☆まずは、改めて、順位。
◇2019年 オープン戦順位
順 チーム名 試 勝 敗 引 差
① 広島 16 8 4 4 ー
② ソフバン 15 9 5 1 0
③ 楽天 14 7 4 3 0.5
④ 巨人 16 10 6 0 -0.5
⑤ オリクス 17 9 6 2 0.5
⑥ ロッテ 14 6 7 1 2
DeNA 17 6 7 4 0
⑧ ヤクルト 17 7 9 1 0.5
中日 19 7 9 3 0
⑩ 西武 15 6 8 1 0
⑪ 阪神 17 5 11 1 2
⑫ 日本ハム 13 3 7 3 -1
☆ま、昨年も一昨年もオープン戦はカープは11位だった訳で、あんまり順位は参考にはなりませんけどね。
◇2019年 セ・リーグ オープン戦順位(( )内数字は1試合平均、○数字はセ・リーグ順位、打率・防御率以外は1試合平均の順位)
1位 広島 (セ・リーグ1位)
試合16 勝率.667
勝利8 敗戦4 引分4 勝差 -
得点70(4.38③) 失点58(3.63①)
本塁打12(0.75④) 打率.242④
防御率3.42② 盗塁8(0.5⑤)
4位 巨人 (セ・リーグ2位)
試合16 勝率.625
勝利10 敗戦6 引分0 勝差 -0.5
得点76(4.75①) 失点65(4.06④)
本塁打19(1.19①) 打率.256②
防御率3.96⑤ 盗塁12(0.75③)
6位 DeNA (セ・リーグ3位)
試合17 勝率.462
勝利6 敗戦7 引分4 勝差 0
得点59(3.47④) 失点65(3.82③)
本塁打14(0.82③) 打率.250③
防御率3.48③ 盗塁5(0.29⑥)
8位 ヤクルト (セ・リーグ4位)
試合17 勝率.438
勝利7 敗戦9 引分1 勝差 0.5
得点75(4.41②) 失点79(4.65⑥)
本塁打17(1.0②) 打率.258①
防御率4.16⑥ 盗塁20(1.18①)
8位 中日 (セ・リーグ5位)
試合19 勝率.438
勝利7 敗戦9 引分3 勝差 0
得点57(3.0⑥) 失点65(3.42②)
本塁打12(0.63⑥) 打率.218⑥
防御率3.23① 盗塁11(0.58④)
11位 阪神 (セ・リーグ6位)
試合17 勝率.313
勝利5 敗戦11 引分1 勝差 2
得点55(3.24⑤) 失点70(4.12⑤)
本塁打12(0.71⑤) 打率.227⑤
防御率3.83④ 盗塁16(0.94②)
☆何気に中日がセ・リーグ防御率1位なんですよね。
☆ちなみに昨年が、こちら。
◇2018年 セ・リーグ オープン戦順位(( )内数字は1試合平均、○数字はセ・リーグ順位、打率・防御率以外は1試合平均の順位)
▽1位 巨人 (セ・リーグ1位)
試合17 勝率.688
勝利11 敗戦5 引分1 勝差 -
得点78(4.59①) 失点60(②3.53)
本塁打19(1.12①) 打率.223⑥
防御率2.97① 盗塁9(0.53④)
▽4位 DeNA (セ・リーグ2位)
試合15 勝率.615
勝利8 敗戦5 引分2 勝差 0.5
得点60(4.00④) 失点52(①3.47)
本塁打15(1.00②) 打率.244④
防御率3.33② 盗塁12(0.80②)
▽8位 ヤクルト (セ・リーグ3位)
試合16 勝率.500
勝利6 敗戦6 引分4 勝差 1
得点72(4.50②) 失点74(③4.63)
本塁打13(0.81④) 打率.267①
防御率4.23⑤ 盗塁13(0.81①)
▽9位 中日 (セ・リーグ4位)
試合17 勝率.438
勝利7 敗戦9 引分1 勝差 1
得点76(4.47③) 失点79(④4.65)
本塁打15(0.88③) 打率.262②
防御率4.18④ 盗塁10(0.59③)
▽11位 広島 (セ・リーグ5位)
試合14 勝率.250
勝利3 敗戦9 引分2 勝差 0.5
得点54(3.86⑤) 失点70(⑥5.00)
本塁打10(0.71⑤) 打率.251③
防御率4.72⑥ 盗塁7(0.50⑤)
▽12位 阪神 (セ・リーグ6位)
試合16 勝率.143
勝利2 敗戦12 引分2 勝差 2
得点46(2.88⑥) 失点79(⑤4.94)
本塁打7(0.44⑥) 打率.225⑤
防御率3.72③ 盗塁5(0.31⑥)
☆昨年に比べると、防御率がかなり改善されています。
☆各部門のトップ、まずは、投手。
◇オリックス・東明が防御率0.96、日本ハム・上沢は驚異の奪三振率…オープン戦の投手タイトル6部門は? 2019/03/25 baseballchannel
防御率(規定以上)
防御率トップに躍り出たのは、オリックス・バファローズ東明大貴投手。18回2/3を投げ、自責点は2、防御率0.96と抜群の安定感を見せている。東明は2年目の2015年に2桁10勝を挙げたが、翌16年には1勝10敗と大きく負け越した。昨季は7試合に登板し、防御率2.27と復活の兆しを見せていた。
2位は広島東洋カープの床田寛樹投手(1.59)、3位は東北楽天ゴールデンイーグルスの岸孝之投手と埼玉西武ライオンズの今井達也投手(2.12)。岸はWHIP0.88と相手打線を寄せ付けなかった。
勝利
勝利数は3勝を挙げた福岡ソフトバンクホークスのアリエル・ミランダ投手と広島の大瀬良大地投手がトップ。昨季途中加入の助っ人ミランダは、17回を投げ、防御率2.65、WHIP0.94と安定した数字を残した。一方の大瀬良は、3勝を挙げたものの、防御率4.13、被打率.304とシーズンに向けて不安を残した。
勝率(規定以上)
勝率は、東明(オリックス)、岸(楽天)、ミランダ(ソフトバンク)、大瀬良(広島)、笠原祥太郎投手(中日ドラゴンズ)の5人が無敗。笠原は、20回以上を投げた3投手(大瀬良、中日・柳裕也投手)の中で唯一の防御率2点台をマーク。被打率.159と抑え込んだ一方で、与死球8と課題も残した。
セーブ
中日の鈴木博志投手が5セーブを挙げてトップ。9登板、9投球回を投げて自責0と役目を果たした。ルーキーイヤーの昨季はシーズン中盤から調子を落としただけに、今季はシーズンを通した活躍に期待したい。後には、オリックスの岩本輝投手、ソフトバンクの森唯斗投手が3セーブで続いた。
ホールドポイント
ホールドポイントは、千葉ロッテマリーンズの種市篤暉投手と、読売ジャイアンツの高木京介投手が2ホールドポイントを記録した。高木は昨季、野球賭博関与による失格処分から支配下復帰し3試合に登板。今季はチームに貢献できるか注目が集まる。
奪三振
最も多く三振を奪ったのは、北海道日本ハムファイターズの上沢直之投手。16回2/3を投げ、24奪三振、奪三振率12.96を記録した。しかし、0勝1敗、防御率4.32と、まだまだ本調子とは言えないだろう。2位の横浜DeNAベイスターズ・今永昇太投手は22奪三振。昨季不振に陥った左腕は、再起を図るシーズンにいい滑り出しを見せている。
各部門のオープン戦1位は以下のとおり。
◇最優秀防御率
東明大貴 防御率0.96
◇最多勝
ミランダ
大瀬良大地 3勝
◇最高勝率
東明大貴
岸孝之
笠原祥太郎
ミランダ
大瀬良大地 勝率1.000
◇セーブ王
鈴木博志 5セーブ
◇最優秀中継ぎ
種市篤暉
高木京介 2ホールドポイント
◇最多奪三振
上沢直之 24奪三振
☆床田くんの防御率が光ります。お次は、野手。
◇首位打者はDeNA・楠本泰史、最多安打は阪神ルーキー木浪…オープン戦の野手タイトル6部門は? 3/25(月) 11:34配信 ベースボールチャンネル
29日からのプロ野球開幕を前に、オープン戦が24日に幕を閉じた。オープン戦では、多くの球団で若手の台頭が見られ、レギュラーシーズンに期待を抱かせている。あくまでも参考記録だが、野手6部門の上位3傑を紹介する。
打率(規定以上)
オープン戦首位打者は、横浜DeNAベイスターズ大卒2年目の楠本泰史外野手が打率.388をマークして獲得。楠本はドラフト8位で入団した昨季、1軍で56試合に出場し、打率.205だった。今季は大きな飛躍が期待できそうだ。2位は、東京ヤクルトスワローズ大卒社会人2年目の塩見泰隆外野手(打率.385)、3位には、阪神タイガース大卒社会人ルーキー木浪聖也内野手(打率.373)がランクインしている。
本塁打
1位は、北海道日本ハムファイターズの大田泰示外野手と読売ジャイアンツ陽岱鋼外野手の5本塁打。新天地で才能を開花させた大田は、移籍3年目となる今季更なる進化を遂げる。次いでヤクルトのトッププロスペクト村上宗隆内野手と、阪神の大山悠輔内野手、広島東洋カープの鈴木誠也外野手がそれぞれ4本塁打をマーク。将来日本の主軸を担う若武者たちが長打力を見せつけた。
打点
打点は、中日ドラゴンズの高橋周平内野手と東北楽天ゴールデンイーグルスの新助っ人ジャバリ・ブラッシュ外野手が15打点をマークして1位。高橋は昨季、自己最多となる128試合に出場し、ようやくレギュラーを掴んだ。ドラフト1位指名された2011年ドラフトから8年が経つ今季、勝負強い打撃を武器にチームを牽引できるか。以降は、広島・鈴木が14打点、ヤクルト・村上とオリックス・バファローズの西浦颯大外野手が12打点で続いている。
安打
阪神の木浪が22安打を放ち最多安打。北條史也内野手やベテラン鳥谷敬内野手との開幕レギュラー争いを制し、17試合中6試合でマルチ安打を記録するなど、途中出場も多い中で結果を残した。2位は、20安打を放ったヤクルトのベテラン雄平と塩見、4位は19安打でDeNA・楠本となっている。
盗塁
盗塁は、ヤクルト・塩見が12盗塁をマークし、頭一つ抜け出した。一方で、盗塁死も5つを数え、成功率には課題を残した。2位は昨季野手転向を果たし話題となったオリックス・佐野皓大外野手(7盗塁)。身体能力の高さを生かして1軍定着を狙う。3位は阪神のドラフト1位ルーキー・近本光司外野手が6盗塁をマークし、俊足ぶりをアピールした。
出塁率(規定以上)
楽天・島内宏明外野手の出塁率.457が最高。打率.359に加え、7つの四球を選んだ。今季も楽天の中軸を担い、チームを引っ張る。2位以降は打率どおり、DeNAの楠本(.434)、ヤクルト・塩見(.429)が続いた。
各部門のオープン戦1位は以下のとおり。
◇首位打者
楠本泰史 打率.388
◇本塁打王
大田泰示 5本塁打
◇打点王
高橋周平 15打点
◇最多安打
木浪聖也 22安打
◇盗塁王
塩見泰隆 12盗塁
◇最高出塁率
島内宏明 出塁率.457
☆DeNA楠本、ヤクルト塩見・村上、阪神木浪と、若手が目立ちました。また中日の周平くんは、ようやく素質が開花、といったところか。大田は出してなきゃ、巨人でレギュラーになってたでしょうね。
☆お次は、カープの個人成績。
個人投手成績(オープン戦)
投 手 試 勝 敗 セ 回 安 四 三 自 防御
飯田 2 0 0 0 1 2 0 1 1 9.00
一岡 6 1 0 0 6 8 3 4 0 0.00
今村 2 0 0 0 2 4 0 3 1 4.50
遠藤 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0.00
大瀬良 5 3 0 0 24 31 1 20 11 4.13
岡田 3 0 0 1 10 6 9 12 5 4.50
菊池保 6 0 0 0 5.2 5 2 0 1 1.59
九里 2 0 1 0 9 11 5 3 5 5.00
ジョンソン
3 1 1 0 12 10 4 9 6 4.50
島内 6 0 0 1 7 4 3 6 0 0.00
床田 4 1 1 0 17 17 6 19 3 1.59
中﨑 6 0 0 0 6 4 3 8 0 0.00
中田 4 0 0 1 3.2 5 4 6 2 4.91
中村恭 3 0 0 0 3.1 1 5 3 3 8.10
野村 2 2 0 0 9 11 2 4 4 4.00
フランスア
6 0 1 0 6 4 4 7 1 1.50
藤井皓 2 0 0 0 1 0 1 1 0 0.00
ヘルウェグ
5 0 0 0 5 5 5 1 2 3.60
矢崎 4 0 0 0 3.1 9 2 2 6 16.20
レグナルト
5 0 0 0 5 5 0 11 0 0.00
ローレンス
1 0 0 0 5 6 0 6 3 5.40
☆一岡くん・島内くん・中崎くん・藤井皓くん・レグナルトが防御率0.00。レグナルトは5回を投げ、11奪三振。また、床田くん・菊池保・フランスアが防御率1点台。矢崎くん・中村恭くんは、後半調子を崩しました。どちらも150㎞近いストレートを投げていたんですけどね。
☆先発陣は微妙な感じですが、まあ毎度のことで、これはもうやりくりしていくしかありません。
☆お次は、野手。
個人打撃成績(オープン戦)
選 手 試 数 安 本 点 打率
會澤 13 26 11 1 8 .423
安部 15 41 8 1 5 .195
石原 10 14 4 0 2 .286
上本 10 4 1 0 0 .250
菊池 15 40 14 0 5 .350
桒原 3 1 0 0 0 .000
小窪 5 9 2 0 0 .222
小園 15 26 6 2 3 .231
坂倉 16 42 8 0 3 .190
庄司 2 1 0 0 0 .000
正隨 10 11 3 0 0 .273
白濱 3 5 0 0 0 .000
鈴木 15 41 11 4 14 .268
曽根 15 18 3 0 1 .167
髙橋大 5 7 2 0 0 .286
田中 15 39 13 0 2 .333
長野 14 24 3 0 3 .125
堂林 15 28 6 1 2 .214
西川 16 44 9 1 6 .205
野間 8 13 2 0 2 .154
バティスタ
14 35 9 2 5 .257
林 1 1 0 0 0 .000
船越 2 2 1 0 0 .500
松山 15 34 9 0 5 .265
メヒア 8 17 3 0 1 .176
☆タナキクに誠也くん、会沢は好調。松山・バティスタもまずまずですが、3番候補の西川くん・坂倉くん・安部ちゃんは、今ひとつ。曽根くん・メヒアも上がってきませんでした。野間くんもいろいろありましたが、開幕には1軍にいるでしょうね。
☆オープン戦は、特に若手にとっては「経験の場」であり、数字自体はそんなに気にする必要はありません。また「勝つための試合」をしている訳でもないので、昨年・一昨年を見れば分かるように、オープン戦の勝敗はどうでもいい。どれだけ開幕に向け、いい準備ができたか。そこが一番肝心なところです。
☆小園くんは終盤結果が出なくなりましたが、それでも打席でのアプローチを変えず、積極性を失わなかったのは、むしろ立派。同時に、いくら小園くんが素質があるとはいえ、プロに入っていきなり活躍できるほど、プロの世界は甘くはありません。当面、バッティングでは甘い球を逃さず捉えることができるか、また守備走塁ではミスをしないこと。プロ1年生として最低限やるべきことは、しっかりやってほしいと思います。
☆さて、今日のあれこれ、まずはその、小園くん。
◇広島ドラ1小園 初の本拠ナイター練習、開幕へ「しっかり準備」 3/27(水) 5:30配信 スポニチアネックス
広島のドラフト1位・小園(報徳学園)が本拠地で初のナイター練習に臨んだ。フリー打撃や内野ノックに汗を流し、照明の中で飛球を追った。「高校時代に夜間練習でノックやフライを受けていたし、甲子園でそういう時(ナイター)もあった。違和感はないけど、球場(マツダで)は初めてなので」。開幕1軍入りを決め、希望に燃える18歳。「開幕戦はナイターなので、しっかり準備していきたい」と目を輝かせていた。
☆最初は使うとしたら代打ですかね。守備走塁では、ワンサイドの展開じゃない限り使わないと思います。1軍の公式戦の雰囲気を味わうだけでも、小園くんには貴重な経験。また、カープというチームの本当の戦いぶりを目の当たりにするチャンスでもあります。そこを一番吸収してほしいですね。
☆お次はドラ2、島内くん。
◇広島ドラ2島内、開幕1軍「自分信じて」 大学先輩・大瀬良と必勝リレーだ 3/27(水) 9:22配信 スポニチアネックス
広島のドラフト2位・島内颯太郎投手(22=九州共立大)が26日、大学の先輩で初の開幕投手を務める大瀬良との必勝リレーを誓った。紅白戦を含む今春の実戦10試合で計11回2/3無失点に抑えて開幕1軍入り。佐々岡投手コーチからは必勝継投の一角として6、7回を任される可能性を示された。
マツダスタジアムであった初のナイター練習。ブルペン入りした島内は「直球の勢いと制球に意識を置き、スライダーを多めに」46球を投げ、3日後の今季開幕に備えた。自力で勝ち取った1軍。22歳は、記念すべき初登板に胸を躍らせる。
「シーズンの試合がどんな雰囲気なのか分からないけど、動揺しないように自分の結果を信じてやりたい」
今春の歩みは特筆ものだ。2月16日、沖縄2次キャンプで初の紅白戦に登板し、菊池涼や松山、会沢ら主力6人を完全に抑える衝撃デビュー。以来オープン戦や練習試合など実戦10試合、都合11回2/3を投げたが、1点も取られていない。
過程では、高い順応性をアピールした。肩をつくるのに当初は30球程度を要したが、今では10~15球で仕上がるという。7日にあった社会人オール広島戦では、8回1死満塁で緊急登板して無失点救援。そうした経験から学び、収穫を得た。
「(30球と10~15球では)次の日の疲労度が違う。中継ぎで1年やるなら、そこは大事だと思います」
零封の投球内容がまた濃い。直球で空振りやファウルが取れ、安定した制球もキラリと光る。佐々岡投手コーチは「あれだけの結果を出してくれれば、勝ちパターンの6、7回の候補になる」と明言した。それでもルーキーは至って謙虚だ。
「オープン戦とシーズンでは、勝ちへのこだわりが違うと思う。そういう場面で投げさせてもらえるような投手になりたいです」
大瀬良への恩返しを誓う。キャンプ中は常に行動を共にし、溶け込みやすい環境をつくってくれた先輩。「練習しやすい環境ができたのは、大地さんに気にかけていただいたおかげ」と感謝する。その上で力を込める。
「一年間(1軍で)投げ抜いて成長したところを見せたい。大地さんの後を受けられる投手になって、勝ちをつけられれば…と」
初の開幕投手との必勝リレー。3・29に実現するか。即戦力右腕の挑戦が始まる。(江尾 卓也)
☆まだまだ思うところへ投げられない球も多い島内くんですが、ストレートと変化球のキレは十分。球数を減らそうと思ったら、ムダな球を極力減らすこと、ですかね。
☆ルーキーが1軍に抜擢されることは、それはそれで大変うれしいことなんですが、一方で、先輩たちは何やってんの、という思いもあります。島内くんに負けずに、呼ばれた時にはきったり仕事をしてほしいですね。
☆さて、ジョンソンはどうやら大丈夫のようです。
◇広島ジョンソン最終チェック合格、2カード目先発へ 3/27(水) 21:29配信 日刊スポーツ
広島ジョンソン投手が、開幕ローテーション入りに向けた最終チェックに合格した。マツダスタジアムでブルペン入りし、全球種を試投した。
23日のオープン戦先発をコンディション不良を訴えて回避していたが、健在ぶりを示した。佐々岡投手コーチは「大丈夫という判断」とコメント。開幕2カード目の中日戦に先発するとみられる。
☆裏ローテの頭の方がよかったんじゃないでしょうか。安定感、ゲームメークという点では、やはりジョンソンが一番ですからね。
☆野村くんも、2カード目になるようです。
◇広島野村「有利な状態をつくる」2軍中日戦で先発へ 3/27(水) 19:09配信 日刊スポーツ
広島野村祐輔投手(29)は27日、ナゴヤ球場で28日に行われるウエスタン・リーグ中日戦の先発に備え、マツダスタジアムで調整した。
佐々岡投手コーチらが見守る中、キャッチボールでフォームを確認。「打者1人目、回の1人目の入り方に気をつけたい。自分の有利な状態をつくることができるように」と話した。
☆右バッターの内角を突く時は、どれだけ高低のメリハリをつけられるか。また近年カットボールを多用するようになった野村くんですが、スライダーももっと有効活用していいと思います。
☆お次は、打撃陣の話。
◇広島 強力打線の仕掛け人・迎祐一郎一軍打撃コーチに今季の打撃陣について聞いた 3/27(水) 6:03配信 広島アスリートマガジン
リーグ3連覇を果たしたカープの特徴の1つが抜群の得点力を誇る攻撃陣。そんな強力打線を東出輝裕一軍打撃コーチと共に支え続けている迎コーチ。これまでと違った打線形成が求められる今季、どんな構想を抱いているのか? 強力打線を影で支えてきた迎コーチに、今季の打撃陣について聞いた。
* * * * * *
─ 今季は不動の3番であった丸佳浩選手が巨人へ移籍しましたが、3番打者について現状はどのように考えていますか?
「東出コーチとも話をしていますが、オープン戦で3番に入っているメンバーが当然候補になってきます。ただ、やはり3番という打順はランナーを返す、上位打線ということで打席回数も多くなってくるので、結果が伴ってきてもらわないと、なかなか難しい打順です。
そういう意味でも、まず状態の良い選手をどんどん起用していくことが基本になってくると思います。理想はもちろん固定ですが、それはすべての打順に言えることです。
どの打順でも、ここ数年選手は頑張ってくれていますが、それでも全て固定ということにはなっていないので、今季もこれまで同様に相手投手、選手個人の状態を見ながらの判断になると思います。
3番という打順に限って言うと、絶対的レギュラーがいなくなった訳ですから、僕らもある意味考える難しさだったり、ハマってくれたときのうれしさも大きいと思います。
期待を込めて起用している選手は、レギュラーをつかむくらいの気持ちでやってくれていると思いますし、僕自身もすごく楽しみではあります」
─ 若手選手のポジション争いも熾烈ですが、彼らの台頭をどう見ていますか?
「期待している通りのアピールをしてくれていると思います。たとえば坂倉の場合は外野挑戦に加えて本職の捕手の練習もあります。なので、打つことだけを意識して、打撃コーチだけの意見で動くには難しいポジションにいると思います。
打撃能力はすごく高いものを持っているので、打撃だけの希望で言えば、すぐに出てきてほしい選手です。
また西川にしても、本職ではないポジションを練習していますが、打撃面ではその影響もなく、完全に割り切って練習してくれていると思います」
─ キャンプから小園海斗選手、正隨優弥選手のルーキーコンビが奮闘していますが、彼らをどのように評価していますか?
「小園に関しては高卒1年目ながら、プロの投手のストレートに対してあれだけ、当たり前のように対応できているというのは、すごいところです。
大体の高卒1年目選手はストレートの速さ、キレの良さに対して、間違いなく戸惑うことはあるはずなんですが、彼に関しては何年もプロで対戦しているような感じの打撃、雰囲気も含めて対応しているように感じます。
これまで多くの高卒選手を見てきましたが、明らかに高いレベルからスタートできていると思います。後は実戦を積む中で、経験が彼にとって大きい要素になるでしょうね。
オープン戦もコンスタントに出場できていますし、プロの投手と対戦しながら本人もいろいろと感じるところがあると思います。こういう経験をどんどん自分の中に取り込んでいってほしいですね。
一方で正隨ですが、彼はとにかく練習熱心な選手なので、それを正しい形で導いてあげたいと感じています。仮に悪い形で練習してしまったときに、練習熱心な選手ほどそれを身につけてしまいがちです。
これまで学生時代から教えてもらっていたことと、今僕らが指導していることで違うことがあると思いますし、そういう部分を説明しながら、今練習を進めている段階です」
(広島アスリートマガジン2019年4月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)
▼ 迎祐一郎(むかえ ゆういちろう)
1981年12月22日生、佐賀県出身。伊万里商高-オリックス(99年ドラフト3位)-広島(10年途中-14年)。
10年シーズン途中にトレードで広島に移籍。強打を武器に貴重な右の外野手として活躍した。14年シーズン限りで現役引退し、一軍打撃コーチ補佐に就任。16年には一軍打撃コーチとなり、石井琢朗(現ヤクルト)コーチ、東出輝裕コーチと共に打撃コーチ3人体制の中で、見事に役割分担を果たして強力打線を形成。選手の良き相談相手として的確な助言を送り続け、3連覇を支えてきた。
☆坂倉くんはオープン戦で使われ続けましたが、あまり結果は出ませんでした。体の開きが早いので、外は届かず、変化球も待てない。本人も気づいているでしょうから、修正してくると思います。シーズンに入って自分のバッティングを取り戻せば、必ず出てくると思いますよ。西川くんも率は低いですが、彼に関しては心配していません。
☆小園くん、正隨くんは、今は経験が大事な時。毎日の振り返りを大事にして、1日1日の経験を次につなげていって下さい。
☆3番はとりあえず、西川くんですかね。調子が良ければ左ピッチャーでも使うかも。左ピッチャーの時は、西川くんでなければバティスタか長野、ということになりそうですが、どちらかというと長野、ですかね。新井さんがそうだったように、長野もカープに来てバッティングのスタイルが変わる可能性は大いにあります。
☆で、K.O的には、この人に出てきてほしい。
◇カープ・下水流 早期1軍復帰へ 4・2先発内定の中日・大野雄撃ちでアピール 3/27(水) 9:00配信 デイリースポーツ
「ウエスタン、中日10-5広島」(26日、ナゴヤ球場)
広島・下水流昂外野手(30)が26日、ウエスタン・中日戦に「3番・DH」でフル出場し、1軍実績もある大野雄撃ちで早期1軍昇格へアピールした。左腕から1安打1打点をマーク。春季キャンプ中の練習試合で左太もも裏を痛め、22日のオリックス戦(由宇)から実戦復帰している男の闘志は燃えたぎっている。
1軍復帰への思いを、バットに込めた。下水流が3打数1安打1打点で、故障明け4戦連続安打をマークした。相手先発・大野雄との対戦で結果を残し「いい投手からヒットも打てたし、チャンスで最低限はできたので。それは良かったですね」と汗を拭った。
まずは初回2死走者なし。3ボールから左腕の外角ツーシームを中前打とすると、続く林の中前打と敵失の間に、一気に生還。三回1死二、三塁では左犠飛で役割を果たした。大野雄は開幕2カード目の4月2日・中日戦(ナゴヤド)での相手先発に内定しているだけに、昇格へ向けて価値あるアピール打だ。
春季キャンプ中の2月23日、日本ハムとの練習試合で走塁中に左太もも裏を故障。レギュラー取りへ存在感を示したい中での出来事だったが「もう戻らないしね。もちろん残念ですしふがいないですけど、そればかり思っていてもしょうがない」と気持ちを切り替え、22日に実戦復帰した。
水本2軍監督は「結果を残してケガせず頑張って、継続してやるだけだよね」と話した。「患部の状態?完璧です!まだ始まってもないし、しっかり準備して、いつ呼ばれてもいいようにするだけですね」と下水流。その目は、前だけを見つめていた。
☆昨年は松山が左ピッチャーの時でも使われるようになったりして、下水流の出番は減ってしまった訳ですが、今年はそれを押しのけて使われるようになってほしいんですよね。
☆いやね、右のスラッガー、好きなんですよK.O、下水流とか、会沢とか。
☆…堂林くんも、好きになりたい(笑)。ならせてくれ(笑)。
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source : K.Oのカープ・ブログ。