2018年4月1日日曜日
井上が2打席連続ホームラン!ボルシンガーも好投で楽天に勝利
イーグルス 2 - 6 マリーンズ
ニッカン式スコア
ダイジェスト動画
前夜の長時間ゲームの疲労も取れないままデーゲームに突入。
今日の先発はマリーンズが新外国人のボルシンガー、イーグルスはロッテキラーの美馬です。
正直言って分が悪いと思ったのですが、蓋を開けてみれば驚きの展開となりました。
1回表。
ボルシンガーは先頭の茂木にツーベースヒットを打たれますが、ペゲーロをショートゴロ、島内をセカンドゴロ、ウィーラーをサードゴロに仕留めてチェンジ。ピンチを脱しました。
1回裏。
荻野がヒットで出塁すると、初球から盗塁を成功させます。
続く藤岡裕は10球粘ってピッチャーゴロ。ランナーを進めます。
そして中村はセカンドゴロに倒れるも、3塁ランナー荻野がホームインしマリーンズが先制。
これですよ。長打が出ないならこうやって得点するしかないんです。
最低限の仕事をきっちりと果たした中村、盗塁を決めた荻野もえらいですが、粘って粘って進塁打を打った藤岡裕の働きが特に大きいと思いますよ。
今までこれができない選手が多かったからですね。素晴らしいルーキーです。
さらに井上がレフトポール際にホームランを放ち0-2。井上が打った!開幕したのに!
続く鈴木はライト前ヒットで出塁すると、今度はルーキー菅野がやってくれました。ライトオーバーのタイムリースリーベースヒットを放ち0-3。
凄い新人だ!しかもロッテキラー美馬から初回3点を奪う猛攻。
今年のマリーンズは何か違う。そう感じさせてくれる1回の裏でした。
2回裏。
1アウトから加藤と荻野がヒットで出塁するも、藤岡ファーストライナーでダブルプレー。
チャンスを活かせませんでしたが、藤岡の打球は悪くありませんでした。
3回裏。
中村がレフトスタンドにソロホームランを叩き込み0-4。
さらに井上がセンターバックスクリーンの右に叩き込むソロホームランを放ち0-5。
これまで1シーズンで最高2本しかホームランを打てなかった男が、なんと2打席連続のホームラン!
ついに眠れる大砲が覚醒したのでしょうか。すばらしいスイングでした。
美馬はここでノックアウト。ロッテキラー美馬がまさかの2回途中5失点で降板です。
今日の美馬は甘い球が多く、去年より悪くなっていますね。シーズン序盤で美馬を崩したのは大きいです。
さらに2番手菅原から鈴木、菅野が連続四球。菅野の打席ではランエンドヒットがかかっており、スタートを切っていた鈴木は3塁を陥れます。ただし菅原は2塁を狙ってアウトとなりました
ここで福浦がヴェテランの技でセンター犠牲フライ。0-6と点差を広げ、試合を決定づけました。
4回裏。
加藤が四球を選ぶと、盗塁を決めて無死2塁。荻野サードゴロ、藤岡四球で1死1,2塁となります。
しかし中村はセカンドゴロゲッツー。ここはチャンスを活かせませんでした。
5回裏。
この回からキャッチャーが嶋から山下に代わりました。ソフトバンクからトレードで加入した習志野高校出身の山下です。
キャッチャー交代が功を奏したのか菅原は落ち着きを取り戻し、マリーンズは三者凡退で終わりました。
6回表。
茂木を歩かせると、ペゲーロにタイムリーツーベースヒットを打たれて1-6。
1点を返されました。
ただ島内、ウィーラー、銀次を打ち取りチェンジ。失点しても動じることなく後続を断ちました。
6回裏。
イーグルスのピッチャーは濱矢、田村、加藤が連続三振するなど三者凡退でした。
7回裏。
内田は打ち取るも、アマダーに四球を与え、山下見逃し三振で2死1塁。
ここで岡島にセンターオーバーのツーベースヒットを打たれますが、アマダーの足が遅く3塁ストップ。
2死2,3塁となりました。
ここでボルシンガーは降板。7回途中1失点という内容でした。
四球で崩れず、制球もまあまあ。予想していたよりもはるかにいいピッチングでしたね。
140キロになかなか届かないストレートと変化球で打者のタイミングをうまく外していました。
ウィーラーなどは全くタイミングが合っていませんでしたよ。次の登板でも期待できそうです。
2番手は誰でしょうか。バッターは左の茂木です。
伊東監督「ピッチャー松永!」
いやいや、いくら左打者とはいえ・・・。
井口監督は右の南を起用。南は期待の応え、茂木を力でねじ伏せました。
セカンドゴロに抑えてチェンジ。ピンチを脱しました。
いやー井口監督は左対左にこだわらないのですね。開幕2戦目にして左右病患者ではないのがわかりました。いい傾向です。
8回表。
有吉が登場するも、島内にソロホームランを打たれて2-6。4点差とされました。
その後ウィーラーにヒットを打たれますが、銀次と今江を打ち取りチェンジ。試合の主導権は渡しません。
8回裏。
イーグルスのピッチャーは釜田。釜田も先発として期待されながら伸び悩んでいます。
1死から菅野が死球で出塁すると、福浦がライトへのヒットを放ちチャンス到来。
しかし田村、荻野が倒れてチェンジ。追加点はなりませんでした。
9回表は内。
アマダー三振、山下レフトフライ、岡島三振で試合終了。
苦手の美馬を攻略し、見事今シーズン初勝利を飾りました。
井上の2打席連続ホームランはすべてのマリーンズファンが待ち望んでいたことですよ。
今年こそ、今年こそ長距離砲として覚醒してほしいです。
しっかり守り、しっかり点を取るマリーンズ。明日のイーグルスの先発はプロ初登板初先発の池田ですが、プロの洗礼を浴びせましょう。
写真は後で追加します。
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source : マリンブルーの風