2020年10月29日木曜日

7/29(水) 中日8回戦(マツダ)。


☆まずは、28日の話題。


◇広島、V率0%…首位Gとデッドライン超え8・5差 7/29(水) 5:00配信 サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、広島2-3中日、7回戦、広島4勝3敗、28日、マツダ)開幕から31試合目で優勝確率0%-。わずか2日で最下位に転落した広島・佐々岡監督はため息をついた。

 「あのタイミングで普通はアウト。あれがセーフになるから難しい」

 1-2の八回。2死一塁で塹江がビシエドに右翼線二塁打を許したが、鈴木誠-安部-会沢の中継で一走・大島を本塁タッチアウトとしたかにみえた。しかし、与田監督のリクエストによるリプレー検証で、大島が会沢のタッチをかいくぐり、右手で本塁を触っていると判定されてセーフに覆った。その後、2死一、三塁で菊池保が、A・マルティネスに遊撃へ決勝打を浴びた。

 逆転負けで首位巨人とのゲーム差は8・5に広がり、デッドラインを超えた。過去9度のリーグ優勝のうち最大逆転Vは1991年で、首位中日に7・5ゲーム差。当時入団2年目、17勝を挙げて優勝に貢献した元エースの指揮官が試練の時を迎えている。(柏村翔)


☆ま、勝てないチーム、って感じですよね。コリジョンに勝ち越し打は内野安打と、不運な面もありましたが、逆に言うと、どうやったって勝ちに転ばないチームが、勝てないチーム。


◇広島・九里 7回1失点 佐々岡監督評価「同じ失敗はしないという姿勢が見えた」 7/29(水) 5:30配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島2―3中日(2020年7月28日 マツダ)

 背水の陣に広島・九里が燃えた。打順が回って代打が送られた7回までソロ被弾の1失点に抑える好投。「高めに浮かないように意識し、先を考えずに目の前の回を抑えようと投げた」と汗をぬぐった。

 最近3試合はいずれも5回で降板。「投げ急いだり、体が開いていた」課題を修正し、好投につなげた。6月24日以来、権利を手にしていた2勝目は消えたものの、佐々岡監督は「同じ失敗はしないという姿勢が見えた。次に期待できる投球だった」と称えた。


☆ただこうやって、先発が試合を作ってくれると、試合にはなります。後は投打が噛み合えば、勝てるはず。




☆さて、29日の、中日戦。


 ◇スタメン

【広島】
① 8 西川
② 7 ピレラ
③ 5 堂林
④ 9 鈴木
⑤ 3 松山
⑥ 2 磯村
⑦ 4 上本
⑧ 6 田中
⑨ 1 野村

【中日】
① 9 井領
② 8 大島
③ 4 阿部
④ 3 ビシエド
⑤ 5 高橋
⑥ 2 A.マルティネス
⑦ 6 京田
⑧ 7 福田
⑨ 1 松葉


(D)1回表
①井領内角スライダーに三振、②大島外角チェンジアップにピッチャーゴロ、③阿部つまったサードゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)1回裏
①西川低め変化球にライトフライ、②ピレラ外角落ちる球にショートゴロ、③堂林外角チェンジアップにライトフライ、この回三者凡退、無得点。


(D)2回表
④ビシエド内角ツーシームにサードフライ、⑤高橋内角スライダーにセカンドゴロ、⑥A.マルティネス外角スライダーにサードゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)2回裏
④鈴木内角ストレートに見逃し三振、⑤松山三振、⑥磯村外角ストレートにセカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。


(D)3回表
⑦京田外角スライダーにセカンドゴロ、⑧福田外角スライダーにサードゴロ、⑨松葉三振、この回三者凡退、無失点。…野村くん、3回までパーフェクト。


(C)3回裏
⑦上本 外角ツーシームにファーストゴロ
 1死
⑧田中 死球
 1死1塁
⑨野村 送りバント
 2死2塁
①西川 外角スライダーに見逃し三振、この回無得点。…松葉も3回までノーヒットピッチング。


(D)4回表
①井領内角変化球にセンターフライ、②大島外角チェンジアップにレフトフライ、③阿部外角カットボールにライトフライ、この回三者凡退、無失点。


(C)4回裏
先頭②ピレラ ショート内野安打…これが初ヒット。
 無死1塁
③堂林内角ストレートに三振、④鈴木内角カットボールにショートフライ、ピレラ 戻れずゲッツー、この回無得点。


(D)5回表
④ビシエド低めスライダーにセンターフライ、⑤高橋外角落ちる球にピッチャーゴロ、⑥A.マルティネス高めツーシームにレフトフライ、この回三者凡退、無失点。…まだパーフェクト。


(C)5回裏
⑤松山内角ストレートにセンターフライ、⑥磯村外角ストレートにライトフライ
 2死
⑦上本 四球
 2死1塁
⑧田中の時、上本初球盗塁、キャッチャーA.マルティネス悪送球、上本は3塁へ。
 2死3塁
⑧田中 敬遠ぎみの四球
 2死1・3塁
⑨野村 ライトフライ、この回無得点。


(D)6回表
先頭⑦京田 一塁側へセーフティバント…これが初ヒット。
 無死1塁
⑧福田ど真ん中ツーシームにショートフライ、⑨松葉送りバントはキャッチャーファウルフライ、①井領外角ツーシームにレフトフライ、この回無失点。


(C)6回裏
①西川 外角カットボールにピッチャーゴロ
 1死
②ピレラ センター前ヒット
 1死1塁
③堂林 三振
 2死1塁
④鈴木 バックスクリーン右へ先制2ランホームラン カープ先制、広2-0中。…持って行きましたね~。
 2死
⑤松山 外角カットボールにライトフライ、この回2点。


(D)7回表
先頭②大島 ライト前ヒット…大島を出すとちょっと嫌ですね。
 無死1塁
③阿部 センター前ヒット
 無死1・2塁
④ビシエド 内角ツーシームにサードゴロゲッツー、2塁ランナー3塁へ。
 2死3塁
⑤高橋 外角ツーシームにライトフライ、この回無失点。…野村くん、7回まで無失点で来ました。


(C)7回裏
⑥磯村 キャッチャーファウルフライ
 1死
⑦上本 レフトへツーベース
 1死2塁
⑧田中 ショート内野安打
 1死1・2塁
⑨野村 送りバント…ということは8回も野村くんですね。
 2死2・3塁
①西川 外角スライダーにセカンドゴロ、この回無得点。


(D)8回表
⑥A.マルティネス外角スライダーにレフトフライ、⑦京田外角チェンジアップにセンターフライ
 2死
⑧福田 レフト前ヒット
 2死1塁、⑨松葉に代打石川昂、1塁ランナー福田に代走岡林。
⑨石川昂 外角カーブにライトフライ、この回無失点。…野村くん、8回までで97球。9回、行きますかね。


(C)8回裏、投手谷元(D)。⑧福田の代走岡林そのままレフト。
②ピレラ内角低めストレートに見逃し三振、③堂林ボテボテのサードゴロ、④鈴木内角ストレートにレフトフライ、この回三者凡退、無得点。


(D)9回表、投手フランスア(C)。
①井領152㎞ストレートに見逃し三振、②大島外角ストレートに三振、③阿部つり球に三振、この回三者三振、無失点、ゲームセット(/--)/


広島 対 中日 (8回戦 広5勝3敗0分 18時30分 マツダスタジアム 4991人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
D 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
C 0 0 0 0 0 2 0 0 X 2
勝 野村 2試合1勝0敗
敗 松葉 3試合2勝1敗
S フランスア 14試合0勝1敗S1
ホームラン 鈴木誠9号②(松葉)

【中日】
      打 安 点 打率 本
① 9 井領  4 0 0 .255 0 三振 …… …… 中飛 …… 左飛 …… …… 三振
② 8 大島  4 1 0 .294 0 投ゴ …… …… 左飛 …… …… 右安 …… 三振
③ 4 阿部  4 1 0 .242 2 三ゴ …… …… 右飛 …… …… 中安 …… 三振
④ 3 ビシエド
      3 0 0 .300 9 …… 三飛 …… …… 中飛 …… 三併 ……
⑤ 5 高橋  3 0 0 .301 1 …… 二ゴ …… …… 投ゴ …… 右飛 ……
⑥ 2 A・マルティネス
      3 0 0 .321 2 …… 三ゴ …… …… 左飛 …… …… 左飛
⑦ 6 京田  3 1 0 .262 2 …… …… 二ゴ …… …… 一安 …… 中飛
⑧ 7 福田  3 1 0 .234 1 …… …… 三ゴ …… …… 遊飛 …… 左安
走 7 岡林  0 0 0 .000 0
⑨ 1 松葉  2 0 0 .000 0 …… …… 三振 …… …… 捕邪 …… ……
打 石川昂 1 0 0 .200 0 …… …… …… …… …… …… …… 右飛
  1 谷元  0 0 0 .------ 0
計     30 4 0 .246 19
残塁3、併殺1

【広島】
      打 安 点 打率 本
① 8 西川  4 0 0 .331 1 右飛 …… 三振 …… …… 投ゴ 二ゴ ……
② 7 ピレラ 4 2 0 .276 5 遊ゴ …… …… 遊安 …… 中安 …… 三振
③ 5 堂林  4 0 0 .371 6 右飛 …… …… 三振 …… 三振 …… 三ゴ
④ 9 鈴木誠 4 1 2 .350 9 …… 三振 …… 遊飛 …… 中本 …… 左飛
⑤ 3 松山  3 0 0 .318 1 …… 三振 …… …… 中飛 右飛 …… ……
⑥ 2 磯村  3 0 0 .313 0 …… 二ゴ …… …… 右飛 …… 捕邪 ……
⑦ 4 上本  2 1 0 .273 0 …… …… 一ゴ …… 四球 …… 左2 ……
⑧ 6 田中広 1 1 0 .255 2 …… …… 死球 …… 四球 …… 遊安 ……
⑨ 1 野村  1 0 0 .000 0 …… …… 投ギ …… 右飛 …… 捕ギ ……
  1 フランスア
      0 0 0 .------ 0
計     26 5 2 .287 32
残塁5、併殺1

【中日】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
松葉  3 2 1 0 7 94 5 5 3 2 1.47
谷元  4 0 1 0 1 10 0 1 0 0 8.10

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
野村  2 1 0 0 8 97 4 2 0 0 0.64
フランスア
    14 0 1 1 1 18 0 3 0 0 4.26

◇盗塁 上本(5回)
◇失策 A・マルティネス(5回)
◇走塁死 ピレラ(4回)
◇試合時間 2時間16分


◇広島、投手戦制し最下位脱出 野村8回0封で今季初勝利、鈴木誠が決勝2ラン! 7/29(水) 20:47配信 ベースボールキング

○ 広島 2 - 0 中日 ●
<8回戦・マツダスタジアム>

 広島は今季初の完封勝利で1日で最下位を脱出。今季2度目の先発となった野村が、8回4安打無失点の快投で今季初勝利を挙げた。

 試合は雨の影響で約30分遅れで開始。それでも広島・野村、中日・松葉の両先発の好投によりハイペースで進行した。野村は5回までパーフェクト投球。6回、先頭の京田に初安打となるセーフティーバントを許したが、後続を退け打線の奮起を待った。

 すると直後の6回裏、二死一塁で4番・鈴木誠が9号2ランを右中間席へ。4番の一発で均衡を破った。

 野村は7回表、先頭からの連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、4番・ビシエドを注文通りの三ゴロ併殺斬り。三塁・堂林の軽快なフィールディングも光った。野村は8回もゼロを刻み、計97球、4安打無失点、2奪三振無四死球の快投でお役御免。9回を3者連続三振で締めたフランスアは今季初セーブ(1敗)を記録した。

 中日は完封負けで再び最下位転落。先発の松葉は7回5安打2失点と力投したが、打線の援護なく今季初黒星(2勝)を喫した。


☆いやいや、野村くん、頑張りましたね。相手の松葉もナイスピッチで、均衡が破れたのは、6回。


◇広島・鈴木誠也が六回に先制2ラン「祐輔さんが頑張っているので」好投の野村を援護 7/29(水) 20:00配信 デイリースポーツ

 「広島-中日」(29日、マツダスタジアム)

 広島の鈴木誠也外野手が、一振りで均衡を破った。

 両チーム無得点で迎えた六回、2死一塁で登場。中日先発松葉の高めに入る126キロのチェンジアップをバックスクリーン右に運ぶ9号先制2ランを放った。

 「打ったのはチェンジアップ。祐輔さんが頑張っているので、良い先制点になって良かったです」

 今季マツダスタジアム初登板となった野村は、初回からエンジン全開。五回まで完全投球し、六回は先頭の京田をバントヒットで出塁させ、初安打を許したが、後続を打ち取った。

 試合前の段階で今季は本拠地マツダスタジアムで2勝8敗1分け。嫌な流れを食い止めたい。


☆松葉が唯一の失投、と悔やんだ1球でしたが、逃しませんでした。


☆野村くんは、5回までパーフェクト。


◇広島・野村が五回までノーヒットピッチ スラィリーの誕生日に熱投 7/29(水) 20:35配信 サンケイスポーツ

 広島・野村祐輔投手(31)が29日、中日8回戦(マツダ)に先発し、五回まで無安打無得点投球をみせた。

 一回からアクセル全開だった。先頭の井領をスライダーで空振り三振に仕留めると、大島をチェンジアップで投ゴロ、阿部をツーシームで三ゴロに料理。六回先頭で京田に一塁へのセーフティーバントを決められ、初安打を許したが、多彩な変化球をテンポよく投げ込んだ。

 ちなみにこの日はカープのアイドル、スラィリーの誕生日。210センチ、100キロ、全身青緑のモフモフした毛が特徴のキャラクターは1995年にデビューすると一躍人気者に。一部のカープファンはスラィリー人形を観客席に置き、声援を送った。


☆「ラ」にちっちゃい「ィ」って、おかしくない?


☆その後も野村くん、快投が続きます。


◇広島・野村が投壊救う8回無失点で今季初勝利「シーズンはこれから」 7/29(水) 21:38配信 東スポWeb

 広島の9年目右腕・野村祐輔投手が29日の中日戦(マツダ)で8回無失点の力投を見せ、2―0の勝利に貢献。今季初勝利を挙げた。

 直球の最速は139キロながら精密機械のような抜群の制球が威力を発揮。昨季6試合に投げて4勝1敗、防御率1・95と好相性を誇った中日打線を5回まで完全投球。7回無死一、二塁のピンチには4番・ビシエドを注文通りの三ゴロ併殺打に仕留めると、続く高橋も右飛に抑えて得点を許さなかった。

 投手陣の非常事態に奮い立った。大黒柱の大瀬良がコンディション不良のため登録抹消。経験豊富な野村への期待は高くなるだけに「シーズンはこれからなので、しっかり引っ張っていけるように頑張りたい」と話した。新人ですでに2勝を挙げている明大の後輩・森下にも負けたくない。右ふくらはぎ痛のため開幕から出遅れた分を取り戻す覚悟があった。

 そんな右腕の気迫に呼応したのが鈴木誠也だ。0―0の6回二死一塁、中日・松葉からバックスクリーン右に9号2ラン。「(野村)祐輔さんが頑張っているので、いい先制点になってよかった」という主砲のひと振りが試合を決めた。晴れて最下位脱出の広島は遅ればせながら今季初の零封勝ち。この1勝を浮上の足掛かりにしたい。


☆野村くんの悪い時ってのは、甘い球が何球かあるんですが、それがほとんどありませんでした。特に右打者の内角へのシュートが効いてましたね。


☆で、野村くんと松葉の投げ合いってのは、見応えがありましたね~。どちらも球速は140㎞前後なんですが、打てる球がほとんど来ない。お互い見事なピッチングでした。


◇広島野村1勝「投手ピリッと」佐々岡監督が肩もみ 7/29(水) 22:26配信 日刊スポーツ

<広島2-0中日>◇29日◇マツダスタジアム

 完全復活!! 広島野村祐輔投手(31)が8回4安打無四球無失点の快投で今季初勝利を手にした。5回まで完全投球するなど会心の試合運びで、中日打線を手玉に取った。19年8月8日DeNA以来356日ぶりの白星。プロ9年目にして初めて開幕1軍を逃した右腕が、復活を印象づける投球で、チームを1日で最下位脱出へ導いた。

   ◇  ◇  ◇

 野村は一塁側ベンチ前でナインを迎え入れる際、佐々岡監督から祝福の肩もみをされ、満面の笑みを浮かべた。8回4安打無四球無失点。文句なしの内容で念願の今季1勝目を手にした。「すごくうれしいですし、まだまだこれから頑張っていかないといけない」。19年8月8日DeNA戦(マツダスタジアム)以来、356日ぶりの白星だ。

 完璧な立ち上がりだった。直球の最速は139キロながら、スライダーなど変化球を巧みに操り、両サイドを丁寧についたようにみえた。「丁寧にはいってないです。大胆にいきました」と本人は丁寧さを否定し、攻めの姿勢を強調。5回まで1人の走者も許さない完全投球を見せた。6回に初安打されても、安定感抜群の投球で得点を許さなかった。「右も左も外角が良かった。要所で内角を攻めて、打者をつまらせることができた。(スピード)ガン以上に打者を差し込むことができた」と97球の力投を振り返った。

 「ケガで出遅れてしまって、本当に悔しかった」

 プロ8年間で71勝の実績を誇る右腕。2月の春季キャンプ序盤に右ふくらはぎを痛め、無念の離脱。ファームで長期にわたり、調整を続けていた。2軍の練習拠点の広島・廿日市市内の大野練習場では若手投手陣の“先生役”を買って出た。練習中に身ぶり手ぶりを交え、長い時間をかけて後輩に接する姿があった。「聞かれたことにはちゃんと答えたいのはあったし、自分にも言っている感じ。気づくことが多かった」。

 投球で苦しい時には腕や手首など小手先で微調整していたという右腕は「下半身をケガしてから、特に足から上につながる連動性、軸足の使い方、下半身の大切さに気づくことができた」。逆境を乗り越え、力に変えてみせた。

 1軍投手陣の中で日本人最年長右腕の快投に指揮官は「祐輔らしい投球だった。今日みたいな投球をしてくれたら投手陣もピリッとすると思う」と目を細めた。エース大瀬良がコンディション不良で出場選手登録を抹消されている状況もあり、野村は「全員で戦っていきたい」と力を込めた。チームは1日で最下位から脱出。たくましさを増した背番号19がチームを引っ張っていく。【古財稜明】


☆大胆に行った、というのは、ゾーンで勝負して、キレが良かった、ということ。野村くんの悪い時は、際どいところを突いて球数が多くなるのですが、今日は8回で97球ですからね。


☆で、フランスアが、今季初セーブ。


◇広島フランスアが今季初S「直球がよくなってきた」 7/29(水) 22:35配信 日刊スポーツ

<広島2-0中日>◇29日◇マツダスタジアム

 広島ヘロニモ・フランスア投手が3者連続奪三振で今季初セーブを手にした。先発野村からバトンを受け、最終回に登板。最速153キロの直球主体の投球で井領、大島、阿部の上位打線を圧倒した。

 1セーブ目に「うれしい。粘りの投球ができた。直球がよくなってきた」と手応えを口にした。佐々岡監督は「球の強さも戻ってきた」と評価した。一岡も含め、今後も流動的な守護神の1人として9回に登板することになりそうだ。


☆ようやくフランスアらしくなってきて、これで抑え問題は、解消。後は、勝ちパターンをどうするか。


☆誠也くんも、久々の一発が、貴重な先制弾、決勝弾となりました。


◇広島鈴木誠也7戦ぶり1発は「4番の仕事」監督称賛 7/29(水) 22:50配信 日刊スポーツ

<広島2-0中日>◇29日◇マツダスタジアム

 何かが変わる予感が、表情を和らげた。0-0の6回2死一塁。広島の4番鈴木誠也外野手(25)は、中日松葉の浮いたチェンジアップを豪快に振り抜いた。高く上がった打球はセンターバックスクリーン右に着弾。珍しく笑顔でダイヤモンドを1周すると、本塁で迎えたピレラと手裏剣ポーズ。ベンチで迎えるチームメートにはパンチの連打で祝福に応えた。笑顔の7試合ぶり9号2ランが、試合を決める1発となった。

 強引に振り抜いた打撃を「適当です。はちゃめちゃです」と振り返った。中日先発松葉に2打席目までタイミングが合っていなかった。2回の1打席目は1球を振らずに3球三振。4回の2打席目は初球を引っかけて遊飛に倒れた。迎えた3打席目は「開き直り」で臨んだ打席だった。佐々岡監督は「あそこで4番の仕事をしてくれた。あれで投手が踏ん張って、いい勝ち方ができたと思う。誠也も意地があったと思う」とたたえた。

 9試合連続安打で打率3割5分としながら、本人の中では、調子は良くない。試合前練習では特打を行い、打撃マシンの1メートル前に立って感覚を取り戻そうとする姿勢が見える。数字ではない。ただうまくなりたいという向上心。昨オフも忙しい合間を縫ってトレーニングするため、一般客も利用する低酸素施設を利用することもあった。

 下位に沈むチームとともに主砲も苦しんでいた。「その中で何とかしないといけないというのが、(試合に)出ている人間の責任だと思う。今はとにかく我慢で、四球でも、1日1本でも何とか粘り強く出せれば」。打席の中で考え方を変えながら臨み、ようやく3打席目に1発が生まれた。「どこかでこうやっていろいろ考えて打席に立つことで、吹っ切れるときがくるので、それが今日の本塁打だったのかな」。チームを最下位から浮上させるアーチは、鈴木誠自身も復活の1発となった。【前原淳】


☆いや確かに、もうメチャクチャに振った、って感じでしたが(笑)、試合状況からして、一発を狙ってたんでしょうね。


☆で、この人は、ノーヒットながら、守備で貢献。


◇広島・堂林は守備で貢献 3試合ぶり無安打も 7/29(水) 22:58配信 デイリースポーツ

 「広島2-0中日」(29日、マツダスタジアム)

 広島の堂林翔太内野手の安定感ある守備が光った。

 二回2死ではA・マルティネスが放った三塁線への打球を好捕。そのままの動きで一塁へジャンピングスローし、アウトにした。

 さらに2-0の七回だ。野村が連打を浴び無死一、二塁となってビシエドを迎えた場面では、ショートバウンドにうまくグラブを合わせ三ゴロ併殺打。野村を救った。

 バットでは3試合ぶりの無安打に終わったものの、この日は好守で勝利に貢献した。


☆いやいや、守備はうまいんですよ、元々この人は。打撃も守備も、メンタルさえ安定すれば、一級品なんですから。




☆さてその他の話題も、その堂林くんから。


◇広島・堂林翔太が打率4割近くと打ちまくり、鯉のプリンス覚醒、いつまで続く〈週刊朝日〉 7/29(水) 9:00配信 AERA dot.

 一過性の勢いではない。広島の堂林翔太が今季27試合に出場し、リーグトップの打率3割8分9厘、6本塁打、19打点と開幕から打ちまくっている。近年は伸び悩み、昨季は自己最少の28試合出場。シーズン前は1軍当落線上の立場だったが、今や「不動の3番」に。広島ファンからは「今度こそ堂林を信じていいの?」と驚きの声が上がるほどだ。プロ11年目の「覚醒」は本物だろうか。

 愛知・中京大中京高出身の28歳。同世代は大リーガーの筒香嘉智(レイズ)と菊池雄星(マリナーズ)のほか、今宮健太(ソフトバンク)、山川穂高(西武)、同僚の大瀬良大地とスター選手がズラリ。その中でも堂林は早くに台頭した。プロ3年目の2012年に144試合出場し、打率2割4分2厘、14本塁打、45打点。逆方向の右翼にもアーチを飛ばすスケールの大きい打撃と甘いマスクでファンの心をつかんだ。

 だが、試練が待ち受けていた。堂林は同年にリーグワーストの150三振。長打力がある一方、確実性に欠けていた。翌年以降はボール球になる球を空振りする悪癖が修正できない。若手が台頭してレギュラーの座が危うくなると、結果を求めて思い切りの良い打撃が影を潜めた。広島がリーグ3連覇で黄金期を築いた16~18年は1、2軍を行き来し、影が薄かった。

 広島の担当記者は、こう話す。

「性格が素直で優しい半面、何でもアドバイスを受け入れて、自分を見失っていたように感じました。でも、後輩がどんどん出てきて危機感を覚えたのでしょう。近年はなりふり構わず必死でした」

 昨オフに3歳下の鈴木誠也に頭を下げて自主トレに参加。鈴木とはプライベートでも親交が深く、シーズン中も野球談議を交わしていたが、自主トレを共にして大きな刺激を受けた。技術面では頭が突っ込む悪癖を指摘され、下半身主導の打撃フォームに修正。柔軟性が出て持ち味の右中間へ伸びる打球が増えた。

 また、じっくり球を見極められるようになったことから選球眼も向上。今季はまだ22三振で、確実性が増した。

 今後は相手のマークが一層厳しくなることが予想される。だが、今の堂林は簡単に状態が崩れるほどもろくはない。近年はトレード要員とまでうわさされた「鯉のプリンス」は、チームに不可欠な存在だ。(成績は7月27日現在)(梅宮昌宗)

※週刊朝日  2020年8月7日号


☆いやね、見極めができるようになったのは、技術が確かになったからですよ。バットのヘッドが最短距離で出るようになったんで、しっかり捉えられるようになった。それが自信になってるから、ボールを追いかけなくなったんですね。


☆そのスイングが、維持できるかどうかが、問題。


☆お次は、野村くんについて。


◇「緊急事態」広島投手陣で最多勝男の意地を…北別府氏、野村の復権に期待 7/29(水) 11:00配信 デイリースポーツ

 先週の広島は、26日・DeNA戦(横浜)で6点差を逆転して勝ったが、2勝3敗1分けと負け越した。エース大瀬良大地投手がコンディショニング不良で出場選手登録抹消され、ストッパーも不安定で投手陣に課題がある。そんな中でキャンプ序盤に右ふくらはぎを痛めて調整が遅れていた野村祐輔投手が22日の阪神戦(甲子園)で6回1失点と好投した。デイリースポーツウェブ評論家の北別府学氏は、2016年に最多勝、最高勝率のタイトルを獲得した右腕の意地に期待した。

 阪神戦での投球に北別府氏は「コントロールも良かったし、キレもあった。最近見た中でも最も良かった。本来、そういうピッチングをする投手」と、勝ち星こそ付かなかったものの高い評価をした。

 2016年には16勝3敗と大車輪の活躍で25年ぶり優勝に貢献した右腕も17年以降は1桁勝利に終わっている。「悪いときはいいボール、悪いボールがはっきりしてしまう。際どいところにいったボールが決まらずストライクを取りにいったときに痛打されていた。勝ちが付いていなかったりしてどうしても勝ちたいと思うと力が入って、コントロールミスとする。投げ急ぐと腕が早く出てしまうこともあった」と近年の投球のマイナス点を挙げた。

 制球力勝負で通算213勝を挙げた北別府氏は「余裕をもって遊んでみたり、際どいコースで勝負をしないといけない。野村は直球のスピードが140キロちょっと。投げ分けできないとスピードだけに頼ると打者は少々の球ならいとも簡単にスタンドに放り込む。私達の時代より打者の飛距離が確実に延びています。膝元を使いながらボール球を振らせていくべき」とアドバイスを送った。

 右ふくらはぎを痛め出遅れたが「年齢的にも故障の出るころだろうけど、致命傷になったり治るのに長くかかったりする。若いころより手入れをして、下半身を鍛える必要がある。大瀬良らのように馬力で投げるタイプではない。下半身を使って丁寧に低めをつく投球をしないといけない」と下半身の重要性も説いた。

 先週は野村に続き23日・阪神戦(甲子園)ではドラフト1位の森下が6回10奪三振の好投で2勝目を挙げた。明るい話題もあるが、エース大瀬良の離脱に「緊急事態」と言う北別府氏。そんな中で「頼れるのはルーキーしかいないでは困る。最多勝も獲得しエースとも言われた野村が『任せとけ』という気持ちをもってもらいたい」と背番号19の意地に期待した。そして「佐々岡監督には投手王国を構築してもらいたい」と結んだ。


☆その野村くん、結局離脱してしまいましたが、離脱するまでは、13試合に登板、6勝3敗。前半は素晴らしいピッチングが続きましたが、終盤は、体力がもたなかった、って感じですかね。やはり野村くんの場合は、スタミナが課題。来季はケガなく、しっかり体を作ってシーズンに臨んでほしいですね。


☆お次は、朝山コーチ。


◇カープ中村奨成の基盤を築いた朝山東洋コーチの指導理念。「彼は一軍の3番手捕手を目指す訳ではない」 7/29(水) 12:45配信 広島アスリートマガジン

 入団1年目にプロの壁にぶつかり、2年目は故障や死球を受けての戦線離脱など不運も重なった。2017年の夏の甲子園で一躍スターとなった中村奨成だが、ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。

 しかし今季はウエスタン・リーグで好成績を残し、プロ3年目にして初の一軍昇格を勝ち取った。入団直後から指導を行ってきた朝山東洋一軍打撃コーチの目に、入団直後の中村はどのように映っていたのか? 黄金ルーキーを間近で見てきた同コーチの、当時の声をお届けする。
(『広島アスリートマガジン』2018年5月号掲載)

◆振る力は並の高卒選手を超えている

 中村奨成については、甲子園で素晴らしい活躍をし、ドラフト1位で入団したということだけあって周囲から強い期待をかけられています。そして彼自身その気持ちに応えようという思いもあるでしょう。しかし、まだ高校を卒業したばかりですし、課題はたくさんあります。

 もちろん素材としては非常に高い能力を持っています。まず第一に積極性があるところ。これは私を含めたコーチ陣が常々言っていることなのですが、とにかくファーストストライクを積極的に振っていけということです。

 最初はいろいろ考えすぎてまともにスイングができない選手も多いのですが、中村奨はまずしっかりとスイングする力があります。また、直球と変化球を織り交ぜながら攻められたとしても、比較的対応力があります。そうした意味で、打撃については並の高卒選手以上の力があると思います。

◆一軍で10年間はレギュラーマスクをかぶれる選手に

 課題としては、まだ金属バットで染み付いた打ち方が抜けきっていません。具体的にはスイングの一連の流れで、反動を使って伸び上がって打っている部分が問題です。それでも打つことができているのは、バットで球にコンタクトする能力の高さの賜物ですが、プロの世界では、逆に体を沈み込ませるぐらいの意識を持たなければいけません。

 この点については、春季キャンプで中村奨を見た多くのOBの方からも指摘された点です。中村奨は下半身の使い方を変えていけばもっと良い打球が飛ぶようになると思います。また彼は今スイングの改良と平行して、体づくりを行なっています。入団当初から見れば、少しずつ肉づきは良くなっているのではないでしょうか。

 今は本塁打を打つなど結果が出ている部分もありますが、個人的な考えで言えば今は100打数0安打でも良いんです。今の段階では『うまくヒットを打った』とか『3割を打った』ということはコーチ陣も彼に求めてはいません。とにかくどっしりと、あくまでも“一軍のレギュラーになるため”何をするべきなのかを、今はじっくりとしっかり学んでほしいと思います。

 今後の指導について1つの目標として考えているのは、彼と同年代の選手が大卒選手として入ってくる頃に、どれだけの選手になっているかということです。逆に言えば、その時点ではある程度一軍で勝負できる選手にまで育っていってほしいと願っています。

 彼は一軍の3番手捕手を目指す訳ではありません。一軍で10年間は不動のレギュラーとしてマスクをかぶれる選手へと成長してほしいですし、そのために今はとにかくスイングの基本と体づくりに徹してほしいと思っています。


☆ま、メジャーの選手並みの体と力があれば高校時代のスイングでも飛ぶんでしょうが、何せ細身ですしね。加えてプロは木製バット。甲子園の時はそれこそ「神って」ましたが(笑)、甘い球を逃さず打ってたんですよね。プロでは、そこまで甘い球は来ない。


☆で、プロ仕様になって、それでも「自分のバッティング」ができるかどうか。小さくまとまってほしくはありませんからね。


☆お次も、若手の話。


◇広島 育成2位木下が2軍で奮闘 敦賀気比時代に甲子園で活躍 7/29(水) 14:00配信 デイリースポーツ

 育成入団の高卒ルーキーが早くも頭角を現している。木下元秀外野手は「一打席一打席でどれだけ結果を出せるか。まずは、その一打席に集中していきたい」と力を込める。

 ウエスタン・リーグ開幕2戦目の6月20日・中日戦(由宇)で代打として公式戦初出場を果たすと、翌日は「6番・右翼」で初スタメン出場。うれしい初安打も記録した。持ち味はパワーを生かした長打力。同27日のオリックス戦(オセアンBS)で初本塁打をマーク。7月21日の同戦(オセアンBS)では2-3で迎えた九回2死一、二塁で逆転となる2点適時二塁打を右翼線へ放ち、勝負強さも見せつけた。

 29日現在、17試合に出場、打率・163、1本塁打、6打点。打率こそ低いが存在感を示すことで、スタメンに名前を連ねる機会も増えてきた。「自分は足もないので、打撃しかないと思っている。どうやって飛ばすかというところを研究している」と飛距離アップをテーマに置き、理想の打撃フォームを追い求めている。

 その中で参考にしているのは、敦賀気比の先輩であるオリックス・吉田正尚外野手(27)だ。昨季はリーグ2位となる打率・322を記録し、29本塁打をマーク。確実性を兼ね備えた長距離砲から学ぶ点は多い。「同じ左だし、体格も似ている。マネしているわけではないが、いろんなことを吸収している」と話す。また、東出2軍打撃コーチも敦賀気比の先輩にあたり、“師弟”のような間柄とあって、多くのアドバイスを受けている。

 普段はチームメートからいじられるなど人気者。まずは支配下登録が目標だ。「結果を出したい。この世界、本塁打を打てないと長生きできない。本塁打を打てれば、支配下選手にもなれると思う」とアーチ量産への思いを口にする。「まだ半年だが、プロの球に負けないように力強くフルスイングしたい」と意気込む19歳が高い志を胸に道を切り開く。(デイリースポーツ・赤尾慶太)

 ◆木下元秀(きのした・もとひで)2001年7月25日生まれ。大阪府出身。左投げ左打ち。外野手。183センチ、91キロ。背番号124。今季の年俸240万円(推定)。敦賀気比高から2019年度育成ドラフト2位で広島入団。高2夏までエースだったが、野手に転向。3年夏の甲子園では12打数7安打6打点の数字を残した。高校通算38本塁打。海外ドラマ好き。好きな俳優はジェイソン・ステイサム。


☆いやいや、その後、打率は低いながら、7本のホームランをかっ飛ばし、7本は林くんの9本に次ぐ、チーム2位。スラッガータイプはカープでは貴重ですから、まずは来年あたり、支配下を勝ち取ってほしいですね。


☆おしまいは、再起したカープ戦士。


◇再起を果たしたカープ戦士<Vol.3>時代を彩る名バイプレーヤー 7/29(水) 12:09配信 広島アスリートマガジン

 プロ3年目の2012年に一軍デビューを果たし、14本塁打を放つなどブレイクしたカープ堂林翔太。翌年以降もスタメン定着が期待されたが、目の前に立ちはだかる一軍の壁は想像以上に分厚かった。

 しかしながら、今季は春先から好調をキープし6年ぶりに開幕スタメンを勝ち取ると、規定打席以上の打撃ランキングで常に上位を維持し続けている。ここでは堂林と同じくスランプや不運の故障によって苦境に立たされながら、そこから再起を遂げた鯉戦士たちの復活劇を振り返る。

◆安部友裕 合言葉は“覇気”! 10年目で規定打席到達の遅咲きの花

【2014年成績】3試合/3打数/打率.333/1安打/0本塁打/0打点
 ▼
【2017年成績】123試合/455打数/打率.310/128安打/4本塁打/49打点

 3連覇の主要メンバーである野村祐輔、菊池涼介そして田中広輔など1989年度組の中でも最も早くからプロ入りを果たしていた安部友裕。高校生ドラフト1巡目で指名を受けた大器は、ライバルたちに遅れをとったものの、長い下積みを経て唯一無二の存在感を身につけた。

 2014年まで守備面の不安定さが課題となっていたが、チームがリーグ優勝を果たした2016年に出場試合数を飛躍的に増加させると2017年は自らに発破をかける“覇気”の合言葉と、気合いを前面に押し出したプレーで活躍。

 下位打線のみならず、時には5番も打つなど、首脳陣からの期待に応えた上で初の規定打席に到達、さらにチームトップの打率.310をマークするなど、自己最高の成績を記録した。

◆東出輝裕 新監督就任を機に同学年・梵と鉄壁二遊間を形成

【2005年成績】39試合/67打数/打率.209/14安打/1本塁打/3打点
 ▼
【2006年成績】138試合/504打数/打率.282/142安打/0本塁打/23打点

 カープ伝統の機動力野球の申し子として1年目から一軍での経験を持つ東出輝裕。2~4年目はショートとしてチームトップの試合出場数を記録したが、5年目の2002年、故障により戦線離脱。以降ライバルの台頭などもあり2005年には39試合の出場に留まっていた。

 そんな東出の状況が一変したのが、2006年。マーティー・ブラウン新監督の就任、そしてそれまで二塁手を務めていた山﨑浩司の打撃不振により、再び二塁手のレギュラーに返り咲いた。

 同年に入団した社会人ルーキー・梵英心と共に形成した二遊間コンビは、同学年ということもあり試合を重ねるごとに徐々に連係が深化。2000年代カープを代表する二遊間コンビとして、鉄壁の守備でチームを支えていった。


◆河内貴哉 左肩の大手術から不屈のリハビリ。復帰後は左殺しのスペシャリストに

【2011年成績】一軍登板なし
 ▼
【2012年成績】28試合/1勝/0敗/0セーブ/3ホールド/防御率2.08

 3球団競合の末、カープに入団した大型左腕・河内貴哉。オールスターにも出場した5年目の2004年に自己最多の8勝を挙げたが、以降は伸び悩み2008年には左肩の手術に踏み切った。

 育成選手としての苦労、想像を絶する長いリハビリ生活にも耐え抜くことができたのは術後に出来上がった“マツダスタジアムのマウンドに絶対に立つ”という強い気持ち、そしてリハビリ、練習に協力してくれた周囲の関係者の思いに応えようという意志があったからに他ならない。

 そして背番号24が一軍のマウンドに戻ってきたのは2012年のこと。5月23日のソフトバンク戦に1842日ぶりに登板し1回を無失点に抑えると、以降も左殺しのスペシャリストとして2015年まで現役を全うした。


☆安部ちゃんは、ほんとにバッティングの技術は進歩しました。性格的にムラがあったのですが、それもなくなって、規定到達の3割をマーク。その後はホームランも打てるようになりました。彼も体作りですかね、課題は。


☆で、東出・梵と言えば、暗黒時代の二遊間ですが(笑)、いやいや、カープらしい、独特の個性を持った2人で、リーグ3連覇の時のように、「カープ野球」が確立した時代に活躍してたら、もっとその力を発揮してたと思いますよ。


☆河内さんは、いい時はほんとに左殺しで、メチャメチャ遅いのに、バットに当たらない(笑)。バッターを抑えるには、いかに打ちにくい球を投げるか。150㎞のストレートがないなら、どうやって抑えるか。そのために、自分の武器は何か。そういった様々なことを考えることの大事さを、河内さんは教えてくれたように思います。




◇7月29日(水)セ・リーグ

▽巨人 2 - 3 DeNA (G6-2 18:00 東京ドーム)
戦評
 DeNAが接戦を制した。DeNAは3回表、梶谷のソロで先制する。そのまま迎えた5回には、高城の2ランが飛び出しリードを広げた。投げては、先発・濱口が6回途中2失点で今季2勝目。敗れた巨人は、6回に丸とウィーラーのソロで1点差に迫るも、あと一歩及ばなかった。
勝 [DeNA] 濵口 (2勝1敗0S)
敗 [巨人] 戸郷 (3勝2敗0S)
セーブ [DeNA] 三嶋 (0勝1敗1S)
本塁打 [DeNA] 梶谷7号(3回表ソロ) 髙城2号(5回表2ラン) [巨人] 丸8号(6回裏ソロ) ウィーラー4号(6回裏ソロ)
【De】濵口、平田、山﨑、パットン、三嶋
【G】戸郷、大江、田中豊、大竹、高梨


▽ヤクルト 3 - 1 阪神 (S4-4 18:00 神宮)
戦評
 ヤクルトは1点を追う4回裏、村上の2ランで逆転に成功する。そのまま迎えた6回には、塩見のソロが飛び出しリードを広げた。投げては先発・原が5回1失点。その後は5投手の継投で逃げ切り、原は今季2勝目を挙げた。敗れた阪神は、打線が1得点と振るわなかった。
勝 [ヤクルト] 原 (2勝0敗0S)
敗 [阪神] ガルシア (0勝3敗0S)
セーブ [ヤクルト] 石山 (2勝1敗6S)
本塁打 [ヤクルト] 村上5号(4回裏2ラン) 塩見3号(6回裏ソロ)
【T】ガルシア、能見、望月、伊藤和
【S】原、梅野、長谷川、マクガフ、清水、石山


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 巨人   32 20 10 2 .667 -
② ヤクルト 33 16 13 4 .552 3.5
③ 阪神   32 16 15 1 .516 1.0
④ DeNA 34 16 17 1 .485 1.0
⑤ 広島   32 12 17 3 .414 2.0
⑥ 中日   35 13 21 1 .382 1.5


◇【29日のプロ野球公示】ベイスターズが三上朋也を登録 楽天は森原康平を抹消 千葉ロッテは6選手を入れ替え 7/29(水) 16:08配信 ベースボールチャンネル

 日本野球機構は29日付の出場選手登録、登録抹消を公示した。

<セ・リーグ>
【登録】
DeNA    投手  三上 朋也
ヤクルト   投手  大下 佑馬

【抹消】
DeNA    外野手 桑原 将志
阪神     投手  秋山 拓巳
ヤクルト   投手  G.イノーア
ヤクルト   投手  坂本 光士郎

※8月8日以後でなければ出場選手の再登録はできない。

<パ・リーグ>
【登録】
西武     投手  松本 航
楽天     投手  久保 裕也
ロッテ    投手  唐川 侑己
ロッテ    投手  南 昌輝
ロッテ    投手  永野 将司

【抹消】
楽天     投手  森原 康平
ロッテ    投手  東條 大樹
ロッテ    投手  山本 大貴
ロッテ    投手  石崎 剛
日本ハム   投手  村田 透
オリックス  投手  A.アルバース

※8月8日以後でなければ出場選手の再登録はできない。


◇7月30日(木)の予告先発投手

○読売ジャイアンツ
C.C.メルセデス
5試合2勝2敗 防御率3.18 WHIP1.27
対DB 1試合0勝0敗 防御率1.59 WHIP1.59
 VS (東京ドーム 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
大貫 晋一
4試合2勝2敗 防御率2.70 WHIP1.00
対G 1試合0勝1敗 防御率4.50 WHIP2.00

○東京ヤクルトスワローズ
高橋 奎二
3試合0勝1敗 防御率3.45 WHIP1.28
対T 1試合0勝0敗 防御率3.18 WHIP1.24
 VS (神宮 18:00)
○阪神タイガース
藤浪 晋太郎
1試合0勝1敗 防御率6.00 WHIP1.67
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○広島東洋カープ
K.ジョンソン
4試合0勝3敗 防御率5.73 WHIP1.55
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (マツダ 18:00)
○中日ドラゴンズ
岡野 祐一郎
5試合2勝1敗 防御率4.13 WHIP1.38
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


☆森下くんは、初の巨人戦に。


◇広島D1・森下、初の巨人戦先発へ 7/29(水) 18:34配信 サンケイスポーツ

 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が31日からの巨人3連戦(東京ドーム)の1戦目に先発する可能性が29日、高まった。

 この日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で汗を流した右腕は当初、あす30日の中日3戦目(マツダ)に先発するとみられていたが、この日の午後に発表された予告先発はK・ジョンソンだった。

 今季先発4試合で2勝1敗、防御率2・36と好成績をマーク。コンディション不良で先発ローテを1度外れたものの、前評判通りの実力を発揮している。エース大瀬良が出場選手登録抹消を外れる危機的状況で、期待の新星が敵地東京ドームに乗り込み、初のG斬りに挑む。


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source : K.Oのカープ・ブログ。