☆さて、まずは契約更改の話題。
◇広島、5年連続の全選手一発更改 日本選手7人が大台超え 12/27(木) 14:00配信 デイリースポーツ
球団史上初のリーグ3連覇を達成した広島は24日に大トリで鈴木誠也外野手(24)が更改し、全選手の契約更改が終了した。5年連続で保留者なしの一発サイン。丸、新井氏が来季抜けるが、日本選手7人の1億円到達は球団史上最多タイとなった。鈴木球団本部長は「3連覇の中でそれぞれの役目を果たし、誰かが抜けてもそこをカバーしていったというところで年俸がアップしました」と総括した。
今季新たに1億円に到達したのは3人。野手では鈴木が自己最多の30本塁打をマークするなど4番として貢献し、7000万増の1億6000万円で更改した。プロ11年目で初の規定打席に到達した松山は3500万増の1億円。投手では先発の柱として最多勝、最高勝率を獲得した大瀬良が8200万増の1億4500万円でサインした。中崎、野村、菊池、田中を含めて日本選手7人の大台超えだ。
チームの日本選手最高年俸は菊池の2億4000万円(5000万増)。鉄壁の守備でセンターラインを担い、丸が故障で不在だった期間の活躍も評価された。投手陣の日本選手最高年俸は中崎の1億6000万円(4500万増)。チーム最多68試合に登板し、32セーブを記録。守護神としてチームを支えた。
丸や新井氏が不在の来季。鈴木球団本部長は「『丸が抜けて弱くなったと言われたくない』と何人もの選手が言っていた」と交渉の席での話を明かし、「全体で穴を埋めながらカバーしていかないと」と語った。その上で「この3年間は打者がカバーしてくれた。今度は投手がカバーしながら1つになっていきましましょうという話です」と投手陣へ奮起を求めた。
今季打撃面はリーグトップの721得点を挙げたが、チーム防御率はリーグ3位の4・12。同本部長は来季の防御率について3・50の目標を掲げ、「特に先発、イニングを投げる人は3・20、3・30を目指してやってほしい」と話した。他球団も着々と戦力補強を進めており、より厳しいマークが予想される来季だが、投打がしっかりとかみ合えばリーグ4連覇、そして日本一が見えてくる。(金額は推定)(デイリースポーツ・田中 哲)
☆いやいや、安いと専らの評判のカープの年俸ですが(笑)、概ね評価は適正だと思いますね。契約更改のまとめはまたやりますが、来季も日本一、なんてことになったらまた上げなきゃいけないし、若手が多いですから、これから総年俸は上がっていくんじゃないでしょうか。
☆で、丸が巨人に行って、来季は厳しい戦いになりそうなんですが。
◇カープ大瀬良狩る!超大型補強巨人の進撃許さん「堂々倒す」 12/27(木) 6:00配信 デイリースポーツ
広島・大瀬良大地投手(27)が26日、大型補強を敢行した巨人迎撃を誓った。この日は都内で行われた「報知プロスポーツ大賞」の表彰式に出席。今季まで同僚だった丸をFAで獲得するなど戦力増強に成功し、来季の開幕カードでは本拠地・マツダでぶつかるライバル球団に対抗心をむき出しにした。
ライバル球団が巨大な戦力を整えても、動じることはない。一点を見つめ、決意のこもった表情を浮かべた大瀬良は「僕たちも負けるつもりはサラサラない。堂々と立ち向かって、倒していきたいと思います」と言い切った。
巨人は今オフ、超大型補強を敢行した。岩隈、中島、ビヤヌエバ、炭谷…。そして、今季まで同僚だった丸もFAで獲得した。「たくさん補強している中、そこに丸さんが入るのですごくしんどい」と本音を吐露したが、勝負となれば話は別だ。
丸については「味方だったら最高の選手でありがたいですけど、敵になると最悪」と苦笑したが、利点もある。「どういう性格で、どういうバッターなのかは知っている」と、熟知した相手をきっちり料理する。
今季の巨人との対戦では、主砲・岡本に警戒を払ってきた。「すごく脅威な存在。キーポイントになるかなと思った」。15打数4安打の打率・267、0本塁打、0打点に抑え込み、2勝1敗と勝ち越した。戦力図が変わる来季も、徹底的に封じ込める。
4連覇と日本一を目指し「チーム一丸になって頑張っていきたい」と大瀬良。12球団の頂点に立つため、エースが巨大な相手をなぎ倒す。
☆いやいや、大瀬良くん、このオフは忙しそうなので、体調管理には気をつけてほしいところ。
◇【広島】大瀬良、巨人入り丸には真っ向勝負宣言「敵として戦い合えるようにと…」 12/27(木) 6:08配信 スポーツ報知
43回目を迎えた報知新聞社制定「2018報知プロスポーツ大賞」の表彰式が26日、東京ドームホテル(東京都文京区)で行われた。
広島の大瀬良大地投手(27)が巨人にFA移籍した丸に警戒心を強めた。受賞者によるトークショーで今季までのチームメートの話題を振られると「味方だと最高の先輩ですけど、敵だと最悪…。すごくしんどいと思います」と苦笑いした。
15勝を挙げセ・リーグの最多勝と最高勝率の2冠に輝いた。打線の核を失うのは確かに痛いが「丸さんが悩んでいたのを見ていた。(移籍を)決めたのであれば、応援するじゃないですけど、敵として戦い合えるようにと思ってます」と真っ向勝負に意欲を見せた。
他競技のアスリートとの交流は、この日が初めて。控室では御嶽海と打ち解けLINEを交換。力士のたたずまいに「本当に体が大きい。張り手食らったらどうなるんだろう」と目を丸くした。壇上では、井上が試合前に9キロもの減量を行うと聞くと「具合が悪くなりますね」と笑いを誘った。
「自分も体重管理には気を付けているけど、意識を高く持ってやらないといけないと感じた。すごく新鮮でした」と刺激を受けた。エースとして期待される立場になり「来年が大事になる。今年以上の成績を残せるよう、自覚と責任を持って頑張りたい」とキャリアハイの活躍を誓った。(種村 亮)
☆今年は終盤ちょいと失速しましたから、年間を通して活躍できれば、今年以上の活躍はできると思います。本人もそのつもりでしょう。
☆ただ、菊池がメジャー挑戦を表明したことで、「キクマル」がチームから去ってしまうかも知れないんですよね。
◇広島・緒方監督、“名将”古葉超え期待も…難問山積 タナキクマル完全消滅危機 12/27(木) 16:56配信 夕刊フジ
【江尻良文の快説・怪説】
クリスマスの25日に、50歳の誕生日を迎えた広島・緒方孝市監督。球団史上初のリーグ3連覇を達成した今季、34年ぶりの日本一奪回には失敗。来季以降の目標として持ち越しになったが、早くも難題山積だ。
今オフ丸が巨人へFA移籍したのに続き、菊池涼がポスティングシステムによる来オフメジャー移籍を志願。恐れていた最悪のケースが現実味を帯びてきた。
球団関係者、OBは以前から「“タナキクマル”トリオは同世代で連帯意識が強い。丸がFAで流出すれば、来年は菊池、再来年は田中が国内FA権を取得し広島を去る可能性が高い。打線の中心であると同時に、守りの生命線でもあるセンターライントリオが消滅する」と危惧していた。
まさに非常事態到来の危機だ。働き盛りの緒方監督は、就任1年目の2015年こそ4位に終わったが、2年目からリーグ3連覇。在任11年間でリーグ優勝4回、日本一3回を誇った球団史上最高の名将、古葉竹識氏超えが期待される。
それだけに、日本一奪回への思いは強いが、早々と危険信号が点滅してしまった。こうなると、球団側のアシストが必要になってくる。過去にエース前田健太のポスティングを認めている以上、菊池涼に対して頭から拒否はできないだろうが、たとえばノルマを設定し、それをクリアしたら認めるというような、ファンを含め誰もが納得できる明快なハードル作りが求められる。
ソフトバンク、巨人のように球団がポスティングを一切認めない方針を打ち出しているところはいいが、DeNA・筒香などもポスティング希望を伝えているだけに、他球団も他人事ではない。負の連鎖は断ち切らなくてはならない。(江尻良文)
☆まあ実際菊池がどうなるかは、まだ分かりませんけどね。そもそもオファーがないと、メジャーには行けない訳ですし。
☆その菊池を、キーマンに指名。
◇広島・松田オーナー、来季のキーマンに菊池指名「4連覇、日本一を目指して」 2018.12.27 15:19 サンケイスポーツ
セ・リーグ3連覇を果たした広島が27日、マツダスタジアムで仕事納めを迎えた。松田オーナーは「いい年だった。技術とかそういう部分以外に、今までとは違う強い絆を持った戦い方で戦ってきた」と引退した新井を中心とした団結力に心打たれた様子だった。
「4連覇、日本一を目指してやらないといけない」と意気込む来季のキーマンには、ポスティングシステムを利用して米大リーグ挑戦の希望を表明した菊池涼を挙げた。「若い子の伸びを見られる年になってくれればいい」と新戦力の台頭を期待した。
☆ただ、K.Oは来季は投手陣がポイントになると思っててですね。
◇広島・今村 猛 自己最多の70試合登板を目標に/新年の誓い 12/27(木) 12:02配信 週刊ベースボールONLINE
年が明け、2019年シーズン、今村猛はプロ10年目の節目を迎える。新年の目標はズバリ、自己新となる年間70試合登板だ。チーム最多登板とともに掲げた。
「チームで一番試合数を投げることが信頼されていることだと思うので、それを目指してやりたい。70試合とか、そういうのを目標にやっていきたい」
18年シーズンは43試合で3年連続の60試合を逃した。防御率は5.17と悪化。不振での二軍落ちなど、苦しんだ1年となった。セットアッパーとして再び輝くことが、70試合登板への道と考えている。「チームが強ければ、勝ち試合でないとそういう数字は達成できないと思う。もちろん勝ち試合に投げられるところでやりたいなと思います」と意気込みを新たにした。
長年、ブルペンを支えてきた。疲労蓄積の影響は「分からないけど、意識していないうちにそういうのがあったかも」と話す。今オフの取り組みとしては、まずは体のメンテナンスに努める。「自分の思いどおりに動くような体をつくって、そこからまたいろんな質を高めていきたい」とプランを描いている。1年前は初の海外自主トレをハワイで行ったが、今回もそのつもりだという。
丸、新井、エルドレッドら野手数人がチームを去り、リーグ4連覇に向けては投手陣の立て直しがキーポイント。今村が能力を発揮すれば大きな“戦力補強”となる。あと2試合に迫る通算400試合も通過点にすぎない。
☆はいはい、まずはメンテナンス。そこからですね。
☆ジャクソン・今村くんの不調は、正直響きましたね。一岡くんも序盤までは不調の時期がありましたから、今年はかなり投手陣はやりくりに苦労したと思います。
☆来季、日本一を目指すためには、いかに失点を防ぐか。リリーフ陣が失点しないようにすれば、中盤以降のゲームメークができるようになる。そのためにはやりくりがまず大事で、勝ちパターンのピッチャーに負担をかけないためにも、それ以外のリリーフがいかにしっかりするかは、大きなポイントになってきます。
☆今村くんも来季はセットアッパーへの復帰を目指すでしょう。そうなってくると、この人と競争、ということになってきます。
◇【独占インタビュー】カープ一岡、どん底から方程式入り…来季こそ日本一 12/27(木) 9:01配信 デイリースポーツ
広島の一岡竜司投手(27)が26日、デイリースポーツのインタビューに応じた。ブルペンキャプテンも務めた今季は自己最多タイの59試合に登板し、リーグ3連覇に大きく貢献した。苦い経験も糧にしながら成長を遂げた右腕が、充実の1年を振りながら来季への思いを語った。
◇ ◇
-今年はどんな年だったか。
「内容の濃い1年でした。去年は、良い球を投げれば抑えられるという確信があったし、結果もついてきた。でも、今年は良いところに投げても、1球目から組み立てがきちんとできていないと打たれてしまうことがあった。ただ、それを考え過ぎたらボール先行になって甘いところに行ってしまったり…。内角を見せたら、外側が広く使えるとか、そういうふうに考えて、そこにしっかり考えて投げないと本当に結果がついてこなかった。ちゃんとピッチングをしないと打たれるということが分かりました」
-勢いだけではいけないということか。
「イケイケどんどんでやってきたけど、頭は冷静にして投げないと、痛い思いをすると思い知ったシーズンでした。このまま勢いだけで30歳を迎えても、そのまま抑えられる姿は想像できない。その意味では、一つステップアップできたかなと思います」
-印象に残っている試合はあるか。
「8月3日のDeNA戦で代打のウィーランドに四球を出した試合ですかね。野手が残っているのに、嶺井に代わってウィーランドを送られて。悔しかったです。それまではある程度プライドを持ってマウンドに上がるようにしていたんですけど、代打のピッチャーに四球を出して全部飛んでいきました(その後、2死満塁から倉本にサヨナラ打)」
-立ち直れたのは。
「割り切りですね。失うものはないというか、良い意味でどうにでもなれと思って投げました。ピッチャーに四球を出すくらいに自分はなってしまったんだから、はい上がっていくしかない。それともう一つは、1球1球に腹をくくって投げられるようになりました」
-後半は勝利の方程式メンバーに入った。
「基本的に七、八、九回と後ろになるにつれて、心の準備は100%でいけると思う。逆に五、六回は準備をしても投げないかもしれない。そうなったらどうしても100%では行きにくい。どちらも経験をさせてもらった立場からすると、五、六回を投げる投手の方がしんどい。(七回を投げる)自分の方が恵まれていると思っています」
-来季の目標は。
「60試合登板を目標に頑張りたい。17、18年と59試合だったし、続けて結果を出し続けることが大事です。球種で言えば真っすぐが大事になる。来年もその球にこだわって投げたい。チームとしては日本一を逃し、悔しい思いをした。リーグ4連覇と日本一に貢献する投球をしたいと思います」
-日本シリーズは敗れたが、短期決戦で感じたことは。
「あまり短期決戦と思わないようにしました。気持ちはオープン戦くらい。シーズンの防御率には反映されないので。それに、この試合で優勝が決まりそうだとか思うと気負ってしまう。気負ったら全く良いことが起きないですからね。8割くらいで投げるのが良いと思って臨みました」
-具体的にいうと。
「8割くらいの力で投げている感覚なのに、受けている捕手や打者からしたら、それはベストな球だったりするんです。100%で投げていても、捕手の人に『もう少し力を抜いて、球がピッと来る方が打者は打ちにくい』と言われたこともありました。昔は、とにかく腕が取れるくらい力を入れて振っていたけど、今はそうじゃない。球速でいえば、143、4キロくらい。球速自体は速くなくても、どれだけ打者に速く感じさせられるかが大事だと思うようになりました」
-8割の力加減だと投げている感覚も良い?
「思ったところに投げられますよね。球速は物足りなくても、大けがをしない。去年くらいからそういう感じはあったんですけど、今年の春先は良い球を投げたいと思って力んだ。ウィーランドの一件があって、それから開き直って8割くらいで投げたら無失点が続いたんです。今振り返ってみれば、打たれている試合は、打たれるべくして打たれていました」
-マウンドでのルーティンはあるのか。
「後半はマウンドでつぶやいたりしていました。緊張する中で、腹をくくる手段の一つとしてです。絶対にフォークを投げたいと思ったら『フォークを投げたい』と言ってみたり、サインが出たら『そやな』とか。『(ミーティングでは)ここが打てないと言ってたな』とかも言っていました。言葉にすることで、仮に打たれたとしても、そう思って投げたんだから仕方ないと割り切れるんです」
-過去にもルーティンはあった?
「15年は1試合だけですけど、ガムをかんで投げました。ある投手がガムをかみ始めてから調子が良くなったと聞いたことがあったので。自分も14年の肩の故障明けから苦しんでいたので、ガムをかみながら投げたら少しは良くなるかなと思ったんですけど、そうでもなかった。見た目は悪いかもしれないけど、何もやらないでもがくよりは、いろいろ試してみたいんです」
-16年には結婚した。プライベートの充実も野球につながっているのでは。
「結婚して大きなケガが減ったので、ありがたいですね。家では野球の詳しい話はしないですけど、『昨日良かったね』とかは言ってくれます。今までは自分のためにやっていたけど、家族を養わないといけないという考え方に変わりました。昔はいつ終わってもいいと言ってましたけど、今は1年でも長くやりたい。そのためには、真っすぐとフォークだけではダメだし、横の変化球も覚えないといけないと思って、いろいろ挑戦しています。30歳を過ぎて、真っすぐで勝負できないとなったときにゼロから取り組むより、ある程度経験値をためてやった方が良いと思ったので」
-一岡投手といえば、専門学校から巨人へ入団し、広島へ移籍した。
「最初はプロになる予定はなかったんです。福岡での専門学校時代は、イタリアンレストランでバイトしていました。人生、何があるか分からないです」
-アルバイト時代の思い出は。
「野球も失敗続きでしたけど、アルバイトはそれ以上に失敗していました。オーダーを取ったあとに席を忘れたことは何度もあります。シェフと僕の2人しかいないレストランです。シェフが厨房(ちゅうぼう)でパスタとピザを作って、僕がサラダとデザートを作る。注文も、レジも、接客も自分だったので大変でした」
-良い思い出は。
「ドラフト指名された日ですね。当日は店を閉めて、シェフが『イッチー、良かったね』って涙ながらに言ってくれたんです。それまでは叱られてばかりでしたけど。うれしかったです」
-広島移籍が一つの転機になっている。
「そうですね。巨人では2軍でくすぶっていた。カープに来てから登板機会が増えて、1軍でも投げられるようになりましたから」
-来季は巨人へ移籍した丸との対戦がある。
「学年が1つ上で、話をしてくれた存在です。カープに移籍してきたときに、それがあったからチームに溶け込めたんです。打撃、守備でもいろいろと助けてもらいました」
-来季、地元で迎える開幕カードは巨人。打者・丸のイメージはあるか。
「キャンプとかでのシート打撃でも対戦経験がなくて、あまりイメージはないです。だけど、丸さんを抑えるのは一つの目標。やらないといけない。最初は意識すると思うけど、強い気持ちを持って真っすぐで勝負していきたいと思います」
☆いやいや、なかなか中身の濃いインタビューですな。
☆まず、やはりリリーフというのは、いつ行くのか分からない、という使われ方は、準備がしにくいんですね。カープは役割をきっちり決めてやるので、リリーフはやりやすいと思います。例えば巨人は田原が訴えたように、リリーフの役割が決められなかったので、どこで出ていくのか分からない。それが防御率の悪化へとつながったんだと思います。
☆で、一岡くんのピッチングスタイルも、「全力投球」から、「8割」へ。大瀬良くんなんかもそうですが、やはりピッチャーというのは、思うところへバランスよく投げるのが、一番いい球が行くんでしょうね。いわゆる「伸びのあるストレート」が行くんでしょう。
☆ウィーランドの一件はK.Oも観てましたが、逃げていた訳ではないんでしょうが、やはりどこかで打たれることを怖がってたんでしょうね。開き直って、攻めることができるようになったんだと思います。
☆来季は、今村くんとの競争になると思います。どちらをセットアッパーで使うかはK.O的には悩ましいところですが、高いレベルで競争して、リリーフ陣の底上げを2人でしてほしいなと思います。
☆お次は、この人もリリーフ陣のキーマン。
◇広島・アドゥワ 「誠」グラブが大人気 12/27(木) 16:30配信 東スポWeb
広島の中継ぎ陣の一角に食い込みリーグ3連覇に貢献したアドゥワ誠投手(20)が、グラウンド外でも大きな働きを見せている。
高卒2年目の今季は一軍で開幕を迎えると、初登板となった4月4日のヤクルト戦(神宮)から10試合連続無失点と華々しいデビュー。その後はロングリリーフやワンポイントといったさまざまな場面で起用され、53試合に登板して6勝2敗、防御率3・74の成績を残しカープの中継ぎを支えた。
日本シリーズの舞台も経験するなど飛躍のシーズンとなったが、その活躍は別の業界にまで影響を与えている。それはアドゥワが愛用する「誠グラブ」だ。中学時代に地元・熊本で唯一取り扱いのあったスポーツ用品店で運命的に出会い、自身と同じ名前だけでなく「革と形が自分に合っているなと思って選びました」と購入した。
プロ入り後にスパイクを含め、用具を提供しているイクノ工房の生野秀次氏は「アドゥワ投手の活躍のおかげで各地のスポーツ用品店から『うちにも置かせてほしい』との声をいただくのですが、規模の都合で年間約500個のグラブを生産するのが精一杯なんです」とうれしい悲鳴を上げる。
アドゥワは「誠」の命名者である江夏豊氏モデルのグラブを愛用しているが、以前は大手用品メーカーに勤務していた生野氏は「野球選手には珍しく要望が少ないんですよね。渡した物を使ってくれるのでありがたいのですが、作り手としましては物足りないと言いますか…(笑い)。来季は形を変えるべきか今季の形でいくべきか迷っているところです」と球界でただ一人、使用を続ける右腕に“職人魂”を燃やしている。
3年目を迎える来季へアドゥワは「(どのポジションでも)ずっと一軍にいられたらいいです」と常に控えめ。ただ、メーカー担当者には遠慮せず、言いたいことは言ったほうがいいかも!?
☆いやね、何て言うか、この淡々としたところが、アドゥワくんのいいところでもあると思うんですよね。どんな場面で出てきても、同じようにピッチングができる。いい意味で、欲がない。来季も大事な戦力となりそうです。
☆さておしまいは、新井さん。
◇広島に生まれ、カープファンに愛された新井貴浩の野球人生「一番お世話になって迷惑をかけたのは、ダントツで山本浩二さんです」 12/27(木) 6:11配信 広島アスリートマガジン
─ プロとして初めてのホームグラウンドが旧広島市民球場ですが、新井選手にとってどんな場所でしたか?
「僕にとっては、やはり自分を育ててくれた場所、思い出がたくさん詰まった場所ですね。
小学校の頃は父親と走って旧広島市民球場にカープの試合を見に行っていましたし、最初に旧広島市民球場に入って試合をした高校の夏の予選のときは感動しました。本当に思い出がたくさん詰まった場所ですね。
旧広島市民球場での一番の思い出は……カープ時代の思い出というより、阪神移籍直後、初のカープ戦での初打席でブーイングを受けたことですね。それは良い悪いではなく、僕の中ですごく強いインパクトとして残っています。
あとはカープ時代も含めて考えてみると、楽しいこと苦しいことを考えてみたら、苦しいことの方がはるかに多い思い出の場所です。人間って楽しいことよりも、苦しいことの方が記憶に残っているような気がするんです。それは良い意味でですけどね。」
─ プロ野球人生の中で、数々の監督、指導者の元でプレーされてきましたが、印象に残る監督、指導者からの言葉を聞かせてください。
「印象に残っているのはマーティー・ブラウンです。今でも連絡を取ることがありますが、彼の考え方は当時の僕になかったものですごく斬新でした。
彼から学んだのはコミュニケーションの大切さです。試合に出ている選手、そうでない選手、あと裏方の方々に対しても、みんなに対してコミュニケーションを取っていましたから。見ていて『すごいなこの人は』と思いました。もちろんそのときは、チームとして結果を出せなかった時代ですが、それでも本当にカープというチームを彼も愛していました。それが伝わってきましたよね。選手に対する愛情も感じていました。
あと、若い頃から一番お世話になって迷惑をかけたのは、ダントツで山本浩二さんです(苦笑)」
(広島アスリートマガジン2019年1月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)
▼ 新井貴浩(あらいたかひろ)
1977年1月30日生(41歳)、広島県出身
広島工高-駒澤大-広島(1998年ドラフト6位~2007年)-阪神(2008年~2014年)-広島(2015年~2018年)
☆努力の人だった、新井さん。失敗をしても成長できたのはやはり、新井さんの人柄の良さがあるからこそ。失敗しても腐ったりせず、また自分の足りないところに気づかないまま天狗になる、ということもない。カープに戻ってきて、チームに貢献するバッティングで大活躍できたのも、温かく迎えてくれたファンに感謝し、チームを優勝させることを本気で考えていたからこそ、なんだと思います。
☆そういう新井さんだからこそ。
◇【広島】新井氏表紙のファッション誌が品薄で高騰 12/27(木) 5:07配信 スポーツ報知
今季限りで現役を引退した前広島の新井貴浩氏(41)がモデルとして表紙を飾った男性ファッション誌「メンズクラブ」の2月特別号(ハースト婦人画報社=定価880円)が高額取引されていることが26日、分かった。中国地区の書店を中心に限定5000部で発売されたが、発売から数日で早くも品薄状態に。オークションサイトなどでは、定価の約6倍の値段をつける転売者まで現れた。
誌面上ではロングコートやダウンジャケットなどエレガントなファッションに身を包んだ新井氏のお宝ショットが満載。さらに日本シリーズ終了翌日に本音を明かしたインタビューも掲載されている。広島市内のある書店員は「店頭に並ぶ前に予約が殺到して、取り置きで在庫がわずかになってしまいました」と驚きの表情を浮かべた。
メンズクラブの関係者は「新井様が表紙になっている特別版は手に入りにくい状態になっていますが、通常版にもインタビューは載っております。また写真も違ったものを採用しておりますので、楽しんで頂ければありがたいです」と反響に驚き。サイン入りレプリカユニホームの応募券も、通常号、特別号の両方についているという。現役を離れても、新井氏の人気は健在だ。
☆いやいやすごいですな。ちょっとこれ、新井さんもまんざらでもないかも(笑)。
P.S. 今日もたくさんアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。
にほんブログ村
source : K.Oのカープ・ブログ。