2015年5月2日土曜日

これはひどい。イデウンと田中の四球祭りで大量失点。ハムに大敗

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ファイターズ 11 - 3 マリーンズ

ニッカン式スコア
ダイジェスト動画

始球式だけ見て帰ればよかった・・・。

と言うわけにもいきませんので、試合を振り返りたいと思います。
今日から始まる首位日ハムとの3連戦。なんとか1勝しないといけません。
3連戦の中で最も期待できるはずのイデウンが先発だったのですが、今日はコントロールが最悪。
四球連発でお話になりません。

1回表。
今日のイデウンはいつも以上に立ち上がりが悪いです。
西川三振も田中賢介内野安打、中田、ハーミッダ四球で1死満塁。
ここで近藤にライトにタイムリーを打たれて2点を失います。
さらにレアードにも2点タイムリーを打たれて4-0。
初回から4点も失ってしまいました。
今日の球審は工藤。ストライクゾーンがとても狭いように見えました。
OBTVでも佐野さんがストライクゾーンが厳しすぎるのではないかと指摘。

【厳しい審判】イ・デウンの失点は 元プロ選手の息子さんの判定にあり!?

あまりにも厳しいのでストライクを取ろうと真中に集まったところをやられたようです。
イデウンにとっては不運な面もありますが、それでも抑えてもらわなければなりません。

2回表はヒットと四球で無死1,2塁とされますが、田中賢介の二遊間を抜けようかという打球をクルーズがスーパーキャッチ。ダブルプレーに仕留めてピンチを脱します。

3回表。
クルーズがソロホームラン!
4-1と3点差にします。今日のクルーズは好守に冴え渡っていましたね。

3回裏。
中田と近藤にヒットを打たれ、レアード四球でまた満塁。
今度は谷口に犠牲フライを打たれ、5-1とされてしまいました。
イデウンはこの回限りで降板。修正点がいくつも出ましたね。
コントロールと立ち上がりの悪さ。そして打たれたときにふてくされたりマウンドに怒りをぶつけたりしているように見えましたから、ボールだけでなく感情もコントロールできるようになってほしいです。


4回表からはなんと29日の試合で先発したルーキー田中が2番手として登場しました。
今日はプレッシャーの無い場面ですから好投を期待したのですが、まあひどいピッチング。
とにかくストライクが入りません。ボール連発。
いきなり四球3つで満塁とし、レアードにも押し出し四球で6-1。
ストレートが低めに決まる時もあるのですが、話にならないピッチングです。

5回表からはルーキー田中のピッチングフォームが変わりました。
ゆったりとした二段モーション気味のフォームで、中島ピッチャーゴロで1アウト。
西川にはヒットを打たれ、悠々と盗塁を決められ1死2塁となります。
クイックができないようですね。
しかし田中を空振り三振、陽も三振でチェンジ。なんとか無失点で凌ぎました。
なお、このあたりから初回の非常に厳しいストライクゾーンが一転して広くなっています。

一方のマリーンズ打線は今年見事に復活した吉川の前にクルーズ以外沈黙。5回終わって1点のみです。

6回表は中田ツーベースのあと、ハーミッダにセンターへのタイムリーヒットを打たれて7-1。
さらに近藤レフト前ヒット、レアードサードファールフライ、谷口ヒットで1死満塁となります。
続く中島は打ち取るも、ライトへのタイムリーヒットを打たれて9-1。
田中はこの回で降板となりました。

6回裏には清田がソロホームランを放ち9-2。不甲斐ない野手陣の中で頑張っていますね。


7回表は黒沢が登場。
陽のヒットの後、中田にツーランホームランを打たれ11-2となってしまいます。
さらにハーミッダはファーストゴロ、井口が後逸。ボールが全く見えていないようです。
その後近藤サードフライ、レアードサードゴロゲッツーでチェンジとなりました。

井口に来るべき時が来たようです。
今の井口はボールが見えておらず、体も動きません。
どんな名選手でも、いつかは衰える時が来ます。
体もそうですし、一番は目。動くものが見えなくなるのです。
今の井口は1軍レベルの選手ではありません。
潔く引退し、更新に道を譲るべきでしょう。
フリオ・フランコは「まだできることがあるなら迷わずやるべきだ」と言っていましたが、契約の上にあぐらをかいて晩節を汚すのは「できること」のうちに入りません。
井口の決断は?
おそらく明日以降もそのまま1軍にい続けるでしょうね。悲しいことです。

その後マリーンズは細谷の犠牲フライで3点目を取るも、そのまま試合終了。
3-11で大敗しています。
イデウンの大炎上で決した試合ではありますが、出てくるピッチャーが四球を連発していては攻撃にも響きますね。

【今日のロッテ】四死球で打撃のリズムを狂わせた投手陣は猛反省すべき!(OBTV)

野手陣の中では一人クルーズがやる気を出していました。
再三にわたる好プレーでヒットを防ぎ、打ってはソロホームラン。
しかも今日はルーキー田中が四球を出すと真っ先にマウンドに行って励ましていました。
これは大変珍しい光景です。その後クルーズはセカンドから胸に手を当てて「エイスケ!ハートだ!」というようなゼスチャーをしていました。クルーズとしても田中が心配だったのでしょう。
あとは清田ぐらいでしょうか。今日の試合でプロの選手と呼べるのは。
鈴木大地もマウンドに何度も行っていましたから、大地は次点で。

なおOBTBでもギャオスらがクルーズを誉めています。

【今日のいちポジ】ロッテ・クルーズの守備を称える!(OBTV)


あとはルーキー田中ですね。
低めに決まるストレートがあっても、ストライクが取れないのではどうしようもありません。
お尻が小さく、まだ1軍のピッチャーとしての体も出来上がっていないのではないでしょうか。
今の田中が1軍レベルではないのは誰が見てもわかります。
4月25日の試合でも失点していましたから、まだ1軍に上げるのは早かったのですよ。
誰だ?1軍に上げろと言ったのは?営業サイド?社長が営業熱心だから調子に乗っているのか?
田中1軍昇格を強行に推し進めた人間は責任を取るべきですね。チームの営業成績のために若いこれからのピッチャーを潰してはいけません。

田中はまだまだこれから。数年後には先発ローテを担ってくれるでしょう。

【京大田中】中継ぎ登板にもOBが“赤点採点”(OBTV)



明日の先発は藤岡ですって。
どうなんですかね。やっぱりダメなんですかね。奇跡が起きたりは・・・、しませんかね。

ロッテ田中落第2軍 赤点デビューから中1日も赤点 (ニッカン)

宿題をもらって、再びファームで出直す。初の京大卒プロ野球選手で、ロッテのドラフト2位田中英祐投手(23)の2軍降格が決まった。先発デビューから中1日で臨んだ2戦目は初の救援マウンドも、日本ハム打線につかまり、3回を6安打4四球4失点と再び打ち込まれた。2戦計9失点で防御率は13・50。制球難と力不足を痛感するとともに、1軍在籍3日で試合後、2軍での再調整を命じられた。

 追試でも及第点に及ばず、1軍から落第した。立ちはだかるプロの壁に、ロッテ田中の顔が青ざめた。ロングリリーフも3イニング目に突入した6回、容赦ない洗礼打を浴びた。先頭の4番中田にすべて直球勝負を挑み、2球で簡単に追い込んだまでは良かったが、3球目の143キロは軽々と左翼線を破られた。近藤まで3連打の後、2死満塁から西川には2点適時打。この回だけで5安打を集中され、さらに3失点で試合を決められた。

 対戦も2巡目となれば、力の差は歴然だった。4回、陽岱鋼の打席で記録した1軍最速147キロの直球は、6回途中から135キロまで減速した。変化球もスライダーでしかカウントを稼げず、コースも甘かった。立ち上がりの4回は先頭の田中にストレートで、レアードには押し出しと、この回だけで4四球を乱発。初登板初先発となった4月29日の西武戦と同じく、制球難を解消できなかった。伊東監督は「球の強さも、変化球の切れもない。それをカバーするコントロールもない」とバッサリ。「少し期待していたけど、早過ぎたかな。厳しいですね。もう1回、下でやってもらう」と2軍降格を決めた。

 72球を投じたデビュー戦から中1日。心身の疲労が残り、屋外での初ナイターと慣れない条件も重なった。それでも田中は「自分の力のなさ。フォームだったり、クイックだったり、課題はいっぱいある」と現実を受け止めた。2軍では再び、先発として経験を積む。「いい経験をしたとはいわないけど、2回もチャンスをいただいた。ここで投げられるように、もう1回、下でやり直したい」。真っすぐ前を向き、荷物をまとめて1人、帰寮した。



2試合炎上のロッテ・田中が2軍落ち!「打たれたのは力のなさ」 (サンスポ)

--中継ぎでも結果を残せなかった

 田中「前回同様、自分のピッチングはできなかった。ある程度、改善できた部分もあったと思いますが、それでも打たれたのは力のなさです」

 --やはり1軍の打者は甘い球を見逃してはくれないか

 「打者というより、ボク自身が、まだまだやらなければいけないことが多い…ということを痛感しました」

 --今回の1軍はいい経験になったか

 「結果がこうですから、いい経験とは言えない。ただ、2回も投げさせてもらえたことは、ありがたかったです」

 --落合投手コーチからは何か言葉は

 「しっかり、やるべきことをやって来いと…。(再び)先発でということでした。こういう場(1軍)で本当にまた投げられるよう、自分でもがんばりたいです」


では、今日の写真をどうぞ。

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source : マリンブルーの風