越くんを認めている、ということでもあります。何とか1軍で使いたい、使う道を模索したい、ということなのでしょう。
☆で、早速広瀬コーチがサポート。
◇広島・広瀬コーチ、船越に“三刀流”サポート 捕手から内外野も準備 11/3(金) 8:45配信 スポニチアネックス
広島が2日、マツダスタジアムで秋季練習2日目を行い、新任の広瀬純外野守備走塁コーチ(38)が、この日から外野守備練習を始めた船越涼太捕手(23)に熱血指導。内野手も含めた“三刀流”を目指す若武者を、全面サポートする。
身ぶり手ぶりが、しだいに激しくなっていく。広瀬外野守備走塁コーチが、緒方監督の命を受けて外野守備に挑戦した船越に、マンツーマンで、熱く、熱く指導した。
「ボールに差し込まれてしまって背走も捕球体勢もまだまだ。初めてだというし、これから慣れるしかない。いくらでもサポートはする」
自身の現役最終年だった昨年、2軍でともに汗を流した後輩に遠慮はしない。10年にゴールデングラブ賞を受賞した名手は、外野手としても一人前となるように根気強く付き合っていくつもりだ。
捕手が本職で、外野手は「ほぼ未経験」という船越も、丸から譲り受けたグラブを手に飛球を必死で追った。
「難しかった…。ただ幅を広げるために提案してもらったこと。しっかりやりたい」
定評ある打力を生かすのが狙いだ。プロ2年間で1軍戦出場は1試合のみ。昨年7月12日の巨人戦で代打で中前打した。しかし捕手に就いた経験は無い。1日の打撃練習中に緒方監督から、捕手だけでなく内野も外野も守れるように指示を受けていた。
「人より2倍、3倍練習しないと。監督は自分をどうにかしようとしてくれているのだと思う。モチベーションにつながる」
市立柏では遊撃手だった。同学年の巨人・宇佐見が正捕手。社会人の王子へ進み、捕手転向した。「宇佐見には負けたくない」とライバル心を燃やしていたが石原、会沢の先輩の壁は分厚く、今ドラフトでも鳴り物入りで1位・中村(広陵)が入ってくる。生き残る術として一つでも多く武器を身につけておいて損することはない。
「簡単に譲るわけではないけど、大スターが入って来る。自分の居場所をいかにつくるのかということも考えないと」
捕手から完全転向するわけではないが、過去にプロ野球界でも捕手から外野手への成功例は枚挙にいとまがない。石嶺和彦、和田一浩、飯田哲也、関川浩一、礒部公一、岡島豪郎…。広瀬コーチと二人三脚での挑戦が始まった。 (柳澤 元紀)
☆もちろんキャッチャーにもこだわりがあるでしょうし、内心、正直複雑でしょう。でもプロは、1軍で使われてナンボ。自分の武器は何なのか、またその武器を最大限に生かす道は何なのか。
☆その分、バッティングもさらに向上しなきゃいけない。右の野手は、チャンスがあるはず。来年が勝負の年、ぐらいに思って、頑張ってほしいですね。
☆お次は、田中くんの話題。
◇広島田中2冠もおごりなし!居残り特打で鍛え直す 2017年11月3日13時10分 日刊スポーツ
広島田中広輔内野手(28)が2日、秋季練習2日目に志願の居残り特打を行った。今年はWBCにも出場し、シーズンでは広島の遊撃手では球団初の2年連続フルイニング出場を記録。2つのタイトルを獲得するなど、リーグ連覇に貢献した。疲れた体にもう1度ムチを打ち、鍛え直す。来季への戦いはすでに始まっている。
ヘルメットを脱ぎ捨て、田中はバットを握った。チームから与えられた全メニューを終えた午後2時過ぎ。三塁側ベンチ前で照りつける日差しを浴びながら、1週間の休養のブランクを振り払うようにバットを振った。迎打撃コーチのトスに、体を大きく使うことを意識しながらロングティーで汗を飛ばした。
練習を再開して、まだ2日目。フェニックス・リーグ明けで体の切れのある若手とは違い、主力選手は7日のキャンプインへ向け、感覚を呼び起こす段階だ。だが「もう1度詰めながら練習できる。この時期は形ではなく、力強く振る、数多くボールを追いかける、ということができる。しっかりやりたい」と汗を拭った。WBCから始まったシーズンで2年連続フルイニング出場を記録しても、歩みを止めるつもりはない。
今季は打率2割9分、8本塁打、60打点の好成績を残した。出塁率3割9分8厘、35盗塁でタイトル受賞。トップバッターとして強力打線をけん引し、リーグ連覇に大きく貢献した。それでも「いろんな課題も出ましたし、まずはキャンプでおさらいしながらやっていきたい」と表情を引き締める。
休養期間中にはうれしいニュースもあった。弟俊太がドラフト5位で巨人に指名された。直後に電話で祝福した。東海大から指名を待った2年前も気にかけていた弟思い。「もちろん、楽しみな部分もありますし、弟もその場(1軍)でプレーできればいいだろうし、頑張ってほしい。まずはその場に来てほしい。チャンスはあると思う」。優しい表情でエールを送った。
広島の遊撃手では初の2年連続フルイニング出場も通過点に過ぎない。「今から動かないようにしようと思えばできるんですけど、僕は動いていた方がいい。ケガをしない体もできると思う」。秋も走り続ける。【前原淳】
☆2年連続フルイニング出場、2冠に加え、打率.290、60打点も立派。ただ、田中くんなら、さらに上を目指せるはず。守備・打撃の安定性がさらに増せば、彼自身「一流」の選手の仲間入りができるとともに、チームもより強くなることでしょう。
☆さて、ドラフトの新人たち、また若手の台頭も楽しみなのですが、一方で外国人勢に動きがありました。
◇ブレイシアら退団=プロ野球・広島 11/1(水) 17:40配信 時事通信
広島は1日、ライアン・ブレイシア(30)、ブレイディン・ヘーゲンズ(28)両投手、ラミロ・ペーニャ内野手(32)と来季の契約を結ばないと発表した。
今季加入したブレイシアは26試合に救援登板して2勝1敗1セーブ、防御率3.00。ペーニャは出場22試合。2年目のヘーゲンズは11試合登板で勝敗はなかった。
☆う~ん、ヘーゲンズ、退団ですか。ブレイシアは今ひとつ信頼できなかったのと、ペーニャは安部の一本立ちで、居場所がなくなった印象。ヘーゲンズはまだ若いし、もうちょっと長い目で見てもいいと思うんですけどね。先発・リリーフ両方できるし、貴重な存在だと思うのですが。
☆一方、彼もまだ、30歳。
◇広島・ジャクソンが帰国 来季へ「戻って来たい」 11/3(金) 18:01配信 デイリースポーツ
広島のジェイ・ジャクソン投手が3日、帰国した。広島を離れる前、広島駅で取材に応じた。今季を振り返り「リーグ連覇を達成できたことは感慨深いこと。でもポストシーズンでは野球ができなかった」と話した。
今季も開幕からセットアッパーを任された。6月に一時、調子を落として配置転換されたものの復調して再び「勝利の方程式」メンバー入り。60試合に登板し2勝2敗、防御率2・03で2年目のシーズンを終えた。
昨季オフに単年契約を結んだ。カープへの思いを報道陣から問われると「(プレーする)機会を与えてもらえるならうれしい。ここに戻ってきて、心の通ったメンバーと戦いたい」と話した。
☆新外国人の獲得如何で、その去就は流動的だとか。今年は一時期調子を崩しましたが、数字的には去年とそんなに変わらないんですよね。
◇ジャクソン 年度別成績
年 防御 試 回 安 三 自 被打率
16 1.71 67 68 1/3 46 89 13 .187
17 2.03 60 62 43 55 14 .198
☆奪三振は減りましたが、登板数が減った分、防御率が悪くなった感じ。スライダーが悪かったんですよね、不調の時は。
☆個人的には、ジャクソンとヘーゲンズは、今後も使うべきだと思います。来年は3年目、日本にも慣れてるし、まだ成長も見込める。何より、チームに溶け込んで、チームのために投げてくれる。なかなかいませんよ、こんな外国人は。
☆またあのジャクソン・スマイルが見たいなと、個人的には思います。
☆さて、外国人と言えば、今年ブレイクしたのが、バティスタ。
◇ジャパニーズドリームを目指す 広島・バティスタ/新天地1年目を終えて 11/2(木) 12:02配信 週刊ベースボールONLINE
6月3日のロッテ戦(マツダ広島)、サビエル・バティスタが鮮烈なデビューを飾った。
来日2年目だったが、育成選手を経て、支配下選手登録を勝ち取った。キャンプ期間中に話題に上ることこそあったが、当然、一軍の舞台は初参戦。“新天地”でいきなり結果を残した。
1点を追う6回に、松永昂大からバックスクリーンへ代打逆転2ラン。初めて立ったお立ち台でも「コンパクトなスイングを心がけたよ」と白い歯を見せた。
その後も貴重な戦力として打ち続けた。初本塁打翌日の6月4日の同カードでは左翼スタンドへ本塁打。スタメン出場した6月7日の日本ハム戦(札幌ドーム)では左翼スタンドに1試合2発を放り込んだ。抜群の長打力で最強打線の一員を担った。
その後、打撃を崩して一度は出場選手登録を抹消されたものの9月8日に復帰すると、パワーだけでなく技術も発揮。.215だった打率をシーズン終了までに.256まで上げた。出場61試合で11本塁打26打点。CSでは右翼でスタメン出場を続け、四番にも入った。
日に日に成長を続けるドミニカン。課題は選球眼と確実性だ。マークが厳しくなり、配球に苦しめられた一面もある。守備のレベルアップも必要不可欠だろう。広島の外野は丸佳浩、鈴木誠也、松山竜平、エルドレッドら強敵が多い。負けじと早出練習に毎回参加する真面目さもバティスタの売りの1つだ。
つかむべきジャパニーズドリームは先にある。
☆「安芸の者」さんも記事にしてらっしゃいますが、秋季練習には、ピッチャーのフアンスアの他に、新たな練習生ピッチャー、モンティージャとタバーレスも参加。投打ともにアカデミー枠は大いに活用すべきで、彼らが1軍で活躍すればアカデミーのレベルも上がる、という好循環ができるはず。そうなれば、外国人枠は安定して自分たちで確保できることになります。
☆今年のドラフトもそうでしたが、外国人も育成できれば、マイナーその他から連れてきて、使ってみたらダメだった、なんてことがなくなります。で、うまく出てこなければ、獲ってくればいい。
☆ドミニカなら、素材のいい選手なんて、ゴロゴロしてるでしょうからね。
☆おしまいは、秋季キャンプのメンバー。
◇広島、日南秋季キャンプ参加メンバー38選手を発表 11/1(水) 18:01配信 Full-Count
◆7日からスタート
広島は1日、7日から21日の日程で行う日南秋季キャンプの参加メンバー38選手を発表した。休養日は11日、16日を予定している。
参加メンバーは以下の通り。
〇投手(19人)
九里亜蓮、大瀬良大地、今村猛、岡田明丈、野村祐輔、中崎翔太、薮田和樹、中田廉、一岡竜司、高橋昂也、塹江敦哉、藤井皓哉、高橋樹也、アドゥワ誠、戸田隆矢、辻空、オスカル、長井良太、中村祐太
〇捕手(4人)
會澤翼、磯村嘉孝、船越涼太、坂倉将吾
〇内野手(11人)
上本崇司、田中広輔、堂林翔太、菊池涼介、桑原樹、庄司隼人、美間優槻、安部友裕、西川龍馬、バティスタ、メヒア
〇外野手(4人)
丸佳浩、野間峻祥、松山竜平、高橋大樹
☆一方、残留メンバー。
◇残留メンバー
○投手
福井・加藤・永川・中村恭・横山・床田・飯田・佐藤
○捕手
石原・白濱
○内野手
小窪・新井・青木・木村
○外野手
岩本・下水流・赤松・土生・天谷・鈴木
☆ベテラン・ケガ人は別として、何で残留組なの? っていう選手が、何人かいますな。どういう分け方なのかは分かりませんが、試したい若手が多い分、はみ出た、って感じなんでしょうか。
☆福井くんはもう、このままなんでしょうかねぇ。中村恭くんも、微妙になってきましたねぇ。この辺がしっかりしてくれたら、先発陣はかなり強力になるんですけどね。
☆2人とも、やっぱり、ストレート。荒れ球なら荒れ球で、それを生かすようなピッチングをすればいいと思うんですけどね。
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source : K.Oのカープ・ブログ。