ニッカン式スコア
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いよいよ2018年シーズンが開幕。井口監督が乏しい戦力をどう動かしていくのかに注目です。
しかしマリーンズの出鼻をくじくこんなニュースが入ってきました。
ロッテ角中「第12胸椎圧迫骨折」で全治5週間(ニッカン)
ロッテ角中勝也外野手(30)が30日、都内の病院で診察を受け「第12胸椎圧迫骨折」と診断された。
全治は約5週間。20日の西武戦(メットライフドーム)で左翼守備中にフェンスに激突し、腰や背中を強打していた。
角中が骨折で離脱。全治5週間。痛すぎます。
それにしてもフェンスにぶつかってからなぜ10日もたってから骨折と診断されたのでしょうか。
どうもここ数年選手の健康管理が甘いような気がします。
ともかく、今いるメンバーでなんとかしなければなりません。
1番荻野、2番ルーキー藤岡裕、3番中村、4番アジャ井上、5番鈴木、6番ルーキー菅野、7番指名打者福浦、8番田村、9番加藤のスタメンです。
開幕戦にルーキーが2人。そしていきなりの福浦スタメン。選手層の薄さが現れていますね。
1回表。
マリーンズの開幕投手は涌井ですが、いきなりピンチを招きました。
茂木とペゲーロにヒットを打たれて無死1,3塁。
しかし島内はピッチャーゴロ、3塁ランナーの茂木をアウトにします。
続くウィーラーはファーストゴロのゲッツー。ベースカバーに入った涌井が遅いとして一度セーフになりましたが、今年から導入されたリクエスト制度を早速井口監督が利用。
ビデオ判定の結果アウトとなりました。危ない危ない。初回は無失点です。
1回裏。
イーグルスの先発は則本。昨年はマリーンズ相手に4勝負けなし防御率1.50と全く手が出ませんでした。
荻野がツーベースヒットで出塁し、藤岡がレフトへのツーベースヒットを放つのですが、荻野は打球を捕られたと判断したのかスタートが遅れ、ホームに突入できませんでした。
続く中村はセカンドゴロ、井上はファーストフライ、鈴木は空振り三振でチェンジ。荻野の判断ミスが響き無得点です。
2回表。
2アウトからアマダーにツーベースヒットを打たれ、嶋に四球を与えて2死1、2塁。またしてもピンチを招きましたが、岡島をファーストゴロに打ち取りチェンジ。涌井が踏ん張りました。
3回裏。
2アウトから藤岡がセンターオーバーのスリーベースヒット!
しかし中村がファーストフライに倒れてチェンジ。チャンスを活かせません。
4回表。
ウィーラーがセンターへのツーベースヒットで出塁。その後暴投で3塁に進みます。
続く銀次と内田は打ち取って2死3塁とし、アマダー敬遠と嶋四球で2死満塁。
またしてもピンチでしたが、岡島をサードファールフライに打ち取りチェンジ。
サードの鈴木がフェンス際に飛び込んでのファインプレーを決めてくれました。
4回裏。
2アウトから菅野がヒットで出塁。ルーキー2人がプロ初出場で初安打を決めました。
さらに福浦もセンターへのヒットで出塁。開幕から福浦にヒットが出ましたよ。
誰ですか福浦は今年2000本達成できないといったのは。里崎ですか?
しかし田村はライトフライでチェンジ。則本もまたピンチで踏ん張りを見せ、序盤は両チーム無得点で終わりました。
5回裏。
1アウトから荻野がレフトへのヒットで出塁すると、荻野が盗塁を決めて1死2塁。
藤岡がファーストゴロを放ちランナーを進めて2死3塁とします。
ここで中村がセンターへのタイムリーヒットを放ち0-1。
待望の先制点がマリーンズに入りました。
6回裏。
鈴木四球、菅野送りバントで1死2塁。
ここで福浦も四球を選び1死1,2塁としますが、田村キャッチャーファールフライ。加藤ピッチャーゴロでチェンジ。追加点のチャンスを活かせませんでした。
7回裏。
1アウトから藤岡がセンターへのヒットで出塁。なんとルーキーなのにプロ初出場の試合で3安打猛打賞です。すごいルーキーを獲得してしまいました。
続く中村はファールフライ、井上ヒット、鈴木は粘って四球を選び2死満塁としますが、菅野はライトフライでチェンジ。藤岡が活躍していますから菅野も続きたいところでしたが、則本が格の違いを見せました。
8回表。
この回からマリーンズは涌井からシェッパーズに交代。中継ぎとして期待される新外国人です。
茂木は三振もペゲーロには四球を与え、島内ファールフライの後ウィーラーにヒットを打たれて2死1,2塁とします。
ここでロッテキラー銀次にセンターの横を抜く2点タイムリーを打たれ、2-1と逆転されてしまいました。
高めの甘い球ですね。シェッパーズには不安が残ります。
8回裏。
この回から楽天のピッチャーはハーマン。
福浦、田村が倒れて2アウトとなりますが、加藤がセンター前ヒットを放ち、盗塁も決め2死2塁とします。
ここで荻野が四球を選ぶのですが、藤岡は空振り三振でチェンジ。さすがに1試合4安打は難しいですね。
9回表。
マリーンズのマウンドには有吉が登場。
島井をピッチャーゴロ、嶋三振、岡島三振。完璧に抑えました。
どうも岡島に元気がないですね。ロッテキラーが不振にあえぐのは良いことです。このままロッテ戦以外で打ってください。
9回裏。
楽天のマウンドには守護神松井が登場しましたが、今年の新生井口マリーンズはあきらめません。
中村がヒットで出塁し、途中出場の三木が送りバント。ここで鈴木がライトにタイムリーヒットを放ち2-2の同点とします。
しかし鈴木は2塁でタッチアウト。再び井口監督がビデオ判定を要求したのですが判定は覆りませんでした。
その後菅野が四球を選ぶのですが、代走の岡田が牽制タッチアウト。チェンジとなります
うーん次の塁を狙う姿勢はいいのですが、岡田の牽制死は不用意ですね。
足と守備で生きていくべき選手が自分の得意分野でミスを連発すると厳しいですよ。
10回表。
マウンドには松永。
2アウトは獲りましたが、島内に死球を与え、ウィーラーにヒットを打たれて2死1,2塁とします。
なんとか銀次をショートゴロに抑えてピンチをしのぎましたが、自作自演気味でしたね。今年も松永は不安定なのでしょうか。
11回表。
マリーンズのピッチャーは内。
藤田に内野安打を打たれ、渡辺直人が送りバントを決めて1死2塁。
そうなんですよ。今年は西武からロッテキラーの渡辺直人が戻ってきたんですよ。
ロッテキラーの藤田と渡辺直人が並んでいるなんて凶悪にも程があります。
続く嶋は見逃し三振も、岡島には四球を与えて2死1,2塁。
勝ち越し点を与えるピンチでしたが、茂木を空振り三振でチェンジ。何とかしのぎました。
11回裏。
2アウトから中村がヒットを放ちますが、代打の切り札根元が空振り三振。
福山に抑えられました。
12回表。
マリーンズのマウンドには益田が登場。
ヤフーの速報では「火消しサイクロン」と紹介されていますが、サイクロンには暴風という意味もあります。
火事で燃えているところに暴風が吹き荒れたら余計火が燃え広がって大変なことになりますよね。
現に今日はそうなりました。
2アウトは取るものの、ウィーラー、銀次に四球を与えて自分でピンチを招き、最後はロッテキラー藤田がライトへのタイムリーヒットを放ち3-2。
最後の最後で勝ち越しを許してしまいました。
12回裏は高梨の前に三者凡退で試合終了。
5時間にも及ぶ長い試合を落としてしまいました。
試合終了は11時半過ぎ。武蔵野線の終電には間に合いません。最後まで観戦された方、本当にお疲れ様でした。
負けはしましたが則本から粘ってチャンスを作りましたし、長打力の無いチームがどうやって点を取っていくのかというビジョンがしっかりとあった攻撃だと思います。
則本が踏ん張ったということです。涌井ももちろんナイスピッチングです。
明日はデーゲーム。
美馬を打って、勝ちましょう。
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source : マリンブルーの風