2017年12月4日月曜日

最近のカープ、あれこれ~'17.12.3、4番争い・誠也くんネタ・河田さんイジリ(笑)。


☆さて、優勝旅行中ではありますが、緒方監督が、4番についてコメント。


◇緒方監督 ハワイから誠也に100打点指令「期待するのは勝負強さ」 12/3(日) 6:00配信 スポニチアネックス

 リーグ2連覇を果たし1年間の激闘の疲れを癒やす場所に来ても、頭から野球が離れることはない。選手、関係者ら計228人が2日(現地時間1日)、チャーター機などで優勝旅行先のハワイ・ホノルル入り。来季に球団初の3連覇を目指す広島・緒方監督は、4番打者に、いや、鈴木に、勝負強さの象徴ともいえる「100打点」の大台を求めた。

 「4番に期待するのは勝負強さ。本塁打が20本でも、100打点挙げてくれればいい。今年、誠也にあまり重圧をかけたくなかったので言わなかったが、そこを期待している」

 4月11日の巨人戦で初めて4番に起用すると、8月23日DeNA戦で右足首を骨折して離脱するまで計98試合で4番を任せた。結果的には90打点。マークが、より厳しくなる来季に大台に到達すれば、チームの得点力が落ちていないことを意味するだけに、優勝がグッと近づくはずだ。実際に昨季は新井が101打点を挙げ25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献し、リーグMVPも獲得した。

 鈴木自身も11月29日の契約更改時に「(復帰を)待ってくれている人がいる。そこ(4番)で活躍するのが一番の恩返し。最もマークが厳しいポジションだし、自分自身も成長できる」と4番に意欲十分。優勝旅行には同行せず広島でリハビリに務めている。

 もちろん、指揮官も無条件でその座を任せるつもりはない。「誠也が順調に育ってくれればいいが、固定するわけじゃない。バティスタにも期待している。誠也、松山、新井だけじゃない。エルドレッドもいる」と、常に代役がいることを意識させ、競争の中でチーム力アップを狙う。

 また、昨季から主に1~3番で起用し続けた「タナキクマル」に固執しない考えも示唆。「固定観念を持っていたら失敗する。今の形が100%のベストか。中心選手に頑張ってもらわないといけないけど、長いシーズンを戦う上では柔軟な考え方が必要」。有事を想定しながら、常勝軍団を築き上げていく。(柳澤 元紀)


☆いやいや、昨年の新井さんの100打点越えは、そう考えるとやっぱりすごいことなんですよ。阪神を半ば戦力外になった男が、40歳手前にして、ですからね。


☆で、その、誠也くんネタ。


◇V旅行辞退した広島・鈴木がリハビリ継続 契約更改交渉で笑顔だった理由? 12/3(日) 15:00配信 サンケイスポーツ

 【球界ここだけの話】

 広島・鈴木誠也外野手(23)が11月29日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円増の年俸9000万円でサインした。終始笑顔だったのは、年俸アップ以外にも理由があった。

 「けがをして、野球ができることが当たり前ではないことがわかった。今はいろいろなことに感謝しています。調子に乗るとけがをする。いい人になって、けがをしないようにしたいです」

 今季は4月後半から4番に定着し、115試合で打率・300、26本塁打、90打点。8月23日のDeNA戦(横浜)で右足首を骨折するまで、主砲としてチームを引っ張った。

 シーズン中には4番の重圧もあり、凡退が続くときにはベンチで感情を抑えきれないこともあった。「感情的に不安定だったこともありました。波をなくしたい」と生まれ変わることを誓った。

 チームは米ハワイで優勝旅行中だが、鈴木は参加を辞退。大野練習場などでリハビリを続けている。けがの回復具合については「日常生活に支障のない程度」。すでに打撃練習を再開し、来年2月の春季キャンプを見据えている。

 「焦ってやって、けがが再発するのはよくない。しっかりと段階を踏んでやっていきたい」

 来季カープの4番は誰になるか、注目を集めている。走攻守そろった鈴木をはじめ、勝負強さの光る新井、オフに「4番を打ちたい」と宣言している松山、怪力のバティスタとライバルは多い。

 鈴木は「松山さんがとか、誰がライバルというわけではない。できることをやるだけ。僕がやることをやっていれば、4番を打たせてもらえると思う」と静かに闘志を燃やした。

 シーズン途中で離脱したにもかかわらず、ゴールデングラブ賞とベストナインをダブル受賞。「納得していない人もいると思う。そういう人を黙らせるぐらいの活躍をしたいです」。心身ともに成長した背番号「51」がチームを勝利に導き、ファンを笑顔にする。(柏村翔)


☆確かに、ケガで離脱しながらのこの成績は立派ですが、「4番の重責」を果たせたかというと、まだまだその域には達していない、ということでしょう。


☆ただこの人は、まあ追求しますわ。


◇野球小僧の広島鈴木がボクシングから新打撃理論開眼 12/3(日) 10:00配信 日刊スポーツ

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

 右ストレートのシャドーをしながら「殴るとき、肘入れなきゃってと思わないでしょ?」と言う。少々野蛮な理論を用いて、広島鈴木が新しい打撃のイメージを明かしてくれた。右足骨折からのリハビリ期間で膨らませた、ひとつの感覚。最初は「秘密です」の一点張りも、しつこく聞くと固い口を開いた。

 長いリハビリ期間。動画で何人もの好打者の映像を見た。2画面にセットし、外国人と日本人、自身の打撃と見比べる。「外国人はシンプルなんです」。構えたバットがシンプルにボールにコンタクトする。一方、パワーがないと言われる日本人は力を最大限に伝えるため「小さい頃からあれこれと言われがちなんですよね」と続ける。行き着いたのがボクシング理論だ。

 確かに「バットは最短距離」や「右脇を締めろ」、「体と腕の三角形を崩すな」という指導は多い。あれこれ考えるうちに、重要なことが忘れられる。「バットは真っすぐ出せばいい。自然と右肘は入るし、三角形になる」。大事なのは目的だ。ケガからの発想の転換が、鈴木にまたひとつ引き出しをもたらした。と言うか、どこまで野球小僧なんですか。【広島担当=池本泰尚】


☆結局ね、堂林くんにも、誠也くん並みとは言わないまでも、何とか活躍してほしいと思ってるんですよ、K.O。当ブログでは散々けなしてるけど(笑)。


☆で、誠也くんと堂林くんの一番の違いは、自分で考えるかどうか、なんですね。K.Oは堂林くんの重心が浮いてる感じがするのがずっと気になってるんですが、恐らく自分で辿り着いたバッティングフォームであれば、どんな形であれ、すっと腰の据わったバッティングになると思うんですよね。これは、野間くんにも言えることかも知れません。


☆お次は、丸のインタビューの続き。


◇広島 不動の3番打者・丸佳浩「連覇に浮かれない。」vol.2 12/2(土) 6:02配信 広島アスリートマガジン

 今季、カープ打線の中心には常に不動の3番打者・丸佳浩の姿があった。

 安定感抜群の打撃で数々の好機を生み出し、勝利に導く一打を放ち続けた。

 シーズンMVPの呼び声も高い背番号9が、連覇を果たしたシーズンの戦い、そして悔しい結果に終わったクライマックス・シリーズまでを振り返る。

*   *   *   *   *


◆同じサイクルの動きが安定感に

─ 今季ご自身の打撃に関して自己評価できる数字はありますか?

「数字において納得できることはないですし、現役選手である以上は『これで納得する』と思うことはないと思います。

 ひとつでも良い数字を残していきたいです。

 自己評価という面で言うと数字以外の話になりますが、シーズン中に結果が出た時も出ない時も、練習のやり方をずっと同じサイクルで通してきました。

 そこだけは自分の中で評価できる部分ですね。

 面白みのないサイクルかもしれませんが、それをしっかりできたことに関しては自信を持っています。

 昨季も続けていましたが、今季も続けることができましたし、それを続けることで試合にも良い精神状態で入ることができたと思います」

─『今季は5打数ノーヒットで終わることが少ない』と東出輝裕一軍打撃コーチが話されていたのですが、そのルーティンが関係しているのでしょうか。

「そういう部分も同じサイクルで過ごすという意識がつながっていたのだと思います。

 どうしても結果が出なくなってきたとか、打てなくなると変に自分の中で結果を欲しがるというか、打ちたい気持ちが当然出てしまいますからね。

 やっぱり同じサイクルで毎試合フレッシュな気持ちで打席に入っていたことが、安定感につながった面もあるのだと思います」

─ 数々の打席の中で印象に残った場面はありますか?

「それが、今季に関してはないんですよ。

 それだけ自分自身切羽詰まっていたというか、余裕のない試合が多かったですし、『とにかく勝てれば良い』と思って毎日やっていました。

 以前ならば、『この打席』と、パッと思い出すことはあったんですけどね(苦笑)。 」

─ 今季、ご自身が進化したと思われる点はありますか?

「技術面などでは進化したと思う点はないですが、あえて進化した点を言うならば、気持ち、考え方という面で悪くなった時に立て直すことができたことですね。

 それができたからこそ、ある程度の数字につながってきたと思います。

 逆に課題はたくさんあります。

 三振が多かったと思いますし、打点ももっと欲しかったですし、上げるときりがないですね」


(広島アスリートマガジン2017年12月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


▼ 丸佳浩(まるよしひろ)
1989年4月11日生、千葉県出身、28歳。
プロ10年目の今季も開幕から不動の3番打者として全試合に出場し、強力打線を牽引。

 交流戦では首位打者に輝きMVPを獲得するなど、シーズン通して安定感ある打撃を展開し、リーグ連覇に大きく貢献。

 個人としてもリーグトップの171安打をマークし、初の打撃タイトルとなる最多安打に輝き、5年連続となるゴールデン・グラブ賞も受賞した。


☆平常心、とよく言いますが、精神的に常にフラットでいることで、常に一定のパフォーマンスを保つことができるんですよね。で、その精神的安定を、同じサイクルによって生み出していた訳です。


☆3番であり、センターラインであり、チームのリーダーである丸の精神的な安定は、チームの安定につながります。今年印象に残った打席がないというのも、丸が最早個人にこだわってプレーしていない、ということを表してると思います。


☆来季は、チームが困っている時にも、その安定した状態でいられるかどうか。誠也くんもそうですが、ひとつ大人になった、勝負強さが求められます。


☆そういう点では、この人はまだまだ必要なんでしょうね。


◇広島3連覇のためにまだまだ必要な新井の経験 11/29(水) 11:00配信 東スポWeb

【赤ペン!!赤坂英一】今年もまた、カープが“バラ色のオフ”を謳歌している。先週末25日には広島市内の平和大通りで優勝パレードを開催。約30万人(主催者発表)のファンを集め、改めて37年ぶりとなる2連覇の余韻に浸った。

 ちなみに、この球団の優勝パレードは、昨年が1975年以来41年ぶり2度目。2年連続3度目の今年は、カープはもちろん、広島市においても初めての“歴史的行事”になった。今週末12月1日からハワイに優勝旅行へ出発と、当分は連覇のご褒美が続く。

 しかし、こんなに浮かれていていいのかと、私のようにトシを食った広島の人間は、つい不安になってしまう。昨年は日本シリーズで4連敗、今年はCSで4連敗と、最後の最後にきて惨敗を喫した。秋季キャンプでネジを巻き直したとはいえ、この調子で来季3連覇できるのか、と。

 そこで思い出されるのが、91年に優勝したときのエース、佐々岡・現二軍投手コーチに話を聞いたときのこと。

「91年は優勝して、日本シリーズでも3勝4敗までいったから、すぐにまた優勝できるだろうと思っていた。近いうちに次のチャンスがくるから、そのときは絶対に日本一になってやるぞ、と。でも、その後は結局、引退するまで優勝できなくて、代わりに最下位まで味わってしまった」

 昨オフは黒田、今オフは石井、河田両コーチと、立役者や功労者も次々に去った。来季も優勝を狙うには、いまや最大の精神的支柱・新井に、もうひと踏ん張りしてもらわなければならない。マジックが1桁になった今季終盤、このベテランは、こう強調した。

「まだまだ安心はできない。野球は何が起こるか分かりません。本当の勝負はここからですよ、ここから。ぼくは阪神にいた2008年、巨人に13ゲーム差をひっくり返されましたから。ここで油断しちゃいけないぞと、若い選手たちにも、よく言ってるんです」

 来季開幕戦から4番に座るだろう鈴木には、こう言えるほどの経験がない。チームが苦境に陥ったとき、また“元4番”のハッパが必要なときが必ず来るはずだ。

 なお、カープは過去、日本一になった年には一度もパレードをしていない。「ぜひ日本一のパレードを広島の人に見せてあげたい」とは、初優勝監督・古葉竹識氏の悲願でもある。


☆ファンのことは、本当にいつも気にかけてらっしゃいましたからね、古葉さんは。「日本一のパレードを見せてあげたい」というファンのことを思いやったコメントに、古葉さんの人間性が透けて見えます。


☆で、今年は将来のことも含め、敢えて新井さんの出番は減らされたんだろうと思うのですが、誠也くんら、主力が若いということもあり、その存在として、新井さんはまだまだチームに必要なのでしょう。


◇広島・新井 自信アリ! 他球団大補強なんの 鯉の伝統・猛練習で3連覇 12/3(日) 9:01配信 デイリースポーツ

 広島・新井貴浩内野手(40)が1日(日本時間2日)、優勝旅行先のハワイで球団史上初リーグ3連覇へ自信を見せた。セの他球団は大補強を展開中。4位・巨人は西武からFAで獲得した野上に加え、今季中日でプレーした本塁打王・ゲレーロがターゲット。3位・DeNAも阪神から大和をFAで獲得し、2位の阪神は前韓国・ハンファの大砲・ロザリオを狙っている。

 そうした他球団の動きにも、新井は泰然自若。「うちが連覇しているわけだから、向こうも負けないと思っている」と冷静に受け止め「自分たちはまだまだ若いチーム。これから伸びしろがあるチーム」と戦力の底上げに手応えを示した。

 今季1軍で出場機会を増やした西川、野間、バティスタらに加えて、ファームには打撃センスが光る坂倉らが控える。来季は今夏の甲子園を沸かせた怪物・中村(広陵)も新加入。「カープの伝統である猛練習で、各自のレベルがワンランク上がればチーム力は上がっていく」と新井は深くうなずいた。

 この日はホノルルで家族との時間を楽しんだ。2年連続の参加に「いいよね。ゆっくり過ごせて、リラックスできる時間だと思う」と満喫。頭の中は「トレーニングしないといけない」と野球でいっぱいだが、しばしの間、リーグ連覇のご褒美に浸る。


☆そういう精神的な強さが、やはり求められるんですよね。で、その自負に違わないだけの練習をして、自信の裏付けとする。


☆より高みを目指して、ということでカープを出て、阪神に行った新井さんですが、40歳手前になって、カープに帰ってきた時には、「自分のことはどうでもいい、チームが勝てばいい」という境地になっていました。バッティングスタイルはこれまでとは明らかに変わり、チームバッティングもすれば、時に豪快な一発も放つ。


☆こういう新井さんの姿を見て、若手は少しずつ学んでいってほしいんですよね。で、実際、タナキクマルを始めとして、徐々に大人になっていると思いますよ。


☆…なってるかな。


◇燕コーチに就任の河田氏に広島ナインから“アウェーの洗礼” 12/3(日) 7:00配信 サンケイスポーツ

 【ホノルル(米ハワイ州)1日(日本時間2日)】セ・リーグ連覇を果たした広島が優勝旅行先のハワイに到着した。初日は優勝祝賀パーティーを開催し、首脳陣、ナイン、関係者ら235人が参加。

 ヤクルトのコーチに就任した河田前外野守備走塁コーチが優勝旅行に参加。優勝祝賀パーティーでは菊池が「YUSUKE」と書かれたヤクルトのユニホームを着て登場し、買い物中に丸と再会したときには「何しに来たんですか?」、ホテルですれ違った田中にも「ユニホーム似合ってないですよ」とイジリを受け続けた。“アウェーの洗礼”に河田コーチは「強烈ってもんじゃないよ」と話しながらも、うれしそうだった。


☆いやいや、ユニホームまで作らんでも(笑)。


◇広島菊池、自作ヤクルトユニで河田コーチ強烈イジリ 12/3(日) 7:26配信 日刊スポーツ

 広島の優勝旅行にはヤクルトに移籍した河田元外野守備走塁コーチも参加した。

 菊池は「YU-SUKE」と河田元コーチの名が入った背番号71のヤクルトユニホームを着用してウエルカムパーティーに登場。河田元コーチは、教え子からのきついあいさつに「強烈ってものじゃないよ。普通あんなユニホーム作らないだろ」と苦笑いだった。


☆タクローさんは参加してないんですかね。河田さんもカープには愛着があるんだろうし、ナインもやはり、河田さんのことは慕ってるんですね。


☆いやいや、ヤクルトにも、容赦はしませんよ。こちとら日本一にならなきゃいけないんですから。昨日の友は今日の敵、うんと困らせてあげますから(笑)。


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source : K.Oのカープ・ブログ。