2020年2月4日火曜日

'20 カープ・キャンプリポート(3)~ナイス制球・007警戒・鬼追い出して日本一(笑)。


☆さて、まずは昨日2日の話題。


◇広島・松山 快音16発!「感触は良くなっている。後は確実性」 2/3(月) 5:30配信 スポニチアネックス

 広島・松山が2日、宮崎・日南キャンプのランチ特打で快音を連発した。79スイングし柵越えは2度の3連発を含めて実に16本。一発を放つたびに観客から巻き起こる拍手の数は、主砲の鈴木誠や新外国人ピレラを上回った。

 「飛距離、長打力はこだわっている部分なので。感触は良くなっている。後は確実性」

 春先から不振が長引き打率・259、6本塁打に終わった昨季を反省。秋季キャンプに志願参加し、逆方向への打球がスライス回転してファウルにならないよう、バックスピンをかけて飛ばすフォームを追求してきた。

 「オフはずっと振り込んでいた。去年の成績を考えたら、何かを変えないといけない。若い頃と同じぐらいバットを振った」

 朝山打撃コーチは、昨秋キャンプで松山にハッパをかけたことを明かし「“仕上がっているなら5番を任せられる”と伝えた。ランチ特打を見たら振り込んできたことが分かる」と目を細めた。

 4番・鈴木誠の後ろを誰が打つかは昨季からの懸案。松山が目標に掲げる「20~30発」を果たせばV奪回はグッと近づく。34歳。体は切れに切れている。(江尾 卓也)


☆今年35歳になるんですかね。年齢的にも、何か新しく挑戦する、ってのはいいかも知れませんね。技術・経験はもう十分にある訳ですが、ともするとその「お釣」でついつい惰性でプレーできちゃったりしますからね。


☆この人も、期待が膨らみます。


◇【広島】ピレラ、広角打法披露に元中日ルナみたい 2/3(月) 6:30配信 スポーツ報知

 広島の新外国人、ホセ・ピレラ外野手(30)=フィリーズ=が2日、ランチ特打に臨み、広角打法を披露。視察に訪れた他球団のスコアラーに、器用なアベレージヒッターぶりを見せつけた。

 「集中すべきところは本塁打ではない」と自己分析するピレラ。この日のサク越えも70スイング中5本にとどまり、逆方向への打球を意識。ある球団のスコアラーは「打つ方向と意識をしっかり定めている賢い選手」と警戒し「ルナに見える」と中日などで13年からの4年間で通算打率3割9厘の数字を残した巧打者になぞらえた。ただ、パドレス時代の17年に83試合で10本塁打したパンチ力も侮れず、同スコアラーは「20本くらい打つ能力はあるかもしれない」と眉をひそめた。

 迎打撃コーチが「スイングに力強さがあり、これから楽しみ」と期待すれば、佐々岡監督も「考えながら打っている」と感心。チームスタッフに日々「私はチャンピオンになりたいんだ」と訴える真面目助っ人が新生カープのキーマンになる。(坂口 愛澄)


☆いやね、一見するとアベレージヒッターには見えないんですが、左へ右へセンターへと、うまく反応して打つんですよね。で、基本的にはライナー性の打球を打つバッターなんですが、強く叩けた時には、スタンドまで持っていくパワーもあります。メジャーでの映像を観ると低めの変化球もうまく拾ってたし、心配なのは、外の変化球に対応できるか、だけですね。


☆続いて、坂倉くん。


◇広島・坂倉 フリー打撃で快音連発!“2番手捕手争い”参戦「上の人に挑戦しないと」 2/3(月) 5:30配信 スポニチアネックス

 広島・坂倉将吾捕手(21)は宮崎・日南キャンプ第1クール2日目の2日、フリー打撃で快音を連発し「2番手捕手争い」参戦の号砲を鳴らした。キャンプ2日目にしてフリー打撃に投手が登板。野間、堂林ら中堅組も若手投手と対戦する中、坂倉の存在感が際立った。山口と対峙(たいじ)し18スイングで安打性8本。ライナーで右翼中段にまで運ぶ柵越えも披露した。

 「強く振ろうと思った。形がぶれることもあるけど、まずは振れないといけない」

 安打性の打球は全て引っ張った右方向が示す通り、強振を貫いた。練習中には朝山打撃コーチから「練習では120%で振ってみたらどうか。確率が多少落ちたとしてもその方が投手も怖い」と助言を受けた。昨季は1本塁打だったが早速、柵越えを見せ、潜在的な長打力をアピールした。

 「長打を確実に増やすこともそうだけど、率も大事にはしたい。打席の中でスタイルを変えられるといい内容も増える。1打席の中で2人の自分を見せられればいい」

 本職の捕手には会沢、石原慶がそろうチーム事情もあり、昨季は外野で12試合に出場した一方で、捕手では3試合いずれも途中出場だった。今キャンプでは外野練習を課されていない。今季から1軍担当となった倉バッテリーコーチは「捕手として出したい。中途半端に(外野も)やるより、捕手として一本立ちしないといけない。それが先」と捕手一本で勝負させることを明言。坂倉は全体練習後、同コーチとのマンツーマン指導での特守で汗を流した。

 「上の人に挑戦しないといけない。レベルアップして、投手の人ともコミュニケーションを取っていきたい」

 佐々岡監督が「会沢中心の中で2番手捕手を競争してほしい」と1軍捕手を5人に増員した経緯がある。磯村、中村奨らも狙う「2番手」の座。打てる捕手らしく、その打棒でサバイバルへの号砲を鳴らした。(河合 洋介)


☆いやいや、外野もいずれは練習しておいて下さいよ。戦力として考えた時、坂倉くんのそのバッティングが必要になるケースも出てくるでしょうからね。


☆ただ、将来を考えたら、まずは捕手として一人前になること。会沢の壁は高い訳ですが、捕手としても「使いたくなる選手」にならなきゃいけません。


☆お次は、山口くん。


◇広島・山口 初フリー打撃登板「感覚良かった」 あとは「躍動感」 2020.02.03 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(2日、日南)

 上々の滑り出しだ。今キャンプ初のフリー打撃に登板した広島・山口翔投手(20)は、正随に26球を投げた。安打性の当たりは柵越え2本を含めて5本。「(フォームの)感覚は良かった。これを継続していきたい」と力を込めた。

 リリースの瞬間だけに力を入れる投げ方を固めてきた。直球はイメージ通りの伸びで、詰まらせる場面もあった。さらなるレベルアップへ課題は明確。「フィニッシュのときに躍動感がほしい」と言い切った。

 開幕ローテ入りを目標に掲げて臨む春季キャンプ、オープン戦。「一日一日を大事にしていきたい。何も実績はない。元気もアピールしていく」。昨季プロ初勝利を挙げた若鯉は、日々成長しながら進んでいく。


☆いやね、自分のピッチングができれば、抑えられるはずなんですよ。その「自分のピッチング」に磨きをかける。何でバッターと勝負するか、そのために必要なのは、何か。


☆さて2日は、早くも「佐々岡カーテン」。


◇広島、佐々岡カーテン 非公開でサインプレー練習 2/3(月) 7:00配信 サンケイスポーツ

 広島春季キャンプ(2日、宮崎・日南)広島が2日、午前中に室内練習場で、非公開でのサインプレー練習を行った。投手陣が投内連係やバント処理などサインを使った動きを確認。佐々岡真司監督(52)は「全員がサインを覚えて、どんどんとやっていく」と意図を説明した。

 メイングラウンドの中堅後方に位置する室内練習場が360度、緑のシートで覆われた。報道陣は近づくことも許されない。投手陣が非公開練習を行い、サインプレーを確認した。

 「全員がサインを覚えて、どんどんとやっていく。外国人、新人を含めてね。シート打撃や紅白戦などの実戦でもやっていく」と佐々岡監督。メイングラウンドでアップを終えた投手は次々に室内へ移動し、投内連係やバント処理など、サインプレーを何度も反復して動きを確認した。

 高卒3年目、20歳の山口は「サインは覚えることができました。フィールディングとか、細かいプレーもしっかりできるようにしたい」と意気込んだ。カープといえば伝統的にスモールベースボールを得意にしているが、ここ数年はパワー野球のイメージが強い。しかし今キャンプでは、佐々岡監督の意向でサインを使った練習を多く取り入れる方針だ。

 「どんどん練習でやっていくよ」と指揮官。細かいプレーを突き詰めて、1点に強いカープを作り上げていく。


☆キャンプというのは、チームを作っていく期間な訳ですが、チームプレーがちゃんとできるチームはもちろん強いし、そこがちゃんとできるチームは、それこそ「一体感」が生まれるんですよね。カープらしい野球には、欠かせない要素だと思います。




☆そんな訳で、3日の話題。


◇カープ 春季キャンプ3日目 早くもアピール合戦 2/3(月) 12:02配信 TSSテレビ新広島

 1日土曜日に始まったカープの主力組による日南キャンプ、3日目も、球場には朝から選手たちの気合の入った声が響いています。

 カープの日南キャンプ3日目、9時から始まる早出練習には、若手、中堅合わせて12人が参加しました。

 ショートのポジションを狙う期待の2年目、小園選手は、先輩の上本選手と共に守備練習に臨み朝から30分以上のノックを受けました。

 左右に振り回される打球にユニホームは泥だらけ、朝から気合の入った練習を続けています。

 午後からの練習では、前日に引き続きフリーバッティングが行われる予定で中継ぎとして佐々岡新監督から大きな期待が寄せられている岡田投手や一岡投手が登板する予定になっています。


☆その、早出練習。


◇【広島】上本、早出特守ダイビングキャッチを披露 2/3(月) 11:28配信 スポーツ報知

 広島は3日、春季キャンプ3日目がスタート。

 小園とともに早出特守に挑んだ上本崇司内野手(29)が、ダイビングキャッチを披露した。1日の声出しでもナインを盛り上げるなど鯉のムードメーカー的存在。約30分間、山田内野守備走塁コーチのノックを受け続け、終始和やかな雰囲気につつまれていた。


☆上本も昨年は出場機会が減りましたから、今年は何かアピールポイントがほしいですね。


☆で、フリーに登板した、岡田くん。


◇広島・岡田がフリー打撃登板 中継ぎ配置転換に「1球でも多く投げて貢献したい」 2/3(月) 21:04配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(3日、日南)

 広島の岡田明丈投手が、今キャンプで初めてフリー打撃に登板。高橋大と正随に計41球を投げ、安打性の当たりを3本に抑えた。

 オール直球勝負。前日に2本の柵越えを放った正随からは3つの空振りを奪った。スピードガンによる球速測定はなかったものの、「自分では145キロくらい出ている感じ。良かったです」と納得顔を浮かべた。

 昨季はわずか3試合の登板に終わった。佐々岡監督は配置転換を決断し、今季は中継ぎとして起用する方針だ。課題とする制球面は改善方向にある。

 岡田は「きょうはストライクゾーンに自分の球をしっかりと投げようと思っていた。課題のひっかける球も出なかった。内容は良かったです。今年は中継ぎとしてやらせてもらえる。1球でも多く投げてチームに貢献したい」と決意表明した。

 チームは中継ぎ陣の再整備が懸案事項だ。豪腕のメドが立てば、戦力に大きな厚みが出る。上々の滑り出しに指揮官は「ブルペンでの投球を、打者が立った時にできるかが課題だった。評価的には良かった」と目尻を下げた。


☆ふむ。とりあえず、「ストライクが入らない」ということはなかったようです。


◇【広島】岡田、フリー打撃でナイス制球「どこにいくか分からない状況にはなってない」 2/3(月) 19:05配信 スポーツ報知

 広島の岡田明丈投手(26)が3日、宮崎・日南キャンプでフリー打撃に登板。1人目の打者に19球を投げてボール判定は1球のみと、課題の制球力の向上をアピールした。

 まるで精密機械…は言い過ぎか。高橋大を相手にテンポ良く投げ込んでいく。4球目の球がやや低めに外れてボールとコールされたが、その他はゾーンに決まった。「自分の球をしっかりゾーンに投げ込んでいこうと気持ちでした」。2人目の正随には22球のうちボールが10球とやや乱れたが、2人にオール直球で30スイングのうち安打性の当たりは4本と、十分満足できる内容だった。

 昨季は制球難を克服できずにシーズンが終わった。4月11日のヤクルト戦で打者10人に6四球を与え1回0/3で6失点KOされてから4か月以上2軍で調整するなど、3試合で防御率14・14。1軍の戦力になり得なかった。この日も自虐的に「(昨季のような)どこにいくか分からない状況にはなってないんで」と苦笑いを浮かべた。

 佐々岡監督は中継ぎ転向を明言。松田オーナーも「薮田と岡田を復活させないと安定した戦いはできない」と2017年に12勝を挙げて優勝に貢献した右腕に大きな期待を寄せている。背番号17は「ポジションが変わって中継ぎをやらせてもらうんですが、少しでもチームのために、1球でも多く投げて優勝に貢献したい」とキッパリ。持ち前の球威に制球力も加われば、2年ぶりVを目指す鯉にスーパー・セットアッパーが誕生する。


☆う~ん、とりあえずまだ「結果的にそこに行った」って感じなんですが、ストライクが入る分、ましですかね(笑)。


◇広島岡田がフリー登板でアピール、佐々岡監督も評価 2/3(月) 20:14配信 日刊スポーツ

 広島佐々岡監督がセットアッパーを期待する岡田明丈投手が、フリー打撃登板でアピールに成功した。高橋大を相手に19球で安打性3本。

 ボール球は1球しかなかった。正随(しょうずい)には22球で安打性1本。真っすぐのみで3つの空振りを奪った。「しっかり打者に入っていく中で投げていけた。内容的に良かった」と手応えを口にし、指揮官も「昨年よりは(球の強さが)全然出ている」と評価した。


☆確かにその「結果的に行った高めの球」でも、空振りが取れてましたからね。あれを意識的にできるようになればいいんですけどね。


☆岡田くんの場合、右腕を後ろに引いて、そこからリリースするまでの間のフォームが一定しないんですよね。基本的にはできるだけ球持ちをよくして、ギリギリまでリリースしない、という意識でいいと思います。


☆お次は、森下くん。


◇広島・ドラ1森下がキャンプ2度目のブルペン 変化球も「良かった」 2/3(月) 14:10配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(3日、日南)

 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が3日、キャンプ2度目のブルペン投球を行った。

 キレのいい直球にカーブ、カットボールを交えながら「前回より良かった」と好感触の42球。

 変化球も“解禁”し「曲がりだったりが、良かった。ストレートが生きるんじゃないかと」と表情は明るかった。


☆この森下くんのピッチングに、他球団の007も警戒。


◇広島1位森下42球快投に007警戒「レベル高い」 2/4(火) 5:00配信 日刊スポーツ

 投げてよし、守ってよし、そしてルックスもよし! 広島のドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)が3日、宮崎・日南キャンプで2度目のブルペンに入り、本領を発揮した。

 自慢の剛球に加えて変化球も解禁し、抜群のキレと制球力を披露。投内連係でも好フィールディングを披露した。見守った佐々岡監督はえびす顔でで他球団007は警戒警報を発令。開幕ローテーション入りへ視界良好だ。

   ◇   ◇   ◇

 森下の剛腕がベールを脱いだ。緊張でガチガチの投球になったキャンプ初日の姿はなかった。2度目のブルペンは終始落ち着いた表情で42球の快投。「結構自分の中では前回よりはよかったと思います」。ドラフト1位が本来の力をみせつけた。

 見守った佐々岡監督は「今日は入りから違うなというのを見せてくれた」と高評価。サインプレーや投内連係も軽快にこなした右腕も指揮官にこう話したという。「今日は落ち着いてできました。そこで吹っ切れたところがあって余裕ができました」。佐々岡監督は「緊張感がほどけて本来の投球ができたんじゃないか。走り方にしても、守備にしても、センスを感じています」と目尻を下げた。

 ブルペンでは変化球も解禁した。直球36球に加え、カーブ、カットボールを3球ずつ初披露。「(変化球の)曲がりだったりは良かった。ストレートに生きてくると思う」と手応え。指揮官は「スピン量、切れは今日初めて投げた中で、素晴らしいものを持っていると感じた」と絶賛した。

 他球団007は一斉に警戒警報を出した。開幕カードで対戦する中日の岩田スコアラーは「真っすぐも変化球も全部良い。フィールディングもいいし、スター性もある。全体的にレベルが高い」と評価。阪神太田スコアラーは「すごかった。さすがドラ1。キャンプ3日目でここまで投げられるのか。即戦力で通用するでしょ」とうなった。

 順調にいけば、8日のフリー打撃で打撃投手を務める。「ケガしないことだけを意識して、常に競争意識を持ってやりたい」。目標の開幕ローテーション入りへまた1歩前進だ。【古財稜明】

   ◇  ◇  ◇

▽広島沢崎投手コーチ「(投内連係に)サインをしっかり覚えて、きっちり動けていた。緊張する中でも、しっかりとやれている」

▽広島高ヘッドコーチ「(フィールディングが)うまい。センスを感じる」

▽ヤクルト押尾スコアラー(開幕2カード目に対戦)「投げ方が安定している。回転もすごくいいし、スピンも効いている。ベース板の上でも球に強さを感じる」


☆いやもう何か、評価が高すぎて逆に怖いんですが(笑)、こうなると早く実戦が見たい、ということになります。バッターとの勝負の中で、どんなピッチングを見せてくれるか。


☆で、新戦力と言えば、新外国人。


◇広島の新助っ人スコット、悲願日本一の救世主となるか NPB初の南ア出身外国人 2/3(月) 16:56配信 夕刊フジ

 【江尻良文の快説・怪説】

 春季キャンプは新外国人選手の品評会でもある。今年も大量の初来日だが、見逃せない異色派が日本プロ野球界初の南アフリカ共和国出身、広島のデイラー・スコット(25)投手だ。

 昨年の日本開催ラグビーW杯で母国が3大会ぶり3度目の優勝。いまだフィーバーの余韻が残る中、「NPB初の南アの選手として、恥ずかしくないものを見せたい。自分の国には誇りを持っているから」とタイムリーな自己PRを見せた。

 米国でもマリナーズ在籍時の昨年6月、南ア出身初のメジャーデビューで話題に。松田オーナーは「7、8回くらい」とセットアッパー役を期待するが、190センチの長身右腕は「去年は3Aでクローザーもした。臨機応変にできる自信はある」と準備万端。東京五輪イヤーで昨季より1週間も早い開幕に備え、例年より1カ月前倒しして体を仕上げてきたという。

 昨季、球団記録更新のリーグ4連覇に失敗したのは、“丸ロス”だけにとどまらない。セットアッパー・フランスア、守護神・中崎という勝利の方程式が崩壊したのも大きな要因だ。母国の世界一に続き、スコットが広島悲願の日本一へ新たな救世主になるのか。(江尻良文)


☆名前は「テイラー・スコット」、年齢は27歳ですね。


☆メジャーの実績はDJジョンソンの方が上ですが、伸び盛りなんじゃないですかね。これから大化けする可能性は十分にあると思います。


☆そのスコットとDJジョンソン、恒例の、豆まき。


◇【広島】新外国人2選手が豆まき スコット「伝統的な行事が好き」 2/3(月) 14:04配信 スポーツ報知

 広島の新外国人、DJ・ジョンソン投手(30)=ロッキーズ=、テイラー・スコット投手(27)=オリオールズ=が3日、節分にちなんで豆まきを行った。

 「オニハソト、フクハウチ!」と声を上げ、日本の伝統文化を体験したスコットは「伝統的な行事が好き。(豆まきで)悪いことを取り除けてよかった」と楽しんだ様子。

 チームメイトにも馴染めてきたD・ジョンソンは「(ナインらは)情熱があって、真剣に取り組んでいる」と感心していた。


◇広島、鬼を追い出して日本一コイ!新外国人DJ・ジョンソン「幸運を招き入れたい」 2/4(火) 5:30配信 スポニチアネックス

 広島は、新外国人のDJ・ジョンソンとスコットが鬼役の球団関係者らに、日本語で「福は内、鬼は外」と声を掛け豆を投じた。

 DJ・ジョンソンは「幸運を招き入れて日本一になりたい」。


☆ちなみに恵方巻は、豆まきのように伝統的な風習ではないようですが、「恵方巻」という言い方は、何と広島発祥(笑)。


「恵方巻」という名称は、1989年にセブン-イレブン舟入店(広島市中区)の野田靜眞が「大阪には節分に太巻き寿司を食べる風習がある」と聴いて仕掛けたことにより、1998年から全国へ広がり、2000年代以降に急速に広まった。それ以前に「恵方巻」と呼ばれていたという文献類は見つかっていない。その他には「幸運巻寿司」「恵方寿司」「招福巻」などとも呼ぶ。(Wikipedia「節分」)


☆で、節分に巻き寿司を食べる、というのは、文献では、昭和に入ってから何度か、寿司屋さんなどの宣伝のチラシに見える程度だとか。ま、要はセブイレから始まった、というのと同じ感じで、業者の仕掛けだった訳です(笑)。結局、全国的ではないにせよ民間で行われていた風習で、それがセブイレの宣伝で全国的に広まった、ということでしょうか。


☆さてカープの話題に戻って、フリーに登板した、一岡くん。


◇軽快に走る広島一岡の足元には/インスタイムラグ 2/3(月) 20:30配信 日刊スポーツ

20200203-02030888-nksports-000-11-view




















ナイキの厚底シューズを履いてランニングメニューをこなす広島一岡

<インスタイムラグ 3日>

 広島キャンプ3日目、投手陣の午後の練習メニューは東光寺に移動して行われた。外野グラウンドで短距離を走るメニューでは、一岡竜司投手が注目された。

 足元に今、陸上長距離界で話題となっている米スポーツ用品大手ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライシリーズ」を装着。ナイキ社の野球用具を使用するが、自腹でネット通販で購入したという。「キャンプに向けて購入しました。野球でも禁止にはなっていないので」とニヤリ。軽やかな走りを見せた。

 東光寺への移動前にはフリー打撃に登板した。曽根と坂倉を相手に44球。今オフ新たに取り組む2段モーションに得意のクイックを織り交ぜ、安打性4本に抑えた。本職でも好スタートを切った。


☆やはり1軍の投手、制球の安定度はさすがでしたね。


☆この一岡くんと、ファームで調整している今村くん。この2人の復活が、優勝へのカギになると思います。


☆お次は、ブルペンに入った、ジョンソン。


◇広島のK・ジョンソンがキャンプ初ブルペン「体のサビを落とす意味で」 2/3(月) 14:21配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(3日、日南)

 広島のクリス・ジョンソン投手(35)が、このキャンプ初めてブルペンに入った。

 「体のサビを落とす意味で、(体を)動かしながら投げた」と37球。

 今オフは「春のキャンプに向けての準備をしてきた。シーズンに向けて準備すること。それだけに集中したい」と静かに闘志を燃やしていた。


☆いや~、軽~く投げてましたが、さすがのピッチングでしたね。踏み出した右足に体重がしっかり乗っているので、軽く投げていても、キレがある。全然問題ないと思います。


☆一方心配なのが、野村くん。


◇広島野村がリタイア 前日負傷し検査のため病院へ 2/3(月) 10:54配信 日刊スポーツ

 リタイア1号? 広島の宮崎・日南キャンプ3日目となった3日、全体ウオーミングアップが始まっても、野村祐輔投手(30)の姿がなかった。

 佐々岡真司新監督(52)の下、今キャンプ定番となっている投手と野手が一緒に行うベースランニングのメニューに移ってもグラウンドに姿を見せていない。

 球団トレーナーによると、前日2日の練習中に負傷し、検査を受けるため日南市内の病院へ向かった。


☆負傷で検査ということは、重症かどうか分からない、ということでしょうか。う~ん、これはちょっと心配。




☆さてその他の話題、まずは沖縄で調整中の、長野。


◇広島・長野がマスコミにお願い 「ベテラン」禁句で!! 2/3(月) 16:30配信 東スポWeb

 前代未聞の珍要請に隠された決意とは――。沖縄市の二軍キャンプで始動した広島・長野久義外野手(35)が復活にかける熱い思いを告白。併せて全マスコミへ向け、異例の告知を放った。

 移籍直後のドタバタキャンプから1年。今年の長野は見違える輝きを放っている。自主トレ先の鹿児島・奄美で「しっかり走り込んできた」という言葉にウソはなかったようで、ボディーラインが引き締まり、あご周りもすっきりして小顔化。「プロ野球選手は見栄えも大事でしょ?」と冗談めかすが、若手に交じってのベースランニングで軽快に走る姿はチーム2番目の年長選手には見えない。まるで10年前のルーキー時代に戻ったようだ。水本二軍監督も「去年と比べれば状態は雲泥の差。足がよく動いているし、バットも振れている」と評価する。

 言葉もいつになく力強い。長野は「やるしかない立場なんでね。誰が見てもいいんじゃないか、という姿を見せられるように、しっかり練習したい」と柄にもなく猛アピールを宣言。さらに「僕からマスコミの皆さんに一つお願いがあるんです」と切り出し「今年は記事の中で僕のことを『ベテラン』と表現するのはやめてもらえますか。僕は『まだ35歳』だと思ってやりますから」と真顔で言い放った。

 キャンプ直前の1月26日、テレビから流れてきた苦労人の言葉が心に刺さった。大相撲初場所で西前頭17枚目の幕尻から下克上Vを果たした徳勝龍(33=木瀬)の優勝インタビュー。「もう33歳じゃなくて、まだ33歳だと思って頑張ります」という一節に勇気を得たという。

 プロワーストの個人成績に終わった昨季の悔しさが、マイペースな天才を変えた。マスコミへの“ベテラン禁止令”は今季にかける決意の表れ。外野のレギュラー争いは今年もシ烈を極めるが、心も体も若返った長野なら向かうところ敵なしだろう。


☆ま、正直昨年は、FAのドタバタで、練習に集中できなかったんじゃないでしょうか。自分がFAの人的補償で巨人を去ることになるなんて、考えもしなかったでしょうからね。


☆で、昨年は出場機会を大幅に減らした訳ですが、状態が良ければ首脳陣も使っていたでしょう。シーズン中に状態が上がらなかったのはやはり、オフの間にしっかり体を作ることができなかったんでしょうね。


☆ということは、今年は期待できる、ということになります。いやいや、まだまだ35歳、ですよ。やってくれますよね、チョーさん。


☆おしまいは、こんな話。


◇広島・日南キャンプ 松坂フィーバーの影響で観客減? 2/3(月) 11:00配信 東スポWeb

 広島を“松坂フィーバー”による観客減が直撃している。

 宮崎・日南での春季キャンプは2日、非公開のサインプレー練習や投手のフリー打撃登板など実戦的な練習がスタート。例年以上に早い調整ぶりとなっているが、客入りという点でもここ数年と様子を異にしている。

 この日の観衆は5500人、キャンプ初日の1日は4000人と盛況であることは間違いない。しかし、昨年のキャンプ最初の土日が2日合わせて1万2500人だったことを考えれば3000人減という状況だ。

 チーム関係者は「みんな西武の松坂を見に行っているのだろう。長野と菊池が沖縄スタートということも影響しているのかもしれない」と分析。3連覇中だった昨年までは常に満員御礼で、週末ともなれば、あふれんばかりの人だかりとなっていた。もちろん、今年も熱心な鯉党によってナインには熱い声援が送られている。ただ、観客席はチラホラ空席も…。

 エースの大瀬良大地投手(28)は「勝って喜んでもらうことで『キャンプを見に行こう』と思ってもらえるんだと思う。選手にとってもより多くの人に見てもらっているという緊張感は大事。やっぱり勝たないといけない」と気持ちを新たにする。注目度回復のためにもV奪還を果たすしかない。


☆どれもあると思います。特に4位に終わったというのは、やはりテンションが下がる。


☆ファンに喜んでもらえれば、応援もより熱くなるというもの。日本一になって、多くのファンに喜んでもらって、もっともっと応援してもらいましょう(笑)。


P.S. 今日もアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村


source : K.Oのカープ・ブログ。