▽3/29(金)(1回戦 C1-0 マツダ)
○広島 5 - 0 巨人
広島は3回裏、8番・安部のソロで先制する。そのまま迎えた8回には、野間と會澤の適時打などで4点を挙げ、試合を決めた。投げては、先発・大瀬良が8回無失点11奪三振の快投で今季初勝利。敗れた巨人は、先発・菅野が好投を見せるも、打線が援護できなかった。
勝 大瀬良(1勝0敗0S)
敗 菅野(0勝1敗0S)
本塁打 [広島] 安部 1号(3回裏ソロ)
【G】 菅野、大江、宮國
【C】大瀬良、中崎 - 會澤
(C)3回裏 安部 ライトスタンドへ先制ホームラン 広1-0巨
(C)8回裏 野間 セカンドへタイムリー内野安打、セカンド吉川尚悪送球、2塁ランナーもホームイン 広3-0巨
會澤 センターへ2点タイムリーツーベース 広5-0巨
▽3/30(土)(2回戦 C1-1 マツダ)
●広島 2 - 5 巨人
巨人は4回表、ゲレーロの2点適時打で先制する。1点差とされて迎えた6回には、再びゲレーロが適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・ヤングマンが6回1失点の好投で今季初勝利。敗れた広島は、先発・床田が6回途中4失点と試合をつくれず、打線もつながりを欠いた。
勝 ヤングマン(1勝0敗0S)
敗 床田(0勝1敗0S)
セーブ クック(0勝0敗1S)
本塁打 [広島] 鈴木 1号(4回裏ソロ)
【G】ヤングマン、吉川光、中川、クック
【C】床田、ヘルウェグ、レグナルト、一岡、島内
(C)4回裏 鈴木 レフトスタンド中段へホームラン 広1-2巨
(C)7回裏 會澤 セカンドゴロの間に3塁ランナーホームイン 広2-4巨
▽3/31(日)(3回戦 C1-2 マツダ)
●広島 3 - 6 巨人
巨人は2-2で迎えた5回表、丸が移籍後初安打となる適時打を放ち、リードを奪う。その後は同点を許すも、9回に吉川尚と坂本勇の連続適時打で3点を挙げ、再び勝ち越しに成功した。投げては、5番手・中川が今季初勝利。敗れた広島は、守備の乱れが響き連敗を喫した。
勝 中川(1勝0敗0S)
敗 中崎(0勝1敗0S)
セーブ クック(0勝0敗2S)
本塁打 ゲレーロ 1号(2回表2ラン)
【G】畠、戸根、吉川光、桜井、中川、クック
【C】九里、ヘルウェグ、レグナルト、フランスア、中崎、菊池保
(C)1回裏 鈴木 センター前先制タイムリーヒット 広1-0巨
(C)3回裏 鈴木 センターへ同点の犠牲フライ 広2-2巨
(C)8回裏 小窪 ショートゴロゲッツーの間に3塁ランナー同点のホームイン 広3-3巨
□3試合1勝2敗 勝率.333 (先々週0試合0勝0敗 勝率.---)
得点10(3.3 先々週---) 失点11(3.7 先々週---)
本塁打2(0.7 先々週---)
※( )内は1試合平均
【投手】
◇先発
試 勝 敗 S 回 自 防御
大瀬良 1 1 0 0 8 0 0.00 (----)
床田 1 0 1 0 51/3 4 6.75 (----)
九里 1 0 0 0 5 3 5.40 (----)
計 3 1 1 0 181/3 7 3.44 (----)
◇中継ぎ
試 勝 敗 S 回 自 防御
中崎 2 0 1 0 11/3 0 0.00 (----)
ヘルウェグ
2 0 0 0 2 0 0.00 (----)
レグナルト
2 0 0 0 12/3 0 0.00 (----)
一岡 1 0 0 0 1 0 0.00 (----)
島内 1 0 0 0 1 1 9.00 (----)
フランスア
1 0 0 0 1 0 0.00 (----)
菊池保 1 0 0 0 2/3 0 0.00 (----)
計 3 0 1 0 82/3 1 1.04 (----)
投手計 3 1 2 0 27 8 2.67 (---)
※( )内は先々週の防御率
【打撃】
打 安 点 打率 本
田中 11 5 0 .455 0 (.---)
菊池 10 0 0 .000 0 (.---)
西川 8 1 0 .125 0 (.---)
鈴木 9 5 3 .556 1 (.---)
松山 6 0 0 .000 0 (.---)
バティスタ
5 1 0 .200 0 (.---)
野間 11 6 1 .545 0 (.---)
会沢 11 2 3 .182 0 (.---)
安部 10 2 1 .200 1 (.---)
小窪 3 1 0 .333 0 (.---)
坂倉 3 0 0 .000 0 (.---)
長野 2 1 0 .500 0 (.---)
計 90 24 8 .267 2 (.---)
※( )内は先々週の打率
◇打率(9打数以上)
①鈴木.556(.---)(ー)
②野間.545(.---)(ー)
③田中.455(.---)(ー)
◇打点
①鈴木 3(ー)(ー)
会沢 3(ー)(ー)
③安部 1(ー)(ー)
野間 1(ー)(ー)
※左( )内は先々週の打率・打点、右( )内は先々週の順位
☆打線はなかなかつながらず、攻守ともにミスもあり、らしくない戦いとなりました。開幕カードに負け越したのは7年ぶり、巨人にカード負け越しは2年ぶりだそうで。
☆リリーフ陣の自責点は島内くんの1点のみですが、ヘルウェグはタイムリーを打たれたし、中崎くんはエラーから3失点。打線は田中くん・誠也くん・野間くんは好調ですが、菊池・松山は未だノーヒット。つながりに欠ける攻撃でした。
☆その、好調野間くん。
◇丸とはちがう「3番打者」に! スピードでファンを魅了する広島・野間 4/1(月) 12:40配信 ベースボールキング
◆走攻守で縦横無尽の暴れっぷり
いよいよプロ野球2019年シーズンの幕が開けた。リーグ4連覇を狙う広島で大きな注目を集めるのは、やはり「3番打者」のポストだろう。3連覇中には、今季から巨人に移籍した丸佳浩が務めてきた不動のポジションであった。
3月29日の巨人との開幕戦、翌30日の第2戦で3番に起用されたのは西川龍馬。しかし、3月31日の第3戦のスターティングオーダーには西川の名前はなかった。西川は開幕2試合で1安打に終わっていたとはいえ、わずか2試合で見限られたというわけではない。広島首脳陣が開幕オーダーを早々にいじりたくなるほどの男がいたのだ。野間峻祥である。
その野間はまさに絶好調。しかも、その内容がじつに「らしい」。開幕戦ではボテボテの当たりながら快足を飛ばしてふたつの内野安打を記録。続く第2戦の4回にも遊撃への内野安打を記録すると、7回には右中間フェンス直撃の三塁打を放った。そして、6番から3番に「昇格」した第3戦でも右安打と二塁打を放ち、3戦連続でのマルチ安打となった。
なんといっても野間の大きな魅力は足である。その足を生かした打撃も好調だが、第2戦では炭谷銀仁朗(巨人)に送球さえさせない完璧なスタートで盗塁を決め、守備でも坂本勇人(巨人)の右中間への当たりを背走しながら好捕。まさに縦横無尽の働きぶりだ。
◆ファンを楽しませるプレースタイル
丸が抜けたことによって、今季の野間は「俺がやってやる!」と例年以上に高いモチベーションを持っていることだろう。また、昨季、大きな成長を果たしたことも自信になっているはずだ。大きなストライドでグラウンドを駆け巡る姿からは自信と懸命さ、躍動感があふれ、見ているファンも楽しい。
たしかに、野間には丸のような長打力はない。これまで「3番・丸」を見慣れていたファンからすれば、クリーンアップとしては物足りなく感じる部分もあるかもしれない。また、丸が抜けてはじめて迎えたシーズンということで、今後も打線については試行錯誤があると見ていい。
それでも野間には、長距離砲に成長して体が大きくなった丸が失いつつあるスピードという武器がある。丸とはまたちがったかたちでファンを魅了する外野手に成長してくれるに違いない。
文=清家茂樹(せいけ・しげき)
☆ま、本人もオープン戦不調だわ凡ミスで干されるわで、必死なんでしょうね(笑)。
◇“ポスト丸”へ広島野間が打率.545と好発進「考えすぎずに。シンプルに」 4/1(月) 11:58配信 Full-Count
◆31日巨人戦で今季初の3番スタメン 開幕から3戦連続マルチ安打
■巨人 6-3 広島(31日・マツダスタジアム)
広島の野間峻祥外野手が“ポスト・丸佳浩”へ猛アピールしている。3月31日の巨人戦(マツダ)で今季初めて3番でスタメン出場し、3打数2安打1死球。開幕から3試合連続マルチ安打を記録し、11打数6安打の打率.545と開幕ダッシュを決めた。
新3番として十分な結果だった。野間は初回1死三塁で死球で出塁。「あれでがっついていかなくてもいいかと思った」と気持ちが楽になった。3回1死一塁では同一、三塁と好機を広げる右前打を放って続く鈴木の同点犠飛を演出。5回1死の第3打席では左翼へ強烈な二塁打を放った。
昨季から逆方向の左翼への力強い打球が目立つようになったが、春季キャンプから意識した練習を行っていた。「自分の場合は作った(途中で変えた)左打ちで、利き腕が前の腕(右腕)になるので、どうしても手先でバットを操作してしまう傾向がある。右腕の力を抜いてレフト方向に打とうとしていたので、逆方向に強い打球が飛ばなかった。だから、できるだけ右腕の力を逃さずに、ボールをしっかり潰す気持ちで打っている」。成長を感じさせる打撃となった。
今季は巨人へFA移籍した丸の抜けたセンターのポジションを任されている。開幕3試合を終えて打率.545と好スタートを切った。「結果が出ているうちはいいが、それが続くとは限らない。考えすぎずに、それまでの打席を持ち込まないように、シンプルにピッチャーの投球に入っていくことを心がけている」と気持ちを引き締める。
初の規定打席に到達した昨季は8月まで打率3割台をキープしていたが、終盤に数字を落として打率.286。「昨季は状態が悪くなった時に、修正するのが難しかった。悪い時にいい感覚の時のように打とうとしても、それはできない。いい時を再現するために、戻す努力をするのか、新しく変えていくか。自分は変えたい方なので、それでやっている」。3番打者として、打撃面でもカバーできる存在になれるか。リーグ4連覇のキーマンの一人であることは間違いない。
大久保泰伸
☆ま、やっぱりオープン戦と公式戦は違う、ということですね。内野安打でもヒットが出れば気持ちは楽になるし、率も稼げる。
☆で、「シンプルに」というのは、3番という打順も意識しない、ということ。
◇野村弘樹氏、広島・野間の“繋ぐ”意識を評価 4/1(月) 9:00配信 ベースボールキング
3月31日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 広島―巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は、3回にライト前ヒットを打った野間峻祥の打撃を評価した。
野間は3回一死一塁で迎えた第2打席、巨人の先発・畠世周が投じたインコースのカットボールを引っぱりライト前ヒット。一塁走者の田中広輔を三塁へ進め、続く鈴木誠也の犠飛に繋げた。
野村氏は「ランナーが一塁でしょう。一、三塁にしたいということで引っぱりきるんですよね。少し当たりは悪かったんですけど、ファーストがベースについていますから、頭を越えていったのでラッキーがあったとはいえ、3番に入っていながらチーム打撃、次につなぐという意識とその中でのヒット。価値あるヒットですよね」とチームバッティングに目を細めていた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
☆3番は調子のいい者を使う、と言っていた緒方監督ですが、野間くんの3番起用が当たった形となりました。
☆で、3番がつないでくれると、4番の打点が増える。
◇丸が抜け“勝敗負う覚悟” 広島4番・鈴木誠也に三冠王の目 4/1(月) 15:00配信 日刊ゲンダイDIGITAL
広島の4番・鈴木誠也(24)が好発進だ。
31日の巨人戦で3打数2安打2打点。初回に中前打で先制点を叩き出すと、1点を追う三回には同点犠飛。さらに1点を追う八回には先頭打者として中前打で出塁した。前日の2戦目には巨人先発ヤングマンから、開幕6打席目で自己最速となる今季1号を放った。巨人との開幕カード3試合は9打数5安打3打点1本塁打で4番の存在感を見せた。
広島OBでコーチ、編成部長などを歴任した川端順氏がこう指摘する。
「成長の跡を感じます。この3試合を見ると、狙い球を絞って4番らしくフルスイングする場面、出塁したい場面は確実に単打狙い、犠飛で最低限の仕事をする場面など、状況に応じて意識しながら打席に入っていましたね」
昨季は124試合に出場。4番として打率.320、自己最多の30本塁打、94打点をマークし、リーグ3連覇に貢献した。今季からは広島では特別な背番号「1」を背負う。さらに、不動の3番だった丸が巨人へFA移籍。精神的な支柱でもあった新井も抜け、周囲の期待を一身に受ける立場になった。そんな中、オフには「僕はプレーで引っ張っていく。勝って個人タイトルを取れるのが一番。打点王を狙っていきたい」と堂々とタイトル奪取宣言。春のキャンプでは「4番を任された時から負けたら自分の責任だと思って試合に出ています。丸さんが抜けたからって、さらに責任が増すという感覚はありません」と日刊ゲンダイに力強く語っていた。
前出の川端氏が続ける。
「タイトルのことも、勝敗を背負うということも、はっきり口にできるようになった。昨年まではどこか丸などに遠慮をしていたんでしょう。自覚が増した証拠です。誠也は年々、熱心に相手投手の研究をするようになっているそうです。主に配球などですね。そして、ベンチではひとときも相手投手から目を離さない。配球はもちろん、クセなどを見つけるためです。これは打席で気付いたことなどをベンチでメモしている丸の影響が大きい。(2017年の)右足首手術の影響があった昨年は、4月に2週間ほど離脱した時期がありましたが、今年は充実しているように見ます。自身初のタイトルどころか、三冠王を狙って欲しい。緒方監督ら首脳陣は、最初からそれぐらいの能力があると思って育成していますから」
機は熟した。04年の松中(ダイエー)、セ・リーグでは1986年のバース(阪神)以来となる三冠王獲得は、広島のリーグ4連覇に直結する。
☆打率10割を目標に掲げたこともある誠也くんですが(笑)、全打席ホームランを打てる訳じゃない。状況に応じて、自分のできることをやってるんですよね。で、誠也くんがつないだ時は、5番以降の下位打線がポイントになる。巨人は丸と坂本に当たりが出なくても5番陽、6番ゲレーロが働きましたが、その差がこの3連戦では出たと思います。
☆お次は、長野。
◇長野初安打も…広島守乱で6年ぶり負け越し発進 4/1(月) 16:31配信 東スポWeb
広島が6年ぶりに開幕負け越しスタートとなった。31日の広島戦(マツダ)で巨人に3―6で敗れ、打線は今季初2桁安打も得点につながらず、失点につながる守備の乱れも続出。新加入の長野が7回守備から移籍後初出場し、初打席で古巣から初安打を放つも、チームは悪い流れを変えることはできなかった。
9回は先頭ビヤヌエバの三ゴロを安部がファンブルすると、続く小林の犠打処理で会沢が二塁へ高投。一死後、吉川尚を迎えた場面でベンチは外野に前進守備を指示したが、この布陣も結果的には裏目に出た。
吉川尚の打球は、定位置であれば捕球できた左翼への飛球。長野は必死に背走してダイビングしたが一歩届かず、打球はグラブの先へ抜けていった。さらには送球ミスも重なり、この回致命的な3失点。長野は奮投の中崎を思いやり「捕ってあげないといけなかった」。ただ、緒方監督は「あれは難しい。誰でも捕れていないよ。前進守備させて。こっちがそういう指示を出してやっているわけだから」とベンチで責任を負った。
「ミスのない143試合なんてありえない」としつつ「いい形で追いついてね。終盤に守りきらなきゃ、こうやって負けにつながる」とチームを再度引き締めた指揮官。負けを引きずらずもギアを上げ、2日からの中日戦(ナゴヤドーム)で仕切り直しといく。
☆中日は、3戦目の先発が左腕のロメロ。長野のスタメン、あるかも知れませんね。彼がスタメンで、打線の中でどんな働きを見せるのかも、ちょっと見てみたい。
☆その他の話題、まずは、小園くん。
◇広島小園2軍で再出発「令和」昇格目指し2日実戦へ 4/1(月) 17:57配信 日刊スポーツ
令和の主役は俺だ!! 広島ドラフト1位小園海斗内野手(18=報徳学園)が新元号が発表された1日、2軍での出発を誓った。00年苫米地以来の高卒新人での開幕1軍も、3月31日に選手登録を抹消された。2日ウエスタン・リーグ中日戦でプロ実戦デビューする見込み。プロ初の“降格”も、黄金新人が再昇格に向けて走り始める。
◇ ◇ ◇
新元号発表日に、広島の新時代を担う逸材が2軍で再スタートを切った。前日3月31日にプロ初の“降格”を味わった小園は、下を向くことなく前を向いている。2日ウエスタン・リーグ中日戦でのプロデビューを待ちわびながら、再び1軍の舞台へ戻る意欲を燃えたぎらせている。
「1軍では出られないので、試合の感覚もなくなってしまう。やっぱり試合に出たい気持ちが強かった。でも、1軍でやりたい気持ちはもちろんある。そこを忘れずにやっていきたいです」
前日3月31日の1軍練習後にマツダスタジアムの荷物をまとめ、広島市内の1軍大洲寮から廿日市市内の大野寮へ引っ越した。当初は1次キャンプのみだった1軍同行を自らの力で2次キャンプ、オープン戦、そして開幕まで残り続けた。「打てないことも多く、悔しいことも多かった。でもある程度はアピールはできたかな」。2月1日のキャンプインから2カ月間、18歳が得たものは計り知れない。
3連覇したチームの高いレベルの中で揉まれた。高い技術、パワー、スピードを体感。主力選手が早出や居残り練習する姿も目の当たりにした。開幕戦はベンチ入りし、試合前のセレモニーにも参加。独特の緊張感の中、ベンチから戦況を見守り、遊撃田中広と自分の姿を重ね「緊張するだろうな」と確かな自信を身に付ける必要性を感じた。
2軍でゆっくりするつもりはない。早期昇格を目標に掲げる。首脳陣からも「いつでも準備できるようにやっておけよ」と言葉をもらった。「結果をしっかり残して、いつでも呼んでもらえるように準備したい。一番に呼んでもらえるように。自分次第だと思っています」。新元号「令和」の時代を担う逸材。2軍降格に下を向いている暇などない。元号が変わる5月1日までの再昇格も諦めない。【前原淳】
☆「戦力」として1軍に上がるためには、まず2軍で結果を出さないといけない。バッティングで結果を出せば、左の代打としてなら1軍でも使い道があると思います。
☆この人も、1軍の可能性は十分にあり。
◇広島・中村恭、危機感胸に目指す1軍マウンド 9年目、背水の決意 4/1(月) 11:00配信 デイリースポーツ
広島・中村恭平投手(29)が再び1軍の舞台に上がるべく、勝負の9年目を過ごしている。直球に磨きが掛かった一方、変化球に課題を残す左腕。昨季は8試合の登板に終わっており、「8年間、毎年悔しい。立場的にもやらないといけない。毎年勝負をかけている立場。毎回危機感を持ってやりたい」と悲壮な覚悟を口にした。
春季キャンプは2軍で過ごしたが、開幕1軍をつかみ取るチャンスはあった。3月12日に今年初めて1軍昇格。同日の日本ハム戦で1回無安打1四球1失点と結果を残すと、続く13日の同戦でも登板し1回無安打無失点2奪三振と快投でアピールした。だが、21日のヤクルト戦で1回1/3を1安打3失点4四球。23日に2軍降格となった。
それでも、持ち味でもある直球に変化を見せていた。3試合全てで昨季1軍での最速147キロを超え、21日には151キロを計測。向上心を持って取り組んだトレーニングの成果だった。オフは「下半身1に対して上半身4」のウエートトレに注力。体重は84キロから91キロに増え「安定感、体の軸ができた感じがします」とうなずいた。
その一方での課題が変化球の精度だ。26日のウエスタン・中日戦では、直球に頼りすぎたことで2回6安打4失点の結果を招いた。「真っすぐを張られて打たれる。(直球頼りだと)力も入るし、ボール球になったりリスクも増える。他の球を良くしないと」とスライダーやフォークなど、変化球に磨きを掛かなければいけないと痛感している。
昨年、今年の1軍経験では、中継ぎとしての心の持ち方を中田らから吸収した。1軍ではいつ出番が来るか分からないこともあり、「考えていっちゃいけない役職。腹をくくっていくしかない。今日どうしようと思っても、いい方にはいかない」。開き直って、マウンドに上がることも必要だと感じている。
2軍で結果を残すことで1軍に早期昇格し、今年こそ定着を果たしたい。「先を見ないで1試合でも、1アウトでも多く。その結果、最終的に1年間貢献するところにいければ」。端正なマスクから、強い決意がにじみ出ていた。(デイリースポーツ・田中哲)
☆ストレートと変化球は、両方が両方を生かし合うもの。ストレートがいいから変化球が生きるし、変化球が良ければストレートが効果的になる。バッターの打ちにくいピッチングを目指して下さい。ストレートが戻ってきたんですから、十分にやれます。
☆さて、今週のカープ。
▽4/2(火)中日 (ナゴヤドーム 18:15)
【C】ジョンソン
【D】大野雄
▽4/3(水)中日 (ナゴヤドーム 18:00)
【C】野村
【D】吉見
▽4/4(木)中日 (ナゴヤドーム 18:00)
【C】岡田
【D】ロメロ
▽4/5(金)阪神 (マツダ 18:00)
【T】メッセンジャー 1試合0勝0敗 防御率1.29
【C】大瀬良 1試合1勝0敗 防御率0.00
▽4/6(土)阪神 (マツダ 14:00)
【T】岩貞 1試合1勝0敗 防御率0.00
【C】床田 1試合0勝1敗 防御率6.75
▽4/7(日)阪神 (マツダ 13:30)
【T】西 1試合0勝1敗 防御率2.57
【C】九里 1試合0勝0敗 防御率5.40
☆2日からはナゴドで中日戦、中日の先発は、大野雄・吉見・ロメロ。新外国人ロメロがどんなピッチングをするか。
☆直近の、中日打線。
【中日】
順 位 置 選手名 打 打率 最近の打率
① (右) 平田 右 .500 .500
② (遊) 京田 左 1.000 1.000
③ (中) 大島 左 .125 .125
④(一)ビシエド右 .375 .375
⑤(左) アルモンテ両 .000 .000
⑥ (三) 高橋 左 .500 .500
⑦ (二) 堂上 右 .375 .375
⑧ (捕) 大野奨 右 .333 .333
⑨ (投)
※「最近」は、直近を除く最近5試合の打率
☆平田、京田くん、ビシエド、周平くん、堂上くんと、全体的に当たってます。アルモンテもそろそろ打つでしょう。
☆対するカープの先発は、ジョンソン・野村くん・岡田くん。
◇広島野村「カープみたい」新元号令和の意味聞き納得 4/1(月) 16:55配信 日刊スポーツ
平成元年生まれの広島野村祐輔投手(29)が1日、新元号「令和」での変わらぬ活躍を誓った。
マツダスタジアムで行われた先発投手の練習に参加し、2日後の今季初先発に向けてブルペン投球した後にテレビで新元号を知った。練習終了直後に報道陣の問いかけに「令って“命令”とか“号令”とかすごい固いイメージがあるけど、和は“和む”じゃないですか。どういう意味なんだろう。しっかりしろということですか」と戸惑いを隠せなかった。ただ、報道陣から「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められていることを聞くと「カープみたいですね」と一致団結となって戦う広島と新元号を重ね、妙に納得していた。
自身にとって今季初先発となる3日中日戦(ナゴヤドーム)へ向けては「チームが勝つのが一番。勝てる試合を数多く作っていければと思います。回の先頭を切ると、相手のリズムにさせなくすることで有利になると思う」と意気込みを語った。
☆「令和」は、横書きすると書きにくそう。「令」は書き文字ではひとやねの下は上に「ヽ」、下に「マ」ですが、印刷文字の「令」でもOK。ちょっと混乱しそうですね。
☆一方、「岡田官房長官」は、ちょっと勘違い(笑)。
◇【広島】4日先発の岡田「新しい年になる」? 勘違いの“令和1勝”宣言 4/1(月) 14:13配信 スポーツ報知
“岡田官房長官”が新世代を彩る快投を誓った!? 広島の一部投手陣が1日、マツダスタジアムで練習を行い、4日の中日戦(ナゴヤドーム)で今季初登板初先発予定の岡田明丈投手(25)も調整。報道陣から新元号が発表されたと聞かされた剛球右腕は「新しい年になるので、しっかり投げて、勝って帰ってこれるようにしたい」と気合を込めた。
いや、そうじゃない。新元号が施行されるのは5月1日。今季初登板の日は、まだ平成だよ―。「そうなんですね。(新元号の)意味合いを調べたいと思います」と話してからサラサラと「令和」としたためて、カメラマンの「岡田官房長官!」の声に応じて、色紙を掲げていた。
そんな新元号の意味合いは「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」というもの。3日の同カードで先発する平成元年生まれの野村祐輔投手(29)は「人々が美しく心を寄せ合う…。カープらしい言葉ですね」とニッコリ。さすがチームを「家族」と表現する選手が多い鯉戦士。一丸での勝利を誓った。
大瀬良大地投手(27)は先発ローテーションが順調に回れば平成最後の日となる4月30日の阪神戦(甲子園)で登板する可能性がある。「(平成最後の日に白星?)そうなれば思い出になりますね。あと1か月の平成をしっかり楽しみたいです」と話した。
☆4月からにしてくれりゃ、学校なんかは新年度だったんですけどね。
☆で、もちろんジョンソンでがっちり取りたいんですが、野村くん・岡田くんで勝てるかもポイント。
◇【広島】佐々岡コーチが“なかったこと理論” G原監督を参考に 4/1(月) 23:51配信 スポーツ報知
広島・佐々岡真司投手コーチ(51)が1日、巨人・原監督流の“なかったこと理論”で鬼門打破に挑むことを誓った。中日3連戦を控えて投手陣がマツダで練習。ナゴヤDでは昨季3勝9敗と同一リーグのビジターで唯一負け越し、17年も5勝6敗2分けと苦手の球場。だが、昨年まで2軍投手コーチだった佐々岡コーチは「僕もナゴヤDで勝てないことを知らない」と負のデータを無視すると決めた。
この発言は、巨人・原監督の「ここ3年、広島ってチームが強かった“らしい”。でも、前に監督の時はたいしたチームじゃないと思っていた」というセリフが下敷き。その巨人に開幕カードで負け越しを許したが、原監督のように、自然体で戦え、と投手陣に説いた格好だ。
敵将の与田監督は平成元年(89年)ドラフト1位つながり。佐々岡コーチはNTT中国、中日・与田監督はNTT東京出身。「社会人でも一緒にやった。楽しみ」と対戦を待ちわびた。通算138勝で平成の球団最多勝投手が、平成最後のナゴヤDで完勝に導く。
☆ま、理論でも何でもないんですけど(笑)、気にしない、ってのは、確かにいいこと。中軸はしっかり抑えたいですね。
☆5日からはズムスタで阪神戦、阪神の先発は、メッセ・岩貞・西。開幕カードでは、いずれも好投してるんですよね。
☆直近の、阪神打線。
【阪神】
順 位 置 選手名 打 打率 最近の打率
① (遊) 木浪 左 .000 .000
② (中) 近本 左 .125 .125
③ (右) 糸井 左 .400 .400
④ (三) 大山 右 .250 .250
⑤ (左) 福留 左 .000 .000
⑥(一) ナバーロ左 .286 .286
⑦ (二) 糸原 左 .143 .143
⑧ (捕) 梅野 右 .143 .143
⑨ (投)
※「最近」は、直近を除く最近5試合の打率
☆オープン戦好調だったルーキーコンビは、苦労してます。福留・大山くんあたりは、そろそろ打つかも。
☆一方のカープの先発は、大瀬良くん・床田くん・九里くん。床田くんのリベンジに期待。阪神はピッチャーがいいので、ムダな失点はしないようにしたいですね。
◇広島・大瀬良「あと1カ月の平成を楽しみたい」 新元号「令和」発表で 4/1(月) 22:31配信 デイリースポーツ
開幕戦で白星を挙げた広島の大瀬良大地投手は1日、マツダスタジアムでキャッチボールなどで汗を流した。次回は5日・阪神戦(マツダ)に先発予定。
この日の練習中に新元号「令和」が発表された。右腕は平成最後の30日・阪神戦(甲子園)に先発する可能性があり「そうなればいい思い出になりますね。あと1カ月の平成を楽しみたいです」と話していた。
☆守りではムダな失点をしないこと、打線はつながって、点を取る野球をすること。どこかで切れてしまうとなかなか点は取れない。みんなが同じ方向を向いてほしいですね。
◇4月2日(火)の予告先発投手
○読売ジャイアンツ
山口 俊
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
VS (東京ドーム 18:00)
○阪神タイガース
O.ガルシア
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対G 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
○東京ヤクルトスワローズ
原 樹理
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
VS (神宮 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
上茶谷 大河
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
○中日ドラゴンズ
大野 雄大
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
VS (ナゴヤドーム 18:15)
○広島東洋カープ
K.ジョンソン
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
◇ヤクルト・坂口、日本ハム・谷口らが抹消【1日のセ、パ・リーグ公示】 4/1(月) 18:53配信 デイリースポーツ
1日のセ・リーグとパ・リーグの公示は次の通り発表された。
▽セ・リーグ
【出場選手登録】
なし
【同抹消】
広島・J・ヘルウェグ投手
ヤクルト・坂口智隆外野手
▽パ・リーグ
【出場選手登録】
なし
【同抹消】
日本ハム・谷口雄也外野手
ロッテ・高野圭佑投手
※再登録は11日以降。
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source : K.Oのカープ・ブログ。